JP3137179U - 段ボール箱の組立構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 物品を引っ掛かり無く円滑に収納して物品と継ぎしろの損傷を防止でき、しかもデッドスペースも生じない段ボール箱の組立構造を提供する。
【解決手段】 一枚の両面段ボールを筒状に折り曲げて一方の側板3から伸びる継ぎしろ6を他方の側板3に接着するとともに、上下部分に形成した外フラップ及び内フラップを交互に折り重ねて組み立てられる段ボール箱において、前記継ぎしろ6を他の部分より圧縮して厚さを薄く形成するとともに、その外周部6aを更に圧縮して厚さを更に薄く形成し、継ぎしろ6が接着される他方の側板3の接着面3aを圧縮して厚さを薄く形成し、同接着面3aに前記継ぎしろ6を重ねるようにして接着して接合面を略同一面に形成した。
【選択図】図6

Description

本考案は、段ボール箱の組立構造に関する。
従来の段ボール箱は、一枚の両面段ボールを筒状に折り曲げて一方の側板から伸びる継ぎしろを他方の側板の内面に重ねて接着するとともに、上下部分に形成した外フラップ及び内フラップを交互に折り重ねて組み立てられる構造が一般的である。
ところで、このような段ボール箱は、継ぎしろを側板に重ね合わせる構造であるから、継ぎしろの厚さ分段差が生じており、物品を収納する際にその段差に引っ掛かって円滑に収納し難くなるとともに、物品や継ぎしろを損傷することがあった。また、段差により物品の一部分が側板と密接できず、デッドスペースが生じることがあった。
実用新案登録第3026340号公報
本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、物品を引っ掛かり無く円滑に収納して物品と継ぎしろの損傷を防止でき、しかもデッドスペースも生じない段ボール箱の組立構造を提供することにある。
かかる課題を解決した本考案の構成は、
1) 一方の側板から伸びる継ぎしろを他方の側板の内面に接着して組み立てられる段ボール箱の組立構造において、前記継ぎしろを圧縮して厚さを薄く形成するとともに、その外周縁を更に圧縮して厚さを更に薄く形成し、継ぎしろが接着される他方の側板の接着面を圧縮して厚さを薄く形成し、同接着面に前記継ぎしろを重ねて接着して接合面を略同一面に形成したことを特徴とする、段ボール箱の組立構造
2) 継ぎしろの外周縁に多数の切れ目を端辺と直交する方向に形成した、前記1)記載の段ボール箱の組立構造
3) 継ぎしろの切れ目間の位置に複数の刺し穴を形成した、前記2)記載の段ボール箱の組立構造
4) 前記1)〜3)いずれか記載の段ボール箱内に仕切りを取り付けた段ボール箱において、前記仕切りの両端部に継ぎしろを形成し、同継ぎしろを他の部分より圧縮して厚さを薄く形成するとともに、その外周縁を更に圧縮して厚さを更に薄く形成し、仕切りの継ぎしろが接着される側板の接着面を圧縮して厚さを薄く形成し、同接着面に前記仕切りの継ぎしろを重ねて接着して接合面を略同一面に形成したことを特徴とする、段ボール箱の組立構造
5) 継ぎしろと側板の接着面部分の厚さを他の部分の1/2となる厚さに圧縮し、継ぎしろの外周縁を継ぎしろの1/2となる厚さに更に圧縮した、前記1)〜4)いずれか記載の段ボール箱の組立構造
にある。
本考案によれば、継ぎしろと側板の接着面部分を圧縮して厚さを薄くしたから、継ぎしろを接着面に重ねて接着すると、その接合面が略同一面に形成されて突起や段差が無くなり、物品を収容する際に引っ掛かり無く円滑に収納でき、物品や継ぎしろが損傷し難くなる。また、段差が無いから物品の側面を側板に密接でき、収容時にデッドスペースが生じることもない。
本考案では、継ぎしろの外周縁に多数の切れ目を端辺と直交する方向に形成すると、継ぎしろの外周縁が側板の接着面に馴染み易くなり、より段差の無い接合面にできる。また、継ぎしろの切れ目間の位置に複数の刺し穴を形成すると、段ボールの圧縮が容易となり、圧縮した状態を保持し易くなる。以下、本考案の各実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は実施例1の段ボール箱の展開図、図2は実施例1の継ぎしろの断面図、図3は実施例1の継ぎしろの拡大図、図4は実施例1の側板の断面図、図5は実施例1の段ボール箱の組立状態を示す斜視図、図6は実施例1の継ぎしろと側板の断面図である。
図中、1は折り目、2は切れ目、3は側板、3aは接着面、4は内フラップ、4aは接着面、5は外フラップ、6は継ぎしろ、6aは外周部、6bは切れ目、6cは刺し穴、Aは段ボール箱、Cは中しん、Fはライナ、mは物品である。
実施例1は、図1に示すように一枚の長方形状の両面段ボールに折り目1と切れ目2を加工して側板3と内フラップ4と外フラップ5を形成し、一方の最端の側板3の側辺に継ぎしろ6を部分的に突出するように形成し、他方の最端の側板3及び内フラップ4に継ぎしろ6が接着される接着面3a,4aを形成している。
継ぎしろ6は、図2に示すように両面段ボールの厚さHの1/2となる厚さHに全面を圧縮するとともに、その外周縁をHの1/4となる厚さHに圧縮して更に薄くし(外周部6a)、外周部6aは図3に示すように多数の切れ目6bを端辺と直交する方向に形成し、切れ目6b間の位置に複数の刺し穴6cを貫通している。側板3の接着面3aは、図4に示すようにHの1/2となる厚さHに圧縮している。内フラップ4の接着面4aも図示しないが接着面3aと同様にHの1/2となる厚さHに圧縮している。
実施例1では、段ボールを折り目1の位置で折り曲げ、接着面3a,4a又は継ぎしろ6に接着剤を塗布し、接着面3a,4aに継ぎしろ6を重ね合わせて接着し、内フラップ4と外フラップ5を折り曲げて図5に示す段ボール箱Aを組み立てる。継ぎしろ6と接着面3a,4aはそれぞれの厚さがHの1/2となるHであるから、図6に示すように接合面が略同一面に形成されて突起や段差が無くなり、物品mを収容する際に引っ掛かることがなく、収容時にデッドスペースが生じることもない。
図7,8に示す実施例2は、実施例1の段ボール箱に仕切りを設けた例である。図7は実施例2の段ボール箱の組立状態を示す斜視図、図8は実施例2の仕切りの継ぎしろと側板の断面図である。図中、7は仕切り、8は継ぎしろ、8aは外周部である。
実施例2では、仕切り7の両端に継ぎしろ8が形成されている。継ぎしろ8は実施例1の継ぎしろ6と同様に両面段ボールの厚さHの1/2となる厚さHに全面を圧縮するとともに、その外周縁をHの1/4となる厚さHに圧縮して更に薄くし(外周部8a)、その部分に多数の切れ目を端辺と直交する方向に形成するとともに切れ目間の位置に複数の刺し穴を貫通している。仕切り7の継ぎしろ8と接着される側板3の接着面3aはHの1/2となる厚さHに圧縮している。
図7に示すように、仕切り7の継ぎしろ8を折り曲げて段ボール箱Aの対向する側板3の各接着面3aに接着する。図8に示すように、継ぎしろ8と側板3の接着面3aはそれぞれの厚さがHの1/2となるHであるから、側板3と略同一面となり、物品mを収容する際に引っ掛かることがなく、収容時にデッドスペースが生じることもない。その他、符号、構成、作用効果は実施例1と同じである。
本考案の段ボール箱の組立構造は、継ぎしろに引っ掛かり易い形状の物品の収容に有用である。
実施例1の段ボール箱の展開図である。 実施例1の継ぎしろの断面図である。 実施例1の継ぎしろの拡大図である。 実施例1の側板の断面図である。 実施例1の段ボール箱の組立状態を示す斜視図である。 実施例1の継ぎしろと側板の断面図である。 実施例2の段ボール箱の組立状態を示す斜視図である。 実施例2の仕切りの継ぎしろと側板の断面図である。
符号の説明
1 折り目
2 切れ目
3 側板
3a 接着面
4 内フラップ
4a 接着面
5 外フラップ
6 継ぎしろ
6a 外周部
6b 切れ目
6c 刺し穴
7 仕切り
8 継ぎしろ
8a 外周部
A 段ボール箱
C 中しん
F ライナ
m 物品

Claims (5)

  1. 一方の側板から伸びる継ぎしろを他方の側板の内面に接着して組み立てられる段ボール箱の組立構造において、前記継ぎしろを圧縮して厚さを薄く形成するとともに、その外周縁を更に圧縮して厚さを更に薄く形成し、継ぎしろが接着される他方の側板の接着面を圧縮して厚さを薄く形成し、同接着面に前記継ぎしろを重ねて接着して接合面を略同一面に形成したことを特徴とする、段ボール箱の組立構造。
  2. 継ぎしろの外周縁に多数の切れ目を端辺と直交する方向に形成した、請求項1記載の段ボール箱の組立構造。
  3. 継ぎしろの切れ目間の位置に複数の刺し穴を形成した、請求項2記載の段ボール箱の組立構造。
  4. 請求項1〜3いずれか記載の段ボール箱内に仕切りを取り付けた段ボール箱において、前記仕切りの両端部に継ぎしろを形成し、同継ぎしろを他の部分より圧縮して厚さを薄く形成するとともに、その外周縁を更に圧縮して厚さを更に薄く形成し、仕切りの継ぎしろが接着される側板の接着面を圧縮して厚さを薄く形成し、同接着面に前記仕切りの継ぎしろを重ねて接着して接合面を略同一面に形成したことを特徴とする、段ボール箱の組立構造。
  5. 継ぎしろと側板の接着面部分の厚さを他の部分の1/2となる厚さに圧縮し、継ぎしろの外周縁を継ぎしろの1/2となる厚さに更に圧縮した、請求項1〜4いずれか記載の段ボール箱の組立構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011201594A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Suntory Holdings Ltd 段ボールシートおよび物品収容体
JP2019014528A (ja) * 2017-07-09 2019-01-31 梅花堂紙業株式会社 流動物用段ボール製容器

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