JP3191743U - 被服 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本考案は、被服に係るもので、コートの裾、ズボンの裾、上着の袖、スカートの裾、被り物の裾の如き、被服の基布の先端の寸法、例えば股下、袖丈、着丈等を体裁良く、簡易に調整し得るようにしたものである。
【解決手段】
コート、上着、ズボン、袖、スカート、被り物等の基布1の先端の内側に上端のみを基布1に縫着固定して、帯状の内布2を配置する。この帯状の内布2の上端縁と下端縁の間隔に止着具の一方部材4を配置するとともに、この止着具の一方部材4に着脱可能に止着する止着具の他方部材5を基布1の内側下端に固定する。そして、一方部材4と他方部材5を接続することにより基布1の先端を折返し、簡易に寸法調整を可能とする。一方部材4の固定手段が基布の表面に表れることはなく体裁がよい。
【選択図】図1
本考案は、被服に係るもので、コートの裾、ズボンの裾、上着の袖、スカートの裾、被り物の裾の如き、被服の基布の先端の寸法、例えば股下、袖丈、着丈等を体裁良く、簡易に調整し得るようにしたものである。
【解決手段】
コート、上着、ズボン、袖、スカート、被り物等の基布1の先端の内側に上端のみを基布1に縫着固定して、帯状の内布2を配置する。この帯状の内布2の上端縁と下端縁の間隔に止着具の一方部材4を配置するとともに、この止着具の一方部材4に着脱可能に止着する止着具の他方部材5を基布1の内側下端に固定する。そして、一方部材4と他方部材5を接続することにより基布1の先端を折返し、簡易に寸法調整を可能とする。一方部材4の固定手段が基布の表面に表れることはなく体裁がよい。
【選択図】図1
Description
本考案は、被服に係るもので、コートの裾、上着の裾、ズボンの裾、上着の袖、スカートの裾、被り物の裾の如き、被服の基布の先端部分の寸法、例えば股下、袖丈、着丈等を簡易に調整し得るようにしたものである。
従来より、ズボンの股下寸法の調整を容易とするため、特許文献1に示す如く、ズボンの裾の上下方向に、スナップの一方を一定間隔で複数個固定するとともにズボンの裾の下端にスナップの他方を固定したものが存在する。この従来技術は、ズボンの裾の下端に固定したスナップの他方を、ズボンの裾の上下方向に固定した、任意のスナップの一方に固定する事により、ズボンの裾を折り返し、ズボンの股下寸法の調整を可能とするものである。
しかしながら、上記の如くズボンの裾の上下方向に、スナップの一方を一定間隔で複数個固定する場合、その固定のために一方のスナップをズボンに縫着したり、ズボンの生地を貫通する止め具により生地の両面から固定したりする必要が生じる。また、接着剤等を用いた固定も考慮されるが、強い力で着脱を繰り返すスナップには実用的に対応できないものである。このように、一方のスナップをズボンに縫着したり、ズボンの生地を貫通する止め具により生地の両面から固定したりすると、ズボンの表側に止め具や縫着部が露出し体裁の悪いものと成り、製品の価値を低下させるものとなる。
そこで、本考案は上述の如き課題を解決しようとするものであって、コートの裾、上着の裾、ズボンの裾、上着の袖、スカートの裾、被り物の裾の如き、被服の基布の先端部分の股下、袖丈、着丈等の寸法を、複数の止着具を用いて簡易に調整し得るようにしながら、被服の表面に止め具や縫着部が露出することなく、体裁の良い長さ調整を可能にすることができるようにするものである。
本考案は上述の如き課題を解決するため、被服の、基布の先端の内側に上端のみを基布に縫着固定して、帯状の内布を配置する。この内布の上端縁と下端縁の間隔に止着具の一方部材を配置するとともに、この止着具の一方部材に着脱可能に止着する止着具の他方部材を、基布の先端の内側下端に固定して成るものである。
一方部材は、帯状の内布の上下方向に複数個固定したものであっても良い。
また、一方部材はテープに一定間隔で固定し、このテープを介して帯状の内布に固定したものであっても良い。
また、他方部材は、基布の先端の下端を内側に折り返して形成した折返部に固定したものであっても良い。
また、他方部材はテープに一定間隔で固定し、このテープを介して基布の先端の内側下端に固定したものであっても良い。
また、基布の先端はコートの裾であっても良い。
また、基布の先端は上着の裾であっても良い。
また、基布の先端は、ズボンの裾であっても良い。
また、基布の先端は、上着の袖であっても良い。
また、基布の先端は、スカートの裾であっても良い。
また、基布の先端は、被り物の裾であっても良い。
また、基布と帯状の内布とは、同一の素材にて形成したものであっても良い。
本考案は上述の如く、コートの裾、上着の裾、ズボンの裾、上着の袖、スカートの裾、被り物の裾等の基布の先端の内側に、上端のみを基布に縫着固定して帯状の内布を配置し、この内布の上端縁と下端縁の間隔に止着具の一方部材を配置するものである。そのため、帯状の内布に縫着、固定具等貫通することによって一方部材を固定しても、被服の基布の外面にはこの縫着部、固定具等が表れることは全くない。そのため、被服のデザイン性を向上し商品価値を高めることが可能となる。
そして、止着具の一方部材に着脱可能に止着する止着具の他方部材を基布の先端の内側下端に固定したものであるから、基布の先端を折り返して他方部材を一方部材に固定すれば、容易に基布の先端の長さを調整することが可能となる。そのため多数の人が使用する作業服、成長の著しい子供服、その他多様な寸法調整が求められる被服に於いて、1種類、もしくは限られた複数の寸法の被服を準備するのみで、多くの使用者の体格にきめ細かく合致させた被服を提供することができる。
本考案の実施例1について説明すると、(1)は被服の基布の先端で、コートの裾、上着の裾、ズボンの裾、上着の袖、スカートの裾、セータ等の被り物の裾の如く、筒状に形成している部分を示している。この基布の先端(1)の下端方向の内側には帯状の内布(2)を環状に配置し、この帯状の内布(2)の上端のみを基布の先端(1)に縫着固定している。その結果、帯状の内布(2)は縫着部(3)で基布の先端(1)の内側に吊り下げられた状態と成っている。
そして、この帯状の内布(2)には、フック、面ファスナー、ドットボタン、スナップボタン、その他適宜の止着具の一方部材(4)を配置している。この配置は、上下方向に1個でも良いが上下方向に複数個固定すれば、基布の先端(1)の折返しの間隔を細かく設定することが可能となり、寸法調整を細かく行う事が可能となる。また、一方部材(4)は帯状の内布(2)に環状に複数個配置するのが好ましく、数を多くすれば折り返した基布の先端(1)を安定的に帯状の内布(2)に接続することが可能となる。また、一方部材(4)の帯状の内布(2)への固定方法は、一方部材(4)を帯状の内布(2)に縫着しても良いし、帯状の内布(2)に貫通し適宜の固定具によりカシメ固定するものであっても良く、従来公知の任意の方法を選択することができる。何れの場合も、帯状の内布(2)にのみ一方部材(4)の固定が行われ、基布の先端(1)の表面に固定具や縫い代が現れることはない。
また、前記の一方部材(4)と着脱可能に固定するための他方部材(5)を基布の先端(1)の内側下端に固定する。この固定は、基布の先端(1)の下端を図2に示す如く、内側に折り返して折返部(6)を形成し、この折返部(6)に他方部材(5)を縫着するか、適宜の固定具等によって固定すれば、基布の先端(1)の表面に縫い代、固定具等が露出することがないから体裁の良いものと成る。また、他方部材(5)は基布の先端(1)の内周に、一方部材(4)と同一間隔で環状に配置している。また、折り返した折返部(6)は、その先端を基布の先端(1)に縫着部(7)によって固定している。また、帯状の内布(2)にボタン係合用の穴を設けて一方部材(4)とし、基布の先端(1)に固定したボタン型の他方部材(5)を挿入係合する従来公知の方法を用いるものであっても良い。
また、前記の一方部材(4)は、テープ(8)に一定間隔で固定し、このテープ(8)を介して帯状の内布(2)に固定しても良い。この一方部材(4)を固定したテープ(8)は、帯状の内布(2)に縫着により固定する。また、他方部材(5)もテープ(8)に一定間隔で固定し、このテープ(8)を介して基布の先端(1)の折返部(6)に固定する。
このように、一方部材(4)及び他方部材(5)をテープ(8)に予め一定間隔で配置したものを帯状の内布(2)、基布の先端(1)の折返部(6)に固定すれば、一方部材(4)や他方部材(5)を、個々に内布(2)や基布の先端(1)に固定する場合に比較し手間が掛からず作業工賃を廉価とすることが可能となる。また、一方部材(4)や他方部材(5)をテープ(8)に予め一定間隔で配置することにより、その配置間隔が均等になる。そのため、一方部材(4)と他方部材(5)の位置合わせの誤差を原因とする、裾上げ時の裾や袖口の波打ちや、歪みを生じたりすることがない。
このように、一方部材(4)及び他方部材(5)をテープ(8)に予め一定間隔で配置したものを帯状の内布(2)、基布の先端(1)の折返部(6)に固定すれば、一方部材(4)や他方部材(5)を、個々に内布(2)や基布の先端(1)に固定する場合に比較し手間が掛からず作業工賃を廉価とすることが可能となる。また、一方部材(4)や他方部材(5)をテープ(8)に予め一定間隔で配置することにより、その配置間隔が均等になる。そのため、一方部材(4)と他方部材(5)の位置合わせの誤差を原因とする、裾上げ時の裾や袖口の波打ちや、歪みを生じたりすることがない。
また、基布(1)の先端と帯状の内布(2)とは、同一の素材にて形成したものであっても良い。基布(1)の先端と帯状の内布(2)とを、同一の素材にて形成すれば、着用、洗濯を繰り返しても基布(1)の先端と帯状の内布(2)とは、収縮などの物性が同一と成るから、被服に変形や、歪みを発生させることがない。
1 基布
2 帯状の内布
4 一方部材
5 他方部材
6 折返部
8 テープ
2 帯状の内布
4 一方部材
5 他方部材
6 折返部
8 テープ
Claims (12)
- 基布の先端の内側に上端のみを基布に縫着固定して、帯状の内布を配置し、この帯状の内布の上端縁と下端縁の間隔に止着具の一方部材を配置するとともに、この止着具の一方部材に着脱可能に止着する止着具の他方部材を基布の先端の内側に固定した事を特徴とする被服。
- 一方部材は、帯状の内布の上下方向に複数個固定したことを特徴とする請求項1の被服。
- 一方部材はテープに一定間隔で固定し、このテープを介して帯状の内布に固定したことを特徴とする請求項1の被服。
- 他方部材は、基布の先端を内側に折り返して形成した折返部に固定したことを特徴とする請求項1の被服。
- 他方部材はテープに一定間隔で固定し、このテープを介して基布の先端の内側に固定したことを特徴とする請求項1の被服。
- 基布の先端は上着の裾である事を特徴とする請求項1の被服。
- 基布の先端は上着の裾である事を特徴とする請求項1の被服。
- 基布の先端は、ズボンの裾である事を特徴とする請求項1の被服。
- 基布の先端は、上着の袖であることを特徴とする請求項1の被服。
- 基布の先端は、スカートの裾であることを特徴とする請求項1の被服。
- 基布の先端は、被り物の裾であることを特徴とする請求項1の被服。
- 基布と帯状の内布とは、同一の素材にて形成したことを特徴とする請求項1の被服。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3191743U true JP3191743U (ja) | 2014-07-10 |
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ID=
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105167484A (zh) * | 2015-10-23 | 2015-12-23 | 南京际华三五二一特种装备有限公司 | 一种多功能睡袋 |
JP2016202494A (ja) * | 2015-04-21 | 2016-12-08 | モリト株式会社 | 係止具及び該係止具を用いた衣服 |
JP2018035457A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | モリト株式会社 | 裾調節具を有する衣服及びその使用法 |
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JP2016202494A (ja) * | 2015-04-21 | 2016-12-08 | モリト株式会社 | 係止具及び該係止具を用いた衣服 |
CN105167484A (zh) * | 2015-10-23 | 2015-12-23 | 南京际华三五二一特种装备有限公司 | 一种多功能睡袋 |
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