JP3151765B2 - ミシンの縫い位置移動装置 - Google Patents
ミシンの縫い位置移動装置Info
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- JP3151765B2 JP3151765B2 JP18679592A JP18679592A JP3151765B2 JP 3151765 B2 JP3151765 B2 JP 3151765B2 JP 18679592 A JP18679592 A JP 18679592A JP 18679592 A JP18679592 A JP 18679592A JP 3151765 B2 JP3151765 B2 JP 3151765B2
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- Japan
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- sewing machine
- sewing
- axis direction
- arm
- bed
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B23/00—Sewing apparatus or machines not otherwise provided for
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B11/00—Machines for sewing quilts or mattresses
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動模様縫いミ
シンに利用しうる、ミシンの縫い位置移動装置に関す
る。
シンに利用しうる、ミシンの縫い位置移動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ミシンにおいては、ミシン本体と縫製対
象物とのいずれか一方を動かし、縫い位置を移動させ
る。例えば刺繍機では、X軸方向とY軸方向にそれぞれ
自由に位置を動かせる枠で布を支持し、該枠を移動する
ことによって、様々な方向への縫い位置移動を可能にし
ている。
象物とのいずれか一方を動かし、縫い位置を移動させ
る。例えば刺繍機では、X軸方向とY軸方向にそれぞれ
自由に位置を動かせる枠で布を支持し、該枠を移動する
ことによって、様々な方向への縫い位置移動を可能にし
ている。
【0003】布を固定し、ミシン本体を移動するように
構成したミシンとしては、例えば実公昭61−3262
6号公報に開示されたものが公知である。この種の従来
のミシンにおいては、レ−ル等の支持部材を介してキャ
リッジを前後方向に移動自在に支持し、このキャリッジ
を前後方向に移動する第1の駆動機構を設けてあり、キ
ャリッジ上には、更にレ−ル等の支持部材を介してミシ
ン本体を左右方向に移動自在に支持し、ミシン本体を左
右方向に動かす駆動機構を備えている。
構成したミシンとしては、例えば実公昭61−3262
6号公報に開示されたものが公知である。この種の従来
のミシンにおいては、レ−ル等の支持部材を介してキャ
リッジを前後方向に移動自在に支持し、このキャリッジ
を前後方向に移動する第1の駆動機構を設けてあり、キ
ャリッジ上には、更にレ−ル等の支持部材を介してミシ
ン本体を左右方向に移動自在に支持し、ミシン本体を左
右方向に動かす駆動機構を備えている。
【0004】ミシン本体は、一般に針,針棒,上軸等を
含むア−ム部と、釜,ボビン,下軸等を含むベッド部と
で構成されるが、ア−ム部とベッド部とは正確に位置を
合わせる必要がある。また、ア−ム部とベッド部との間
に縫製対象物が配置されるので、通常のミシンではア−
ム部とベッド部とが側方に設けられる支柱によって連結
され、それらは一体化されている。この支柱部分によっ
て布の移動が妨げられるので、縫製範囲を広くするため
に、針の位置と支柱の位置との距離がなるべく大きくな
るように設計される。
含むア−ム部と、釜,ボビン,下軸等を含むベッド部と
で構成されるが、ア−ム部とベッド部とは正確に位置を
合わせる必要がある。また、ア−ム部とベッド部との間
に縫製対象物が配置されるので、通常のミシンではア−
ム部とベッド部とが側方に設けられる支柱によって連結
され、それらは一体化されている。この支柱部分によっ
て布の移動が妨げられるので、縫製範囲を広くするため
に、針の位置と支柱の位置との距離がなるべく大きくな
るように設計される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実公昭61−3262
6号公報のミシンでは、ア−ム部とベッド部とを別体と
して分離し、キャリッジ上で両者を同じ量だけ動かすこ
とによって、両者の位置がずれないように位置合わせし
ている。また、ア−ム部とベッド部とをキャリッジの左
端と右端の両側に配置したフレ−ムでそれぞれ支持する
ことによって、キャリッジの左端と右端との間隔を大き
くし、それによってア−ム部とベッド部との左右方向の
移動範囲を比較的大きくとれるように構成してある。
6号公報のミシンでは、ア−ム部とベッド部とを別体と
して分離し、キャリッジ上で両者を同じ量だけ動かすこ
とによって、両者の位置がずれないように位置合わせし
ている。また、ア−ム部とベッド部とをキャリッジの左
端と右端の両側に配置したフレ−ムでそれぞれ支持する
ことによって、キャリッジの左端と右端との間隔を大き
くし、それによってア−ム部とベッド部との左右方向の
移動範囲を比較的大きくとれるように構成してある。
【0006】しかしながら、上記従来のミシンでは、ア
−ム部とベッド部とが同一のキャリッジ上に搭載されて
いるので、ミシン本体の左右方向の移動範囲は、キャリ
ッジの両端に設けられたフレ−ムによってその内側に規
制される。実際には、キャリッジ両端のフレ−ム,及び
ミシン本体がそれぞれある程度の大きさを有するので、
ミシン本体の左右方向の移動範囲は、キャリッジ全体の
大きさに比べ、かなり狭い範囲に制限される。
−ム部とベッド部とが同一のキャリッジ上に搭載されて
いるので、ミシン本体の左右方向の移動範囲は、キャリ
ッジの両端に設けられたフレ−ムによってその内側に規
制される。実際には、キャリッジ両端のフレ−ム,及び
ミシン本体がそれぞれある程度の大きさを有するので、
ミシン本体の左右方向の移動範囲は、キャリッジ全体の
大きさに比べ、かなり狭い範囲に制限される。
【0007】また、ミシン本体の左右方向の移動範囲を
大きくするために、キャリッジを大型にすると、キャリ
ッジの重量が大きくなるので、それを移動する速度を上
げることができず、縫製速度の点で問題が生じる。
大きくするために、キャリッジを大型にすると、キャリ
ッジの重量が大きくなるので、それを移動する速度を上
げることができず、縫製速度の点で問題が生じる。
【0008】従って本発明は、ミシン全体の大きさに比
べて、従来よりも広い範囲で前後方向及び左右方向にミ
シン本体(ア−ム部とベッド部)を移動可能にし、縫製
可能な範囲を広げるとともに、縫製速度の向上を可能に
することを課題とする。
べて、従来よりも広い範囲で前後方向及び左右方向にミ
シン本体(ア−ム部とベッド部)を移動可能にし、縫製
可能な範囲を広げるとともに、縫製速度の向上を可能に
することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のミシンの縫い位置移動装置は、基台(1)
上に設けられ、水平面内の2つの軸方向に対してそれぞ
れ移動する可動支持部(11x,11y)を有する下側移動手
段(10);該下側移動手段の前記可動支持部に支持さ
れ、釜,ボビン,下軸等を有するミシンベッド手段
(2);矩形の四隅の各位置に配置された4つの支柱
(3a,3b,3c,3d)を介して、前記基台上に支
持された天井支持手段(4);該天井支持手段に支持さ
れ、水平面内の2つの軸方向に対してそれぞれ移動する
可動支持部(21x,21y)を有する上側移動手段(20);
該上側移動手段の前記可動支持部に支持され、針,針
棒,上軸等を有するミシンア−ム手段(5);前記ミシ
ンベッド手段とミシンア−ム手段との間に配置される縫
製対象物(6)を支持する縫製対象物支持手段(7);
及び前記下側移動手段と上側移動手段の移動量を制御
し、前記ミシンベッド手段とミシンア−ム手段とを位置
合わせする位置合わせ制御手段(8);を備える。
に、本発明のミシンの縫い位置移動装置は、基台(1)
上に設けられ、水平面内の2つの軸方向に対してそれぞ
れ移動する可動支持部(11x,11y)を有する下側移動手
段(10);該下側移動手段の前記可動支持部に支持さ
れ、釜,ボビン,下軸等を有するミシンベッド手段
(2);矩形の四隅の各位置に配置された4つの支柱
(3a,3b,3c,3d)を介して、前記基台上に支
持された天井支持手段(4);該天井支持手段に支持さ
れ、水平面内の2つの軸方向に対してそれぞれ移動する
可動支持部(21x,21y)を有する上側移動手段(20);
該上側移動手段の前記可動支持部に支持され、針,針
棒,上軸等を有するミシンア−ム手段(5);前記ミシ
ンベッド手段とミシンア−ム手段との間に配置される縫
製対象物(6)を支持する縫製対象物支持手段(7);
及び前記下側移動手段と上側移動手段の移動量を制御
し、前記ミシンベッド手段とミシンア−ム手段とを位置
合わせする位置合わせ制御手段(8);を備える。
【0010】なお上記括弧内に示した記号は、本発明を
構成する各要素と対応する後述する実施例中の要素の符
号を参考までに示したものであるが、本発明の各構成要
素は実施例として示した特定の要素のみに限定されるも
のではない。
構成する各要素と対応する後述する実施例中の要素の符
号を参考までに示したものであるが、本発明の各構成要
素は実施例として示した特定の要素のみに限定されるも
のではない。
【0011】
【作用】本発明においては、ミシンベッド手段(ベッド
部)とミシンア−ム手段(ア−ム部)とは完全に分離さ
れており、それぞれ独立した駆動機構によって駆動され
る。即ち、ミシンベッド手段は、下側移動手段を駆動す
ることによって、基台に対し水平面内で任意の方向に移
動でき、ミシンア−ム手段は、上側移動手段を駆動する
ことによって、基台に対し水平面内で任意の方向に移動
できる。また、ミシンア−ム手段を支持する天井支持手
段は、矩形の四隅の各位置に配置された4つの支柱によ
って基台上に支持されているので、各々の支柱と支柱と
の間にはフレ−ム等を設ける必要がない。従って、ミシ
ンベッド手段及びミシンア−ム手段を左端又は右端まで
移動しても、それがフレ−ム等に衝突することはないの
で、ミシン全体の大きさに比べて広い範囲で、ミシンベ
ッド手段及びミシンア−ム手段を移動することができ、
広い縫製範囲が得られる。
部)とミシンア−ム手段(ア−ム部)とは完全に分離さ
れており、それぞれ独立した駆動機構によって駆動され
る。即ち、ミシンベッド手段は、下側移動手段を駆動す
ることによって、基台に対し水平面内で任意の方向に移
動でき、ミシンア−ム手段は、上側移動手段を駆動する
ことによって、基台に対し水平面内で任意の方向に移動
できる。また、ミシンア−ム手段を支持する天井支持手
段は、矩形の四隅の各位置に配置された4つの支柱によ
って基台上に支持されているので、各々の支柱と支柱と
の間にはフレ−ム等を設ける必要がない。従って、ミシ
ンベッド手段及びミシンア−ム手段を左端又は右端まで
移動しても、それがフレ−ム等に衝突することはないの
で、ミシン全体の大きさに比べて広い範囲で、ミシンベ
ッド手段及びミシンア−ム手段を移動することができ、
広い縫製範囲が得られる。
【0012】しかも、ミシンベッド手段とミシンア−ム
手段の支持機構及び駆動機構は、機械的に完全に分離し
ているので、それぞれの駆動機構が駆動すべき重量は、
ベッド部とア−ム部を一体にした従来のキャリッジに比
べるとかなり小さくなり、従って各々の移動速度、つま
り縫製速度を上げることが可能になる。
手段の支持機構及び駆動機構は、機械的に完全に分離し
ているので、それぞれの駆動機構が駆動すべき重量は、
ベッド部とア−ム部を一体にした従来のキャリッジに比
べるとかなり小さくなり、従って各々の移動速度、つま
り縫製速度を上げることが可能になる。
【0013】
【実施例】実施例のミシンの外観を図1に示す。図1は
天井板4を外した状態を示している。図1を参照し、各
部の構成を説明する。ミシンの本体9は、生地6の下側
に配置されたベッド部(下軸側の機構)2と生地6の上
側に配置されたア−ム部(上軸側の機構)5とでなって
おり、両者は機械的に完全に分離されている。即ち、こ
のミシンでは、生地6に対してミシン本体9が移動する
ことにより、縫製位置を移動するが、ベッド部2とア−
ム部5は、それぞれ、機械的に完全に分離された独立し
た移動機構10及び20によって、X軸及びY軸の各方
向に移動される。
天井板4を外した状態を示している。図1を参照し、各
部の構成を説明する。ミシンの本体9は、生地6の下側
に配置されたベッド部(下軸側の機構)2と生地6の上
側に配置されたア−ム部(上軸側の機構)5とでなって
おり、両者は機械的に完全に分離されている。即ち、こ
のミシンでは、生地6に対してミシン本体9が移動する
ことにより、縫製位置を移動するが、ベッド部2とア−
ム部5は、それぞれ、機械的に完全に分離された独立し
た移動機構10及び20によって、X軸及びY軸の各方
向に移動される。
【0014】ベッド部2は、X軸方向移動機構10xの
可動部に連結され、X軸方向に移動自在に支持されてい
る。また、X軸方向移動機構10xは、その両端部が案
内レ−ル41及び42に係合しており、該レ−ルに沿っ
てY軸方向に摺動自在になっている。そして、Y軸方向
移動機構10yの可動部がX軸方向移動機構10xに連
結されている。Y軸方向移動機構10yの可動部は電気
モ−タMYLによって駆動され、X軸方向移動機構10
xの可動部は電気モ−タMXLによって駆動される。従
ってベッド部2は、電気モ−タMXLを駆動すればX軸
方向に移動し、電気モ−タMYLを駆動すればY軸方向
に移動する。案内レ−ル41,42及びY軸方向移動機
構10yは、テ−ブル1上に固定されている。
可動部に連結され、X軸方向に移動自在に支持されてい
る。また、X軸方向移動機構10xは、その両端部が案
内レ−ル41及び42に係合しており、該レ−ルに沿っ
てY軸方向に摺動自在になっている。そして、Y軸方向
移動機構10yの可動部がX軸方向移動機構10xに連
結されている。Y軸方向移動機構10yの可動部は電気
モ−タMYLによって駆動され、X軸方向移動機構10
xの可動部は電気モ−タMXLによって駆動される。従
ってベッド部2は、電気モ−タMXLを駆動すればX軸
方向に移動し、電気モ−タMYLを駆動すればY軸方向
に移動する。案内レ−ル41,42及びY軸方向移動機
構10yは、テ−ブル1上に固定されている。
【0015】天井板4は、矩形状の4隅に配置された支
柱3a,3b,3c及び3dを介して、テ−ブル1上に
支持され、水平に配置されている。この天井板4に、案
内レ−ル43,44及びY軸方向移動機構20yが固定
されている。案内レ−ル43及び44には、両端がそれ
らに係合する形で、X軸方向移動機構20xが摺動自在
に支持されている。また、Y軸方向移動機構20yの可
動部が、X軸方向移動機構20xに連結されている。そ
して、X軸方向移動機構20xの可動部に、ア−ム部5
が支持されている。Y軸方向移動機構20yの可動部は
電気モ−タMYUによって駆動され、X軸方向移動機構
20xの可動部は電気モ−タMXUによって駆動され
る。従ってア−ム部5は、電気モ−タMXUを駆動すれ
ばX軸方向に移動し、電気モ−タMYUを駆動すればY
軸方向に移動する。
柱3a,3b,3c及び3dを介して、テ−ブル1上に
支持され、水平に配置されている。この天井板4に、案
内レ−ル43,44及びY軸方向移動機構20yが固定
されている。案内レ−ル43及び44には、両端がそれ
らに係合する形で、X軸方向移動機構20xが摺動自在
に支持されている。また、Y軸方向移動機構20yの可
動部が、X軸方向移動機構20xに連結されている。そ
して、X軸方向移動機構20xの可動部に、ア−ム部5
が支持されている。Y軸方向移動機構20yの可動部は
電気モ−タMYUによって駆動され、X軸方向移動機構
20xの可動部は電気モ−タMXUによって駆動され
る。従ってア−ム部5は、電気モ−タMXUを駆動すれ
ばX軸方向に移動し、電気モ−タMYUを駆動すればY
軸方向に移動する。
【0016】ベッド部2及びア−ム部5の支持構造を図
2に示す。図2を参照して説明する。Y軸方向移動機構
10yのフレ−ム12は、Y軸方向に沿って配置され上
方に開口が形成され、断面が略U字形状になっている。
フレ−ム12の内部には、軸受け13を介してねじ棒1
5が回動自在に支持されている。このねじ棒15に、ボ
−ル14を介してナット11yが係合している。つま
り、ねじ棒15,ボ−ル14及びナット11yにより、
ボ−ルねじが形成されており、ねじ棒15を回転駆動す
ることにより、ナット11yがY軸方向に移動する。図
1に示すように、ねじ棒15の一端には電気モ−タMY
Lが連結されている。ナット11yの上方にX軸方向移
動機構10xがねじ18で固定されている。
2に示す。図2を参照して説明する。Y軸方向移動機構
10yのフレ−ム12は、Y軸方向に沿って配置され上
方に開口が形成され、断面が略U字形状になっている。
フレ−ム12の内部には、軸受け13を介してねじ棒1
5が回動自在に支持されている。このねじ棒15に、ボ
−ル14を介してナット11yが係合している。つま
り、ねじ棒15,ボ−ル14及びナット11yにより、
ボ−ルねじが形成されており、ねじ棒15を回転駆動す
ることにより、ナット11yがY軸方向に移動する。図
1に示すように、ねじ棒15の一端には電気モ−タMY
Lが連結されている。ナット11yの上方にX軸方向移
動機構10xがねじ18で固定されている。
【0017】X軸方向移動機構10xは、Y軸方向移動
機構10yと同様に、断面が略U字形状のフレ−ム1
6,ねじ棒17,ボ−ル(図示せず)及びナット11x
を備えており、ねじ棒17を回転駆動することにより、
ナット11xがX軸方向に移動する。図1に示すよう
に、ねじ棒17の一端には電気モ−タMXLが連結され
ている。ナット11xとその上に配置されたベッド部2
は、フランジ2aの部分でねじ19により固定されてい
る。ベッド部2は、その内部に設けられた下軸を駆動す
るミシンモ−タ2mを備えている。
機構10yと同様に、断面が略U字形状のフレ−ム1
6,ねじ棒17,ボ−ル(図示せず)及びナット11x
を備えており、ねじ棒17を回転駆動することにより、
ナット11xがX軸方向に移動する。図1に示すよう
に、ねじ棒17の一端には電気モ−タMXLが連結され
ている。ナット11xとその上に配置されたベッド部2
は、フランジ2aの部分でねじ19により固定されてい
る。ベッド部2は、その内部に設けられた下軸を駆動す
るミシンモ−タ2mを備えている。
【0018】Y軸方向移動機構20yのフレ−ム22
は、Y軸方向に沿って配置され下方に開口が形成され、
断面が逆U字形状になっている。フレ−ム22の内部に
は、軸受け23を介してねじ棒25が回動自在に支持さ
れている。このねじ棒25に、ボ−ル24を介してナッ
ト21yが係合している。つまり、ねじ棒25,ボ−ル
24及びナット21yにより、ボ−ルねじが形成されて
おり、ねじ棒25を回転駆動することにより、ナット2
1yがY軸方向に移動する。図1に示すように、ねじ棒
25の一端には電気モ−タMYUが連結されている。ナ
ット21yの下方にX軸方向移動機構20xがねじ28
で固定されている。
は、Y軸方向に沿って配置され下方に開口が形成され、
断面が逆U字形状になっている。フレ−ム22の内部に
は、軸受け23を介してねじ棒25が回動自在に支持さ
れている。このねじ棒25に、ボ−ル24を介してナッ
ト21yが係合している。つまり、ねじ棒25,ボ−ル
24及びナット21yにより、ボ−ルねじが形成されて
おり、ねじ棒25を回転駆動することにより、ナット2
1yがY軸方向に移動する。図1に示すように、ねじ棒
25の一端には電気モ−タMYUが連結されている。ナ
ット21yの下方にX軸方向移動機構20xがねじ28
で固定されている。
【0019】X軸方向移動機構20xは、Y軸方向移動
機構20yと同様に、断面が略U字形状のフレ−ム2
6,ねじ棒51,ボ−ル(図示せず)及びナット21x
を備えており、ねじ棒51を回転駆動することにより、
ナット21xがX軸方向に移動する。図1に示すよう
に、ねじ棒51の一端には電気モ−タMXUが連結され
ている。ナット21xには、ア−ム部5がねじ29によ
り固定されている。ア−ム部5は、その内部に設けられ
た上軸を駆動するミシンモ−タ5mを備えている。X軸
方向移動機構10x及び20xの部分の支持構造を図3
に示す。図3を参照して説明する。X軸方向移動機構1
0xのフレ−ム16の一端近傍に、ホルダ71がねじ7
2,73により固定されている。ホルダ71は、テ−ブ
ル1上に固定された案内レ−ル41と係合しており、案
内レ−ル41に沿ってY軸方向に移動自在に支持されて
いる。ねじ棒17は、軸受け74を介して、回動自在に
フレ−ム16に支持されている。ねじ棒17の一端に装
着されたプ−リ75と電気モ−タMXLの駆動軸に装着
されたプ−リ76は、ベルト77によって連結されてい
る。X軸方向移動機構10xのフレ−ム16の他端も同
様の機構で支持されている。
機構20yと同様に、断面が略U字形状のフレ−ム2
6,ねじ棒51,ボ−ル(図示せず)及びナット21x
を備えており、ねじ棒51を回転駆動することにより、
ナット21xがX軸方向に移動する。図1に示すよう
に、ねじ棒51の一端には電気モ−タMXUが連結され
ている。ナット21xには、ア−ム部5がねじ29によ
り固定されている。ア−ム部5は、その内部に設けられ
た上軸を駆動するミシンモ−タ5mを備えている。X軸
方向移動機構10x及び20xの部分の支持構造を図3
に示す。図3を参照して説明する。X軸方向移動機構1
0xのフレ−ム16の一端近傍に、ホルダ71がねじ7
2,73により固定されている。ホルダ71は、テ−ブ
ル1上に固定された案内レ−ル41と係合しており、案
内レ−ル41に沿ってY軸方向に移動自在に支持されて
いる。ねじ棒17は、軸受け74を介して、回動自在に
フレ−ム16に支持されている。ねじ棒17の一端に装
着されたプ−リ75と電気モ−タMXLの駆動軸に装着
されたプ−リ76は、ベルト77によって連結されてい
る。X軸方向移動機構10xのフレ−ム16の他端も同
様の機構で支持されている。
【0020】また、X軸方向移動機構20xのフレ−ム
26の一端近傍に、ホルダ55がねじ56,57により
固定されている。ホルダ55は、天井板4の下面に固定
された案内レ−ル43と係合しており、案内レ−ル43
に沿ってY軸方向に移動自在に支持されている。ねじ棒
51は、軸受け52を介して、回動自在にフレ−ム26
に支持されている。ねじ棒51の一端と電気モ−タMX
Uの駆動軸は、継手54によって連結されている。X軸
方向移動機構20xのフレ−ム26の他端も同様の機構
によって支持されている。
26の一端近傍に、ホルダ55がねじ56,57により
固定されている。ホルダ55は、天井板4の下面に固定
された案内レ−ル43と係合しており、案内レ−ル43
に沿ってY軸方向に移動自在に支持されている。ねじ棒
51は、軸受け52を介して、回動自在にフレ−ム26
に支持されている。ねじ棒51の一端と電気モ−タMX
Uの駆動軸は、継手54によって連結されている。X軸
方向移動機構20xのフレ−ム26の他端も同様の機構
によって支持されている。
【0021】再び図1を参照して説明する。このミシン
で使用する生地6は、長尺物であり、その両端は、それ
ぞれ芯棒45及び46を中心にしてロ−ル状に巻かれて
いる。一方の芯棒45は、テ−ブル1の右端側に設置し
た置き台36上に載置され、回動自在に支持されてい
る。同様に他方の芯棒46は、テ−ブル1の左端側に設
置した置き台35上に載置され、回動自在に支持されて
いる。一方の芯棒45の一端には、歯車機構を介して、
電気モ−タ37の駆動軸が連結されている。従って、電
気モ−タ37を駆動することによって、一方の芯棒45
を回転させて生地6を巻き取り、ミシン本体9の縫製可
能範囲内に入る生地6上の領域を移動することができ
る。
で使用する生地6は、長尺物であり、その両端は、それ
ぞれ芯棒45及び46を中心にしてロ−ル状に巻かれて
いる。一方の芯棒45は、テ−ブル1の右端側に設置し
た置き台36上に載置され、回動自在に支持されてい
る。同様に他方の芯棒46は、テ−ブル1の左端側に設
置した置き台35上に載置され、回動自在に支持されて
いる。一方の芯棒45の一端には、歯車機構を介して、
電気モ−タ37の駆動軸が連結されている。従って、電
気モ−タ37を駆動することによって、一方の芯棒45
を回転させて生地6を巻き取り、ミシン本体9の縫製可
能範囲内に入る生地6上の領域を移動することができ
る。
【0022】縫製をする際には、生地6が動かないよう
に押さえる必要がある。このため、縫製可能範囲の右端
及び左端には、それぞれ生地6を押さえるクランプ機構
が設けてある。即ち、生地6の下側に配置されたゴムロ
−ラ7Rは、その軸の両端がそれぞれ右側の支柱3a及
び3bに支持され、回動自在になっている。また、ゴム
ロ−ラ7Rと対向する形で、生地6の上側には、クラン
プ板34が、エアシリンダ61及びステ−63を介して
支柱3aに支持されており、クランプ板34は昇降自在
になっている。クランプ板34を下降させれば、生地6
がゴムロ−ラ7Rとクランプ板34によって挟まれ、固
定される。クランプ板34を上昇させれば、生地6のク
ランプは解除される。
に押さえる必要がある。このため、縫製可能範囲の右端
及び左端には、それぞれ生地6を押さえるクランプ機構
が設けてある。即ち、生地6の下側に配置されたゴムロ
−ラ7Rは、その軸の両端がそれぞれ右側の支柱3a及
び3bに支持され、回動自在になっている。また、ゴム
ロ−ラ7Rと対向する形で、生地6の上側には、クラン
プ板34が、エアシリンダ61及びステ−63を介して
支柱3aに支持されており、クランプ板34は昇降自在
になっている。クランプ板34を下降させれば、生地6
がゴムロ−ラ7Rとクランプ板34によって挟まれ、固
定される。クランプ板34を上昇させれば、生地6のク
ランプは解除される。
【0023】同様に、左側の生地6の下側に配置された
ゴムロ−ラ7Lは、その軸の両端がそれぞれ左側の支柱
3c及び3dに支持され、回動自在になっている。ま
た、ゴムロ−ラ7Lと対向する形で、生地6の上側に
は、クランプ板33が、エアシリンダ62及びステ−6
4を介して支柱3dに支持されており、クランプ板33
は昇降自在になっている。クランプ板33を下降させれ
ば、生地6がゴムロ−ラ7Lとクランプ板33によって
挟まれ、固定される。クランプ板33を上昇させれば、
生地6のクランプは解除される。クランプ板33上に
は、生地6が終端に達したか否かを検出する光学センサ
CEが設置されている。
ゴムロ−ラ7Lは、その軸の両端がそれぞれ左側の支柱
3c及び3dに支持され、回動自在になっている。ま
た、ゴムロ−ラ7Lと対向する形で、生地6の上側に
は、クランプ板33が、エアシリンダ62及びステ−6
4を介して支柱3dに支持されており、クランプ板33
は昇降自在になっている。クランプ板33を下降させれ
ば、生地6がゴムロ−ラ7Lとクランプ板33によって
挟まれ、固定される。クランプ板33を上昇させれば、
生地6のクランプは解除される。クランプ板33上に
は、生地6が終端に達したか否かを検出する光学センサ
CEが設置されている。
【0024】ゴムロ−ラ7Rと芯棒45の間には、ア−
ム66の先端部に回動自在に支持されたロ−ラ65が設
置されている。ア−ム66はテ−ブル1に支持されてお
り、図示しないスプリングによって、ロ−ラ65を生地
6に押し当てるように回転方向の力を受けている。ま
た、ロ−ラ65の軸には、ロ−タリエンコ−ダEMが連
結されている。従って、ロ−タリエンコ−ダEMは、生
地6の移動量に応じたパルス信号を出力する。ロ−タリ
エンコ−ダEMの近傍の構成を図4に示すので参照され
たい。
ム66の先端部に回動自在に支持されたロ−ラ65が設
置されている。ア−ム66はテ−ブル1に支持されてお
り、図示しないスプリングによって、ロ−ラ65を生地
6に押し当てるように回転方向の力を受けている。ま
た、ロ−ラ65の軸には、ロ−タリエンコ−ダEMが連
結されている。従って、ロ−タリエンコ−ダEMは、生
地6の移動量に応じたパルス信号を出力する。ロ−タリ
エンコ−ダEMの近傍の構成を図4に示すので参照され
たい。
【0025】実施例のミシン全体の電気回路の構成を図
5に示す。この例では、ミシン制御ユニットMCUがミ
シンの全体、即ちベッド部2,ア−ム部5及び縫い位置
制御装置100を制御する。ミシン本体であるベッド部
2及びア−ム部5は、一般のミシンと同様に動作する
が、この例ではベッド部2とア−ム部5とが機械的に完
全に独立しているので、両者の電気モ−タの駆動速度を
所定の比に制御することにより、ベッド部2の下軸とア
−ム部5の上軸との回転を同期させている。ベッド部2
及びア−ム部5の各電気モ−タには、図示しないロ−タ
リ−エンコ−ダが連結されている。
5に示す。この例では、ミシン制御ユニットMCUがミ
シンの全体、即ちベッド部2,ア−ム部5及び縫い位置
制御装置100を制御する。ミシン本体であるベッド部
2及びア−ム部5は、一般のミシンと同様に動作する
が、この例ではベッド部2とア−ム部5とが機械的に完
全に独立しているので、両者の電気モ−タの駆動速度を
所定の比に制御することにより、ベッド部2の下軸とア
−ム部5の上軸との回転を同期させている。ベッド部2
及びア−ム部5の各電気モ−タには、図示しないロ−タ
リ−エンコ−ダが連結されている。
【0026】縫い位置制御装置100には、上側X軸移
動ユニットXU,上側Y軸移動ユニットYU,下側X軸
移動ユニットXL,下側Y軸移動ユニットYL,生地移
動ユニット90,クランプユニット95,及びそれらを
制御するマイクロコンピュ−タ8が備わっている。
動ユニットXU,上側Y軸移動ユニットYU,下側X軸
移動ユニットXL,下側Y軸移動ユニットYL,生地移
動ユニット90,クランプユニット95,及びそれらを
制御するマイクロコンピュ−タ8が備わっている。
【0027】上側X軸移動ユニットXUは、電気モ−タ
MXUと、該モ−タの軸に連結されたロ−タリ−エンコ
−ダEXUと、ナット21xがホ−ム位置にあるか否か
を検出するホ−ム位置センサHXUと、それらを制御す
る位置制御ユニットCXUとを含み、上側Y軸移動ユニ
ットYUは、電気モ−タMYUと、該モ−タの軸に連結
されたロ−タリ−エンコ−ダEYUと、ナット21yが
ホ−ム位置にあるか否かを検出するホ−ム位置センサH
YUと、それらを制御する位置制御ユニットCYUとを
含み、下側X軸移動ユニットXLは、電気モ−タMXL
と、該モ−タの軸に連結されたロ−タリ−エンコ−ダE
XLと、ナット11xがホ−ム位置にあるか否かを検出
するホ−ム位置センサHXLと、それらを制御する位置
制御ユニットCXLとを含み、下側Y軸移動ユニットY
Lは、電気モ−タMYLと、該モ−タの軸に連結された
ロ−タリ−エンコ−ダEYLと、ナット11yがホ−ム
位置にあるか否かを検出するホ−ム位置センサHYL
と、それらを制御する位置制御ユニットCYLとを含ん
でいる。
MXUと、該モ−タの軸に連結されたロ−タリ−エンコ
−ダEXUと、ナット21xがホ−ム位置にあるか否か
を検出するホ−ム位置センサHXUと、それらを制御す
る位置制御ユニットCXUとを含み、上側Y軸移動ユニ
ットYUは、電気モ−タMYUと、該モ−タの軸に連結
されたロ−タリ−エンコ−ダEYUと、ナット21yが
ホ−ム位置にあるか否かを検出するホ−ム位置センサH
YUと、それらを制御する位置制御ユニットCYUとを
含み、下側X軸移動ユニットXLは、電気モ−タMXL
と、該モ−タの軸に連結されたロ−タリ−エンコ−ダE
XLと、ナット11xがホ−ム位置にあるか否かを検出
するホ−ム位置センサHXLと、それらを制御する位置
制御ユニットCXLとを含み、下側Y軸移動ユニットY
Lは、電気モ−タMYLと、該モ−タの軸に連結された
ロ−タリ−エンコ−ダEYLと、ナット11yがホ−ム
位置にあるか否かを検出するホ−ム位置センサHYL
と、それらを制御する位置制御ユニットCYLとを含ん
でいる。
【0028】生地移動ユニット90は、電気モ−タ37
と、生地6の移動量を検出するロ−タリ−エンコ−ダE
Mと、生地6の終端を検出する終端センサCEと、電気
モ−タ37を制御する移動制御ユニットCMを含んでお
り、クランプユニット95は、ドライバDVとそれに接
続された空気圧回路を含んでいる。空気圧回路に備わっ
たエアシリンダ61及び62は、それぞれ、各々に接続
された電磁弁によって、伸びた状態と縮んだ状態のいず
れかに制御される。なお図5では、エア−コンプレッサ
等の図示が省略されている。
と、生地6の移動量を検出するロ−タリ−エンコ−ダE
Mと、生地6の終端を検出する終端センサCEと、電気
モ−タ37を制御する移動制御ユニットCMを含んでお
り、クランプユニット95は、ドライバDVとそれに接
続された空気圧回路を含んでいる。空気圧回路に備わっ
たエアシリンダ61及び62は、それぞれ、各々に接続
された電磁弁によって、伸びた状態と縮んだ状態のいず
れかに制御される。なお図5では、エア−コンプレッサ
等の図示が省略されている。
【0029】マイクロコンピュ−タ8の処理の内容を図
6に示す。図6を参照してマイクロコンピュ−タ8の動
作を説明する。電源がオンすると、まず初期化を実施す
る。即ち、ステップ101では、位置制御ユニットCX
U,XYU,CXL及びCYLに対して、それぞれ初期
化命令を出力する。これにより、各位置制御ユニット
は、それぞれの可動部を予め定めたホ−ム位置に位置決
めする。例えば、位置制御ユニットCXUは、電気モ−
タMXUを逆転方向に駆動し、ホ−ム位置センサHXU
がナット21xを検出した位置で電気モ−タMXUを停
止する。これにより、ベッド部2とア−ム部5は、所定
のホ−ム位置に位置決めされる。当然のことながら、縫
い位置、即ちベッド部2の釜の位置とア−ム部5の針の
位置とがX軸及びY軸方向で一致するように位置決めさ
れる。また次のステップ102では、ドライバDVに信
号を出力してシリンダ61及び62を制御し、クランプ
板33及び34をそれぞれ上昇させ、生地6の押圧を解
除する。
6に示す。図6を参照してマイクロコンピュ−タ8の動
作を説明する。電源がオンすると、まず初期化を実施す
る。即ち、ステップ101では、位置制御ユニットCX
U,XYU,CXL及びCYLに対して、それぞれ初期
化命令を出力する。これにより、各位置制御ユニット
は、それぞれの可動部を予め定めたホ−ム位置に位置決
めする。例えば、位置制御ユニットCXUは、電気モ−
タMXUを逆転方向に駆動し、ホ−ム位置センサHXU
がナット21xを検出した位置で電気モ−タMXUを停
止する。これにより、ベッド部2とア−ム部5は、所定
のホ−ム位置に位置決めされる。当然のことながら、縫
い位置、即ちベッド部2の釜の位置とア−ム部5の針の
位置とがX軸及びY軸方向で一致するように位置決めさ
れる。また次のステップ102では、ドライバDVに信
号を出力してシリンダ61及び62を制御し、クランプ
板33及び34をそれぞれ上昇させ、生地6の押圧を解
除する。
【0030】位置制御ユニットCXU,XYU,CXL
及びCYLの全ての位置決めが終了すると、ステップ1
03から104に進み、終端センサCEが生地6を検出
していれば、更にステップ105に進む。
及びCYLの全ての位置決めが終了すると、ステップ1
03から104に進み、終端センサCEが生地6を検出
していれば、更にステップ105に進む。
【0031】図示しない操作ボ−ド上のスタ−トキ−が
押下されると、ミシン制御ユニットMCUは、マイクロ
コンピュ−タ8にクランプ命令を出力する。このクラン
プ命令を受信すると、マイクロコンピュ−タ8は、次に
ステップ106に進む。
押下されると、ミシン制御ユニットMCUは、マイクロ
コンピュ−タ8にクランプ命令を出力する。このクラン
プ命令を受信すると、マイクロコンピュ−タ8は、次に
ステップ106に進む。
【0032】ステップ106では、ドライバDVに付勢
信号を出力してシリンダ62を制御し、クランプ板33
を下降させて、生地6の後端側をクランプする。続くス
テップ107では、電気モ−タ37を短時間(例えば1
秒間)正転方向に付勢し、芯棒45で生地6を少し巻き
取るようにして生地6に張力を与える。そして次のステ
ップ108では、ドライバDVに付勢信号を出力してシ
リンダ61を制御し、クランプ板34を下降させて、生
地6の前端側をクランプする。これらの動作によって、
生地6をたるませることなく、固定することができる。
信号を出力してシリンダ62を制御し、クランプ板33
を下降させて、生地6の後端側をクランプする。続くス
テップ107では、電気モ−タ37を短時間(例えば1
秒間)正転方向に付勢し、芯棒45で生地6を少し巻き
取るようにして生地6に張力を与える。そして次のステ
ップ108では、ドライバDVに付勢信号を出力してシ
リンダ61を制御し、クランプ板34を下降させて、生
地6の前端側をクランプする。これらの動作によって、
生地6をたるませることなく、固定することができる。
【0033】次のステップ109では、縫い位置制御装
置100が縫製動作可能な状態になったことを知らせる
ために、レディ信号をミシン制御ユニットMCUに出力
する。これにより、ミシン制御ユニットMCUは、縫製
動作を開始する。そして、縫い位置を移動する必要が生
じる度に、移動令命を移動量とともにマイクロコンピュ
−タ8に出力する。
置100が縫製動作可能な状態になったことを知らせる
ために、レディ信号をミシン制御ユニットMCUに出力
する。これにより、ミシン制御ユニットMCUは、縫製
動作を開始する。そして、縫い位置を移動する必要が生
じる度に、移動令命を移動量とともにマイクロコンピュ
−タ8に出力する。
【0034】マイクロコンピュ−タ8は、移動命令を受
信すると、ステップ110の処理に続いてステップ11
8に進む。ステップ118では、X軸方向の移動量を位
置制御ユニットCXU及びCXLに出力し、次のステッ
プ119では、Y軸方向の移動量を位置制御ユニットC
YU及びCYLに出力する。従って、ベッド部2とア−
ム部5は、同じ量だけX軸及びY軸方向に移動する。全
ての位置制御ユニットが移動完了を示す信号を出力した
ら、ステップ120から121に進み、移動完了を示す
信号をミシン制御ユニットMCUに出力する。
信すると、ステップ110の処理に続いてステップ11
8に進む。ステップ118では、X軸方向の移動量を位
置制御ユニットCXU及びCXLに出力し、次のステッ
プ119では、Y軸方向の移動量を位置制御ユニットC
YU及びCYLに出力する。従って、ベッド部2とア−
ム部5は、同じ量だけX軸及びY軸方向に移動する。全
ての位置制御ユニットが移動完了を示す信号を出力した
ら、ステップ120から121に進み、移動完了を示す
信号をミシン制御ユニットMCUに出力する。
【0035】一回の縫製、即ち生地6上の1つの面領域
(支柱3a〜3dで囲まれた矩形の内側)に対する縫い
動作が終了すると、ミシン制御ユニットMCUは終了信
号を出力する。この信号を受信すると、マイクロコンピ
ュ−タ8の処理はステップ111から112に進む。
(支柱3a〜3dで囲まれた矩形の内側)に対する縫い
動作が終了すると、ミシン制御ユニットMCUは終了信
号を出力する。この信号を受信すると、マイクロコンピ
ュ−タ8の処理はステップ111から112に進む。
【0036】ステップ112では、ドライバDVに信号
を出力してシリンダ61及び62を制御し、クランプ板
33及び34をそれぞれ上昇させ、生地6の押圧を解除
する。そして次のステップ113では、ロ−タリ−エン
コ−ダEMが所定数のパルスを出力するまで、電気モ−
タ37を正転方向に駆動し、生地6をX軸方向に所定距
離(例えば支柱3a−3d間の距離相当)送る。
を出力してシリンダ61及び62を制御し、クランプ板
33及び34をそれぞれ上昇させ、生地6の押圧を解除
する。そして次のステップ113では、ロ−タリ−エン
コ−ダEMが所定数のパルスを出力するまで、電気モ−
タ37を正転方向に駆動し、生地6をX軸方向に所定距
離(例えば支柱3a−3d間の距離相当)送る。
【0037】次のステップ114では、ドライバDVに
付勢信号を出力してシリンダ62を制御し、クランプ板
33を下降させて、生地6の後端側をクランプする。続
くステップ115では、電気モ−タ37を短時間(例え
ば1秒間)正転方向に付勢し、芯棒45で生地6を少し
巻き取るようにして生地6に張力を与える。そして次の
ステップ116では、ドライバDVに付勢信号を出力し
てシリンダ61を制御し、クランプ板34を下降させ
て、生地6の前端側をクランプする。
付勢信号を出力してシリンダ62を制御し、クランプ板
33を下降させて、生地6の後端側をクランプする。続
くステップ115では、電気モ−タ37を短時間(例え
ば1秒間)正転方向に付勢し、芯棒45で生地6を少し
巻き取るようにして生地6に張力を与える。そして次の
ステップ116では、ドライバDVに付勢信号を出力し
てシリンダ61を制御し、クランプ板34を下降させ
て、生地6の前端側をクランプする。
【0038】次のステップ117では、終端センサCE
が生地6を検出しているか否かを調べる。終端センサC
Eが生地6を検出している場合、即ち生地6の終端側が
まだ芯棒46に巻かれ、未縫製領域が残っている場合に
は、ステップ109に戻る。この場合、マイクロコンピ
ュ−タ8がステップ109でレディ信号をミシン制御ユ
ニットMCUに出力すると、ミシン制御ユニットMCU
は、新しい生地領域に対する縫製動作を開始し、縫製の
進行に伴なって随時、移動命令をマイクロコンピュ−タ
8に出力する。従ってマイクロコンピュ−タ8は、上記
と同様の動作を繰り返す。
が生地6を検出しているか否かを調べる。終端センサC
Eが生地6を検出している場合、即ち生地6の終端側が
まだ芯棒46に巻かれ、未縫製領域が残っている場合に
は、ステップ109に戻る。この場合、マイクロコンピ
ュ−タ8がステップ109でレディ信号をミシン制御ユ
ニットMCUに出力すると、ミシン制御ユニットMCU
は、新しい生地領域に対する縫製動作を開始し、縫製の
進行に伴なって随時、移動命令をマイクロコンピュ−タ
8に出力する。従ってマイクロコンピュ−タ8は、上記
と同様の動作を繰り返す。
【0039】縫製動作が繰り返し実行され、芯棒45の
巻取りにより生地6が最後まで送られて、生地6の終端
が芯棒46から外れると、終端センサCEが生地6を検
出しなくなる。この場合、ステップ117から101に
戻る。従って、ステップ101の実行により、ベッド部
2及びア−ム部5はホ−ム位置に戻り、ステップ102
の実行により、クランプ板33及び34の押圧状態は解
除され、待機状態になる。従って、生地6を新しいもの
に交換し、スタ−トキ−を押下すれば、上記と同様の縫
製動作が再び繰り返される。
巻取りにより生地6が最後まで送られて、生地6の終端
が芯棒46から外れると、終端センサCEが生地6を検
出しなくなる。この場合、ステップ117から101に
戻る。従って、ステップ101の実行により、ベッド部
2及びア−ム部5はホ−ム位置に戻り、ステップ102
の実行により、クランプ板33及び34の押圧状態は解
除され、待機状態になる。従って、生地6を新しいもの
に交換し、スタ−トキ−を押下すれば、上記と同様の縫
製動作が再び繰り返される。
【0040】なお、上記実施例においては、ミシン本
体、即ちベッド部2及びア−ム部5をX軸及びY軸の両
方向に移動する機構を設けてあるが、例えばミシン本体
はY軸方向にのみ移動する機構とし、X軸方向の移動は
生地6の移動によって実現してもよい。但し、生地6の
厚みや伸縮性を考慮する必要があるので、実用的な機構
とするには、送り位置精度の高い生地送り装置を装備し
なければならない。
体、即ちベッド部2及びア−ム部5をX軸及びY軸の両
方向に移動する機構を設けてあるが、例えばミシン本体
はY軸方向にのみ移動する機構とし、X軸方向の移動は
生地6の移動によって実現してもよい。但し、生地6の
厚みや伸縮性を考慮する必要があるので、実用的な機構
とするには、送り位置精度の高い生地送り装置を装備し
なければならない。
【0041】また実施例では、ロ−ル状に巻かれた生地
を使用するミシンを説明したが、定形サイズに裁断され
た生地を使用して縫製するミシンの場合には、生地を支
持する機構は、単なる枠と固定機構などで、もっと簡単
に構成しうる。
を使用するミシンを説明したが、定形サイズに裁断され
た生地を使用して縫製するミシンの場合には、生地を支
持する機構は、単なる枠と固定機構などで、もっと簡単
に構成しうる。
【0042】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、ミシンベ
ッド手段とミシンア−ム手段とは完全に分離されてお
り、それぞれ独立した駆動機構によって駆動され、ミシ
ンベッド手段は、下側移動手段を駆動することによっ
て、基台に対し水平面内で任意の方向に移動でき、ミシ
ンア−ム手段は、上側移動手段を駆動することによっ
て、基台に対し水平面内で任意の方向に移動できる。ま
た、ミシンア−ム手段を支持する天井支持手段は、矩形
の四隅の各位置に配置された4つの支柱によって基台上
に支持されているので、各々の支柱と支柱との間にはフ
レ−ム等を設ける必要がない。従って、ミシンベッド手
段及びミシンア−ム手段を一端から他端まで移動して
も、それがフレ−ム等に衝突することはないので、ミシ
ン全体の大きさに対して比較的広い範囲で、ミシンベッ
ド手段及びミシンア−ム手段を移動することができ、広
い縫製範囲が得られる。しかも、ミシンベッド手段とミ
シンア−ム手段の支持機構及び駆動機構は、機械的に完
全に分離しているので、それぞれの駆動機構が駆動すべ
き重量は、ベッド部とア−ム部を一体にした従来のキャ
リッジに比べるとかなり小さくなり、従って各々の移動
速度、つまり縫製速度を上げることが可能である。
ッド手段とミシンア−ム手段とは完全に分離されてお
り、それぞれ独立した駆動機構によって駆動され、ミシ
ンベッド手段は、下側移動手段を駆動することによっ
て、基台に対し水平面内で任意の方向に移動でき、ミシ
ンア−ム手段は、上側移動手段を駆動することによっ
て、基台に対し水平面内で任意の方向に移動できる。ま
た、ミシンア−ム手段を支持する天井支持手段は、矩形
の四隅の各位置に配置された4つの支柱によって基台上
に支持されているので、各々の支柱と支柱との間にはフ
レ−ム等を設ける必要がない。従って、ミシンベッド手
段及びミシンア−ム手段を一端から他端まで移動して
も、それがフレ−ム等に衝突することはないので、ミシ
ン全体の大きさに対して比較的広い範囲で、ミシンベッ
ド手段及びミシンア−ム手段を移動することができ、広
い縫製範囲が得られる。しかも、ミシンベッド手段とミ
シンア−ム手段の支持機構及び駆動機構は、機械的に完
全に分離しているので、それぞれの駆動機構が駆動すべ
き重量は、ベッド部とア−ム部を一体にした従来のキャ
リッジに比べるとかなり小さくなり、従って各々の移動
速度、つまり縫製速度を上げることが可能である。
【図1】 実施例のミシンの外観を示す斜視図である。
【図2】 図1のミシンのベッド部とア−ム部の支持構
造を示す部分断面図である。
造を示す部分断面図である。
【図3】 X軸方向移動機構10x,20xの一端部の
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図4】 ロ−タリ−エンコ−ダEMの近傍を示す部分
断面図である。
断面図である。
【図5】 図1のミシンの電気回路を示すブロック図で
ある。
ある。
【図6】 図5のマイクロコンピュ−タ8の動作を示す
フロ−チャ−トである。
フロ−チャ−トである。
【符号の説明】 1:テ−ブル 2:ベッド部 2m,5m:ミシンモ−タ 3a,3b,3c,
3d:支柱 5:ア−ム部 6:生地 7R,7L:ゴムロ−ラ 8:マイクロコンピ
ュ−タ 9:ミシン本体 10,20:移動機
構 10x,20x:X軸方向移動機構 10y,20y:Y軸方向移動機構 11x,11y,21x,21y:ナット 12,16,22,26:フレ−ム 13,23,52,74:軸受け 14,24:ボ−ル 15,17,25,51:ねじ棒 18,19,28,29,72,73:ねじ 33,34:クランプ板 35,36:置き台 37:電気モ−タ 41〜44:案内レ
−ル 45,46:芯棒 54:継手 61,62:エアシリンダ 63,64:ステ− 65:ロ−ラ 66:ア−ム 71:ホルダ 75,76:プ−リ 77:ベルト 90:生地移動ユニット 95:クランプユニ
ット 100:縫い位置制御装置 CE:終端センサ CM:移動制御ユニット CXU,CYU,CXL,CYL:位置制御ユニット DV:ドライバ EM,EXU,EYU,EXL,EYL:ロ−タリ−エ
ンコ−ダ HXU,HYU,HXL,HYL:ホ−ム位置センサ MXU,MYU,MXL,MYL:電気モ−タ
3d:支柱 5:ア−ム部 6:生地 7R,7L:ゴムロ−ラ 8:マイクロコンピ
ュ−タ 9:ミシン本体 10,20:移動機
構 10x,20x:X軸方向移動機構 10y,20y:Y軸方向移動機構 11x,11y,21x,21y:ナット 12,16,22,26:フレ−ム 13,23,52,74:軸受け 14,24:ボ−ル 15,17,25,51:ねじ棒 18,19,28,29,72,73:ねじ 33,34:クランプ板 35,36:置き台 37:電気モ−タ 41〜44:案内レ
−ル 45,46:芯棒 54:継手 61,62:エアシリンダ 63,64:ステ− 65:ロ−ラ 66:ア−ム 71:ホルダ 75,76:プ−リ 77:ベルト 90:生地移動ユニット 95:クランプユニ
ット 100:縫い位置制御装置 CE:終端センサ CM:移動制御ユニット CXU,CYU,CXL,CYL:位置制御ユニット DV:ドライバ EM,EXU,EYU,EXL,EYL:ロ−タリ−エ
ンコ−ダ HXU,HYU,HXL,HYL:ホ−ム位置センサ MXU,MYU,MXL,MYL:電気モ−タ
Claims (1)
- 【請求項1】 基台上に設けられ、水平面内の2つの軸
方向に対してそれぞれ移動する可動支持部を有する下側
移動手段;該下側移動手段の前記可動支持部に支持さ
れ、釜,ボビン,下軸等を有するミシンベッド手段;矩
形の四隅の各位置に配置された4つの支柱を介して、前
記基台上に支持された天井支持手段;該天井支持手段に
支持され、水平面内の2つの軸方向に対してそれぞれ移
動する可動支持部を有する上側移動手段;該上側移動手
段の前記可動支持部に支持され、針,針棒,上軸等を有
するミシンア−ム手段;前記ミシンベッド手段とミシン
ア−ム手段との間に配置される縫製対象物を支持する縫
製対象物支持手段;及び前記下側移動手段と上側移動手
段の移動量を制御し、前記ミシンベッド手段とミシンア
−ム手段とを位置合わせする位置合わせ制御手段;を備
えるミシンの縫い位置移動装置。
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