JP2752185B2 - 電気カーペットの配線装置 - Google Patents

電気カーペットの配線装置

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吉茂 太田
重幸 青木
忠 田原
三郎 篠原
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Sanyo Denki Co Ltd
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、ヒータ線或は検知線の外側を外皮にて覆っ
た線材をカーペットの布地に接着固定を行う電気カーペ
ットの配線装置に関する。
(ロ) 従来の技術 電気カーペットの線材の布地への固定方法は、一般的
には台板に予めピンを固定しておき、手によって、この
ピン間に線材を引っ掛けて布地に蛇行状に配設した後、
接着剤を塗布して布地に固定し台板を外すようにしてい
る。ところが、前述の様にピン間に線材を引っ掛ける作
業が非常に面倒であり多くの時間を要すると共に生地の
大きさに応じて前記ピンの位置を変更する必要があり、
かなり手間のかかるものであった。
このため、実公昭63−14389号公報に示す様にピン間
への線材のひっかけを走行可能なガントリと該ガントリ
の走行方向と直角の方向に移動するチェスマンによって
自動的に行うようにするものを提唱したが、線材は自動
的にピンに引っ掛けられるものの前述と同様にピンを用
いる必要がありそのセットが面倒になった。また、僅か
でもガントリとチェスマンの同期がズレた場合には線材
を正確にピンに引っ掛けることができず、そのコーナー
部(折り返し部)でループ状となって重なり異常過熱を
生ずる危険があった。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は、上記の欠点を改良し、ピン等を用いること
なく線材を布地の表面に配設と同時に接着固定すること
を目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 取付板と、該取付板に固定した導入部と、前記取付板
の下部に固定し挿通孔を有する回転自在な支持軸と該支
持軸に連設した一対の支持片と、該支持片間に回転自在
に支承され周囲に前記挿通孔の中心と一致する溝を形成
した加圧ローラと、前記導入部と支持軸間の取付板に固
定しノズルを有した接着剤の吐出用ガンと、前記導入部
と吐出用ガンとの間に設けた送りローラと、前記取付板
に固定した駆動ローラとを備えた配線装置本体と、X方
向に移動自在に設けたレールとを備え、前記駆動ローラ
を前記レールに載置して前記配線装置本体がレールに沿
ってY方向に移動自在に構成し、ヒータ線或は検知線の
外側を絶縁外皮にて覆った線材を前記導入部と送りロー
ラと挿通孔を通して溝に嵌め制御装置により前記レール
及び配線装置本体を夫々の方向に移動しながら送りロー
ラを駆動して接着剤を吐出用ガンにより外皮に塗布し前
記線材を加圧ローラにより布地に接着固定した構成とす
る。
(ホ) 作用 本発明は、制御装置によりレールと配線装置本体を夫
々が異なる方向に移動させると共に送りローラを駆動し
て線材を連続的に導入し該線材に吐出用ガンによって接
着材を塗布しながら加圧ローラの溝部分による押えつけ
によって前記線材を布地に接着固定するため、ピン等を
用いる必要がなく配線が簡単になる。また、接着剤の塗
布後短時間の間に線材を布地に接着固定するため、布地
に固定するまでに接着剤が乾燥して線材の接着が不十分
になることもない。
(ヘ) 実施例 本発明の実施例を図面に基づき説明する。(1)は配
線装置本体で、以下の部材により構成する。
(2)は垂直方向に設けた肉厚のある取付板、(3)
は該取付板の上部に固定した導入部で、コ字状の固定金
具(4)と該固定金具の上下部に設けた引込具(5)、
(5)を有している。(6)は前記取付板(2)の下部
に固定した支持金具、(7)は該支持金具に回転自在に
固定し内部に挿通孔(8)を設けた支持軸で、一対の支
持片(9)(9)を設けて形に形成している。(10)
は該支持片間に回転自在に支承され周囲に溝(11)を形
成した加圧ローラで、前記溝(11)の一側が前記挿通孔
(8)の中心と一致する様にこのローラを配置してい
る。(12)は前記導入部(3)と支持軸(7)間の比較
的導入部側に近く設けた送りローラで、前記取付板
(2)に固定した送りモータ(13)によって回転され
る。(14)は前記送りローラ(12)と支持軸(7)間で
あって前記取付板(2)に固定した接着剤の吐出用ガン
で、前記支持軸(7)側に接近して配設している。(1
5)(15)は前記取付板(2)に固定したガイド部、(1
6)(16)は前記取付板(2)の側面に固定した摺動
杆、(17)は該摺動杆を貫通する軸杆(18)を介して前
記取付板(2)に固定した支持板で、上下及び横方向に
離間して駆動ローラ(19)(19)、(20)(20)を有し
ている。この駆動ローラ(19)(19)、(20)(20)は
夫々にV溝(21)(21)、(22)(22)を設けている。
(23)は前記摺動杆(18)と支持板(17)間に介在し前
記取付板(2)を押し下げて常に加圧ローラ(10)が布
地(W)側に押し当たる様に不正したスプリング、(2
4)は前記取付板(2)に固定した固定ギアである。
(25)(25)は所定間隔を存し対向して設けた一対の
軌道、(26)は一側に揺動モータ(27)を固定したレー
ルで、前記揺動モータ(27)の軸(28)に固定した回転
ローラ(29)のV溝(30)を軌道(25)に載置してい
る。前記回転ローラ(29)の回転によりレール(26)は
第2図に示すX方向に往復移動する。(31)は前記レー
ル(26)に固定した作動モータで、軸(32)に作動ギア
(33)を固定している。(34)は前記固定ギア(24)と
作動ギア(33)間に張架したチェーンで、前記作動モー
タ(31)の回転によりチェーン(34)を回転し配線装置
本体(1)を第2図に示すY方向に往復移動する。(3
5)は広面積の平板状の台板である。
(36)は前記送りモータ(13)と揺動モータ(27)と
作動モータ(31)の夫々を予め入力されたプログラムに
基づいてシーケンシャルに回転させる制御装置で、例え
ば布地の大きさに応じて複数のプログラムを選択する。
次に線材(C)の布地(W)への接着固定について述
べる、線材(C)を引込具(5)、(5)に通し送りロ
ーラ(12)を介して吐出用ノズル(14)の近くを通し挿
通孔(8)を挿通して加圧ローラ(10)の溝(11)に嵌
め込む。この状態では、線材(C)は送りローラ(12)
によって挟持されており抜け出ることがない。
つづいて、台板(35)上に布地(W)を載置しこの布
地の大きさに応じて制御装置(36)のプログラムを選択
しスタートボタン(図示せず)を操作すると、送りモー
タ(13)、揺動モータ(27)、作動モータ(31)の夫々
が回転し、レール(26)は軌道(25)上をX方向に移動
すると共に配線装置本体(1)はレール(26)に沿って
Y方向に移動し線材(C)が繰り出される。
前記吐出用ガン(14)の近くを通過する線材(C)は
その外皮に接着剤が塗布され加圧ローラ(10)の溝(1
1)に案内される。この時、加圧ローラ(10)はスプリ
ング(23)によって常に布地(W)側に押圧されている
ために線材(C)が布地(W)に強く押し付けられ接着
固定される。
斯して、線材(C)は制御装置(36)に入力されたプ
ログラムに基づいて第2図の二点鎖線に示す様に蛇行状
に配設されると共に同時に布地(W)に接着固定され
る。
詳述すると、線材(C)が第2図に示す直線部分
(S)を接着固定している場合は、制御装置(36)によ
ってレール(26)のX方向への移動はなく、配線装置本
体(1)のみがY方向に移動する。折り返し部分(T)
を接着固定する場合は、制御装置(36)によってレール
(26)が若干X方向へ移動しながら配線装置本体(1)
がY1方向から転回してY2方向に移動する。この転回時に
は支持軸(7)が回転しながら加圧ローラ(10)が線材
(C)を案内し布地(W)に接着固定する。
(ト) 発明の効果 以上の様に本発明は、導入部を有し下部に挿通孔を有
する回転自在な支持軸を設けた取付板と、前記支持軸に
連設した一対の支持片間に回転自在に支承し周囲に設け
た溝を前記挿通孔の中心と一致させた加圧ローラと、吐
出用ガンと、送りローラ及び取付板に固定した駆動ロー
ラの夫々を備えた配線装置本体とX方向に移動するレー
ルとを有し、前記配線装置本体をY方向に移動するよう
にし、線材を導入部と送りローラと挿通孔を通して溝に
嵌め制御装置により吐出用ガンによって接着剤を線材に
塗布して加圧ローラにより布地に接着固定するため、接
着剤の塗布と布地への接着固定が一連の工程で行なわれ
作業性が頗る向上する。また、接着剤の塗布後、線材を
短時間のうちに布地に接着するため、接着が乾燥してそ
の効果が低下するといったことがない。特にピンを用い
ないために配線を早く行うことができると共に制御装置
に対する指令を選択することにより簡単に布地に応じた
配線パターンを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気カーペットの配線装置の側面図、
第2図は同じく平面図、第3図は線材の配線パターンを
示す平面図である。 (1)……配線装置本体、(2)……取付板、(3)…
…導入部、(7)……支持軸、(8)……挿通孔、
(9)(9)……支持片、(10)……加圧ローラ、(1
1)……溝、(12)……送りローラ、(14)……吐出用
ガン、(19)(19)、(20)(20)……駆動ローラ、
(26)……レール、(36)……制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 重幸 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (72)発明者 田原 忠 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (72)発明者 篠原 三郎 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−257196(JP,A) 特開 昭63−253700(JP,A) 特開 平1−213980(JP,A) 特開 平2−195676(JP,A) 特公 昭50−25664(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付板と、該取付板に固定した導入部と、
    前記取付板の下部に固定し挿通孔を有する回転自在な支
    持軸と、該支持軸に連設した一対の支持片と、該支持片
    間に回転自在に支承され周囲に前記挿通孔の中心と一致
    する溝を形成した加圧ローラと、前記導入部と支持軸間
    の取付板に固定しノズルを有した接着剤の吐出用ガン
    と、前記導入部と吐出用ガンとの間に設けた送りローラ
    と、前記取付板に固定した駆動ローラとを備えた配線装
    置本体と、X方向に移動自在に設けたレールとを備え、
    前記駆動ローラを前記レールに載置して前記配線装置本
    体がレールに沿ってY方向に移動自在に構成し、ヒータ
    線或は検知線の外側を絶縁外皮にて覆った線材を前記導
    入部と送りローラと挿通孔を通して溝に嵌め、制御装置
    により前記レール及び配線装置本体を夫々の方向に移動
    しながら送りローラを駆動して接着剤を吐出用ガンによ
    り外皮に塗布し前記線材を加圧ローラにより布地に接着
    固定することを特徴とする電気カーペットの配線装置。
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