JP3138593B2 - 金属板コイルの外周紙装着装置 - Google Patents

金属板コイルの外周紙装着装置

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JP3138593B2 JP06196468A JP19646894A JP3138593B2 JP 3138593 B2 JP3138593 B2 JP 3138593B2 JP 06196468 A JP06196468 A JP 06196468A JP 19646894 A JP19646894 A JP 19646894A JP 3138593 B2 JP3138593 B2 JP 3138593B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属板コイルの外周紙装
着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属板コイルに外周紙を供給しつつコイ
ルを回転させて外周紙の紙折りを行う装置として出願人
はさきに特開平01−240418号公報において、コ
イル内外周速差により発生する外周紙ヒダをたてるシャ
トルレバーを用いた装置を提案した。図3においてコの
字に成形された外周紙13をコイル14へ紙送り装置1
で外周紙13を吸引しつつ、紙送り装置のベルトを用い
て等速で送る。コイル14上に来た外周紙13の先端を
テーピング装置2でコイルに接着し、クレードルロール
11でコイル14を回転させる。
【0003】コイル14が回転すると、コの字形に成形
された外周紙13はコイル14の内周速と外周速の差か
ら、コイル14内周側に紙ヒダ15が発生する。紙ヒダ
15はシャトルレバー3を駆動モータ4によって駆動し
てヒダ立てされ、続いてブラシローラ7へ順次送り込ま
れる。尚、シャトルレバーの動作はスライド装置6によ
って決められる。ブラシローラ7へ送り込まれた紙ヒダ
15は、同ローラによってプレ紙折りされ、続いてブラ
シローラと同じ構造をしたプレスローラ8でプレスさ
れ、折目が成形される。
【0004】さらに、出願人はさきに実開平02−08
3203号公報において、外周紙両側端をコイル内径側
に折り込む装置を提案した。図4において、クレード
ロール11でコイル14を回転するにともない紙ヒダ1
5は矢印Aの方向に回転移動し、ロール支持体22に支
持された押さえロール16で押えられた後、上流側から
次第にコイル内面とその回転軸がなす角度が小さくなる
ように夫々異なる方向を指向した回転軸を有する内折ロ
ーラ17、18、19、20、21により外周紙端部が
コイル内面に折り込まれる。
【0005】特開平01−240418号公報にて提案
した外周紙の紙折り装置と、実開平02−083203
号公報にて提案した内折り装置は、図1に示すように外
周紙装着工程において連続的に配置される。即ち、紙折
り装置により成形された紙ヒダは次の工程である内折り
装置により、紙ヒダの端部がコイル内周内面に折り込ま
れるように配置される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この配置において、成
形された紙ヒダはプレスローラを通過後押さえロールに
てコイル側面に押し付けられる。さらに内折りローラに
てコイル内周面縁部に押しつけて紙ヒダがコイル内面に
折り込まれるまでの間成形された紙ヒダ形状を維持しよ
うとするものであるが、実験によれば内折りローラでの
コイル内周面縁部の押し付け力では包装紙の剛性による
復元力を拘束することができず、図2−bに示すように
コの字に成形された包装紙がコイル側面から外側に膨ら
み、美麗な梱包荷姿が得られない。また、包装紙の先端
巻き付けにおいて押さえロールと内折りローラが紙くせ
による反りを増大させ、巻き終わり時に紙先端部が紙後
端部からはみ出る荷姿不良を発生させていた。本発明は
膨らみやはみ出しのない梱包荷姿を得る金属板コイルの
外周紙装着装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、ダウン
エンドタイプにした金属板コイルの外周部周面に外周紙
を装着しながら該金属板コイルの両端面から内径部周端
縁部に亙って該外周紙の両側部を折り込み装着する金属
板コイルの梱包にあたり、内外周部の周速差により生ず
る紙ヒダをシャトルレバーにてヒダ立てし、ブラシロー
ラとプレスローラによるヒダ成形の後内折りローラにて
外周紙の両側を折り込む方法において、金属板コイル側
面のプレスローラ直後から内折りローラまでの円周部分
金属板コイル内外周円から形成される外周紙通過範囲
金属板コイル側面とヒダ押さえ板からなる隘路とした
金属板コイルの外周紙装着装置である。
【0008】
【作用】本発明は、外周紙の紙ヒダ成形後から紙ヒダ端
部の内折り完了までヒダ押さえ板により、外周紙の剛性
による膨らみが拘束されるのでコの字形状が保持され
る。また、紙先端の反りの増大がヒダ押さえ板により制
御されるので、巻き付き開始から巻き付き完了に到る外
周紙のコの字成形が常に維持されるので良好な梱包荷姿
が得られる。
【0009】
【実施例】以下本発明を図面について説明する。本発明
は例えば特開平01−240418号公報および実開平
02−083203号公報で提案される外周紙装着装置
に適用される。即ち本発明は図1に示すようにクレード
ルロール11に載置したダウンエンドタイプの金属板コ
イル14の外周部周面に予めコの字状に折られた外周紙
13が送給されるが、外周紙先端をコイルに密着させた
後回転することによりコイルの両端面からコイル内径部
周端縁部に亙って紙ヒダ15が発生する。
【0010】紙ヒダ15はシャトルレバー3でヒダ立て
されブラシローラ7とプレスローラ8にて折目がつけら
れ成形された後、内折りローラ17、18、19、2
0、21で紙ヒダ15の端部15aが図2−aに示すよ
うにコイル内面に折り込まれる。シャトルレバー3とブ
ラシローラ7とプレスローラ8はコイル側面に近接して
設置されるので、紙ヒダはコイル側面に押しつけられ折
目が成形される。
【0011】プレスローラ8を通過した紙ヒダ15は、
図2−aに示すコイル両側面14aと該コイル両側面の
外側に配設した側面押さえ板22からなる隘路wを通過
するので、内折りローラに到るまでコの字成形された包
装紙がコイル側面から外側に膨らむことなく連続して成
形姿が保持される。外周紙13の先端に紙くせによる反
りがある場合でも紙先端は隘路wを通過するので、通過
空間の抑制により反りが増大することなく円滑に通過す
ることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明により巻き付き中の外周紙のコの
字成形が保持され、膨らみのないシャープな荷姿を得
る、と共に紙先端の通過が円滑となりはみ出しのない美
麗な梱包荷姿を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の側面図である。
【図2】(a)は本発明の断面図であり正常な装着状態
を示す。(b)は従来例の断面図であり正常でない装着
状態を示す。
【図3】従来例の外周紙装着紙折り装置の側面図であ
る。
【図4】従来例の外周紙の内周折り込み装置の側面図で
ある。
【符号の説明】
1:紙送り装置 2:テーピング装置 3:シャトルレバー 4:駆動モータ 5:シャフト 6:スライド装置 7:ブラシローラ 8:プレスローラ 11:クレードルロール 12:自走車輪 13:外周紙 14:金属板コイル 14a:コイル両側面 15:紙ヒダ 16:押さえロール 17〜21:内折りローラ 22:側面押さえ板 A:紙ヒダ回転移動方向 w:紙ヒダ隘路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−240418(JP,A) 特開 昭59−199416(JP,A) 特開 昭57−133815(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 25/14 B65B 25/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダウンエンドタイプにした金属板コイル
    の外周部周面に外周紙を装着しながら該金属板コイルの
    両端面から内径部周端縁部に亙って該外周紙の両側部を
    折り込み装着する金属板コイルの梱包にあたり、内外周
    部の周速差により生ずる紙ヒダをシャトルレバーにてヒ
    ダ立てし、ブラシローラとプレスローラによるヒダ成形
    の後内折りローラにて外周紙の両側を折り込む方法にお
    いて、金属板コイル側面のプレスローラ直後から内折り
    ローラまでの円周部分と金属板コイル内外周円から形成
    される外周紙通過範囲を金属板コイル側面とヒダ押さえ
    板からなる隘路とすることを特徴とする金属板コイルの
    外周紙装着装置。
JP06196468A 1994-08-22 1994-08-22 金属板コイルの外周紙装着装置 Expired - Fee Related JP3138593B2 (ja)

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