JP2005200023A - 備品収納壁を備えた包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 保冷材その他の備品を容易且つ確実に収容保持可能な備品収納壁を備えた包装箱を提供する。
【解決手段】 本発明で提案する備品収納壁を備えた包装箱は、平面視でコーナー角を有する多角形の底板2又は天板6となる板部材の外周の各辺に、互いに隣接して起立する周壁3a,3b,4a,4bを連設し、該周壁3a〜4bのうちの1つである前壁3a両端に隣接する他の周壁4a,4bの前端に、内向きにアングル状に折曲げ可能な前端フラップ16を連設した。そして上記前壁3aの上端に、内側に折り重ねることにより前壁3aの内面との間に保冷材51その他の備品を収容して保持する備品収容スペースを形成する折返しフラップ29を折り曲げ可能に連設した。
また左右前端フラップ16,16間又は前端フラップ16自体に内外両側に通じる通気部34を設けるとともに、折返しフラップ29に包装箱1内側との通気を可能にする通気孔31を形成した。
【選択図】 図2

Description

この発明はケーキ等の収容物を収容する包装箱に関し、特に保冷材やローソク,表示プレートその他の付属品等を収容する備品収納壁を備えた包装箱に関する。
従来の保冷材等を収容する包装箱の収容構造としては、特許文献1の図3に示すように、左右の前フラップの延長上に帯状片30,31を折曲げ可能に連設し、該帯状片30,31を両側から差し渡し、2箇所で差込んで収容部を形成する包装箱が公知であり、図10に示すように、上部に開口部を設けた保冷材収容部を備えた一体の紙からなる包装箱が公知である。また特許文献2の図3に示すように、側壁上縁に保冷材収容板を形成し、該収容板の自由端に把手を起立状態で係止固定する係止片を連設し、該係止片を差込口から引き出す構造とした保冷材収容部を備えた紙箱等が公知である。
登録実用新案第3075525号公報(図3,図10) 登録実用新案第3047579号公報(図3)
しかし、上記従来の公知技術は、一体の紙にて保冷材等の収容部を形成するという点では共通するものの、上記すべての公知技術において、保冷材等の収容部の使用不使用にかかわらず、収容スペースが必ず形成されるという問題があり、保冷材の使用不使用によって2種類の包装箱を店頭等の現場で用意しなければならなかった。
特許文献1の図1〜6に示される第1実施例では、帯状片30に形成された折目36,37,38,39の折曲げ作業が複雑であるとともに、該帯状片30,31に形成された切込み32,34,33,35による係止作業が、帯状片30,31を両側から差し渡し、2箇所で差込んで係止しなければならず、店頭等の現場作業が煩雑になるという問題があった。また特許文献1の図7〜13に示される第2実施例では、図7の展開図に示すように、把手(取出片70,71)の係合片60,61の切り抜き孔が保冷材等の出し入れ口となるので、長さや幅のある収容物の出し入れが困難であった。
さらに特許文献2では、側壁上縁と係止片38,39の間に保冷材収納板36,37を設けたので、保冷材収納部に十分な収納スペースを確保するためには、天板部48,49及び底板部56,57の幅を広く取る必要があった。その他、複数の折目を介して内側に折り返し、差込口から係止片を引き出す構造であるので、店頭等での現場作業が煩雑になるという問題があった。
この発明は、これらの課題を解決又は改善しようとするものである。
上記課題を解決するための本発明の備品収納壁を備えた包装箱は、第1に、平面視でコーナー角を有する多角形の底板2又は天板6となる板部材の外周の各辺に、互いに隣接して起立する周壁3a,3b,4a,4bを連設し、該周壁3a〜4bのうちの1つである前壁3a両端に隣接する他の周壁4a,4bの前端に、内向きにアングル状に折曲げ可能な前端フラップ16を連設した包装箱1において、上記前壁3aの上端に、内側に折り重ねることにより前壁3aの内面との間に保冷材51その他の備品を収容して保持する備品収容スペースを形成する折返しフラップ29を折り曲げ可能に連設したことを特徴としている。
第2に、左右前端フラップ16,16間又は前端フラップ16自体に内外両側に通じる通気部34を設けるとともに、折返しフラップ29に包装箱1内側との通気を可能にする通気孔31を形成したことを特徴としている。
第3に、前壁3aの上端両側位置と、前壁3aの両端に隣接する周壁4a,4bの上端に、内側にアングル状に折曲げられる上部フラップ12a,12b,11a,11bとを各連設し、包装箱組立時にコーナー部において隣接交差する各上部フラップ11a,11b,12a,12bに互いに係止し合って前壁3aの起立状態を保持するフック部13a,13b,14a,14bを設けてなることを特徴としている。
第4に、背面側の周壁3bの上端に蓋前壁8付の蓋を構成する天板6を折曲げ可能に連設し、前壁3aには閉蓋時に蓋前壁8外周面側より、蓋前壁8に設けた係止孔23に対して差込み係止することにより閉蓋状態を保持する爪部22付の係止片21を切残し形成し、折返しフラップ29には、折返しフラップ29折重ね状態で上記切残し形成状態の係止片21を内側より外側に押出すための操作孔33を形成してなることを特徴としている。
第5に、平面視でコーナー角を有する多角形の底板2又は天板6となる板部材の外周の各辺に、互いに隣接して起立する周壁3a,3b,4a,4bを連設し、該周壁3a〜4bのうちの1つである前壁3a両端に隣接する他の周壁4a,4bの前端に、内向きにアングル状に折曲げ可能な前端フラップ16を連設した包装箱1において、箱組立状態において前壁3aとその内側に位置する前端フラップ16との間に保冷材51その他の備品を収容保持する備品収容スペースを形成するために、前端フラップ16の自由端が所定位置まで内側に揺動することを許容し且つ所定位置以上の揺動を規制する規制手段41を設けてなることを特徴としている。
以上の如く構成される本発明の備品収納壁を備えた包装箱によれば、以下に示すような効果を奏するものである。
(1)前壁の上端に折返しフラップを折曲げ可能に連設し、該折返しフラップを内側に折曲げることにより前壁の内面との間に保冷材その他の備品を収容して保持する備品収容スペースを形成したので、保冷材その他の備品を容易且つ確実に収容保持できるとともに、折返しフラップを内側に折返し前壁を2重壁とすることにより断熱効果が高くなると同時に、前壁の強度が増すことにより、箱組後の積み重ね等の取扱いが容易になった。
(2)前壁の幅及び高さに対応した備品収容スペースを確保することができるので、長さや幅のある備品を収容保持することができる。また備品収容スペースが包装箱内に突出せずに包装箱の内容積を広く使用することができるので、ケーキ等の内容物を損傷させることがなくなるとともに、備品収容スペースの使用不使用にかかわらず1種類の包装箱で対応することができる。
(3)板状の出荷状態が折返しフラップを設けていない従来品と同面積であるので、店頭等の現場での新たな保存スペースの確保が必要なく、また折返しフラップによる備品収容スペースの形成作業に複雑な作業を必要としないので、店頭の現場での作業性を向上させることができる。
(4)ケーキ等の内容物を包装箱内に収容する際には、収容した後に備品収容スペースを形成すれば良く、またケーキ等の内容物を取り出す際には、折返しフラップを回動して備品収容スペースを解体し保冷材等の備品を取り出したあとに、ケーキ等の内容物を取り出すことができるので、備品収容スペースがケーキ等の内容物の出し入れの妨げになることがなくなった。
(5)前端フラップの自由端間に通気部を設けるとともに、折返しフラップに通気孔を形成したので、ケーキ等の内容物に対する冷却効率を向上させることができる。また折返しフラップに操作孔を形成したことにより、箱組み後に切残し形成された係止片を包装箱内側から外側に容易に押出すことができる。
(6)前壁及び左右側壁に上部フラップを折曲げ可能に連設し、該上部フラップが互いに係止し合うフック部を備えているので、備品収容スペースを確保し且つ前壁及び左右側壁の起立状態を容易に保持することができる。
(7)箱組立状態において前壁とその内側に位置する前端フラップとの間に保冷材その他の備品を収容保持する備品収容スペースを形成するために、前端フラップの自由端が所定位置まで内側に揺動することを許容し且つ所定位置以上の揺動を規制する規制手段を設けたことにより、前壁と前端フラップとで備品収容スペースを容易に確保することができる。
以下本発明の第1実施形態を図面に基づき説明する。図1は箱組み後の斜視図,図2は箱の組立途中を示す斜視図,図3は内面展開図を示している。
包装箱1は本体1aと蓋1bからなり、本体1aは正方形又は長方形の底板2に対して周壁として前後壁3a,3bと左右側壁4a,4bが折曲げ起伏可能に連設されている。また蓋1bは後壁3bの延長上に正方形又は長方形の天板6が折曲げ可能に連設されており、天板6の左右端及び前端には左右の蓋側壁7及び蓋前壁8が折曲げ可能に連設されている。さらに該蓋前壁8の左右端には接着片9が折曲げ可能に連設され、前記左右の蓋側壁7及び蓋前壁8が蓋1bの蓋周壁を形成し、上記本体1aに開閉嵌合する蓋1bを構成している。
また左右側壁4a,4b上端には上部フラップ11a,11bが折り曲げ可能に連設されており、前壁3aの左右上端には上部フラップ12a,12bが各別に折曲げ可能に連設されている。そして上部フラップ11a,11bの前端及び上部フラップ12aの左端及び上部フラップ12bの右端には、係止用のフック部13a,13b,14a,14bが形成されている。上記上部フラップ11a,11b,12a,12bをそれぞれ水平方向内側にアングル状に折曲げて、コーナー部において隣接交差する各上部フラップに備えられたフック部13a,14a及びフック部13b,14bとを互いに係脱可能に係合させ、各周壁の上端を補強する蓋受け用周縁部を形成するとともに、前壁3a及び左右側壁4a,4bの起立状態を保持する構成となっている。
左右側壁4a,4bの前端には起立した前壁3aの内面と重なり合う前端フラップ16が折り曲げ可能に連設されている。底板2と左右側壁4a,4bの折目には係止孔17が切込形成され、後壁3bの左右端には接合フラップ18が折り曲げ可能に連設されている。そして包装箱1の組立状態における上記接合フラップ18の前方下端側に前記係止孔17に嵌合係止し左右側壁4a,4bの起立状態を保持する係止爪19が突出形成されている。
前壁3aの略中央の上端位置には、略T字形をなす係止片21が切残し形成されており、該係止片21には左右上端に爪部22が突出形成されている。そして蓋1bの蓋前壁8には前記係止片21の爪部22に対応する位置にハ字型の係止孔23が形成されている。本体1aに対して蓋1bが嵌合し閉蓋される際に、蓋前壁8を前壁3aと係止片21との間に差込み、係止片21の爪部22を係止孔23に差込むことにより、蓋1bの閉蓋を保持する構成となっている。
図3の内面展開図に示すように、左右側壁4a,4bの内面側及び接合フラップ18の裏側には接着代24a,24bがそれぞれ形成され、左右側壁4a,4bの後方の底部コーナーを略2等分する方向であって上部フラップ11a,11bの左右前端に至る折目26(外側において谷線)が形成されている。同様に蓋側壁7の内面側及び接着片9の裏側にも接着代27a,27bが形成され、蓋側壁7には蓋前壁8側の連結基端部コーナーを略2等分する方向に折目28(外側において谷線)が形成されている。
前壁3aの略中央部上端には、上部フラップ12a,12bを切残し形成し、折返しフラップ29が折曲げ可能に連設され、該折返しフラップ29を前壁3a内面側に折返して保冷材51その他の備品を収容して保持する備品収容スペースを形成する構成となっている。また折返しフラップ29を前壁3a内面側に折重ね状態で起立させた際に、該折返しフラップ29の略中央と中央下端には、包装箱1内との通気を可能にする通気孔31及び折返しフラップ29と底板2とで形成される通気部32がそれぞれ切欠形成されている。この例では図2,3に示すように、通気孔31の形状としては角丸の長方形を3箇所切欠形成した。さらに折返しフラップ29には、前壁3a内面側へ折返しフラップ29の折重ね状態において、前壁3aに切残し形成された係止片21を内側より外側に押出すための操作孔33が係止片21の対応する位置に切欠形成されている。
また内側にアングル状に折曲げられた前端フラップ16,16間に通気部34を設けるとともに、折返しフラップ29に形成された通気孔31及び折返しフラップ29と底板2とで形成された通気部32が包装箱1内側との通気を可能にし、折返しフラップ29と前壁3aとで収容保持された保冷材51の冷気を包装箱1内に浸透させる構成となっている。ちなみに折返しフラップ29は前壁3aとで保冷材51その他の備品を収容保持し、さらに該折返しフラップ29を前壁3aと内側にアングル状に折曲げた前端フラップ16とで挟持する構成となっているので、折返しフラップ29の幅及び高さは前壁3aと前端フラップ16とで挟持可能な幅及び高さにすることが望ましい。また前端フラップ16の幅も同様に折返しフラップ29を前壁3aとで挟持できる幅に調整することが望ましく、前端フラップ16,16間である自由端間の通気部34を通気可能な幅に調整する。
上記構成による本包装箱1は、本体1aでは左右側壁4a,4bの接着代24aを接合フラップ18の接着代24bに接着固定するとともに、蓋1bでは蓋側壁7の接着代27aを接着片9の接着代27bに接着固定する。そして折目26を介して底板2,前壁3a上に左右側壁4a,4b,接合フラップ18,後壁3b,上部フラップ11a,11bを折畳んで重ね合わせ、上部フラップ12a,12b及び折返しフラップ29は前壁3aの内面側に折返すとともに、天板6内面側にも同様に折目28を介して蓋側壁7,蓋前壁8,接着片9を折畳んで重ね合わせる。蓋1bは後壁3bの上端に折曲げ可能に連設されているので、後壁3bの底板2上への折畳みに連動して、蓋側壁7,接着片8及び蓋前壁9を折畳んだ蓋1bも底板2上に重ね合わせた板状の状態(図示しない)で店頭等の現場へ出荷される。
上述の板状の状態から、蓋1b及び後壁3bを起立方向に回動させると、後壁3bに連設した接合フラップ18が左右側壁4a,4bに接着固定されているので、後壁3bの起立に連動して左右側壁4a,4bが回動起立する。そして左右側壁4a,4bの起立と同時に接合フラップ18の前方下端の係止爪19を係止孔17に嵌合させて、左右側壁4a,4bの起立を保持する。
底板2に対して後壁3b及び左右側壁4a,4b,接合フラップ18を起立させた状態で、ケーキ等の内容物を従来公知のケーキ用のトレー(例えば後述する第2実施形態の図4に示すトレー41を使用することができる)とともに底板2上に挿入載置する。そして前端フラップ16を内側にアングル状に折曲げ、前壁3a上に保冷材51を載置し、折返しフラップ29を前壁3a内面側に折返し、図2の矢印に示すように前壁3aと折返しフラップ29とで保冷材51を収容保持した状態で起立させ、前端フラップ16と前壁3aとで折返しフラップ29を挟持する。
上部フラップ11a,11b,12a,12bを水平方向内側にアングル状に折曲げて、フック部13aと14a,13bと14bとを互いに係合固定し、前壁3aの起立を保持し前壁3a及び左右側壁4a,4bの上端を補強するとともに、蓋受け用周縁部を形成し本体1aを完成させる。また蓋1bも天板6に対して蓋前壁9を起立方向に回動させるとともに、接着片9によって蓋前壁8と連動した蓋側壁7も起立方向に回動させて蓋1bを形成する。さらに該蓋1bを前記本体1aに嵌合させ、上述したように係止片21の爪部22を蓋前壁8に形成された係止孔23に差込み、蓋1bの閉蓋を保持し包装箱1の箱組みを完成させる。
次に図4に基づき第2実施形態の説明をすると、包装箱1´には第1実施形態で前壁3a上端に折曲げ可能に連設した折返しフラップ29を設けずに、前壁3aの上端に左右両端にフック部14a,14bを備えた上部フラップ12を折曲げ可能に連設し、前壁3a内面側と前端フラップ16とで保冷材51その他の備品を収容保持する構成となっている。ただし保冷材51その他の備品の厚みにより、前端フラップ16の自由端側が包装箱内に入り込み、ケーキ等の内容物を傷つける可能性があるので、必ず図4に示すような前端フラップ16の規制手段として、従来公知のケーキ用のトレー41を使用し、ケーキを包装箱内に載置する必要がある。該トレー41は、底板42に対して比較的小幅の周縁ひだ部43を介して底板2外周より内側に周壁44を起立方向に形成する構成となっている。
上記トレー41を使用することにより前端フラップ16の自由端が周壁44まで揺動し且つ周壁44以上内側への揺動を規制することができる。また前端フラップ16と前壁3aとで保冷材51を挟持する構成であるので、前端フラップ16に通気部34を確保し且つ保冷材51を収容保持できる幅に調整する必要がある。この例では前端フラップ16の底板2側の自由端を突出形成し、その先端に半円状の切欠部36を切欠形成して包装箱1内側との通気を確保する構成となっている。その他の構成は上記第1実施形態と同様のため説明を省略する。
以上のように構成される本発明の備品収納壁を備えた包装箱は、上記態様に限らず6角形等の多角形の底板又は天板に対して側壁,前端フラップ,前壁,折返しフラップを設けて前壁と折返しフラップとで備品収容スペースを形成させることもできる。また折返しフラップは前壁3aと前端フラップ16とで挟持可能な幅及び高さを確保しさえすれば、上記の説明及び図面に示した形状に限らず、他の形状に形成することができる。その他、折返しフラップに形成された通気孔の形状,通気部の形状,前端フラップ自由端の形状,前端フラップ自由端に形成された切欠部の形状等のその他の形状は上記態様に限らず他の形状にすることが可能であり、通気孔の数も自由に変更可能である。
本包装箱の第1実施形態の箱組み完成状態を示す斜視図である。 本包装箱の第1実施形態の組立途中を示す斜視図である。 本包装箱の第1実施形態の内面展開図である。 本包装箱の第2実施形態の組立途中を示す斜視図である。
符号の説明
1 包装箱
2 底板
3a 前壁(周壁)
3b 後壁(周壁)
4a 左側壁(周壁)
4b 右側壁(周壁)
6 天板
8 蓋前壁
11a 上部フラップ
11b 上部フラップ
12a 上部フラップ
12b 上部フラップ
13a フック部
13b フック部
14a フック部
14b フック部
16 前端フラップ
21 係止片
22 爪部
23 係止孔
29 折返しフラップ
31 通気孔
33 操作孔
34 通気部
41 トレー(規制手段)
51 保冷材

Claims (5)

  1. 平面視でコーナー角を有する多角形の底板(2)又は天板(6)となる板部材の外周の各辺に、互いに隣接して起立する周壁(3a),(3b),(4a),(4b)を連設し、該周壁(3a)〜(4b)のうちの1つである前壁(3a)両端に隣接する他の周壁(4a),(4b)の前端に、内向きにアングル状に折曲げ可能な前端フラップ(16)を連設した包装箱(1)において、上記前壁(3a)の上端に、内側に折り重ねることにより前壁(3a)の内面との間に保冷材(51)その他の備品を収容して保持する備品収容スペースを形成する折返しフラップ(29)を折り曲げ可能に連設した備品収納壁を備えた包装箱。
  2. 左右前端フラップ(16),(16)間又は前端フラップ(16)自体に内外両側に通じる通気部(34)を設けるとともに、折返しフラップ(29)に包装箱(1)内側との通気を可能にする通気孔(31)を形成した請求項1の備品収納壁を備えた包装箱。
  3. 前壁(3a)の上端両側位置と、前壁(3a)の両端に隣接する周壁(4a),(4b)の上端に、内側にアングル状に折曲げられる上部フラップ(12a),(12b),(11a),(11b)とを各連設し、包装箱組立時にコーナー部において隣接交差する各上部フラップ(11a),(11b),(12a),(12b)に互いに係止し合って前壁(3a)の起立状態を保持するフック部(13a),(13b),(14a),(14b)を設けてなる請求項1又は2の備品収納壁を備えた包装箱。
  4. 背面側の周壁(3b)の上端に蓋前壁(8)付の蓋を構成する天板(6)を折曲げ可能に連設し、前壁(3a)には閉蓋時に蓋前壁(8)外周面側より、蓋前壁(8)に設けた係止孔(23)に対して差込み係止することにより閉蓋状態を保持する爪部(22)付の係止片(21)を切残し形成し、折返しフラップ(29)には、折返しフラップ(29)折重ね状態で上記切残し形成状態の係止片(21)を内側より外側に押出すための操作孔(33)を形成してなる請求項1,2又は3の備品収納壁を備えた包装箱。
  5. 平面視でコーナー角を有する多角形の底板2又は天板6となる板部材の外周の各辺に、互いに隣接して起立する周壁(3a),(3b),(4a),(4b)を連設し、該周壁(3a)〜(4b)のうちの1つである前壁(3a)両端に隣接する他の周壁(4a),(4b)の前端に、内向きにアングル状に折曲げ可能な前端フラップ(16)を連設した包装箱(1)において、箱組立状態において前壁(3a)とその内側に位置する前端フラップ(16)との間に保冷材(51)その他の備品を収容保持する備品収容スペースを形成するために、前端フラップ(16)の自由端が所定位置まで内側に揺動することを許容し且つ所定位置以上の揺動を規制する規制手段(41)を設けてなる備品収納壁を備えた包装箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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