JP2007020647A - 腕章 - Google Patents
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Abstract
【課題】 折角腕章を一旦し終わったのに、表示情報3の位置が不適正となったため、装着作業をやり直す必要が生じるということがないようにする。
【解決手段】 帯状のシート状体からなる腕章本体2の長さ方向中央部に、クリップ7を取り付ける。装着時には、まず、クリップ7で袖部11を挾持することにより、袖部11に腕章本体2を支持させるとともに、袖部11(使用者の腕)に対し腕章本体2を位置決めする。表示情報3を、その中央部が腕章本体2の長さ方向中央部付近に来るように配置しておけば、装着完了後の表示情報3の中央部の位置は、装着作業開始時にクリップ7で袖部11を挟んだ位置付近になるので、初めに、袖部11のうちの腕の外側となる位置をクリップ7で挟むようにすれば、確実に、表示情報3が見にくい腕の内側部分に来ないようにすることができる。
【選択図】 図6
【解決手段】 帯状のシート状体からなる腕章本体2の長さ方向中央部に、クリップ7を取り付ける。装着時には、まず、クリップ7で袖部11を挾持することにより、袖部11に腕章本体2を支持させるとともに、袖部11(使用者の腕)に対し腕章本体2を位置決めする。表示情報3を、その中央部が腕章本体2の長さ方向中央部付近に来るように配置しておけば、装着完了後の表示情報3の中央部の位置は、装着作業開始時にクリップ7で袖部11を挟んだ位置付近になるので、初めに、袖部11のうちの腕の外側となる位置をクリップ7で挟むようにすれば、確実に、表示情報3が見にくい腕の内側部分に来ないようにすることができる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、腕に巻かれる腕章に関する。
従来の一般的な腕章は、安全ピンにより衣類の袖部に留めるようになっていた。しかし、その場合には、
(a)片手で安全ピンを操作しなければならないので、腕章の取り付け、取り外し作業が面倒である、
(b)衣服にピンを刺し通すため、衣服が損傷する虞がある、
(c)防水布や硬質な布を素材とするもの等のピンを刺し通すことができない衣服を着ている場合には、使用することができない、
等の問題があった。
(a)片手で安全ピンを操作しなければならないので、腕章の取り付け、取り外し作業が面倒である、
(b)衣服にピンを刺し通すため、衣服が損傷する虞がある、
(c)防水布や硬質な布を素材とするもの等のピンを刺し通すことができない衣服を着ている場合には、使用することができない、
等の問題があった。
また、特許文献1は、「腕章本体が矩形の帯状片であり、帯状片の長手方向両端に雌雄の面ファスナーを設置し、帯状片の袖側端部中央に、作動レバーの手動操作により係合状態と解除状態が切り替わるロック可能なクリップを、柔軟な紐状体を介して設置した腕章」を開示している。この腕章によれば、まず、クリップで衣類の袖部を挟み、このクリップを起点にして腕章本体を腕に巻き付けることにより、前記従来の一般的な腕章の問題を解消できる。また、クリップが腕章本体の長手方向の一端部の中央に設置されているので、腕章を腕に巻いた装着状態においては、クリップおよび紐状体が腕章本体の内側に隠れ、外部に露出しないようにすることができる。
特開平11−253213号公報
多くの場合、腕章本体の外面側には、文字・記号等からなる表示情報が担持されている。しかしながら、前記特許文献1に開示されている腕章においては、クリップが腕章本体の長手方向の一端部に取り付けられていたので、クリップで衣類の袖部を挟み、このクリップを起点にして腕章本体を腕に巻き付けて行くとき、最終的に前記表示情報が腕のどの位置に来るのか予測困難であった。したがって、折角腕章を装着しても、結果的に前記表示情報が見にくい腕の内側部分に来てしまうことがあり、その場合には、腕章本体を解いて、もう一度、衣類の袖部の別の部分をクリップで挟み直し、腕章本体を巻き直すという作業を繰り返さなければならないという不便があった。
本発明は、このような従来の事情に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、装着作業を開始する前に、使用者が、装着完了後における前記表示情報の位置を容易に予測でき、従来のように、腕章を一旦装着し終わったにもかからず、表示情報3の位置が不適正となってしまったため、装着作業をやり直す必要が生じるというよう不都合が生じることがない腕章を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、以下の説明から明らかになろう。
本発明による腕章は、少なくとも巻き方向に変形容易な帯状のシート状体からなる腕章本体と、この腕章本体の長さ方向中央部に取り付けられた、衣類の袖部を挾持可能なクリップとを有してなるものである。
本発明においては、まずクリップで衣類の袖部を挾持することにより、衣類の袖部に腕章本体を支持させるとともに、衣類の袖部(使用者の腕)に対し腕章本体の長さ方向中央部を位置決めすることができる。ここにおいて、クリップが腕章本体の長さ方向中央部に取り付けられているので、前記表示情報を、通常通り、その中央部が腕章本体の長さ方向中央部付近に来るように配置しておけば、装着完了後の前記表示情報の中央部の位置は、装着作業開始時にクリップで衣類の袖部を挟む位置付近になる。したがって、腕章装着作業の最初に、衣類の袖部のうちの腕の外側となる位置をクリップで挟むようにすれば、確実に、前記表示情報が見にくい腕の内側部分に来ないようにすることができる。このため、腕章の装着を一旦完了したのにもかかわらず、前記表示情報の位置を修正するために装着作業をやり直す必要が生じるということをなくすことができる。
なお、クリップを腕章本体の長さ方向中央部、かつ腕章本体の上側辺付近に取り付けた場合は、腕章装着後も、クリップが外側から見えることになるが、クリップを腕章本体の長さ方向中央部、かつ腕章本体の内面側に取り付ければ、腕章装着後は、クリップが腕章本体によって覆われて外側から見えなくなるようにすることができる。
本発明の腕章は、装着作業を開始する前に、使用者が装着完了後における前記表示情報の位置を容易に予測でき、腕章の装着を一旦完了したのにもかかわらず、前記表示情報の位置を修正するために装着作業をやり直す必要が生じることがない等の優れた効果を得られるものである。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1〜6は本発明の実施例1を示している。腕章1の主体を構成する腕章本体2は、帯状のシート状体からなる。前記シート状体としては、例えばビニール、合成レザー、布、フェルト等の、少なくとも巻き方向に変形容易な広範囲のシート状ないしはフィルム状材料が使用できる。また、前記シート状体は、シート状ないしはフィルム状材料が単層構造となっているものでもよいし、袋状に縫製する等によりシート状ないしはフィルム状材料が重層構造になっているものでもよい。前記腕章本体2の外面側には、文字・記号等からなる表示情報3が担持されている。ここで、前記表示情報3は、その中央部が腕章本体2の長さ方向中央部付近に位置するように配置されている。
前記腕章本体2の外面側、かつ長さ方向の一端部(図1における表側左端部)付近には、面ファスナー4が取り付けられている。前記腕章本体2の内面側、かつ長さ方向の他端部(図1における裏側右端部)付近には、前記面ファスナー4に係脱される面ファスナー5が取り付けられている。これにより、前記腕章本体2は、図3のように筒状に巻いた上、面ファスナー4,5を互いに係合することにより、筒状状態を維持させることができるようになっている。
前記腕章本体2の長さ方向中央部、かつ腕章本体2の上側辺2a付近には、変形容易な連結材6を介してクリップ7が取り付けられている。このクリップ7は、特許第2704697号公報に開示されている構造を有するものであり、それぞれプラスチック製の、互いに相対的に回動可能な第一の挾持部材8、第二の挾持部材9およびアーム部材10を有しており、プラスチック自体の弾性により、第一の挾持部材8に対して第二の挾持部材9が、先端側が開かれる方向に付勢されている。そして、図4のようにアーム部材10を第一の挾持部材8に対して直角方向に延びる位置に回動すると、第一の挾持部材8の先端側に対して第二の挾持部材9の先端側が開いた状態となる一方、図5のようにアーム部材10を第一の挾持部材8と同方向に延びる位置に回動すると、第一の挾持部材8の先端側に対して第二の挾持部材9の先端側が閉じられ、かつその閉じられた状態に維持され、第一および第二の挾持部材9の先端部で衣類の袖部11等の挾持対象物を挾持できるようになっている。
前記連結材6は、腕章本体2と同一のシート状ないしはフィルム状材料からなる帯状材を、図2,4および5によく示されるように、ループ状となるように腕章本体2の上側辺2a付近に縫製してなる。前記クリップ7のアーム部材10の先端部付近には細長い取付穴12が設けられており、この取付穴12に連結材6によって構成されている前記ループが通されていることにより、前述のように腕章本体2の上側辺2a付近に連結材6を介してクリップ7が取り付けられている。ここにおいて、図1によく示されるように、クリップ7は、腕章本体2から連結材6とともに該腕章本体2の幅方向外側に引き出すことができるようになっている。
この腕章1においては、まず、図6のようにクリップ7で衣類の袖部11を挾持することにより、腕章本体2を、クリップ7から連結材6を介して吊り下げられた状態で、衣類の袖部11に支持させるとともに、衣類の袖部11(使用者の腕)に対し腕章本体2の長さ方向中央部を位置決めすることができる。そして、次に、腕章本体2を衣類の袖部11(腕)に巻き回し、面ファスナー4,5を互いに係合することにより、腕章本体2を衣類の袖部11(腕)に簡単に装着できる。
ここにおいて、クリップ7が腕章本体2の長さ方向中央部に取り付けられているので、装着完了後の前記表示情報3の中央部の位置は、必ず、装着作業開始時にクリップ7で衣類の袖部11を挟む位置付近になる(前述のように表示情報3は、その中央部が腕章本体2の長さ方向中央部付近に位置するように配置されている)。したがって、腕章1装着作業の最初に、クリップ7で衣類の袖部11のうちの腕の外側となる位置を挟むようにすれば、確実に、表示情報3が見にくい腕の内側部分に来ないようにすることができる。このため、折角腕章1を一旦装着した後、表示情報3の位置を修正するために装着作業をやり直すというような必要が生じることがない。
図7〜9は本発明の実施例2を示している。本実施例においては、クリップ7は、腕章本体2の長さ方向中央部ではあるが、前記実施例1と異なり、腕章本体2の上側辺2a付近ではなく、腕章本体2の内面側かつ幅方向中央部に連結材6を介して取り付けられている。これにより、クリップ7は、腕章本体2から該腕章本体2の幅方向および長さ方向のいずれにも外側に引き出せないようになっている。他の構成は実施例1と同様である。
なお、図7〜9では、作図の便宜上、連結材6を直立させた状態で描いているが、連結材6は実施例1と同一のものであり、変形容易であるから、現実には、自立的にこのような直立状態になることはない。
本実施例においても、まず、クリップ7で衣類の袖部11を挾持することにより、衣類の袖部11に腕章本体2を支持させるとともに、衣類の袖部11(使用者の腕)に対し腕章本体2の長さ方向中央部を位置決めすることができる。そして、次に、腕章本体2を衣類の袖部11(腕)に巻き回し、面ファスナー4,5を互いに係合することにより、腕章本体2を衣類の袖部11(腕)に簡単に装着できる。また、クリップ7が前記実施例1の場合と同様に、腕章本体2の長さ方向中央部に取り付けられているので、装着完了後の表示情報3の中央部の位置は、必ず、装着作業開始時にクリップ7で衣類の袖部11を挟む位置付近になる。したがって、前記実施例1の場合と同様に、腕章1装着作業の最初に、クリップ7で衣類の袖部11のうちの腕の外側となる位置を挟むようにすれば、確実に、表示情報3が見にくい腕の内側部分に来ないようにすることができる。このため、折角腕章1を一旦装着した後、表示情報3の位置を修正するために装着作業をやり直すというような必要が生じることがない。
また、前記実施例1では、腕章1装着後も、クリップ7が外側から見えることになるが、本実施例では、クリップ7は腕章本体2の内面側かつ幅方向中央部に連結材6を介して取り付けられており、腕章本体2から該腕章本体2の幅方向および長さ方向のいずれにも外側に引き出せないようになっているので、腕章1装着後は、クリップ7が腕章本体2によって覆われて外側から見えなくなるようにすることができる。
なお、本発明におけるクリップは、必ずしも前記各実施例のような構成のクリップ7である必要はなく、衣類の袖部11を挾持できるものであればよい。
なお、本発明におけるクリップは、必ずしも前記各実施例のような構成のクリップ7である必要はなく、衣類の袖部11を挾持できるものであればよい。
また、前記各実施例においては、連結材6を介してクリップ7を腕章本体2に取り付けているが、連結材6を介することなく、クリップ7を直接腕章1に取り付けてもよい。さらに、連結材を介してクリップ7を腕章本体2に取り付ける場合も、連結材は前記各実施例のような構成のものでなくてもよく、紐、鎖等の他の種の変形容易な連結材であってもよい。
また、前記各実施例においては、腕章本体2に文字・記号等からなる表示情報3を直接担持させているが、実開平5−64877号公報および実開平7−10771号公報等に開示されているように、腕章本体に透明ポケットを設け、文字・記号等からなる表示情報を担持した表示片をこの透明ポケットに対し挿入および抜き出し可能とすることにより、表示情報を適宜取り替え可能に腕章本体に設けてもよい。
以上のように本発明による腕章は、腕に巻かれる腕章として有用である。
1 腕章
2 腕章本体
2a 腕章本体の上側辺
3 表示情報
4 面ファスナー
5 面ファスナー
6 連結材
7 クリップ
11 衣類の袖部
2 腕章本体
2a 腕章本体の上側辺
3 表示情報
4 面ファスナー
5 面ファスナー
6 連結材
7 クリップ
11 衣類の袖部
Claims (5)
- 少なくとも巻き方向に変形容易な帯状のシート状体からなる腕章本体と、この腕章本体の長さ方向中央部に取り付けられた、衣類の袖部を挾持可能なクリップとを有してなる腕章。
- 前記クリップは、前記腕章本体の上側辺付近に、前記腕章本体から該腕章本体の幅方向外側に引き出せるようにして取り付けられている請求項1記載の腕章。
- 前記クリップは、腕章装着後は、前記腕章本体によって覆われて外側から見えないこととなるように、前記腕章本体の内面側に取り付けられている請求項1記載の腕章。
- 前記腕章本体の外面側に表示情報が担持されており、この表示情報の中央部は前記腕章本体の長さ方向中央部付近に配置されている請求項1乃至3のいずれかに記載の腕章。
- 前記腕章本体に設けられ、前記腕章本体が使用者の腕に巻かれたときに互いに係合して前記腕章本体を巻かれた状態に維持する面ファスナーを有する請求項1乃至4のいずれかに記載の腕章。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005203498A JP2007020647A (ja) | 2005-07-12 | 2005-07-12 | 腕章 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005203498A JP2007020647A (ja) | 2005-07-12 | 2005-07-12 | 腕章 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007020647A true JP2007020647A (ja) | 2007-02-01 |
Family
ID=37782207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005203498A Pending JP2007020647A (ja) | 2005-07-12 | 2005-07-12 | 腕章 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007020647A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101111463B1 (ko) | 2010-03-05 | 2012-02-22 | 안상욱 | 스윙 연습용 토싱머신. |
-
2005
- 2005-07-12 JP JP2005203498A patent/JP2007020647A/ja active Pending
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KR101111463B1 (ko) | 2010-03-05 | 2012-02-22 | 안상욱 | 스윙 연습용 토싱머신. |
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