JP3151351U - 排水ドレン側溝 - Google Patents

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憲一 福中
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Abstract

【課題】比較的簡単な構成で、舗装面が下がっても舗装面上の雨水を側溝内にガイドできる排水ドレン側溝を提供する。【解決手段】所定の間隔で立設して対向配置された長尺の第1、第2の側壁部11、12と、第1、第2の側壁部11、12の長手方向前後に隙間を有して配置されて中央に開口部13を形成し、第1、第2の側壁部11、12の上部に一体として連結される第1、第2の溝蓋部14、15とを備え、開口部13に位置する第1、第2の側壁部11、12の上部内側には開口部13に被さる蓋の両端部が載る断面L字状の載置段部16、17をそれぞれ有する排水ドレン側溝10において、第1、第2の側壁部11、12の少なくともいずれか一方の載置段部16、17の外側壁20、21には断面弧状の切欠きからなる浅い通水溝22が形成されている。【選択図】図2

Description

本考案は、道路の側部等に配置するコンクリート製の排水ドレン側溝(以下、「側溝ブロック」と称する場合もある)に関する。
舗装道路の両側にはコンクリート製の側溝ブロックが配置され、工事直後には、側溝ブロックと舗装面との高さを一致させている。ところが、時間の経過と共に舗装面の高さが下がり、側溝ブロックが堰となって舗装面に水が溜まるという問題があった。
そこで、特許文献1に記載のように、側溝ブロックの側壁部の一部を欠如させて、その部分に孔付きの側蓋板を設けたものが提案されている。
特開2002−276017号公報
しかしながら、特許文献1のように、側壁部に切欠きを設けてその部分に孔付きの側蓋板を設けることによって一応の成果はあるが、側壁部に大きな切欠きを設けたのでその部分をグレーチングで塞ぐ必要があり、全体的に側溝ブロックの製造及びその施工がコスト高になるという問題があった。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、比較的簡単な構成で、舗装面が下がっても舗装面上の雨水を側溝内にガイドできる排水ドレン側溝を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の考案に係る排水ドレン側溝は、所定の間隔で立設して対向配置された長尺の第1、第2の側壁部と、
前記第1、第2の側壁部の長手方向前後に隙間を有して配置されて中央に開口部を形成し、該第1、第2の側壁部の上部に一体として連結される第1、第2の溝蓋部とを備え、前記開口部に位置する前記第1、第2の側壁部の上部には該開口部に被さる蓋の両端部が載る断面L字状の載置段部をそれぞれ有する排水ドレン側溝において、
前記第1、第2の側壁部の少なくともいずれか一方の載置段部の外側壁には断面弧状の切欠きからなる浅い通水溝が形成されている。
第2の考案に係る排水ドレン側溝は、第1の考案に係る排水ドレン側溝において、前記通水溝の最大深さは0.5〜1.5cmの範囲にある。
これは、舗装面が下がったとしても微小であり、通水溝がこの程度の深さを有すれば、十分に溜まろうとする雨水を排水できるからである。
第3の考案に係る排水ドレン側溝は、第1、第2の考案に係る排水ドレン側溝において、前記切欠きと前記載置段部の外側壁の上面との角度は、120〜160度の範囲にある。これによって、歩行者が通水溝に躓き難い。
そして、第4の考案に係る排水ドレン側溝は、第1〜第3の考案に係る排水ドレン側溝において、前記蓋はグレーチングである。
請求項1〜4記載の排水ドレン側溝においては、第1、第2の側壁部の少なくともいずれか一方の載置段部の外側壁に断面弧状の切欠きからなる通水溝が形成されているので、舗装面が下がってもこの部分から雨水が側溝内に流れ込む。
この通水溝は断面弧状となっているので、そのまま露出しても歩行者の足が引っかかりにくい。また、特別な金具なども必要とせず型枠形成でこの排水ドレン側溝の製造が可能であり、特別形状のグレーチングも必要でないので、全体的に製作及び施工が廉価に行える。
特に、請求項2記載の排水ドレン側溝においては、通水溝の最大深さは0.5〜1.5cmの範囲にあるので、人の足がその中に入り込んで引っかかることがなく、更には、舗装面の下がりに十分対応できる。
請求項3記載の排水ドレン側溝においては、切欠きと載置段部の外側壁の上面との角度が、120〜160度の範囲にあるので、靴先などが引っかからない。
そして、請求項4記載の排水ドレン側溝において、蓋はグレーチングであるので、通水性がよく、大量に雨が降った場合にはこの部分から雨水を排水ドレン側溝内に導く。
本考案の一実施の形態に係る排水ドレン側溝の正面図である。 同斜視図である。 図1における矢視A−A断面図である。 図2における矢視B−B断面図である。 同排水ドレン側溝の底面図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施の形態につき説明し、本考案の理解に供する。
図1〜図5に示すように、本考案の一実施の形態に係る排水ドレン側溝10は、所定の間隔で立設して対向配置された長尺の第1、第2の側壁部11、12と、これらの上部に一体として連結され、第1、第2の側壁部11、12の長手方向前後に隙間を有して配置され中央に開口部13を形成する第1、第2の溝蓋部14、15とを有している。中央の開口部13に位置する第1、第2の側壁部11、12の上部には、開口部13に被さる蓋の一例であるグレーチング(図示せず)の両側部が載る断面L字状の載置段部16、17が設けられている。この載置段部16、17はそれぞれ溝内に面して斜め傾斜した支持部18、19とその両側に設けられた外側壁20、21とを有している。
片側の外側壁20の中央には、この外側壁20を横断して切欠きからなる浅い通水溝22が形成されている。通水溝22の最大深さhは0.5〜1.5cm(更に好ましくは、0.8〜1.2cm)で、断面弧状(具体的には、円弧状、楕円弧状、放物線状、部分双曲線状)となっている。また、この通水溝(即ち、切欠き)22の上側端部と外側壁20の上面20aとのなす角度(α)は120〜160度の範囲となって、人が躓かないようになっている。なお、この実施の形態においては、通水溝22は一カ所であったが、外側壁20、21に複数箇所の通水溝を設けることもできる。
この排水ドレン側溝10の長手方向の一方の端部には、第1の溝蓋部14から飛び出た突出部23が、他方側には、この突出部23が丁度入る大きさの凹部24が設けられて、これによって、複数の排水ドレン側溝10を連結する場合、その位置が正確に決まるようになっている。
第1、第2の側壁部11、12の上半分は、両外側に膨出して全体的な強度を保持していると共に、長手方向端部にはシール材を詰める溝25が設けられ、連接した排水ドレン側溝10の繋ぎ目から漏水するのを防止している。なお、この溝25に棒状材を差し込み、周囲をシール材が埋めるようにしてもよい。
第1、第2の溝蓋部14、15の表面には滑り止め突起26、27がそれぞれ設けられている。この実施の形態においては、滑り止め突起26、27は斜め格子によって構成されている。
本考案は前記実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲での寸法変更、形状変更、その他の変形例に対しても本考案は適用される。
また、この実施の形態の排水ドレン側溝には底部はなかったが、第1、第2の側壁部11の下側を連結する底板部を設けた場合や溜め桝等にも本考案は適用される。
10:排水ドレン側溝、11:第1の側壁部、12:第2の側壁部、13:開口部、14:第1の溝蓋部、15:第2の溝蓋部、16、17:載置段部、18、19:支持部、20a:上面、20、21:外側壁、22:通水溝、23:突出部、24:凹部、25:溝、26、27:滑り止め突起

Claims (4)

  1. 所定の間隔で立設して対向配置された長尺の第1、第2の側壁部と、
    前記第1、第2の側壁部の長手方向前後に隙間を有して配置されて中央に開口部を形成し、該第1、第2の側壁部の上部に一体として連結される第1、第2の溝蓋部とを備え、前記開口部に位置する前記第1、第2の側壁部の上部には該開口部に被さる蓋の両端部が載る断面L字状の載置段部をそれぞれ有する排水ドレン側溝において、
    前記第1、第2の側壁部の少なくともいずれか一方の載置段部の外側壁には断面弧状の切欠きからなる浅い通水溝が形成されていることを特徴とする排水ドレン側溝。
  2. 請求項1記載の排水ドレン側溝においては、前記通水溝の最大深さは0.5〜1.5cmの範囲にあることを特徴とする特徴とする排水ドレン側溝。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項に記載の排水ドレン側溝において、前記切欠きと前記載置段部の外側壁の上面との角度は、120〜160度の範囲にあることを特徴とする排水ドレン側溝。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の排水ドレン側溝において、前記蓋はグレーチングであることを特徴とする排水ドレン側溝。
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