JP3158505U - 簡易キャリーケース - Google Patents

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JP3158505U
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菅原 雅芳
雅芳 菅原
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Abstract

【課題】2ピースを印刷、打抜きするのみで糊貼りすることなく組立て可能で傷つき易く、重量物を包装するに適し、かつ内容物の出し入れも容易なキャリーケースを提案する。【解決手段】厚紙からなる2ピースの細長いシート材を、中央の部分で十字状に交差するように重ね合わせる。それぞれのシート材を糊付けをすることなく所定位置で折り曲げて箱型に成形し、外側にくる側板2の両端部には上部蓋となる天板3と取っ手4とを連接し、他方の内側に設ける側板8の両端部には前記天板の下に挿入する差込片9と取っ手をロックする係止板10とを設ける。【選択図】図2

Description

本考案は糊付けをすることなく組立て可能なキャリーケースに関し、特にメロン、スイカなどの球状の果物類を収納、運搬するに好適なキャリーケース(手提付紙箱)に関する。
この種の側壁を糊付けしないで組み立てる紙箱としては、例えば次のような先行文献に記載のものが知られている。
特許庁公報3017号「周知・慣用技術集」第125頁 1981年
上記文献に記載の紙箱は、図6のように、方形の底壁の周囲に四側壁22、23、24、25を延設したもので、側壁22、24には外側に提手27付きの蓋体26と、左右の側壁23,25には差込フラップ31をそれぞれ突設し、側壁23、25の外側には蓋26の内側への差込フラップ31及び提手27の端部係止用のスリットを形成した係止片32をそれぞれ突設させた構成となっている。
この紙箱は、例えばケーキ、パイを底壁上に載せて四側壁22、23、24、25を折り曲げ起立させ、蓋体26,26の先端部を重ね合わせて提手27、27を形成し、その状態のまま差込フラップ31を蓋体26の内側に挿入し、提手の端部27aを係止片32のスリット32aに挿入して組立てが完了する。包装したケーキを取り出すには、上記とは逆の手順で開封することによって側壁22、23、24、25を倒してもとの展開状態に戻すことができる。
しかし、このものは箱本体に使用する紙を十の字形に打ち抜く作業があるため材料に無駄が発生しやすく、紙の取り都合が悪いうえに印刷作業や打ち抜きなどの作業も煩雑であった。また箱は、カットケーキなどを包装するには良いが、底壁が薄い一枚の紙で形成されているのでメロン、スイカなどのような球形物や、傷つき易く、重量のあるものを包装するには適していない。
本考案は、従来のキャリー箱のように紙を十の字形に打ち抜く必要がなく、構造をシンプルな2ピースで構成できるようにして組立性を向上するとともに、メロン、スイカなどのように球形で、傷つき易く、重量物を包装するに適し、かつ内容物の出し入れも容易にすることを技術的課題としたものである。
本考案のケースは、2ピースの細長いシート材を中央の部分で十字状に交差するように重ね合わせるとともに、それぞれのシート材を糊付けをすることなく所定位置で折り曲げて箱型に成形し、外側にくるシート材の両端部には上部蓋となる天板と取っ手とを連接し、他方の内側に設けるシート材の両端部には前記天板の下に挿入する差込片と取っ手をロックする係止板とを設けてなるキャリーケースである。
中央の部分で重ね合わせた2枚のシート材の一方には位置決め用の突部を設け、他方のシート材に前記突部と噛み合う凹部を設けて両シート材を重ね合わせるとともに、内側に設ける一方のシート材の中央には球形の被包装品の保持穴を形成する。
さらに、外側にくる前記一方のシート材の両端に設けた取っ手同士を合掌するように当接させて、その取っ手の両端の突起部と、他方の内側に設けるシート材の両端に設けた係止板の係止穴を差し込んで、箱上部のキャリー部を分解自在に固定してなるものである。
(a) 箱の構造は、2ピースのシンプルなシート材で形成されているため、2ピースを印刷、打ち抜きのみで生産可能である。また糊付けをすることがないので「ふろしき」で包むように箱の封緘、開封がワンタッチで行え、箱の組立状態で、内容物が内寸一杯な状態でも内容物の取出しが容易に行える。
(b) ピースごとに素材の種類を変更することが可能であり、包装する内容品に合わせて各ピース毎に印刷仕様を変更したり、側面に窓などを開けるなどの加工をほどこすことが可能である。
(c) また、底面の被包装品保持穴により内容物が動きにくく載置性も良く、メロン、スイカなどのように球形で傷つき易い果物の包装に適している。
(d) 箱の組立状態で、底面に突起物がない上、底面は2重構造になっているので重量物の載置が可能であり、底面からの衝撃の緩衝性にもすぐれている。
図1のAとBは、本考案のキャリーケースのブランクの展開図である。 図2は図1の2ピースのブランクを90度交差させた状態を示す斜視図である。 図3は本考案のケースの組立て途中を示す斜視図である。 図4は同じくキャリーケースの組立て完成状態を示す斜視図である。 図5は従来型の組立て図である。 従来型の開封状態を示す図である。
以下、図面を参照して本考案のキャリーケースを具体的に説明する。
図1に示すように本考案のキャリーケースは、AとBで示す2ピースのブランクシートから構成されている。両ピースは一例としてダイカットされた段ボールからなり、図のようにほぼ矩形の細長いシートから形成されているが、このシート材AとBは、同一素材から形成することは要しない。例えばシートAとBはピースごとに素材の種類を変更することが可能である。また包装する商品に合わせて、各ピース毎に色を変えるなど印刷仕様を変えたり、側面に窓などを開けるなどの加工を施すことも可能である。
図1において、符号1で示すものは、シートAの中央に形成した底板、2,2はその両側に折り曲げ線を介して連接した前後の側板、3,3は同じく折り曲げ線を介して連接した前後の天板である。4,4は取っ手であり、その略中央に把持穴5が形成され、両端には取っ手固定のための突起部6が形成されている。
符号7で示すものはシートBの中央に形成した底板である。8,8はその両側に折り曲げ線を介し連接した左右の側板、9,9は前記前後の天板の内側に差し入れる差込片である。10,10は差込片の中央に形成した係止穴11を有する係止板であり、突起部6を挿入するように構成されている。
上記シート材の組立てにあたっては、これを図2のようにシート材Aの上にシート材Bを重ね、中央部で90度交差させた状態で重ね合わせて使用する。なお、シート材の中央の部分の一方に位置決め用の突部12を設け、他方には前記突部と噛み合う凹部13を設けておくとよい。そのうえで両シート材を重ね合わせるとシート相互のズレが防止され、糊貼りすることなく両シート材をそれぞれの底板に対し直角方向に引き起すことでケースの組立てを行なう。
すなわち、先ず外側のシート材Aの両端を中央の底板1に対して直角に引き起こし、前天板3と後天板3を突き合わせにしてから端部の取っ手4,4を合掌状態に突き合わせる。
次に内側のシート材Bの両端を中央の底板7に対して直角に引き起こした後、両端の差込片9を前後天板3,3の内側に挿入し、かつ係止板10の係止穴11に突起部6を差し込んで、箱上部のキャリー部を分解自在に固定するのである。
なお、シートAの側板2,2とシートBの側板8,8を台形状、すなわち底辺より上辺を長くすることにより、組み立てたケースの側面を任意の傾斜をもたせることが可能になり、被包装品の形状に応じて包装できる。
なお、内側に設ける一方のシート材の中央には被包装品の保持穴14を形成しておくとよい。被包装品を保持穴の上に静置すると底面からの緩衝性を有するだけでなく、容易に転がり動きにくくなり、メロン、スイカなどのように球形で傷つき易い果物を安定性よく包装することができる。また、他方のシート材には窓穴15を設けておくと、内容物を覆った外から窓穴を通じて包装後に外から内容物を確認することもできる。
ケースの開封は、係止板10の係止穴11から突起部6を抜くことで箱上部のキャリー部を分解する。このようにすると外側のシート材Aと内側のシート材Bを各別に、ふろしきの包みを解くように展開させることができるので、内容物がケースの内寸一杯の状態で収納されていても簡単に取り出すことができる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述したが、本考案の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本考案に含まれる。
A、B シート材
1 底板
2 側板
3 天板
4 取っ手
5 把持穴
6 突起部
7 底板
8 側板
9 差込片
10 係止板
11 係止穴
12 位置決めよう突部
13 位置決めよう凹部
14 保持穴
15 窓穴

Claims (2)

  1. 段ボールなどの厚紙からなる2ピースの細長いシート材を、中央の部分で十字状に交差するように重ね合わせるとともに、それぞれのシート材を糊付けをすることなく所定位置で折り曲げて箱型に成形し、外側にくるシート材の両端部には上部蓋となる天板と取っ手とを連接し、他方の内側に設けるシート材の両端部には前記天板の下に挿入する差込片と取っ手をロックする係止板とを設けてなるキャリーケースであって、
    外側にくる前記一方のシート材の両端に設けた取っ手同士を合掌するように当接させ、合掌させた取っ手の両端の突起部を、他方の内側に設けるシート材の両端に設けた係止板の係止穴に差し込んで、箱上部のキャリー部を分解自在に固定してなる簡易キャリーケース。
  2. 中央の部分で重ね合わせた2枚のシート材の一方に位置決め用の突部を設け、他方のシート材に前記突部と噛み合う凹部を設けて両シート材を十字状に重ね合わせるとともに、重ね合わせた2枚のシート材のうち、内側にくる一方のシート材の中央に被包装品を載置するための保持穴を形成した請求項1に記載の簡易キャリーケース。
JP2010000323U 2010-01-21 2010-01-21 簡易キャリーケース Expired - Lifetime JP3158505U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012062083A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Oji Paper Co Ltd 包装用キャリーケース

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