JP3147696B2 - 自動車のドアガラス車内側のシール構造 - Google Patents
自動車のドアガラス車内側のシール構造Info
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- JP3147696B2 JP3147696B2 JP03145095A JP3145095A JP3147696B2 JP 3147696 B2 JP3147696 B2 JP 3147696B2 JP 03145095 A JP03145095 A JP 03145095A JP 3145095 A JP3145095 A JP 3145095A JP 3147696 B2 JP3147696 B2 JP 3147696B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/70—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
- B60J10/74—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
- B60J10/75—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides for sealing the lower part of the panes
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/20—Sealing arrangements characterised by the shape
- B60J10/26—Sealing arrangements characterised by the shape characterised by the surface shape
- B60J10/265—Sealing arrangements characterised by the shape characterised by the surface shape the surface being primarily decorative
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドアガラス昇
降口における車内側のシール構造に関するものである。
降口における車内側のシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に示すような自動車のドアガラス昇
降口において、ドアガラス20の車外側には、図8に示
すように、ドアベルトモールとしてのアウターウエザス
トリップ30がドアアウターパネル35に装着されてい
る。一方、ドアガラス20の車内側には、内装品として
のドアトリム21が設けられ、このドアトリム21はそ
の内面の補強パネル23と共に逆U字形に湾曲されて、
ドアガラス20に対峙する下向きのトリムフランジ22
を形成している。ドアトリム21の内部にはドアインナ
ーパネル25が隙間17をおいて設けられ、このドアイ
ンナーパネル25も逆U字形に湾曲されて、トリムフラ
ンジ22に対峙する下向きのパネルフランジ26を形成
している。そして、ドアトリム21とドアガラス20と
の間はインナーウエザストリップ50によってシールさ
れている。
降口において、ドアガラス20の車外側には、図8に示
すように、ドアベルトモールとしてのアウターウエザス
トリップ30がドアアウターパネル35に装着されてい
る。一方、ドアガラス20の車内側には、内装品として
のドアトリム21が設けられ、このドアトリム21はそ
の内面の補強パネル23と共に逆U字形に湾曲されて、
ドアガラス20に対峙する下向きのトリムフランジ22
を形成している。ドアトリム21の内部にはドアインナ
ーパネル25が隙間17をおいて設けられ、このドアイ
ンナーパネル25も逆U字形に湾曲されて、トリムフラ
ンジ22に対峙する下向きのパネルフランジ26を形成
している。そして、ドアトリム21とドアガラス20と
の間はインナーウエザストリップ50によってシールさ
れている。
【0003】このインナーウエザストリップ50は、ト
リムフランジ22に取り付けられる略板状の取付部51
と、取付部51からドアガラス側に突設されてドアガラ
ス20に接触する断面舌状のガラスシール部52とを備
えている。各部51,52は合成樹脂又はゴムにより同
時押出成形され、取付部51にはインサート金具53が
埋設されている。
リムフランジ22に取り付けられる略板状の取付部51
と、取付部51からドアガラス側に突設されてドアガラ
ス20に接触する断面舌状のガラスシール部52とを備
えている。各部51,52は合成樹脂又はゴムにより同
時押出成形され、取付部51にはインサート金具53が
埋設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記インナーウエザス
トリップ50によるドアガラス車内側のシール構造によ
れば、ドアガラス20に対するシール性は十分であった
が、ドアトリム21とドアインナーパネル25との隙間
17に起因して次のような問題があった。すなわち、車
内外で気圧差が生じるとき、例えば、車外に負圧が生じ
る高速走行時や、車内の気圧が高くなる空調装置使用時
には、図8に矢印で示すように、車内の空気がドアトリ
ム21とドアインナーパネル25との隙間17を通って
車外側へ流れ、トリムフランジ22とパネルフランジ2
6との下端間の開口18から吹き出るようになる。この
ときにピーという笛吹音が発生して、乗員に異和感を与
えることがあり、その場合は車内居住性が低下してしま
う。
トリップ50によるドアガラス車内側のシール構造によ
れば、ドアガラス20に対するシール性は十分であった
が、ドアトリム21とドアインナーパネル25との隙間
17に起因して次のような問題があった。すなわち、車
内外で気圧差が生じるとき、例えば、車外に負圧が生じ
る高速走行時や、車内の気圧が高くなる空調装置使用時
には、図8に矢印で示すように、車内の空気がドアトリ
ム21とドアインナーパネル25との隙間17を通って
車外側へ流れ、トリムフランジ22とパネルフランジ2
6との下端間の開口18から吹き出るようになる。この
ときにピーという笛吹音が発生して、乗員に異和感を与
えることがあり、その場合は車内居住性が低下してしま
う。
【0005】そこで、本発明の目的は、車内外で気圧差
が生じても、ドアガラス車内側における笛吹音の発生を
防止し又は聞こえない程度に低減することができる自動
車のドアガラス車内側のシール構造を提供することにあ
る。
が生じても、ドアガラス車内側における笛吹音の発生を
防止し又は聞こえない程度に低減することができる自動
車のドアガラス車内側のシール構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動車のドアガラス車内側のシール構造
は、ドアガラスに対峙する下向きのトリムフランジが形
成されたドアトリムと、ドアトリムの内部に隙間をおい
て設けられ、トリムフランジに対峙する下向きのパネル
フランジが形成されたドアインナーパネルと、トリムフ
ランジに取付られて、ドアトリムとドアガラスとの間を
シールするインナーウエザストリップとを備え、インナ
ーウエザストリップの下端部に、ドアトリムとドアイン
ナーパネルとの隙間に流れる空気を遮断又は低減する空
気流シール体が突設されたことを特徴とするものであ
る。
に、本発明の自動車のドアガラス車内側のシール構造
は、ドアガラスに対峙する下向きのトリムフランジが形
成されたドアトリムと、ドアトリムの内部に隙間をおい
て設けられ、トリムフランジに対峙する下向きのパネル
フランジが形成されたドアインナーパネルと、トリムフ
ランジに取付られて、ドアトリムとドアガラスとの間を
シールするインナーウエザストリップとを備え、インナ
ーウエザストリップの下端部に、ドアトリムとドアイン
ナーパネルとの隙間に流れる空気を遮断又は低減する空
気流シール体が突設されたことを特徴とするものであ
る。
【0007】ここで、空気流シール体としては、弾性的
にたわみ可能な断面舌状の空気流シール片であって、ト
リムフランジの下方を経て、パネルフランジに弾性的に
当接するように設けられたものを例示できる。この空気
流シール片は、インナーウエザストリップの下端部から
上向きに突設されることが好ましい。
にたわみ可能な断面舌状の空気流シール片であって、ト
リムフランジの下方を経て、パネルフランジに弾性的に
当接するように設けられたものを例示できる。この空気
流シール片は、インナーウエザストリップの下端部から
上向きに突設されることが好ましい。
【0008】
【作用】本発明の自動車のドアガラス車内側のシール構
造によれば、車内外で気圧差が生じたとしても、インナ
ーウエザストリップの下端部に突設された空気流シール
体が、ドアトリムとドアインナーパネルとの隙間に流れ
る空気を遮断又は低減するので、ドアガラス車内側にお
ける笛吹音の発生を防止し又は聞こえない程度に低減す
ることができる。
造によれば、車内外で気圧差が生じたとしても、インナ
ーウエザストリップの下端部に突設された空気流シール
体が、ドアトリムとドアインナーパネルとの隙間に流れ
る空気を遮断又は低減するので、ドアガラス車内側にお
ける笛吹音の発生を防止し又は聞こえない程度に低減す
ることができる。
【0009】上記作用に加え、空気流シール体が、弾性
的にたわみ可能な前記空気流シール片である場合には、
この空気流シール片がパネルフランジに弾性的に当接し
て、前記隙間に流れる空気を遮断する。さらに、この空
気流シール片がインナーウエザストリップの下端部から
上向きに突設された場合には、シール性が向上する。な
ぜなら、車内の空気が前記隙間を通って車外側へ流れる
とき、その空気の流れはトリムフランジとパネルフラン
ジとの間においては下向き、すなわち前記上向きの空気
流シール片とは逆向きになる。このため、その空気は空
気流シール片をパネルフランジにさらに強く押し付ける
ように作用し、シール性が向上するのである。
的にたわみ可能な前記空気流シール片である場合には、
この空気流シール片がパネルフランジに弾性的に当接し
て、前記隙間に流れる空気を遮断する。さらに、この空
気流シール片がインナーウエザストリップの下端部から
上向きに突設された場合には、シール性が向上する。な
ぜなら、車内の空気が前記隙間を通って車外側へ流れる
とき、その空気の流れはトリムフランジとパネルフラン
ジとの間においては下向き、すなわち前記上向きの空気
流シール片とは逆向きになる。このため、その空気は空
気流シール片をパネルフランジにさらに強く押し付ける
ように作用し、シール性が向上するのである。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した自動車のドアガラ
ス車内側のシール構造の実施例について、図1〜図4を
参照して説明する。なお、本実施例の実施部位は、従来
例と同じく図7に示されるドアガラス昇降口である。そ
して、ドアガラス20の車外側には、図1に示すよう
に、ドアベルトモールとしてのアウターウエザストリッ
プ30がドアアウターパネル35に装着されているが、
その構成は本発明と直接関係が無いので説明を省略す
る。
ス車内側のシール構造の実施例について、図1〜図4を
参照して説明する。なお、本実施例の実施部位は、従来
例と同じく図7に示されるドアガラス昇降口である。そ
して、ドアガラス20の車外側には、図1に示すよう
に、ドアベルトモールとしてのアウターウエザストリッ
プ30がドアアウターパネル35に装着されているが、
その構成は本発明と直接関係が無いので説明を省略す
る。
【0011】さて、ドアガラス20の車内側には、内装
品としての合成樹脂製のドアトリム21が設けられ、こ
のドアトリム21はその内面に一体化された板金製の補
強パネル23と共に逆U字形に湾曲されて、ドアガラス
20に対峙する下向きのトリムフランジ22を形成して
いる。ドアトリム21の内部には板金製のドアインナー
パネル25が隙間17をおいて設けられ、このドアイン
ナーパネル25も逆U字形に湾曲されて、トリムフラン
ジ22に対峙する下向きのパネルフランジ26を形成し
ている。そして、ドアトリム21とドアガラス20との
間はインナーウエザストリップ1によってシールされて
いる。
品としての合成樹脂製のドアトリム21が設けられ、こ
のドアトリム21はその内面に一体化された板金製の補
強パネル23と共に逆U字形に湾曲されて、ドアガラス
20に対峙する下向きのトリムフランジ22を形成して
いる。ドアトリム21の内部には板金製のドアインナー
パネル25が隙間17をおいて設けられ、このドアイン
ナーパネル25も逆U字形に湾曲されて、トリムフラン
ジ22に対峙する下向きのパネルフランジ26を形成し
ている。そして、ドアトリム21とドアガラス20との
間はインナーウエザストリップ1によってシールされて
いる。
【0012】このインナーウエザストリップ1は、トリ
ムフランジ22に取り付けられる略板状の取付部2と、
取付部2の途中湾曲部からドアガラス側に突設されてド
アガラス20に接触する断面舌状のガラスシール部3
と、取付部2の上端部から車内側に突設されてドアトリ
ム21の上面に当接するカバーリップ部4と、取付部2
の下端部から車内側かつ上向きに突設されてパネルフラ
ンジ26に当接する空気流シール片8とを備えている。
各部2,3,4,8はPVC(ポリ塩化ビニル)等の合
成樹脂又はEPDM(エチレン・プロピレン・ジエン共
重合体)等のゴムにより同時押出成形され、取付部2に
はインサート金具5が埋設されている。また、ドアガラ
ス20が摺接するガラスシール部3の表面には、植毛用
接着剤を介して植毛6が施されている。
ムフランジ22に取り付けられる略板状の取付部2と、
取付部2の途中湾曲部からドアガラス側に突設されてド
アガラス20に接触する断面舌状のガラスシール部3
と、取付部2の上端部から車内側に突設されてドアトリ
ム21の上面に当接するカバーリップ部4と、取付部2
の下端部から車内側かつ上向きに突設されてパネルフラ
ンジ26に当接する空気流シール片8とを備えている。
各部2,3,4,8はPVC(ポリ塩化ビニル)等の合
成樹脂又はEPDM(エチレン・プロピレン・ジエン共
重合体)等のゴムにより同時押出成形され、取付部2に
はインサート金具5が埋設されている。また、ドアガラ
ス20が摺接するガラスシール部3の表面には、植毛用
接着剤を介して植毛6が施されている。
【0013】本実施例の空気流シール片8は、弾性的に
たわみ可能な断面U字形の舌状に形成され、トリムフラ
ンジ22の下方を経て、パネルフランジ26の外側面に
弾性的に当接し、トリムフランジ22とパネルフランジ
26との下端間の開口18を塞ぐように設けられてい
る。
たわみ可能な断面U字形の舌状に形成され、トリムフラ
ンジ22の下方を経て、パネルフランジ26の外側面に
弾性的に当接し、トリムフランジ22とパネルフランジ
26との下端間の開口18を塞ぐように設けられてい
る。
【0014】図3及び図4に示すように、取付部2の複
数箇所にはコ字状の切り込みが入れられるとともに、そ
の切り込み部分がインサート金具5と共にL字状に切り
起こされることにより係止爪7が形成されている。それ
ぞれの係止爪7を、トリムフランジ22の適宜箇所に貫
設された係止孔27に差し込んで折曲することにより、
インナーウエザストリップ1を取り付けるようになって
いる。
数箇所にはコ字状の切り込みが入れられるとともに、そ
の切り込み部分がインサート金具5と共にL字状に切り
起こされることにより係止爪7が形成されている。それ
ぞれの係止爪7を、トリムフランジ22の適宜箇所に貫
設された係止孔27に差し込んで折曲することにより、
インナーウエザストリップ1を取り付けるようになって
いる。
【0015】以上のように構成された実施例のドアガラ
ス車内側のシール構造によれば、車内外で気圧差が生じ
たとしても、空気流シール片8がパネルフランジ26の
外側面に弾性的に当接して、ドアトリム21とドアイン
ナーパネル25との隙間17に流れる空気を遮断するの
で、ドアガラス車内側における笛吹音の発生を防止する
ことができる。さらに、この空気流シール片8はインナ
ーウエザストリップ1の下端部から上向きに突設されて
いるので、シール性が向上している。つまり、車内の空
気が前記隙間17を通って車外側へ流れるとき、その空
気の流れはトリムフランジ22とパネルフランジ26と
の間においては下向き、すなわち前記上向きの空気流シ
ール片8とは逆向きになる。このため、その空気は空気
流シール片8をパネルフランジ26にさらに強く押し付
けるように作用し、シール性が向上するのである。
ス車内側のシール構造によれば、車内外で気圧差が生じ
たとしても、空気流シール片8がパネルフランジ26の
外側面に弾性的に当接して、ドアトリム21とドアイン
ナーパネル25との隙間17に流れる空気を遮断するの
で、ドアガラス車内側における笛吹音の発生を防止する
ことができる。さらに、この空気流シール片8はインナ
ーウエザストリップ1の下端部から上向きに突設されて
いるので、シール性が向上している。つまり、車内の空
気が前記隙間17を通って車外側へ流れるとき、その空
気の流れはトリムフランジ22とパネルフランジ26と
の間においては下向き、すなわち前記上向きの空気流シ
ール片8とは逆向きになる。このため、その空気は空気
流シール片8をパネルフランジ26にさらに強く押し付
けるように作用し、シール性が向上するのである。
【0016】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れるものではなく、例えば次のように発明の趣旨から逸
脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
れるものではなく、例えば次のように発明の趣旨から逸
脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
【0017】(1)図5及び図6は空気流シール体の変
更例を示している。図5の空気流シール片9は断面V字
状に形成されたものであり、図6の空気流シール体10
は中空状に形成されたものである。これらの変更例によ
っても、実施例と同様の作用効果が得られる。 (2)空気流シール体は、ドアトリムとドアインナーパ
ネルとの隙間を狭くするものであってもよい。 (3)インナーウエザストリップをクリップやねじを用
いてトリムフランジに取り付けてもよい。
更例を示している。図5の空気流シール片9は断面V字
状に形成されたものであり、図6の空気流シール体10
は中空状に形成されたものである。これらの変更例によ
っても、実施例と同様の作用効果が得られる。 (2)空気流シール体は、ドアトリムとドアインナーパ
ネルとの隙間を狭くするものであってもよい。 (3)インナーウエザストリップをクリップやねじを用
いてトリムフランジに取り付けてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明に係る自動車
のドアガラス車内側のシール構造によれば、車内外で気
圧差が生じても、ドアガラス車内側における笛吹音の発
生を防止し又は聞こえない程度に低減することができる
という優れた効果を奏する。
のドアガラス車内側のシール構造によれば、車内外で気
圧差が生じても、ドアガラス車内側における笛吹音の発
生を防止し又は聞こえない程度に低減することができる
という優れた効果を奏する。
【図1】本発明を具体化した実施例に係る自動車のドア
ガラス車内側のシール構造を示す端面図である。
ガラス車内側のシール構造を示す端面図である。
【図2】同シール構造に使用するインナーウエザストリ
ップの端面図である。
ップの端面図である。
【図3】同シール構造の要部斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】同インナーウエザストリップの変更例の端面図
である。
である。
【図6】同インナーウエザストリップの別の変更例の端
面図である。
面図である。
【図7】自動車のドアガラス昇降口周りを示す側面図で
ある。
ある。
【図8】従来のドアガラス車内側のシール構造を示す、
図7のVIII−VIII線端面図である。
図7のVIII−VIII線端面図である。
1 インナーウエザストリップ 8 空気流シール片 9 空気流シール片 10 空気流シール体 17 隙間 20 ドアガラス 21 ドアトリム 22 トリムフランジ 25 ドアインナーパネル 26 パネルフランジ
Claims (3)
- 【請求項1】 ドアガラスに対峙する下向きのトリムフ
ランジが形成されたドアトリムと、 前記ドアトリムの内部に隙間をおいて設けられ、前記ト
リムフランジに対峙する下向きのパネルフランジが形成
されたドアインナーパネルと、 前記トリムフランジに取付られて、前記ドアトリムと前
記ドアガラスとの間をシールするインナーウエザストリ
ップとを備え、 前記インナーウエザストリップの下端部に、前記ドアト
リムと前記ドアインナーパネルとの隙間に流れる空気を
遮断又は低減する空気流シール体が突設されたことを特
徴とする自動車のドアガラス車内側のシール構造。 - 【請求項2】 前記空気流シール体は、弾性的にたわみ
可能な断面舌状の空気流シール片であって、前記トリム
フランジの下方を経て、前記パネルフランジに弾性的に
当接するように設けられた請求項1記載の自動車のドア
ガラス車内側のシール構造。 - 【請求項3】 前記空気流シール片は、前記インナーウ
エザストリップの下端部から上向きに突設された請求項
2記載の自動車のドアガラス車内側のシール構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03145095A JP3147696B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 自動車のドアガラス車内側のシール構造 |
TW085208385U TW298169U (en) | 1995-01-26 | 1995-12-11 | Sealing structure for inner side of door glass in door of automobile |
US08/588,843 US5775030A (en) | 1995-01-26 | 1996-01-19 | Sealing structure for an inner side of a door glass in a door of an automobile |
CN96101207A CN1076674C (zh) | 1995-01-26 | 1996-01-26 | 汽车车门玻璃内侧的密封结构 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03145095A JP3147696B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 自動車のドアガラス車内側のシール構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08197945A JPH08197945A (ja) | 1996-08-06 |
JP3147696B2 true JP3147696B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=12331597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03145095A Expired - Lifetime JP3147696B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 自動車のドアガラス車内側のシール構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5775030A (ja) |
JP (1) | JP3147696B2 (ja) |
CN (1) | CN1076674C (ja) |
TW (1) | TW298169U (ja) |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6128859A (en) * | 1998-12-02 | 2000-10-10 | Gencorp. Inc. | Mechanically interlocked weatherstrip |
JP2001260661A (ja) | 2000-03-23 | 2001-09-26 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車ドアのガラスインナウエザストリップの取付構造 |
DE10019393B4 (de) * | 2000-04-19 | 2004-02-19 | Bayerische Motoren Werke Ag | Abdichtprofil an einem Kraftfahrzeug |
GB2362415B (en) * | 2000-05-15 | 2004-08-25 | Draftex Ind Ltd | Sealing,trimming and finishing strips and vehicle doors incorporating such strips |
US6446392B1 (en) * | 2000-09-20 | 2002-09-10 | Green Tokai Co., Ltd. | Window weatherstrip for motor vehicles |
JP3717877B2 (ja) * | 2002-09-06 | 2005-11-16 | 東海興業株式会社 | 車両用インナーベルトモール、及びその取付構造 |
US20040200151A1 (en) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Tognetti Anthony E. | Vehicle weatherstrip |
JP2005053442A (ja) * | 2003-08-07 | 2005-03-03 | Nishikawa Rubber Co Ltd | ガラスシールウェザーストリップ |
US20070227073A1 (en) * | 2004-03-19 | 2007-10-04 | Tognetti Anthony E | Vehicle weatherstrip |
US7159926B2 (en) | 2004-04-14 | 2007-01-09 | Nicholas Plastics Incorporated | Vehicle trim panel securement |
KR101069451B1 (ko) * | 2004-04-14 | 2011-09-30 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신 시스템의 인접 셀 서비스 수신 방법 |
KR20060032289A (ko) * | 2004-10-12 | 2006-04-17 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 도어 인사이드 벨트 웨더 스트립 |
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US7950186B2 (en) * | 2006-11-09 | 2011-05-31 | Cooper-Standard Automotive Inc. | Clip-on inner panel seal assembly |
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