JP6614655B2 - 自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法 - Google Patents

自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法 Download PDF

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Description

本発明は、自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法に関するものである。
近年、地球温暖化などの状況変化に鑑み、エネルギー資源のエコ化が叫ばれており、そのため、化石燃料を消費しない自転車の利用が見直され、通勤あるいは通学などの脚としても頻繁に利用されるに至っている。
しかし、自転車利用台数が増加するに伴い、自転車が原因となる接触事故も増加している。例えば、自転車が歩道を走行して歩行者に接触したり、あるいは車道を走行することにより、車両と接触したりすることなどが散見されている。
また、歩道と車道の区別のない道路において、歩道に代わって路側帯が設置されている道路もあり、この様な道路の場合、自転車は歩行者の通行を妨げないような速度と方法で、この路側帯を通行することができるようにされているが、この場合にも歩行者と自転車との接触事故が報告されている。
そこで、近年では歩道と車道との間に自転車通行帯を設ける道路建設が要請されている。
ところで、道路脇に敷設した側溝内の排水路では、一般的に道路の勾配にあわせて水が流れる様構成されている。
しかし、この排水勾配は道路の勾配がまちまちであるため、この道路勾配にあわせる排水勾配もまちまちに設定しなければならない。
よって、門型構造をした側溝の底板部にインバートコンクリートを現場打設して製造する側溝を、いわゆる自由勾配側溝と称して、該自由勾配側溝が汎用的に使用されているのが現状である。
近年、自転車道専用の側溝も開発されているが、自転車通行帯つき道路に用いられるいわゆる自由勾配側溝も開発されるに至った。すなわち、排水勾配がまちまちな道路に自転車通行帯を設けた新道路建設に使用される自由勾配側溝を開発したのである。
特開2008−156974号公開公報
かくして、本発明は前記従来の課題に対処すべく創案されたものであって、本発明では、排水勾配がまちまちな道路に自転車通行帯を設けた新道路建設が容易に、またコストを安価にして形成できる自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法を提供することを目的とするものである。
本発明は、
長手方向に向かい延出する略長方形状の開口部が上壁部に形成された略門型状をなす自由勾配側溝と、前記開口部に設置される、上下方向に貫通する排水スリットを蓋上面より上方に突設する凸条部に設け、該凸条部の高さが略5cm乃至10cmの間で複数種類用意されたスリット蓋とを備え、
前記自由勾配側溝を、該自由勾配側溝の天端面の位置が、計画される舗装面の高さより略5cm乃至10cm程度低い位置になる様施工し、
前記施工後に、前記凸条部の高さが複数種類あるスリット蓋の内、前記計画された舗装面の高さより低く施工された高さにあったスリット蓋を選択して前記開口部に設置し、前記凸条部の歩道側に境界ブロックを設置した後、前記凸条部の上面高さまで舗装する自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法であり、
前記凸条部の歩道側に前記境界ブロックが設置される際に、同じ道路内において車両の乗り入れが行われる箇所では、高さの低い境界ブロックが使用されると共に、前記自由勾配側溝の埋設施工高さを異ならせ、前記高さの低い境界ブロックの埋め込み深さを通常の境界ブロックの埋め込み深さより深く埋め込むと共に、自由勾配側溝も深く埋設施工し、前記車両の乗り入れが行われる箇所で、凸条部の歩道側に設置する境界ブロックの埋め込み深さを深くとって高さの低い境界ブロックを設置した、
ことを特徴とし、
または、
長手方向に向かい延出する略長方形状の開口部が上壁部に形成された略門型状をなす自由勾配側溝と、前記開口部に設置される、上下方向に貫通する排水スリットを蓋上面より上方に突設する凸条部に設け、該凸条部の高さが略5cm乃至10cmの間で複数種類用意されたスリット蓋とを備え、
前記自由勾配側溝の上壁には上下方向に貫通する排水スリットが設けられた自由勾配側溝であり、
前記自由勾配側溝を、該自由勾配側溝の天端面の位置が、計画される舗装面の高さより略5cm乃至10cm程度低い位置になる様施工し、
前記施工後に、前記凸条部の高さが複数種類あるスリット蓋の内、前記計画された舗装面の高さより低く施工された高さにあったスリット蓋を選択して前記開口部に設置し、
前記凸条部の歩道側に境界ブロックを設置した後、前記自由勾配側溝の上壁に形成された排水スリットの上面にメッシュフィルターを配置し、次いで、前記凸条部の上面高さまで排水性舗装する自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法であり、
前記凸条部の歩道側に前記境界ブロックが設置される際に、同じ道路内において車両の乗り入れが行われる箇所では、高さの低い境界ブロックが使用されると共に、前記自由勾配側溝の埋設施工高さを異ならせ、前記高さの低い境界ブロックの埋め込み深さを通常の境界ブロックの埋め込み深さより深く埋め込むと共に、自由勾配側溝も深く埋設施工し、前記車両の乗り入れが行われる箇所で、凸条部の歩道側に設置する境界ブロックの埋め込み深さを深くとって高さの低い境界ブロックを設置した、
ことを特徴とし、
または、
前記略長方形状をなす開口部の大きさは、自由勾配側溝の敷設後、インバートコンクリートの打設作業用開口部を兼用できる大きさとすべく、自由勾配側溝の長手方向中央位置から両端部側に向かって延出させ、延出させた長手方向の長さが自由勾配側溝の長手方向長さの略2分の1以上となる長さとし、開口部の幅方向の長さは、長さ両端部が自由勾配側溝の両側壁上端面厚み方向略中央位置付近となる長さとし、
前記開口部からインバートコンクリート打設器具を挿入してインバートコンクリートの打設作業を行った後、前記開口部に前記スリット蓋を嵌め込むと共に、前記側壁上端面にスリット蓋の底面を載置し、
次いで、前記凸条部の上面位置まで道路舗装用アスファルトを打設し、前記凸条部の上面のみ露出する自転車通行帯を形成した、
ことを特徴とするものである。
本発明であれば、排水勾配がまちまちな道路に自転車通行帯を設けた新道路建設が容易に、またコストを安価にして形成できるとの優れた効果を奏する。
本発明による自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法の構成を説明する構成説明図(その1)である。 本発明による自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法の構成を説明する構成説明図(その2)である。 本発明による自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法の構成を説明する構成説明図(その3)である。 本発明による自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法の構成を説明する構成説明図(その4)である。 本発明による自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法の構成を説明する構成説明図(その5)である。 他の実施例による自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法の構成を説明する構成説明図(その1)である。 他の実施例による自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法の構成を説明する構成説明図(その2)である。 他の実施例による自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法の構成を説明する構成説明図(その3)である。 他の実施例による自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法の構成を説明する構成説明図(その4)である。 他の実施例による自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法の構成を説明する構成説明図(その5)である。 他の実施例による自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法の構成を説明する構成説明図(その6)である。 本発明による自由勾配側溝の構成を説明する説明図(その1)である。 本発明による自由勾配側溝の構成を説明する説明図(その2)である。 本発明による自由勾配側溝の構成を説明する説明図(その3)である。 本発明による自由勾配側溝の構成を説明する説明図(その4)である。 本発明によるスリット蓋の構成を説明する構成説明図(その1)である。 本発明によるスリット蓋の構成を説明する構成説明図(その2)である。 本発明によるスリット蓋の構成を説明する構成説明図(その3)である。
以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説明する。
自由勾配側溝1は、両側の側壁2と、この両側壁2の上端を水平に繋ぐ上壁3とにより略門型状をなして構成されている。
底壁が設けられていないのは、インバートコンクリート14を現場打ちし、所定の排水勾配とした底壁を有する排水溝を設置するためである。
しかして、本発明による門型状をなす自由勾配側溝1の上壁3には、自由勾配側溝1の長手方向に向かい延出する略長方形状の開口部4が形成されている。
該開口部4内には、上下方向に貫通する排水スリット5を、蓋上面6より上方に突設する凸条部7に設けられたスリット蓋8が嵌め込まれて設置できるようになっている。
ここで、前記略長方形状をなす開口部4の大きさについて説明すると、まず、その大きさは、道路脇などへの自由勾配側溝1の敷設後、前記開口部4が現場で行うインバートコンクリート14の打設作業用開口部を兼用できる大きさとすることが要求される。
すなわち、上壁3にインバート打設作業用開口部が設けられていない場合、インバートの打設作業は、側溝2間の空間側から行わなければならず、作業困難となる。
よって、前記開口部4の大きさは、この開口部からインバートコンクリート用の器具を差し込んで、インバートコンクリートの打設作業用開口部を兼用できる大きさとした。
具体的には、自由勾配側溝1の長手方向中央位置から両端部側に向かって延出させ、延出させた長手方向の長さが自由勾配側溝1の長手方向長さの略2分の1以上となる長さとした。
なお、好ましくは、延出させた長手方向の長さが自由勾配側溝1の長手方向長さの略3分の2以上となる長さとする。
また、開口部4の幅方向の長さは、該幅方向長さの両端部が自由勾配側溝1の両側壁2の上端面厚み方向略中央位置付近となる長さとした。すなわち、自由勾配側溝1の両側壁2の上端面9にスリット蓋8の底面10が載置される長さとした。よって、図から理解されるように、開口部の幅方向両端下側には前記自由勾配側溝1の両壁2の上端面9が露出しており、該上端面9上に前記スリット蓋8の底面10が支持されるものとなる。
以上説明したような開口部4の大きさにすれば、きわめて簡単に、開口部4からインバートコンクリート打設器具を挿入してインバートコンクリート14の打設作業を行うことが出来るものとなる。
しかして、前記開口部4からインバートコンクリート打設器具を挿入してインバートコンクリート14の打設作業を行った後、前記開口部4に、該開口部4の大きさとほぼ同じ大きさをしたスリット蓋8を嵌め込むと共に、前記側壁2の上端面9にスリット蓋8の底面10を載置し、次いで、隙間に充填剤を充填して接着し、ガタつきのない安定した状態でスリット蓋8を設置するものとする。
ここで、排水用スリット5は、凸条部7の幅方向略中間位置において直線状に形成されているが、直線状に連続的に形成されているのではなく、図から理解される様に、所定間隔をおいて直線状排水スリット5が連結壁11により塞がれている。また、該連結壁11の上面は、凸条部7の上面より凹んで構成され、しかも連結壁11の長手方向端部に向かって斜面状に形成されている。
これにより、連結壁11に溜められた雨水は、スムーズに排水スリット5から自由勾配側溝1内部の排水路15へと導入されることになる。
尚、前記凸条部7の高さであるが、スリット蓋8の上面6から略5cm乃至10cmの間の高さのものが複数種類あるスリット蓋8が多数用意されている。これら多数の種類のスリット蓋8が後述するように、各施工場面によって使い分けられる。
次に、前述した自由勾配側溝1を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法につき説明する。
まず、前記自由勾配側溝1は、該自由勾配側溝1の天端面(上壁3の表面)の位置が、計画される舗装面の高さより略5cm乃至10cm程度低い位置になる様埋設施工される。
次いで、前記自由勾配側溝1の埋設施工後に、前記凸条部7の高さが複数種類あるスリット蓋8の内、前記計画された舗装面の高さより低く施工されている自由勾配側溝1の天端面(上壁3の表面)の位置から計画された舗装面の表面までの長さにあった高さの凸条部7を備えたスリット蓋8、すなわち、略5cm乃至10cm程度長さを有する高さの凸条部7のうち、最適な凸条部7の高さを有するスリット蓋8を選択して前記開口部4内に設置する。
そして、前記埋設施工された自由勾配側溝1の開口部4内に最適な高さのスリット蓋8を設置後、前記スリット蓋8における凸条部7の歩道側に境界ブロック12を設置し、最終的に前記凸条部7の上面高さまで舗装し、本発明による自由勾配側溝1を使用した自転車通行帯つき新道路が完成する。
ところで、本発明による自由勾配側溝1を使用した自転車通行帯つき新道路の形成に際し、凸条部7の高さが全て同じ高さのスリット蓋8が使用されるとは限らない。
前記したように、スリット蓋8における凸条部7の歩道側に境界ブロック12が設置されるが、同じ道路内においても、前記自由勾配側溝1の埋設施工高さは異なることがある。すなわち、車両の乗り入れが行われる箇所では、高さの低い境界ブロック12が使用されると共に、その埋め込み深さも通常の埋め込み深さ(例えば5cm程度)より深く埋め込む必要があるので、その場合は自由勾配側溝1を深く埋設施工するのである。
よって、凸条部7の歩道側に設置する境界ブロック12の埋め込み深さを深くとって境界ブロック12を設置する。
さらに、新道路の形成に際して、施工誤差を吸収すべく凸条部7の高さが異なるタイプを使用する必要も生ずる。
次に、図6乃至図11に他の実施例を示す。
この実施例では、図9及び図10に示す様に、自由勾配側溝1の上壁3幅方向略中央に排水スリット5が設けられており、この排水スリット5の上面にメッシュフィルター16を配置し、次いで、前記凸条部7の上面高さまで排水性舗装したものである。
しかして、この様な自由勾配側溝1を使用すれば排水効率を格段に高めることが出来る。
さらに、本発明の概略を説明すると、新道路の施工方法1として、自由勾配側溝1に凸型蓋(スリット蓋)を組み合わせる場合として、
1.自由勾配側溝1を、その天端の位置(上面の高さ)が計画される最終的な舗装高さよりも5〜10cm程度低い位置になるように施工する。
(従来は、舗装面と同一面に施工している。)
2.この自由勾配側溝1の開口部4に凸条部7のあるスリット蓋8を設置する(図2、図3)。
尚、従来では、この開口部4には凸条部のない平らなコンクリート蓋や、グレーチング蓋が設置するものとされていたが、歩道と車道との間に自転車通行帯を設けた場合、該自転車通行帯が狭くなったり、また、自転車が滑って危ないとの課題があった。よって、本発明では自由勾配側溝1の埋設施工を従来より5乃至10cm低くし、自由勾配側溝1の上方に自転車通行帯を作る発想とした。
よって、道路上に露出するのは凸条部7の上面だけである。したがって、凸条部7の高さは5〜10cmで凸条部7の上面が計画舗装高さとなるようにしてある。
3.凸条部7の歩道側に歩車道の境界ブロック12(縁石)を設置する(図4、図5)。
4.最後に、舗装を前記の計画高さまで舗装して終了となる(図1参照)。
次に、新道路の施工方法2として、排水スリット5付き自由勾配側溝1に凸型蓋(スリット蓋8)を組み合わせる場合として、
1.排水スリット5付きの自由勾配側溝1を、その天端の位置(上面の高さ)が計画される最終的な舗装高さよりも5〜10cm程度低い位置になるように施工する。尚、従来は、舗装面と同一面に施工する。
2.この排水スリット5付き自由勾配側溝1の開口部4に凸条部7のあるスリット蓋(スリット蓋8)を設置する。
(従来はこの開口部4には凸条部7のないスリット蓋や、グレーチング蓋が設置される)
この凸条部7の高さは5〜10cmで凸条部7の上面が計画舗装高さとなるようにする。
3.凸条部7の歩道側に歩車道の境界ブロック12(縁石)を設置する。
4.排水スリット付き自由勾配側溝1の排水スリット5の上に、メッシュフィルター16(ステンレス等の金属製、耐熱樹脂製など)を設置する。
5.排水性舗装を計画高さまで舗装する。
上記のように、スリット蓋8が設置された後は、凸条部7の上面位置まで排水性能を有する道路舗装用アスファルト13が打設される。
ここで、図から理解されるように、凸条部7の一方側には境界ブロック12が配置され、他方側には前記舗装用アスファルト13が形成されるものとなる。よって、道路上にはスリット蓋8の凸条部7の上面のみが露出することになる。従って、凸条部7の上面のみ露出した安全な自転車通行帯が広く形成できることとなる。
1 自由勾配側溝
2 側壁
3 上壁
4 開口部
5 排水スリット
6 蓋上面
7 凸条部
8 スリット蓋
9 側壁上端面
10 スリット蓋の底面
11 連結壁
12 境界ブロック
13 舗装用アスファルト
14 インバートコンクリート
15 排水路
16 メッシュフィルター

Claims (3)

  1. 長手方向に向かい延出する略長方形状の開口部が上壁部に形成された略門型状をなす自由勾配側溝と、前記開口部に設置される、上下方向に貫通する排水スリットを蓋上面より上方に突設する凸条部に設け、該凸条部の高さが略5cm乃至10cmの間で複数種類用意されたスリット蓋とを備え、
    前記自由勾配側溝を、該自由勾配側溝の天端面の位置が、計画される舗装面の高さより略5cm乃至10cm程度低い位置になる様施工し、
    前記施工後に、前記凸条部の高さが複数種類あるスリット蓋の内、前記計画された舗装面の高さより低く施工された高さにあったスリット蓋を選択して前記開口部に設置し、前記凸条部の歩道側に境界ブロックを設置した後、前記凸条部の上面高さまで舗装する自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法であり、
    前記凸条部の歩道側に前記境界ブロックが設置される際に、同じ道路内において車両の乗り入れが行われる箇所では、高さの低い境界ブロックが使用されると共に、前記自由勾配側溝の埋設施工高さを異ならせ、前記高さの低い境界ブロックの埋め込み深さを通常の境界ブロックの埋め込み深さより深く埋め込むと共に、自由勾配側溝も深く埋設施工し、前記車両の乗り入れが行われる箇所で、凸条部の歩道側に設置する境界ブロックの埋め込み深さを深くとって高さの低い境界ブロックを設置した、
    ことを特徴とする自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法。
  2. 長手方向に向かい延出する略長方形状の開口部が上壁部に形成された略門型状をなす自由勾配側溝と、前記開口部に設置される、上下方向に貫通する排水スリットを蓋上面より上方に突設する凸条部に設け、該凸条部の高さが略5cm乃至10cmの間で複数種類用意されたスリット蓋とを備え、
    前記自由勾配側溝の上壁には上下方向に貫通する排水スリットが設けられた自由勾配側溝であり、
    前記自由勾配側溝を、該自由勾配側溝の天端面の位置が、計画される舗装面の高さより略5cm乃至10cm程度低い位置になる様施工し、
    前記施工後に、前記凸条部の高さが複数種類あるスリット蓋の内、前記計画された舗装面の高さより低く施工された高さにあったスリット蓋を選択して前記開口部に設置し、
    前記凸条部の歩道側に境界ブロックを設置した後、前記自由勾配側溝の上壁に形成された排水スリットの上面にメッシュフィルターを配置し、次いで、前記凸条部の上面高さまで排水性舗装する自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法であり、
    前記凸条部の歩道側に前記境界ブロックが設置される際に、同じ道路内において車両の乗り入れが行われる箇所では、高さの低い境界ブロックが使用されると共に、前記自由勾配側溝の埋設施工高さを異ならせ、前記高さの低い境界ブロックの埋め込み深さを通常の境界ブロックの埋め込み深さより深く埋め込むと共に、自由勾配側溝も深く埋設施工し、前記車両の乗り入れが行われる箇所で、凸条部の歩道側に設置する境界ブロックの埋め込み深さを深くとって高さの低い境界ブロックを設置した、
    ことを特徴とする自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法。
  3. 前記略長方形状をなす開口部の大きさは、自由勾配側溝の敷設後、インバートコンクリートの打設作業用開口部を兼用できる大きさとすべく、自由勾配側溝の長手方向中央位置から両端部側に向かって延出させ、延出させた長手方向の長さが自由勾配側溝の長手方向長さの略2分の1以上となる長さとし、開口部の幅方向の長さは、長さ両端部が自由勾配側溝の両側壁上端面厚み方向略中央位置付近となる長さとし、
    前記開口部からインバートコンクリート打設器具を挿入してインバートコンクリートの打設作業を行った後、前記開口部に前記スリット蓋を嵌め込むと共に、前記側壁上端面にスリット蓋の底面を載置し、
    次いで、前記凸条部の上面位置まで道路舗装用アスファルトを打設し、前記凸条部の上面のみ露出する自転車通行帯を形成した、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の自由勾配側溝を使用した自転車通行帯つき新道路形成工法。
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