JP4690067B2 - 排水性舗装用の境界ブロックセット、これを用いた排水構造及びその施工方法 - Google Patents

排水性舗装用の境界ブロックセット、これを用いた排水構造及びその施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、排水性舗装用の境界ブロックとこれを用いた排水構造、及びその境界ブロックを排水性舗装の道路脇に設置する施工方法に関する。
最近注目されている舗装技術として、路盤上に敷設した不透水層の上に多孔質なアスファルト混合物よりなる透水機能を有する排水層を施工する排水性舗装がある。この排水性舗装では、雨水は排水層を浸透して不透水層の上を流れて排水されるので、道路の表面に水が溜まらなくなって車両の走行安全性が向上することや、排水層内の空隙によってエンジン音やタイヤのエアポンピング音が吸収されて、交通騒音が低減されるという利点がある。
このような排水性舗装が施工された排水構造の一例として、基礎部が一体として構成された基礎付境界ブロックの底面に縦断方向に延びる切り込み凹部を形成し、さらにその側面からこの切り込み凹部に連通する貫通孔を形成することで、排水層を浸透してきた水が同貫通孔を通って同切り込み凹部から排出されるようになっているものが知られている(特許文献1参照)。
特開2003−74008号公報
上記従来の境界ブロックは、基礎コンクリート部(基礎部)とその上部に位置する縁石部が一体となっているため、境界ブロック自体の重量が大きくなり道路脇への設置作業が重労働になるという欠点がある。
また、高排水機能をもつ超高機能舗装の場合、不透水層上面の勾配が排水層上面(道路表面)の勾配よりも大きくなる。この舗装に上記従来の境界ブロックを設置する場合、不透水層が下がったことに起因して当該境界ブロックをより深いところまで埋設することになる。そのため、縁石部の突出高さが不足してしまう。このことから、上記従来の境界ブロックでは不透水層上面のレベルの変化に対応することが非常に困難である。
そこで、本発明はこのような従来技術の問題点に鑑み、道路脇に容易に設置することができ、かつ不透水層の上面のレベルに対応し易い排水性舗装用境界ブロック、これを用いた排水構造及びその施工方法を得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は次の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明は、上面に載置面を有し前記上面全体が排水性舗装の排水層の上面よりも下位となる状態で埋設される基礎コンクリート部と、前記載置面に対する当接面となる下面と前記排水層の端縁面が当接する側面とを有するプレキャストコンクリート製の縁石部とからなり、縦断方向に延びる排水通路が前記基礎コンクリート部に形成され、前記排水層の縁端面には開口するが当該排水層の下の不透水層の縁端面には開口しない導水口を有する、前記排水層内の水分を前記排水通路に導く導水路が前記基礎コンクリート部または前記縁石部に形成されていることを特徴とする。
上記本発明の境界ブロックセットは、分離された基礎コンクリート部と縁石部とで構成されているので、これらを個別に施工することで道路脇への設置作業が容易になる。さらに、超高機能舗装に対応するために基礎コンクリート部をより深く埋設する場合には、通常より断面高さの大きい縁石部を採用すれば良いことから、不透水層の上面のレベルの変化に対応し易い。
上記基礎コンクリート部に形成される排水通路は、その形状や大きさに関して特に限定されるものではないが、例えば前記基礎コンクリート部の載置面に形成された凹溝部を前記縁石部の下面で閉塞することによって構成するか、前記基礎コンクリート部の断面内部を貫通する貫通孔によって構成すればよい。
また、上記縁石部または基礎コンクリート部に形成された前記導水路の導水口を排水層の縁端面に合わせるようにして、上記境界ブロックセットが排水性舗装の側縁に沿って設置された排水性構造とすることで、当該導水路を通じて排水層を浸透してきた水分をスムーズに排水通路へ導くことができる。
さらに、上記境界ブロックセットを排水性舗装の道路脇に設置する施工方法として、本発明は、次の工程(a)〜(d)を含むことを特徴とする。
(a)道路脇に敷設された砕石層の上に上記境界ブロックセットのうち基礎コンクリート部を設ける工程
(b)前記基礎コンクリート部に沿って路盤上に不透水層を舗装する工程
(c)前記基礎コンクリート部の上に前記縁石部を設置する工程
(d)前記排水性舗装の排水層の上面が前記基礎コンクリート部の上面よりも高位となり、当該排水層の端縁面が前記縁石面の側面に当接するように、前記不透水層の上に前記排水層を舗装する工程
なお、上記施工方法における各工程(a)〜(d)は、その施工順序を入れ替えてもよい。上記本発明の施工方法では、基礎コンクリート部と縁石部を個別に施工するために、従来のように重量が大きい境界ブロックを施工する必要がなく、境界ブロックを用いた排水構造を容易に構築することができる。
本発明によれば、基礎コンクリート部と縁石部とを分離したので、道路脇への設置作業が容易になり、さらに断面高さの異なる縁石部を採用することで不透水層の上面のレベルの変化に容易に対応することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の境界ブロックセット1が排水性舗装2の道路脇に設置された排水構造の一実施形態を示している。境界ブロックセット1は、上面に載置面3aを有する基礎コンクリート部3と、同載置面3aに設置された縁石部4とからなるものである。同図に示すように、この道路では上記縁石部4を介して歩道部30と車道部31に区分けされている。車道部31には排水性舗装2が施工されており、この排水性舗装2は路盤上5に不透水層6を敷設するとともに、この不透水層6の上に多孔質なアスファルト混合物よりなる透水機能を有する排水層7を施工することによって構成されている。なお、不透水層6と排水層7の間は、例えばタックコートを塗布することによって接着性を向上させている。
本実施形態の境界ブロックセット1のうち縁石部4は、プレキャストコンクリート製でありバイコン製法(振動加圧製法)により成形されたものである。このようにバイコン製法を採用すると、高強度で且つ耐久性が高くなるからである。当該縁石部4は、横断面ほぼ矩形状をなしており、図2に示すようにその道路側の側面には排水層7を浸透してきた水を導くための導水路8が形成されている。この導水路8は、縦断方向に所要間隔をあけて二つ形成された上下方向に長い切り欠き凹部9と、縦断方向に延びた側面排水溝10とからなっている。切り欠き凹部9は、下方に開口されたものであり、縦断方向で互いに対向する側壁面9aと、下方に向かうにしたがって縁石部内方へ傾斜する傾斜面9bとを有している(図3(a)参照)。
また、側面排水溝10は、断面半円形状を呈すると共に、その開口端上下寸法が後述の排水層7の厚み寸法よりも小さくなっており(図3(b)参照)、切り欠き凹部9間、及び切り欠き凹部9と縁石部4両端面との間を連通している。なお、これら切り欠き凹部9と側面排水溝10は、中子を用いてコンクリート成型することや硬化後のブロック本体を切削することによって形成することができる。さらに、図4等に示すように基礎コンクリート部の載置面3aには、縦断方向に延びる凹溝部11が形成されている。そして、この凹溝部11を縁石部の下面4aで閉塞することによって上記導水路8からの水を取り込む排水通路12が構成されている。この排水通路12は、多量の雨水を流すための十分な大きさ(断面積)で形成された断面半円形状で縁石部4の両端部間を貫通している。
また、当該境界ブロックセット1のうち基礎コンクリート部の載置面3a(縁石部の下面4a)が不透水層6の上面に一致しており、縁石部4の側面排水溝10が排水層の縁端面7aに合わせられている。したがって、基礎コンクリート部3は、その上面全体が排水性舗装2の排水層7の上面よりも下位となる状態で埋設される。
また、縁石部4の下面4aは、載置面3aに対する当接面になっているとともに、縁石部4の車道部31側の側面下部は、排水層7の端縁面7aに対する当接面となっている。このため、導水路8の車道部31側の導水口を構成する切り欠き凹部9及び側面排水溝10の開口部は、排水層7の縁端面7aには開口するが、当該排水層7の下の不透水層6の縁端面には開口しない高さ範囲に配置されるようになっている。
また、切り欠き凹部9の上側の一部が車道部31側に向けて露出されており、排水通路12が導入路8を介して車道部31側に通じている。したがって、排水層7の内部を浸透してきた水や同排水層7の表面を流れてきた水が、切り欠き凹部9及び側面排水溝10からなる導水路8を通じて基礎コンクリート部3の排水通路12へ取り込まれる。なお、排水通路12に流れ込んだ水は、道路の縦断方向に所定間隔おきに設けた集水桝(図示せず)に一旦集められて、下水設備に流下するようになっている。
なお、導水路15,20,22の車道部31側の導水口が、排水層7の縁端面7aには開口するが当該排水層7の下の不透水層6の縁端面には開口しない高さ範囲に配置される点は、後述する第2〜第4実施形態の場合も同様である。
上記縁石部4は、縦断方向に沿ってその両端面を隣の他の縁石部4に接続しつつ配設されているものであり、その接続方法としては、図示しないが例えば縁石部4の一方の端面に凸部を形成し他方の端面にこの凸部に嵌る凹部を形成し、これら凸部と凹部とを嵌め合わせればよい。また、縁石部4を基礎コンクリート部3に設置する方法としては、縁石部4の長手方向中央部や縁石部4の両端面の接続部分にアンカーを打ち込めばよい。
次に、境界ブロックセット1を排水性舗装2の道路脇に設置する施工方法に関して図5を参照しながら説明する。
まず、道路脇に敷設された砕石層13の上に境界ブロックセット1のうち基礎コンクリート部3のみを道路の路盤5に沿って設置していく(図5(a)参照)。
その後、この基礎コンクリート部3に沿って路盤5上に不透水層6を舗装する。この際、基礎コンクリート部の載置面3aと不透水層6の上面とが一致するように不透水層6を舗装する(同図(b)参照)。
不透水層6を舗装した後、基礎コンクリート部の載置面3aに縁石部4を設置する(同図(c)参照)。
そして、排水層7の上面が基礎コンクリート部3の上面よりも高位となり、当該排水層7の端縁面7aが縁石部4の側面に当接して、排水層の縁端面7aに縁石部4の側面排水溝10がくるように不透水層6の上に排水層7を舗装して完了する(同図(d)参照)。
上述したように、道路脇に設置された境界ブロックセット1は、基礎コンクリート部3と縁石部4とに分離されて構成されているため、上記施工方法のようにこれらを個別に施工することができ、従来のように重量が大きい境界ブロックを施工する必要がなくなる。したがって、道路脇への設置作業が容易になり境界ブロックを用いた排水構造を容易に構築することができる。また、不透水層6の上面の勾配を排水層7の表面の勾配よりも大きくした超高機能舗装に境界ブロックセット1を対応させる場合には、同不透水層6が図5よりも下がるため、基礎コンクリート部3をより深く埋設する必要がある。従来では、縁石部と基礎コンクリート部が一体型となっていたため超高機能舗装に対応させ難くかったが、本実施形態の境界ブロックセット1では通常より断面高さの大きい縁石部を用いるだけでよい。このことから、境界ブロックセット1を不透水層6の上面のレベルの変化に容易に対応させることができる。
なお、本実施形態ではあらかじめ成形されたプレキャスト製の基礎コンクリート部3を用いたが、施工現場でコンクリートを型枠に流し込むことによって基礎コンクリート部を形成し(現場打ち)、この基礎コンクリート部の上に上述の縁石部4を設置してもよい。これにより、当該境界ブロックセットを多様な現場の状況に合わせて施工することができる。以下に説明する実施形態においても同様とする。
図6及び図7は、本発明の境界ブロックセット1の第2実施形態を示している。本実施形態が上記実施形態と異なる主な点は、排水通路14に水を導く導水路15が、縁石部4に形成された縦断方向に貫通する貫通孔16と、この貫通孔16から道路側へ通じる導入部17とで構成されている点である。図6に示すように、縁石部4の側面には上記実施形態の切り欠き凹部9よりも高さ、幅の小さい四つの導入部17が形成されている。これら四つの導入部17のうち左右にわかれた各二つずつの導入部17間の間隔が狭まっており、各導入部17は下方に開口され、縦断方向で対向する側壁17aと下方に向かうにしたがって縁石部内方へ傾斜する上傾斜面17bとを有している。そして、これら側壁17a及び傾斜面17bが縁石部4の側面から貫通孔16に延びており、貫通孔16が道路側に通じている。
また、図7(a)、(b)に示すように貫通孔16の断面形状は、基礎コンクリート部3の凹部溝11よりも小径の円形状の下部を欠いたようなものとなっている。基礎コンクリート部3には上記実施形態のものと同じものが採用されており、当該基礎コンクリート部の載置面3aに縁石部4が設置されていることで、凹溝部11と上記貫通孔16とが合わさってこれらが境界ブロックセット1を縦断方向に貫通している。また、基礎コンクリート部の載置面3aは不透水層6の上面に一致しており、排水層の表面7bが導入部17開口端の上下方向ほぼ中央部にある。これにより、排水層の縁端面7a及び表面7bの水が、導入部17を通って貫通路16及び排水通路14へ取り込まれる。
上記実施形態では縁石部4に導水路が設けられているが、次に説明する第3、第4実施形態のように導水路を基礎コンクリート部3に設けてもよい。図8〜図10は、本発明の第3実施形態を示している。本実施形態の境界ブロックセット1のうち縁石部4には、規格に基づいて成形された既製品がそのまま使用されており導水路は設けられていない。基礎コンクリート部3には、上記各実施形態と同径の縦断方向に延びる凹溝部11が形成されており、さらにこの凹溝部11と道路側とを繋ぐ二つの導水溝18が形成されている(図9(a)、図10参照)。これら導水溝18は、図8に示すように縦断方向に所要間隔をあけた状態で配置されている。
図9(a)に示すように導水溝18は、基礎コンクリート部3の側面から内方へ向かうにしたがって広げられており、縦断方向で対向する側壁18aと、基礎コンクリート部3内方へ向かうにしたがって下方へ傾斜する下傾斜面18bとを有している。そして、これら側壁18aと下傾斜面18bとが基礎コンクリート部3の側面から凹溝部11へ延びている。基礎コンクリート部の載置面3aに縁石部4が設置されることで凹溝部11及び導水溝18の上部が同縁石部の下面4aで塞がれ、排水通路19及び導水路20が構成されている。また、基礎コンクリート部の載置面3aが不透水層6の上面よりも上位に位置し、導入路20の開口端下部が排水層の下面7cと一致している。したがって、排水層7を浸透してきた水は、基礎コンクリート部3の導水路20を通って排水通路19に取り込まれる。
図11〜図13は本発明の第4実施形態を示している。本実施形態の縁石部4には、第3実施形態と同じ既製品が採用されており導水路は設けられていない。基礎コンクリート部3には、縦断方向に延びる排水通路21と、基礎コンクリート部3の側面と同排水通路21を繋ぐ二つの導水路22とが形成されている。図12等に示すように排水通路21は、基礎コンクリート部3の両端部間にわたる所要径を有する貫通孔として形成されており、同基礎コンクリート部3の幅方向中央部より道路側へ寄ったところに位置している。
各導水路22は、縦断方向に互いに所要間隔をあけた状態で配置されており、縦断方向で対向する側壁22aと、互いに平行な状態で基礎コンクリート部3内方へ向かうにしたがって下方へ傾斜する上下傾斜面22bとを有している。また、基礎コンクリート部の載置面3aが不透水層6の上面よりも上位に位置し、導水路22の開口端下部が排水層の下面7cと一致している。したがって、排水層7を浸透してきた水は、基礎コンクリート部3の導水路22を通って排水通路21に取り込まれる。上述した第2〜第4実施形態の境界ブロックセット1を用いれば、縁石部4と基礎コンクリート部3とを個別に施工することができるため道路脇への設置作業が容易になる。また、第1実施形態の境界ブロックセット1と同様に、超高機能舗装に対応させるためには通常より断面高さの大きい縁石部4を採用すれば良く、不透水層6の上面のレベルの変化に対応し易い。
なお、本発明の境界ブロックセット1は、上述した高機能性舗装以外の一般舗装構造に用いることも勿論可能であり、あらゆる施工形態に適応させることができる。例えば、基礎コンクリート部の載置面の位置が不透水層の上面よりも下位となるようにし、基礎コンクリート部と縁石部との間に敷モルタルを挟み込むようにしてもよい。この場合、敷モルタルにも縁石部の導水路と連通する水路を形成し、これら導水路及び水路を通じて排水層を浸透してきた水を基礎コンクリート部に構成された排水通路に取り込むようにすることができる。本発明は上述の実施形態に限るものではなく、縁石部4及び基礎コンクリート部3に形成する導水路や、基礎コンクリート部3に形成する排水通路の形状、位置、大きさを変更してもよい。
境界ブロックセットが排水性舗装を行った道路脇に設置された状態を示す横断面図である。 境界ブロックセットの側面図である。 (a)は図2のA−A線断面図であり、(b)はB−B線断面図である。 基礎コンクリート部の斜視図である。 (a)〜(d)は境界ブロックセットの施工方法の説明断面図である。 第2実施形態の境界ブロックセットの側面図である。 (a)は図6のA−A線断面図であり、(b)はB−B線断面図である。 第3実施形態の境界ブロックセットの側面図である。 (a)は図8のA−A線断面図であり、(b)はB−B線断面図である。 基礎コンクリート部の斜視図である。 第4実施形態の境界ブロックセットの側面図である。 (a)は図11のA−A線断面図であり、(b)はB−B線断面図である。 基礎コンクリート部の斜視図である。
符号の説明
1 境界ブロックセット
2 排水性舗装
3 基礎コンクリート部
3a 載置面
4 縁石部
6 不透水層
7 排水層
7a 縁端面
8 導水路
9 切り欠き凹部
10 側面排水溝
11 凹溝部
12 排水通路

Claims (5)

  1. 上面に載置面を有し前記上面全体が排水性舗装の排水層の上面よりも下位となる状態で埋設される基礎コンクリート部と、前記載置面に対する当接面となる下面と前記排水層の端縁面が当接する側面とを有するプレキャストコンクリート製の縁石部とからなり、
    縦断方向に延びる排水通路が前記基礎コンクリート部に形成され、前記排水層の縁端面には開口するが当該排水層の下の不透水層の縁端面には開口しない導水口を有する、前記排水層内の水分を前記排水通路に導く導水路が前記基礎コンクリート部または前記縁石部に形成されていることを特徴とする排水性舗装用の境界ブロックセット。
  2. 前記排水通路は、前記基礎コンクリート部の載置面に形成された凹溝部を前記縁石部の下面で閉塞することによって構成されている請求項1に記載の排水性舗装用の境界ブロックセット。
  3. 前記排水通路は、前記基礎コンクリート部の断面内部を貫通する貫通孔によって構成されている請求項1に記載の排水性舗装用の境界ブロックセット。
  4. 請求項1〜3のいずれかの請求項に記載の排水性舗装用の境界ブロックセットが、前記導水路の導水口を排水性舗装の排水層の縁端面に合わせるようにして当該排水性舗装の側縁に沿って設置されていることを特徴とする排水構造。
  5. 請求項1〜3のいずれかの請求項に記載の境界ブロックセットを排水性舗装の道路脇に設置する次の工程(a)〜(d)を含む施工方法。
    (a)道路脇に敷設された砕石層の上に前記境界ブロックセットのうち基礎コンクリート部を設ける工程
    (b)前記基礎コンクリート部に沿って路盤上に不透水層を舗装する工程
    (c)前記基礎コンクリート部の載置面に前記縁石部を設置する工程
    (d)前記排水性舗装の排水層の上面が前記基礎コンクリート部の上面よりも高位となり、当該排水層の端縁面が前記縁石部の側面に当接するように、前記不透水層の上に前記排水層を舗装する工程
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