JP3137517B2 - 合成石英ガラス部材の製造方法および合成石英ガラス製造用バーナー - Google Patents

合成石英ガラス部材の製造方法および合成石英ガラス製造用バーナー

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成石英ガラス部材の製
造方法、特には径が 150mmφ以上の光学的に高品質な合
成石英ガラス部材の製造方法、およびこの製造に使用す
る合成石英ガラス製造用バーナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】合成石英ガラス部材の製造方法としては
揮発性のけい素化合物、例えば四塩化けい素、シラン、
テトラメトキシシランなどを燃焼させるか、または火炎
中で気相加水分解させて微細な二酸化けい素粉末を生成
させ、これを基体上に堆積し、この微粉末を原料自体の
燃焼熱または同時に供給する水素、メタン、一酸化炭素
などの可燃性ガスの燃焼熱で半融状のSiO2焼結体とし、
さらに電気炉で加熱して透明ガラス化する方法、あるい
は生成したSiO2を石英ガラス基体に吹きつけ、同時に高
温の燃焼熱によって溶融ガラス化する方法が公知とされ
る。
【0003】これらの従来法のうち、けい素化合物から
直接火炎法でシリカ粒子を作り、これから合成石英ガラ
スを製造する方法においては、ここに使用する石英製バ
ーナーは3重管構造のものとし、この3重管の回りに外
殻管を設け、この3重管と外殻管との間に複数個のノズ
ルを設けたものが公知とされている(特公平 2-31010号
公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなバ
ーナーを用いた場合でも、これでは1)熱量不足のため
にSiO2堆積溶融面の温度分布を均一に維持することが困
難であることから、径が150mmφ以上の光学的に均質な
合成石英ガラスを製造することが難しく、2)原料供給
量を多くすると熱量不足により均一に堆積されず、均質
性が低下するために原料供給量を多くすることができ
ず、3)燃性ガス、支燃性ガスおよび原料ガスの原単位
が高くなり、4)大口径インゴットの径方向面における
光学的に高均質の範囲が狭いために高品質の歩留りが悪
い、という欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不
利、欠点を解決した合成石英ガラス部材の製造方法およ
び合成石英ガラス製造用バーナーに関するもので、この
合成石英ガラス部材の製造方法は、断熱炉内でけい素化
合物をバーナーに供給し、直接火炎によって合成シリカ
微粒子を生成させ、これを耐熱性担体上に堆積すると同
時に溶融ガラス化して合成石英ガラス部材を連続的に軸
方向に一定の速度で製造する方法においてバーナーの設
定角度位置を制御して合成シリカ微粒子を堆積させる溶
融面の温度分布を均一に保つようにしてなることを特徴
とするものであり、そのための合成石英ガラス製造用バ
ーナーとしてバーナー構造が同心5重管、この5重管を
囲繞する外殻管およびこの外殻管中に配置された複数の
ノズルからなるものとされており、この同心5重管の中
心管には原料ガス,不活性ガスおよび支燃性ガスが、2
重管と4重管には支燃性ガスが、3重管と5重管および
外殻管には燃性ガスが供給され、この外殻管中に配置さ
れた複数のノズルには支燃性ガスが供給されるようにさ
れていることを特徴とするものである。
【0006】すなわち、本発明者らは径が150mmφ以上
の光学的に高均質な合成石英ガラス部材の製造方法を開
発すべく種々検討した結果、これについては径が150mm
φ以上の合成石英ガラスインゴットを製造するためには
原料ガスの直接火炎法によって生成するシリカ微粒子を
堆積させる溶融面の温度分布を広い範囲にわたって均一
に保つことが必要であるが、これにはバーナーの設定角
度位置を制御すれば、このシリカ微粒子を堆積させる担
体の溶融面の表面温度の温度分布変化を300℃以下、
好ましくは250℃以下に保つことによって、この形状
を一定に保つことができるということを見出すと共に、
このためのバーナーについてはこれを同心5重管からな
るものとしてこれに外殻管とその外殻管中に複数のノズ
ルを設けたものとし、このバーナーに対するガスの供給
を5重管の中心管には原料ガス,不活性ガス、支燃性ガ
スを、2重管と4重管には支燃性ガスを、3重管と5重
管および外殻管には燃性ガスを供給し、この外殻管中に
配置された複数のノズルには支燃性ガスを供給すると、
このバーナーの燃焼効率が向上し、この熱量も従来の3
重管のものに比べて著しく増加して、溶融面の温度分布
を均一に保つことが可能となり、径が150mmφ以上の光
学的に高均質な石英ガラスインゴットの製造もできるよ
うになるということを確認して本発明を完成させた。以
下にこれをさらに詳述する
【0007】
【作用】本発明は合成石英ガラス部材の製造方法および
石英ガラス製造用バーナーに関するものであり、これは
断熱炉内においてけい素化合物を直接火炎法で火炎加水
分解して合成シリカ粉を生成させ、これを耐熱性担体上
に堆積し、これを溶融して合成石英ガラス部材を製造す
る方法の改良に関するものである。
【0008】本発明による合成石英ガラス部材の製造は
例えば図1に示した方法で行なわれる。図1は本発明に
よる合成石英ガラス部材製造装置の縦断面図を示したも
のであるが、これは原料ガスの供給されている酸水素火
炎バーナー12の火炎13を耐熱性担体11に吹きつけ、ここ
に発生したシリカ微粒子14を耐熱性担体11上に堆積し、
これを溶融して合成石英ガラス部材19を製造するもので
あるが、この原料ガスは一般式RnSiX4-n(ここにRは同
一または異種の脂肪族1価炭化水素基、Xは加水分解性
基、nは0〜4)で示される四塩化けい素、メチルトリ
クロロシラン、メチルトリメトキシシラン、テトラメト
キシシランなどのけい素化合物とされる。
【0009】また、この耐熱性担体は合成石英、炭化け
い素などからなるものとされ、これはこれにシリカ微粒
子を均一に堆積させるために回転させられるが、担体の
1回転中におけるシリカ微粒子の堆積量は1〜 300μ
m、好ましくは1〜 200μmの厚さとされることから、
この回転数は3〜100rpm、好ましくは20〜100rpmとすれ
ばよい。なお、この火炎部は図示されているようにアル
ミナ、ジルコニアなどの耐熱性レンガ壁10で囲まれてい
るが、この耐熱レンガ壁10には温度計17が設けられてお
り、これから放射温度が測定されるようにされている。
【0010】本発明の方法で使用される酸水素火炎バー
ナー12はその横断面図である図3に示したような同心5
重量管バーナー20およびその外殻管26ならびにこの外殻
管内に設けられた複数のノズル27からなるものとされ
る。この酸水素火炎バーナー12を構成する同心5重管の
中心管21には原料ガス1、窒素、アルゴンなどの不活性
ガス2および支燃性ガスとしての酸素3の混合ガスが供
給され、この2重管22と、4重管24には支燃性ガスとし
ての酸素ガス4,6が、またこの3重管23と5重管25お
よび外殻管26には燃性ガスとしての水素ガス5,7,8
が、さらに複数個のノズル27には支燃性ガスとしての酸
素ガス9がそれぞれ供給されるが、この中心管21の吹出
口の径は 2.5mmより小さいと原料供給量を多くすること
が困難となり、 5.0mmより大きくすると原料炎の拡散が
大きくなってSiO2の付着率が低下し、生産性が悪くなる
ので、これは 2.5〜5.0mm の範囲とすることがよい。
【0011】なお、この酸水素火炎バーナー12として従
来から汎用されている3重管バーナーを使用すると、熱
量不足のために溶融面を広くすることができず、また溶
融面の中心部と外周部との温度差が大きくなるために光
学的均質性も劣り、したがって径が 150mmφ以上の合成
石英ガラスインゴットの製造はできなかったのである
が、本発明にしたがってこの場合、バーナーの設定角度
位置を制御する。このバーナーの設定角度はバーナーの
中心線と合成石英ガラス部材の中心軸との角度で100〜
135度の範囲とし、好ましくは 110〜 135度の範囲と
し、 100〜 135度の範囲では溶融面を広い範囲にわたっ
て均一な温度分布に保つことが出来るが、この範囲外で
は溶融面が小さくなり好ましくない。又バーナーの設定
位置については上記バーナーの設定角度において該溶融
面の温度分布が出来るだけ広範囲にわたって均一となる
様、火炎の長さ等に応じて決定される。SiO2堆積溶融面
の表面温度分布を温度差 300℃以下と均一に保つことが
できるし、このバーナーを上記した同心5重管を主とす
るものとすると燃性ガス、支燃性ガスの供給量が増え、
熱量も増加することから、SiO2堆積溶融面の径方向の大
部分において表面温度差が 300℃以下の均一な温度分布
を維持することができ、径 150mm以上の光学的な高品質
の合成石英ガラスインゴットを容易に得ることができる
という有利性が与えられる。
【0012】これは図2(a)、(b)、(c)に示す
ように、このSiO2堆積溶融面の径方向における温度分布
はOH基含有量分布と相関があり、したがって屈折率分
布と相関関係の有ることを本発明者は見出し、この製造
工程中にこの温度分布を常に上述の範囲で均一に維持で
きればその屈折率分布を均一維持することができるの
で、これによれば 200mmφ×300mmLのような大口径の高
均質合成石英ガラスを得ることができるし、このものは
3方向脈理がフリーで径方向においてのほとんどの部分
で屈折率最大偏差量が△n≦2×10-6の範囲のものとな
るので、これは紫外線領域に光源をもつステッパーなど
のレンズ素材として使用することができる。
【0013】なお、この場合には合成石英ガラスインゴ
ット外周面と断熱材内面との間隔を30〜100mm とし、バ
ーナー周囲からの空気の吸い込みを防いで均熱を保持す
るようにすることがよいし、また各ガスの流量制御精度
を上げるためにはガスの流路に図示のようにマスフロー
コントローラー15を設置しておくことがよい。
【0014】
【実施例】つぎに本発明の実施例、比較例をあげる。 実施例1〜3 合成石英ガラス製造用バーナーを図3に示した同心5重
管バーナーを主体としたもので、その中心ノズルの直径
が 2.6mmまたは 3.5mmであるものとし、原料けい素化合
物として四塩化けい素またはメチルトリメトキシシラン
を、また耐熱性担体として合成石英棒を使用し、バーナ
ー角度 120度として原料供給量、水素供給量、酸素供給
量を表1に示したものとして合成石英ガラスインゴット
を作製したところ、この場合にはインゴットの溶融面の
温度分布を 1,740〜 1,950℃(△t= 210℃)範囲に保
つことができ、従って光学的均質性を示す屈折率最大偏
差量(△n)が径方向面で2×10-6以下になる範囲が表
1及び図2(c)に示した様に広く合成石英ガラスイン
ゴット直径に対して径比で78〜85%である直径 160〜20
0mm の合成石英ガラスインゴットを得る事ができた。
尚、この径比は、径方向において屈折率最大偏差量(△
n)が2×10-6以下になる範囲の径が全体径(直径)に
対して占める割合の事である。図2(c)、図4(c)
より p=全体径 q=△n≦2×10-6の範囲径 [径比]=(p/q)×100 [%] で示される。
【0015】比較例 合成石英ガラス製造用バーナーを公知の同心3重管バー
ナーを主体とするもので、中心ノズルの直径が 3.5mmで
あるものとし、バーナー角度 140度として、原料けい素
化合物としてメチルトリメトキシシランを使用し、原料
供給量、水素供給量、酸素供給量を表1に示したものと
して合成石英インゴットを作成したところ、この場合に
はインゴットの溶融面の温度分布は 1,650〜 1,980℃
(△T= 330℃)の範囲となり、△Tをこれ以上小さく
保持することが困難となり、したがって径が 160mmの合
成石英ガラスが得られたものの、これは表1、図4
(c)に示すように径方向面の均質性が63%と低く、高
品質部分の歩留りの悪いものであった。
【0016】
【表1】
【0017】
【発明の効果】本発明は合成石英ガラス部材の製造方法
および合成石英ガラス製造用バーナーに関するものであ
り、前記したようにこの合成石英ガラス部材の製造方法
は断熱炉内においてけい素化合物を直接火炎法で火炎加
水分解して合成シリカ微粒子を生成させ、これを耐熱性
担体上に堆積し、これを溶融して合成石英ガラス部材を
製造する方法において、バーナーの設定角度位置を制御
して合成シリカ微粒子を堆積させる溶融面の温度分布を
均一に保つようにしてなることを特徴とするものであ
り、このための合成石英ガラス製造用バーナーはバーナ
ー構造が同心5重管、この5重管を囲繞する外殻管およ
びこの外殻管中に配置された複数のノズルからなるもの
とされており、この同心5重管の中心管には原料ガス,
不活性ガスおよび支燃性ガスが、2重管と4重管には支
燃性ガスが、3重管と5重管および外殻管には燃性ガス
が供給され、この外殻管中に配置された複数のノズルに
は支燃性ガスが供給されるようにされていることを特徴
とするものであるが、これによれば径が150mmφ以上の
大口径で光学的に高品質の合成石英ガラスインゴットを
得ることができるほか、3方向脈理フリーで250nm以下
の紫外線領域を光源とするステッパー用レンズ素材も得
ることができるという有利性が与えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による合成石英ガラス部材製造装置の縦
断面図を示したものである。
【図2】(a)は本発明の合成石英ガラス製造用バーナ
ーの径方向の溶融面の温度分布、(b)はそのOH基含
有量分布、(c)はその屈折率分布を示したものであ
る。
【図3】本発明の合成石英ガラス製造用バーナーの横断
面図を示したものである。
【図4】(a)は従来法で使用される合成石英ガラス製
造用バーナーの径方向の温度分布、(b)はそのOH基
含有量分布、(c)はその屈折率分布を示したものであ
る。
【符号の説明】
1…けい素化合物、 2…不活性ガス、3,
4,6,9…酸素ガス、 5,7,8…水素ガス、10…
断熱用レンガ、 11…耐熱性担体、12…石英製
バーナー、 13…酸水素火炎、14…シリカ微粉
末、 15…マスフローコントローラー、17…温
度計、 18…溶融面、19…合成石英ガラ
ス部材、 20…同心5重管バーナー、21…中心ノズ
ル、 22…2重管、23…3重管、
24…4重管、25…5重管、 26…
外殻管、27…ノズル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F23D 14/38 F23D 14/38 B (72)発明者 杉田 勝美 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28番地 の1 信越化学工業株式会社 合成技術 研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−91035(JP,A) 特開 昭58−204833(JP,A) 特開 昭62−91432(JP,A) 特開 平2−64645(JP,A) 特開 平5−9035(JP,A) 特公 平2−31010(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03B 8/04 C03B 20/00 C03B 37/00 - 37/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナー構造が同心5重管、この5重管
    を囲繞する外殻管およびこの外殻管中に配置された複数
    のノズルからなるものとされており、この同心5重管の
    中心管には原料ガス,不活性ガスおよび支燃性ガスが、
    2重管と4重管には支燃性ガスが、3重管と5重管およ
    び外殻管には燃性ガスが供給され、この外殻管中に配置
    された複数のノズルには支燃性ガスが供給されるように
    されていることを特徴とする合成石英ガラス製造用バー
    ナー
  2. 【請求項2】 断熱炉内でけい素化合物をバーナーに供
    給し、直接火炎によって合成シリカ微粒子を生成させ、
    これを耐熱性担体上に堆積すると同時に溶融ガラス化し
    て合成石英ガラス部材を連続的に軸方向に一定の速度で
    製造する方法において、請求項1記載のバーナーを使用
    し、かつ該バーナーの設定角度位置を制御して合成シリ
    カ微粒子を堆積させる溶融面の温度分布を均一に保つよ
    うにしてなることを特徴とする合成石英ガラス部材の製
    造方法。
JP05288110A 1993-11-17 1993-11-17 合成石英ガラス部材の製造方法および合成石英ガラス製造用バーナー Expired - Lifetime JP3137517B2 (ja)

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CN113354263B (zh) * 2021-07-03 2022-08-26 神光光学集团有限公司 一种生产合成石英玻璃的方法及设备

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