JP3149494B2 - 酸素吸収剤 - Google Patents

酸素吸収剤

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  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸素吸収剤に係わり、
更に詳しくは、従来の鉄系脱酸素剤と有機系脱酸素剤の
それぞれの構成の主要部をなす鉄粉とフェノール化合物
類を必須成分として構成された酸素吸収剤である。
【0002】
【従来の技術】脱酸素剤は、酸素を吸収する性質を有す
る組成物であり、通常、通気性の小袋に封入して用いら
れる。一般に、鉄粉等の金属粉の酸化を利用した酸素吸
収剤が脱酸素剤として用いられている。また、脱酸素剤
を封入する通気性小袋を構成する包装材料(以下「包
材」と記す)には、例えば、紙と有孔ポリエチレンフィ
ルムをラミネートした包材、穿孔プラスチックフィルム
と紙と有孔ポリエチレンフィルムを積層接着した包材、
不織布や微多孔膜などを使用した包材等が用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】脱酸素剤を用いた食品
保存技術上の問題点として、脱酸素剤は、乾燥食品、高
水分食品、酸性食品、油加工食品、アルコール含有食品
等の食品に使用するなど適用分野が多岐にわたり使用条
件が過酷となる傾向にあるため、酸素吸収剤組成物中に
含まれる水分が乾燥食品に移行し脱酸素性能が損われ、
たとえ、初期に脱酸素状態になったとしても、外部から
流入する酸素を吸収して脱酸素できず脱酸素不良となっ
て長期間の保存が困難だったり、高水分食品の水分が酸
素吸収剤組成物に移行するため、包材の表面に染みが発
生し外観を損なったり、食品の油が包材にしみ込み、包
材の透気性が損なわれて、脱酸素性能が損われるなどが
挙げられる。このような欠点のために、脱酸素剤を使用
する状況に応じて、包材の材質、構成等を変えて対応し
ているのが現状である。
【0004】特に、従来の脱酸素剤は、水分の存在下に
酸化反応が進行するため、乾燥食品若しくは乾燥剤と併
用して乾燥食品に使用した場合には、初期の脱酸素状態
が不完全であったり、保存中に外部の酸素がバリヤー包
材を通過して微量流入するため、長期間保存時の脱酸素
状態が不完全となっているのが実情であった。
【0005】また、酸化反応に水分の介在を必要としな
い有機系の脱酸素剤でも全く水分の存在しない系で使用
すると、酸化反応が著しく低下して脱酸素するのに長時
間要したり、脱酸素状態が不完全であったりして実用的
でなく、その効果が不十分であった。包材の材質、構成
等を工夫してもこのような欠点は解決されるに至ってい
ないのが実情であるなど市販の脱酸素剤には不満足な点
が多々認められる。
【0006】本発明は、乾燥食品、高水分食品、酸性食
品、油加工食品、アルコール含有食品等の食品に使用す
るなど適用分野が多岐にわたり、高水分食品の水分が酸
素吸収剤組成物に移行する、包材の表面に染みが発生す
る、食品の油が包材にしみ込む、乾燥食品に酸素吸収剤
組成物中に水分が移行する等の使用条件が過酷となる傾
向にあっても、特に、乾燥食品若しくは乾燥剤と併用し
て乾燥食品に使用した場合でも安定した脱酸素性能を発
揮し、かつ耐久性に優れた酸素吸収剤を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記目的
を達成すべく鋭意研究した結果、鉄粉 (A) 、フェノー
ル化合物 (B) 、ハロゲン化金属 (C) 、活性炭 (D)
、水 (E) 及び保水剤(F) を含んでなる酸素吸収剤
は、初期の脱酸素性能が極めて優れ、かつ脱酸素剤を食
品等に使用して長期間保存した場合の脱酸素性能の劣化
がないので、保存中に外装袋から流入する酸素を確実に
除去し、完全な脱酸素状態を保持することができること
見出し、本発明を完成した。
【0008】本発明は、鉄粉 (A) 、フェノール化合物
(B) 、ハロゲン化金属 (C) 、活性炭 (D) 、水
(E) 及び保水剤 (F) を含んでなることを特徴とする
酸素吸収剤である。以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】本発明において、鉄粉 (A) とは、還元鉄
粉、電解鉄粉、噴霧鉄粉あるいは搗砕鉄粉などが使用可
能であり、特に限定はなく、その粒度は通常 50 メッシ
ュ以下、特に 100メッシュ以下のものが好適に用いられ
る。鉄粉は、酸素吸収の目的を阻害しない限り不純物を
含有しても使用可能である。また、必要に応じて鉄粉の
代わりに銅粉、亜鉛粉等の金属粉を単独又は併用しても
良いが、一般的には鉄粉が用いられる。
【0010】本発明において、フェノール化合物 (B)
とは、フェノール、カテコール、ピロガロール、クレゾ
ール、没食子酸、レゾルシン及びヒドロキノンンからな
る群より選択された酸化防止機能を有する多価水酸基含
有芳香族化合物である。フェノール化合物 (B) の使用
量は、鉄粉 100重量部に対して、1 〜 50 重量部、好ま
しくは、3 〜 25 重量部の割合で用いられる。
【0011】発明において、ハロゲン化金属 (C) と
は、ナトリウム、カリウム、リチウム等のアルカリ金
属、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属若
しくは銅、亜鉛、アルミニウム、錫、マンガン、鉄、コ
バルト、ニッケル等からなる群より選ばれた1種の金属
と塩素、臭素、沃素等からなるハロゲン原子から選ばれ
た1種のハロゲンからなるハロゲン化金属 (C) が挙げ
られる。具体的なハロゲン化金属としては、ナトリウ
ム、カリウム、マグネシウムの金属を用いた食塩、塩化
カリウム、塩化マグネシウム、臭化カリウム等が一般的
である。ハロゲン化金属 (C) の使用量は、鉄粉 100重
量部に対して、0.05〜50 部、好ましくは、 0.5〜25
重量部である。
【0012】本発明において、活性炭 (D) とは、植物
系の木材、のこくず、ヤシ殻、パルプ廃液、鉱物系の石
炭、石油、コークス、石油ピッチ等の原料から製造され
た活性炭が挙げられる。活性炭 (D) は、鉄粉 (A) と
フェノール化合物類等 (B)の酸化反応の促進剤として
寄与するので、活性炭以外にも黒鉛、カーボンブラッ
ク、木炭等の他の炭素物質の使用も可能であるが、促進
作用を考慮すると活性炭の使用が好ましい。活性炭
(D) の使用量は、鉄粉 (A) とフェノール化合物 (B)
の合計100 重量部部に対して、5 〜 80 重量部、好ま
しくは、10〜 50 重量部である。
【0013】本発明において、保水剤 (F) とは、焼成
バーミキュライト、ケイソー土、パーライト、ゼオライ
ト、活性白土、ベントナイト、カオリン、木粉、活性
炭、セルロースなどが使用可能であり、特に焼成ヒル石
又は単にヒル石とも呼ばれ粉末状から粒状の焼成バーミ
キュライト及びゼオライトが望ましい。保水剤 (F) の
使用量は、水 (E) 100 重量部に対して、30〜200 重量
部、好ましくは、60〜130 重量部である。
【0014】本発明において、水 (E) の使用量は、鉄
粉 (A) に対して、2.5 〜50重量部、好ましくは、5 〜
25 重量部である。以上説明した成分(A)〜(E)以
外に、要に応じてその他成分の添加剤等を加えてもよ
い。また、本発明の酸素吸収剤は、ニーダー、ナウター
ミキサー、ロールミル、ギヤーコンパウンダーなどの混
合機にて配合混合される。
【0015】このようにして得られた酸素吸収剤を、ガ
ーレー式透気度が 1〜 10,000 秒/100ml の範囲である
透気度を有する通気性包材、例えば、不織布、微多孔
膜、耐水耐油性加工紙及び有孔プラスチック積層フィル
ムと耐水耐油性加工紙とのラミネートフィルム等の内側
にシール層として、ポリエチレン、エチレン酢ビ共重合
体、アイオノマー樹脂等からなる有孔のプラスチックフ
ィルムのラミネート加工、又は樹脂の押出ラミネート加
工、印刷法、塗布法等によって多数の筋状若しくは微細
な網目状に形成してなるラミネネートフィルム等で作製
した袋に充填して脱酸素剤として使用される。該脱酸素
剤は、酸素バリヤー性の外袋に密封脱気包装して保存
し、使用時に包装を解いて酸素バリヤー性の食品包装中
等に密封して使用される。
【0016】
【作用】本発明は、鉄粉 (A) 、フェノール化合物
(B) 、ハロゲン化金属 (C) 、活性炭 (D) 、水 (E)
及び保水剤 (F) を含んでなる酸素吸収剤で、従来の
鉄系脱酸剤と有機系脱酸素剤のそれぞれの構成の主要部
をなして酸素吸収反応に直接関与する鉄粉とフェノール
化合物類を必須成分として構成される。
【0017】現在の脱酸素剤の主流をなしている鉄系脱
酸素剤は、少なくとも鉄粉、ハロゲン化金属、活性炭、
水を必須成分とてこれらの配合組成と通気性包材の透気
度等を考慮して脱酸素速度を調整し各タイプの脱酸素剤
としている。脱酸素反応に水が関与しており、鉄系脱酸
素剤中の水分の含有率が低下し、かつ、一定量を下回る
と脱酸素反応が低下するだけでなく全く停止して脱酸素
不能となる。
【0018】市販の脱酸素剤を乾燥食品若しくは乾燥剤
と併用して乾燥食品に使用した場合は、脱酸素速度が極
端に低下して完全に脱酸素状態にならないか、初期に脱
酸素したとしても長期間保存中に脱酸素剤中の水分が失
われ、包装袋を通過してくる微量の酸素を除去できず
に、包装系内の脱酸素状態が不完全となったりして包装
袋内の食品が酸化するなど、脱酸素剤の効果が失われて
本来の脱酸素剤の役割が果たせない。
【0019】一方、有機系脱酸素剤も水分を含有した組
成が一般的であるが、鉄系脱酸素剤と比較して脱酸素速
度が遅く、遅効タイプに限定されている。また、この系
は水分が全く存在しない場合でも脱酸素反応が進行する
が、水分を含有した組成に比較して極端に低下する傾向
にあり完全に脱酸素しない場合が多い。
【0020】有機系脱酸素剤は、一般的に脱酸素速度が
遅いので、乾燥食品等の食品の劣化が遅く、かつ、脱酸
素剤等からの水分の移行を嫌う特殊用途に使用されてい
るのが現状である。しかし、この様な系では初期の脱酸
素が不十分となり長期間保存しても完全な脱酸素状態に
ならないので乾燥食品のみならず乾燥剤の存在する系で
使用しても脱酸素剤の効果を発揮することができない。
【0021】このような欠点を補うべく、酸素吸収剤を
包装する透気度を有する通気性包材に工夫を凝らしても
元来透気度を有する包材ゆえに包材を通しての酸素吸収
剤中の水分の流失をまるがれることはできない。
【0022】鉄粉 (A) を主成分とした配合組成にフェ
ノール化合物 (B) を適時配合して、有機系脱酸素剤と
異なり初期の脱酸素速度の調整が可能で脱酸素速度の異
なる各タイプの脱酸素剤を供給することができる。ま
た、この脱酸素剤は鉄系脱酸素剤の特徴である速い脱酸
素速度を生かして使用開始の初期に脱酸素して包装系内
を完全に脱酸素状態に至らしめるので、変質の速い製品
の保存にも従来の鉄系脱酸素剤と同様に使用できる。
【0023】該酸素吸収剤は、乾燥食品や乾燥剤の存在
する包装系内で使用されて完全に水分が失われて鉄の酸
化反応が停止しても、該酸素吸収剤に適時配合されたフ
ェノール化合物 (B) は、酸化反応速度を別にすれば水
分の有無に関係なしに酸化反応が進行するので、長期保
存中に包装外袋から徐々に流入する酸素と反応して完全
に包装系内を脱酸素状態に至らしめることができる。
【0024】したがって、本発明において、該酸素吸収
剤は、ガーレー式透気度が 1〜 10,000 秒/100ml の通
気性包材で作製した袋に充填して脱酸素剤として使用さ
れるが、該脱酸素剤は、普通の使用条件は勿論上記に示
した様な鉄系脱酸素剤に於いても使用できない特殊で厳
しい条件下で使用しても安定した脱酸素性能を有し、鉄
系脱酸素剤に劣らない安定した性能を発揮することがで
きる。
【実施例】本発明を、実施例及び比較例により、更に具
体的に説明する。ただし、本発明の範囲は、これらの実
施例に何等制限を受けるものではない。 〔1〕試料及び比較試料の調整
【0025】試料−1〜15 NaCl 又は KCl、水、焼成バーミキュライト又はゼオラ
イト、及び活性炭を表1に示す割合で混合し、これに表
1に示す所定量の鉄粉とフェノール化合物類を添加混合
して各々酸素吸収剤を調整した。
【0026】比較試料−1、2 NaCl、水、焼成バーミキュライト、及び活性炭を表1に
示す割合で混合し、これに表1に示す所定量の鉄粉を添
加混合して酸素吸収剤を調整した。
【0027】比較試料−3 フェノール化合物類と活性炭を表1に示す割合で混合し
て酸素吸収剤を調整した。
【0028】比較試料−4 フェノール化合物類、活性炭、及び水を表1に示す割合
で混合して酸素吸収剤を調整した。
【0029】比較試料−5 フェノール化合物類、活性炭、NaCl及び水を表1に示す
割合で混合して酸素吸収剤を調整した。以上の試料−1
〜15、比較試料−1〜5の配合割合を表1に纏めて示
した。
【0030】
【表101】
【0031】
【表102】
【0032】〔2〕脱酸素剤の作製 前記第〔1〕項で調整した酸素吸収剤の3gを有孔 PET
/PE 積層フィルムと耐水耐油性加工紙とのラミネートフ
ィルムの内側にシール層として、多数の筋状にポリエチ
レン樹脂を押出ラミネート加工してなるガーレー式透気
度が 1500 〜 4000 秒/100ml の通気性包材を 50 × 5
0mm の寸法に製袋した袋に充填密封して各脱酸素剤を作
製した。
【0033】〔3〕脱酸素性能試験 これらの各脱酸素剤及び 500mlの空気を酸素バリヤー性
包材(KON/PE、15×30cm)の袋に入れて密封し、25℃に
放置して所定時間毎に酸素濃度を測定して酸素濃度が零
になるまでの時間を求めた。また、必要量の乾燥剤を併
用して包装系内の相対湿度を 10%RH以下に保持した条件
で同様の試験を行った。サンプル数は各実施例とも 10
点で行った。
【0034】次に、脱酸素性能試験に使用したサンプル
を、25℃に保存して6ケ月後の包装系内の酸素濃度を測
定して系内の脱酸素の程度を確認する試験を行った。測
定結果を表2に示す。
【0035】
【表201】
【0036】
【表202】
【0037】〔4〕各種脱酸素剤特性試験 前記第〔1〕、〔2〕項で調整した酸素吸収剤及び脱酸
素剤の試料(実施例)及び比較試料(比較例)につい
て、流動性、加工性、製袋性、及び耐久性の測定を行っ
た。測定結果を前記の表2に示した。
【0038】
【発明の効果】本発明は、酸素吸収剤を通気性包材に包
装してなる脱酸素剤を乾燥食品、乾燥食品に乾燥剤との
併用系、高水分食品、酸性食品、油加工食品、アルコー
ル含有食品等の種々の条件の異なる過酷な用途に使用し
ても、包材への錆、染み、付着による汚染の抑制、長期
間に亘り脱酸素剤の劣化がなく極めて安定した脱酸素性
能を有する。したがって、従来、脱酸素剤の使用が困難
な用途、特に乾燥食品、乾燥食品に乾燥剤と併用して使
用した場合などの酸素吸収剤中の水分の失われる用途へ
の展開が可能な保存剤として広い範囲で使用することが
できるので、その食品分野を始めとする産業上における
意義は極めて大きい。
フロントページの続き (72)発明者 山川 洋一 東京都千代田区大手町2−2−1 日本 曹達株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−74515(JP,A) 特開 昭55−137037(JP,A) 特開 昭56−111042(JP,A) 特開 昭56−121634(JP,A) 特開 昭60−94137(JP,A) 特開 昭57−190649(JP,A) 特開 平2−72851(JP,A) 実開 昭58−161616(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 53/14 A23L 3/3436 B01J 20/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄粉 (A) 、フェノール化合物 (B) 、ハ
    ロゲン化金属 (C) 、活性炭 (D) 、水 (E) 及び保水
    剤 (F) を含んでなることを特徴とする酸素吸収剤。
  2. 【請求項2】フェノール化合物 (B) が、フェノール、
    カテコール、ピロガロール、クレゾール、没食子酸、ヒ
    ドロキノン及びレゾルシンからなる群より選択された多
    価水酸基含有芳香族化合物の少なくとも1種である請求
    項1記載の酸素吸収剤。
  3. 【請求項3】 フェノール化合物 (B) が、鉄粉 (A)
    100 重量部に対して1〜50重量部配合である請求項
    1、請求項2記載の酸素吸収剤。
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