JPS6348490Y2 - - Google Patents

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JPS6348490Y2
JPS6348490Y2 JP1983008068U JP806883U JPS6348490Y2 JP S6348490 Y2 JPS6348490 Y2 JP S6348490Y2 JP 1983008068 U JP1983008068 U JP 1983008068U JP 806883 U JP806883 U JP 806883U JP S6348490 Y2 JPS6348490 Y2 JP S6348490Y2
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JP
Japan
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cylindrical hole
roller
folding tube
leading
presser roller
Prior art date
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JP1983008068U
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JPS59115706U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は中空円筒体の円筒穴包装装置に関する
もので、より具体的には中心に円筒穴を有するコ
イル鋼板などのような円筒体の包装において、円
筒体外周に胴巻した包装シートの円筒体両端に突
出す部分(耳)を円筒体端面上に折り込み折りた
たんだのち、この耳の内端を円筒穴内へ押し込む
と同時にテープ貼りする装置に関するものであ
る。
[従来の技術とその問題点] 中空円筒体の全体的な包装について第1図を参
照して概略を説明すると、まず、円筒穴を有する
コイル鋼材などのような円筒体Sの円筒穴内周に
芯紙aを挿入してその壁面に張り付ける。つぎに
外周に包装シートbを胴巻する。円筒体端面より
突出する耳cは円弧矢印dの如く円筒体の端面上
に折り込み、ひだ状に折りたたむ。折りたたまれ
た耳の内端eは円筒穴にかかつているので、これ
をさらに小さい円弧矢印fの如く円筒穴内へ押し
込み、この上へ粘着テープgを貼着する。
従来、このような押し込みfとテープ貼着gは
主として手作業で行なわれ、押し込みとテープ挿
入貼着は二段又はそれ以上の作業として行なわれ
ていたが、作業能率が悪い上に仕上りの正確を期
し難く、改善が望まれていた。
他方、実開昭52−70663号には、ストリツプコ
イル外周に巻付けた包装紙開口片の折込み止着装
置が示されている。しかし、この装置は、包装紙
(耳)の折り込みを鍔付成形ロール9で順次にコ
イル内周に押しつけつつ行なうと共に、折り込ん
だ耳の抑えつけを抑えロール10で行なうという
ように、折り込み一抑えつけを二段の作業に分け
ている点で能率が悪い上、成形ロール9による折
り込み力が弱いため、折り込まれた耳が浮き加減
になるという欠点が認められ、また巨大なストリ
ツプコイルをクレードルロールにより回転しなけ
ればならないという難点も認められる。
[考案の目的] 従つて本考案は、かような円筒穴への耳内端の
押し込み抑えつけを一段で全周一度に行なうと共
に、同時進行的にテープ貼着をも連続作業として
迅速確実に行なうことができる装置を提供するこ
とを目的とする。
[考案の概要] 本考案の概要は、中空シヤフトを被包装物の円
筒穴の軸線上で進退しうるように支持し、このシ
ヤフトの先端には円筒穴の内径に摺接する外径の
外周壁を有する折り筒を、また後端には粘着テー
プ供給源を取付け、粘着テープは供給源から中空
シヤフト内を通つて折り筒内部へ導入し、折り筒
の外周壁先端は包装シートの耳内端を円筒穴へ押
し込むための押し込み先端とし、この外周壁の一
部に窓を穿設し、この窓に臨んで2個の押えロー
ラを窓外へ突出しうるように弾性偏倚して取付
け、2個の押えローラは円筒穴軸線にほぼ平行
に、且つ互いに離間して配置し、折り筒の円筒穴
に対する相対回転のとき先行する押えローラによ
つて中空シヤフト内からくる粘着テープを円筒穴
壁面へ導き圧着させるようにし、先行押えローラ
が窓内へ引込められたとき円筒穴壁面と先行押え
ローラとの間に連続している粘着テープを切断す
るための刃物を2個の押えローラの間に取付け、
2個の押えローラのうち後行するローラはこの刃
物によつて切断された粘着テープ後端を円筒穴壁
面に圧着させるようにして成るものである。
[考案の実施例] 次に図面を参照して本考案の好適な実施例につ
いて説明する。第2図を参照すると、折り筒1は
円筒穴軸線Xに沿つて進退しうるように、且つ好
適には該軸線周囲に回転しうるように支持された
中空シヤフト2の先端に取付けられている。シヤ
フト後端には粘着テープ供給源3が取付けられ
る。これは、適宜ブラケツトに粘着テープロール
TRを回転自在に支持して成り、粘着テープTは
後述する折り筒1の回転により必要量引き出され
る。adはテープの粘着面を示す。4は中空シヤ
フト2の支持ブラケツトの一部である。
折り筒1はほぼ円筒形状の外周壁5を有し、こ
の先端5aは包装シートの耳内端e(第1図参照)
の押し込み先端となつている。外周壁5には2つ
の窓5b,5c(第3図)が形成される。折り筒
底壁6には中空シヤフト2に通じる適宜開口6
a,6bが設けられる。6cは中間支持底であ
る。
前記一方の窓5bに臨んで先行押えローラ7が
配置され、他方の窓5cに臨んで(第3図)後行
押えローラ8が配置される。いずれのローラも軸
線Xにほぼ平行に且つ互いに離間して配置され、
それぞれの窓5b,5cの内外へ変位しうるよう
に弾性偏倚されている。すなわち、まず先行押え
ローラ7について述べれば、底6c上に設けた支
点10を中心に揺動しうる揺動アーム12の外端
が窓5bに臨んで先行ローラ7を取付けている。
アーム12の後端に偏倚ばね13(図示の例で引
張ばね)が取付けられる。これにより、先行ロー
ラ7は窓外へ、すなわち外周壁5より突出して円
筒穴壁面に圧接しうるようになるが、アクチユエ
ータ11により窓内へ引込められる。後行ローラ
8については後述する。
粘着テープTの径路を説明すると、中空シヤフ
ト2から折り筒1へ入つたところに90゜方向転換
するターンローラ14が設けられ、ここからニツ
プローラ15,15a間を通り、ガイドローラ1
6を経て先行押えローラ7に至る。先行ローラ7
のところでテープTはその粘着面adを外へ、す
なわち円筒穴壁面に向けている。なお、17は引
張ばね、18はニツプローラ15aの取付アーム
である。
20は窓5bの縁部に臨んで設けられた刃物
で、その刃先は先行押えローラ7がテープTを円
筒穴壁面へ貼りつけている時はテープと不干渉で
あるが、所定長のテープ貼りつけを終わろうとし
てローラ7が第3図鎖線の位置へアクチユエータ
11により変位されると、円筒穴壁面へ貼りつけ
終わつたテープ部分とローラ7周面との間に延び
ているテープ通路へ刃物20の刃先がさしかかる
ように定められている。
こうして、切断されてまだ円筒穴壁面へ押しつ
けられていないテープ後端を壁面へ圧着するのが
後行押えローラ8で、これは支点22に枢着した
揺動アーム21の外端に取付けられ、アーム後端
に取付けた偏倚ばね23(図示の例で引張ばね)
がローラ8を窓5b外へ突出させるように作用
し、アーム中間に設けたアクチユエータ24がロ
ーラ8を引込めるように作用する。
以上の構成を有する本考案の装置は、最初先
行、後行押えローラ7,8を窓5b,5c内に引
込めて円筒穴に対置され、第1図に示したような
包装シートの耳内端eを折り筒1の押し込み先端
5aで円筒穴へ折り込み乃至押し込むようにシヤ
フト2が前進される。折り筒1の外周壁5は折り
たたんだ耳内端を円筒穴壁面へ(正確には先に挿
入してある芯紙a上へ)強く押しつけるのに役立
つ。ついで直ちにアクチユエータ11,24が解
除されて押えローラ7,8が芯紙aと押し込まれ
た耳内端との境目上へ圧接する。ローラ7上に
は、すでに粘着テープTの先端が、前のテープ貼
り工程の引続きなどとして、導かれてきているの
で、テープ先端は前記境目上へ第1図gとして示
すような状態に貼りつけられる。
続いて折り筒1を第3図Aの向きに進行するよ
うに円筒穴に対し相対回転させると、先行押えロ
ーラ7によつて前記境目上へ貼りつけられつつテ
ープが引き出される。ほぼ1回転を終わろうとす
るとき、アクチユエータ11を作動させて先行押
えローラ7を引込めると、前述のように刃物20
の刃先がテープ通路に露出するのでテープは切断
され、この切断後端は後行押えローラ8によつて
芯紙と折り込まれた耳内端との境目上へ押しつけ
られ貼りつく。
[考案の効果] 本考案によれば、折り筒外周壁が折り筒と円筒
穴との相対回転によつて、折り込まれた耳内端を
強く押えつけるから、耳内端が円筒穴内で起き上
がるようなことがなく、キツチリ強く折りたたま
れている上にテープが貼りつけられるし、テープ
は2個の押えローラで圧着されるから貼着は極め
て強固確実となり、切断後端も後行ローラによつ
てしつかり圧着されるから、仕上りは完全とな
る。
こうして本考案によれば、作業のしにくい円筒
穴の包装の仕上げが一段の連続状作業で極めて迅
速に完了され、しかも仕上りは確実美麗である効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関連する中空円筒体の包装全
体を説明する部分断面図、第2図は本考案に係る
円筒穴包装装置の一部を切断して示す側面断面
図、第3図は本考案装置の折り筒の内部を示す縦
断端面図である。 主要符号、1……折り筒、2……中空シヤフ
ト、3……粘着テープ供給源、5……折り筒外周
壁、5a……押し込み先端、5b,5c……窓、
7……先行押えローラ、8……後行押えローラ、
12,21……揺動アーム、20……刃物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸線方向に進退しうる中空シヤフト先端に被包
    装物の円筒穴の内径にほぼ摺接する外径の折り筒
    を取付け、折り筒の内部は中空シヤフトを介して
    粘着テープ供給源に連通させ、折り筒の外周壁に
    窓を形成し、この窓に臨んで折り筒外周壁の外方
    へ弾性偏倚されている先行押えローラと後行押え
    ローラを円筒穴軸線に平行状に且つ折り筒の円筒
    穴に対する相対回転の方向に離間して取付け、先
    行押えローラは中空シヤフト内を通つて供給され
    る粘着テープを円筒穴壁面へ導き圧着するものと
    し、先行押えローラと後行押えローラとの間に先
    行押えローラが折り筒外周壁内に引込められたと
    き円筒穴壁面と先行押えローラとの間の粘着テー
    プ通路に露出する刃先を有する刃物を取付けて成
    る中空円筒体の円筒穴包装装置。
JP806883U 1983-01-24 1983-01-24 中空円筒体の円筒穴包装装置 Granted JPS59115706U (ja)

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JP806883U JPS59115706U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 中空円筒体の円筒穴包装装置

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JP806883U JPS59115706U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 中空円筒体の円筒穴包装装置

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JPS59115706U JPS59115706U (ja) 1984-08-04
JPS6348490Y2 true JPS6348490Y2 (ja) 1988-12-14

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ID=30139575

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JP806883U Granted JPS59115706U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 中空円筒体の円筒穴包装装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101279319B1 (ko) * 2011-08-24 2013-06-26 (주)포스코엠텍 테이핑헤드 및 이를 이용한 포장재의 테이핑 장치
KR101279280B1 (ko) * 2011-08-24 2013-06-26 (주)포스코엠텍 포장장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS553045Y2 (ja) * 1975-11-18 1980-01-25

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JPS59115706U (ja) 1984-08-04

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