JP2000333711A - 腕 章 - Google Patents

腕 章

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JP2000333711A
JP2000333711A JP11182200A JP18220099A JP2000333711A JP 2000333711 A JP2000333711 A JP 2000333711A JP 11182200 A JP11182200 A JP 11182200A JP 18220099 A JP18220099 A JP 18220099A JP 2000333711 A JP2000333711 A JP 2000333711A
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armband
cover
arm
hard plate
back surface
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JP11182200A
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English (en)
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Hiromichi Hokkezu
弘通 法華津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腕章を腕にワンタッチで巻き付け装着ならび
に着脱を可能にした簡単で利便性に富んだ使用感良好も
のである。 【解決手段】 横断面形状が湾曲した板ばね鋼1の全面
に、接着テープ2を貼着被覆して一体形状とした被覆体
3の凹面縁部4の両端に硬質板6を載置し、その外周部
の全周を接着テープ7で接合した前記被覆体3を腕章8
の裏面の所定位置に、一端に開口部12を有する収納部
13を設け前記被覆体3の凹面縁部4を前記腕章8に対
置させて前記開口部12より「 【収納部13に】」収納 してなる腕章。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種職域或いは社
会一般の広範な場所で用いられている業務用腕章を、腕
に巻き付き装着してなる腕章に関するものである。
【0002】
【従来の技術】担当業務を明らかにし且つ、その業務を
適切に遂行するために各種の腕章が職域ならびに一般の
広範な場所で使用されている。従来、腕章の着用に当た
っては腕の所定位置に挿着し、袖に安全ピン或いはボタ
ンに紐止めして止着する方法が一般的である。又、その
ほかには環状に癖付られた弾性の芯板を腕章に設け、着
用時に前記芯板をひろげて腕に巻き付け装着し、スライ
ドファスナーで止着するものが知られている。或いは、
両端部を接合した円筒状の腕章の内面部に伸縮帯を付
し、着用時は前記腕章を手先より挿通し所定位置に止着
するもの、或いは腕章本体の端部の表裏面に面状ファス
ナー片を付した腕章を腕に巻回し装着するもの等が知ら
れている。最近は、用途は異なるが腕時計用バンドとし
て形状記憶合金の超弾性特性を利用し、止め金を必要と
せず手首に対して密着性の良い構造のもの等が知られ
る。(実開昭62−142914公報、ならびに実開昭
64−47211公報、実開平5−64877公報、お
よび特開平1−236004公報、参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】腕章の着用時に当た
り、一般的に定着している安全ピン或いはボタンに紐止
めして止着する方法などは次の様な問題点があった。 (イ)袖の所定位置に安全ピンを取り付ける際、片手で
行うには位置的に不便が多く他人の手を借り取り付ける
事が多々あった。又、取り付けに当たり針先が身体にふ
れ負傷した経験もある。 (ロ)又、紐止めの場合も前記安全ピンの取り付けと同
様に不便を感じていた。 (ハ)長期の腕章着用の場合には、安全ピン或いは縫着
の止着ボタンの接触部分の袖の布地が損傷する事も多々
あった。 (ニ)季節によっては袖なし衣服を着た場合、安全ピン
或いは紐止めによる腕章の着用は不可能であった。 (ホ)又、環状に癖付された弾性の芯板を設けた腕章
(実開昭62−142914公報参照)の着用に当たっ
ては、比較的容易ではあるが癖付けられた環状の芯板を
拡げる煩わしい動作が必要となる。しかも使用時以外で
も常に環状形状を有するので、保管ならびに搬送時には
物量の嵩張り等でその取扱に当たっての不便さを感じ得
ない。 (ヘ)一方、伸縮帯を設けた円筒形状を有する腕章(実
開昭64−47211公報参照)は、着用時に本体を手
先から挿通し腕の止着部までの移動時に、伸縮帯が常に
腕を締め付けた状態でスムーズな移動は難しく、その着
用時の使用感の悪さを感じ得ない。 (ト)又、本体の端部表裏面に面状ファスナー片を取り
付けた腕章(実開平5−64877公報参照)は、着用
時片手で腕章を腕に巻回し、両端の面状ファスナー片で
止着する際に腕章がずれ落ちやすく又、その使用感の悪
さを感じ得ない。尚、公知の面状ファスナー片について
はその止着が容易な事から、古くから一般に広く使用さ
れているところである。 (チ)腕時計用バンド(特開平1−236004公報参
照)は、形状記憶合金を材料とし高価であり、しかも環
状に癖付けられた形状を有し腕章の芯板として利用する
には適当ではない。 等、前記の通りいずれの場合も腕章の着用時に当たって
は、その使用感と利便性の悪さを感じ得ない。本発明
は、従来技術のかかる問題点を有利に解決するものであ
り、ワンタッチで着脱が可能となり利便性に富んだ使用
感良好なる腕章を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明における腕章は、横断面形状が湾曲した板ばね
鋼の全面に、接着テープを貼着被覆して一体形状とした
被覆体及び/又は、前記被覆体の中央部の凹面縁部の両
端に硬質板を載置し、その外周部の全周を接着テープで
接合した前記被覆体を腕章の裏面中央部位に、前記被覆
体の凹面縁部を対置し直接接合してなる。或いは、前記
腕章の裏面の所定位置に前記腕章と略ぼ直角に複数の帯
状係止具を設け、前記被覆体の凹面縁部を前記腕章に対
置させ挿入係止した前記腕章の裏面中央部位を、腕の所
定位置に当て被覆体の凸部を軽く押し当てるか、或いは
前記硬質板の位置する前記腕章の両面を軽く押圧するか
して腕に巻き付き装着させ、或いは前記腕章の表裏端部
に設けた面状ファスナー片で止着してなる。前記腕章裏
面の所定位置に一端に開口部を有する収納部を設け、前
記被覆体或いは前記硬質板を載置した前記被覆体の凹面
縁部を前記腕章に対置させ収納し及び/又は、前記収納
部を含む前記腕章の全面を被覆する層からなる前記腕章
の裏面中央部位を、腕の所定位置に当て前記被覆体の凸
部を軽く押し当てるか、或いは前記硬質板の位置する前
記腕章の両面を軽く押圧するかして腕に巻き付き装着さ
せ、或いは前記腕章の表裏端部に設けた面状ファスナー
片で止着してなる。
【0005】
【発明の実施の形態】実施例にもとづき図面を参照して
説明する。図1は、横断面形状が湾曲した板ばね鋼1の
斜視図である。図2に示された実施例は、前記板ばね鋼
1の全面に接着テープ2を粘着被覆して一体形状とした
被覆体3からなる断面図であり、使用時以外では図1の
ように前記被覆体3は横断面形状が湾曲した板状形状で
ある。尚、前記被覆体3に内蔵の前記板ばね鋼1が円形
形状に変形して腕に巻き付き緩みなく装着させるには、
その腕に対する前記板ばね鋼1の挟持力を最大限に保持
することが必要となる。そのための前記板ばね鋼1の厚
さ、大きさ等を本発明の意図する範囲内において任意に
製作することは可能である。図3は、硬質板6の斜視図
である。その寸法形状は、前記被覆体3の凹面縁部4の
幅寸法と略ぼ同一で正方形のものを用いるが、又一方を
幅寸法とした長方形のものを用いてもよい。いずれも押
圧しても容易に湾曲しない肉厚を有するものであればよ
い。尚、その寸法は前記被覆体3の大きさで異にする
が、材質については特にこだわるものではない。例え
ば、硬質塩化ビニールでその厚みは約1.5mmで長さ
約30mmの略ぼ正方形が好ましい。図4に示された実
施例は、前記被覆体3の中央部の凹面縁部4の両端に前
記硬質板6を載置し、その外周部の全周を接着テープ7
で接合する。尚、使用する前記接着テープ2、7の材質
は特にこだるものではない。例えば、ビニール製或いは
布製、紙製のいずれでもよい。又、前記硬質板6の接合
法はテープによる接着の他に色々あり、他の方法で行な
つても何ら差支えない。例えば、前記硬質板6の固定が
可能であれば紐による締着でもよい。図5に示された実
施例は、腕章8の裏面中央部位に前記被覆体3の凹面縁
部4を直接対置させ接合してなる。尚、接合法は接着剤
による貼付の他に色々あるが前記腕章8の材質により適
切なる方法を選択すればよい。例えば、前記腕章8の材
質が喪章のような薄い布製ならばその外観の仕上がりが
良好な両面テープ或いは面状ファスナー片等による接合
が好ましい。図6に示された実施例は、前記腕章8の裏
面の所定位置に前記腕章8と略ぼ直角に3ケ所の帯状係
止具11を設けたもので、前記腕章8と前記帯状係止具
11の端部を接合して、前記被覆体3の凹面縁部4を前
記腕章8に対置させ前記帯状係止具11に挿通係止して
なる。図7に示された実施例は、前記腕章8の裏面の所
定位置に一端に開口部12を有する収納部13を設け
て、前記被覆体3の凹面縁部4を、前記腕章8に対置さ
せ前記開口部12より収納してなる。尚、収納後は前記
開口部12を接合してなる。図8に示された実施例は、
図7に示した前記収納部13を含む前記腕章8の全面に
被覆する層14を設けたもので前記腕章8と前記被覆す
る層14を接合してなる。前記図6.7及び8に示され
る実施例において、前記腕章8の裏面に前記被覆体3を
装着するための前記帯状係止具11或いは前記収納部1
3又は、前記腕章8の全面に前記被覆する層14等の材
質については、それぞれ接合の容易性を考慮して同一な
ものが好ましい。例えば、前記腕章8の材質が軟質塩化
ビニール製であれば前記帯状係止具11も同材質の使用
が好ましい。又、図6.7及び8に示される実施例の接
合に当たっては、使用する材質により異なるがそれぞれ
適切なる方法を用いればよい。例えば、前記腕章8及び
その裏面に接合する前記帯状係止具11の材質が、いず
れも軟質塩化ビニール製であれば前記帯状係止具11の
端部を熱圧着で接合することが好ましい。前記腕章8に
設ける前記被覆体3(図2に示す)或いは前記硬質板6
を載置した前記被覆体3(図4に示す)は、その利便性
と仕上がりを考慮して両者をそれぞれ選択使用すればよ
い。例えば、前記腕章8に直接接合の場合は前記腕章表
面の外観の仕上がりが良好な前記被覆体3(図2に示
す)を用いるのが好ましい。前記腕章8の腕の着用に当
たっては、その裏面中央部位を腕の所定位置に当て前記
被覆体3の凸部5を軽く押し当てるか、或いは前記硬質
板6の位置する前記腕章8の両面を軽く押圧するかして
腕に巻き付き装着させ、或いは前記腕章8の表裏端部に
設けた面状ファスナー片(9)、(10)で止着すれば
腕章は腕に緩みなく固定される。腕に巻き付き装着した
前記腕章8を取り外す場合は、前記腕章8の適宣ヶ所を
つまんで引張ることで簡単に取り外す事が出来る。又、
面状ファスナー9.10を設けた場合には止着した前記
ファスナー9.10を外したのち、前記の同様操作に従
って取り外される。取り外した円形形状の前記腕章8
は、その両端を持ち軽く引延ばすことにより、容易に横
断面形状が湾曲した板状形状に原形復帰する。
【0006】
【発明の効果】本発明は、前記説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を発揮する。
横断面形状が湾曲した板ばね鋼の性質を利用した被覆体
を腕章に直接接合、又は帯状係止具或いは収納部を設
け、係止又は収納した本考案の腕章はその着用時に腕に
軽く押し当てるか、或いは腕章の中央部位両面の押圧で
瞬時に円形形状となり腕に巻き付くので他人の手を借り
ずに自身で簡単に装着が可能となり、従来止着用の安全
ピンならびに紐とボタンが不要となった。従って、従来
の腕章着用時の安全ピンによる腕の負傷もなくなり、し
かも止着部の袖の損傷もなくなる。さらに、季節により
袖なしの上着着用の場合も直接腕に巻き付けられ装着が
可能となる。尚、使用時以外の腕章は板状形状で保管が
可能であり、多量の保管に当たっても従来の腕章同様に
物量によるかさばりがなくコンパクトにパッケージされ
る。以上、前記説明したように従来の腕章着用時の問題
点を有利に解決し、ワンタッチで着脱が可能となり簡単
な構造で実用的でありしかも利便性に富んだ使用感良好
なる腕章である。
【図面の簡単な説明】
【図1】板ばね鋼の使用時以外の斜視図である。
【図2】板ばね鋼に接着テープで被覆し、一体形状とし
た被覆体の使用時以外の実施例を示す断面図である。
【図3】硬質板の斜視図である。
【図4】硬質板を被覆体に載置し、接合した状態の斜視
図である。
【図5】腕章の裏面中央部に直接被覆体を接合した平面
図である。
【図6】腕章の裏面帯状係止具に被覆体を係止した平面
図である。
【図7】腕章の裏面収納部に被覆体を収納した平面図で
ある。
【図8】腕章の裏面収納部に被覆体を収納し、その全面
に被覆する層を接合した断面図である。
【符号の説明】
1 板ばね鋼 2.7 接着テープ 3 被覆体 4 縁部 5 凸部 6 硬質板 8 腕章 9.10 面状ファスナー片 11 帯状係止具 12 開口部 13 収納部 14 被覆する層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月14日(1999.7.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明における腕章は、横断面形状が湾曲した板ばね
鋼の全面に、接着テープを貼着被覆して一体形状とした
被覆体及び/又は、前記被覆体の凹面縁部の両端に硬質
板を載置し、その外周部の全周を接着テープで接合した
前記被覆体を腕章の裏面中央部位に、前記被覆体の凹面
縁部を対置し直接接合してなる。或いは、前記腕章の裏
面の所定位置に前記腕章と略ぼ直角に複数の帯状係止具
を設け、前記被覆体の凹面縁部を前記腕章に対置させ挿
入係止した前記腕章の裏面中央部位を、腕の所定位置に
当て被覆体の凸部を軽く押し当てるか、或いは前記硬質
板の位置する前記腕章の両面を軽く押圧するかして腕に
巻き付き装着させ、或いは前記腕章の表裏端部に設けた
面状ファスナー片で止着してなる。前記腕章裏面の所定
位置に一端に開口部を有する収納部を設け、前記被覆体
或いは前記硬質板を載置した前記被覆体の凹面縁部を前
記腕章に対置させ収納し及び/又は、前記収納部を含む
前記腕章の全面を被覆する層からなる前記腕章の裏面中
央部位を、腕の所定位置に当て前記被覆体の凸部を軽く
押し当てるか、或いは前記硬質板の位置する前記腕章の
両面を軽く押圧するかして腕に巻き付き装着させ、或い
は前記腕章の表裏端部に設けた面状ファスナー片で止着
してなる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明の実施の形態】実施例にもとづき図面を参照して
説明する。図1は、横断面形状が湾曲した板ばね鋼1の
斜視図である。図2に示された実施例は、前記板ばね鋼
1の全面に接着テープ2を粘着被覆して一体形状とした
被覆体3からなる断面図であり、使用時以外では図1の
ように前記被覆体3は横断面形状が湾曲した板状形状で
ある。尚、前記被覆体3の前記板ばね鋼1が円形形状に
変形して腕に巻き付き装着し固定させるには、その腕に
対する前記板ばね鋼1の挟持力を最大限に保持すること
が必要となる。そのための前記板ばね鋼1の厚さ、大き
さ等を本発明の意図する範囲内において任意に製作する
ことは可能である。図3は、硬質板6の斜視図である。
その寸法形状は、前記被覆体3の凹面縁部4の幅寸法と
略ぼ同一で正方形のものを用いるが、又一方を幅寸法と
した長方形のものを用いてもよい。いずれも押圧しても
容易に湾曲しない肉厚を有するものであればよい。尚、
その寸法は前記被覆体3の大きさで異にするが、材質に
ついては特にこだわるものではない。例えば、硬質塩化
ビニールでその厚みは約1.5mmで長さ約30mmの
略ぼ正方形が好ましい。図4に示された実施例は、前記
被覆体3の中央部の凹面縁部4の両端に前記硬質板6を
載置し、その外周部の全周を接着テープ7で接合する。
【尚、硬質板6の載置ヶ所は中央部にこだわるもので
はない。例えば、片側のいずれか一方に硬質板6を載置
してもよい。又、】」使用する前記接着テープ2.7の
材質は特にこだるものではない。例えば、ビニール製或
いは布製、紙製のいずれでもよい。前記硬質板6の接合
法はテープによる接着の他に色々あり、他の方法で行な
っても何ら差支えない。例えば、前記硬質板6の固定が
可能であれば紐による締着でもよい。図5に示された実
施例は、腕章8の裏面中央部位に前記被覆体3の凹面縁
部4を直接対置させ接合してなる。尚、接合法は接着剤
による貼付の他に色々あるが前記腕章8の材質により適
切なる方法を選択すればよい。例えば、前記腕章8の材
質が喪章のような薄い布製ならばその外観の仕上がりが
良好な両面テープ或いは面状ファスナー片等による接合
が好ましい。図6に示された実施例は、前記腕章8の裏
面の所定位置に前記腕章8と略ぼ直角に3ヶ所の帯状係
止具11を設けたもので、前記腕章8と前記帯状係止具
11の端部を接合して、前記被覆体3の凹面縁部4を前
記腕章8に対置させ前記帯状係止具11に挿通係止して
なる。図7に示された実施例は、前記腕章8の裏面の所
定位置に一端に開口部12を有する収納部13を設け
て、前記被覆体3の凹面縁部4を、前記腕章8に対置さ
せ前記開口部12より収納してなる。尚、収納後は前記
開口部12を接合してなる。図8に示された実施例は、
図7に示した前記収納部13を含む前記腕章8の全面に
被覆する層14を設けたもので前記腕章8と前記被覆す
る層14を接合してなる。前記図6.7及び8に示され
る実施例において、前記腕章8の裏面に前記被覆体3を
装着するための前記帯状係止具11或いは前記収納部1
3又は、前記腕章8の全面に前記被覆する層14等の材
質については、それぞれ接合の容易性を考慮して同一な
ものが好ましい。例えば、前記腕章8の材質が軟質塩化
ビニール製であれば前記帯状係止具11も同材質の使用
が好ましい。又、図6.7及び8に示される実施例の接
合に当たっては、使用する材質により異なるがそれぞれ
適切なる方法を用いればよい。例えば、前記腕章8及び
その裏面に接合する前記帯状係止具11の材質が、いず
れも軟質塩化ビニール製であれば前記帯状係止具11の
端部を熱圧着で接合することが好ましい。前記腕章8に
設ける前記被覆体3(図2に示す)或いは前記硬質板6
を載置した前記被覆体3(図4に示す)は、その利便性
と仕上がりを考慮して両者をそれぞれ選択使用すればよ
い。例えば、前記腕章8に直接接合の場合は前記腕章表
面の外観の仕上がりが良好な前記被覆体3(図2に示
す)を用いるのが好ましい。前記腕章8の腕の着用に当
たっては、その裏面中央部位を腕の所定位置に当て前記
被覆体3の凸部5を軽く押し当てるか、或いは前記硬質
板6の位置する前記腕章8の両面を軽く押圧するかして
腕に巻き付き装着させ、或いは前記腕章8の表裏端部に
設けた面状ファスナー片9.10で止着すれば腕章は腕
に緩みなく固定される。腕に巻き付き装着した前記腕章
8を取り外す場合は、前記腕章8の適宣ヶ所をつまんで
引張ることで簡単に取り外す事が出来る。又、面状ファ
スナー9.10を設けた場合には止着した前記ファスナ
ー9.10を外したのち、前記の同様操作に従って取り
外される。取り外した円形形状の前記腕章8は、その両
端を持ち軽く引延ばすことにより、容易に横断面形状が
湾曲した板状形状に原形復帰する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明の効果】本発明は、前記説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を発揮する。
横断面形状が湾曲した板ばね鋼の性質を利用した被覆体
を腕章に直接接合、又は帯状係止具或いは収納部を設
け、係止又は収納した本考案の腕章はその着用時に腕に
軽く押し当てるか、或いは「
【前記硬質板の位置する前記】」腕章の両面の押圧で瞬
時に円形形状となり腕に巻き付くので他人の手を借りず
に自身で簡単に装着が可能となり、従来止着用の安全ピ
ンならびに紐とボタンが不要となった。従って、従来の
腕章着用時の安全ピンによる腕の負傷もなくなり、しか
も止着部の袖の損傷もなくなる。さらに、季節により袖
なしの上着着用の場合も直接腕に巻き付けられ装着が可
能となる。尚、使用時以外の腕章は板状形状で保管が可
能であり、多量の保管に当たっても従来の腕章同様に物
量によるかさばりがなくコンパクトにパッケージされ
る。以上、前記説明したように従来の腕章着用時の問題
点を有利に解決し、ワンタッチで着脱が可能となり簡単
な構造で実用的でありしかも利便性に富んだ使用感良好
なる腕章である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面形状が湾曲した板ばね鋼(1)の
    全面に、接着テープ(2)を貼着被覆して一体形状とし
    た被覆体(3)及び/又は、前記被覆体(3)の中央部
    の凹面縁部(4)の両端に硬質板(6)を載置し、その
    外周部の全周を接着テープ(7)で接合した前記被覆体
    (3)を腕章(8)の裏面中央部位に前記被覆体(3)
    の凹面縁部(4)を対置し直接接合させ、或は前記腕章
    (8)の裏面の所定位置に前記腕章(8)と略ぼ直角に
    複数の帯状係止具(11)を設け、前記被覆体(3)の
    凹面縁部(4)を前記腕章(8)に対置させ、挿通係止
    した前記腕章(8)の裏面中央部位を腕の所定位置に当
    て前記被覆体(3)の凸部(5)を軽く押し当てるか、
    或いは前記硬質板(6)の位置する前記腕章(8)の両
    面を軽く押圧するかして腕に巻き付き装着させ、或いは
    前記腕章(8)の表裏端部に設けた面状ファスナー片
    (9)、(10)で止着してなることを特徴とする腕
    章。
  2. 【請求項2】 前記腕章(8)の裏面の所定位置に、一
    端に開口部(12)を有する収納部(13)を設け前記
    被覆体(3)或いは、前記硬質板(6)を載置した前記
    被覆体(3)の凹面縁部(4)を前記腕章(8)に対置
    させ、収納し及び/又は、前記収納部(13)を含む前
    記腕章(8)の全面を被覆する層(14)からなる前記
    腕章(8)の裏面中央部位を、腕の所定位置に当て前記
    被覆体(3)の凸部(5)を軽く押し当てるか、或いは
    前記硬質板(6)の位置する前記腕章(8)の両面を軽
    く押圧するかして腕に巻き付き装着させ、或いは前記腕
    章(8)の表裏端部に設けた面状ファスナー片(9)、
    (10)で止着してなる請求項1記載の腕章。
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