JP3182624U - 立襟付き上衣における立襟とフロントファスナーとの構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】フロントファスナーを首元まで引き上げても、違和感のない上衣のファスナー構造を開発・提供する事にある。
【解決手段】立襟を有する上衣において、上衣本体(1)の立襟(2)の前合わせ部の左右付近を、該立襟の高さ寸法(α)より 低い寸法(β)の立襟(2′)に形成し、前身頃(3)の前合わせ部の両側に、それぞれ左身頃と右身頃とを開閉自在に接続するファスナー(4)を設け、該ファスナー(4)に、スライダー(5)を設けたことを特徴とする立襟を有する上衣における立襟とフロントファスナーとの構造。
【選択図】 図1
【解決手段】立襟を有する上衣において、上衣本体(1)の立襟(2)の前合わせ部の左右付近を、該立襟の高さ寸法(α)より 低い寸法(β)の立襟(2′)に形成し、前身頃(3)の前合わせ部の両側に、それぞれ左身頃と右身頃とを開閉自在に接続するファスナー(4)を設け、該ファスナー(4)に、スライダー(5)を設けたことを特徴とする立襟を有する上衣における立襟とフロントファスナーとの構造。
【選択図】 図1
Description
この考案は、立襟付き上衣における立襟とフロントファスナーとの構造に関するものである。
従来、立襟(たてえり)〔Stand collar〕は、洋服の上着に用いられる襟の仕立て方の一つであり、元来は制服(軍服や学生服)に用いられており、『折襟』や『詰襟』と総称されており、前合わせを、ホックやボタンで留めたりして着用されている。
そして、ホックやボタンに代わり、動作が簡単なファスナーが設けられるようになり、ホックやボタンを一々掛ける煩雑さを解消するため、上衣の前合わせと、立襟の前合わせとを一体化し、一本のフロントファスナーを、上衣の前身頃から立襟へ用い、前身頃とそれに続く立襟とを一気に開閉するよう構成されており、このような上衣にフロントファスナーを設けたものは存在している。例えば、特許文献1のように。
しかしながら、上衣の前身頃の左右を閉じる際には、フロントファスナーを上衣の中央下端部より立襟の上端まで一気に引き上げると、立襟に位置するファスナーが首にあたって着心地の悪いものであった。
そこで、この考案は、上記課題を解決する為に考案されたものであり、フロントファスナーを首元まで引き上げても、違和感のない立襟付き上衣における立襟とフロントファスナーとの構造を開発・提供する事にある。
課題を解決するための手段として、本考案は、立襟付き上衣本体において、立襟のうち、立襟の前合わせ部分の立襟を他部に比べて低く形成し、その部分にフロントファスナーの上端が位置するように構成したものである。
この考案によると、フロントファスナーを首元まで引き上げても、立襟の前合わせ部分を低く形成しているため、この低い部分の立襟の位置で止まるため、ファスナー部分が首に触ることがなく、従って違和感がないという極めて有益なる効果を奏する。
また、仮に、フロントファスナーが金属製の場合には、厳寒期等においても金属の部分が、首筋に触ることがなく、冷たくない等の極めて有益なる効果を奏する。
以下、この考案について詳細に説明する。尚、この考案においては、以下の記述に限定されるものではなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲においては適宜変更可能である。
そこで、この考案の一実施例を図面に基づいて詳述すると、立襟を有する上衣において、上衣本体(1)の立襟(2)の前合わせ部の左右付近を、該立襟の高さ寸法(α)より 低い寸法(β)の立襟(2′)に形成し、前身頃(3)の前合わせ部の両側に、それぞれ左身頃と右身頃とを接続するファスナー(4)を設け、該ファスナー(4)に、スライダー(5)を設けたことを特徴とする立襟付き上衣における立襟とフロントファスナーとの構造から構成されるものである。
尚、この考案の一実施例では、立襟(2)は、前合わせ部付近の部分の低い立襟(2′)を別の素材を用い、立襟(2)と縫着する構造となっているが、立襟(2)と一体的に設け、同じ素材で構成してもよいものである。
また、立襟のうち、前合わせ付近の低い立襟(2′)の上端部(X)を、湾曲状に形成することにより、首筋と立襟との間隔を適度に保つことができ、違和感がない。
さらに、上衣本体(1)の前合わせ部には、ファスナー(4)が前面から見えないようパイピングを施して、ファスナー(4)を隠した構造となっているが、別にファスナー(4)が前面から見えるよう覆い布を施していない構造のものであってもよい。
そして、図1,図4に示すように、上衣本体(1)の低い立襟(2′)の上端部(X)付近には、前立て(7)の上端を下方に折り返した折り返し部(8)を設け、該折り返し部でファスナー(4)の上端を被覆することによりファスナー(4)が、直接、首に触らないよう構成してもよい。
また、スライダー(5)には、スライダー引手(6)を設け、スライダー(5)の上げ・下げを容易にできるよう構成してもよい。
この考案の立襟付き上衣における立襟とフロントファスナーとの構造の技術を確立し、これを製造・販売することにより産業上の利用可能性を有する。
1 上衣本体
2 立襟
2′立襟
3 前身頃
4 ファスナー
5 スライダー
6 スライダー引手
7 前立て
8 折り返し部
X 低い立襟の上端部
α 立襟の高さ寸法
β 低い立襟の高さ寸法
2 立襟
2′立襟
3 前身頃
4 ファスナー
5 スライダー
6 スライダー引手
7 前立て
8 折り返し部
X 低い立襟の上端部
α 立襟の高さ寸法
β 低い立襟の高さ寸法
Claims (3)
- 立襟を有する上衣において、
上衣本体(1)の立襟(2)の前合わせ部の左右付近に、該立襟の高さ寸法(α)より 低い高さ寸法(β)の立襟(2′)に形成し、
前身頃(3)の前合わせ部の両側に、それぞれ左身頃と右身頃とを開閉自在に接続するファスナー(4)を設け、
該ファスナー(4)に、スライダー(5)を設けたことを特徴とする
立襟付き上衣における立襟とフロントファスナーとの構造。 - 上衣本体(1)の低い立襟(2′)の上端部(X)付近には、前立て(7)の上端を下方に折り返した折り返し部(8)を設け、該折り返し部でファスナー(4)の上端を被覆することを特徴とする請求項1記載の立襟付き上衣における立襟とフロントファスナーとの構造。
- 低い立襟(2′)の上端部(X)が、湾曲状に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の立襟付き上衣における立襟とフロントファスナーとの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013000271U JP3182624U (ja) | 2013-01-22 | 2013-01-22 | 立襟付き上衣における立襟とフロントファスナーとの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013000271U JP3182624U (ja) | 2013-01-22 | 2013-01-22 | 立襟付き上衣における立襟とフロントファスナーとの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3182624U true JP3182624U (ja) | 2013-04-04 |
Family
ID=50426687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013000271U Expired - Lifetime JP3182624U (ja) | 2013-01-22 | 2013-01-22 | 立襟付き上衣における立襟とフロントファスナーとの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3182624U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2693294C1 (ru) * | 2018-04-13 | 2019-07-02 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Владивостокский государственный университет экономики и сервиса" (ВГУЭС) | Способ обработки горловины в верхней двусторонней одежде |
-
2013
- 2013-01-22 JP JP2013000271U patent/JP3182624U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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RU2693294C1 (ru) * | 2018-04-13 | 2019-07-02 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Владивостокский государственный университет экономики и сервиса" (ВГУЭС) | Способ обработки горловины в верхней двусторонней одежде |
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