JP3143810U - 把手付包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】保冷材その他の備品を収容保持するポケットを備えた把手付包装容器を提供する。
【解決手段】平面視でコーナー角を有する正方形又は長方形の底板2と、該底板2の外周の各辺に互いに隣接して折曲起立可能に連設された周壁3a,3b,4a,4bと、周壁同士を連結して起立状態を保持する連結部と、該周壁のうちの1つである後壁3bに連設された蓋を構成する天板6とからなり、該天板6上面には把手7が設けられるとともに天板6前端には係止用のカバーフラップ11が折曲可能に連設され、上記後壁3bに隣接する他の周壁4a,4b上端には天板6を受止めて支える当接フラップ27が折曲可能に連設された把手付包装容器1において、カバーフラップ11と上記周壁のうちの1つである前壁3a上端側のいずれか一方に正面視T字型又はフック型の係止爪14を、他方に係止爪14の差込部16を屈曲又は湾曲させて横方向より差込む係止孔12を設けてなる。
【選択図】図2

Description

この考案はケーキ等の内容物を損傷させることなく保冷材その他の備品を収容保持するポケットを備えた把手付包装容器に関する。
従来、特許文献1に示すように、天板を兼ねた把手付開閉蓋の開閉端(正面)と左右両側にのり付け固定した周壁を設け、箱本体の後壁と左右側壁とをのり付け固定して共に折り重ね可能に構成している。
登録実用新案3132839号公報
しかし上記従来の包装容器は、現場での組立が容易であるものの、蓋と本体を共にのり付けしているためコスト高となるほか、組立時において本体と蓋の両側に斜め方向の折目が表れるので外観が損われ高級菓子には好まれ(適さ)ないという問題がある。
また開閉蓋と本体前壁を閉状態で係止する係止爪が単に折曲挿入するのみなので、把手を持った時の固定力が弱く、蓋の開閉端が外れ易い。このためテープやシールを貼り付けて固定する必要があり、貼付けが不十分なために持運び中に開蓋するトラブルがあった。
この考案は、これらの課題を解決又は改善し、ケーキ等の内容物を損傷させることなく保冷材その他の備品を収容保持するポケットを備えた把手付包装容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本考案は、第1に、平面視でコーナー角を有する正方形又は長方形の底板2と、該底板2の外周の各辺に互いに隣接して折曲起立可能に連設された周壁3a,3b,4a,4bと、周壁3a,3b,4a,4b同士を連結して起立状態を保持する連結部と、該周壁3a,3b,4a,4bのうちの1つである後壁3bに連設された蓋を構成する天板6とからなり、該天板6上面には把手7が設けられるとともに天板6前端には係止用のカバーフラップ11が折曲可能に連設され、上記後壁3bに隣接する他の周壁4a,4b上端には天板6を受止めて支える当接フラップ27が折曲可能に連設された把手付包装容器1において、カバーフラップ11と上記周壁3a,3b,4a,4bのうちの1つである前壁3a上端側のいずれか一方に正面視T字型又はフック型の係止爪14を、他方に係止爪14の差込部16を屈曲又は湾曲させて横方向より差込む係止孔12を設けてなることを特徴としている。
第2に、カバーフラップ11を前壁3aと係止爪14間に挿入して、係止爪14の差込部16を係止孔12に対して差込み係止した閉蓋状態において、係止爪14を係止孔12より引抜き解除するために押込み揺動させて係止爪14を爪掛けする操作孔13をカバーフラップ11に形成したことを特徴としている。
第3に、連結部が隣接する周壁3a,3b,4a,4b同士を係止固定して連結する係止フラップ23a,23bであることを特徴としている。
第4に、連結部が展開状態において底板2のコーナー部より斜め外側に向って延びる折目41を介して各隣接周壁3a,3b,4a,4bを連結するひだ状の連結片42a,42bであることを特徴としている。
第5に、周壁3a,3b,4a,4bの側端に内面側に折り曲げることにより周壁3a,3b,4a,4bの内面側に保冷材61その他の備品を収容して保持するポケット28,33を形成する補助フラップ18,21を連設し、該補助フラップ18,21の自由端に補助フラップ18,21を周壁3a,3b,4a,4b側に固定する固定手段を設けてなることを特徴としている。
第6に、補助フラップ18,21の固定手段が、補助フラップ18,21の自由端に折曲可能に連設され、係止フラップ23a,23bに形成された係止孔27に挿入して係止固定する差込片19よりなることを特徴としている。
第7に、補助フラップ18,21の固定手段が、補助フラップ18,21の自由端に連設され、連結片42a,42bに接着固定する接着フラップ48よりなることを特徴としている。
第8に、補助フラップ18,21に包装容器1内部との通気を可能にする通気孔29,36を形成したことを特徴としている。
第9に、相対向し合う周壁4a,4bの一方の周壁4aの一端に連設した第一補助フラップ18と、他方の周壁4bの相対向する端部側に連設した第二補助フラップと21により、一対の補助フラップを構成し、第一補助フラップ18を一方の周壁4aの内面側に折返して一方の周壁4aとの間に第一ポケット28を形成する第一パターンと、第一補助フラップ18と第二補助フラップ21とを、上記相対向し合う2つの周壁4a,4b間で互に重なり合って起立するように内側に折曲げて上記周壁4a,4b間に介在するその他の周壁3b内面に第二ポケット33を形成する第二パターンとを選択可能に構成したことを特徴としている。
第10に、第一補助フラップ18及び第二補助フラップ21をアングル状に折曲げて重ね合わせた際に、第一補助フラップ18自由端の差込片19を挿入して係止固定する係止孔34を第二補助フラップ21に形成してなることを特徴としている。
第11に、第二補助フラップ21を内側に平面視アングル状に折曲げた際に、第二補助フラップ21先端に形成されたフック部22と係合する切欠部31を第一補助フラップ18の連設端上端に形成してなることを特徴としている。
以上の如く構成される本考案の把手付包装容器によれば、以下に示すような効果を奏するものである。
(1)糊付け加工がなくても箱組みが可能であるのでコストを抑えることができるほか、箱組み後において本体と蓋の側面に斜め方向の折目が表れることがないので、見栄えが良く高級菓子には好まれ(適す)るという利点がある。
(2)蓋と前壁を閉状態で確実に係止固定する係止爪と係止孔を設けたので、把手を持った時の固定力が強く、蓋の開閉端が外れ難い。このためテープやシールを貼り付けて固定することなく持運びできるという利点がある。
(3)補助フラップを周壁内面側に折返して、周壁側に固定する固定手段を設けたことによって補助フラップを確実に固定できるので、外れた補助フラップによってケーキ等の内容物を損傷させることがない。
(4)一方の補助フラップを周壁内面側に折返して周壁内面側にポケットを形成するとともに、対向する周壁に連設された他方の補助フラップをアングル状に折り曲げて係止固定することによって、補助フラップを隣接周壁の内面側に設けて、塵等の侵入防止用の内周壁とすることができる。
(5)相対向し合う周壁間で相対向する端部側に連設された補助フラップ同士を内側にアングル状に折り曲げて重ね合わせることによって、重なり合った補助フラップ間にポケットを形成することができる。
(6)重ね合わされた補助フラップ同士を固定することにより、ポケットに備品を収容しても、係止固定した両フラップが外れることがないので、フラップのふらつきによりケーキ等の内容物の損傷を防止できる。
(7)補助フラップには通気孔を設けたので、ポケットに保冷材を収容した際に冷気を包装容器内に十分に行き渡らせることができる。
以下本考案の第1実施例を図1〜図7に基づき説明する。図1は箱組み後の斜視図,図2は箱の組立途中を示す斜視図,図3は内面展開図を示している。
包装容器1は、底板2に対して周壁として前後壁3a,3bと左右側壁4a,4bが折曲げ起伏可能に連設されている。後壁3bの上端には包装容器1の蓋を構成する天板6が折曲可能に連設され、該天板6の上面には把手7が起立可能に設けられるとともに、天板6の裏面側には樹脂製等のカバー8を接着固定することによって、把手7の形成によって切残し形成された孔9から塵や埃等の侵入を防止している。また前記カバー8を透明又は半透明の樹脂製とすることによって、前記孔9はケーキ等の内容物を外から確認できる窓としても利用できる。
天板6の自由端には係止用のカバーフラップ11が折曲可能に連設され、該カバーフラップ11の略中央に正面視略ハ字型の係止孔12が形成され、該係止孔12の上方の略中央に操作孔13が形成されている。前壁3aの略中央の上端側には正面視T字型の係止爪14が設けられ、該係止爪14の差込部16を屈曲又は湾曲させて上記係止孔12に横方向より差込むことによって蓋を係止固定する構成となっている。また係止爪14の差込部16はフック状(かぎ状)に形成することもできる。
上記係止固定方法によって把手7を持った際に、係止爪14の差込部16の連設端の下端側と係止孔12の下端部とが係合状態となるので、把手7を持った際の蓋の固定力を高めることができる。よって確実に蓋を固定することができるので把手7を持って包装容器1を運んだとしても蓋が外れてケーキ等の内容物を落下させることがないという利点がある。
左側壁4aの後端には縁部17を介して第一補助フラップ18(補助フラップ)が連設され、該第一補助フラップ18の自由端には第一補助フラップの固定手段として差込片19が連設されている。右側壁4bの後端には第二補助フラップ21が連設され、該第二補助フラップ21の先端にはフック部22が形成されている。
左右側壁4a,4bの前端には前壁3aと連結することによって、前壁3aと左右側壁4a,4bの起立を保持する係止フラップ23a,23b(連結部)がそれぞれ連設され、該係止フラップ23a,23bの折曲端の上端側には係止孔24が形成されている。また前壁3aの左右上端には前記係止孔24に挿入して係止固定する切欠部26が設けられている。
左右側壁4a,4bの上端には、箱組み時に内側にアングル状(水平方向)に折り曲げることによって、天板6を受け止めて保持する当接フラップ27が折曲げ可能に連設されている。該当接フラップ27を設けることによって、天板6の包装容器内への落ち込みを防止することができるほか、側壁上部からの塵等の侵入を防ぐことができる。
次に本包装容器1の組立方法及び第一ポケットを形成する第一パターンについて説明する。まず前壁3a及び左右側壁4a,4bを底板2に対して起立方向に折り曲げる。左右側壁4a,4b前端に連設された係止フラップ23a,23bを内側にアングル状に折り曲げて、前壁3aの左右上端に形成された切欠部26を係止フラップ23a,23bの係止孔24に挿入して係止固定する。この係止フラップ23a,23bによって前壁3a及び左右側壁4a,4bの起立を保持する構成となっている。
左側壁4aの後端に連設された第一補助フラップ18を縁部17を介して左側壁4a内面側に左側壁4aと平面視で平行となるように図4のa1方向に折り曲げる(図4,5参照)。第一補助フラップ18自由端の差込片19を係止フラップ23aに形成された係止孔27に挿入して係止固定する。そして左側壁4aと第一補助フラップ18との間に保冷材61その他の備品を収容する第一ポケット28を形成する。
上述のように形成された第一ポケット28に保冷材61等を収容し、包装容器1の後方(後壁3b側)よりケーキ等を底板2上に載置する。第一補助フラップ18には包装容器1内に通じる通気孔29が形成されているので、第一ポケット28に収容された保冷材61から発生した冷気が包装容器1内に行き渡る構成となっている。ちなみにケーキ等は第二補助フラップ21をアングル状に固定した後に、上方より底板2上に載置することもできる。
次に右側壁4bの後端に連設された第二補助フラップ21を内側にアングル状に図4のa2方向に折り曲げて、第二補助フラップ21の自由端のフック部22を縁部17と第一補助フラップ18との折目の上端に形成された切欠部31に係止して第二補助フラップ21のアングル状態を保持する。このとき第二補助フラップ21の自由端の下方側(底板側)に突出部32を設けて、該突出部32を縁部17に当接させることによって第二補助フラップ21の包装容器1内への入り込みを防ぐことができる。さらに後壁4b内面側に内壁を形成することができるので、後壁4bと左右側壁3a,3b間の隙間からの塵等の侵入を防止することができる。
左右側壁4a,4bの上端の当接フラップ27を内側にアングル状に折り曲げて、後壁3bを起立方向に折り曲げるとともに、天板6を水平方向に折り曲げて、当接フラップ27で受け止める。そして図1に示すように前壁3aに設けられた正面視略T字型の係止爪14の差込部16を屈曲又は湾曲させてカバーフラップ11に形成された係止孔12に横方向より差込むことによって、カバーフラップ11(蓋)を固定して箱組みを完成させる。
閉蓋状態ではカバーフラップ11は係止爪14と前壁3aとの間に差し込まれ、係止爪14の差込部16が係止孔12に挿入係止されている。その閉蓋状態から係止爪14の係合を解除するには、操作孔13に指先等を包装容器の内側に向かって押込む。このとき操作孔13の下端と係止爪14との上端間に僅かな隙間ができるので、爪又は指先の腹部分を係止爪14の上端に掛けて係止爪14を外側に揺動させ、係止爪14の差込部16を引抜き係合解除して蓋を開けてケーキ等の内容物を取出す。
また図6,7に基づき、第二ポケット33を形成する第二パターンについて説明する。前壁3a及び左右側壁4a,4bを起立状態に保持した後、右側壁4b後端の第二補助フラップ21を内側にアングル状に折り曲げて、フック部22を切欠部31に係止して平面視でアングル状に保持する。
第一補助フラップ18をアングル状態の第二補助フラップ21に重ね合うように内側にアングル状に図6のb方向に折り曲げる。第一補助フラップ18自由端の差込片19を第二補助フラップ21に形成された係止孔34に挿入し係止固定することによって、第一補助フラップ18と第二補助フラップ21間に第二ポケット33を形成する。第二補助フラップ21にも通気孔36が形成されているので、第二ポケット33に保冷材61を収容した場合も、冷気を包装容器1内に行き渡らせることができる。
次に図面に基づき第2実施例について説明する。共通する部品については同じ番号を使用し、主として異なる構成についてのみ説明し、共通する構成については説明を省略する。
図8は第2実施例を示すものであり、左右側壁4a,4bと前壁3aとを連結する連結部が、底板2のコーナー部より斜め外側に向って延びる山線の中央の折目41を介して折曲げ可能に形成されたひだ状の連結片42となっている。前記連結片42は、折目41を介して前壁3a側を固定部43とし、左右側壁4a,4b側を可動部44とする。
連結片42の中央の折目41より前壁3a側に折目46を形成して折目41と折目46間に可動ひだ47を形成している。この可動ひだ47を設けることによって左右側壁4a,4b及び連結片42を外側に拡開できるので前壁3aの切欠部26を連結片42の係止孔24に差込む際の湾曲度合いを少なくできるという利点がある。
また第一補助フラップ18自由端に折曲可能に連設された接着フラップ48の接着代49aを連結片42の可動部44の接着代49bに予め接着固定するとともに、連結片42の固定部43の接着代51aを前壁3aの接着代51bに予め接着固定し、底板2上に左右側壁4a,4bが重なるように、連結片42の折目41を介して折り畳んで平板状にして保存する。
組み立てる際は左右側壁4a,4bを起立方向に持ち上げる。そして左右側壁4a,4bの起立に連動して連結片42及び前壁3aが起立させられ、前壁3aの切欠部26を連結片42の係止孔24に挿入して前壁3aと左右側壁4a,4bの起立を保持することによって自動的に第一ポケット28が形成される。この例では上記の第一実施例とは異なり形成されるポケットは第一ポケット28のみである。
第二補助フラップ21を内側にアングル状に折り曲げてフック部22を切欠部31に係止して、第二補助フラップ21のアングル状態を保持し後壁3bの内壁を構成する。そして水平方向にアングル状に折り曲げられた当接フラップ27で天板6を受け止めて、前壁3aの係止爪14の差込部16をカバーフラップ11の係止孔12に差込んで蓋を係止固定し、箱組みを完成させる。
以上のように構成される本発明の把手付包装容器は、上記態様に限らず右側壁内面側のみにポケットを形成することもできる。また他の実施例同士を組み合わせて他の構成の包装容器を形成することもできる。その他、通気孔の形状等のその他の形状は上記態様に限らず他の形状にすることが可能であり、通気孔の数も包装容器のサイズに応じて自由に変更可能である。
本考案の第1実施例を示す全体斜視図である。 本考案の第1実施例の開蓋状態を示す全体斜視図である。 本考案の第1実施例を示す内面展開図である。 本考案の第1実施例の第一ポケットを形成する第一パターンを示す拡大斜視図である。 本考案の第1実施例の第一ポケットの形成状態を示す平面図である。 本考案の第1実施例の第二ポケットを形成する第二パターンを示す拡大斜視図である。 本考案の第1実施例の第二ポケットの形成状態を示す平面図である。 本考案の第2実施例を示す内面展開図である。
符号の説明
1 包装容器
2 底板
3a 前壁(周壁)
3b 後壁(周壁)
4a 左側壁(周壁)
4b 右側壁(周壁)
6 天板
7 把手
11 カバーフラップ
12 係止孔
13 操作孔
14 係止爪
16 差込部
18 第一補助フラップ(補助フラップ)
19 差込片(固定手段)
21 第二補助フラップ(補助フラップ)
23a 係止フラップ(連結部)
23b 係止フラップ(連結部)
27 係止孔
28 第一ポケット(ポケット)
29 通気孔
31 切欠部
33 第二ポケット(ポケット)
34 係止孔
36 通気孔
42a 連結片(連結部)
42b 連結片(連結部)
48 接着フラップ(固定手段)
61 保冷材

Claims (11)

  1. 平面視でコーナー角を有する正方形又は長方形の底板(2)と、該底板(2)の外周の各辺に互いに隣接して折曲起立可能に連設された周壁(3a),(3b),(4a),(4b)と、周壁(3a),(3b),(4a),(4b)同士を連結して起立状態を保持する連結部と、該周壁(3a),(3b),(4a),(4b)のうちの1つである後壁(3b)に連設された蓋を構成する天板(6)とからなり、該天板(6)上面には把手(7)が設けられるとともに天板(6)前端には係止用のカバーフラップ(11)が折曲可能に連設され、上記後壁(3b)に隣接する他の周壁(4a),(4b)上端には天板(6)を受止めて支える当接フラップ(27)が折曲可能に連設された把手付包装容器(1)において、カバーフラップ(11)と上記周壁(3a),(3b),(4a),(4b)のうちの1つである前壁(3a)上端側のいずれか一方に正面視T字型又はフック型の係止爪(14)を、他方に係止爪(14)の差込部(16)を屈曲又は湾曲させて横方向より差込む係止孔(12)を設けてなる把手付包装容器。
  2. カバーフラップ(11)を前壁(3a)と係止爪(14)間に挿入して、係止爪(14)の差込部(16)を係止孔(12)に対して差込み係止した閉蓋状態において、係止爪(14)を係止孔(12)より引抜き解除するために押込み揺動させて係止爪(14)を爪掛けする操作孔(13)をカバーフラップ(11)に形成した請求項1の把手付包装容器。
  3. 連結部が隣接する周壁(3a),(3b),(4a),(4b)同士を係止固定して連結する係止フラップ(23a),(23b)である請求項1又は2の把手付包装容器。
  4. 連結部が展開状態において底板(2)のコーナー部より斜め外側に向って延びる折目(41)を介して各隣接周壁(3a),(3b),(4a),(4b)を連結するひだ状の連結片(42a),(42b)である請求項1又は2の把手付包装容器。
  5. 周壁(3a),(3b),(4a),(4b)の側端に内面側に折り曲げることにより周壁(3a),(3b),(4a),(4b)の内面側に保冷材(61)その他の備品を収容して保持するポケット(28),(33)を形成する補助フラップ(18),(21)を連設し、該補助フラップ(18),(21)の自由端に補助フラップ(18),(21)を周壁(3a),(3b),(4a),(4b)側に固定する固定手段を設けてなる請求項1,2,3又は4の把手付包装容器。
  6. 補助フラップ(18),(21)の固定手段が、補助フラップ(18),(21)の自由端に折曲可能に連設され、係止フラップ(23a),(23b)に形成された係止孔(27)に挿入して係止固定する差込片(19)よりなる請求項5の把手付包装容器。
  7. 補助フラップ(18),(21)の固定手段が、補助フラップ(18),(21)の自由端に連設され、連結片(42a),(42b)に接着固定する接着フラップ(48)よりなる請求項5の把手付包装容器。
  8. 補助フラップ(18),(21)に包装容器(1)内部との通気を可能にする通気孔(29),(36)を形成した請求項1,2,3,4,5,6又は7の包装箱における補助収容部構造。
  9. 相対向し合う周壁(4a),(4b)の一方の周壁(4a)の一端に連設した第一補助フラップ(18)と、他方の周壁(4b)の相対向する端部側に連設した第二補助フラップと(21)により、一対の補助フラップを構成し、第一補助フラップ(18)を一方の周壁(4a)の内面側に折返して一方の周壁(4a)との間に第一ポケット(28)を形成する第一パターンと、第一補助フラップ(18)と第二補助フラップ(21)とを、上記相対向し合う2つの周壁(4a),(4b)間で互に重なり合って起立するように内側に折曲げて上記周壁(4a),(4b)間に介在するその他の周壁(3b)内面に第二ポケット(33)を形成する第二パターンとを選択可能に構成した請求項1の把手付包装容器。
  10. 第一補助フラップ(18)及び第二補助フラップ(21)をアングル状に折曲げて重ね合わせた際に、第一補助フラップ(18)自由端の差込片(19)を挿入して係止固定する係止孔(34)を第二補助フラップ(21)に形成してなる請求項9の把手付包装容器。
  11. 第二補助フラップ(21)を内側に平面視アングル状に折曲げた際に、第二補助フラップ(21)先端に形成されたフック部(22)と係合する切欠部(31)を第一補助フラップ(18)の連設端上端に形成してなる請求項9又は10の把手付包装容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010137903A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 The Pack Corp 包装用紙箱

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