JP6739280B2 - 縁石付き側溝の敷設工法 - Google Patents
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Description
車道の脇に側溝を埋設し、埋設した前記側溝の上に車道と歩道とを区分けする縁石を敷設する縁石付き側溝の敷設工法であり、
前記側溝は、側溝上面の幅方向略中間位置から幅方向片側を低い段差の段差面とした側溝とし、該段差面側を歩道側に向けて敷設してなり、
前記段差面の上に縁石を設置する際、前記段差面に縁石底面全面を載置させて設置出来ず、縁石底面大部分が前記段差面より側溝幅方向外側にはみ出す場合の縁石付き側溝の敷設工法において、
前記段差面には、前記歩道側を向く端面側に開口入口が設けられ、該開口入口に連通する奥側には開口入口の幅より広い幅の膨出部が設けられた切り欠き部を形成し、
前記外側にはみ出した縁石底面部分には、縁石を保持するコンクリート基礎を形成し、前記切り欠き部と前記コンクリート基礎に跨がる接続部材を切り欠き部と前記コンクリート基礎に挿入し、
前記切り欠き部に充填材を充填して側溝とコンクリート基礎とを一体化し、一体化した側溝の段差面およびコンクリート基礎面の上に敷モルタルを面状に施工し、前記施工した敷モルタル上に縁石底面全体を載置させて縁石を設置する、
ことを特徴とし、
または、
前記コンクリート基礎は現場打ちコンクリート基礎である、
ことを特徴とし、
または、
前記コンクリート基礎は、あらかじめ製造されたコンクリート基礎ブロックであり、コンクリート基礎ブロックには、前記段差面に設けられた切り欠き部に対応するブロック切り欠き部が設けられ、該ブロック切り欠き部が設けられた端面と対向する幅方向側端面に、設置される縁石の幅方向一方側を係止するストッパー壁が立設された、
ことを特徴とし、
または、
前記設置した縁石と前記側溝の段差面の立ち上がり壁との間には、くさび状部材を充填した、
ことを特徴とし、
または、
前記接続部材は、棒状をなす鉄筋である、
ことを特徴とするものである。
例えば小口径のスリット側溝製品の上に規格化された標準的な縁石を設置する場合に、相対的に縁石が大きくなってしまい、側溝上部に、換言すれば側溝の上面全体に縁石の底面を設置することが出来ず、縁石の底面大部分が前記の側溝上面より外側にはみ出してしまうとき、前記外側にはみ出した側溝底面部分に、縁石を保持するための基礎コンクリートにつき、側溝と前記基礎コンクリートとを一体化させてその上に縁石を設置し、安定化して縁石を保持でき、しかも、簡易な方法で安価なコストで行えるとの優れた効果を奏する。
また、スリット側溝とは、側溝の上壁に、側溝長手方向に向かって直線状のスリット10が設けられ、該スリット10が側溝上壁の上に溜まった雨水などを排水溝11に導入する導入路になっている側溝を指標する。このスリット側溝1は、本件発明者らが発明した側溝である。
そして、前記低い段差の段差面3側を歩道4側に向けて、スリット側溝1を車道5脇に埋設し敷設する。
符号2は現場打ちコンクリート基礎であり、該現場打ちコンクリート基礎2は、前記段差面3と略同等の高さになるように打設される。
その後、前記切り欠き部8に充填材13を充填してスリット側溝1と現場打ちコンクリート基礎2とを接続し一体化する。
また、スリット側溝についても、側溝の上壁に、側溝長手方向に向かって直線状のスリット10が設けられ、該スリット10が側溝上壁の上に溜まった雨水などを排水溝11に導入する導入路になっている側溝を指標する。
そして、前記低い段差の段差面3側を歩道4側に向けて、スリット側溝1を車道5脇に埋設し敷設する。
その後、前記切り欠き部8とブロック切り欠き部17内に充填材13を充填してスリット側溝1とコンクリート基礎ブロック16とを接続し一体化する。
そして、このL型コンクリート基礎ブロックであれば、ブロック切り欠き部17が設けられた端面と対向する反対側の幅方向側端面に、縁石15の端部を係止するストッパー壁18が一体的に設けられるものとなる(図10参照)。
その後、前記切り欠き部8とブロック切り欠き部17内に充填材13を充填してスリット側溝1とコンクリート基礎ブロック16とを接続し一体化する。
よって、たとえ、縁石15に車道5側から車が衝突したとしても、縁石15が歩道側に倒れないのである。
2 現場打ちコンクリート基礎
3 段差面
4 歩道
5 車道
6 開口入口
7 膨出部
8 切り欠き部
10 スリット
11 排水溝
12 接続部材
13 充填材
14 空練りモルタル
15 縁石
16 コンクリート基礎ブロック
17 ブロック切り欠き部
18 ストッパー壁
19 立ち上がり壁
20 くさび状部材
Claims (5)
- 車道の脇に側溝を埋設し、埋設した前記側溝の上に車道と歩道とを区分けする縁石を敷設する縁石付き側溝の敷設工法であり、
前記側溝は、側溝上面の幅方向略中間位置から幅方向片側を低い段差の段差面とした側溝とし、該段差面側を歩道側に向けて敷設してなり、
前記段差面の上に縁石を設置する際、前記段差面に縁石底面全面を載置させて設置出来ず、縁石底面大部分が前記段差面より側溝幅方向外側にはみ出す場合の縁石付き側溝の敷設工法において、
前記段差面には、前記歩道側を向く端面側に開口入口が設けられ、該開口入口に連通する奥側には開口入口の幅より広い幅の膨出部が設けられた切り欠き部を形成し、
前記外側にはみ出した縁石底面部分には、縁石を保持するコンクリート基礎を形成し、前記切り欠き部と前記コンクリート基礎に跨がる接続部材を切り欠き部と前記コンクリート基礎に挿入し、
前記切り欠き部に充填材を充填して側溝とコンクリート基礎とを一体化し、一体化した側溝の段差面およびコンクリート基礎面の上に敷モルタルを面状に施工し、前記施工した敷モルタル上に縁石底面全体を載置させて縁石を設置する、
ことを特徴とする縁石付き側溝の敷設工法。
- 前記コンクリート基礎は現場打ちコンクリート基礎である、
ことを特徴とする請求項1記載の縁石付き側溝の敷設工法。
- 前記コンクリート基礎は、あらかじめ製造されたコンクリート基礎ブロックであり、コンクリート基礎ブロックには、前記段差面に設けられた切り欠き部に対応するブロック切り欠き部が設けられ、該ブロック切り欠き部が設けられた端面と対向する幅方向側端面に、設置される縁石の幅方向一方側を係止するストッパー壁が立設された、
ことを特徴とする請求項1記載の縁石付き側溝の敷設工法。
- 前記設置した縁石と前記側溝の段差面の立ち上がり壁との間には、くさび状部材を充填した、
ことを特徴とする請求項3記載の縁石付き側溝の敷設工法。
- 前記接続部材は、棒状をなす鉄筋である、
ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の縁石付き側溝の敷設工法。
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JP2016156499A JP6739280B2 (ja) | 2016-08-09 | 2016-08-09 | 縁石付き側溝の敷設工法 |
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JP2016156499A JP6739280B2 (ja) | 2016-08-09 | 2016-08-09 | 縁石付き側溝の敷設工法 |
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