JPH0664808A - 記録紙カール除去装置とそのカール除去装置を備えた記録装置 - Google Patents
記録紙カール除去装置とそのカール除去装置を備えた記録装置Info
- Publication number
- JPH0664808A JPH0664808A JP21588892A JP21588892A JPH0664808A JP H0664808 A JPH0664808 A JP H0664808A JP 21588892 A JP21588892 A JP 21588892A JP 21588892 A JP21588892 A JP 21588892A JP H0664808 A JPH0664808 A JP H0664808A
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- Japan
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- curl
- recording
- shaft
- recording paper
- sheet
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- Pending
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- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はファクシミリ装置など記録装置に使
用する感熱紙などの記録紙カール除去装置に関するもの
であり、小さなスペースでカール除去効果の高い記録紙
カール除去装置を提供することを目的とする。 【構成】 半月状シャフト７をプラテンローラ１から感
熱紙ロール６よりに設け、さらに半月状シャフト７と感
熱紙ロール６の間に導入ガイド８を設ける。半月状シャ
フト７はプラテンローラ１による感熱紙５の送り動作時
と停止時において、回転中心９を中心としてそれぞれ別
の位置にくるように回転動作する。感熱紙５の搬送停止
時には大きい半径部Ｒ1 で感熱紙５に当接して逆カール
を防止し、感熱紙５の送り動作時には半月状シャフト７
は７ａの位置に回転して小さい半径部Ｒ2 で感熱紙５に
当接し、感熱紙５を逆方向に急激に屈曲させ感熱紙５の
カールを除去する。以上のように本実施例の感熱紙カー
ル除去装置によれば、回転する半月状シャフト７を用い
ることにより、カール除去装置の占有スペースを小さく
することができる。
用する感熱紙などの記録紙カール除去装置に関するもの
であり、小さなスペースでカール除去効果の高い記録紙
カール除去装置を提供することを目的とする。 【構成】 半月状シャフト７をプラテンローラ１から感
熱紙ロール６よりに設け、さらに半月状シャフト７と感
熱紙ロール６の間に導入ガイド８を設ける。半月状シャ
フト７はプラテンローラ１による感熱紙５の送り動作時
と停止時において、回転中心９を中心としてそれぞれ別
の位置にくるように回転動作する。感熱紙５の搬送停止
時には大きい半径部Ｒ1 で感熱紙５に当接して逆カール
を防止し、感熱紙５の送り動作時には半月状シャフト７
は７ａの位置に回転して小さい半径部Ｒ2 で感熱紙５に
当接し、感熱紙５を逆方向に急激に屈曲させ感熱紙５の
カールを除去する。以上のように本実施例の感熱紙カー
ル除去装置によれば、回転する半月状シャフト７を用い
ることにより、カール除去装置の占有スペースを小さく
することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置などの
記録装置に使用する感熱紙などの記録紙のカール除去装
置に関する。
記録装置に使用する感熱紙などの記録紙のカール除去装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の感熱紙カール除去装置としては、
径の小さなシャフトを感熱紙の巻癖と反対側に押し当て
る構成であった（たとえば特開平３−６１２５７号公報
に記載されている）。
径の小さなシャフトを感熱紙の巻癖と反対側に押し当て
る構成であった（たとえば特開平３−６１２５７号公報
に記載されている）。
【０００３】以下、図面を参照しながら、上述したよう
な従来の感熱紙カール除去装置について説明する。
な従来の感熱紙カール除去装置について説明する。
【０００４】図３は従来の感熱紙カール除去装置の構成
を示すものである。ロール状に巻かれた感熱紙ロール６
から感熱紙５が巻きほどかれて、プラテンローラ１で搬
送され、同時に記録ヘッド２で印字される。
を示すものである。ロール状に巻かれた感熱紙ロール６
から感熱紙５が巻きほどかれて、プラテンローラ１で搬
送され、同時に記録ヘッド２で印字される。
【０００５】一方、感熱紙５のカールを除去するカール
矯正シャフト３がプラテンローラ１から感熱紙ロール６
よりに設けられている。また、ガイドシャフト４がカー
ル矯正シャフト３からさらに感熱紙ロール６よりに設け
られている。
矯正シャフト３がプラテンローラ１から感熱紙ロール６
よりに設けられている。また、ガイドシャフト４がカー
ル矯正シャフト３からさらに感熱紙ロール６よりに設け
られている。
【０００６】ガイドシャフト４は、図３に示すように感
熱紙５を送り記録ヘッド２にて印字するときに、感熱紙
５がカール矯正シャフト３に巻き付く角度が大きくなる
ような方向（図３の４ａの位置）へ移動する。
熱紙５を送り記録ヘッド２にて印字するときに、感熱紙
５がカール矯正シャフト３に巻き付く角度が大きくなる
ような方向（図３の４ａの位置）へ移動する。
【０００７】以上のように構成された感熱紙カール除去
装置について、以下その動作を説明する。図４に示すよ
うに、半径Ｒのカール矯正シャフト３に対する感熱紙５
の巻付中心角αが大きいほど、カールと逆方向に折り曲
げられ、カール矯正効果が大きくなる。
装置について、以下その動作を説明する。図４に示すよ
うに、半径Ｒのカール矯正シャフト３に対する感熱紙５
の巻付中心角αが大きいほど、カールと逆方向に折り曲
げられ、カール矯正効果が大きくなる。
【０００８】ところで、巻付中心角が大きい状態で長時
間放置されると、感熱紙５の一部が逆カールとなるため
に感熱紙５の送り時、すなわちプラテンローラ１が正転
時に感熱紙５がカール矯正シャフト３に大きく巻き付く
方向（図３の４ａの位置）へガイドシャフト４を移動さ
せ、送りの停止時にはガイドシャフト４を元の位置（巻
付中心角α1 の位置）に戻している。
間放置されると、感熱紙５の一部が逆カールとなるため
に感熱紙５の送り時、すなわちプラテンローラ１が正転
時に感熱紙５がカール矯正シャフト３に大きく巻き付く
方向（図３の４ａの位置）へガイドシャフト４を移動さ
せ、送りの停止時にはガイドシャフト４を元の位置（巻
付中心角α1 の位置）に戻している。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガイド
シャフト４を感熱紙５がカール矯正シャフト３に大きく
巻き付く位置まで移動させるため、その間の移動のため
のスペースが必要であり記録装置全体またはカール除去
装置が大きくなってしまうという問題点があった。
シャフト４を感熱紙５がカール矯正シャフト３に大きく
巻き付く位置まで移動させるため、その間の移動のため
のスペースが必要であり記録装置全体またはカール除去
装置が大きくなってしまうという問題点があった。
【００１０】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、記録装置としても記録紙のカール除去装置としても
小形化できるカール除去装置を提供することを目的とす
る。
で、記録装置としても記録紙のカール除去装置としても
小形化できるカール除去装置を提供することを目的とす
る。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する為に
本発明の記録紙カール除去装置は、回転中心を中心とし
て回転し固定できる大きい半径部と、この大きい半径部
の両側に小さい半径部を有する半月状シャフトを用い記
録紙の送り停止時は大きい半径部で記録紙に当接させ、
感熱紙などの記録紙を送るときに一定角度回転させ、小
さい半径で記録紙に当接させるものである。
本発明の記録紙カール除去装置は、回転中心を中心とし
て回転し固定できる大きい半径部と、この大きい半径部
の両側に小さい半径部を有する半月状シャフトを用い記
録紙の送り停止時は大きい半径部で記録紙に当接させ、
感熱紙などの記録紙を送るときに一定角度回転させ、小
さい半径で記録紙に当接させるものである。
【００１２】
【作用】この構成によって記録紙の送り停止時には記録
紙は半月状シャフトの大きい半径部と当接するため、長
時間放置しても逆カールを防止でき、記録紙の搬送動作
時には記録紙は半月状シャフトの小さい半径部と当接す
るため、記録紙のカールと逆方向に急激に屈曲されカー
ルを除去できることとなる。
紙は半月状シャフトの大きい半径部と当接するため、長
時間放置しても逆カールを防止でき、記録紙の搬送動作
時には記録紙は半月状シャフトの小さい半径部と当接す
るため、記録紙のカールと逆方向に急激に屈曲されカー
ルを除去できることとなる。
【００１３】
【実施例】以下本発明の一実施例の感熱紙カール除去装
置について、図面１、２を参照しながら説明する。な
お、従来例に示したものと同一部品には同じ符合を付し
て説明を省略する。
置について、図面１、２を参照しながら説明する。な
お、従来例に示したものと同一部品には同じ符合を付し
て説明を省略する。
【００１４】図１に示すように、回転中心９を中心とし
て回転し、固定できる大きい半径部Ｒ1 と、この大きい
半径部Ｒ1 の両側にそれぞれ小さい半径部Ｒ2 を有する
半月状シャフト７をプラテンローラ１から感熱紙ロール
６よりに設け、さらに半月状シャフト７と感熱紙ロール
６の間に導入ガイド８を設ける。
て回転し、固定できる大きい半径部Ｒ1 と、この大きい
半径部Ｒ1 の両側にそれぞれ小さい半径部Ｒ2 を有する
半月状シャフト７をプラテンローラ１から感熱紙ロール
６よりに設け、さらに半月状シャフト７と感熱紙ロール
６の間に導入ガイド８を設ける。
【００１５】半月状シャフト７はプラテンローラ１によ
る感熱紙５の送り動作時と停止時において、回転中心９
を中心として回転しそれぞれ別の位置にくるように回転
動作する。
る感熱紙５の送り動作時と停止時において、回転中心９
を中心として回転しそれぞれ別の位置にくるように回転
動作する。
【００１６】以上のように構成された感熱紙カール除去
装置について、以下その動作を説明する。図２のように
感熱紙５の送り停止時には感熱紙５は半月状シャフト７
の大きい半径部Ｒ1 で接触している。この時感熱紙５は
逆方向の屈曲半径が大きくつまり巻付中心角が小さいた
め長時間放置でも逆カールすることがない。
装置について、以下その動作を説明する。図２のように
感熱紙５の送り停止時には感熱紙５は半月状シャフト７
の大きい半径部Ｒ1 で接触している。この時感熱紙５は
逆方向の屈曲半径が大きくつまり巻付中心角が小さいた
め長時間放置でも逆カールすることがない。
【００１７】感熱紙５の送り動作時には感熱紙５は、半
月状シャフト７の回転中心９を中心として回転させた７
ａの位置の半月状シャフト７の小さい半径部Ｒ2 で接触
する。小さい半径部Ｒ2 は屈曲半径が小さくて巻付中心
角が大きいため感熱紙５を感熱紙ロール６に巻かれてい
た方向とは逆方向に急激に屈曲させ感熱紙５のカールを
除去する。
月状シャフト７の回転中心９を中心として回転させた７
ａの位置の半月状シャフト７の小さい半径部Ｒ2 で接触
する。小さい半径部Ｒ2 は屈曲半径が小さくて巻付中心
角が大きいため感熱紙５を感熱紙ロール６に巻かれてい
た方向とは逆方向に急激に屈曲させ感熱紙５のカールを
除去する。
【００１８】以上のように本実施例の感熱紙カール除去
装置によれば、回転中心９を中心として回転する半月状
シャフト７を用いることにより、感熱紙の送り停止時に
は逆カールを防止でき、感熱紙の搬送動作時にはカール
を除去できるとともに、感熱紙カール除去装置の占有ス
ペースを小さくすることができる。以上の実施例では感
熱紙カール除去装置について述べたが感熱紙に限定する
ことなく、他の記録紙であっても同様に実施することが
できる。また、本実施例のカール除去装置を経過した記
録紙に記録する手段を備えた記録装置自身も半月状シャ
フトにより小形化できる。
装置によれば、回転中心９を中心として回転する半月状
シャフト７を用いることにより、感熱紙の送り停止時に
は逆カールを防止でき、感熱紙の搬送動作時にはカール
を除去できるとともに、感熱紙カール除去装置の占有ス
ペースを小さくすることができる。以上の実施例では感
熱紙カール除去装置について述べたが感熱紙に限定する
ことなく、他の記録紙であっても同様に実施することが
できる。また、本実施例のカール除去装置を経過した記
録紙に記録する手段を備えた記録装置自身も半月状シャ
フトにより小形化できる。
【００１９】
【発明の効果】以上の実施例の説明により明らかなよう
に本発明の記録紙カール除去装置によれば、記録紙の送
り動作時と停止時のあいだで半月状シャフトを回転させ
るだけであるため占有スペースの小さな記録紙カール除
去装置を提供でき、その実用的効果は大なるものがあ
る。
に本発明の記録紙カール除去装置によれば、記録紙の送
り動作時と停止時のあいだで半月状シャフトを回転させ
るだけであるため占有スペースの小さな記録紙カール除
去装置を提供でき、その実用的効果は大なるものがあ
る。
【図１】本発明の一実施例の感熱紙カール除去装置の要
部の構成を示す略図
部の構成を示す略図
【図２】同半月状シャフトの動作を説明する略図
【図３】従来の感熱紙カール除去装置の要部の構成を示
す略図
す略図
【図４】同動作を説明する略図
１ プラテンローラ ５ 感熱紙 ６ 感熱紙ロール ７ 半月状シャフト ８ 導入ガイド ９ 回転中心 Ｒ1 大きい半径部 Ｒ2 小さい半径部
Claims (2)
- 【請求項１】記録紙ロールから記録紙を一定の角度で半
月状シャフトへ導入する導入ガイドと、前記記録紙を搬
送する搬送手段とを備え、前記半月状シャフトは、回転
中心を中心として回転しかつ回転位置で固定できる大き
い半径部と、この大きい半径部の両側にそれぞれ小さい
半径部とを有し、前記半月状シャフトは、前記記録紙の
搬送停止時には前記大きい半径部が前記記録紙に当接
し、前記記録紙の搬送時には、前記半月状シャフトの回
転中心を中心として回転させた位置の、前記半月状シャ
フトの小さい半径部が前記記録紙に当接する記録紙カー
ル除去装置。 - 【請求項２】請求項１に記載の記録紙カール除去装置を
経過した記録紙に記録するための記録手段を備えた記録
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21588892A JPH0664808A (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | 記録紙カール除去装置とそのカール除去装置を備えた記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21588892A JPH0664808A (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | 記録紙カール除去装置とそのカール除去装置を備えた記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664808A true JPH0664808A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=16679926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21588892A Pending JPH0664808A (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | 記録紙カール除去装置とそのカール除去装置を備えた記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0664808A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6613253B1 (en) | 1999-10-01 | 2003-09-02 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Deformation correcting method, cutting method, deformation correcting apparatus and cutting apparatus for sheet materials |
| CN108455349A (zh) * | 2018-05-28 | 2018-08-28 | 曲靖乾坤纸制品有限公司 | 一种铝箔复合内衬纸防卷曲机构 |
-
1992
- 1992-08-13 JP JP21588892A patent/JPH0664808A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6613253B1 (en) | 1999-10-01 | 2003-09-02 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Deformation correcting method, cutting method, deformation correcting apparatus and cutting apparatus for sheet materials |
| US7182008B2 (en) | 1999-10-01 | 2007-02-27 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Sheet material cutting method for cutting thermal imaging material |
| CN108455349A (zh) * | 2018-05-28 | 2018-08-28 | 曲靖乾坤纸制品有限公司 | 一种铝箔复合内衬纸防卷曲机构 |
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