JP3140321U - 包装箱における補助収容部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーキ等の内容物を損傷させることなく保冷材を確実に保持収容でき、保冷材その他の備品を収容するポケットを形成できる包装箱における補助収容部構造を提供する。
【解決手段】本考案の包装箱における補助収容部構造は、平面視でコーナー角を有する正方形又は長方形の底板2と、該底板の外周の各辺に互いに隣接して起立可能に連設された周壁3a,3b,4a,4bと、周壁3a,3b,4a,4b同士を連結して起立状態を保持する連結部とを備えた包装箱1に関する。上記周壁3a,3b,4a,4bの側端に内面側に折り曲げることにより周壁3a,3b,4a,4bの内面側に保冷材151その他の備品を収容して保持するポケット21を補助フラップ9,12を連設し、該補助フラップの自由端に補助フラップ9,12を周壁3a,3b,4a,4b側に固定する固定手段を設けてなる。
【選択図】図2

Description

この考案はケーキ等の内容物を損傷させることなく保冷材を確実に保持収容でき、保冷材その他の備品を収容するポケットを形成できる包装箱における補助収容部構造に関する。
従来、特許文献1に示すように、側壁5に連設された前フラップ10、10aを側壁5の内面側に折返して、側壁5と補助側壁8との未接着部隙間に前フラップ10の先端を差し込むことにより、側壁5の内面側と前フラップ10との間に保冷体収納ケースを形成するものが知られている。
登録実用新案第3132840号公報
しかし、上記特許文献の包装箱の保冷体収納ケースは、側壁と補助側壁間に形成された隙間に前フラップの先端を差込むだけであるので、係止が不完全であるほか、弾みで外れた前フラップによってケーキ等の内容物を損傷させるという問題があった。また前フラップの一部を折り曲げて保冷体収容部を形成するために、前フラップ部分が短くなり、前壁と前フラップとの間に形成された隙間からゴミ等の塵が侵入し、前フラップ本来の役割が果せなかった。
保冷体収納ケースを形成する前フラップの長さ(前後長)が側壁に対して短いので、保冷体収納ケースのスペースが狭くなり、包装箱のサイズに比して保冷効果の少ない小さな保冷材しか収納することができないほか、保冷材のほかに他の備品を収納することができなかった。
保冷材を使用しないときには、前フラップを通常のフラップ位置(前壁と底板との折目)に止めて使用することができるものの、トレー等を使用して包装箱内にケーキ等の内容物を載置しなければならなかった。またトレーを使用しない場合はケーキ等の内容物を損傷させるという問題があった。
この考案は、これらの課題を解決又は改善し、ケーキ等の内容物を損傷させることなく保冷材を確実に保持収容でき、保冷材その他の備品を収容するポケットを形成できる包装箱における補助収容部構造を提供するものである。
上記課題を解決するための本考案の包装箱における補助収容部構造は、第1に、平面視でコーナー角を有する正方形又は長方形の底板2と、該底板の外周の各辺に互いに隣接して起立可能に連設された周壁3a,3b,4a,4bと、周壁3a,3b,4a,4b同士を連結して起立状態を保持する連結部とを備えた包装箱1であって、周壁3a,3b,4a,4bの側端に内面側に折り曲げることにより周壁3a,3b,4a,4bの内面側に保冷材151その他の備品を収容して保持するポケット21,26,31を形成する補助フラップ9,12,91,92,126を連設し、該補助フラップ9,12,91,92,126の自由端に補助フラップ9,12,91,92,126を周壁3a,3b,4a,4b側に固定する固定手段を設けてなることを特徴としている。
第2に、補助フラップ9,92の固定手段が、補助フラップ9,92の自由端に折曲可能に連設され周壁3a,3b,4a,4b又は周壁3a,3b,4a,4bと共に起立する部材に形成された係止部19,98に挿入して係止固定する差込片11,97からなることを特徴としている。
第3に、補助フラップ9,92,126の固定手段が、補助フラップ9,92,126の自由端に連設され、周壁側3a,3b,4a,4bに接着固定する接着フラップ51,101,102,121,127よりなることを特徴としている。
第4に、連結部が周壁3a,3b,4a,4b同士を係止固定して連結する係止フラップ14a,14b,41a,41b,111a,111b,123,131であることを特徴としている。
第5に、連結部が展開状態において底板2のコーナー部より外側に向って延びる折目を介して各隣接周壁3a,3b,4a,4bを連結するひだ状の連結片61a,61bであることを特徴としている。
第6に、連結部が外面を隣接周壁3aの内面に接着固定する連結片71a,71bであることを特徴としている。
第7に、補助フラップ9,12,91,92,126に包装箱1内部との通気を可能にする通気孔22、27、91a,92a,134を形成したことを特徴としている。
第8に、相対向し合う周壁4a,4bの一方の周壁4aの一端に連設した第一補助フラップ9と、他方の周壁4bの相対向する端部側に連設した第二補助フラップ12とにより、一対の補助フラップを構成し、第一補助フラップ9を一方の周壁4aの内面側に折返して一方の周壁4aとの間に第一ポケット21,31を形成する第一パターンと、第一補助フラップ9と第二補助フラップ12とを、上記相対向し合う2つの周壁4a,4b間で互に重なり合って起立するように内側に折曲げて上記周壁4a,4b間に介在するその他の周壁3b内面に第二ポケット26を形成する第二パターンとを選択可能に構成したことを特徴としている。
第9に、第一補助フラップ9,92及び第二補助フラップ12,91をアングル状に折曲げて重ね合わせた際に、第一補助フラップ9,92自由端の差込片11,97を挿入して係止固定する係止部24を他方の第二補助フラップ12,91に形成してなることを特徴としている。
第10に、第二補助フラップ12,91を内側に平面視アングル状に折曲げた際に、第二補助フラップ12,91先端に形成されたフック部13,93と係合する切欠部23,94を第一補助フラップ9,92の連設端に形成してなることを特徴としている。
第11に、第二補助フラップ12を内側にアングル状に折曲げた際に、第二補助フラップ12先端に形成された差込片33を挿入して係止固定する係止部34を第一補助フラップ9の連設端に形成してなることを特徴としている。
以上の如く構成される本考案の包装箱における補助収容部構造によれば、以下に示すような効果を奏するものである。
(1)補助フラップを周壁内面側に折返して、周壁側に固定する固定手段を設けたことによって補助フラップを確実に固定できるので、外れた補助フラップによってケーキ等の内容物を損傷させることがない。
(2)一方の補助フラップを周壁内面側に折返して周壁内面側にポケットを形成するとともに、対向する周壁に連設された他方の補助フラップをアングル状に折り曲げて係止固定することによって、補助フラップを隣接周壁の内面側に設けて、塵等の侵入防止用の内周壁とすることができる。
(3)補助フラップの長さ(前後長)を周壁と同程度にすることにより、周壁と補助フラップとの間で形成されるポケットが周壁の長さに応じて広く取ることができる。さらに補助フラップを縁部を介して周壁内面側に折り曲げることにより、平面視で方形状に形成されるので、備品収容スペースが広くなるという利点がある。
(4)相対向し合う周壁間で相対向する端部側に連設された補助フラップ同士を内側にアングル状に折り曲げて重ね合わせることによって、重なり合った補助フラップ間にポケットを形成することができる。
(5)重ね合わされた補助フラップ同士を固定することにより、ポケットに備品を収容しても、係止固定した両フラップが外れることがないので、フラップのふらつきによりケーキ等の内容物の損傷を防止できる。
(6)補助フラップには通気孔を設けたので、ポケットに保冷材を収容した際に冷気を包装箱内に十分に行き渡らせることができる。
以下本考案の第1実施例を図1〜図7に基づき説明する。図1は箱組み後の斜視図,図2は箱の組立途中を示す斜視図,図3は内面展開図を示している。
包装箱1は、底板2に対して周壁として前後壁3a,3bと左右側壁4a,4bが折曲げ起伏可能に連設されている。後壁3bの上端には天板6が連設され、該天板6の自由端には差込フラップ7が連設されている。
左側壁4aの後端には縁部8を介して第一補助フラップ9が連設され、該第一補助フラップ9の自由端には第一補助フラップ9の固定手段として差込片11が連設されている。右側壁4bの後端には第二補助フラップ12が連設され、該第二補助フラップ12の先端にはフック部13が形成されている。
左右側壁4a,4bの前端には前壁3aと連結することによって、前壁3aと左右側壁4a,4bの起立を保持する係止フラップ(連結部)14a,14bがそれぞれ連設され、該係止フラップ14a,14bの先端にはフック部16a,16bが形成されている。
左右側壁4a,4bの上端には、箱組み時に内側にアングル状(水平方向)に折り曲げることによって、天板6を受け止めて保持する蓋受フラップ17a,17bが折曲げ可能に連設されている。
次に本包装箱1の組立方法及び第一ポケットを形成する第一パターンについて説明する。まず前壁3a及び左右側壁4a,4bを底板2に対して起立方向に折り曲げる。左右側壁4a,4b前端に連設された係止フラップ14a,14bを内側にアングル状に折り曲げて、フック部16a,16bを前壁3aに形成された係止用の切込み18に、前壁3a外側より挿入して係止固定する。この係止フラップ14a,14bによって前壁3a及び左右側壁4a,4bの起立を保持する構成となっている。
左側壁4aの後端に連設された第一補助フラップ9を縁部8を介して左側壁4a内面側に左側壁4aと平面視で平行となるように図4のa1方向に折り曲げる(図4,5参照)。第一補助フラップ9自由端の差込片11を前壁3aに形成された係止部19に挿入して係止固定する。そして左側壁4aと第一補助フラップ9との間に保冷材その他の備品を収容する第一ポケット21を形成する。ちなみに差込片11は前壁3aと係止フラップ14aとの間に形成される隙間に挿入して固定することもできる。
上述のように形成された第一ポケット21に保冷材等を収容し、包装箱1の後方(後壁3b側)よりケーキ等を底板2上に載置する。第一補助フラップ9には包装箱1内に通じる通気孔22が形成されているので、第一ポケット21に収容された保冷材の冷気が包装箱1内に行き渡る構成となっている。ちなみにケーキ等は第二補助フラップ12をアングル状に固定した後に、上方より底板2上に載置することもできる。
次に右側壁4bの後端に連設された第二補助フラップ12を内側にアングル状に図4のa2方向に折り曲げて、第二補助フラップ12の自由端のフック部13を縁部8と第一補助フラップ9との折目の上端に形成された切欠部23に係止して第二補助フラップ12のアングル状態を保持する。このようにして後壁4b内面側に内壁を形成することができるので、後壁4bと左右側壁3a,3b間の隙間からの塵等の侵入を防止することができる。
左右側壁4a,4bの上端の蓋受フラップ17a,17bを内側にアングル状に折り曲げて、後壁3bを起立方向に折り曲げるとともに、天板6を水平方向に折り曲げて、蓋受フラップ17a,17bで受け止める。そして図1に示すように前壁3aと係止フラップ14a,14b間に形成された隙間に差込フラップ7を挿入して箱組みを完成させる。
また図6,7に基づき、第二ポケット26を形成する第二パターンについて説明する。前壁3a及び左右側壁4a,4bを起立状態に保持した後、右側壁4b後端の第二補助フラップ12を内側にアングル状に折り曲げて、フック部13を切欠部23に係止して平面視でアングル状に保持する。
第一補助フラップ9をアングル状態の第二補助フラップ12に重ね合うように内側にアングル状に図6のb方向に折り曲げる。第一補助フラップ9自由端の差込片11を第二補助フラップ12に形成された係止部24に挿入し係止固定することによって、第一補助フラップ9と第二補助フラップ12間に第二ポケット26を形成する。第二補助フラップ12にも通気孔27が形成されているので、第二ポケット26に保冷材を収容した場合も、冷気を包装箱1内に行き渡らせることができる。
以下、図面に基づき他の実施例について説明する。共通する部品については同じ番号を使用し、主として異なる構成についてのみ説明し、共通する構成については説明を省略する。
図8,9は第2実施例を示すものであり、第一補助フラップ9を左側壁4a内面側に折返して左側壁4aと第一補助フラップ9との間に平面視で三角形状の第一ポケット31を形成する。但し第二実施例では第一ポケットを形成する第一パターンのみである。そして第二補助フラップ12を内側にアングル状に折り曲げて、第二補助フラップ12の自由端に連設された差込片32を左側壁4aと第一補助フラップ9との折目に形成された係止部33に挿入係止して、第二補助フラップ12のアングル状態を保持する。
そして第二補助フラップ12の自由端に連設された当接フラップ34を折り曲げて第一補助フラップ9に当接させる(図9参照)。該当接フラップ34を第一補助フラップ9の連設端に当接させて上記第一実施例と同様に後壁4b内面側に内壁を形成することによって、箱組み時の塵等の侵入を防止することができる
図10,11,12は第3実施例であり、左右側壁4a,4b前端に周壁の固定手段である係止フラップ41a,41bが連設されており、左右側壁4a,4bを起立させて係止フラップ41a,41bを内側にアングル状に折り曲げる。
そして前壁3aを起立させながら前壁3aの左右上端に形成された切欠部42a,42bを挿入して係止固定し、前壁3a及び左右側壁4a,4bの起立を保持する。この場合係止フラップ41a,41bは前壁3aの内面側に位置するので、第一ポケット21を形成する場合は第一補助フラップ9自由端に連設された差込片11を係止フラップ41aに形成された係止部44に挿入して係止固定する(図11参照)。
そしてケーキ等を包装箱1内に収容後、天板6を蓋受フラップ17a,17bで受け止めながら差込フラップ7に突出形成された突起部46を前壁3aに形成された係止部47に挿入して係止固定し、箱組みを完成させる。この第3実施例の包装箱の場合、図12の(A),(B)に示すように、図1の第1実施例と比較して係止フラップ14a,14bが見えない構成となっているので、箱組み後の正面からの見栄えが良いという特徴がある。
図13は第4実施例であり、第一補助フラップ9の自由端に接着フラップ51を連設して、該接着フラップ51の接着代52aを係止フラップ14aの52bに予め接着固定しておき、箱組み時に第一ポケット21が形成されるという特徴がある。
図14は第5実施例であり、左右側壁4a,4bと前壁3aとを連結する連結部が、底板2のコーナー部より外側に向って延びる山線の折目を介して折曲げ可能に形成されたひだ状の連結片61a,61bである。前壁3a側の連結片61a,61bの固定部62a,62bの接着代63aを前壁3aの接着代63bに予め接着固定し、連結片61a,61bの中央の折目64a,64bを介して折り畳んで平板状にして保存する。
起立状態となった連結片61aの可動部65aに形成された係止部66に第一補助フラップ9の差込片11を挿入し係止固定することによって第一ポケット21が形成される。そして天板6は第3実施例と同様に、差込フラップ7に突出形成された突起部46を前壁3aに形成された係止部47に挿入して係止固定し、箱組みを完成させる。
図15は第6実施例であり、左右側壁4a,4bの前端に連設された連結片71a,71bの外面側の接着代72aを前壁3a内面側の接着代72bに予め接着固定する。前壁3a連設下端コーナー部から上端の中央部に向って形成された山線の折目73a,73bを介して折り畳んで平板状にして保存する構成となっている。その他の構成は上記第5実施例を同様であるため説明を省略する。
図16は第7実施例であり、その構成は第5実施例と略同様であり、異なる点は連結片61a,61bの可動部65a,65bの左右側壁4a,4b側上端に形成された切込み81a,81bに前壁3a左右上端の切欠部42a,42bを挿入し係止固定する点が異なる。また連結片61a,61bの中央の折目64a,64bより前壁3a側に折目82a,82bを形成して折目64a,64bと折目82a,82b間に可動ひだ83a,83bを形成した点が特徴である。
図17は第8実施例であり、左右側壁4a,4bの前端に第一補助フラップ91と第二補助フラップ92を折曲げ可能に連設している。第一補助フラップ9を縁部8を介して左側壁4aの内面側に折り返して差込片11を第一補助フラップ91の係止部96に挿入し係止固定する。そして第一補助フラップ92を縁部95を介して右側壁4b内面側に折り返して差込片97を第二補助フラップ12の係止部98に挿入し係止固定することによって、左右側壁4a,4bの内面側に第一ポケット(図示しない)を同時に形成する。
そして第二補助フラップ12のフック部13を第一補助フラップ9の連設端上部の切欠部23に係止するとともに、第一補助フラップ91のフック部93を第一補助フラップ92の連設端上部の切欠部94に係止することによって、左右側壁4a,4bの起立を保持する連結部として機能している。
さらに第一補助フラップ9と第二補助フラップ12をアングル状に折り曲げて重ね合わせて、後壁3bの内面側に第二ポケット(図示しない)を形成する。同様に第一補助フラップ92と第二補助フラップ91をアングル状に折り曲げて第一補助フラップ92の差込片97を第一補助フラップ91の係止部99に挿入し係止固定することによって、前壁3aの内面側にも第二ポケット(図示しない)を形成することができる。また第一補助フラップ92及び第二補助フラップ91にも包装箱内部との通気を可能にした通気孔92a,91aが形成されている。
図18は第9実施例であり、構成は上記の第8実施例と略同様であり、第一補助フラップ9,92の自由端に接着フラップ101,102を連設し、接着フラップ101,102の接着代103a,104aを第二補助フラップ91,12の接着代103b,104bに予め接着固定している。
左右側壁4a,4bを起立させて第二補助フラップ12,91のフック部13,93を第一補助フラップ9,92の切欠部23,94に係止することによって、左右側壁4a,4bの起立を保持し、左右側壁4a,4bの内面側に第一ポケット(図示しない)を形成する。但しこの例では前後壁3a,3bの内面側に第二ポケットを形成することはできない。
図19は第10実施例であり、左右側壁4a,4bの前端に係止フラップ111a,111bを折曲げ可能に連設され、係止フラップ111a,111bの自由端に形成されたフック部112a,112bを互いに係止することによって、係止フラップ111a,111bを連結し、左右側壁4a,4bの起立を保持する構成となっている。第一ポケット21は第一補助フラップ9の差込片11を係止フラップ111aの係止部113に挿入し係止固定することによって形成される。
図20は第11実施例であり、その構成は第3実施例と第9実施例を組み合わせたものとなっている。第一補助フラップ9の自由端に接着フラップ121を連設し、接着フラップ121の接着代122aを、左側壁4a前端に連設された係止フラップ123の接着代122bに接着固定する。
また右側壁4b前端に縁部124を介して第一補助フラップ126を折曲げ可能に連設し、該第一補助フラップ126の自由端に接着フラップ127を連設している。そして該接着フラップ127の接着代128aを第二補助フラップ12の接着代128bに予め接着固定する。
そして左右側壁4a,4bを起立させて、第二補助フラップ12のフック部13を第一補助フラップ9連設端上部の切欠部23に係止して、左右側壁4a,4bの起立を保持し、左右側壁4a,4b内面側に第一ポケット(図示しない)を形成することができる。但しこの例では前後壁3a,3bの内面側に第二ポケットを形成することはできない。
前壁3aは、係止フラップ123に形成された係止部129と、右側壁4bの前端であって第二補助フラップ126の上方に折曲げ可能に連設された係止フラップ131の係止部132に前壁3a左右上端の切欠部133a,133bを挿入し係止固定することによって前壁3aの起立を保持している。また第二補助フラップ126には通気孔134が形成されている。
以上のように構成される本発明の包装箱の補助収容部構造は、上記態様に限らず右側壁内面側のみにポケットを形成することもできる。また他の実施例同士を組み合わせて他の構成の包装箱を形成することもできる。その他、通気孔の形状等のその他の形状は上記態様に限らず他の形状にすることが可能であり、通気孔の数も包装箱のサイズに応じて自由に変更可能である。
本考案の第1実施例を示す全体斜視図である。 本考案の第1実施例の開蓋状態を示す全体斜視図である。 本考案の第1実施例を示す内面展開図である。 本考案の第1実施例の第一ポケットを形成する第一パターンを示す拡大斜視図である。 本考案の第1実施例の第一ポケットの形成状態を示す平面図である。 本考案の第1実施例の第二ポケットを形成する第二パターンを示す拡大斜視図である。 本考案の第1実施例の第二ポケットの形成状態を示す平面図である。 本考案の第2実施例を示す内面展開図である。 本考案の第2実施例の第一ポケットを形成する第一パターンを示す平面図である。 本考案の第3実施例を示す内面展開図である。 本考案の第3実施例の第一ポケットを形成する第一パターンを示す拡大斜視図である。 本考案の第3実施例の天板の自由端のフラップの固定方法を示す正面図であり、(A)は突起部の挿入前、(B)は突起部の挿入後である。 本考案の第4実施例を示す内面展開図である。 本考案の第5実施例を示す内面展開図である。 本考案の第6実施例を示す内面展開図である。 本考案の第7実施例を示す内面展開図である。 本考案の第8実施例を示す内面展開図である。 本考案の第9実施例を示す内面展開図である。 本考案の第10実施例を示す内面展開図である。 本考案の第11実施例を示す内面展開図である。
符号の説明
1 包装箱
2 底板
3a 前壁(周壁)
3b 後壁(周壁)
4a 左側壁(周壁)
4b 右側壁(周壁)
8 縁部
9 第一補助フラップ(補助フラップ)
11 差込片(固定手段)
12 第二補助フラップ(補助フラップ)
13 フック部
14a 係止フラップ(連結部)
14b 係止フラップ(連結部)
19 係止部
21 第一ポケット(ポケット)
22 通気孔
23 切欠部
24 係止部
26 第二ポケット(ポケット)
27 通気孔
31 第一ポケット(ポケット)
41a 係止フラップ(連結部)
41b 係止フラップ(連結部)
51 接着フラップ(固定手段)
61a 連結片(連結部)
61b 連結片(連結部)
66 係止部
71a 連結片(連結部)
71b 連結片(連結部)
91 第二補助フラップ(補助フラップ)
91a 通気孔
92 第一補助フラップ(補助フラップ)
92a 通気孔
93 フック部
94 切欠部
95 縁部
96 係止部
97 差込片(固定手段)
98 係止部
99 係止部
101 接着フラップ(固定手段)
102 接着フラップ(固定手段)
111a 係止フラップ(連結部)
111b 係止フラップ(連結部)
121 接着フラップ(固定手段)
123 係止フラップ(連結部)
124 縁部
126 第一補助フラップ(補助フラップ)
126a 通気孔
127 接着フラップ(固定手段)

Claims (11)

  1. 平面視でコーナー角を有する正方形又は長方形の底板(2)と、該底板の外周の各辺に互いに隣接して起立可能に連設された周壁(3a),(3b),(4a),(4b)と、周壁(3a),(3b),(4a),(4b)同士を連結して起立状態を保持する連結部とを備えた包装箱(1)であって、周壁(3a),(3b),(4a),(4b)の側端に内面側に折り曲げることにより周壁(3a),(3b),(4a),(4b)の内面側に保冷材(151)その他の備品を収容して保持するポケット(21),(26),(31)を形成する補助フラップ(9),(12),(91),(92),(126)を連設し、該補助フラップ(9),(12),(91),(92),(126)の自由端に補助フラップ(9),(12),(91),(92),(126)を周壁(3a),(3b),(4a),(4b)側に固定する固定手段を設けてなる包装箱における補助収容部構造。
  2. 補助フラップ(9),(92)の固定手段が、補助フラップ(9),(92)の自由端に折曲可能に連設され周壁(3a),(3b),(4a),(4b)又は周壁(3a),(3b),(4a),(4b)と共に起立する部材に形成された係止部(19),(98)に挿入して係止固定する差込片(11),(97)からなる請求項1の包装箱における補助収容部構造。
  3. 補助フラップ(9),(92),(126)の固定手段が、補助フラップ(9),(92),(126)の自由端に連設され、周壁側(3a),(3b),(4a),(4b)に接着固定する接着フラップ(51),(101),(102),(121),(127)よりなる請求項1の包装箱における補助収容部構造。
  4. 連結部が周壁(3a),(3b),(4a),(4b)同士を係止固定して連結する係止フラップ(14a),(14b),(41a),(41b),(111a),(111b),(123),(131)である請求項1,2又は3の包装箱における補助収容部構造。
  5. 連結部が展開状態において底板(2)のコーナー部より外側に向って延びる折目を介して各隣接周壁(3a),(3b),(4a),(4b)を連結するひだ状の連結片(61a),(61b)である請求項1,2又は3の包装箱における補助収容部構造。
  6. 連結部が外面を隣接周壁(3a)の内面に接着固定する連結片(71a),(71b)である請求項1,2又は3の包装箱における補助収容部構造。
  7. 補助フラップ(9),(12),(91),(92),(126)に包装箱(1)内部との通気を可能にする通気孔(22)、(27)、(91a),(92a),(134)を形成した請求項1,2,3,4,5又は6の包装箱における補助収容部構造。
  8. 相対向し合う周壁(4a),(4b)の一方の周壁(4a)の一端に連設した第一補助フラップ(9)と、他方の周壁(4b)の相対向する端部側に連設した第二補助フラップ(12)とにより、一対の補助フラップを構成し、第一補助フラップ(9)を一方の周壁(4a)の内面側に折返して一方の周壁(4a)との間に第一ポケット(21),(31)を形成する第一パターンと、第一補助フラップ(9)と第二補助フラップ(12)とを、上記相対向し合う2つの周壁(4a),(4b)間で互に重なり合って起立するように内側に折曲げて上記周壁(4a),(4b)間に介在するその他の周壁(3b)内面に第二ポケット(26)を形成する第二パターンとを選択可能に構成した請求項1の包装箱における補助収容部構造。
  9. 第一補助フラップ(9),(92)及び第二補助フラップ(12),(91)をアングル状に折曲げて重ね合わせた際に、第一補助フラップ(9),(92)自由端の差込片(11),(97)を挿入して係止固定する係止部(24)を他方の第二補助フラップ(12),(91)に形成してなる請求項8の包装箱における補助収容部構造。
  10. 第二補助フラップ(12),(91)を内側に平面視アングル状に折曲げた際に、第二補助フラップ(12),(91)先端に形成されたフック部(13),(93)と係合する切欠部(23),(94)を第一補助フラップ(9),(92)の連設端に形成してなる請求項8又は9の包装箱における補助収容部構造。
  11. 第二補助フラップ(12)を内側にアングル状に折曲げた際に、第二補助フラップ(12)先端に形成された差込片(33)を挿入して係止固定する係止部(34)を第一補助フラップ(9)の連設端に形成してなる請求項8,9又は10の包装箱における補助収容部構造。
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