JP2005264561A - 歩車道境界ブロック及び透水舗装の排水構造 - Google Patents

歩車道境界ブロック及び透水舗装の排水構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 歩道や分離帯と車道との境界を形成する歩車道境界ブロックに関し、路面下に埋設されるベース部を備えた断面L形ないし逆T形の歩車道境界ブロックにおいて、畝の形状や模様の変更に速やかにかつ経済的に対応でき、施工後の美観に優れ、透水舗装の路面の水を速やかに排水することが可能で、施工時のブロック相互の位置決め作業性にも優れた上記ブロックを得る。
【解決手段】 ベース部に排水路を備えかつベース部上面が地表に露出しない構造のベース付歩車道境界ブロックにおいて、ベース部と畝部とをそれぞれベースブロックと畝ブロックに分離して個別に成型可能とし、各種形状の畝ブロックをベースブロック上に姿勢よく接合して一体化可能にすると共に、ベースブロックの若干の据付け誤差をベースブロックと畝ブロックとの接合部で修正できる構造とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、舗装道路の歩道や分離帯に沿ってブロックの長手端を連接して据付けることにより、歩道や分離帯と車道との境界を形成する歩車道境界ブロックに関するものである。
歩車道境界ブロックとして、従来、略矩形ないし台形断面の畝ブロック(縁石ブロック)、畝ブロックの下部片側又は両側に短い突出部が形成されるようにベース部を一体成形してブロックの座りを良くしたL形又は逆T形断面のベース付ブロック、及び、矩形厚板状のブロックの上面に幅方向に緩く傾斜した水勾配面を設けるとともに、勾配が低くなる方の側縁に上方に突出する畝を一体成形した低いL形断面のエプロン付ブロックが用いられている。
この種のブロックの畝の部分は、地上に突出するため人目に付きやすく、その形状や高さが道路の美観や通行の難易に少なからぬ影響を与える。そのため、ブロックの畝の高さや形状は多種多様で、美観を考慮して畝の形状や表面模様に変更が加えられることも多く、地域によって使用されるブロックの長さも異なる。そのため、ブロック成形用の型枠も多種多様となり、畝ブロックの形状が変わる毎に新たな型枠を準備しなければならないという問題がある。
この問題を解決するため、この出願の出願人は、特許文献1において、エプロン付ブロックのエプロン部に対応するベースブロックと畝部に対応する畝ブロックとを別々に成形し、ベースブロックの上面に設けた段部で畝ブロックを位置決めしてモルタルなどで畝ブロックをベースブロックに接合することにより、一体成形したと同等のエプロン付ブロックを得る手段を提案している。
この分割構造のブロックによれば、畝の形状が変更されたとき、畝ブロックを成形する型枠のみを新たに準備し、ベースブロックを成形する型枠は従来のものをそのまま用いることができる。畝のみを成形する型枠は、畝とエプロンとを一体に成型する型枠より構造が簡単で小型であるから、畝の形状が変わったときの型枠コストや在庫コストを低減できる。
一方、この出願の出願人は、歩車道境界ブロックに排水路を設けることによって、路面から歩車道の境界部に流れてくる雨水を集めて排水することを可能にした、排水路内蔵型の歩車道境界ブロックを提案している(特許文献2)。排水路を有するブロックを成型する型枠は、排水路を有しないブロックの型枠に比べて、当然構造が複雑になりコスト高になる。畝部とベース部とを備えた歩車道境界ブロックでは、排水路はベース部に設けられるので、ベース部の型枠を共用できる上記分割構造のブロックは、特に排水兼用の歩車道境界ブロックにおいて有益である。
特開2002‐212908号公報 特開2000‐345508号公報
畝の形状が変わる毎にベース部を含む新たな成形型枠を必要とするという問題は、エプロン付ブロックについては上記特許文献1の発明で解決されており、前述した断面L形や逆T型のベース付ブロックについても、同様な構造を採用することにより、上記問題を解決することができると考えられた。
そこで特許文献1で開示したエプロン付ブロックと同じ構造をベース付ブロックにも採用することを検討した結果、ベース付ブロックにおいては、より施工性に優れた構造とすることが可能であることが見いだされた。すなわち、エプロン付ブロックはそのエプロン部の上面が路面と一致するように配置され、従ってエプロン部の上面が露出するのに対し、ベース付ブロックは、一般に、ベース部が路面下に埋設されてベース部の上面が露出しない状態で配置される。この施工上の相違のため、特許文献1で開示されたエプロン付ブロックと同じ構造をベース付ブロックに採用することは、美観や透水舗装への対応、更に施工の容易さの点で必ずしも得策でないことが判明した。
そこでこの発明は、路面下に埋設されるベース部を備えた断面L形ないし逆T形の歩車道境界ブロックにおいて、畝の形状や模様の変更に速やかにかつ経済的に対応でき、施工後の美観に優れ、透水舗装の路面の水を速やかに排水することが可能で、施工時のブロック相互の位置決め作業性にも優れた、ベース付歩車道境界ブロックを得ることを課題としている。
この発明は、ベース部に排水路を備えかつベース部上面が地表に露出しない構造のベース付歩車道境界ブロックにおいて、ベース部と畝部とをそれぞれベースブロックと畝ブロックに分離して個別に成型可能とし、各種形状の畝ブロックをベースブロック上に姿勢よく接合して一体化可能にすると共に、ベースブロックの若干の据付け誤差をベースブロックと畝ブロックとの接合部で修正できる構造の歩車道境界ブロックを提供することにより、上記課題を解決している。
すなわち、本願請求項1の発明に係る歩車道境界ブロックは、平坦な上面を有する矩形帯板状のベースブロック1と、このベースブロック上面の幅方向片側に底面を接合した畝ブロック2と、前記ベースブロックを長手方向に貫通する排水路3と、前記ベースブロックと畝ブロックの接合部分で前記片側のブロック側面に開口して前記排水路に連通する取水口5とを備えたものである。
また本願請求項2の発明に係る歩車道境界ブロックは、上面の幅方向片側に一段高くした台座9を一体に設けた矩形帯板状のベースブロック1と、前記台座の上面に底面を接合した畝ブロック2と、前記ベースブロックを長手方向に貫通する排水路3と、前記台座の側壁部分でブロック側面に開口して前記排水路に連通する取水口5とを備えたものである。
請求項3の発明は、上記請求項1記載の構成を備えた歩車道境界ブロックにおいて、前記排水路3が、前記ベースブロックと畝ブロックとの接合面4に、上面開口が畝ブロックによって閉鎖されたベースブロック側の凹溝として形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、上記請求項2記載の構成を備えた歩車道境界ブロックにおいて、前記排水路3が、前記ベースブロックと畝ブロックとの接合面4に、上面開口が畝ブロックによって閉鎖されたベースブロック側の凹溝として形成されていることを特徴とするものである。
施工に際しては、ベースブロック1を車道と歩道の境界に沿って長手方向に並べて据付け、次いでベースブロック1の単位長さと同一単位長さ又は異なる単位長さの畝ブロック2をベースブロック1の上面幅方向片側にその片側の側壁面を一致させて配置し、畝ブロック2の底面をボンドやモルタルなどの接着剤でベースブロック上面に接合一体化する。そのあと施工手順に応じて必要な歩道側の舗装や車道側の透水舗装を行うことにより、歩車道の境界を構築する。
本願請求項5及び6の発明は、本願発明に係る歩車道境界ブロックを用いた透水舗装の排水構造に係るもので、請求項5記載の透水舗装の排水構造は、不透水性基層11の表面に透水性表層12を設けた舗装路面の路側に沿って、前記取水口5を前記透水性表層内を流れた水と当該表層上の水との両方を受入れる位置に開口させて、請求項1、2、3又は4記載の歩車道境界ブロックが配置されているというものである。
また請求項6記載の透水舗装の排水構造は、不透水性基層11の表面に透水性表層12を設けた舗装路面の路側に沿って、前記取水口5を前記透水性表層内を流れた水を受入れる位置にして、かつベースブロックと畝ブロックとの接合面4を路面下にして、請求項1又は3記載の歩車道境界ブロックが配置されているというものである。
この発明の歩車道境界ブロックによれば、歩車道の境界に形成する畝の形状や当該畝を形成するためのブロックの長さや幅が異なっても、同一のベースブロック上に当該畝ブロックを載置固定して、歩車道境界を構築することができる。そしてベースブロック1の並びに若干の誤差があっても、畝ブロック2をベースブロック1上に固定するときにその誤差を修正して畝ブロック2を並べてゆくことができ、安定したベースブロック1の平面上で畝ブロックの並びを修正できるので、正確な施工が容易に可能となる。
なお、特許文献1のエプロン付ブロックの場合は、エプロンの上面及びエプロンと畝との接合線が地表に露出するので、基礎上にベースブロックを正確に並べて配置し、そのベースブロックに形成された段部で畝ブロックを位置決めして接合するのが、施工上有利である。
この発明の透水性舗装の排水構造において、ベースブロック1は、路面の不透水性基層11の上の透水性表層12を通って流れる水を受入れる高さ、すなわち、車道の基層11と表層12との境界部分に取水口5が開口するように設置される。車道に降った雨水は、透水性の表層に染み込んで不透水性の基層11の上面に沿って路側へと流れ、路側に設置されたベースブロック1の取水口5からブロック内の排水路3へと流入して排水される。取水口5を路面の透水性表層12の厚さより大きい上下寸法で設けるか、又は開口高さの異なる上下の取水口を設けて、透水性表層12を通って流れる水と当該表層上の水との両者を受入れる高さ、すなわち、車道の基層11と表層12との境界面と表層12の表面との両方に取水口5が開口するようにベースブロック1を設置すれば、透水性表層内を流れる水量を超える降雨などがあったときにも良好な排水性能を確保できる。
以下、図面を参照してこの発明を実施するための最良の形態について説明する。図1ないし図7は、この発明の歩車道境界ブロックの第1形態を示した図である。図において、1はベースブロック、2は畝ブロック、3はベースブロック1を長手方向に貫通する排水路、4はベースブロック1と畝ブロック2との接合面、5aはこの接合面部分のブロック側壁に開口している取水口、6は取水口5と排水路3を連通している導水孔、7は取水口5に嵌合される目皿である。
ベースブロック1は、図3及び図4に示すように、各面が平坦な帯板状のコンクリートブロックで、前記排水路3、取水口5の下半部分及び導水孔6の大部分がこのベースブロック側に形成されており、かつその両側面両端には、連結金具を取り付ける凹所8が形成されている。
図示形態の畝ブロック2は、ベースブロック1の半分の長さで、図5に示すように、一般的な断面形状の畝ブロックの車道側の下辺部に前記取水口5の上半部と導水孔6の上端部が形成されている。図5の畝ブロック2の断面形状は、畝の両側での路面高さが等しいか又は高さの差が小さい箇所に用いられる形状である。横断歩道や車両が乗り入れる場所には、図5に示す畝ブロックに替えて、図6に示すような高さの低い畝ブロック2が用いられることもある。また歩道高さを高くした道路では、図13に示すような歩道側側面が垂直でその上辺にアールが設けられていない畝ブロックが用いられる。ベースブロック1に固定して設けられる畝ブロック2の形状は、種々の形状とすることができるが、いずれの形状にした場合でも、当該畝ブロックの車道側側面下辺部には、前述した取水口5の上半部及び導水孔6の上端部が凹所として成形される。
図1ないし図6に示すブロックの目皿7は、図7に示す矩形形状のものであるが、丸や楕円等の任意の形状とすることができる。図8には、下方向に細長い長円形状の目皿7を例示してある。また図9は、取水口5を4個設けたベースブロックの一例を示した図であり、図10は、図9のベースブロックと共に用いる畝ブロックの一例を示した図である。これらの例のように、取水口に取り付ける目皿の形状や1個のベースブロックに設ける取水口5の数や配置、排水路3の位置や面積などは、必要に応じて適宜な形状、寸法、個数等とすることができる。
図11及び12は、図1ないし図10で示した歩車道境界ブロックの施工状態を示した断面図である。図の右側が車道側、左側が歩道側で、車道側の舗装面は、不透水性の基層11の上に透水性表層12を設けた透水舗装となっている。車道の上面13及び歩道の上面14は、いずれもベースブロックと畝ブロックの接合面4より高い位置にあり、ベースブロック1は全体が路面下に埋設された状態となっている。
図11の構造は、取水口5が路面下にあり、不透水性基層11と透水性表層12との境界部に開口している。透水性表層12を流れた水は、直接取水口5へと流入するが、透水性表層12の上に溜まった水は、一旦透水性表層12に滲み込んだ後、取水口5へと流れる。
一方、図12に示す構造では、取水口5の上端が車道の表面13より高い位置にまで開口している。従って、この図12に示す構造の場合は、透水性表層12を流れた水が直接取水口5に流入するのはもちろんのこととして、透水性表層12の上に溜まった水も透水性表層12を通ることなく直接取水口5へと流入し、従って、降水量の多いときでも良好な排水性能を確保できる。
図13に示した構造は、歩道面14が畝ブロック2の頂面の高さとなっているマウンドタイプといわれるものの例で、取水口5と透水性表層12との関係は図11と同じ構造のものである。図13の構造の場合には、図11や12の構造のものと畝ブロック2の断面形状が異なるが、その他の構造や作用は同じである。なお、畝ブロックの断面形状が変っても、取水口5と透水性基層11との位置関係を図11のようにするか、図12のようにするかは、施工する透水性基層の厚さと取水口の上下寸法及びブロックの設置高さによって選択できることはもちろんである。
図14ないし図16は、この発明のブロックの第2形態を示す図、図17は、この第2形態のブロックを用いた排水構造の一例を示した図である。図14ないし図16に示した歩車道境界ブロックは、排水路3がベースブロック上面の畝ブロック2を搭載する部分にU字状の溝として形成され、ベースブロック1の上に畝ブロック2を接合したときに、当該溝の上面開口が閉鎖されて断面U字状の排水路3が形成される点のみが異なり、その他の構造は図1ないし図6で示した第1形態の構造と同じである。図17に示した排水構造も、排水路3の断面形状がU字形であることの他は、図11の構造と異なるところがない。なお、図17の構造においても、取水口5を透水性基層11の上方にまで開口するように設けた図12の構造が可能であることは言うまでもない。
以上説明した歩車道境界ブロックのベースブロック1は、平坦な上面のもので、当該上面に畝ブロック2の底面をボンドやセメントなどの接着剤で接合して一体化するものであるが、ベースブロックの上面に畝ブロックを載せる台座を成形して、その台座の上に畝ブロックを接合する構造の例を図18ないし図24に示す。ここで図18及び図19は、第1形態のブロックにおける図11及び図12に相当する図で、図18が取水口5を透水性表層12の表面下に開口させた例、図19が取水口5の上部が透水性表層12の表面13より上に開口しているものの例である。これらの図に示すように、この第3形態のものでは、ベースブロック1の上面幅方向片側に畝ブロック2の底面を接合するための一段高くなった台座9が成形されており、接合面4を透水性表層12の表面13と一致する高さで施工されている。従って、図18の構造では、取水口5全体がベースブロック1側に開口している一方、図19の構造では、取水口5の上端が畝ブロック2の底部を一部切り欠いた図5に示した形状に近い形状で成形されている。
図20は、図18の構造におけるベースブロックの一例を示す図、図21は、図19の構造におけるベースブロックの一例を示す図である。
ベースブロック1に台座9を設けた構造においても、排水路3を畝ブロック2との接合面4に開口する溝形状にすることが可能であり、図22は、そのようにしたときの排水構造を示す断面図で、取水口5が透水性表層12の表面13の下方に開口しているものの例が示されている。図23は、図22の構造におけるベースブロック1の一例を示した図であり、また図24は、図22の構造における取水口5を透水性表層の表面13より上にまで開口させるときのベースブロック1の一例を示した図である。
以上説明した各構造において、畝ブロック2に大きな横荷重が加わったときのベースブロックと畝ブロックとの接合面4の強度に問題が生ずるおそれがあるときは、図25に示すように、ベースブロック1の接合面4となる部分の適宜箇所にピンないしボルト21を植立し、一方、畝ブロック2の底面の対応する箇所にこのピンを挿入する凹所22を設けておき、凹所22内にモルタルを充填した状態で畝ブロック2をベースブロック1上に設置することにより、モルタルが硬化した後のベースブロック1と畝ブロック2とのずれをピン21によって防止する構造とすることができる。
なお、図25のピン21に替えてベースブロック1側に突起をコンクリートで一体成形し、畝ブロック2側にはその突起を受け入れる凹所を設けて、前記と同様に当該凹所内にモルタルを詰めて畝ブロック2を接合することにより、同様なずれ止め作用を得ることが可能である。なお、畝ブロック2に設ける凹所22をピン21や突起に対して余裕を持たせておけば、モルタルその他の充填材が固化するまでの間にベースブロック1上での畝ブロック2の位置を微調整でき、この発明の特徴が損なわれることがない。
以上の例は畝ブロック2の一方の側からのみ排水をするものであるが、ベースブロック1の畝ブロック2が載置されていない部分の上面や側面にも排水路3に連通する取水口5aを設けて、車道側の取水口5と歩道側の取水口5aとの両側から排水路3に雨水を導くようにすることもできる。図27は、図26の排水構造を採用するときのベースブロック1の一例を示した図である。
同様な排水構造は、ベースブロックに第座9を設けた構造の場合にも採用可能で、図28にその排水構造の例が示されており、図29には図28の構造のときのベースブロック1の一例が示されている。
図30は、ベースブロック1に畝ブロック2を設置する接合面4を一段低くして形成した例を示した図である。ベースブロックの上面の段部23は、畝ブロック2との位置決めのためのものではないが、ベースブロック1にこのような段部23を設けても、ベースブロック1上での畝ブロック2の載置位置に若干の自由度があれば、この発明の特徴が失われることがない。そして、図30に示した構造のときは、ベースブロック1上での畝ブロック2の載置位置を決定した後、段部23と畝ブロック2との間の隙間24にモルタルを埋めて、畝ブロック2の位置を固定することもできる。
第1形態の歩車道境界ブロックの斜視図 図1のブロックの取水口を設けた部分の断面図 図1のブロックのベースブロックの斜視図 図3の反対側から見た図3のベースブロックの斜視図 図1のブロックにおける畝ブロックを下方から見た斜視図 低段差型の畝ブロックを示す斜視図 取水口に設ける目皿の一例を示す正面図 目皿の他の形状を示す正面図 図8の目皿を用いるベースブロックの一例を示す斜視図 図9のベースブロックと共に用いる畝ブロックの一例を示す斜視図 図1のブロックを用いた排水構造の第1例を示す断面図 同第2例を示す断面図 歩道面を高くするときの畝ブロックの形状を示す図11と同様の図 第2形態の歩車道境界ブロックの斜視図 図14のブロックの取水口を設けた部分の断面図 図14のブロックのベースブロックの斜視図 図14のブロックを用いた排水構造の一例を示す断面図 この発明の第3形態のブロックを用いた排水構造の第1例を示す断面図 第3形態のブロックを用いた排水構造の第2例を示す断面図 図19の構造におけるベースブロックのの斜視図 図20の構造におけるベースブロックの斜視図 第4形態のブロックを用いた排水構造の例を示す断面図 図22の構造におけるベースブロックの斜視図 取水口を高く設けるときの図22の構造におけるベースブロックの斜視図 ベースブロックと畝ブロックとの固定構造の他の例を示す断面図 畝ブロックの両側から排水する排水構造の第1例を示す図 図26の構造におけるベースブロックの一例を歩道側から見た斜視図 畝ブロックの両側から排水する排水構造の第2例を示す断面図 図28の構造におけるベースブロックを歩道側から見た斜視図 上面に段部を設けたベースブロックによる排水構造の例を示す断面図
符号の説明
1 ベースブロック
2 畝ブロック
3 排水路
4 接合面
5 取水口
6 導水孔
9 台座
11 不透水性基層
12 透水性表層

Claims (6)

  1. 平坦な上面を有する矩形帯板状のベースブロック(1)と、このベースブロック上面の幅方向片側に底面を接合した畝ブロック(2)と、前記ベースブロックを長手方向に貫通する排水路(3)と、前記ベースブロックと畝ブロックの接合部分で前記片側のブロック側面に開口して前記排水路に連通する取水口(5)とを備えた、歩車道境界ブロック。
  2. 上面の幅方向片側に一段高くした台座(9)を一体に設けた矩形帯板状のベースブロック(1)と、前記台座の上面に底面を接合した畝ブロック(2)と、前記ベースブロックを長手方向に貫通する排水路(3)と、前記台座の側壁部分でブロック側面に開口して前記排水路に連通する取水口(5)とを備えた、歩車道境界ブロック。
  3. 前記排水路(3)が、前記ベースブロックと畝ブロックとの接合面(4)に、上面開口が畝ブロックによって閉鎖されたベースブロック側の凹溝として形成されている、請求項1記載の歩車道境界ブロック。
  4. 前記排水路(3)が、前記ベースブロックと畝ブロックとの接合面(4)に、上面開口が畝ブロックによって閉鎖されたベースブロック側の凹溝として形成されている、請求項2記載の歩車道境界ブロック。
  5. 不透水性基層(11)の表面に透水性表層(12)を設けた舗装路面の路側に沿って、前記取水口(5)を前記透水性表層内を流れた水と当該表層上の水との両方を受入れる位置に開口させて、請求項1、2、3又は4記載の歩車道境界ブロックが配置されている、透水舗装の排水構造。
  6. 不透水性基層(11)の表面に透水性表層(12)を設けた舗装路面の路側に沿って、前記取水口(5)を前記透水性表層内を流れた水を受入れる位置にして、かつベースブロックと畝ブロックとの接合面(4)を路面下にして、請求項1又は3記載の歩車道境界ブロックが配置されている、透水舗装の排水構造。
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