JP2631034B2 - ロール包装方法および装置 - Google Patents

ロール包装方法および装置

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JP2631034B2 JP2298358A JP29835890A JP2631034B2 JP 2631034 B2 JP2631034 B2 JP 2631034B2 JP 2298358 A JP2298358 A JP 2298358A JP 29835890 A JP29835890 A JP 29835890A JP 2631034 B2 JP2631034 B2 JP 2631034B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B25/00Packaging other articles presenting special problems
    • B65B25/14Packaging paper or like sheets, envelopes, or newspapers, in flat, folded, or rolled form
    • B65B25/146Packaging paper or like sheets, envelopes, or newspapers, in flat, folded, or rolled form packaging rolled-up articles
    • B65B25/148Jumbo paper rolls

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Packaging Of Special Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、被包装ロール体の外周面に包装シートを巻
き付けるとともに、該包装シートの側縁部を被包装ロー
ル体の側端面に折り込むロール包装方法および装置に関
するものである。
(従来の技術) 被包装ロール体の外周面に包装シートを巻き付けると
ともに、該包装シートの側縁部を被包装ロール体の側端
面に折り込むいわゆる菊折りを行うロール包装方法にお
いては、一般に、第6図に示すような機構でロール包装
が行われていた。すなわち、同図(a)に示すように、
被包装ロール体2の幅より広幅の包装シート4を、その
側端部4aが被包装ロール体2の側端面より外側にはみ出
すようにして、被包装ロール体2の外周面に巻き付けた
後、この巻付けによって被包装ロール体2の側端面から
筒状に突き出た側縁部(耳部)4aを、その外周面からひ
だ折り具10を求心的に回動させることによって、同図
(b)に示すように折り込み、さらに、これにより形成
されたひだを円周方向に折り込むようにしていた。
しかしながら、このようなロール包装方法において
は、 (1) ひだの数だけ折り具が必要となるため機構が複
雑で高価な包装機となる。
(2) 筒状に突き出た包装シートの耳部が自重で垂れ
下がる。
(3) 被包装ロール体の直径変更に対するフレキシビ
リティに乏しい。
といった欠点を有していた。
このため、上記欠点を解消すべく、特開昭58−134824
号および同58−134825号各公報には、第7図に示すよう
に、側縁部4aが予めL字形に折り曲げられた包装シート
4を用い、その包装シート4の前端部を、該包装シート
4の折曲角部が被包装ロール体2の外周面側端縁に位置
するようにして該被包装ロール体2の外周面に配した
後、包装シート4を前方へ送るように被包装ロール体2
を回転させることにより、該被包装ロール体2の外周面
に包装シート4を巻き付けるとともに、この巻付けの
際、被包装ロール体2の側端面近傍に配した送りローラ
20および折込みローラ22によって側縁部4aが1ひだずつ
被包装ロール体2の側端面に折り込むようにしたロール
包装方法が提案されている。すなわち、上記各公報にお
いては、第7図に示すように、送りローラ20を包装シー
ト4の送り方向と直交する軸線まわりに回転させる一
方、折込みローラ22を、送りローラ20よりも包装シート
4の送り方向前方側に設け、この折込みローラ22によ
り、送りローラ20を通過した側縁部4aに生じる弛み部分
を被包装ロール体2の側端面に折り込むようになってい
る。
(発明が解決しようとする課題) 上記各公報記載のロール包装方法を採用することによ
り、第6図に示したロール包装方法における上記欠点を
解消することは可能であるが、以下の点で問題がある。
(1) 送りローラ20が、包装シート4の送り方向と直
交する軸線まわりに回転するようになっているので、こ
の送りローラ20を通過した側縁部4aは、被包装ローラ体
2の回転接線方向の速度を有して折込みローラ22に送ら
れることとなる。このため、包装シート4は折込みロー
ラ22によって所期の折込みがなされずに被包装ロール体
2の半径方向外方(図示矢印A方向)へ押し出されてし
まうという現象が発生する。特に、ロール包装におい
て、放射線状の折込み(第4図(b)参照)を実現すべ
く、第7図に示すように、折込みローラ22の軸線を被包
装ロール体2の半径方向に対して所定角度δ傾斜させた
場合(上記特開昭58−134825号公報参照)には、上記半
径方向外方への包装シート4の押出し現象が顕著とな
る。
(2) 被包装ロール体2の側端面に折り込まれた包装
シート4のうちひだとして折り畳まれる部分は、他の部
分に比して厚くなるため、折込みローラ22をスムーズに
通過させることができない。この結果、ひだの折込みに
遅れが生じてしまう。
(3) 送りローラ20と折込みローラ22との間に発生し
た側縁部4aの弛み部分の折込みローラ22の通過がスムー
ズになされないため、ひだの形成が一定せず、その大き
さ,間隔にかなりのバラツキが生じてしまう。
なお、上記(2),(3)の問題に関しては、特開昭
63−44415号公報に、折込みローラ22に側縁部4aの弛み
部分を強制的に潜り込ませる手段が開示されているが、
かかる手段を用いた場合には、折込み速度向上の妨げに
なるばかりでなく、包装シート4に損傷を与える原因に
もなりかねない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、上記問題を解決することのできるロール包装方法
および装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明に係るロール包装方法および装置は、送りロー
ラの回転軸線に所定の傾斜角を持たせることにより包装
シートの側縁部を被包装ロール体の回転中心へ向けてテ
ンション付与しながらこれを送るようにするとともに、
被包装ロール体の側端面との間隔が固定された従来の折
込みローラに代えて上記間隔が周期的に変化する折込み
部材を用いて包装シートの側縁部の折込みを行うことに
より、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、請求項(1)記載の発明は、側縁部が予め
L字形に折り曲げられた包装シートの前端部を、該包装
シートの折曲角部が被包装ロール体の外周面側端縁に位
置するようにして該被包装ロール体の外周面に配した
後、前記包装シートを前方へ送るように前記被包装ロー
ル体を回転させることにより、該被包装ロール体の外周
面に前記包装シートを巻き付けるロール包装方法におい
て、 前記被包装ロール体の側端面近傍に、前記包装シート
の送り方向と直交する該被包装ロール体の半径方向に対
して該半径方向外方側が前記包装シートの送り方向前方
側へ傾斜した回転軸線を有する送りローラを配するとと
もに、この送りローラに対して前記包装シートの送り方
向前方側に、前記被包装ロール体の側端面との間隔が周
期的に変化するように支持された折込み部材を配し、 前記送りローラを前記包装シートの側縁部に当接させ
て回転させることにより、該側縁部を前記被包装ロール
体の回転中心へ向けてテンション付与しながら送るとと
もに、この送りローラの送り方向前方側に生じる前記包
装シートの側縁部の弛み部分を、前記折込み部材によっ
て一定間隔で前記被包装ロール体の側端面に折り込むこ
とを特徴とするものである。
また、請求項(2)記載の発明は、側縁部が予めL字
形に折り曲げられた包装シートの前端部を、該包装シー
トの折曲角部が被包装ロール体の外周面側端縁に位置す
るようにして該被包装ロール体の外周面に配した後、前
記包装シートを前方へ送るように前記被包装ロール体を
回転させることにより、該被包装ロール体の外周面に前
記包装シートを巻き付けるロール包装方法において、 前記被包装ロール体の側端面近傍に設けられ、前記包
装シートの側縁部に当接して回転することにより、該側
縁部を前記被包装ロール体の回転中心へ向けてテンショ
ン付与しながら該被包装ロール体の回転方向へ送るよう
に、前記包装シートの送り方向と直交する該被包装ロー
ル体の半径方向に対して該半径方向外方側が前記包装シ
ートの送り方向前方側へ傾斜した回転軸線を有する送り
ローラと、 この送りローラに対して前記包装シートの送り方向前
方側に設けられ、前記送りローラに対して前記包装シー
トの送り方向前方側に生じる前記包装シートの側縁部の
弛み部分を、一定間隔で前記被包装ロール体の側端面に
折り込むように、該被包装ロール体の側端面との間隔が
周期的に変化するように支持された折込み部材とを備え
てなることを特徴とするものである。
(発明の作用および効果) 上記構成に示すように、被包装ロール体の側端面近傍
に、包装シートの送り方向と直交する該被包装ロール体
の半径方向に対して該半径方向外方側が包装シートの送
り方向前方側へ傾斜した回転軸線を有する送りローラを
配し、この送りローラを包装シートの側縁部に当接させ
て回転させることにより、該側縁部を被包装ロール体の
回転中心へ向けてテンション付与しながら送るようにな
っているので、包装シートが被包装ロール体の半径方向
外方へ押し出されるのを未然に防止することができ、包
装シートの側縁部の折込みを確実に行うことができる。
また、送りローラに対して包装シートの送り方向前方
側に、被包装ロール体の側端面との間隔が周期的に変化
するように支持された折込み部材を配し、この折込み部
材によって、送りローラの送り方向前方側に生じる包装
シートの側縁部の弛み部分を一定間隔で被包装ロール体
の側端面に折り込むようになっているので、従来のよう
に、包装シートの側縁部が折込みローラをスムーズに通
過しないことによるひだの折込みの遅れの発生や、折り
込まれたひだの大きさ,間隔のバラツキの発生を防止す
ることができ、これにより、規則正しいひだを有するロ
ール包装体を形成することができる。
(実 施 例) 以下添付図面を参照しながら本発明の実施例について
詳述する。
第1図は、本発明に係るロール包装装置の第1実施例
を示す側面図、第2図はその斜視概念図である。
第2図に示すように、ロール包装装置30は、1対の駆
動ローラ32の上に被包装ロール体2を載置した後、左右
の側縁部4aがそれぞれ予めL字形に折り曲げられてなる
断面コ字形の包装シート4の前端部を、該包装シート4
の折曲角部が被包装ロール体2の外周面側端縁に位置す
るようにして、該被包装ロール体2の外周面頂部に配し
て止着し、その後、駆動ローラ32によって包装シート4
を前方へ送るように被包装ロール体2を回転させること
により、該被包装ロール体2の外周面に包装シート4を
巻き付けるようになっている。
第1図に示すように、包装シート4は、ガイドテーブ
ル34に沿って供給されるようになっており、包装シート
4が柔軟な場合には、サクションコンベア36により断面
コ字形を維持させるようになっている。被包装ロール体
2の外周面頂部Pにはライダロール38が当接するように
なっていて、包装シート4の巻付け時に包装シート4を
押圧してこれにバックテンションを付与できるようにな
っている。なお、包装シート4を水平方向に供給して被
包装ロール体2の外周面頂部の点P(巻付開始点)から
巻付けを開始させるようにしたのは、重力に逆わらずに
包装シート4をコ字形に折り曲げた状態で供給するため
である。
上記ガイドテーブル34の前端部には、被包装ロール体
2の側端面に沿ってこれと並行に延びる当板40が設けら
れている。そして、包装シート4の側縁部4aは、当板40
に沿って被包装ロール体の略中央部まで供給された後、
折込みに供されるようになっている。上記当板40を設け
たのは、包装シート4の送り方向と被包装ロール体2の
回転方向が異なることによる包装シート4の送り不良を
避けるため、および、包装シート4を2周,3周と巻き付
ける場合に、1周前に折り込んだひだが新たなひだの形
成を阻害しないようにするためである。
上記被包装ロール体2の側端面の当板40が延設されて
いる部分の近傍には、包装シート4の送り方向と直交す
る該被包装ロール体2の半径方向(すなわち、図中点O
と巻付開始点Pとを結ぶ直線の方向)に対して該半径方
向外方側が包装シート4の送り方向前方側へ傾斜した回
転軸線l1を有する送りローラ42が設けられている。そし
て、この送りローラ42を包装シート4の側縁部4aに当接
させて回転させることにより、該側縁部4aを被包装ロー
ル体2の回転中心へ向けてテンション付与しながら送る
ようになっている。
上記送りローラ42に対して包装シート4の送り方向前
方側には、第3図に示すように、被包装ロール体2の側
端面との間隔が周期的に変化するように支持された折込
み部材44が設けられている。そして、この折込み部材44
により、送りローラ42の送り方向前方側に生じる包装シ
ート4の側縁部4aの弛み部分4a1を、一定間隔で前記被
包装ロール体2の側端面に折り込むようになっている。
なお、上記弛み部分4a1は、第2図に示すように、包
装シート4の側縁部4aは包装シート4が被包装ロール体
2に巻き付き始める巻付開始点Pを過ぎると、その内周
側部分と外周側部分とで速度差が生ずることに起因して
発生するものである。
第3図に示すように、上記折込み部材44は、包装シー
ト4の送り方向と直交する被包装ロール体2の半径方向
に対して該半径方向外方側が包装シート4の送り方向後
方側へ傾斜した軸線l2まわりに、該送り方向とは逆方向
(図示矢印方向)に回転するようになっている。また、
この折込み部材44は、截頭円錐の周面部を一部その母線
方向に面取りしてなる形状をしており、上記回転により
一定周期で面取り部44aが被包装ロール体2の側端面と
向かい合うようになっている。
上記折込み部材44に対して包装シート4の送り方向前
方側には、被包装ロール体2の側端面に沿ってこれと所
定間隔をおいてひだ押え板46が設置されている。上記端
面46aは、折込み部材44の回転軸線l2と同様に、被包装
ロール体2の半径方向に対して該半径方向外方側が包装
シート4の送り方向後方側へ傾斜している方が好ましい
(第1図において角度θで示す。)。これは、折り込
まれたひだの形が崩れやすい被包装ロール体2の中心近
傍部分がスムーズにひだ押え板46に入っていくようにす
るためである。
第3図(a)に示すように、包装シート4の側縁部4a
は、送りローラ42を通過した後、弛み部分4a1を生じる
が、折込み部材44がその周面を側縁部4aに接しながら反
送り方向に回転するため、同図(b)および(c)に示
すように、弛み部分4a1が所定形状に折り込まれてい
く。その際、折込み部材44の回転軸線l1が傾斜している
ことから、包装シート4の側縁部4aを被包装ロール体2
の回転中心に向けてテンション付与しながら上記折込み
がなされることとなる。また、折込み部材44が截頭円錐
形に形成されてるので、その周速度は被包装ロール体2
の半径方向外方側ほど大きくなり、このため、折込み力
が必要な外周寄り部分には十分な折込み力を付与するこ
とができる一方、折込み力があまり必要でなくむしろ折
込み部材44の逆回転による影響を受けやすい内周寄り部
分には小さい折込み力を付与することができる(ただ
し、上記影響があまり問題とならなければ、折込み部材
44を円柱形に形成してもよい。)。さらに、折込み部材
44の周面には面取り部44aが形成されているので、折込
み部材44と被包装ロール体2の側端面との間隔が周期的
に変化することとなる。したがって、同図(c)に示す
ように、弛み部分4a1がひだとして折り畳まれて側縁部4
aが厚くなるタイミングで上記面取り部44aを被包装ロー
ル体2の側端面と向かい合うように折込み部材44を回転
させるようにすれば、厚くなったひだ部分が上記側縁部
4aと被包装ロール体2の側端面との間に形成される隙間
を通過するのを極めて容易なものとすることができる。
このようにして、上記折込み部材44が1回転する毎に、
被包装ロール体2の側端面に包装ロール体4がひだとし
て規則正しく折り込まれていくこととなる。
上記ひだを形成する際に、ひだの山部が被包装ロール
体2の半径方向に延びるように形成すると(第6図
(b)参照)、ひだを伏せた場合に山部が傾き、第4図
(a)に示すように渦巻状の菊折りになり、被包装ロー
ル体2の側端面を覆うために必要な包装シート4の側縁
部4aの幅が大きくなってしまう。しかしながら、本実施
例においては、折込み部材44の回転軸線l2が被包装ロー
ル体2の半径方向に対して上述のように傾斜しているの
で、第4図(b)に示すような放射状のひだを形成する
ことができる。
なお、折込み部材44の設置場所は、包装シート4が被
包装ロール体2に巻き付く巻付開始点Pの近傍とする。
ここで、側縁部4aの弛みが生じやすいように、折込み部
材44を上記巻付開始点Pよりも送り方向若干前方に配置
させるのが好ましい。最も好ましい位置は、折込み部材
44が被包装ロール体2の側端面外周端と対向する点が、
上記巻付開始点Pより所望のひだの大きさ1つ分だけ前
方の点となる位置である。このようにすることにより、
包装シート4の弛みがひだ1つ分になった時にこれを折
り込むことが可能となる。
駆動ローラ32と送りローラ42は包装シート4が一定の
速度で送られるように同期駆動させるが、折込み部材44
の動作周期は任意で、所望の菊折りひだ数を得ることが
可能である。ここで、折込み部材44は包装シート4との
摩擦力が小さい材料(例えば、プラスチック等)を使用
し、送りローラ42にはニップ力を向上させるため包装シ
ート4との摩擦力が大きな材料(例えば、ゴム等)を使
用する。
折込み部材44により生成されたひだは、ひだ押え板46
によって開かないように保持される。ここで、ひだ押え
板46は、被包装ロール体2の側端面部の全面を押さえる
必要はなく、被包装ロール体2の周方向に任意幅の部材
を設ければよい。本実施例では、被包装ロール体2の巻
芯部aの周囲に菊折りに必要な機構を配置させる必要が
ないため、ここを開放しておくことが可能である。した
がって、菊折りされた包装シート4を固定するためのキ
ャップ嵌合、およびシール貼り等を菊折り機上で行うこ
とができる。
サイズ切替は、送りローラ32、折込み部材44、当板4
0、ガイドテーブル34をユニット化しておき、幅方向に
は被包装ロール体2の幅に応じて水平方向に位置合わせ
を行う。また、径方向のサイズ切替は被包装ロール体2
の中心を機械中心Oに合わせればよい。ここで、適応ロ
ール径は送りローラ32と折込み部材44が被包装ロール体
2の側端面上にある範囲で任意である。
以上詳述したように、本実施例によれば、被包装ロー
ル体2の側端面近傍に、包装シート4の送り方向と直交
する該被包装ロール体2の半径方向に対して該半径方向
外方側が包装シート4の送り方向前方側へ傾斜した回転
軸線l1を有する送りローラ42を配し、この送りローラ42
を包装シート4の側縁部4aに当接させて回転させること
により、該側縁部4aを被包装ロール体2の回転中心へ向
けてテンション付与しながら送るようになっているの
で、包装シート4が被包装ロール体2の半径方向外方へ
押し出されるのを未然に防止することができ、包装シー
ト4の側縁部4aの折込みを確実に行うことができる。
また、送りローラ42に対して包装シート4の送り方向
前方側に、被包装ロール体2の側端面との間隔が周期的
に変化するように支持された折込み部材44を配し、この
折込み部材44によって、送りローラ42の送り方向前方側
に生じる包装シート4の側縁部4aの弛み部分4a1を一定
間隔で被包装ロール体2の側端面に折り込むようになっ
ているので、従来のように、包装シート4の側縁部4aが
折込みローラをスムーズに通過しないことによるひだの
折込みの遅れの発生や、折り込まれたひだの大きさ,間
隔のバラツキの発生を防止することができ、これによ
り、規則正しいひだを有するロール包装体を形成するこ
とができる。
第5図は、本発明に係るロール包装装置の第2実施例
を示す平面図である。
本実施例においては、折込み部材44′が、エアシリン
ダ50により被包装ロール体2の中心軸線方向に往復動可
能とされた板状部材で構成されており、エアシリンダ50
を図示しない制御手段により作動制御することにより折
込み部材44′と被包装ロール体2の側端面との間隔を周
期的に変化させ、これにより、包装シート4の側縁部4a
の弛み部分4a1の規則正しい折込みを行うようになって
いる。
なお、上記各実施例は、サーフェス巻取りよるロール
包装装置に関するものであるが、本発明によるロール包
装方法では被包装ロール体2の巻芯部2aに折込み部材4
4,44′が設置されない構造になっているので、包装シー
ト4の側縁部4aが巻取り軸に干渉しない場合には軸巻取
りによっても菊折りできる。ただし、この場合には、被
包装ロール体2の径の大小により周速が変化するので折
込み部材の作動の制御が多少複雑になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るロール包装装置の第1実施例を
示す側面図、 第2図はその斜視概念図、 第3図は、上記実施例の作用を示す斜視図、 第4図は、上記実施例によりロール包装されたロール包
装体を示す側面図、 第5図は、本発明に係るロール包装装置の第2実施例を
示す平面図、 第6図は、従来例を示す斜視図、 第7図は、他の実施例を示す側面図である。 2……被包装ロール体、4……包装シート 4a……側縁部、4a1……弛み部分 42……送りローラ、44,44′……折込み部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 味埜 敏 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写 真フイルム株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−240418(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側縁部が予めL字形に折り曲げられた包装
    シートの前端部を、該包装シートの折曲角部が被包装ロ
    ール体の外周面側端縁に位置するようにして該被包装ロ
    ール体の外周面に配した後、前記包装シートを前方へ送
    るように前記被包装ロール体を回転させることにより、
    該被包装ロール体の外周面に前記包装シートを巻き付け
    るロール包装方法において、 前記被包装ロール体の側端面近傍に、前記包装シートの
    送り方向と直交する該被包装ロール体の半径方向に対し
    て該半径方向外方側が前記包装シートの送り方向前方側
    へ傾斜した回転軸線を有する送りローラを配するととも
    に、この送りローラに対して前記包装シートの送り方向
    前方側に、前記被包装ロール体の側端面との間隔が周期
    的に変化するように支持された折込み部材を配し、 前記送りローラを前記包装シートの側縁部に当接させて
    回転させることにより、該側縁部を前記被包装ロール体
    の回転中心へ向けてテンション付与しながら送るととも
    に、この送りローラの送り方向前方側に生じる前記包装
    シートの側縁部の弛み部分を、前記折込み部材によって
    一定間隔で前記被包装ロール体の側端面に折り込むこと
    を特徴とするロール包装方法。
  2. 【請求項2】側縁部が予めL字形に折り曲げられた包装
    シートの前端部を、該包装シートの折曲角部が被包装ロ
    ール体の外周面側端縁に位置するようにして該被包装ロ
    ール体の外周面に配した後、前記包装シートを前方へ送
    るように前記被包装ロール体を回転させることにより、
    該被包装ロール体の外周面に前記包装シートを巻き付け
    るロール包装方法において、 前記被包装ロール体の側端面近傍に設けられ、前記包装
    シートの側縁部に当接して回転することにより、該側縁
    部を前記被包装ロール体の回転中心へ向けてテンション
    付与しながら該被包装ロール体の回転方向へ送るよう
    に、前記包装シートの送り方向と直交する該被包装ロー
    ル体の半径方向に対して該半径方向外方側が前記包装シ
    ートの送り方向前方側へ傾斜した回転軸線を有する送り
    ローラと、 この送りローラに対して前記包装シートの送り方向前方
    側に設けられ、前記送りローラに対して前記包装シート
    の送り方向前方側に生じる前記包装シートの側縁部の弛
    み部分を、一定間隔で前記被包装ロール体の側端面に折
    り込むように、該被包装ロール体の側端面との間隔が周
    期的に変化するように支持された折込み部材とを備えて
    なることを特徴とするロール包装装置。
  3. 【請求項3】前記折込み部材が、前記包装シートの送り
    方向と直交する該被包装ロール体の半径方向に対して該
    半径方向外方側が前記包装シートの送り方向後方側へ傾
    斜した回転軸線を有するとともに該回転軸線方向の面取
    りが施された折込みローラからなり、該折込みローラが
    前記包装シートの送り方向とは逆の方向に回転するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項2記載のロー
    ル包装装置。
  4. 【請求項4】前記折込み部材による折込みが、前記包装
    シートの前記被包装ロール体への巻付開始点より前記包
    装シートの送り方向前方側で行われるように構成されて
    いることを特徴とする請求項2記載のロール包装装置。
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