JP2023170959A - 包装箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】 保冷剤の備品を収容するポケットの有無の切換やその構造が簡単で、紙量も少なくて済む包装箱を提供する。【解決手段】 この包装箱は、直方体又は立方体形状の箱1の少なくとも1枚の周壁4aの内側に備品を収容するポケットSを形成するポケットフラップ9aを折曲げ揺動可能に設け、上記周壁4aのポケットフラップ9aの揺動端側に隣接する他の周壁3aとの間に隣接する周壁4a,3aを塞ぐ連結フラップ10aを折曲げ可能に連設し、上記ポケットフラップ9aの先端に舌状の差込片11を突設するとともに箱組立時に上記差込片11を差込む差込孔12を上記連結フラップ10aに設け、上記差込片11を差込孔12に差込んだ状態でポケットフラップ9aを対面する周壁4aの内面に押接して重ね合わせるポケット非形成姿勢と、対面する周壁4aの内面との間にポケットSのスペースを形成すべく引離したポケット形成姿勢とに折曲げ切換可能に構成した。【選択図】 図1
Description
この発明は主としてケーキ類等の菓子を収容するのに適した包装箱に関する。
従来、直方体状の包装箱の周壁内面に沿ってケーキ用の保冷剤やローソク等の備品を収容するポケット形成用のポケット(補助)フラップを、箱の周壁や底板に折畳み可能に連設する包装箱が特許文献1,同2等によって公知である。
このうち特許文献1の包装箱は、周壁の一端に縦方向の複数本の折目を介して内向きに折曲げ可能にポケットフラップ(折込フラップ)を連設したものである。また特許文献2の包装箱は周壁の一部に冷気流通用の通気孔を設け、その外側にポケットを形成する壁(ポケット部主壁)を畳重ね可能に設けることにより、ポケット部主壁を外側に引起こして通気孔付きの周壁との間に選択的にポケット形成することが可能に構成したものである。
特許文献1の発明では、ポケットフラップにより常に箱内にポケット(補助収容部)が形成されるため、保冷剤等の備品が不要な場合でもポケットを形成する必要がある他、ポケットのない大サイズ向けとして転用することができないという不便さがあった。
また特許文献2の包装箱では、保冷剤等の備品の要否により、ポケット部を形成する場合と形成しない大サイズの場合とに切換使用が可能な点で優れている。
しかし、特許文献2の包装箱のポケット部主壁は、その先端(上端)に蓋片22や内方折込片23を連設し、両側に揺動案内板21を連設する等、組立構造が複雑で、ケーキ等の店頭販売現場での組立労力が過多になるほか、ポケットを形成した時に、ポケット部が段状に外部に突出し、ポケット形状保持も不安定で、組立てられた多数の箱を隣接させて並べたり積重ねたりする際の作業の妨げになるという問題がある。また同文献図3に示すように紙量も多く必要でコスト高になる。
上記課題を解決するための本発明の包装箱は、第1に直方体又は立方体形状の箱1の少なくとも1枚の周壁4aの内側に備品を収容するポケットSを形成するポケットフラップ9aを折曲げ揺動可能に設け、上記周壁4aのポケットフラップ9aの揺動端側に隣接する他の周壁3aとの間に隣接する周壁4a,3aを塞ぐ連結フラップ10aを折曲げ可能に連設し、上記ポケットフラップ9aの先端に舌状の差込片11を突設するとともに箱組立時に上記差込片11を差込む差込孔12を上記連結フラップ10aに設け、上記差込片11を差込孔12に差込んだ状態でポケットフラップ9aを対面する周壁4aの内面に押接して重ね合わせるポケット非形成姿勢と、対面する周壁4aの内面との間にポケットSのスペースを形成すべく引離したポケット形成姿勢とに折曲げ切換可能に構成したことを特徴としている。
第2に、ポケットフラップ9aの基端部側外側面を隣接する周壁4aの端部内面に接着固定したことを特徴としている。
第3に、ポケットフラップ9aの接着部分と非接着部分の縦方向の境界部と、ポケットフラップ9aの揺動端側にそれぞれ縦方向の折目L4,L7を形成し、揺動端側の折目L7をポケットフラップ9aのポケット非形成姿勢への切換時に対面する周壁4aの連結フラップ10a側の折目L5と重なり合う位置に形成したことを特徴としている。
第4に、差込孔12に差込まれた差込片11がポケットフラップ9aの折畳み姿勢とポケット形成姿勢とで左右又は前後逆向きに切換えられ且つ当該切換姿勢でそれぞれの姿勢の差込片11が連結フラップ10aの外周面と周壁3aの内周面とで挟持固定されることを特徴としている。
第5に、連結フラップ10aが周壁4a,3aの隣接端を一体的に連結し且つ箱組立状態で内向きでV字形断面の襞を形成し、差込孔12を襞状の連結フラップ10aの内側に設け、箱組立状態で差込片11の先端が上記襞内で挟持されて固定されることを特徴としている。
本発明の包装箱によれば、包装箱の周壁の内面に沿って折込まれるポケットフラップの揺動端の差込片を、隣接周壁間の連結フラップの差込孔に差込んだ状態で、ポケットフラップの縦方向の折目を周壁内面方向又は箱の内部方向のいずれかに向かって折曲げるかの切換により、ポケットの要否に応じた箱形態の迅速且つ簡単な組立て選択ができる。
その他の本発明の効果は実施形態の説明の中で説明する。
その他の本発明の効果は実施形態の説明の中で説明する。
図1~図5はこの発明の第1実施形態を示し、図1(A),(B)は包装箱の開蓋状態でのポケット形成姿勢を示す全体斜視図と、ポケット非形成姿勢の部分斜視図をそれぞれ示している。
本例で示す箱1はケーキ類を収容するもので箱内には保冷剤やローソク等の備品を収容するためのポケットSが形成される。箱1は立方体又は直方体形状で、長方形(又は正方形)の底板2の四辺の折目に沿って前後の周壁3a,3b,左右の周壁4a,4bからなる周壁が折曲げ起伏可能に連設されている。
後壁3bの上端には起立した周壁3a,3b,4a,4bの上部開口端に被せられる蓋6が折曲げ起伏可能に連設され、蓋6の外周(左右端と前端)には、連結フラップ8を介してコ字形に接着連結された周縁壁7が起伏折畳み可能に設けられている。左右の周縁壁7の後端には折畳み用の折目L1が斜め方向に付されており、連結フラップ8と左右の周縁壁7の後端はのり代P1で接着され、折目L1で平板状に折畳まれる。
尚、図2に示すのり代P1~P3の内鎖線ハッチング部分は、いずれも図面上裏面(展開図の外表面)側ののり代を、ハッチング部分は、図面に表われる面(箱内面側)ののり代をそれぞれ表している。
後壁3bの左右両側には、箱組立時に左右壁4a,4bの内面に沿って直立し、のり代P2,P3で接着連結される連結フラップ9a,9bが、折曲げ及び折畳み可能に連設されている。左右壁4a,4bは連結フラップ9a,9bと連結された状態で、底板2に対し直立し又は重なり合うように折畳むことができるように、図2において山線となる折目L2,L3によって折畳まれる(図5参照)。
左右壁4a,4bの前端には、組立時にその外面が前壁3aの左右内面と重なり合うように内向きに折曲げられる連結フラップ10a,10bがそれぞれ連設されている。
また図1,図2において左側の連結フラップ9aは、箱内にケーキ等の主たる収容物以外に、例えばケーキ類の保冷剤やデコレーション用のローソク等の備品を収容するためのポケットSを形成するポケットフラップを兼ねている。この例ではポケットフラップ9aは、基端部側に左周壁4aの内面と接着固定する縦長ののり代P2とその境界を形成する縦方向の折目L4(内面で谷線となる)が、さらにその揺動端側に2本の内面側で山線の折目L6,L7が上下方向に形成されている。
上記ポケットフラップ9aの揺動端の中央には、上下方向の折目L8を介して舌状の差込片11が突設されている他、上記折目L6,L7間の板面にはポケットS内にドライアイス等の保冷剤を収容した際の通気孔15が形成されている。上記差込片11は、箱組立時には連結フラップ10a側に形成された上下方向の差込孔12に内側より左向き又は右向きに差込まれ、図1(A),(B)に示すように、ポケットSを形成するか否かの形態を選択決定する。この時差込片11はいずれの向きの場合も、前壁3aと連結フラップ10aとの間に挟持され、連結フラップ(ポケットフラップ)9aは、いずれの形態でも安定構造を保っている。
そして左側壁4aを折目L2によって折畳む際は、左連結フラップ(ポケットフラップ)9aの内面全体を後壁3bの内面と重ね合わせながら折畳むことが可能な構造となっており、この折畳み時には差込片11は差込孔12には差込まれていない状態である。
他方、後壁3bの右端に連設された連結フラップ9bは、右側壁4bを外側にして共に起立した状態で、互いののり代P3同士が接着されて連結され、相対応して重なり合う折目L3を、内面側で山線に折畳み形成することが可能に構成されている。
前記周壁3a,3b,4a,4bのうち、前壁3aと左右壁4a,4bの上端には、それぞれ内向きに水平方向に折曲げられる蓋受けフラップ13a~13cが連設され、左右壁4a,4bの前端と前壁3aの左右端には、箱組立状態で互いに水平方向に折曲げられた状態で各蓋受けフラップ13a~13cを係脱可能に連結し合うフック部14が形成されている。
さらに図3で示す箱1の閉蓋状態で、蓋6を周壁側に係脱可能に係止するために、前壁3aの上端側中央には、T字形の係止爪16が起伏折曲げ可能に、蓋6の前側周縁壁7の中央には上記係止爪16の左右両端の係脱可能に差込み固定するためのハ字形の公知の係止爪17が、それぞれ切込形成されている。
その他左連結フラップ(ポケットフラップ)9aと右連結フラップ9bの下端には係止爪18が、底板2の左右端の略中央には係止孔19がそれぞれ切込形成され、いずれも左右の連結フラップ9a,9bが左右壁4a,4bの内に重なり合って起立した状態で係止爪18が、係止孔19に差込み係止され、箱1の左右壁4a,4bと左右の連結フラップ9a,9bの直立状態を安定的に保持すべく機能する。
上記のように構成される箱1は、図2で示したのり代P1~P3同士をそれぞれ接着した状態では、後壁3bと左右壁4a,4bは、その前端の連結フラップ10a,10bとを共に、接地状態の底板2及び前壁3aに対して前方を向いて直立している。
この状態から蓋6に沿って周縁壁7を折畳み、左右側壁4a,4bを折目L2,L3によって内向きに折畳みながら、後壁3bと底板2間の折目に沿って畳み込み、この時ポケットフラップ(左連結フラップ)9aは、後壁3b内面に沿わせながら全体を折畳むことにより、図5に示すように箱1全体が平板状に折畳まれ、この折り畳み姿勢により最小限のスペースにて安定姿勢で保管又は搬送される。
逆に箱1を組立てる際は上記折畳み動作を逆順に操作し、図1に示すように左右の連結フラップ10a,10bを内向きに折曲げて、ポケットフラップ9aの差込片11を、差込みに対して差込んだ状態で、ポケットフラップ9aを周壁4aの内面に沿わせて押接すれば(図1(B)参照)、ポケットフラップ9aの折目L7は周壁4a側の折目L5と重なり、ポケットSは形成されず、箱1内の全スペースが主たる収容物の収容スペースとなる。この時折目L7は箱1の前端左コーナーの折目L5に沿って位置決めされる。
これに対し、差込片11を差込孔12に差込んだ姿勢を保ちながら、ポケットフラップ9aを図1(A)に示すように周壁4a内面から最大限引き離して間隔を空けることにより、箱内にポケットSのスペースを形成することができる。
上記ポケットSの非形成姿勢とポケット形成姿勢は、結果として左側の連結フラップ10aの差込孔12に対する差込片11が左右いずれの方向に向いて差込まれているかにより決まり、いずれの場合も前壁3aを90°起立させることにより、差込片11が連結フラップ9aの内面と連結フラップ10aの外側面との間に挟持されることによって姿勢が保持される(図4参照)。
箱1内への主たる収容物の収容は、図1(A),同(B)の状態で行われ、蓋受けフラップ13a~13cを水平方向に折曲げた後に図3に示すように箱1の開口部に対し、蓋6を被せて係止爪16を係止孔17に差込み係止することにより、閉蓋姿勢が保持される。
図6~図10はこの発明の第2実施形態を示し、この例では連結フラップ9a,9bが図面上前側の周壁3bの両端に連設されていて左右の周壁4a,4bに接着連結され、もう一方の連結フラップ10a,10bが後側の周壁3aと左右壁4a,4b間に連設され且つ折畳み開閉可能な内向きの襞(ひだ)状に形成されている点等に図1~図5のものとの主な相違点がある。
しかしポケットフラップを兼ねた連結フラップ9aの揺動端の舌状の差込片11が、周壁の連結フラップ10a側の差込孔12に左右いずれの向きで差込まれ且つ側壁4aの内面に沿って重ね合わされるか、ポケットスペースを確保するように内側に引き離されるかの切換が可能な点及び連結フラップ10aによって上記左右いずれかの方向で差込まれた差込片11が挟持され姿勢保持される点で共通している。
以下第2実施形態につき、前記第1実施形態との相違点を中心に説明するが、両実施形態で共通に機能するものは、その前後又は左右位置の違いにかかわらず、共通の符号で表し、第1実施形態で説明した共通機能部分についての詳細な説明は省略する。
図6に示すように箱1の左右の側壁(周壁)4a,4bの後端と後側の周壁3aの左右両端間に、内向きにV字形断面に且つ正面視で扇形に折込まれる襞状の連結フラップ10a,10bが折曲げ可能に介設されており、襞の内側の壁に差込孔12が上下方向に切抜かれている。L9は襞の中心の折目を表す。
尚、既述のようにこの例では周壁3a,3b,4a,4b,右連結フラップ10a,左連結フラップ10bその他符号が、前記第1実施形態のものと前後左右逆位置にあるが、これはそれぞれの部位や部材の機能が第1実施形態の場合と共通しているものを共通の符号で表すためである。
他方、前側周壁3bの両端に後向きに折曲げて連設され右側の連結フラップ(ポケットフラップ)9aと左側の連結フラップ9b(図8参照)は、共に右側周壁4aと左側周壁4bの各内面にのり代P2,P3で部分的に接着されて連結されている。
左右の周壁4a,4bの上端には蓋受けフラップ13a,13bが内向きに折曲げられるように連設され、蓋6の揺動端(前端)には閉蓋時に前側周壁3bの上端内側に差込まれる差込フラップ7´が下向きに折曲げ可能に折目L10を介して連設されている。上記折目L10の左右両端側には、閉蓋時に蓋6を前壁3bの上端に当接させて停止させるためのストッパー爪21が切込形成されている。
さらに前側周壁3bの上端の中央には、上向きの係止爪16が切り残し形成されるとともに、差込フラップ7´側には閉蓋時に図8に示すように上記係止爪16を外周面から差込んで、閉蓋状態を保持する差込孔17が切込形成されている。
またこの例では左右の側壁4a,4bと連結フラップ10a,10bを底板と後側周壁3a間に畳込んで、箱1を図10に示すように折畳むための折目L2,L3が側壁4a,4bに前傾斜方向に付されている。箱1を図10の状態に折畳む際は、図6(A)の状態の差込片11を差込孔12より抜き取った姿勢から、ポケットフラップ9aを前側周壁3aの内面に沿わせながら左右両壁4b,4aを折目L3,L2を内側に折曲げて連結フラップ10b,10aとともに後側周壁3aと底板2間に畳込みながら、蓋6を前側周壁3bの外周面に重ね合わせることによって全体を平板状に折畳む。この図10に示す折畳み状態で保管、搬送される。
またポケットフラップ9aでポケットSを形成し又は非形成姿勢に折畳む際は、いずれも図6に示す通り、差込片11を連結フラップ10a側の差込孔12に差込んだ状態で選択操作する。即ち、同図(A)に示すようにポケットSを形成する際はポケットフラップ9aを周壁4a内面に対して引離してポケットSのスペースを形成し(注:この時、差込片11は外向き(右向き)姿勢となる)、後側周壁3aを起立させるとともに連結フラップ10aを(同10bと共に)襞状に折畳み、差込片11を挟持してポケットSの形成姿勢を安定させる。
逆にポケットフラップ9aをポケットSを形成しない非形成姿勢にする時は、図6(B)に示すようにポケットフラップ9aを連結された右側周壁4aの内面に重なり合うように折目L4,L7を上記と逆方向に折曲げ又は伸展させることにより行う。この時差込片11は内向き(左向き)姿勢で連結フラップ10aの襞内に挟持されるとともに、折目L7が右周壁4aの前端の折目L5と重なり合い、ポケットフラップ9aのポケット非形成姿勢が安定的に保持される。
1 箱
2 底板
3a,3b,4a,4b 周壁
6 蓋
9a ポケットフラップ(連結フラップ)
9b 連結フラップ
10a,10b 連結フラップ
11 差込片
12 差込孔
L1~L10 折目
S ポケット
2 底板
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10a,10b 連結フラップ
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12 差込孔
L1~L10 折目
S ポケット
Claims (5)
- 直方体又は立方体形状の箱(1)の少なくとも1枚の周壁(4a)の内側に備品を収容するポケット(S)を形成するポケットフラップ(9a)を折曲げ揺動可能に設け、上記周壁(4a)のポケットフラップ(9a)の揺動端側に隣接する他の周壁(3a)との間に隣接する周壁(4a),(3a)を塞ぐ連結フラップ(10a)を折曲げ可能に連設し、上記ポケットフラップ(9a)の先端に舌状の差込片(11)を突設するとともに箱組立時に上記差込片(11)を差込む差込孔(12)を上記連結フラップ(10a)に設け、上記差込片(11)を差込孔(12)に差込んだ状態でポケットフラップ(9a)を対面する周壁(4a)の内面に押接して重ね合わせるポケット非形成姿勢と、対面する周壁(4a)の内面との間にポケット(S)のスペースを形成すべく引離したポケット形成姿勢とに折曲げ切換可能に構成した包装箱。
- ポケットフラップ(9a)の基端部側外側面を隣接する周壁(4a)の端部内面に接着固定した請求項1に記載の包装用箱。
- ポケットフラップ(9a)の接着部分と非接着部分の縦方向の境界部と、ポケットフラップ(9a)の揺動端側にそれぞれ縦方向の折目(L4),(L7)を形成し、揺動端側の折目(L7)をポケットフラップ(9a)のポケット非形成姿勢への切換時に対面する周壁(4a)の連結フラップ(10a)側の折目(L5)と重なり合う位置に形成した請求項2に記載の包装用箱。
- 差込孔(12)に差込まれた差込片(11)がポケットフラップ(9a)の折畳み姿勢とポケット形成姿勢とで左右又は前後逆向きに切換えられ且つ当該切換姿勢でそれぞれの姿勢の差込片(11)が連結フラップ(10a)の外周面と周壁(3a)の内周面とで挟持固定される請求項1~3のいずれかに記載の包装用箱。
- 連結フラップ(10a)が周壁(4a),(3a)の隣接端を一体的に連結し且つ箱組立状態で内向きでV字形断面の襞を形成し、差込孔(12)を襞状の連結フラップ(10a)の内側に設け、箱組立状態で差込片(11)の先端が上記襞内で挟持されて固定される請求項1~3のいずれかに記載の包装用箱。
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