JPH08207177A - 包装紙カット装置 - Google Patents
包装紙カット装置Info
- Publication number
- JPH08207177A JPH08207177A JP7037587A JP3758795A JPH08207177A JP H08207177 A JPH08207177 A JP H08207177A JP 7037587 A JP7037587 A JP 7037587A JP 3758795 A JP3758795 A JP 3758795A JP H08207177 A JPH08207177 A JP H08207177A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- roller
- cutting device
- fold
- wrapping paper
- Prior art date
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- Making Paper Articles (AREA)
- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カット紙に予め折り目を付けておくことによ
り、後工程での二つ折りを正確かつ容易にする。 【構成】 紙送りモータ３に接続された駆動ローラ４と
紙押さえローラ５を互いに予圧した状態で軸支する。こ
の駆動ローラ４は弾性を有する材質により形成し、紙押
さえローラ５の軸方向中心位置には、一周にわたり突起
５ａを形成する。それにより、これら駆動ローラ４と紙
押さえローラ５の間をロール紙１３が送られると、ロー
ル紙１３が突起５ａにより押圧されて折り目が付けられ
る。この折り目がロール紙１３の幅方向の中心線上とな
るように位置調整しておくことにより、後工程で切断さ
れたカット紙に正確な中心位置がしるされる。
り、後工程での二つ折りを正確かつ容易にする。 【構成】 紙送りモータ３に接続された駆動ローラ４と
紙押さえローラ５を互いに予圧した状態で軸支する。こ
の駆動ローラ４は弾性を有する材質により形成し、紙押
さえローラ５の軸方向中心位置には、一周にわたり突起
５ａを形成する。それにより、これら駆動ローラ４と紙
押さえローラ５の間をロール紙１３が送られると、ロー
ル紙１３が突起５ａにより押圧されて折り目が付けられ
る。この折り目がロール紙１３の幅方向の中心線上とな
るように位置調整しておくことにより、後工程で切断さ
れたカット紙に正確な中心位置がしるされる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール紙として連続供
給される包装紙を定寸法にカットする包装紙カット装置
に係り、詳しくはカットされたカット紙を後工程で二つ
折りにして食品等をパックする場合の作業性を改善する
ために、カット紙に折り目を入れる機能を付加した包装
紙カット装置に関する。
給される包装紙を定寸法にカットする包装紙カット装置
に係り、詳しくはカットされたカット紙を後工程で二つ
折りにして食品等をパックする場合の作業性を改善する
ために、カット紙に折り目を入れる機能を付加した包装
紙カット装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、専用の自動調理機により調理加工
されたタコス等の食材を自動的にパックする場合は、専
用の包装紙を用いている。その包装紙は、ロール紙から
所定の大きさにカットされるのが一般的である。図８
は、従来の一般的な包装紙カット装置を示し、図におい
て、１は本体フレーム、２は紙ドラム軸、３は紙送りモ
ータ、４は駆動ローラ、５は紙押さえローラ、６は紙ガ
イドローラ、７は固定刃、８は可動刃、９はエアシリン
ダ、１０はリンク、１１は紙ガイド、１２は紙支え、１
３はロール紙、１４はカット紙である。
されたタコス等の食材を自動的にパックする場合は、専
用の包装紙を用いている。その包装紙は、ロール紙から
所定の大きさにカットされるのが一般的である。図８
は、従来の一般的な包装紙カット装置を示し、図におい
て、１は本体フレーム、２は紙ドラム軸、３は紙送りモ
ータ、４は駆動ローラ、５は紙押さえローラ、６は紙ガ
イドローラ、７は固定刃、８は可動刃、９はエアシリン
ダ、１０はリンク、１１は紙ガイド、１２は紙支え、１
３はロール紙、１４はカット紙である。
【０００３】この装置は、ロール紙１３を紙ガイドロー
ラ６を経由して、駆動ローラ４と紙押さえローラ５の間
に挟んでおき、紙送りモータ３により駆動ローラ４を回
転駆動することで、ロール紙１３が送り出される。送り
出されたロール紙１３が所定長に達すると、紙送りモー
タ３を停止する。次いで、エアシリンダ９を前進させ、
リンク１０を介して、可動刃８を下降させて固定刃７と
交差させることでその間に保持されているロール紙１３
が切断されてカット紙１４となる。
ラ６を経由して、駆動ローラ４と紙押さえローラ５の間
に挟んでおき、紙送りモータ３により駆動ローラ４を回
転駆動することで、ロール紙１３が送り出される。送り
出されたロール紙１３が所定長に達すると、紙送りモー
タ３を停止する。次いで、エアシリンダ９を前進させ、
リンク１０を介して、可動刃８を下降させて固定刃７と
交差させることでその間に保持されているロール紙１３
が切断されてカット紙１４となる。
【０００４】次に、カット紙１４は、紙ガイド１１内に
支持された状態で、図９に示すように、中央部を上方か
らプッシャー１６により押下されて、Ｖ字形に折り曲げ
られる。その中央部が、プッシャー１６とともに下方へ
押し下げられると、その下端は、クランプ２８により両
側から挟みつけられ、二つ折りされた部分がシールされ
る。次いで、クランプ２８が開放され、カット紙１４の
シールされた中央下端部が、紙支え１２に支えられた状
態で搬送機構１７により図面の表裏方向へステップ送り
される。次いで、カット紙１４の上にタコス等の食材が
供給され、カット紙１４が両側から上方中心側へ閉じら
れてプレスシールされる。
支持された状態で、図９に示すように、中央部を上方か
らプッシャー１６により押下されて、Ｖ字形に折り曲げ
られる。その中央部が、プッシャー１６とともに下方へ
押し下げられると、その下端は、クランプ２８により両
側から挟みつけられ、二つ折りされた部分がシールされ
る。次いで、クランプ２８が開放され、カット紙１４の
シールされた中央下端部が、紙支え１２に支えられた状
態で搬送機構１７により図面の表裏方向へステップ送り
される。次いで、カット紙１４の上にタコス等の食材が
供給され、カット紙１４が両側から上方中心側へ閉じら
れてプレスシールされる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た包装紙カット装置によりカットされたカット紙１４の
中央部を、プッシャー１６により押し下げてからクラン
プ２８により挟み付けてシールする場合、中心の位置出
しが機構上不完全であるため、必ずしもカット紙１４の
中心線の部分で折り畳まれてシールされるとは限らず、
片寄ってシールされてしまうことがあった。このように
中心位置が片寄ってシールされてしまうと、その後の食
材をパックする際に、他端部がずれて見栄えがわるくな
り、商品価値を損なうことになる。また、片寄りがひど
い場合は、シールができずに包装の歩留まりが低下する
という問題があった。本発明は上記問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、カット
されたカット紙を後工程で二つ折りする際の中心部の位
置決めを正確にすることができる包装紙カット装置を提
供することにある。
た包装紙カット装置によりカットされたカット紙１４の
中央部を、プッシャー１６により押し下げてからクラン
プ２８により挟み付けてシールする場合、中心の位置出
しが機構上不完全であるため、必ずしもカット紙１４の
中心線の部分で折り畳まれてシールされるとは限らず、
片寄ってシールされてしまうことがあった。このように
中心位置が片寄ってシールされてしまうと、その後の食
材をパックする際に、他端部がずれて見栄えがわるくな
り、商品価値を損なうことになる。また、片寄りがひど
い場合は、シールができずに包装の歩留まりが低下する
という問題があった。本発明は上記問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、カット
されたカット紙を後工程で二つ折りする際の中心部の位
置決めを正確にすることができる包装紙カット装置を提
供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第１の発明は、ロール紙からなる包装紙を定寸法に
カットする包装紙カット装置において、ロール紙の長手
方向と平行な中心線上を押圧して折り目を形成する折り
目形成手段を備えたことを特徴とする。
に、第１の発明は、ロール紙からなる包装紙を定寸法に
カットする包装紙カット装置において、ロール紙の長手
方向と平行な中心線上を押圧して折り目を形成する折り
目形成手段を備えたことを特徴とする。
【０００７】さらに、第２の発明は、第１の発明におい
て、ロール紙の両側部分をそれぞれ押圧して長手方向と
平行な折り目を形成する折り目形成手段を備えたことを
特徴とする。
て、ロール紙の両側部分をそれぞれ押圧して長手方向と
平行な折り目を形成する折り目形成手段を備えたことを
特徴とする。
【０００８】ここで折り目形成手段は、２本のローラを
平行に組み合わせてなる紙送りローラの一方のローラの
表面一周に突起または溝を形成するとともに他方のロー
ラを弾性材により形成することができる。
平行に組み合わせてなる紙送りローラの一方のローラの
表面一周に突起または溝を形成するとともに他方のロー
ラを弾性材により形成することができる。
【０００９】また、２本のローラを平行に組み合わせて
なる紙送りローラの一方のローラの表面一周に突起を形
成するとともに他方のローラの表面一周に前記突起に対
応する溝を形成して折り目形成手段とすることができ
る。
なる紙送りローラの一方のローラの表面一周に突起を形
成するとともに他方のローラの表面一周に前記突起に対
応する溝を形成して折り目形成手段とすることができ
る。
【００１０】またさらに、紙送りローラ上の折り目を付
ける位置に回転軸をローラと平行にして円盤を回転自在
に支持するとともに円盤の支軸をばねによりローラ上の
紙面方向へ付勢して折り目形成手段とすることができ
る。
ける位置に回転軸をローラと平行にして円盤を回転自在
に支持するとともに円盤の支軸をばねによりローラ上の
紙面方向へ付勢して折り目形成手段とすることができ
る。
【００１１】同様に、ロール紙の背面側に長手方向の溝
を形成した凹型を配設するとともに、前面側に前記溝に
対応する突起を形成した凸型を前記凹型に対し垂直方向
に往復動させる駆動手段により支持して折り目形成手段
とすることができる。
を形成した凹型を配設するとともに、前面側に前記溝に
対応する突起を形成した凸型を前記凹型に対し垂直方向
に往復動させる駆動手段により支持して折り目形成手段
とすることができる。
【００１２】
【作用】本発明においては、ロール紙の長手方向と平行
な中心線上に折り目形成手段により折り目が形成され
る。この折り目により、ロール紙のカット後に二つ折り
する場合の中心位置決めが正確になる。また、ロール紙
の両側部分も折り目形成手段により長手方向と平行な折
り目が形成される。この折り目により、カット紙の剛性
が増し、搬送や包装における取り扱いが容易になる。
な中心線上に折り目形成手段により折り目が形成され
る。この折り目により、ロール紙のカット後に二つ折り
する場合の中心位置決めが正確になる。また、ロール紙
の両側部分も折り目形成手段により長手方向と平行な折
り目が形成される。この折り目により、カット紙の剛性
が増し、搬送や包装における取り扱いが容易になる。
【００１３】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図１は本発明に係る包装紙カット装置の第１の実施
例の要部を示す説明図である。図において、１は本体フ
レームであり、紙送りモータ３に接続された駆動ローラ
４と紙押さえローラ５が互いに予圧された状態で軸支さ
れている。駆動ローラ４は弾性を有する材質により形成
されている。また、紙押さえローラ５の軸方向中心位置
には、一周にわたり突起５ａが形成されている。この駆
動ローラ４と紙押さえローラ５とにより紙送りローラ３
が形成される。
る。図１は本発明に係る包装紙カット装置の第１の実施
例の要部を示す説明図である。図において、１は本体フ
レームであり、紙送りモータ３に接続された駆動ローラ
４と紙押さえローラ５が互いに予圧された状態で軸支さ
れている。駆動ローラ４は弾性を有する材質により形成
されている。また、紙押さえローラ５の軸方向中心位置
には、一周にわたり突起５ａが形成されている。この駆
動ローラ４と紙押さえローラ５とにより紙送りローラ３
が形成される。
【００１４】これら駆動ローラ４と紙押さえローラ５の
間をロール紙１３が送られると、ロール紙１３が突起５
ａにより押圧されて折り目が付けられる。この折り目が
ロール紙１３の幅方向の中心線上となるように位置調整
しておくことで、後工程で切断されたカット紙に正確な
中心位置がしるされることになる。なお、包装紙カット
装置の他の構成は、図８に示した従来例と共通であるの
で説明を省略する。
間をロール紙１３が送られると、ロール紙１３が突起５
ａにより押圧されて折り目が付けられる。この折り目が
ロール紙１３の幅方向の中心線上となるように位置調整
しておくことで、後工程で切断されたカット紙に正確な
中心位置がしるされることになる。なお、包装紙カット
装置の他の構成は、図８に示した従来例と共通であるの
で説明を省略する。
【００１５】図２は本発明の第２の実施例の要部を示す
説明図である。この実施例は図１の第１の実施例の紙押
さえローラ５の両端部にそれぞれ一周にわたり溝５ｂ、
５ｃを形成したものである。これら溝５ｂ、５ｃの部分
をロール紙１３が通過すると、上に凸の折り目が形成さ
れる。このようにロール紙１３の両側に折り目が追加さ
れたことで、切断されたカット紙に剛性が増し、カット
紙に残る巻ぐせ等が矯正され、以後の搬送や包装等の取
り扱いが容易となる。なお、紙押さえローラ５の溝５
ｂ、５ｃを突起にしても同様に折り目が形成される。
説明図である。この実施例は図１の第１の実施例の紙押
さえローラ５の両端部にそれぞれ一周にわたり溝５ｂ、
５ｃを形成したものである。これら溝５ｂ、５ｃの部分
をロール紙１３が通過すると、上に凸の折り目が形成さ
れる。このようにロール紙１３の両側に折り目が追加さ
れたことで、切断されたカット紙に剛性が増し、カット
紙に残る巻ぐせ等が矯正され、以後の搬送や包装等の取
り扱いが容易となる。なお、紙押さえローラ５の溝５
ｂ、５ｃを突起にしても同様に折り目が形成される。
【００１６】図３は本発明の第３の実施例の要部を示す
説明図である。この実施例は図１の第１の実施例の紙押
さえローラ５に、突起５ａの代わりに、先端が尖った突
起５ｄを形成するとともに、突起５ｄに対応する位置の
駆動ローラ４に断面Ｖ字形をした溝４ａを形成したもの
である。この実施例では、突起５ｄと溝４ａとにより、
ロール紙１３の両面を押圧するため、厚手のロール紙１
３についても、確実に折り目をつけることができる。
説明図である。この実施例は図１の第１の実施例の紙押
さえローラ５に、突起５ａの代わりに、先端が尖った突
起５ｄを形成するとともに、突起５ｄに対応する位置の
駆動ローラ４に断面Ｖ字形をした溝４ａを形成したもの
である。この実施例では、突起５ｄと溝４ａとにより、
ロール紙１３の両面を押圧するため、厚手のロール紙１
３についても、確実に折り目をつけることができる。
【００１７】なお、上述した第１、第２、第３の実施例
では、ロール紙１３の中心線上の下面側に凸となる折り
目をつけるため、上側の紙押さえローラ５にそれぞれ突
起を形成していたが、折り目の方向が反対でも支障のな
い場合は、紙押さえローラ５に溝を形成することも可能
である。また、駆動ローラ４と紙押さえローラ５の上下
方向の配置を反対にすることも可能であり、その場合
は、それぞれ溝と突起を入れ替えるものとする。
では、ロール紙１３の中心線上の下面側に凸となる折り
目をつけるため、上側の紙押さえローラ５にそれぞれ突
起を形成していたが、折り目の方向が反対でも支障のな
い場合は、紙押さえローラ５に溝を形成することも可能
である。また、駆動ローラ４と紙押さえローラ５の上下
方向の配置を反対にすることも可能であり、その場合
は、それぞれ溝と突起を入れ替えるものとする。
【００１８】図４は本発明の第４の実施例の要部を示す
説明図であり、図５は図４の右側面図である。この実施
例は、駆動ローラ４および紙押さえローラ５の構成を、
図８に示した従来例と同様にし、駆動ローラ４のロール
紙１３が当接されている部分に、前方から回転自在に軸
支された円盤１８を押圧した状態で支持したものであ
る。すなわち、円盤１８を軸支するロッド２０は、本体
フレーム１に出没自在に支持されるとともに、圧縮コイ
ルばね１９により、駆動ローラ４側へ付勢されている。
それにより、ロール紙１３は駆動ローラ４を通過すると
き円盤１８に押圧されて折り目が付けられる。また、円
盤１８の回転軸は駆動ローラ４と平行である。
説明図であり、図５は図４の右側面図である。この実施
例は、駆動ローラ４および紙押さえローラ５の構成を、
図８に示した従来例と同様にし、駆動ローラ４のロール
紙１３が当接されている部分に、前方から回転自在に軸
支された円盤１８を押圧した状態で支持したものであ
る。すなわち、円盤１８を軸支するロッド２０は、本体
フレーム１に出没自在に支持されるとともに、圧縮コイ
ルばね１９により、駆動ローラ４側へ付勢されている。
それにより、ロール紙１３は駆動ローラ４を通過すると
き円盤１８に押圧されて折り目が付けられる。また、円
盤１８の回転軸は駆動ローラ４と平行である。
【００１９】この実施例では、円盤１８やばね１９の交
換が比較的容易であるから、ロール紙１３の厚みや紙質
に応じた形状の円盤に交換したり、ばね力を調節するこ
とで最適な折り目を付けることができる。また、折り目
を付ける必要がない場合は、円盤１８を外しておくこと
も可能である。
換が比較的容易であるから、ロール紙１３の厚みや紙質
に応じた形状の円盤に交換したり、ばね力を調節するこ
とで最適な折り目を付けることができる。また、折り目
を付ける必要がない場合は、円盤１８を外しておくこと
も可能である。
【００２０】図６は本発明の第５の実施例の要部を示す
平面図であり、図７は図６の正面図である。この実施例
は、駆動ローラ４および紙押さえローラ５の構成・配置
を、図８に示した従来例と同様にし、供給されるロール
紙１３の背面側の中心位置に、溝２３ａが形成されてい
る凹型２３を紙送り方向と平行に配設するとともに、前
面側には溝２３ａに対応する突起２１ａが形成されてい
る凸型２１を、エアシリンダ２２のロッド２４に固定し
たものである。このエアシリンダ２２は本体フレーム１
により支持されている。
平面図であり、図７は図６の正面図である。この実施例
は、駆動ローラ４および紙押さえローラ５の構成・配置
を、図８に示した従来例と同様にし、供給されるロール
紙１３の背面側の中心位置に、溝２３ａが形成されてい
る凹型２３を紙送り方向と平行に配設するとともに、前
面側には溝２３ａに対応する突起２１ａが形成されてい
る凸型２１を、エアシリンダ２２のロッド２４に固定し
たものである。このエアシリンダ２２は本体フレーム１
により支持されている。
【００２１】この実施例では、ロール紙１３が凸型２１
の有効長さ分送られるごとに、エアシリンダ２２を作動
してロッド２４を前進、後退させることにより、ロール
紙１３を凸型２１と凹型２３の間に挟み込み折り目をつ
けることができる。また、この実施例の場合も、エアシ
リンダ２２の押圧力を調整したり凸型２１と凹型２３を
交換することにより、ロール紙１３の厚みや紙質に応じ
て最適な折り目をつけることができる。なお、折り目を
付ける必要がない場合は、エアシリンダ２２を後退させ
ておくこともできる。
の有効長さ分送られるごとに、エアシリンダ２２を作動
してロッド２４を前進、後退させることにより、ロール
紙１３を凸型２１と凹型２３の間に挟み込み折り目をつ
けることができる。また、この実施例の場合も、エアシ
リンダ２２の押圧力を調整したり凸型２１と凹型２３を
交換することにより、ロール紙１３の厚みや紙質に応じ
て最適な折り目をつけることができる。なお、折り目を
付ける必要がない場合は、エアシリンダ２２を後退させ
ておくこともできる。
【００２２】これら各実施例で説明したように、包装紙
カット装置にそれぞれ折り目形成手段を備えて、カット
される前のロール紙１３に折り目を付けてからカットす
ることで、カット紙の中央位置が明確になるとともにカ
ット紙の剛性が増し、以後のカット紙の搬送や、二つ折
りして内部に食材をいれて周囲をシールする等のパック
作業が容易になる。その結果、例えば、タコスの自動調
理機等に付帯する自動包装装置にこの包装紙カット装置
を設置した場合、包装の品質が向上して包装工程の歩留
まりを大幅に向上することができる。
カット装置にそれぞれ折り目形成手段を備えて、カット
される前のロール紙１３に折り目を付けてからカットす
ることで、カット紙の中央位置が明確になるとともにカ
ット紙の剛性が増し、以後のカット紙の搬送や、二つ折
りして内部に食材をいれて周囲をシールする等のパック
作業が容易になる。その結果、例えば、タコスの自動調
理機等に付帯する自動包装装置にこの包装紙カット装置
を設置した場合、包装の品質が向上して包装工程の歩留
まりを大幅に向上することができる。
【００２３】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、折り
目形成手段を備えたことにより、ロール紙の長手方向と
平行な中心線上に折り目が形成される。それにより、カ
ットされた後に、二つ折りする場合の中心の位置決めが
正確になる。また、ロール紙の両側部分も折り目形成手
段により長手方向と平行な折り目を形成すると、この折
り目により、カット紙の剛性が増し、搬送や包装におけ
る取り扱いが容易になる。
目形成手段を備えたことにより、ロール紙の長手方向と
平行な中心線上に折り目が形成される。それにより、カ
ットされた後に、二つ折りする場合の中心の位置決めが
正確になる。また、ロール紙の両側部分も折り目形成手
段により長手方向と平行な折り目を形成すると、この折
り目により、カット紙の剛性が増し、搬送や包装におけ
る取り扱いが容易になる。
【図１】本発明の第１の実施例の要部を示す説明図であ
る。
る。
【図２】本発明の第２の実施例の要部を示す説明図であ
る。
る。
【図３】本発明の第３の実施例の要部を示す説明図であ
る。
る。
【図４】本発明の第４の実施例の要部を示す説明図であ
る。
る。
【図５】図４の右側面図である。
【図６】本発明の第５の実施例の要部を示す平面図であ
る。
る。
【図７】図６の正面図である。
【図８】従来例を示す図である。
【図９】従来例を示す図である。
１ 本体フレーム ３ 紙送りモータ ４ 駆動ローラ ４ａ 溝 ５ 紙押さえローラ ５ａ 突起 ５ｂ、５ｃ 溝 ５ｄ 突起 １３ ロール紙 １８ 円盤 １９ 圧縮コイルばね ２０ ロッド ２１ 凸型 ２１ａ 突起 ２２ エアシリンダ ２３ 凹型 ２３ａ 溝 ２４ ロッド
Claims (6)
- 【請求項１】 ロール紙からなる包装紙を定寸法にカッ
トする包装紙カット装置において、ロール紙の長手方向
と平行な中心線上を押圧して折り目を形成する折り目形
成手段を備えたことを特徴とする包装紙カット装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の包装紙カット装置におい
て、ロール紙の両側部分をそれぞれ押圧して長手方向と
平行な折り目を形成する折り目形成手段を備えたことを
特徴とする包装紙カット装置。 - 【請求項３】 請求項１または２記載の包装紙カット装
置において、２本のローラを平行に組み合わせてなる紙
送りローラの一方のローラの表面一周に突起または溝を
形成するとともに他方のローラを弾性材により形成して
折り目形成手段としたことを特徴とする包装紙カット装
置。 - 【請求項４】 請求項１または２記載の包装紙カット装
置において、２本のローラを平行に組み合わせてなる紙
送りローラの一方のローラの表面一周に突起を形成する
とともに他方のローラの表面一周に前記突起に対応する
溝を形成して折り目形成手段としたことを特徴とする包
装紙カット装置。 - 【請求項５】 請求項１または２記載の包装紙カット装
置において、紙送りローラ上の折り目を付ける位置に回
転軸をローラと平行にして円盤を回転自在に支持すると
ともに円盤の支軸をばねによりローラ上の紙面方向へ付
勢して折り目形成手段としたことを特徴とする包装紙カ
ット装置。 - 【請求項６】 請求項１または２記載の包装紙カット装
置において、ロール紙の背面側に長手方向の溝を形成し
た凹型を配設するとともに、前面側に前記溝に対応する
突起を形成した凸型を前記凹型に対し垂直方向に往復動
させる駆動手段により支持して折り目形成手段としたこ
とを特徴とする包装紙カット装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7037587A JPH08207177A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 包装紙カット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7037587A JPH08207177A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 包装紙カット装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08207177A true JPH08207177A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=12501677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7037587A Withdrawn JPH08207177A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 包装紙カット装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08207177A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2398542A (en) * | 2003-02-19 | 2004-08-25 | Graham Harris | Creasing device |
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