JP3201728U - 保冷剤収容部付包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーキ等を収容する組立式の包装箱の積重ね時の強度を高めることができる保冷剤収容部付包装箱を提供する。【解決手段】商品を収納した組立状態で立方体又は直方体形状で複数段に積重ね可能に形成され、周壁の内面に保冷剤の収容部11を設けた包装箱であって、保冷剤の収容部11の水平方向の断面が組立状態で周壁4bの内面に沿った長方形で上下方向の筒状に形成され、長方形断面が周壁4bに沿って扁平状態に折畳まれるように、収容部11を折畳み起伏可能に周壁4bに接着固定し、長方形断面が周壁4bの前後又は左右方向の中心位置に重なり、包装箱の組立状態において天板の端部を支持させる構造とする。収容部11の周壁となる部材11a〜11cを包装箱の周壁の側端側に折り曲げ可能に連設している。【選択図】図2

Description

この考案は、主として保冷剤又はその他の小物を収容する収容部付の包装箱に関する。
従来ケーキ等を収容する保冷剤収容部付の組立式包装箱として特許文献1,2に示すように、箱本体の周壁内面に保冷剤の収容部を取付けたものが公知である。これらはいずれも周壁の端部に箱内において収容部を筒状又はチューブ状に形成する部材を折り曲げ可能に連設したものである。
実用新案登録第3095059号公報 実用新案登録第3088632号公報
しかし上記特許文献の包装箱においては、保冷剤収容部が横向きで筒状に形成されたもの(特許文献1 図5、特許文献2 図6参照)や周壁の一部に対し縦向きでチューブ状又は袋状に形成されたもの(特許文献1 図1,図2、特許文献2 図7参照)である。
一方、クリスマスその他の繁忙期のケーキ等の店頭販売の現場では、包装箱にケーキを予め収容した状態で一定量保管し又は搬入する機会が多く、この場合箱詰めされたケーキを複数段積重ねた状態で取扱われるため、箱の積重ね強度が求められる。
これに対し、上記横向きの保冷剤収容部を適用した包装箱では箱の積重ね強度を高める効果がなく、縦向きのチューブ状のものを適用した場合も、チューブ状の断面形状では積重ね荷重に対して天板の支持が不十分であるほか、特に上記特許文献に示すように周壁の前後又は左右方向の片側寄りに設けられているものでは周壁の補強効果がさらに不十分である。
上記課題を解決するため、第1に、商品を収納した組立状態で立方体又は直方体形状で複数段に積重ね可能に形成され、周壁の内面に保冷剤の収容部11を設けた包装箱であって、上記保冷剤の収容部11の水平方向の断面が組立状態で周壁4bの内面に沿った長方形で上下方向の筒状に形成され、上記長方形断面が当該周壁4bに沿って扁平状態に折畳まれるように、収容部11を折畳み起伏可能に上記周壁4bに接着固定し、前記長方形断面が当該周壁4bの前後又は左右方向の中心位置に重なり、包装箱の組立状態において天板2の端部を支持させる構造としたことを特徴としている。
第2に、収容部11の周壁となる部材11a〜11cを包装箱の周壁の側端側に折り曲げ可能に連設してなることを特徴としている。
第3に、収容部11を包装箱の少なくとも相対する一組の周壁4a,4bにそれぞれ取付けてなることを特徴としている。
第4に、天板2に折り曲げ起伏可能なゲート状の把手12を切込形成し、倒伏させた状態で天板2が包装箱の積重ねが可能な平板状に形成されることを特徴としている。
以上のように構成される本考案の包装箱によれば、長方形断面の筒状の保冷剤収容部が周壁の中心位置に掛かるように設置され、箱組立後の積重ね状態で下部の包装箱の天板の中心を支持するので、仮にケーキ等の収容物を収容した状態でも天板の中心が撓むことなく強固に支持され、多数の包装箱の積重ねが可能となる。このため繁忙期の箱詰め状態での店頭販売や保冷状態での保管又は搬送に大きい便益を提供することができる。
また天板の相対する端部をそれぞれ収容部によって支持させることにより、天板はさらに強固に支持される利点がある。その他折り曲げ起伏可能に把手を切込形成する箱に応用することで、把手を有する箱の積重ねが可能となる。
本考案の実施例を示す包装箱の表面側展開図である。 同じく包装箱の組立状の内部構造を示す斜視図である。 包装箱の組立状態の水平方向の断面図である。 組立てた包装箱の積重ね状態を示す斜視図である。
図1〜4はいずれも本考案の包装箱の1実施形態を示し、立方体又は直方体形状に組立てられる包装箱1は左右方向の長方形の天板2と底板3とが左周壁4aによって折り曲げ可能に連設され、天板2の右端には右周壁4bが折り曲げ可能に連設されている。底板3の前後端には起伏折り曲げ可能な前後壁6a,6bが、さらに天板2の前後には上記前後壁6a,6bの内側に折り込まれる前後の垂れフラップ7a,7bが折り曲げ可能に連設されている。
そして左周壁4aの前後端には差込みフラップ8a,8bが折り曲げ可能に連設され、右周壁4bの前端には連結フラップ9aが折り曲げ可能に連設され、さらに連結フラップ9aの揺動端には、後述する保冷剤の収容部(ポケット)を上下方向に筒状に形成する収容部11が折り曲げ可能に連設されている。また右周壁4bの後端には差込みフラップ9bが折り曲げ可能に連設されている。
天板2には左右の中心から対称形に一対のゲート状の把手12が上下方向に切残し形成されている。把手12はゲート状基端部で上下方向の折目bにおいてそれぞれ起伏折り曲げ可能な構造になっており、ケーキ等を収容して持ち運ぶ際は両把手を起立させて把持する。把手12を起立させた状態でも天板2の上面が開口しないように天板2の裏面には薄手の不織布等からなる閉塞シート(図示しない)が貼着されている。
また収容部11は、左右方向の山形の折目aを介して連結フラップ9aに連設されているが、さらにこれと平行な山型の折目a〜aを介して厚み部材11a,幅部材11b,厚み部材11c,のり代11dを、それぞれ90°内側(裏側)向きに折り曲げ形成可能に構成されている。幅部材11bには、保冷剤の冷気を箱内に放出する通気孔10が穿設されている。
この折り曲げ状態では図2〜図4に示すように収容部11は前後方向の長方形断面の筒状に折り曲げ形成され且つ連結フラップ9aの内面(裏面)とのり代11dの表面は、ともに右周壁4bの内面に貼着され、図3の仮想線で示すように、使用時の筒状断面に起立させるまでは後方に倒伏させて平坦に折畳むことが可能である。図示するように収容部11は少なくとも包装箱1の前後幅の中心を跨ぐように中心寄りに形成され、箱の積重ね時に天板2の中心部を支持する上で両者の中心が一致することがより望ましい。
図1のように展開形成された紙材を包装箱に組立形成するには、天板2の左右両側の周壁4a,4bを内側(裏側)に90°折り曲げ、さらに底板3を天板2と平行になるように折り曲げて全体を前後方向の角筒状に形成する。この組立状態で、右側壁4bの自由端に折り曲げ可能に連設された前後方向の帯状ののり代13は、内側に90°折り曲げられ、底板3の端部上面に接着される。
この時形成される角筒の前後端では差込フラップ8a,8b,9b同時に内側に折込み(注:連結フラップ9aは前述のように予め右周壁4bの内面に向って折畳まれて収容部として貼着形成されている。)、さらにその外側から垂れフラップ7a,7bが被せられるように下向きに折り曲げられる。
他方前後方向の筒状を形成するように左右の周壁4a,4bが筒状に折り曲げられた時、右周壁4bの下端に折り曲げ可能に90°折り曲げられたのり代13が、その底面が底板3の自由端(組立状態で右端)の内面に接着固定されるので、前後方向の角筒状と折畳まれた扁平状とに折畳み起伏可能に構成される。
また前後周壁6a,6bは、既に差込フラップ8a,8b,9aの外側を覆うように折り曲げられている垂れフラップ7a,7bの外側を覆うように90°起立させて箱型が完成するが、各周壁6a,6bの前後端(起立状態で上端)の中央に舌状に且つ折り曲げ可能に連設された係止爪14a,14bは、天板2の前後端の山形の折目C,Cに沿って中央に形成された係止溝16a,16bに差込係止される。この係止は、係止爪14a,14bの左右の基端部に切欠形成された係止部17と係止爪14a,14bを差込んだ状態で上記係止溝16a,16bとが係脱可能に係合し合うことによって行われる。
上記包装箱1に対し、保冷材(図示しない)を挿入する場合、箱の組立前又は組立途中若しくは組立後途中迄再解体し、筒状収容部11の上下の開口端から保冷剤の挿入が可能な状態で挿入する。また包装箱1にケーキ等の収容物を収容する場合は、図2の状態から前方の垂れフラップ7aを矢印Aの方向(上向き)に開き且つ前方の差込フラップ8aを矢印A(左向き)に開いた状態に箱の前方を開口させて前方より収納する。そして包装箱1の正面開口部を閉じる際は、差込フラップ8aと垂れフラップ7aを逆順に且つ逆方向に回動させ、前周壁(前壁)6aを起立回動させてセットすれば良い。
また上記同様の作業手順で、箱組立状態から後側の周壁(後蓋)6bを倒して後側の垂れフラップ7bを上側に開き、左右の差込フラップ8b,9bを左右に開くことによって箱の後側を開口してこの開口部より収容物を出し入れすることができる。
上記のように組立てられ、内部にケーキ等の収容物を箱詰めした状態の包装箱は、図4に示すように交互に左右逆向きに積重ねることにより、交互に天板の撓みが防止され、全体として安定した積重ね状態となる。また左右両側に収容部を設けることにより、各段毎に補強される。
上記実施形態では収容部11を右周壁4bの内面に内面のみに設けたが、図1,図2に仮想線で示すように、包装箱1の左右中心に対し、右周壁4b側の収容部11を左右対称形に左周壁4aにも収容部11´を同一構造に形成して設けることができる。この場合包装箱1内の左右の周壁4a,4bに同形の収容部11が形成され、2倍の保冷剤を収容して保冷効果を高めるとともに、箱を複数段に積重ねた際に天板2が左右の中心位置において支持され、箱の積重ね強度が強化され、多数段の積重ねが可能になる。図1中の11´a〜11´dは11a〜11dと同一の機能部材を示している。
尚、上記実施形態では説明の便宜上、各部材に左,右,前,後等の区別をして表現したが、左右又は前後が逆であっても、また左右が前後に代っても差支えなく、考案の内容には全く影響もない。
1 包装箱
2 天板
3 底板
4a,4b 周壁
9a 連結フラップ
11,11´ 収容部
11a,11´a 厚み部材
11b,11´b 幅部材
11c,11´c 厚み部材
11d のり代
12 把手
〜a 折目

Claims (4)

  1. 商品を収納した組立状態で立方体又は直方体形状で複数段に積重ね可能に形成され、周壁の内面に保冷剤の収容部(11)を設けた包装箱であって、上記保冷剤の収容部(11)の水平方向の断面が組立状態で周壁(4b)の内面に沿った長方形で上下方向の筒状に形成され、上記長方形断面が当該周壁(4b)に沿って扁平状態に折畳まれるように、収容部(11)を折畳み起伏可能に上記周壁(4b)に接着固定し、前記長方形断面が当該周壁(4b)の前後又は左右方向の中心位置に重なり、包装箱の組立状態において天板(2)の端部を支持させる構造とした保冷剤収容部付包装箱。
  2. 収容部(11)の周壁となる部材(11a〜11c)を包装箱の周壁の側端側に折り曲げ可能に連設してなる請求項1に記載の保冷剤収容部付包装箱。
  3. 収容部(11)を包装箱の少なくとも相対する一組の周壁(4a,4b)にそれぞれ取付けてなる請求項1又は2のいずれかに記載の保冷剤収容部付包装箱。
  4. 天板(2)に折り曲げ起伏可能なゲート状の把手(12)を切込形成し、倒伏させた状態で天板(2)が包装箱の積重ねが可能な平板状に形成される請求項1〜3のいずれかに記載の保冷剤収容部付包装箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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