JP3150487U - 折り畳み紙箱 - Google Patents

折り畳み紙箱 Download PDF

Info

Publication number
JP3150487U
JP3150487U JP2009001133U JP2009001133U JP3150487U JP 3150487 U JP3150487 U JP 3150487U JP 2009001133 U JP2009001133 U JP 2009001133U JP 2009001133 U JP2009001133 U JP 2009001133U JP 3150487 U JP3150487 U JP 3150487U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folding
opening
paper box
folded
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2009001133U
Other languages
English (en)
Inventor
卓也 中重
卓也 中重
Original Assignee
柳井紙工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 柳井紙工株式会社 filed Critical 柳井紙工株式会社
Priority to JP2009001133U priority Critical patent/JP3150487U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3150487U publication Critical patent/JP3150487U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

【課題】箱の容積はそのままで紙の使用量を従来のデコケースより1割以上減少させた折り畳み紙箱を提供する。【解決手段】開閉自在な各側板を開口部上下の相対向する端縁から開口部の中央へ向けた折り込み板2、7で形成し、折り込み板2、7に切り込み2a、7aを設け、折り込み板2、7で開口部を閉じた際、各先端縁が当接するようにし、開口部の左右の相対向する端縁から折り込み小片5、9を設け、折り込み小片5、9の先端縁に2つの係止突片5a、9aを設け、折り込み板2、7を折り目a、gを介して開口部を塞ぐように折り込み、上から折り込み小片5、9を折り目d、iを介して折り込み板2、7上に折り込んで係止突片5a、9aを切り込み2a、7aに差し入れて係止することとした。【選択図】図1

Description

この考案は、洋菓子店等において、菓子やその他の食品等の持ち運びに使用される紙箱に関するものであって、例えば、デコレーションケーキやその他のものを持ち運ぶ折り畳み紙箱に関するものである。
従来、洋菓子店において、ケーキなどの生菓子を販売する際、持ち運びに便利な紙箱を使用している。この様な紙箱の中に、デコレーションケーキを入れる、いわゆるデコケース(以下、単に『デコケース』と言う)と言うものがある。この様なデコケースの中に、上面に把手の付いたキャリータイプのものがある。
この様な折り畳み紙箱Bは、図4に示すように、やや、扁平な直方体であり、天板の中央に略環状の切り込みを二重に入れて、これらの切り込みを起こして立設して把手部を形成している。また、この紙箱は、筒型で、相対向する開口部の各側板が開閉自在となっており、この開口部の一つからケーキを出し入れするようになっている(特許文献1の図5参照)。
実用新案登録第3114111号
しかしながら、この様な紙箱においては、紙材同士を重ね合わせて箱型を形成するため、紙材として余分な部分が多く使用されていた。一方、安価な折り畳み紙箱の生産のために、出来る限り使用する紙の量を減らすことが求められている。
この考案は、この様な状況に鑑みて行われたもので、箱としての容積はそのままで、紙の使用量を、前記従来のキャリータイプのデコケースよりおよそ1割以上減少させた折り畳み紙箱を提供して前記課題を解決するものである。
請求項1の考案は、相対向する側面が開口した筒型で、前記開口部に開閉自在な側板を設けた直方体形状の折り畳み紙箱において、前記開閉自在な各側板を、開口部の一対の相対向する端縁から折り目を介して開口部の中央へ向けた折り込み板によって形成し、当該各折り込み板の左右又は上下の位置に切り込みを夫々設け、当該各折り込み板で前記開口部を閉じた際、対向する各先端縁が当接するように形成する。
また、前記開口部の他対の相対向する端縁から折り目を介して折り込み小片を設け、当該折り込み小片の先端縁に2つの係止突片を夫々設け、前記各折り込み板を折り目を介して開口部を塞ぐように折り込み、その上から前記各折り込み小片を折り目を介して前記折り込み板上に折り込んで当該折り込み小片の各係止突片を前記各折り込み板の左右又は上下の切り込みに差し入れて係止する折り畳み紙箱とした。
請求項2の考案は、前記各折り込み板を閉じた際、各先端縁が若干重なるように形成した前記請求項1に記載の折り畳み紙箱とした。
請求項3の考案は、前記各折り込み板は同形同大に形成した前記請求項1又は2に記載の折り畳み紙箱とした。
請求項1又は3の考案によれば、前記開閉自在な各側板を、開口部の一対の相対向する端縁から折り目を介して開口部の中央へ向けた折り込み板によって形成し、当該各折り込み板の左右又は上下の位置に切り込みを夫々設け、当該各折り込み板で前記開口部を閉じた際、対向する各先端縁が当接する大きさに設けたので、従来の同じ容量のキャリータイプのデコケースよりも、およそ1割以上、紙の使用量を減少させた安価な折り畳み紙箱を提供することが出来る。
また、各板体を折り目を介して折り込み、その上から各折り込み小片を折り目を介して折り込んで当該折り込み小片の各係止突片を各折り込み板の左右等の切り込みに差し入れて係止することとしたので、原材料である紙の使用量を極力抑えた折り畳み紙箱でありながら、開閉自在な開口部の係止固定が容易かつ確実に出来、ケーキ等を入れる折り畳み紙箱として信頼性の高いものが提供出来る。
さらに、請求項2の考案によれば、各折り込み板を閉じた際、各先端縁が若干重なるように形成したので、折り畳み紙箱の開口部をより確実に閉じることが出来、箱内の閉鎖状態を保持することが出来る。特に、この折り畳み紙箱内に保冷材を入れた場合など、冷気が逃げるのをより抑えることが出来、長時間の移動にも耐え得るものである。
相対向する側面が開口した筒型で、前記開口部に開閉自在な側板を設けた直方体形状の折り畳み紙箱において、前記開閉自在な各側板を、開口部の一対の相対向する端縁から折り目を介して開口部の中央へ向けた折り込み板によって形成し、当該各折り込み板の左右又は上下の位置に切り込みを夫々設け、当該各折り込み板で前記開口部を閉じた際、対向する各先端縁が当接するように形成する。
また、前記開口部の他対の相対向する端縁から折り目を介して折り込み小片を設け、当該折り込み小片の先端縁に2つの係止突片を夫々設け、前記各折り込み板を折り目を介して開口部を塞ぐように折り込み、その上から前記各折り込み小片を折り目を介して前記折り込み板上に折り込んで当該折り込み小片の各係止突片を前記各折り込み板の左右又は上下の切り込みに差し入れて係止する。
これにより、従来の同じ容量のキャリータイプのデコケースよりも、およそ1割以上、紙の使用量を減少させた安価な折り畳み紙箱を提供することが出来る。
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。
図1は、この考案の実施例の折り畳み紙箱の斜視図である。図2は、同折り畳み紙箱の展開図である。図3は、同折り畳み紙箱の左右の折り込み小片を開いた状態の斜視図である。図4は、従来のキャリータイプのデコケースの展開図である。
この実施例の折り畳み紙箱Aを説明する。
筒型で、相対向する開口部に開閉自在な各側板を設けた扁平な直方体形状の折り畳み紙箱Aにおいて、図2に示すように、正方形状の底板1の上端縁に折り目aを介して、横長長方形状の折り込み板2を設け、下端縁にも同様に折り目aを介して、横長長方形状の折り込み板2を設け、各折り込み板2上の左右の位置にコの字型の切り込み2aを夫々設けている。
前記底板1の左端縁に折り目bを介して細幅の長方形状の貼着片3を設けている。前記底板1の右端縁には、折り目cを介して長方形状の左側板4を設け、この左側板4の上端縁及び下端縁に折り目d、dを介して略長方形状の折り込み小片5、5を夫々設けている。これらの各折り込み小片5の上端縁又は下端縁の左右の位置に折り目e、eを介して凸形状の係止突片5a、5aを夫々設けており、これらの係止突片5aの間は凹部5bとなっている。
前記左側板4の右端縁に折り目fを介して、前記底板1と同形同大の天板6を設けており、この天板6の略中央には、環状で相対向する二か所を除いて切り込み6aを間をあけて二重に設けて把手部6bを設けている。また、この天板6の上端縁及び下端縁に折り目g、gを介して、前記折り込み板2と同形同大の折り込み板7、7を夫々設けている。これらの各折り込み板7上の左右の位置にも、前記切り込み2aと同形同大の切り込み7aを夫々設けている。
この天板6の右端縁に折り目hを介して、前記左側板4と同形同大の長方形状の右側板8を設け、この右側板8の上端縁及び下端縁にも、折り目i、iを介して前記折り込み小片5と同形同大の折り込み小片9を夫々設け、この各折り込み小片9の上端縁又は下端縁の左右の位置に折り目j、jを介して、凸形状の係止突片9a、9aを夫々設け、さらに、これらの係止突片9aの間には凹部9bを設けている。
次に、この折り畳み紙箱Aを組み立てる。
前記各折り目f、c、b、hにより天板6を中心にして、左側板4、底板1、貼着片3及び右側板8を夫々順に折り込み、貼着片3を右側板8の内側に貼着して、底板1、左側板4、天板6及び右側板8から成る角筒型に設ける。そして、図3に示すように、この筒型の一方の開口部の折り込み板2、7を折り目a、gにより夫々折り込み、当該開口部を塞ぐ。
さらに、左側板4の折り込み小片5、右側板8の折り込み小片9を折り目d、iにより夫々前記折り込み板2、7上に折り込み、各折り込み小片5、9の係止突片5a、9aを折り目e、jにより夫々折り込んで各折り込み板2、7の各切り込み2a、7aに差し入れて係止する。この時、各折り込み小片5、9の係止突片5a、9aの間に凹部5b、9bを夫々設けているので、各折り込み小片5、9、及び各係止突片5a、9aを把持し易く、各折り込み小片5、9の折り込み、及び係止突片5a、9aの折り込みが簡単に出来る。さらに、この時、折り込まれた上下の折り込み板2、7の各先端縁は若干重なった状態となっている(図1及び図3の点線は下側の折り込み板2の先端縁を示す)。
これにより、前記筒型の各開口部は閉じられて、図1に示すように、扁平な直方体形状の折り畳み紙箱Aが形成される。
そして、この折り畳み紙箱Aを組み立てた後は、把手部6bを夫々起こして、持ち運ぶことが出来る。この実施例の紙箱は、デコレーションケーキを入れるキャリーデコの他、他の菓子等を入れる紙箱にももちろん使用出来るものである。
また、前記係止突片5a、9aの係止を外し、各折り込み小片5、9及び各折り込み板2、7を折り目d、i、a、gにより開放して筒型にし、当該筒型の内側の対角線方向の相対向する一方の折り目b、fにより、当該筒型を扁平に折り畳んで、当該紙箱Aを組み立て折り畳み自在とする。
前記実施例では、筒型で、相対向する各開口部の四つの端縁に開閉自在な各側板を設けた直方体形状の折り畳み紙箱Aとして、具体的に記載しているが、この折り畳み紙箱としては、前記実施例のものに限らず、この考案が実施出来るものであれば、他の構成のものでも良い。
また、折り畳み紙箱Aの開口部の上下の端縁に折り込み板2、7を設け、左右の端縁に折り込み小片5、9を設けているが、これらは、位置を逆に、すなわち、開口部の上下の端縁に折り込み小片5、9を設け、左右の端縁に折り込み板2、7を設けても良い。しかし、折り込み板2、7を上から係止する役目の折り込み小片5、9は、やはり、開口部の短い端縁に設け、開口部の長い端縁には折り込み板2、7を設ける方が効果的である。
しても良い。
また、各折り込み板2、7を閉じた際の縦の長さを開口部の縦の長さよりやや長く設けているが、折り込み板2、7の長さはこれに限らず、開口部を閉じた際、当該開口部を塞ぎ、各折り込み板2、7の先端縁が当接する長さでも良い。また、各折り込み板2、7を同形同大に設けているが、必ずしも同形同大である必要は無く、一方を他方より長くしても良い。
また、折り込み板2、7の左右の位置に設けた切り込み2a、7aをコの字型としているが、切り込み2a、7aの形はコの字型に限らず、単に、直線状に設けたものなど他の形状でも良い。また、折り込み小片5、9の凹部5b、9bは無くても良い。
この考案の実施例の折り畳み紙箱の斜視図である。 この考案の実施例の折り畳み紙箱の展開図である。 この考案の実施例の左右の折り込み小片を開いた状態の斜視図である。 従来のキャリータイプのデコケースの展開図である。
A 折り畳み紙箱 B 従来の折り畳み紙箱
1 底板 2 折り込み板 2a 切り込み
3 貼着片 4 右側板 5 折り込み小片
5a 係止突片 6 天板 7 折り込み板
7a 切り込み 8 左側板 9 折り込み小片

Claims (3)

  1. 相対向する側面が開口した筒型で、前記開口部に開閉自在な側板を設けた直方体形状の折り畳み紙箱において、
    前記開閉自在な各側板を、開口部の一対の相対向する端縁から折り目を介して開口部の中央へ向けた折り込み板によって形成し、当該各折り込み板の左右又は上下の位置に切り込みを夫々設け、当該各折り込み板で前記開口部を閉じた際、対向する各先端縁が当接するように形成し、
    前記開口部の他対の相対向する端縁から折り目を介して折り込み小片を設け、当該折り込み小片の先端縁に2つの係止突片を夫々設け、
    前記各折り込み板を折り目を介して開口部を塞ぐように折り込み、その上から前記各折り込み小片を折り目を介して前記折り込み板上に折り込んで当該折り込み小片の各係止突片を前記各折り込み板の左右又は上下の切り込みに差し入れて係止することを特徴とした、折り畳み紙箱。
  2. 前記各折り込み板を閉じた際、各先端縁が若干重なるように形成したことを特徴とする、前記請求項1に記載の折り畳み紙箱。
  3. 前記各折り込み板は同形同大に形成したことを特徴とする、前記請求項1又は2に記載の折り畳み紙箱。
JP2009001133U 2009-02-27 2009-02-27 折り畳み紙箱 Expired - Lifetime JP3150487U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009001133U JP3150487U (ja) 2009-02-27 2009-02-27 折り畳み紙箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009001133U JP3150487U (ja) 2009-02-27 2009-02-27 折り畳み紙箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3150487U true JP3150487U (ja) 2009-05-21

Family

ID=54854971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009001133U Expired - Lifetime JP3150487U (ja) 2009-02-27 2009-02-27 折り畳み紙箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3150487U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016141452A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 株式会社フジシール パウチ容器用包材およびパウチ容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016141452A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 株式会社フジシール パウチ容器用包材およびパウチ容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200398276Y1 (ko) 물품 포장용 상자
US9617032B2 (en) Bakery boxes
JP3150487U (ja) 折り畳み紙箱
KR20210026474A (ko) 2개의 수납공간이 구비된 포장상자
KR200478202Y1 (ko) 포장용 상자
JP3158505U (ja) 簡易キャリーケース
JP3212220U (ja) 食品用容器
JP4847113B2 (ja) 組立て紙箱
JP3147365U (ja) 折り畳み紙箱
JP3210971U (ja) 仕切付き折畳箱
JP3188465U (ja) 折り畳み紙箱の開閉板の係止構造
JP3141543U (ja) 組立て式箱
JP3152629U (ja) スライド式振り出し容器
JP3227421U (ja) 紙製容器
JP3218819U (ja) 袋物用口金及び袋物
JP3175973U (ja) 包装用箱
KR101150307B1 (ko) 케이크 포장용 상자
JP5038182B2 (ja) 包装箱
JP2006151424A5 (ja)
KR200395620Y1 (ko) 포장상자
JP3127619U (ja) 組み立て紙箱における開閉天板の係止構造
JP3145446U (ja) デコケースの組立て紙底板
JP3192160U (ja) 食品収容箱
JP4748505B2 (ja) 紙製容器
KR20140123266A (ko) 종이재질의 포장상자

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120422

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150422

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term