JPH0191502A - 誘電体共振器 - Google Patents

誘電体共振器

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JPH0191502A
JPH0191502A JP24934987A JP24934987A JPH0191502A JP H0191502 A JPH0191502 A JP H0191502A JP 24934987 A JP24934987 A JP 24934987A JP 24934987 A JP24934987 A JP 24934987A JP H0191502 A JPH0191502 A JP H0191502A
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JP
Japan
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dielectric
electrode film
film
strip line
substrate
Prior art date
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Application number
JP24934987A
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English (en)
Inventor
Morikazu Adachi
安達 盛一
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トリプレート型ストリップライン構造の誘電
体共振器に関する。
〔従来の技術〕
従来から、誘電体共振器の一例として、例えば第6図及
び第7図に示すような角筒共振器25がある。これは直
方体状の誘電体ブロック20に貫通孔21を形成し、該
貫通孔21の内表面に内温電膜22を形成するとともに
、該誘電体ブロック20の開放端側端面20aを除く外
表面に外感電膜23を形成して構成されている。また、
この誘電体角筒共振器25を実装基vi26上に実装す
る場合は、上記貫通孔21内に薄板状の金属製端子27
を圧入し、該端子27の先端と上記基板26上の回路電
極とを半田24により接続するようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の誘電体角筒共振器25では、
貫通孔21内に内扉を膜22を被覆形成する場合、自動
化が困難であるので人手による筆塗りが採用されている
ことから、それだけ生産性が低いという問題点がある。
ここで、上記問題点を解決できる共振器として、マイク
ロストリップライン共振器がある。このストリップライ
ン共振器は一枚の誘電体基板の両生面にそれぞれ導体ス
トリップライン、接地導体膜を形成して構成されており
、つまり基板の露出面に上記内導体膜に相当する導体ス
トリップラインを形成する構造であるので、自動化が可
能であり、手塗り作業を省略できる分だけ生産性を向上
できる。ところが、上記ストリップライン共振器では、
導体ストリップラインの上面が開放されていることから
、電磁界エネルギーの漏れが大きくなり、その結果上記
角筒共振器に比べてQが小さくなるという弊害が生じる
また、上記従来の誘電体角筒共振器25では、金属製端
子27により外部回路と接続する構造であることから、
該端子27の外力等による変形によって浮遊容量が変動
し易く、その結果共振周波数が不安定になるという問題
点がある。
本発明の目的は、Qを下げることなく自動化の採用を可
能にして生産性を向上でき、しかも共振周波数の変動を
回避できる新規な構造の誘電体共振器を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明は、第1誘電体基板の第1主面に導体スト
リップラインを形成し、第2主面の縁部に接続電極膜を
形成し、上記第1基板の端面に上記導体ストリップライ
ンと接続電極膜とを接続するとともに、外部回路に接続
される端子電極膜を形成し、第2誘電体基板を上記第1
主面上に接着するとともに、この接着してなる誘電体ブ
ロックの外表面に少なくとも上記開放端側部分を除き、
かつ上記端子電極膜及び接続電極膜との間にギャップを
設けて接地導体膜を形成したことを特徴とする誘電体共
振器である。
〔作用〕
本発明に係る誘電体共振器によれば、導体ストリップラ
インが形成された第1誘電体基板の上面に第2誘電体基
板を接着したので、導体ストリップラインの上面は閉塞
されており、その結果電磁界エネルギーの漏れを封じる
ことができ、Qの低下を補償でき、角筒共振器と略同様
のQを確保できる。
また、上記第1.第2基板の外表面に導体ストリップラ
イン、接地導体膜等を形成する構造であるから、例えば
導体ストリップラインを形成する場合は、マザーユニッ
トにマルチ印刷技術により多数組の導体ストリップライ
ンを同時に形成し、これをカット技術により所定の寸法
のエレメントに切断すればよく、また、接地導体膜等に
ついては上記カットされたエレメントを多数並べ、これ
にマルチ印刷すればよい、このように本発明の共振器の
製造においては、容易に自動化できるから、上述の手塗
り作業を要する場合に比べて生産性を大幅に向上できる
さらに、本発明は、第1誘電体基板に導体ストリップラ
インを接続電極膜に接続する端子電極膜を形成したので
、共振器の基板への実装においては、この端子電極膜を
直接外部回路に半田付けすればよく、フェースボンディ
ングを可能にできる。
また従来の金属製端子を不要にできるから、部品コスト
を低減できるとともに、端子板の浮遊容量の影響による
共振周波数の変動の問題を解消できる。さらにまた上記
接続電極膜が外部回路に当接することから、外部との接
続を確実なものにすることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例による誘電体共
振器を説明するための図である。
図において、1は本実施例の誘電体共振器であり、これ
はセラミックス製第1誘電体基板2と、これと同一寸法
、同材質からなる第2誘電体基板3とから構成されてい
る。上記第1誘電体基板2の第1主面2aの中央部には
長手方向両端縁に延びる導体ストリップライン4が形成
されている。
また第2主面2bの、該導体ストリップライン4の開放
端4a部分と該第1基板2を挟んで対向する縁部には接
続電極膜5が形成されている。さらに上記第1誘電体基
板2の開放端4a側端面2cの中央部には、上記導体ス
トリップライン4と接M電極膜5とを接続する端子電極
膜6が形成されている。
また、上記第1誘電体基vi2の第1主面2a上には第
2誘電体基板3が一生面を対向させて絶縁性接着剤によ
り貼り合わされており、これにより誘電体ブロック10
が形成されている。また上記導体ストリップライン4の
表面は第2誘電体基板3によって覆われていることとな
る。
そして、上記誘電体ブロックlOの外表面の第2図右側
縁部分を除く部分、つまり導体ストリップライン4の開
放端側を除く部分には、接地導体膜7が形成されている
。即ち、上記接地導体膜7と接続電極膜5及び端子電極
膜6との間にギャップtが設けられており、このギャッ
プtにより上記接地導体膜7と端子電極膜6との短絡を
防止している。なお、上記誘電体ブロック10の第2図
左側端面1aにも接地導体膜7が形成されており、これ
と導体ストリップライン4の短絡端4bとは接続されて
いる。
ここで、上記誘電体共振器1を製造する工程の一例につ
いて簡単に説明する。
まず、誘電体からなるマザーユニットの一生面に、マル
チ印刷によりAg等からなる導体ストリップライン4を
形成し、該ユニットを所定の寸法のエレメントに切断し
て多数の第1誘電体基板2を作成する0次に、上記第1
誘電体基板2の第1主面2a上に第2誘電体基板3を接
着した後、この外周面に、レジストエツチング法により
接続電極膜5.端子電極膜6及び接地導体膜7を形成す
る。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例の誘電体共振器1を実装基板上に実装する場合
は、該共振器1をこれの接地導体膜7が基板上面のアー
ス1を極膜上に当接し、かつ接続電極膜5が回路電極膜
に当接するように載置し、しかる後、端子を極膜6と基
板上面の回路電極膜とを半田により接続する。
そして本実施例の誘電体共振器1は、λ/4波長TEM
共振モードを生じさせるように構成されているが、第1
誘電体基板2の導体ストリップライン4が形成された第
1主面2aに第2誘電体基板3を接着したので、導体ス
トリップライン4の上面はこの第2誘電体基板3で覆わ
れることになり、1を磁界エネルギーの漏れを封じるこ
とができ、Qの低下を抑制でき、角筒共振器と略同様の
Qを補償することができる。
また、本実施例の共振器1の製造にあたっては、第1基
板2の第1主面2aが露出した状態で導体ストリップラ
イン4を形成し、また誘電体ブロック10の外表面に接
地導体膜7及び接続、端子電極膜5.6を形成すること
となるので、自動化が可能であり、従来の角筒共振器に
おけるような貫通孔内面の手塗り作業を省略でき、それ
だけ生産性を向上できる。
さらに、第1誘電体基板2に接続電極膜5及び端子電極
膜6を形成したので、卯ち、外部回路との接続用端子を
上記第1基板2の端面に形成したから、基板表面への実
装においてはこの端子電極膜6を直接外部回路に半田付
けすればよく、従来の金属製端子板を不要にでき、この
端子板の浮遊容量の影響による共振周波数の変動の問題
を解消できる。
第4図及び第5図はそれぞれ上記実施例の変形例を示し
、図中、第1図と同一符号は同−又は相当部分を示す6
本変形例は、接続ilt極膜5及び端子電極膜6部分の
浮遊容量を減らすための構造である。
第4図は、第211電体基板3の長手方向長さを第1誘
電体基板2より短くして、第1誘電体基板2の開放端4
a側部分を露出させるとともに、該第1誘電体基板2の
端間2Cの面積が小さくなるようにテーバ部8を形成し
た例であり、これによって上記実施例と同様の効果が得
られるとともに浮遊容量を減少できる。
第5図は、第1誘電体基板2を、接続、端子電極膜5.
6が形成された開放端部分9aと接地導体膜7が形成さ
れた短絡端部分9bとに分割し、かつ上記開放端部分9
aの基板に低誘電率りのものを採用し、短絡端部分9b
の基板及び第2誘電体基板3に高誘電率a、のちのを採
用し、これらを接着して浮遊容量の小さい誘電体共振器
lを構成した例であり、この場合でも上記実施例と同様
の効果が得られる。
なお、上記実施例では、λ/4波長共振器を例にとうて
説明したが、本発明はλ/2波長形共振器にも適用でき
る。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明に係る誘電体共振器によれば、第
1誘電体基板の、第1主面に導体ストリップラインを、
第2主面の開放端側縁部に接続電極膜をそれぞれ形成し
、該第1基板の開放端側端面に上記導体ストリップライ
ンと接続i!電極膜を接続するとともに、外部回路に接
続される端子電極膜を形成し、第2誘電体基板を上記第
1主面上に接着し、この誘電体ブロックの外表面に少な
くとも開放端側部分を除き、かつ端子電極膜及び接続1
1iti膜との間にギャップを設けて接地導体膜を形成
したので、Qを低下させることなく生産性を向上でき、
しかも共振周波数の変動を回避できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例による誘電体共
振器を説明するためのものであり、第1図はその誘電体
共振器を構成する第1.第2誘電体基板を示す分解斜視
図、第2図は該両基板を接着した状態を示す斜視図、第
3図はその底面図、第4図及び第5図はそれぞれ上記実
施例の変形例を示す分解斜視図、第6図及び第7図はそ
れぞれ従来の誘電体角筒共振器を示す斜視図、断面側面
図である。 図において、1は誘電体共振器、2は第1誘電体基板、
2aは第1主面、2bは第2主面、3は第2誘電体基板
、4は導体ストリップライン、4aは導体ストリップラ
インの開放端、5は接続電極膜、6は端子電極膜、7は
接地導体膜、10は誘電体ブロックである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1誘電体基板の第1主面に導体ストリップライ
    ンを形成し、第2主面の側縁部に接続電極膜を形成し、
    上記第1基板の端面に上記導体ストリップラインの開放
    端と接続電極膜とを接続するとともに、外部回路に接続
    される端子電極膜を形成し、第2誘電体基板を上記第1
    主面上に接着するとともに、この接着されてなる誘電体
    ブロックの外表面に、少なくとも上記開放端側を除き、
    かつ上記端子電極膜及び接続電極膜との間にギャップを
    設けて接地導体膜を形成したことを特徴とする誘電体共
    振器。
JP24934987A 1987-10-01 1987-10-01 誘電体共振器 Pending JPH0191502A (ja)

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