JP6952854B1 - 湾曲変形帯板バネ付バンドケース - Google Patents

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Abstract

【課題】結束バンドを用いて、ケーブル配線、配管作業等の巻き付け作業において、狭く、結束しにくい場所、またバンドの湾曲状を必要とする作業において結束作業に手間がかからない、携帯容器としても有効な工具を提供する。【解決手段】容易に湾曲状に変形できるコンベックス金属部材からなる帯板バネ3cをもちいて、柔軟に変形するチューブ状の側面に固設した湾曲変形帯板バネ付バンドケースに結束バンドKを収め、該バンドケースを湾曲変形、円弧状態にし、前記バンドケースより結束バンドを取出すと湾曲状、L字状に変形することで、被結束物に結束バンドの先端部Dを容易に回してヘッド部Hに挿入して結束でき結束作業の効率を高めることができるものである。また、帯板バネの特性により、手首、腕または作業ベルト等に巻きつけることが容易にでき、結束作業中に腕に装着した湾曲変形帯板バネ付バンドケースより取り出すことができる。【選択図】図9

Description

本発明は可撓性のプラスチック締付片の結束バンドを湾曲状にする変形具であって、また該変形具を使い勝手にする携帯容器に収め、電気配線作業に用いて、変形具、及び携帯容器より結束バンドを取出し、電気配線、配管工事、通信ケーブル等の線材束、又は園芸、農作業等に結束作業の用治具に関する。
従来、結束バンドを用いて電線、信号、通信ケーブルの配線工事、又はエアコン配管、ドレン管あるいは、園芸や農作業の様ざまな結束作業において手が入りにくい狭い部分や、格子状の所にケーブル等を巻付けて取付ける工事において反対側に手が届かない所においては、結束バンドの先端を引き出すことが困難によって工事の手間が掛かることである。
また、結束バンドは弾力性、あるいは滑りやすいため作業袋、衣類ポケット等に収めた状態でも、飛び出したりして落下することが多いことから不便であった。
この改善策として、結束バンドを効率よく利用しようとするものに、以下のようなものが公報によって知られている。
例えば、円筒形容器の側面に結束バンドの挿入縦長孔一カ所以上設けて、容器の内周面に誘導板を設ける。あるいは半楕円体容器の着脱できる蓋に結束バンドの挿入横長孔を一カ所以上設けて、半楕円体容器の前記蓋の裏側に誘導板を設けた結束バンド容器がある。(例えば特許文献1参照)
また、ニッパーに似た形状をしたもので、夫々ハンドル部を有する2個一対の工具本体と、該本体を相対回動可能にハサミ形に連結する枢軸と、本体の先端部に夫々設けられたバンド枢軸が利用されている。(例えば特許文献2参照)
また、結束バンドを円筒形容器あるいは、半楕円体容器の一部の面に縦長溝孔を設けて、 前記結束バンドを挿入すると渦巻状に納まり、巻着して 納まる事で、衣服や、バンドに固設する結束バンド容器で、該容器より結束バンドを取り出すと丸み状又は 、L字状に形成する事で、電気工事、配管工事等の被結束物に結束バンドの先端部を容易に回してヘッド部に挿入して結束できるものがある。(例えば特許文献3参照)
さらに、容器の形状に問わない携帯できる容器の蓋に挿入礼を設けて、結束バンドを容易に挿入できるように挿入孔内側に保持バンドを設けたバンド受板を設けることで結束バンドをまとめて容易に納めることができる。
結束バンドを挿入し、一定時間後にL字状、あるいはL字状に納めて利用できるバンド受板付結束バンド容器がある。(例えば特許文献4参照)
特許第4623411号 広報 特開平7−241781号 広報 特許第4623411号広報 特許第5716200号広報
しかしながら、従来の工具にも下記のような問題がある。
特許文献1において、結束バンドを結束バンド容器内に挿入することに時間を要する。特に数多くの結束バンドを一度に纏めて挿入することが容易でないことから作業準備の効率が悪いものである。さらに容器の形状に制約があった。
特許文献2において、携帯容器としては不向きである。
さらに、特許文献2において、配線工事、配管工事、断熱巻工事でキヤタツ等を利用して高所の工事には使いづらく、並びに狭い所では使うことが困難である。
また、特許文献3において、結束バンドを湾曲状、L字状の変形をすることが可能でるが、結束バンドを前記文献の容器に挿入において、挿入孔へ一本ずつ差し込みながら挿入する方法であり、準備段階に手間がかかるものである。
また、特許文献4においても、有底筒状の容器と、当該容器に着脱自在な蓋と、当該蓋に設けられた結束バンドを挿入するためのバンド挿入口と、当該バンド挿入口に対応する前記蓋の裏側に設けられたバンド受板と、を有する結束バンド容器において、該容器に結束バンドを収めるにあたり、蓋とバンド受板一体のバンド挿入口に結束バンドを一本づつ差し込み、結束バンドが纏められた状態で前記容器に収めることとなる。
よって、特許文献3、及び特許文献4において、結束バンドの挿入方法において、非常に時間を要することから結束バンドを使い切ってしまうとこの方法では効率が悪い作業となる欠点がある。
また、容器の製造工程にも難があり、生産コストが高いものとなる。
そこで本発明は、上記の課題に鑑み、可撓性のプラスチック締付片の結束バンドを湾曲状又はL字状に変形することを容易にすることを目的とした工事用具で、従来の容器と異なる方法で多数の結束バンドを即座に収め結束作業を効率の向上を図るものである。
よって、柔軟で容易に変形が可能のチューブに帯板バネを備え、該チューブ内に結束バンドを多数纏めて挿入し、挿入後に結束バンドのヘッドと胴部の歯側の向きを揃えて締付バンドで全体固定し、一定時間後取出すことで結束バンドは湾曲状、又はL字状を形成し、手首、腕などに巻き付け、携帯の作業用具として提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明はチューブ状の面に固設する帯板バネにおいて、長手方向に沿って樋状の湾曲溝を有し、長手方向の断面を直線形状に保持し、幅方向の断面形状が弓形形状を成すコンベックス金属部材による帯板バネであって、該コンベック金属部材の該帯板バネは、帯状平衡状態において、湾曲溝の一部に指等により湾曲溝を平らに変形する圧力を加えると、幅方向の断面が直線形状に変形することで、長さ方向の断面が湾曲状又は円弧状平衡状態に弾性変形し、該湾曲状又は円弧状平衡状態に弾性変形した状態から帯板バネの両端を引き延ばし、広げると再び長手方向の断面が直線形状で長手方向に沿う湾曲溝を有する元の状態となる帯板バネであって、
前記帯板バネを用いた湾曲変形帯板バネ付バンドケースであって、該湾曲変形帯板バネ付バンドケースは、柔軟で自在に変形し、開口部を有する前記湾曲変形帯板バネ付バンドケースの外側の面、又は両側の面に前記帯板バネを固設し、前記帯板バネを固設した前記湾曲変形帯板バネ付バンドケースの開口部より結束バンドを挿入し、直線的な前記湾曲変形帯板バネ付バンドケースは前記帯板バネの素材の特性により容易に長さ方向が湾曲状又は円弧状に変形することで前記結束バンドが湾曲状、又はL字状に変形にする。
また、前記チューブ状に固設する帯板バネを前記チューブ状の長さより長い帯板バネを用いて、前記長い帯板バネの端を一方の開口部側より密接しながら、もう一方の開口部端まで固設し、さらに前記長い帯板バネを該開口部端より長く設けた湾曲変形帯板バネ付バンドケースにして、前記開口部より結束バンドを挿入し、湾曲状態又は円弧状態に変形する。
また、ループ面とフック面を兼備えた面ファスナー(ループとフック両方が植え込まれた面ファスナー)を用いて、湾曲変形帯板バネ付バンドケースの両端開口部の一方の開口部側にループ面とフック面を兼備えた面ファスナーを開口部端より長く設け、もう一方の開口部側に前記 ループ面とフック面を兼備えた面ファスナーを挿通する輪を設けて、前記帯板バネを固設した前記チューブ状が湾曲状あるいは円弧に変形し、変形状態を前記ループ面とフック面を兼備えた面ファスナーによって、さらに締付け、折り返し吸着し、締付けし、着脱可能に結合させて保持することで、容易に腕などに巻き付けができる。
また、ループ面ファスナーとフック面ファスナーを用いて、湾曲変形帯板バネ付バンドケースの両端開口部の一方の開口部側にループ面ファスナー、又はフック面ファスナーを前記開口部端より長く設け、もう一方の開口部側にフック面ファスナー、又はループ面ファスナーを設けて、
前記帯板バネを固設した前記チューブ状が湾曲状あるいは円弧に変形し、変形状態を前記ループ面ファスナーかフック面ファスナーによって、さらに締付けし、着脱可能に結合させて保持することで、容易に腕などに巻き付けができる。
また、コンベックス金属部材は鉄鋼又は合金鋼からなる素材のステンレス鋼材又は炭素工具鋼鋼材などからなり、チューブ状の材料として合成皮革材、天然皮革材、ゴム材、合成樹脂材、又は繊維材を用いたことを特徴とする。
また、帯板バネ又はチューブ状の先端面と後端面にフック面ファスナーとループ面ファスナーを設け、湾曲変形において、双方の面ファスナーが合わさる面に設け、湾曲補助板付バンドを湾曲状の状態にし、前記面ファスナーのフック面とループ面により吸着することを特徴とする。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されているような効果を奏する。
本発明の湾曲状変形の結束バンドを利用することで、通常の結束バンドは直線状であることから結束作業のときヘッドを支持しながら先端を差し入れるが、状況により先端を摘むことが困難であるとき湾曲状、又はL字状であることから、結束作業が容易である。
また、作業ベルトなどに取付たり、手首、腕又はベルト等に巻き付け高所作業、連続的作業においての作業効率を上げることができる。
また、結束バンドを湾曲変形にするとき、一度に多くの結束バンドを湾曲補助板付チューブに挿入し、歯側の向きを容易にでき短時間で湾曲状、又はL字状の状態の準備ができる。
また、作業において多くの結束バンドが必要により、不足であっても本発明を用いることで、一度に数多くの結束バンドを湾曲に変形でき、補給が可能である。
また、携帯として作業中に結束バンドの抜け落ちを防ぐこともできる。
さらに、湾曲状、又はL字状であるとともに、ヘッドの向きが定まりっていることから、容易に結束が可能である。
また、結束バンドを容易に湾曲変形ができることから電気配線、通信ケーブル、配管作業はもとより、様々な製造作業、さらに農作業、販売展示の固定作業等に用いて、作業効率を上げることが可能である。
本発明の第一実施例の形態において、帯板バネ示す図で、図1の a)図は帯板バネの湾曲溝側を示す斜視図。b)図は帯板バネの背面側(凸面側)を示す斜視図。c)図はa)図のX−Xaおける弓形形状を成すコンベックス状態の断面図。d)は図2のa)図より外圧を加え平面状態となり、コンストン状態のX−Xaの断面図である。 第一実施例の形態において、帯板バネ示す図で、図2のa)及びb)図は帯板バネの一方端の背面側(凸面側)をb)図のY方向に折り曲げると点線に示すように変形する斜視図である。 第一実施例の形態において、帯板バネ示す図で、a)図は円弧状平衡状態に弾性変形した正面図。b)図は円弧状平衡状態に弾性変形した斜視図である。 第一実施例の形態において、湾曲変形帯板バネ付バンドケースの組立を示す図で、a)図は帯板バネをチューブ状の面に固設する斜視図。b)図は帯板バネをチューブ状の面に固設した状態の斜視図。c)図はb)図の開口部2A側又は2B側の平面図。d)図は円弧状平衡状態に弾性変形した状態の正面図である。 第一実施例の形態において、湾曲変形帯板バネ付バンドケース内に結束バンド収める図でa)図はチューブ状内に結束バンド挿入する斜視図。b)図は結束バンドを収めた状態の斜視図である。 第一実施例において、図5の状態から湾曲状態あるいは円弧状態を示す図で、a)図は開口部側の斜視図。b)図はa図の正面図である。 第一実施例の二例目の形態において、帯板バネを二枚用いた湾曲変形帯板バネ付バンドケースの組立を示す図で、a)図はチューブ状の外側面と内側面にそれぞれの帯板バネを固設する斜視図。b)図は帯板バネをチューブ状の外側面と内側面に固設した状態の斜視図。c)図は帯板バネ二枚を固設した湾曲変形帯板バネ付バンドケース平面図である。 第一実施例の形態において、a)図はチューブ状の全長より長い帯板バネを用いて、チューブ状2の外側の面に固設の状況の斜視図である。b)図はチューブ状の外側面に長い帯板バネを固設した斜視図である。 第一実施例の形態において、a)は図8における長い帯板バネの湾曲変形帯板バネ付バンドケースの円状平衡状態の正面図。b)図は円状平衡状態の側面図である。 実施例の例目において、a)図は湾曲変形帯板バネ付バンドケースの開口部にループとフック兼備式面ファスナー長く設け、結束バンドの挿入のもう一方の開口部側に面ファスナーを挿通する輪を設けた斜視図。b)図は湾曲状態あるいは円弧状態に変形した開口部側の斜視図である。なお、点線は面ファスナーを輪内に挿通する状態。 実施例の例目において、図10においてループとフック兼備式面ファスナーの固設の状態の図、a)図は図10のa)図の状態の正面図。b)図はループとフック兼備式面ファスナーを輪に挿通する状態の正面図。c)図は輪に挿通し、締付けし、一方端のループとフック兼備式面ファスナーの面に貼付けした正面図である。 実施例の例目において、a)図は湾曲変形帯板バネ付バンドケースに結束バンドの挿入の開口部側に長いループ面ファスナーを設け、結束バンドの先端側となる、もう一方の開口部にフック面ファスナー設けた斜視図。b)図は湾曲状態又は円弧状態に変形した開口部側の斜視図である。 実施例の例目の形態において、a図は結束バンドを挿入後、湾曲状態又は円弧状態を面ファスナーで締付け、ループとフックで貼付け、吸着した正面図。b図はa図の開口部側の斜視図である。 湾曲変形帯板バネ付バンドケースより結束バンドを取出し、湾曲状に形成された側面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明をする。
最初に本発明の第一実施例の形態について、図1から図9及び図13を参照して説明をする。
まず、図1、図2及び図3についてチューブ状2の面に固設する帯板バネ3について説明をする。
図1は本発明の第一実施例の形態において、帯板バネ示す図で、図1のa)図は帯板バネの湾曲溝側の表面側(凹面側)を示す斜視図。
b)図は帯板バネの背面側(凸面側)を示す斜視図。
c)図はa)図のX−Xaおける弓形形状を成すコンベックス状態の断面図。
d)は図2のa)図より外圧を加え平面状態となり、コンストン状態のX−Xaの断面図である。
図2は第一実施例の形態において、帯板バネ示す図で、図2のa)及びb)図は帯板バネの一方端の背面側(凸面側)をb)図のY方向に折り曲げると点線に示すように変形する斜視図である。
図3は第一実施例の形態において、帯板バネ示す図で、a)図は円弧状平衡状態に弾性変形した正面図。
b)図は円弧状平衡状態に弾性変形した斜視図である。
図1、図2及び図3に示すがごとく、本発明に用いる帯板バネ3の構成は図1のa)図に示すコンベックス金属部材からなる帯板バネ3において、a)図の帯板バネは雨樋状の湾曲溝側で表面側(凹面側)を表示し、長手方向の断面を直線形状とし、幅方向の断面形状が弓形形状を成すコンベックス金属部材によるバネ性の帯板バネであって、該コンベックス金属部材の該帯板バネは、帯状平衡状態を維持し、前記帯板バネ3は湾曲溝側5の両端を3A側と3B側とした斜視図である。
また、b)図はコンベックス金属部材からなる帯板バネ3の湾曲溝側5の背面側(凸面側)6の斜視図である。
また、a)図、b)図に示すX−Xaにおける断面図をc)図に示し、その断面は湾曲状の表面側5と背面側6の状態のコンベックス状態を示す断面図である。
また、d)図はコンベックス金属部材からなる帯板バネ3において、c)図は記載において、点線で示すコンベックス状態からa方向とb方向を背面側6の方向に圧力(外圧)を加え、幅方向の断面が直線形状に変形した平面状のコンストン状態を示す断面図である。
なお、コンストン状態に変形する圧力(外圧)については図2にて記載する。
前記記載の圧力(外圧)の加えについて、一例として図2のa)図に示すように帯板バネ3の3A側と3B側の両端の背面側6に親指で支え、他の指で湾曲溝側5を当て3A側又は3B側あるいは両端を背面側に曲げるように圧力を加えることで、点線のe―dに示すように湾曲状態となる。
よって、図2のb)図に示すように3B側の一端をのみをY方向である背面側6に曲げると3B側の端が平ら状態となり帯板バネ3の全体が平面状のコンストン状態に変化し、b)図の点線のようにe方向とd方向に示すように湾曲状態となり、幅方向に平ら状態のコンストン状態に変化し湾曲状態、円弧状態となることから、図1のd)図に示した断面図のコンストン状態を示す。
また、コンベックス金属部材からなる帯板バネ3は長さ方向の断面が弓形形状の平衡状態から湾曲状、円弧状平衡状態に弾性変形をする。
よって、図3のa)図、b)図は帯板バネ3において、a)図は円弧状平衡状態に弾性変形した正面図で、b)図は円弧状平衡状態に弾性変形した斜視図である。
また、湾曲状、円弧状平衡状態を元の直状態である長さ方向の断面が弓形形状の平衡状態とするには、湾曲状、円弧状平衡状態において図2のa)図に示す3A側と3B側である両端を引き離し元の直状態に引き延ばすことで、元の長手方向に沿って樋状の湾曲溝状5となり、長さ方向の断面が直線形状を有し、直状態を保持する帯板バネ3である。
また、コンベックス金属部材を有した形状で、材質はステンレス鋼材(SUS材)、または炭素工具鋼鋼材(SK材)を用いる。
したがって、以上のことからコンベックス金属部材からなる帯板バネ3は 樋状で湾曲溝状5を形成し、コンベックスとは雨樋状の形を表します。コンストンとは丸まるスプリングを示し、よってコンベックス、コンストンとは、平板の状態でその表面をたたくと丸まり、あるいは(0036)に記載の如く図2のa)図に示す3A側と3B側である両端を手で広げれば元のコンベックスに戻るスプリングの定荷重バネです。
これらのことから、帯板バネ3のコンベックス金属部材は、長手方向に沿って湾曲溝状5を有する板バネ材で構成され直状態を保持し、湾曲溝状5の一部、又は一端に曲げ圧力、又は叩いたりし、外圧が加えることで、湾曲溝状5が平らに変形すると湾曲溝状5の全体が平らに変形した板バネ材の全体が円弧状態、又は湾曲状態に変形し、変形した板バネの円弧状態、又は湾曲状態の両端を引き離し広げ元の直状態に引き延ばすと再び長手方向に沿う湾曲溝状となり直状態を保持し元に戻る性質となる。
ここで、本発明の第一実施例目における形態の説明をする。
前記記載の帯板バネ3を用いた湾曲変形帯板バネ付バンドケースを一例目の実施例を図4、図5、図6、また二例目の実施例を図7の図を参照して説明をする。
図4は第一実施例の形態において、一例目の湾曲変形帯板バネ付バンドケースの組立を示す図。
a)図は帯板バネをチューブ状の面に固設する斜視図。
b)図は帯板バネをチューブ状の面に固設した状態の斜視図。
c)図はb)図の開口部2A側又は2B側の平面図。
d)図は円弧状平衡状態に弾性変形した状態の正面図である。
図5は第一実施例の形態において、湾曲変形帯板バネ付バンドケース内に結束バンド収める図。
a)図はチューブ状内に結束バンド挿入する斜視図。
b)図は結束バンドを収めた状態の斜視図である。
図6は第一実施例において、図5の状態から湾曲状態あるいは円弧状態を示す図。
a)図は開口部側の斜視図。
b)図はa図の正面図である。
図7は第一実施例の形態において、二例目の湾曲変形帯板バネ付バンドケースの組立を示す図で、帯板バネを二枚用いた湾曲変形帯板バネ付バンドケースの組立を示す図。
a)図はチューブ状の外面と内面に帯板バネ固設する斜視図。
b)図は帯板バネをチューブ状の外面と内面に固設した状態の斜視図。c)図は帯板バネを二枚固設した湾曲変形帯板バネ付バンドケース平面図である。
図14は湾曲変形帯板バネ付バンドケースより結束バンドを取出し、湾曲状に形成された側面図である。
図4、図5及び図6に示すがごとく、第一実施例において前記記載の図1、図2及び図3の帯板バネを用いてチューブ状の面に固設した湾曲変形帯板バネ付バンドケースの説明をする。
図4のa)図、b)図及びc)図に用いる帯板バネ3は、長手方向に沿って樋状の湾曲溝状5を有し、長手方向の断面を直線形状とし、幅方向の断面形状が弓形形状を成すコンベックス金属部材による帯板バネ3であって、該コンベックス金属部材の該帯板バネ3は、帯状平衡状態において、湾曲溝の一部に指等により圧力を加え湾曲溝状5を平らとなり、断面が直線形状に変形することで、長さ方向の断面が湾曲状又は円弧状平衡状態に弾性変形し、変形した状態より帯板バネ3の両端をより引き延ばすと再び長手方向に沿う湾曲となる。
帯板バネの湾曲溝状5側の凹面側を表面側とし、凸面側を背面側6とする。
図1のa)図は前記帯板バネ3を用いて、柔軟で自在に変形をするゴム材、及び合成皮革材などからなり、両端に開口部2A側と開口部2B側を有するチューブ状2の外側面に帯板バネ3の背面側6(a図のZ方向へ)を固設した構造で、チューブ状2の全長は該チューブ状2に収める結束バンドKの長さ程にし、チューブ状2の側面に固設する帯板バネ3の寸法の横幅はでチューブ4の内径、又は以下にして、全長はチューブ状2の長さとほぼ合わせたサイズにし、
図1のb)図に示すように、帯板バネ3をチューブ2の外側面に接着し、開口部2A側に帯板バネ3端3Aと開口部2B側に帯板バネ3端3Bを設けた湾曲変形帯板バネ付バンドケース1の斜視図である。
また、c)図は湾曲変形帯板バネ付バンドケース1の開口部2A側又は開口部2B側の平面図である。
また、d)図の湾曲変形帯板バネ付バンドケース1は湾曲状又は円弧状平衡状態に弾性変形した状態正面図である。
また、帯板バネ3のコンベックス金属部材は、材質はステンレス鋼材(SUS材)、または炭素工具鋼鋼材(SK材)の材質である。
図5のa)図は帯板バネ3を固設した前記チューブ状2の湾曲変形帯板バネ付バンドケース1の開口部2A側より結束バンドKを挿入する状態において、結束バンドK背側Bの向きを帯板バネ3側にして挿入する斜視図で、b)図は湾曲変形帯板バネ付バンドケース1に結束バンドKのヘッドHは開口部2A側にし、先端Dを開口部2B側に向けて収めた斜視図である。
図6のa)図において、湾曲変形帯板バネ付バンドケース1に多数の結束バンドKを収めて、チューブ状の外側面に固設した帯板バネ3のコンベックス金属部材の特性によって容易に湾曲状態あるいは円弧状態に変形をし、開口部2A側と開口部2B側の斜視図である。
また、b)図は湾曲状態あるいは円弧状態に変形した湾曲変形帯板バネ付バンドケース1の正面図である。
したがって、湾曲状態又は円弧状態に変形する帯板バネ3を柔軟で自在に変形するチューブ状2に固設した湾曲変形帯板バネ付バンドケース1において、
図6を参照して、該湾曲変形帯板バネ付バンドケース1であるチューブ状2の開口部2A側より結束バンドKを複数本まとめて先端Dより挿入する。
収めた結束バンドKのヘッドHは開口部2A側より出すようにし、先端Dは結束バンドKの長さにより、もう一方の開口部2B側より出すか、チューブ状2の内部に収めた状態にする。
収めた全ての結束バンドKはヘッドHの向きを揃えて、定めた向きにし、ヘッドHの部分を持ち、結束バンドKの背側Bの向きを帯板バネ3側に揃えて、帯板バネの湾曲状又は円弧状態に変形力を利用し、湾曲変形帯板バネ付バンドケース1を湾曲状態又は円弧状態に変形する
湾曲変形帯板バネ付バンドケース1に収めた結束バンドKを歯の向き揃えた状態で湾曲状態に変形において、
前記記載(0031)〜(0038)に説明した如く、帯板バネ3が湾曲状態あるいは円弧状態に変形の性質を生かし、帯板バネ3端3A及びチューブ状開口部端2Aと帯板バネ3端3Bとチューブ状開口部端2Bの両端を左右の指でそれぞれ挟み持ち、チューブ状2に固設した帯板バネ3を外側にするように両端を僅かに曲げると容易に湾曲状態となる。
または、湾曲変形帯板バネ付バンドケース1の一端を叩くなど外圧を加えることで容易に湾曲状態あるいは円弧状態に変形が可能である。
よって、湾曲変形帯板バネ付バンドケース1に結束バンドKを収め湾曲状態あるいは円弧状態にして、一定時間経過後に結束バンドKのヘッドHを持ち、引き抜き、取出すことで湾曲状又はL字状に形成された結束バンドKとなる。
なお、結束バンドKが湾曲状又はL字状に形成の経過時間は周囲温度が高いほど短時間である。
また、数分の経過時間であると緩やかな弓形状である。
なお、結束バンドKを再び挿入するとき、湾曲状態あるいは円弧状態に変形した、湾曲変形帯板バネ付バンドケース1をもとのチューブ状の筒状状態の直状態に戻すには帯板バネ3の両端を引き離し、広げることで元の直状態となり、固設の帯板バネ3は再び長手方向に沿う湾曲溝状5が再現をし、湾曲変形帯板バネ付バンドケース1は元の状態に戻りその状態を保持する。
よって、再び結束バンドKを湾曲変形帯板バネ付バンドケース1に挿入が可能となるものである。
また、一例として結束バンドKの長さ約150mm〜約250mmにおける湾曲変形帯板バネ付バンドケース1の寸法は開口部4Aの内径は約60mm以下、全長は結束バンドKの長さ程にした構成である。
また、第一実施例において二例目の実施例の形態について、帯板バネ3を2枚用いた実施例について図7を参照して説明をする。
図7は第一実施例の形態において、帯板バネ3を二枚用いた湾曲変形帯板バネ付バンドケース1aの組立を示す図。
a)図はチューブ状の外側面と内側面に二枚の帯板バネを固設する斜視図。
b)図は帯板バネをチューブ状の外側面と内側面に固設した状態の斜視図。
c)図は帯板バネを二枚用いて固設した湾曲変形帯板バネ付バンドケース1a平面図である。
図7に示すがごとく、第一実施例の二例目の実施例で柔軟で自在に変形をし、両端に開口部2A側と2B側を有するチューブ状2に2枚の帯板バネ3aと帯板バネ3bを用いて、a)図に示すように一枚目の帯板バネ3aの背面側(凸面側) 6をチューブ状2の外側面(図のS方向へ)に固設し、もう一枚は帯板バネ3の背面側(凸面側)6をチューブ状2の内側面に固設する。
チューブ状2の内側面の固設する帯板バネ3bは、外側面に帯板バネ3aの固設した内側面の対称の面に帯板バネ3bを固設する。
なお、チューブ状2の全長は該チューブ状2に収める結束バンドKの長さ程にし、チューブ状2の側面に固設する帯板バネ3の寸法の横幅はでチューブ4の内径、又は以下にして、全長はチューブ状2の長さとほぼ合わせたサイズにした構成である。
したがって、湾曲状態又は円弧状態に変形する二枚の帯板バネ3aと帯板バネ3bを柔軟で自在に変形するチューブ状2に固設した湾曲変形帯板バネ付バンドケース1aにおいて、
図7を参照して、該湾曲変形帯板バネ付バンドケース1aがチューブ状の状態で開口部2A側より結束バンドKを複数本まとめて先端Dより挿入する。
収めた結束バンドKのヘッドHは開口部2A側より出すようにし、先端Dは結束バンドKの長さにより、もう一方開口部2B側より出すか、チューブ状2の内部に収めた状態にする。
収めた全ての結束バンドKはヘッドHの向きを揃えて、定めた向きにする。ヘッドHの部分を持ち、歯の向きを変える、歯の向きはチューブ状2の内側面に固設した帯板バネ3bの湾曲溝側5bの向きに揃えることで、歯側Tは湾曲状態又は円弧状態に変形すると湾曲状の内側に向くようにする。
湾曲変形帯板バネ付バンドケース1aに収めた結束バンドKを歯の向き揃えた状態で湾曲状態に変形する。
帯板バネ3aと帯板バネ3bの二枚を備えた湾曲変形帯板バネ付バンドケース1aを容易に湾曲状態に変形することができる。
よって、前記記載(0031)〜(0038)に説明した如く、帯板バネ3aと帯板バネ3bが湾曲状態あるいは円弧状態に変形の性質を生かし、チューブ状2の両端の開口部端2A、2Bと二枚の帯板バネ3aと帯板バネ3bの両端を左右の指でそれぞれ挟み持ち、チューブ状2に外側面に固設した帯板バネ3aを外側にするように両端を僅かに曲げると二枚の帯板バネ3aと3bのコンベックス金属部材の変形力により極めて容易に湾曲状態となる。
または、湾曲変形帯板バネ付バンドケース1aの帯板バネの一端を叩くなど外圧を加えることでも容易に湾曲状態あるいは円弧状態に変形が可能である。
よって、湾曲変形帯板バネ付バンドケース1に結束バンドKを収め湾曲状態又は円弧状態又は弓状と変形をするものである。
また、本発明の第実施例の図8、図9を参照して説明をする。
長い帯板バネ3cを用いた湾曲変形帯板バネ付バンドケース1bについて図8及び図9において説明をする。
図8のa)図はチューブ状2の全長よりコンベックス金属部材からなる長い帯板バネ3cを用いて、チューブ状2の外側の面に固設の状況の斜視図である。
b)図はチューブ状2の外側面に長い帯板バネ3cに固設した斜視図である。
図9は長い帯板バネを固設した湾曲変形帯板バネ付バンドケース1bの図8より、
a)図の湾曲変形帯板バネ付バンドケース1bを変形し円状平衡状態の正面図。
b)図は円状平衡状態の側面図である。
実施例において図8及び図9に示すが如く、チューブ状2の全長より長い帯板バネ3cを用いて、チューブ状2の外側面に長い帯板バネ3cの背面側6c(凸面側)をa)図に示す矢印Uの向きに合わせて固設した湾曲変形帯板バネ付バンドケース。
なお、チューブ状2の外側面に長い帯板バネ3cを固設において、結束バンドKの挿入側の開口部端2Aと長い帯板バネ端3cをほぼ同じ端にし、
もう一方の開口部端2Bまで密着しながら固設し、さらに長い帯板バネ3cのみは延長状態に設ける。
また、長い帯板バネ3cの全長は腕等に十分に巻き付ける長さ程にする。
よって、湾曲変形帯板バネ付バンドケース1bのチューブ状2の開口部2A側より結束バンドKを複数本まとめて先端より挿入し収める。収めた結束バンドKのヘッドHは開口部端2Aより出すようにし、先端Dは結束バンドKの長さにより、もう一方の開口部端2Bより出すか、チューブ状2の内部に収めた状態にする。
収めた全ての結束バンドKはヘッドHの向きを揃えて、定めた向きにする。ヘッドHの部分を持ち、結束バンドKの背側Bの向きを帯板バネ3側に揃えることで、歯側Tは湾曲状態又は円弧状態に変形すると内側に向くようにする。
したがって、湾曲変形帯板バネ付バンドケース1bに収めた結束バンドKを歯の向き揃えた状態で湾曲状態に変形する。
帯板バネ3cを備えた湾曲変形帯板バネ付バンドケース1b容易に湾曲状態に変形することができる。
よって、前記記載(0031)〜(0038)に説明した如く、帯板バネ3cが湾曲状態あるいは円弧状態に変形の性質を生かし、帯板バネ3c端及びチューブ状開口部端2A、又はチューブ状開口部端2Bの付近と開口部端2Bより伸びた長い帯板バネ3c端を左右の指でそれぞれ挟み持ち、帯板バネ3cを外側にするように両端を僅かに曲げると容易に湾曲状態となる。
ここで、図9のa)図、b)図に示すように湾曲状態に変形するとき、開口部端2Bの長い帯板バネ3cの端は内側に巻くようにし、チューブ状2の開口部2A側の結束バンドKのヘッドHが外側に出るように巻き込むように円弧状態とする。
また、図14に示すように湾曲変形帯板バネ付バンドケース1bより結束バンドKを取出し、湾曲状又はU状態に形成される。
なお、結束バンドKを再び挿入するとき、湾曲状態又は円弧状態に変形した、湾曲変形帯板バネ付バンドケース1bをもとのチューブ状態の直状態に戻すには帯板バネ3cの両端を引き離し、広げることで元の直状態となり、固設の帯板バネ3cは再び長手方向に沿う湾曲溝状5cが再現をし、湾曲変形帯板バネ付バンドケース1bは筒状のチューブ状2である、元の状態に戻りその状態を保持する。
よって、再び結束バンドKを湾曲変形帯板バネ付バンドケース1bに挿入が可能となるものである。
なお、湾曲変形帯板バネ付バンドケース1bに設けた長めの帯板バネ3cからなることから、腕に巻き付けることが可能であることから、さまざまな結束作業において使い勝手がよく、作業効率をさらに高めることができるものである。
また、本発明の第実施例の例目の実施例の形態について、図10及び図11を参照して説明をする。
図10は第実施例の例目において、a)図は湾曲変形帯板バネ付バンドケースの開口部にループとフック兼備式面ファスナー長く設け、結束バンドの挿入のもう一方の開口部側に面ファスナーを挿通する輪を設けた斜視図。
b)図は湾曲状態あるいは円弧状態に変形した開口部側2A、2Bの斜視図である。
なお、点線はループとフック兼備式面ファスナーを輪内に挿通する状態。
図11は第実施例の例目において、図10においてループとフック兼備式面ファスナーの固設の状態の図、a)図は図10のa)図の状態の正面図。
b)図はループとフック兼備式面ファスナーを輪に挿通する状態の正面図。
c)図は輪に挿通し、締付けし、一方端のループとフック兼備式面ファスナーの面に貼付けした正面図である。
図10及び図11に示すがごとく、ループ面とフック面を兼備えた面ファスナー7はループとフック両方が植え込まれた面ファスナーを用いて、 前記帯板バネを固設した前記チューブ状2である湾曲変形帯板バネ付バンドケース1cの一方の開口部2B側にループ面とフック面を兼備えた面ファスナー7を開口部2B側に設け、該ループ面とフック面を兼備えた面ファスナー7は開口部2B端から長く設ける。
もう一方の開口部2A側に前記 ループ面とフック面を兼備えた面ファスナー7を挿通する輪9を設ける。
したがって、湾曲変形帯板バネ付バンドケース1cの開口部2Bより結束バンドKを複数本まとめて先端Dより挿入する。
収めた結束バンドKのヘッドHは開口部2A側より出すようにし、結束バンドKの先端Dは結束バンドKの長さにより開口部2B側より出すか、チューブ状2の内部に収めた状態にする。
収めた全ての結束バンドKはヘッドHの向きを揃えて、定めた向きにし、ヘッドHの部分を持ち、結束バンドKの背側Bの向きを帯板バネ3側に揃えることで、歯側Tは湾曲状態又は円弧状態に変形においては内側に向くようにする。
湾曲変形帯板バネ付バンドケース1cに収めた結束バンドKを歯の向き揃えた状態で湾曲状態に変形する。
帯板バネ3を備えた湾曲変形帯板バネ付バンドケース1c容易に湾曲状態に変形するにあたり、前記記載(0031)〜(0038)に説明した如く、帯板バネ3が湾曲状態あるいは円弧状態に変形の性質を生かし、帯板バネ3端3A及びチューブ状開口部端2Aと帯板バネ端3Bとチューブ状開口部端2Bの両端を左右の指でそれぞれ挟み持ち、チューブ状2に固設した帯板バネ3を外側にするように両端を僅かに曲げると容易に湾曲状態又は円弧状態に変形する。
湾曲変形帯板バネ付バンドケース1cの湾曲状態又は円弧状態に変形において、図10のb)図及び図11のa)図、b)図及びc)図に示すがごとく、開口部2B側に設けたループ面とフック面兼備えた面ファスナー7を用いて、もう一方の開口部2A側に設けた輪9に前記ループ面とフック面を兼備えた面ファスナー7を挿通し、折り返して前記ループ面とフック面を兼備えた面ファスナー7の先端7Aを引きながら湾曲状又は円弧状を締付け、開口部2A側の前記ループ面とフック面を兼備えた面ファスナー7の面に吸着し固定をする。
なお、結束バンドKの先端Dは前記ループ面とフック面を兼備えた面ファスナー7により抑え込むような状態となる。
また、本発明の第実施例の例目の実施例の形態について、図12及び図13を参照して説明をする。
図12は第実施例の例目において、a)図は湾曲変形帯板バネ付バンドケースに結束バンドの挿入側の開口部端2Bより長くループ面ファスナーを設け、結束バンドの先端D側となる、もう一方の開口部側2Aにフック面ファスナー71Aを設けた斜視図。
b)図は湾曲状態又は円弧状態に変形した湾曲変形帯板バネ付バンドケースの開口部側の斜視図である。
図13は第実施例の例目において、a図は結束バンドを挿入後、湾曲状態又は円弧状態を面ファスナーで締付けながら、ループ面ファスナーとフック面ファスナーを貼付け、吸着した正面図。
b図はa図の開口部側の斜視図である。
図12及び図13に示すがごとく、ループ面ファスナー71とフック面ファスナー71Bを用いて、湾曲変形帯板バネ付バンドケース1cの帯板バネ3を固設したチューブ状2面の反対側の開口部2B端からループ面ファスナー71を長く設ける。
もう一方の開口部2A側にフック面ファスナー71Aを設ける。
また、結束バンドKの挿入状態において、開口部2B側に結束バンドKのヘッドH側となる。
したがって、湾曲変形帯板バネ付バンドケース1cのループ面ファスナー71を設けた開口部2Bより結束バンドKを複数本まとめて先端Dより挿入する。
収めた結束バンドKのヘッドHは開口部2B側より出すようにし、先端Dは結束バンドKの長さにより開口部2A側より出すか、チューブ状2の内部に収めた状態にする。
収めた全ての結束バンドKはヘッドHの向きを揃えて、定めた向きにし、ヘッドHの部分を持ち、結束バンドKの背側Bの向きを帯板バネ3側に揃えることで、歯側Tは湾曲状態又は円弧状態に変形すると内側に向くようにする。
湾曲変形帯板バネ付バンドケース1cに収めた結束バンドKを歯の向き揃えた状態で湾曲状態に変形する。
帯板バネ3を備えた湾曲変形帯板バネ付バンドケース1c容易に湾曲状態に変形するにあたり、前記記載(0031)〜(0038)に説明した如く、帯板バネ3が湾曲状態あるいは円弧状態に変形の性質を生かし、帯板バネ端3A及びチューブ状開口部端2Aと帯板バネ端3Bとチューブ状開口部端2Bの両端を左右の指でそれぞれ挟み持ち、チューブ状2に固設した帯板バネ3を外側にするように両端を僅かに曲げると容易に湾曲状態又は円弧状態に変形となる。
湾曲変形帯板バネ付バンドケース1cの湾曲状態において、図12のb)図及び図13のa)図及びb)図に示すがごとく、開口部2B側に設けたループ面ファスナー71の先端部71Bを引きながら湾曲状を締付け、開口部2Aに設けたフック面ファスナー7Aの面に吸着して固定をする。
よって、湾曲状又は円弧に変形し、変形状態をさらに締付けができ、また、腕などに巻き付けが容易にできることを特徴とする。
1は湾曲変形帯板バネ付バンドケース
2はチューブ状
2Aは開口部A側
2Bは開口部B側
3:3a:3bは帯板バネ
3cは長い帯板バネ
3Aは帯板バネA側
3Bは帯板バネB側
5:5a:5b :5c は湾曲溝状(表面側)
6:6a : 6b:6cは背面側(凸面側)
7はループ面とフック面兼備面ファスナー
7Aは面ファスナー先端部
7Cは面ファスナー中端部
7Bは面ファスナー後端部
71はループ面ファスナー
71Aはフック面ファスナー
71Bは面ファスナー先端部
8は輪支持部
9は輪
Bは背側
Dは先端
Hはヘッド
Kは結束バンド
Tは歯側

Claims (1)

  1. チューブ状の面に固設する帯板バネにおいて、長手方向に沿って樋状の湾曲溝を有し、長手方向の断面を直線形状に保持し、幅方向の断面形状が弓形形状を成すコンベックス金属部材による帯板バネであって、
    該帯板バネは、帯状平衡状態において、前記湾曲溝の一部に指等により湾曲溝を平らに変形する圧力を加えると、幅方向の断面が直線形状に変形することで、長さ方向の断面が湾曲状又は円弧状平衡状態に弾性変形し、該湾曲状又は円弧状平衡状態に弾性変形した状態から帯板バネの両端を引き延ばし、広げると再び長手方向の断面が直線形状で長手方向に沿う湾曲溝を有する元の状態となる帯板バネであって、
    前記帯板バネを用いた湾曲変形帯板バネ付バンドケースであって、該湾曲変形帯板バネ付バンドケースは、柔軟で自在に変形し、開口部を有する前記湾曲変形帯板バネ付バンドケースの外側の面、又は両側の面に前記帯板バネを固設し、
    前記外側の前記帯板バネは前記湾曲変形帯板バネ付バンドケースの長さより長い帯板バネを用いて、前記長い帯板バネの端を一方の開口部側より密接しながら、もう一方の開口部端まで固設し、さらに前記長い帯板バネを開口部端より長く設けた前記湾曲変形帯板バネ付バンドケースにして、
    前記湾曲変形帯板バネ付バンドケースの両端開口部の一方の開口部側にループ面とフック面を兼備えた面ファスナー、又はループ面ファスナーあるいはフック面ファスナーを前記開口部端より長く設け、もう一方の開口部側に前記ループ面とフック面を兼備えた面ファスナーを挿通する輪、又はフック面ファスナーあるいはループ面ファスナーを設けて、前記湾曲変形帯板バネ付バンドケースの開口部より結束バンドを挿入し、挿入した前記結束バンドのヘッドの向きを揃え、直線的な前記湾曲変形帯板バネ付バンドケースは前記帯板バネの素材の特性により容易に長さ方向が湾曲状又は円弧状に変形し、変形状態を前記面ファスナーによって、さらに締付けし、着脱可能に結合させて保持することで、容易に腕などに巻き付け、前記結束バンドが湾曲状、又はL字状に変形にすることを特徴とする湾曲変形帯板バネ付バンドケース。
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