JP3088294U - 締め留め用弾性バンド - Google Patents

締め留め用弾性バンド

Info

Publication number
JP3088294U
JP3088294U JP2002001018U JP2002001018U JP3088294U JP 3088294 U JP3088294 U JP 3088294U JP 2002001018 U JP2002001018 U JP 2002001018U JP 2002001018 U JP2002001018 U JP 2002001018U JP 3088294 U JP3088294 U JP 3088294U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
operation piece
fastening
elastic band
pulling operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002001018U
Other languages
English (en)
Inventor
辻  信太郎
Original Assignee
株式会社サンリオ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サンリオ filed Critical 株式会社サンリオ
Priority to JP2002001018U priority Critical patent/JP3088294U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3088294U publication Critical patent/JP3088294U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】対象物や外装を強く締め留めしておいても、手
指を挟まれることなく、ワンタッチ操作で簡単に取り外
すことができる締め留め用弾性バンドを提供する。 【解決手段】伸縮性帯状体をエンドレスにつないだ締め
留め用バンド本体1に、指引っかけ部30を有し帯軸線
と直角方向に伸びる引張り用操作片3を固定した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は分離やずれを防止すべき物品のための締め留め用弾性バンドに関する 。
【0002】
【従来の技術】
幼稚園、保育園、学校、あるいは遠足やハイキングなどでの食事のための弁当 やおやつは、通常、弁当箱類に収容されるが、振動などで蓋が本体から外れたり しないようにしたり、蓋と本体とに隙間が生じて汁が外部に漏れ他物を汚さない ようにするため、弁当箱類を直接弾性バンドで締め留めし、あるいは弁当箱類を 布巾などのシートに包んだ上でシートが解けないように弾性バンドで締め留めす ることが多い。
【0003】 しかし、従来の締め留め用弾性バンドは、単純に帯状ゴム紐を輪にしたもので あったため、食事に際して締め留め用弾性バンドを取り外すときに面倒であった 。 すなわち、バンドは対象物や外装の表面に密着しているので、そのバンドと対 象物や外装の間に手指を差し入れ、バンドを弾性に抗して引張り上げながら、端 部まで移動して抜き取らなければならない。
【0004】 蓋と本体の分離やずれを確実に防止するには、バンドの張力が高いほどよいが 、そうすると、前記したバンドと対象物や外装の間に手指を差し入れ、バンドを 弾性に抗して引張り上げる操作が困難になり、指先に力のない幼児や子供にとっ ては手間と時間を要したり、指を強く挟まれて苦痛を訴えることが多くなる。し かも、弁当箱類を布巾などのシートに包んだものをベルトで締め留めした場合に は、ベルトの移動時にシートと摩擦するので、ベルトをずらしにくいという問題 があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記のような問題点を解消するためになされたもので、その目的とす るところは、対象物や外装を強く締め留めしておいても、手指を挟まれることな く、ワンタッチ操作で簡単に取り外すことができる締め留め用弾性バンドを提供 することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、伸縮性帯状体をエンドレスにつないだ締め 留め用バンド本体に、指引っかけ部を有し帯軸線と直角方向に伸びる引張り用操 作片を固定したことを特徴としている。
【0007】 このような構造によれば、弁当箱類などの対象物あるいはこれをシートで包ん だものに弾性帯状体を嵌めて強く締め留めしておいても、締め留めを解くときに は、引張り用操作片をつまんで、水平方向に引張るだけで弾性帯状体がずれ移動 し、きわめて簡単に取り外すことができる。
【0008】 引張り用操作片は、操作片よりも断面積が大きい塊片を先端部位に有している ことが好ましい。 この構造によれば、対象物あるいはこれをシートで包んだものに弾性帯状体を 嵌めて締め留めしたときに、操作片が対象物あるいはこれをシートで包んだもの の表面から適度に浮かされるので、瞬時に引張り用操作片をつまんで引張り操作 することができる。 本考案は弁当箱で代表される組み合わせ容器類のほか、印刷物など要時まで分 離や開披を避けたい物品に適用できる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。 図1ないし図4は本考案に締め留め用弾性バンドの実施例を示しており、5は 締め留め対象物であり、この例では本体50と蓋体51を組み合わせた弁当箱5 aを、風呂敷状のシートによる被包体5bで包んでいる。 1はゴム、編みゴム、プラスチックなどの伸縮性材料で構成された帯状体から なる締め留め用バンド本体(以下バンド本体と称す)である。
【0010】 2は前記バンド本体1の端部10,10をつなぐ連結部体であり、バンド本体 端部10,10にまたがるように表裏に配された合成皮革、布など任意の柔軟材 料かなる当て片20,20の周縁を、バンド本体1ともども縫い合わせることで 、バンド本体端部10,10をエンドレス状に繋いでいる。21は縫い目である 。 連結部体2はたとえばキャラクター、動物、植物などの形象を模した所望の輪 郭形状に構成され、印刷などの手法で目、鼻、口などの特徴が表されており、し たがって同時に装飾機能を有している。
【0011】 3はバンド本体1の幅方向縁からベルト軸線と直角方向に延びる引張り用操作 片であり、前記連結部体2に基端部が固定され、中間に指引っ掛け部30を有し ている。 前記引張り用操作片3は、この例では紐状片が使用され、穴状の指引っ掛け部 30を有せしめるべくU字状に湾曲させ、両端部30,30を連結部体2の中て 片20,20の間に挿入し、当て片20,20の縫合わせと同時にしっかりと縫 着している。
【0012】 そして、前記引張り用操作片3は、締め留め対象物5から浮かされるようにす るため、外端部位に適度の大きさの塊片4を有している。塊片4はこの例ではそ ろばん玉状をなし、横穴に引張り用操作片3を挿通している。
【0013】 本考案における引張り用操作片3は必ずしも紐である場合に限らず、リングで あっても、所望輪郭の扁平片であってもよい。後者の場合、図5 (a)のように 連結部体2と一体に構成してもよく、この場合には指引っ掛け部30は窓穴とし て構成される。塊片4はたとえば詰め物を装填することで形成することができる 。 なお、締め留め対象物5は、図示のような被包体5bで包まれている場合に限 らず、締め留め対象物5それ自体からなっている場合を含んでいる。
【0014】
【実施例の作用】
本考案による締め留め用弾性バンドは、通常のものと同じように手指で拡開さ せた状態で、締め留め対象物5(この例では、本体50と蓋体51を組み合わせ た弁当箱5aを、風呂敷状のシートによる被包体5bで包んだもの)の端から外 嵌し、中間部位など適当なところで手指を抜き出す。これにより、図3および図 4のように、締め留め対象物5はバンド本体1の縮径によって締め留められる。
【0015】 この状態で、締め留め対象物5を使用するために開放するときには、図6(a )のようにバンド本体1から延出している引張り用操作片3の指引っ掛け穴30 に指Bを差込み、同図(b)(c)のように引張る。こうすれば、引張り用操作 片3から連結部体2に力が伝達され、バンド本体1は幅方向に水平状に牽引され 、締め留め対象物5の表面に沿ってずらされる。したがって、締め留め対象物5 が布などの粗面状であっても、バンド本体1は摩擦に抗してずり移動され、簡単 に抜き取ることができる。
【0016】 引張り用操作片3は外端に塊片4を有しており、塊片4が締め留め対象物5の 表面に接触することで引張り用操作片3が締め留め対象物5の表面50と適度の 隙間6が形成されるように浮かされるので、引張り用操作片3の指引っ掛け穴3 0に対する指Bの差込みを瞬時に確実に行うことができる。また、塊片4が硬質 であるため、力を入れやすくなる。さらに、塊片4はそのありかが触覚ですぐに わかるので、暗がりでも引張り用操作片3を見つけて操作できる。 また、引張り用操作片3は、バンド本体1を洗濯したような場合、物干しに吊 るす手段としても機能させることができる。
【0017】
【考案の効果】 以上説明した本考案の請求項1によるときには、伸縮性帯状体をエンドレスに つないだ締め留め用バンド本体1に、指引っかけ部30を有し帯軸線と直角方向 に伸びる引張り用操作片3を固定したので、締め留め用バンド本体1で締め留め 対象物5を強力に締め留めしておいても、取り外し時にバンド本体1と締め留め 対象物5の密着した隙間に手指を差し込んで広げる煩雑操作を要さず、指を強く 挟まれることもなく、ワンタッチで簡単に取り外すことができ、しかも簡単な構 造で足りるというすぐれた効果が得られる。
【0018】 請求項2によれば、引張り用操作片3は、操作片よりも断面積が大きい塊片4 を先端部位に有しているので、引張り用操作片3がぺったりと対象物あるいはこ れをシートで包んだものの表面に沿わず、対象物あるいはこれをシートで包んだ ものの表面から適度に浮かされた状態に保たれ、これにより瞬時に指引っかけ部 30にて指を差し込んで力を込めて引張り操作することができ、また暗がりでも 引張り用操作片3のありかを容易に識別できるなどのすぐれた効果が得られる。 請求項3によれば、引張り用操作片3がバンド本体1の端部を連結する扁平な 連結部体2に基端部がつながっているので、体裁がよいとともに製作を容易に行 えるというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による締め留め用弾性バンドの実施例を
示す斜視図である。
【図2】図1のX−X線に沿う断面図である。
【図3】実施例の使用状態を示す部分切欠平面図であ
る。
【図4】(a)は実施例の使用状態を示す部分切欠側面
図、(b)はその部分的拡大図、(c)は(b)のY−
Y線に沿う断面図である。
【図5】(a)は本考案の引張り用操作片の他の実施例
を示す平面図、(b)はその断面図である。
【図6】(a)、(b)は本考案の作用を段階的に示す平
面図、(c)は(b)の状態の側面図である。
【符号の説明】
1 締め留め用バンド本体 2 連結部体 3 引張り用操作片 4 塊片 30 指引っかけ部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸縮性帯状体をエンドレスにつないだ締め
    留め用バンド本体1に、指引っかけ部30を有し帯軸線
    と直角方向に伸びる引張り用操作片3を固定したことを
    特徴とする締め留め用弾性バンド。
  2. 【請求項2】引張り用操作片3は、操作片よりも断面積
    が大きい塊片4を先端部位に有している請求項1に記載
    の締め留め用弾性バンド。
  3. 【請求項3】引張り用操作片3がバンド本体1の端部を
    連結する扁平な連結部体2に基端部がつながっている請
    求項1又は2に記載の締め留め用弾性バンド。
JP2002001018U 2002-03-01 2002-03-01 締め留め用弾性バンド Expired - Lifetime JP3088294U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002001018U JP3088294U (ja) 2002-03-01 2002-03-01 締め留め用弾性バンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002001018U JP3088294U (ja) 2002-03-01 2002-03-01 締め留め用弾性バンド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3088294U true JP3088294U (ja) 2002-09-06

Family

ID=43239607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002001018U Expired - Lifetime JP3088294U (ja) 2002-03-01 2002-03-01 締め留め用弾性バンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3088294U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5979744A (en) Object wrapping and method of wrapping an object
US5216757A (en) Knot simulating neck tie clasp
TWI477244B (zh) 袋子
US5195218A (en) Flexible cord lock device
JPH0311207Y2 (ja)
US20100235967A1 (en) Waist-Securing Fastener
JP3088294U (ja) 締め留め用弾性バンド
US20190021915A1 (en) Diaper band with central inner-facing hook fabric and secure rear hook and loop fabric closure
JP3088303U (ja) 弁当箱などの被包具
JP4913922B1 (ja) 傘固定具
CN210143895U (zh) 一种清洁用手套
JP3142596U (ja) 袖捲れ上がり防止具
JP6385022B1 (ja) 伸縮バンド
JP3029754U (ja) スライダー用引き手
JPH08209413A (ja) 手 袋
KR200165980Y1 (ko) 넥타이
JP2007020647A (ja) 腕章
JP2003339485A (ja) 座席カバー
KR100746354B1 (ko) 풀림방지 기능을 갖는 간이 넥타이
US20190059485A1 (en) Knot holder
JP4699625B2 (ja) ボタン式掛け止め具
JP3001003U (ja) 愛玩動物用首輪
JP3069756U (ja) バッグ
JP4045199B2 (ja) 詰め襟のホック
JP3033165U (ja) 自動車用変速機操作把手装飾覆

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080619

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080619

Year of fee payment: 6