JP3149606U - 表示体の衣服への取付構造 - Google Patents

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梓 山口
梓 山口
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【課題】年少者にあっても、名札などの表示体を衣服に簡単且つ安全に着脱ができる構造の提供を図る。【解決手段】衣服31に、安全ピン12を備えた名札などの表示体11を取り付ける構造において、帯状体21の基端が衣服本体のポケット32の内部に固定される。帯状体32の先端は、上記の安全ピン12を環状に閉じた状態で安全ピンの環状空間に挿通され、挿通された先端が折り返されて帯状体21に着脱可能に止着される。これにより、帯状体21によるループが形成され、このループによって環状に閉じた安全ピン12が支持される。【選択図】 図2

Description

本願考案は、表示体の衣服への取付構造、特に学校や幼稚園などの制服に名札を表示するのに適した取付構造に関するものである。
従来より、安全ピンを有する名札を、衣服に取り付ける構造として、特許文献1や2に示すものが知られている。このものは、ポケットに布テープでループを作り、安全ピン(一端側に針先部を備えるとともに他端側に基部を備えたピン本体と、このピン本体の基部に設けられたピン受とを備え、前記針先部と基部とが弾性によって開くことができると共に、弾性に抗して針先部をピン受けに係止することによって環状に閉じるピン)を、開いてループに針先部を通した後、安全ピンを閉じるようにしたものである。そのため、名札の着脱の度に、安全ピンを開閉する必要があり、手間がかかり、また指を針先で突き刺すなどの危険性が指摘されている。特に、今日にあっては、通学通園の安全性の観点から、通学通園時には名札を外して、校内などでは名札をつけることがおこなわれる場合が多いため、年少者にあっても、簡単に且つ安全に名札の着脱ができる構造の開発が望まれている。
実開昭55−151824号公報 登録実用新案第3059911号公報
本願考案の目的は、年少者にあっても、名札などの表示体を衣服に簡単且つ安全に着脱ができる構造の提供を図ることにある。
本願の請求項1に係る考案は、安全ピンを備えた名札などの表示体を、衣服に取り付ける構造において、帯状体の基端が衣服本体のポケットに固定され、帯状体の先端が、上記の安全ピンを環状に閉じた状態で安全ピンの環状空間に挿通され、挿通された先端が折り返されて帯状体に着脱可能に止着されることにより、帯状体によるループが形成され、このループによって環状に閉じた安全ピンが支持されたことを特徴とする表示体の衣服への取付構造を提供する。
本願の請求項2に係る考案は、前記の帯状体の少なくとも基端側と先端側に起毛面ファスナが設けられ、この起毛面ファスナによって前記の先端の止着がなされることを特徴とする請求項1記載の表示体の衣服への取付構造を提供する。
本願の請求項3に係る考案は、上記のポケットが、ポケット上部に縫着されポケットの上端縁を構成する上端縁生地を備え、この上端縁生地とポケット本体のポケット内部との縫着箇所に上記の帯状体の基端が縫着されていることを特徴とする請求項2記載の表示体の衣服への取付構造を提供する。
本願の請求項4に係る考案は、上記の帯状体が、基端側と先端側との間に折り目線が形成されたものであり、上記の帯状体が基端の前記の逢着箇所から上記の折り目線に向けて上方に向けて伸ばされ、上記の折り目線から帯状体の先端に向けて下方に向けて伸ばされたものである逆U字状をなし、この帯状体は、上記の表示体を取り付けていない状態で上記の逆U字状を維持する剛性を備えると共に、指で曲げることができる柔軟性を有することを特徴とする請求項3記載の表示体の衣服への取付構造を提供する。
本願考案は、帯状体の先端を、上記の安全ピンを環状に閉じた状態で表示体の安全ピンの環状空間に挿通し、挿通した先端を折り返して帯状体に着脱可能に止着するため、環状に閉じた状態のまま安全ピンの着脱が可能であり、表示体を衣服に簡単且つ安全に着脱ができる構造を提供することができたものである。
請求項2に係る考案にあっては、起毛面ファスナによる止着を行うため、ワンタッチで極めて簡単に着脱できるものである。
請求項3に係る考案にあっては、上端縁生地とポケット本体との縫着に際して、帯状体を共に縫着するため、帯状体の取り付けのための別個の縫着工程を必要とせず、能率的な生産が可能である。
請求項4に係る考案にあっては、ポケットから帯状体を探してわざわざ引っ張りだすという手間をかけずとも、簡単に帯状体を安全ピンに通すことができる。
以下、図面に基づき本願考案の実施の形態を説明する。
図1は名札を取り付ける前の衣服の要部正面図であり、図2は名札を取り付ける過程を示す衣服の要部正面図であり、図3は名札の取付完了時の衣服の要部正面図であり、図4は同断面図である。
この名札などの表示体11の衣服への取付構造にあっては、帯状体21の基端24が衣服本体31のポケット32内部に固定されている。
帯状体21は全体が起毛面ファスナのテープから構成されており、帯状体21の表面側は布地22とされ、裏面側はループとこれに係合する突起とが多数形成された起毛部23となっている。起毛部23は、雌雄が別々となったものを用いることも可能であるが、雌雄両用のものを用いた場合には一枚の帯状体を区別なく使用できる点で有利である。この帯状体21は、先端25と基端24との略中間に形成された折り目線26で二つ折りにされている。
ポケット32は、袋状をなした袋生地33と、この袋生地33の上部に縫着されポケットの上端縁を構成する上端縁生地34を備える。この上端縁生地34とポケット本体の袋生地33との縫着箇所35に上記の帯状体21の基端24が縫着されている。
上記の帯状体21は、基端24の前記逢着箇所から上方に向けて伸ばされ、折り目線26から先端25に向けて下方に伸ばされたもので、側面視、逆U字状をなしている。この帯状体21は、次に説明する表示体11を取り付けていない状態(図1および図4(A)の状態)で、逆U字状を維持する剛性を備えるが、指で簡単に曲げることができる程度の柔軟性を有する。
表示体11は、従来より知られている種々のものを用いることができるが、図の例では、名札として名前を記載して表示する表示体11であり、その上部に安全ピン12が取り付けられている。安全ピン12は、一端側に針先部13を備えるとともに他端側に基部14を備えたピン本体と、基部14に設けられたピン受15とを備え、針先部13と基部14とが弾性によって開くことができると共に、弾性に抗して針先部13をピン受15に係止するものである。
この表示体11を衣服に取り付けるには、帯状体21の先端25を上方に伸ばす(図2、図4(B))。そして閉じた状態の安全ピン12の針先部13と基部14との間の環状空間16に帯状体21の先端25を通して、同先端25を基端24付近に止める。これにより、帯状体21によるループが形成され、このループによって安全ピン12が支持される。帯状体21は表示体11の重みによって湾曲して、表示体11をポケット正面に吊り下げて支持する。他方、表示体11を取り外すには、逆の手順をとればよく、取付、取外に際して、安全ピン12を開く必要がない。
本考案はこの実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図5(A)に示すように、帯状体21全体を布テープにて構成し、先端側と基端側の係止部分だけを、起毛面ファスナ27によって構成してもよい。図5(B)に示すように、先端側と基端側の係止部分をホック28によって構成してもよい。図5(C)に示すように、帯状体21を下方向けて取り付けてもよい。さらに図示は省略するが、帯状体21の基端をポケットの底部など、上端縁以外の箇所に取り付けてもよく、ポケットの外側に固定してもよい。ポケットは、図示のような切り込み型のポケットでもよく、貼り付け型のポケットでもよい。
名札を取り付ける前の衣服の要部正面図である。 名札を取り付ける過程を示す衣服の要部正面図である。 名札の取付完了時の衣服の要部正面図である。 (A)は名札を取り付ける前の衣服の要部断面図であり、(B)は名札を取り付ける過程を示す衣服の要部断面図であり、(C)名札の取付完了時の衣服の要部断面図である。 (A)(B)(C)はそれぞれ他の実施の形態を示す説明図である。
11 表示体
12 安全ピン
21 帯状体
31 衣服本体
32 ポケット

Claims (4)

  1. 安全ピンを備えた名札などの表示体を、衣服に取り付ける構造において、
    帯状体の基端が衣服本体のポケットに固定され、
    帯状体の先端が、上記の安全ピンを環状に閉じた状態で安全ピンの環状空間に挿通され、
    挿通された先端が折り返されて帯状体に着脱可能に止着されることにより、帯状体によるループが形成され、このループによって環状に閉じた安全ピンが支持されたことを特徴とする表示体の衣服への取付構造。
  2. 前記の帯状体の少なくとも基端側と先端側に起毛面ファスナが設けられ、この起毛面ファスナによって前記の先端の止着がなされることを特徴とする請求項1記載の表示体の衣服への取付構造。
  3. 上記のポケットが、ポケット上部に縫着されポケットの上端縁を構成する上端縁生地を備え、この上端縁生地とポケット本体のポケット内部との縫着箇所に上記の帯状体の基端が縫着されていることを特徴とする請求項2記載の表示体の衣服への取付構造。
  4. 上記の帯状体が、基端側と先端側との間に折り目線が形成されたものであり、
    上記の帯状体が基端の前記の逢着箇所から上記の折り目線に向けて上方に向けて伸ばされ、上記の折り目線から帯状体の先端に向けて下方に向けて伸ばされたものである逆U字状をなし、
    この帯状体は、上記の表示体を取り付けていない状態で上記の逆U字状を維持する剛性を備えると共に、指で曲げることができる柔軟性を有することを特徴とする請求項3記載の表示体の衣服への取付構造。
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