JP3202577U - 箱用シート - Google Patents

箱用シート Download PDF

Info

Publication number
JP3202577U
JP3202577U JP2015006042U JP2015006042U JP3202577U JP 3202577 U JP3202577 U JP 3202577U JP 2015006042 U JP2015006042 U JP 2015006042U JP 2015006042 U JP2015006042 U JP 2015006042U JP 3202577 U JP3202577 U JP 3202577U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
lid
flaps
side panel
flap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015006042U
Other languages
English (en)
Inventor
勝彦 寺岡
勝彦 寺岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Package Co Ltd
Original Assignee
Daio Package Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daio Package Co Ltd filed Critical Daio Package Co Ltd
Priority to JP2015006042U priority Critical patent/JP3202577U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3202577U publication Critical patent/JP3202577U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】簡易な作業で蓋部の開放を抑制することができると共に、組立状態の見栄えがよい箱用シートの提供を目的とする。【解決手段】箱用シートは、四角筒状部及び蓋部を有する箱型に組立可能であり、1枚の段ボールシートから形成される箱用シートであって、左右方向に連接され、組立状態で四角筒状部を構成する4つの側面パネル1〜4と、組立状態で対向する一対の側面パネル1、3の上縁に連接され、組立状態で先端同士が突き合わされ蓋部を構成する略方形状の一対の蓋フラップ5、6と、一対の蓋フラップ5、6の側縁に連接され、組立状態で蓋フラップ5、6の内側に折り返されると共に先端同士が突き合わされる少なくとも一対の折返し片7a、7b、8a、8bと、蓋フラップ5、6が連接されていない他対の側面パネル2、4の上縁に連接されると共に折返し片7a、7b、8a、8bに谷折り線9を介して連接される一対の内フラップ10、11とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、箱用シートに関する。
従来、四角筒状部を有する箱型に組み立てられるシートとして、左右方向に連接される4つの側面パネルと、これらの側面パネルの上縁に連接される4つのフラップとを有する段ボールシートが用いられている。一般にこのような段ボールシートは、側面パネルによって四角筒状部を形成したうえ、対向する一対の側面パネルの上縁に連接される一対のフラップ(内フラップ)を内側に折り曲げ、さらに対向する他対の側面パネルの上縁に連接される一対のフラップ(外フラップ)を内側に折り曲げることで上蓋を形成可能に構成されている。
しかしながら、このように組み立てられた段ボール箱は、一対の外フラップの先端同士を封緘テープ等で封緘しないと上蓋が開放されてしまう。つまり、内側に折り曲げられた状態で各フラップには開封方向にシートの反力が働くので、上蓋の形状を保持し難い。
このような事情に鑑みて、今日では一対の内ラップ及び一対の外フラップを係合させることで上蓋の開放を防止可能な梱包ケースが発案されている(特開2002−166921号公報参照)。
この公報に記載の梱包ケースは、内側に折り曲げられた状態で蓋部を構成する一対の第1天板フラップと、この第1天板フラップの上面に重ねられる一対の第2天板フラップとを有する。この梱包ケースは、一対の第2天板フラップがそれぞれ差込片を有し、一対の第1天板フラップに第2天板フラップの差込片を挿入するための切込線が形成されている。この梱包ケースは、一対の第1天板フラップの切込線に第2天板フラップの差込片を挿入することで、天板が閉じた状態を保持することができるとされている。
しかしながら、この梱包ケースは、組立状態で一対の第2天板フラップが一対の第1天板フラップの上面に配設されているため、見栄えがよくないという不都合を有する。また、この梱包ケースは、第2天板フラップの差込片を第1天板フラップの切込線に挿入する必要があるため、組立作業が煩雑になるおそれがある。
特開2002−166921号公報
本考案は、このような不都合に鑑みてなされたものであり、簡易な作業で蓋部の開放を抑制することができると共に、組立状態の見栄えがよい箱用シートの提供を目的とするものである。
上記課題を解決するためになされた本考案に係る箱用シートは、四角筒状部及び蓋部を有する箱型に組立可能であり、1枚の段ボールシートから形成される箱用シートであって、左右方向に連接され、組立状態で上記四角筒状部を構成する4つの側面パネルと、組立状態で対向する一対の上記側面パネルの上縁に連接され、組立状態で先端同士が突き合わされ蓋部を構成する略方形状の一対の蓋フラップと、上記一対の蓋フラップの側縁に連接され、組立状態で蓋フラップの内側に折り返されると共に先端同士が突き合わされる少なくとも一対の折返し片と、上記蓋フラップが連接されていない他対の側面パネルの上縁に連接されると共に上記折返し片に谷折り線を介して連接される一対の内フラップとを備える。
当該箱用シートは、一対の側面パネルの上縁に連接される略方形状の一対の蓋フラップを内側に折り曲げ、これら一対の蓋フラップの先端同士を突き合わせることで蓋部を形成可能に構成されている。当該箱用シートは、組立状態で蓋フラップの内側に折り返される一対の折返し片の先端同士が突き合わされることで蓋部を係止することができるので、一対の蓋フラップの開放方向への反力に抗して蓋部の開放を抑制することができる。また、当該箱用シートは、組立状態で略方形状の一対の蓋フラップが上面を構成するので、組立状態における見栄えがよい。
上記内フラップが連接される側面パネルの上縁に折り曲げ容易線が形成され、この折り曲げ容易線の左右方向中央部が、その両端部よりも下方側に位置しており、上記折り曲げ容易線の両端部がスリットから構成されているとよい。このように、上記折り曲げ容易線の両端部がスリットによって切断されていることで、上記折り曲げ容易線と上記谷折り線との間に画定される内フラップの左右方向両端部が、蓋フラップを閉鎖した状態で側面パネルの内側に入り込み、シートの折り曲げによる圧縮を回避することができる。これにより、上記内フラップの左右方向両端部のシートの圧縮の反力として内フラップを押し返すように作用するシートの復元力が小さくなる。そのため、上記蓋フラップの閉鎖状態を維持し易くなる。また、上記折り曲げ容易線の左右方向中央部が下方側に位置することによって、上記谷折り線上の各点から上記折り曲げ容易線までの垂直距離が、同じ点から蓋フラップの側縁までの垂直距離よりも長くなる。このため、上記蓋フラップを内側に折り曲げていくに従って、上記折り曲げ容易線を箱体の外側に向かって押し出す力が作用する。その結果、上記蓋フラップをこの蓋フラップが連接される側面パネルに対して垂直に折り曲げると、上記蓋フラップが折返し片を介して内フラップの上に重ねられ、これらのシートの厚さ分だけ内フラップが下方に押し込まれ、先端が箱体の内側に落ち込むようこの内フラップが連接される側面パネルに対して90°以上折り返される。上記折り曲げ容易線を箱体の外側に向かって押し出す力は上記内フラップがこの内フラップが連接される側面パネルに対して略90°となる状態で最大となるため、上記蓋フラップを完全に閉鎖し、上記内フラップを箱体の内側に90°以上折り曲げた状態で安定状態となり、蓋フラップの閉鎖状態が維持される。
上記折り曲げ容易線のスリットが下方に傾斜しているとよい。このように、上記折り曲げ容易線のスリットが下方に傾斜していることによって、組立状態で上記一対の内フラップに連接される他対の側面パネルの上縁を両端部から左右方向外側にスムーズに逃がすことができ、蓋フラップの閉鎖状態を維持し易い。
上記谷折り線の基端部がスリットから構成されているとよい。このように、上記谷折り線の基端部がスリットから構成されていることによって、上記谷折り線及び上記蓋フラップの側縁の角として画定される折返し片の端部と上記内フラップとの間の折り曲げによる圧縮を抑制し、さらにシートの反力を低減することができる。また、上記折返し片の端部が圧縮され難いので、上記蓋フラップの閉鎖状態で内フラップを確実に押込むことができ、上記蓋フラップの閉鎖状態をより確実に維持することができる。
上記一対の内フラップが上記谷折り線の先端よりも先端側に突出する突出部を有しているとよく、上記蓋フラップの側縁に対する上記突出部の折返し片側の先端及び上記谷折り線の基端を通る直線の傾斜角としては、5°以上20°以下が好ましい。上記蓋フラップの側縁に対する上記突出部の折返し片側の先端及び上記谷折り線の基端を通る直線の傾斜角が上記範囲内である場合、一対の蓋フラップを内側に折り曲げていくとこの一対の蓋フラップの内面と上記突出部とが接触し易い。そのため、一対の蓋フラップの先端同士を突き合わせるためには、上記突出部との接触状態を乗り越える必要がある。その結果、かかる構成によると、組立状態で一対の蓋フラップに対して開放する方向に力が働いたとしても、上記突出部がストッパーの役割を果たし、一対の蓋フラップの開放が抑えられる。
以上説明したように、本考案の箱用シートは、簡易な作業で蓋部の開放を抑制することができると共に、組立状態の見栄えがよい。
本考案の一実施形態に係る箱用シートを示す模式的平面図である。 図1の箱用シートを組み立ててなる箱を示す模式的斜視図である。 図2の箱の蓋部の組立途中の状態を示す模式的部分拡大図である。 図2の箱の蓋部を開いた状態を示す模式的部分拡大図である。 図2の箱の蓋部の組立途中の状態を示す模式的部分拡大図である。 図2の箱の模式的側面図である。 図1の箱用シートとは異なる形態に係る箱用シートを示す模式的部分平面図である。
以下、適宜図面を参照しつつ、本考案の実施の形態を詳説する。
[箱用シート]
図1の箱用シートは、四角筒状部及び蓋部を有する箱型に組立可能であり、1枚の段ボールシートから形成される。当該箱用シートは、左右方向に連接され、組立状態で四角筒状部を構成する4つの側面パネル(第1側面パネル1、第2側面パネル2、第3側面パネル3及び第4側面パネル4)と、組立状態で対向する一対の側面パネル(第1側面パネル1及び第3側面パネル3)の上縁に連接され、組立状態で先端同士が突き合わされ上記蓋部を構成する略方形状の一対の蓋フラップ5,6と、一対の蓋フラップ5,6の側縁に連接され、組立状態で蓋フラップ5,6の内側に折り返されると共に組立状態で先端同士が突き合わされる折返し片7a,7b,8a,8bと、一対の蓋フラップ5,6が連接されていない他対の側面パネル(第2側面パネル2及び第4側面パネル4)の上縁に連接されると共に折返し片7a,7b,8a,8bに谷折り線9を介して連接される一対の内フラップ10,11とを備える。
また、当該箱用シートは、対向する一対の側面パネル(第1側面パネル1及び第3側面パネル3)の下縁に連接される一対の下側外フラップ12,13と、対向する他対の側面パネル(第2側面パネル2及び第4側面パネル4)の下縁に連接される一対の下側内フラップ14,15と、第1側面パネル1の第2側面パネル2と連接されない側の側縁に連接される第1糊代部16と、蓋フラップ5の折返し片7aと連接されない側の側縁に連接される第2糊代部17とを備える。なお、本明細書において「左右」とは、当該箱用シートを組み立ててなる箱における左右を意味する。また、「上」とは、当該箱用シートを組み立ててなる箱における上を意味し、「下」とは、その反対を意味する。さらに、「内側」とは、当該箱用シートを組み立ててなる箱における内側(物品が収容される内部空間側)を意味し、「外側」とは、その反対を意味する。
当該箱用シートは、第1側面パネル1及び第3側面パネル3の上縁に連接される略方形状の一対の蓋フラップ5,6を内側に折り曲げ、これら一対の蓋フラップ5,6の先端同士を突き合わせることで蓋部を形成可能に構成されている。当該箱用シートは、組立状態で蓋フラップ5,6の内側に折り返される折返し片7a,7b,8a,8bの先端同士が突き合わされることで蓋部を係止することができるので、一対の蓋フラップ5,6の開放方向への反力に抗して蓋部の開放を抑制することができる。また、当該箱用シートは、組立状態で略方形状の一対の蓋フラップ5,6が上面を構成するので、組立状態における見栄えがよい。
当該箱用シートに用いられる段ボールシートとしては、波形状に形成された中芯原紙をライナーに貼り合わせたものであって、例えば波形状に形成された中芯原紙を1枚のライナーに貼り合わせた片面段ボールシート、片面段ボールシートの段頂にさらにライナーを貼り合わせた両面段ボールシート、両面段ボールシートの片側に片面段ボールシートの段頂を貼り合わせた複両面段ボールシート、複両面段ボールシートの片側に片面段ボールシートの段頂をさらに貼り合わせた複々両面段ボールシート等が挙げられる。これらの中でも、加工性、経済性、耐久性等の点から両面段ボールシートが好ましい。
(側面パネル及び第1糊代部)
第1側面パネル1、第2側面パネル2、第3側面パネル3及び第4側面パネル4(以下、「第1乃至第4側面パネル1〜4」ともいう。)は各々略方形状に形成されている。第1乃至第4側面パネル1〜4同士の境界、並びに第1側面パネル1及び第1糊代部16の境界には折り曲げ容易線が形成されている。第1側面パネル1及び第3側面パネル3は略同形状に形成され、第2側面パネル2及び第4側面パネル4は略同形状に形成されている。また、第1側面パネル1及び第3側面パネル3の左右方向長さは、第2側面パネル2及び第4側面パネル4の左右方向長さよりも長い。当該箱用シートは、第1側面パネル1を第2側面パネル2の内側に折り重ね、続いて第4側面パネル4を第3側面パネル3の内側に折り重ねて、第1糊代部16を第4側面パネル4の第3側面パネル3と連接される端縁と反対側の内側端縁に貼着することで四角筒状部を形成可能に構成されている。なお、当該箱用シートは、第1糊代部16が第4側面パネル4の内側端縁に貼着される際に、第2糊代部17が同時に内フラップ11及び折返し片7bの内側端縁に貼着される。
第1乃至第4側面パネル1〜4の上縁には折り曲げ容易線19,20が形成されている。具体的には、一対の蓋フラップ5,6が連接される第1側面パネル1及び第3側面パネル3の上縁には型押しして形成された罫線からなる折り曲げ容易線19が形成されており、一対の内フラップ10,11が連接される第2側面パネル2及び第4側面パネル4の上縁には交互に配される複数のスリット部20a及び罫部20bからなる折り曲げ容易線20が形成されている。
第1側面パネル1及び第3側面パネル3の上縁に形成される一対の折り曲げ容易線19は左右方向に直線状に伸びている。また、第2側面パネル2及び第4側面パネル4の上縁に形成される一対の折り曲げ容易線20の端部は、第1側面パネル1及び第3側面パネル3の上縁に形成される一対の折り曲げ容易線19から連続して形成されている。さらに、一対の折り曲げ容易線20の左右方向中央部は、その両端部よりも下方側に位置している。加えて、一対の折り曲げ容易線20の両端部にはスリット部20aが形成されている(つまり、一対の折り曲げ容易線20の両端部はスリットから構成されている。)。具体的には、一対の折り曲げ容易線20は、両端側から左右方向中央部にかけて下方に傾斜する一対の傾斜部位25と、この一対の傾斜部位25に連続する直線部位26とを有しており、一対の傾斜部位25が各々1個のスリットから構成されている(つまり、折り曲げ容易線20の両端部のスリットが下方に傾斜している)。
当該箱用シートは、折り曲げ容易線20の両端部がスリットによって切断されていることで、折り曲げ容易線20と谷折り線9との間に画定される内フラップの左右方向両端部が、蓋フラップ5,6を閉鎖した状態で第1乃至第4側面パネル1〜4の内側に入り込み、シートの折り曲げによる圧縮を回避することができる。これにより、一対の内フラップ10,11の左右方向両端部のシートの圧縮の反力として一対の内フラップ10,11を押し返すように作用するシートの復元力が小さくなる。そのため、一対の蓋フラップ5,6の閉鎖状態を維持し易くなる。また、折り曲げ容易線20の左右方向中央部が下方側に位置することによって、谷折り線9上の各点から折り曲げ容易線20までの垂直距離が、同じ点から蓋フラップ5,6の側縁までの垂直距離よりも長くなる。このため、蓋フラップ5,6を内側に折り曲げていくに従って、折り曲げ容易線20を箱体の外側に向かって押し出す力が作用する。その結果、蓋フラップ5,6を第1側面パネル1及び第3側面パネル3に対して垂直に折り曲げると、蓋フラップ5,6が折返し片7a,7b,8a,8bを介して内フラップ10,11の上に重ねられ、これらのシートの厚さ分だけ内フラップ10,11が下方に押し込まれ、先端が箱体の内側に落ち込むよう第2側面パネル2及び第4側面パネル4に対して90°以上折り返される。折り曲げ容易線20を箱体の外側に向かって押し出す力は内フラップ10,11が第2側面パネル2及び第4側面パネル4に対して略90°となる状態で最大となるため、蓋フラップ5,6を完全に閉鎖し、内フラップ10,11を箱体の内側に90°以上折り曲げた状態で安定状態となり、蓋フラップ5,6の閉鎖状態が維持される。
当該箱用シートは、折り曲げ容易線20の両端部のスリットが下方に傾斜していることによって、組立状態で第2側面パネル2及び第4側面パネル4の上縁を両端部から左右方向外側にスムーズに逃がすことができ、蓋フラップの閉鎖状態を維持し易い。
一対の折り曲げ容易線20の直線部位26の中央部には、上方に向けて突出するコ字状(逆U字状)のスリット部20aが配されている。これにより、第2側面パネル2及び第4側面パネル4の上縁の左右方向中央部には、上記コ字状のスリット部20aによって画定される突片18が形成されている。当該箱用シートは、一対の折り曲げ容易線20が、両端部から左右方向中央部にかけて下方に傾斜する一対の傾斜部位25と、一対の傾斜部位25に連続する直線部位26とを有すると共に、第2側面パネル2及び第4側面パネル4の上縁の左右方向中央部に突片18が形成されることによって、組立状態で一対の蓋フラップ5,6の先端の両側部を一対の突片18によって外側から支持することができ、一対の蓋フラップ5,6の先端同士の突き合わせ状態を容易かつ確実に維持し易い。
一対の傾斜部位25の両端間の上下方向距離は、蓋フラップ5,6及びこの蓋フラップ5,6の内側に折り返される折返し片7a,7b,8a,8bの合計厚さと略等しいことが好ましい。具体的には、一対の傾斜部位25の両端間の上下方向距離の下限としては、上記合計厚さの0.5倍が好ましく、上記合計厚さの0.7倍が好ましく、上記合計厚さの1倍がさらに好ましい。一方、一対の傾斜部位25の両端間の上下方向距離の上限としては、上記合計厚さの2倍が好ましく、上記合計厚さの1.5倍がより好ましく、上記合計厚さの1.2倍がさらに好ましい。一対の傾斜部位25の両端間の上下方向距離が上記下限に満たないと、組立状態で第2側面パネル2及び第4側面パネル4の上縁を両端部から左右方向外側に十分に逃がすことができないおそれがある。逆に、一対の傾斜部位25の両端間の上下方向距離が上記上限を超えると、組立状態で一対の蓋フラップ5,6及び一対の蓋フラップ5,6の内側に折り返される折返し片7a,7b,8a,8bが下方に落ち込み過ぎるおそれがある。
一対の傾斜部位25の両端間の左右方向距離の下限としては、0.8cmが好ましく、1cmがより好ましく、1.2cmがさらに好ましい。一方、一対の傾斜部位25の両端間の左右方向距離の上限としては、3cmが好ましく、2.5cmがより好ましく、2cmがさらに好ましい。一対の傾斜部位25の両端間の左右方向距離が上記下限に満たないと、組立状態で第2側面パネル2及び第4側面パネル4の上縁を十分外側に逃がすことができないおそれがある。逆に、一対の傾斜部位25の両端間の左右方向距離が上記上限を超えると、組立状態で一対の蓋フラップ5,6及び一対の蓋フラップ5,6の内側に折り返される折返し片7a,7b,8a,8bと一対の傾斜部位25とが干渉するおそれがある。
一対の傾斜部位25の左右方向に対する平均傾斜角の下限としては、5°が好ましく、7°がより好ましく、9°がさらに好ましい。一方、一対の傾斜部位25の左右方向に対する平均傾斜角の上限としては、20°が好ましく、18°がより好ましく、17°がさらに好ましい。一対の傾斜部位25の両端間の上下方向距離が上記下限に満たないと、組立状態で第2側面パネル2及び第4側面パネル4の上縁を両端部から左右方向外側に十分に逃がすことができないおそれがある。逆に、一対の傾斜部位25の左右方向に対する平均傾斜角が上記上限を超えると、組立状態で一対の蓋フラップ5,6及び一対の蓋フラップ5,6の内側に折り返される折返し片7a,7b,8a,8bと、第2側面パネル2及び第4側面パネル4の上縁との間に隙間が生じるおそれがある。
(蓋フラップ)
一対の蓋フラップ5,6は、上述のように略方形状に形成されている。各蓋フラップ5,6の幅は、これらの蓋フラップ5,6が連接される第1側面パネル1及び第3側面パネル3の左右方向長さと略等しい。
一対の蓋フラップ5,6の突出方向長さ(折り曲げ容易線19から蓋フラップ5,6の先端までの長さ)の合計は第2側面パネル2及び第4側面パネル4の左右方向長さ以上とされる。一対の蓋フラップ5,6の突出方向の合計長さは第2側面パネル2及び第4側面パネル4の左右方向長さよりも長くてもよいが、この場合一対の蓋フラップ5,6の突出方向の合計長さの上限としては、第2側面パネル2及び第4側面パネル4の左右方向長さ+5mmが好ましく、第2側面パネル2及び第4側面パネル4の左右方向長さ+4.5mmがより好ましく、第2側面パネル2及び第4側面パネル4の左右方向長さ+4mmがさらに好ましい。一対の蓋フラップ5,6の突出方向の合計長さが上記上限を超えると、一対の蓋フラップ5,6の先端同士及び一対の蓋フラップ5,6の内側に折り返される折返し片7a,7b,8a,8bの先端同士を突き合わせる作業効率が低下するおそれがある。なお、各蓋フラップ5,6の突出方向長さは等しいことが好ましい。
(折返し片)
折返し片7a,7bは組立状態で一方の蓋フラップ5の内側に折り返され、折返し片8a,8bは組立状態で他方の蓋フラップ6の内側に折り返される。また、一対の折返し片7a,8aは組立状態で先端同士が突き合わされ、他対の折返し片7b,8bは組立状態で先端同士が突き合わされる。
折返し片7a,7b,8a,8bの先端縁は、一対の蓋フラップ5,6の先端縁及び一対の内フラップ10,11の先端縁と同一直線状に位置する。折返し片7a,7b,8a,8bは、組立状態で第1乃至第4側面パネル1〜4の側縁に連接される連接端縁27、この連接端縁27の基端から先端方向に対して略45°傾斜して伸びる第1傾斜端縁28及び第1傾斜端縁28の先端から連接端縁27側かつ先端側に傾斜して伸びる第2傾斜端縁29を有する。折返し片7a,7b,8a,8bは、組立状態で連接端縁27に沿って第1側面パネル1又は第3側面パネル3の内側に折り返される。
連接端縁27には折り曲げ容易線が形成されており(但し、折返し片7bについては、組立状態で連接端縁27に重ねられる蓋フラップ5の端縁に折り曲げ容易線が形成されている。)、この折り曲げ容易線は交互に配される複数のスリット部及び複数の罫部によって形成されている。さらに、この折り曲げ容易線の基端部には、スリット部が配されている(つまり、折り曲げ容易線の基端部はスリットから構成されている)。
第1傾斜端縁28には、上述の谷折り線9が形成されている。また、谷折り線9は、交互に配される複数のスリット部及び複数の罫部によって形成されている。さらに、谷折り線9の基端部には、スリット部が配されている(つまり、谷折り線9の基端部はスリットから構成されている)。当該箱用シートは、谷折り線9の基端部がスリットから構成されていることによって、谷折り線9及び蓋フラップ5,6の側縁の角として画定される折返し片7a,7b,8a,8bの端部と内フラップ10,11との間の折り曲げによる圧縮を抑制し、さらにシートの反力を低減することができる。また、折返し片7a,7b,8a,8bの端部が圧縮され難いので、蓋フラップ5,6の閉鎖状態で内フラップ10,11を確実に押込むことができ、蓋フラップ5,6の閉鎖状態をより確実に維持することができる。
上記第2傾斜端縁29はスリットによって画定されている。
連接端縁27の長さに対する第1傾斜端縁28の連接端縁27と平行方向の長さの比の下限としては、0.3が好ましく、0.35がより好ましく、0.4がさらに好ましい。一方、上記長さの比の上限としては、0.7が好ましく、0.65がより好ましく、0.6がさらに好ましい。また、第2傾斜端縁29の連接端縁27に対する平均傾斜角の下限としては、10°が好ましく、12°がより好ましく、15°がさらに好ましい。一方、第2傾斜端縁29の連接端縁27に対する平均傾斜角の上限としては、30°が好ましく、27°がより好ましく、25°がさらに好ましい。上記長さ比及び平均傾斜角が上記範囲内であることによって、後述するように一対の内フラップ10,11の一対の先端部がストッパーの役割を果たすことで蓋部の開放を抑え易い。なお、「第2傾斜端縁の平均傾斜角」とは、第2傾斜端縁の両端を通る直線の傾斜角をいう。
(内フラップ)
一対の内フラップ10,11の外縁は、折り曲げ容易線20、谷折り線9及び第2傾斜端縁29を画定するスリットによって画定される。一対の内フラップ10,11は、折り曲げ容易線20、谷折り線9及び谷折り線9の先端同士を結ぶ線分によって区画される基部と、谷折り線9の先端よりも先端側に突出する突出部とを有する。上記突出部の先端は一対の蓋フラップ5,6の先端と略同一直線状に位置している。具体的には、上記突出部は、谷折り線9の先端同士を結ぶ線分、第2傾斜端縁29を区画するスリット及び一対の内フラップ10,11の先端縁によって区画されている。
蓋フラップ5,6の側縁に対する上記突出部の折返し片7a,7b,8a,8b側の先端及び谷折り線9の基端を通る直線の傾斜角αの下限としては、5°が好ましく、10°がより好ましく、15°がさらに好ましい。一方、上記傾斜角αの上限としては、20°が好ましく、19°がより好ましく、18°がさらに好ましい。上記傾斜角αが上記範囲内である場合、一対の蓋フラップ5,6を内側に折り曲げていくとこの一対の蓋フラップ5,6の内面と上記突出部とが接触し易い。そのため、一対の蓋フラップ5,6の先端同士を突き合わせるためには、上記突出部との接触状態を乗り越える必要がある。その結果、かかる構成によると、組立状態で一対の蓋フラップ5,6に対して開放する方向に力が働いたとしても、上記突出部がストッパーの役割を果たし、一対の蓋フラップ5,6の開放が抑えられる。これに対し、上記傾斜角αが上記下限に満たないと、一対の蓋フラップ5,6の先端同士を突き合わせる際に一対の内フラップ10,11の先端が一対の蓋フラップ5,6の内面と必要以上に接触し、蓋部の開閉作業が困難になるおそれがある。逆に、上記傾斜角αが上記上限を超えると、一対の先端同士を突き合わせる際に一対の内フラップ10,11の先端が一対の蓋フラップ5,6の内面に接触せず、一対の内フラップ10,11によって蓋部の開放を抑制できないおそれがある。
(第2糊代部)
第2糊代部17は、折り曲げ容易線を介して第1糊代部16に連接されている。第2糊代部17は、組立状態で内フラップ11及び折返し片7bの内側端縁に貼着される。第2糊代部17には、組立状態で内フラップ11及び折返し片7bの境界と重なる部分に折り曲げ容易線が形成されている。また、この折り曲げ容易線は、スリット部及び罫部から構成されている。
(下側フラップ)
一対の下側外フラップ12,13及び一対の下側内フラップ14,15はそれぞれ略方形状に形成されている。一方の下側外フラップ12には、先端中央部に凹部21が形成されている。この下側外フラップ12には、基端側の両端から先端に亘って中央側に傾斜する一対の弱化線22が形成されている。他方の下側外フラップ13には、先端中央部に突出部23が形成されている。この下側外フラップ13には、基端側の両端から先端に亘って中央側に傾斜する一対の弱化線24が形成されている。
[箱]
図2の箱は、当該箱用シートを組み立ててなる。当該箱は、四角筒状部31、底部32及び蓋部33を備える。以下、四角筒状部31、底部32及び蓋部33の形成手順について説明する。
(四角筒状部形成手順)
四角筒状部31の形成手順では、図1の当該箱用シートの第1糊代部16を第4側面パネル4の第3側面パネル3と連接される端縁と反対側の内側端縁に貼着する。なお、第1糊代部16を第4側面パネル4の内側端縁に貼着する際に、第2糊代部17を内フラップ11及び折返し片7bの内側端縁に同時に貼着する。
(底部形成手順)
底部32の形成手順では、まず図1の箱用シートの一対の下側内フラップ14,15を内側に折り曲げる。続いて、一方の下側外フラップ12の外面に他方の下側外フラップ13を重ね合せ、この状態で他方の下側外フラップ13をさらに内側に押し込み、突出部23を凹部21の内側に入り込ませる。ここで、一対の下側外フラップ12,13には、弱化線22,24が形成されているので、他方の下側外フラップ13の押込みに応じて弱化線22,24が適度に折れ曲がり、他方の下側外フラップ13を内側に十分に押し込むことができる。
(蓋部形成手順)
蓋部33の形成手順では、図1の箱用シートの一対の蓋フラップ5,6を折り曲げ容易線19を回転軸として内側に折り曲げる。当該箱用シートは、一対の蓋フラップ5,6の側縁に折り曲げ容易線を介して折返し片7a,7b,8a,8bが連接され、さらに折返し片7a,7b,8a,8bに谷折り線9を介して内フラップ10,11が連接されているので、一対の蓋フラップ5,6を内側に折り曲げることで、折返し片7a,7b,8a,8bが一対の蓋フラップ5,6の内側に同時に折り返されると共に、内フラップ10,11が一対の蓋フラップ5,6の内側に同時に折り込まれる。また、当該箱用シートは、上述のように一対の内フラップ10,11が突出部を有し、これらの突出部の側縁はスリットによって画定されているので、図3に示すように、内フラップ10が内側に折り込まれていくと、突出部10aの側縁の先端が一対の蓋フラップ5,6の内面に接触し、さらに内フラップ10が内側に折り込まれることで、内フラップ10は一対の蓋フラップ5,6の内側に入り込む。つまり、当該箱用シートは、組立状態から一対の蓋フラップ5,6を開放しようとする場合、一対の突出部との接触状態を乗り越える必要がある。そのため、当該箱用シートは、組立状態で一対の蓋フラップ5,6に対して開放する方向に力が働いたとしても、一対の突出部がストッパーの役割を果たし、一対の蓋フラップ5,6の開放が抑えられる。
また、当該箱用シートは、図4に示すように、第2側面パネル2及び第4側面パネル4の上縁に形成される折り曲げ容易線20の各一対の傾斜部位25がスリット部20aから構成されているので、図5に示すように内フラップ10が内側に折り込まれると、内フラップ10の基端側の端部10bは第2側面パネル2の内側に入り込む。これにより、内フラップ10の左右方向両端部のシートの圧縮の反力として内フラップ10を押し返すように作用するシートの復元力が小さくなる。そのため、図6に示すように蓋フラップ5,6の閉鎖状態を維持し易くなる。
さらに、当該箱用シートは、図4に示すように、連接端縁27に形成される折り曲げ容易線の基端部及び谷折り線9の基端部にスリット部が配されているので、折返し片7a,7b,8a,8b及び内フラップ10,11の間の折り曲げによる圧縮を抑制し、さらにシートの反力を低減することができる。また、折返し片折返し片7a,7b,8a,8bの端部が圧縮され難いので、蓋フラップ5,6の閉鎖状態で内フラップ10,11を確実に押込むことができ、蓋フラップ5,6の閉鎖状態をより確実に維持することができる。
また、当該箱用シートは、図2及び図6に示すように、組立状態で一対の突片18が蓋部33の側面を外側から支持するので、蓋部33の開放がさらに抑制される。
[その他の実施形態]
なお、本考案の箱用シートは、上記態様の他、種々の変更、改良を施した態様で実施することができる。例えば当該箱用シートは、上記一対の蓋フラップの両側縁から折り返される4つの折返し片を有していなくてもよい。当該箱用シートは、上記一対の蓋フラップの側縁のうち、組立状態で対向する一方の側縁から折り返される一対の折返し片のみを有する場合でも、上記一対の蓋フラップの先端同士及び上記一対の折返し片の先端同士を突き合わせることで蓋部の開放を抑制することができる。
当該箱用シートは、必ずしも上記内フラップが連接される第2側面パネル及び第4側面パネルの上縁に形成される折り曲げ容易線の左右方向中央部がその両端部よりも下方側に位置していなくてもよい。当該箱用シートは、例えば第2側面パネル及び第4側面パネルの上縁に形成される折り曲げ容易線の左右方向中央部がその両端部と同一の高さ位置に形成されている場合でも、一対の蓋フラップを下側に押し込むように折り曲げることで、これらの一対の蓋フラップの先端同士及び一対の蓋フラップの内側に折り返される折返し片の先端同士を突き合わせることができる。
また、当該箱用シートは、第2側面パネル及び第4側面パネルの上縁に形成される折り曲げ容易線の左右方向中央部がその両端部よりも下方側に位置している場合でも、この折り曲げ容易線が両端部から左右方向中央部にかけて下方に傾斜する一対の傾斜部位及び一対の傾斜部位に連続する直線部位を有していなくてもよい。当該箱用シートは、例えば上記折り曲げ容易線が両端部から左右方向の中央部に亘って傾斜する一対の傾斜部位のみから構成される場合でも、シートの潰れによる反力を防いで一対の蓋フラップの先端同士の突き合わせ状態を維持することができる。
さらに、当該箱用シートは、第2側面パネル及び第4側面パネルの上縁の左右方向中央部に必ずしも上記突片が形成されていなくてもよい。当該箱用シートは、上記突片が形成されていない場合でも、上記一対の蓋フラップの先端同士及び一対の蓋フラップの内側に折り返される折返し片の先端同士を突き合わせることで蓋部の開放を十分に抑制することができる。
当該箱用シートは、第2側面パネル及び第4側面パネルの上縁に形成される折り曲げ容易線の両端部がスリットから構成される必要はい。当該箱用シートは、例えば上記傾斜部位が罫部から構成される場合でも、例えば一対の蓋フラップを下側に押し込むように折り曲げることで、これらの一対の蓋フラップの先端同士及び一対の蓋フラップの内側に折り返される折返し片の先端同士を比較的容易に突き合わせることができる。
当該箱用シートは、必ずしも上記連接端縁に形成される折り曲げ容易線の基端部、及び上記谷折り線の基端部にスリット部が配される必要はない。当該箱用シートは、例えば上記折り曲げ容易線の基端部及び谷折り線の基端部に罫部が配される場合でも、一対の蓋フラップを内側に折り曲げることで、一対の蓋フラップの先端同士及び一対の蓋フラップの内側に折り返される折返し片の先端同士を突き合わせることができる。
当該箱用シートは、第1糊代部及び第2糊代部が連接されていなくてもよい。当該箱用シートは、例えば図7に示すように、第1糊代部41及び第2糊代部42が分断されていてもよい。当該箱用シートは、このように第1糊代部41及び第2糊代部42が分断されていることによって、内フラップの曲げによる反力をさらに弱め、一対の蓋フラップの先端同士の突き合わせ状態をより確実に維持し易い。
以上のように、本考案の箱用シートは、簡易な作業で蓋部の開放を抑制することができると共に、見栄えがよい箱を組み立てることができるので、保管用、輸送用等の箱用シートとして適している。
1 第1側面パネル
2 第2側面パネル
3 第3側面パネル
4 第4側面パネル
5,6 蓋フラップ
7a,7b,8a,8b 折返し片
9 谷折り線
10,11 内フラップ
10a 突出部
10b 端部
12,13 下側外フラップ
14,15 下側内フラップ
16,41 第1糊代部
17,42 第2糊代部
18 突片
19,20 折り曲げ容易線
20a スリット部
20b 罫部
21 凹部
22,24 弱化線
23 突出部
25 傾斜部位
26 直線部位
27 連接端縁
28 第1傾斜端縁
29 第2傾斜端縁
31 四角筒状部
32 底部
33 蓋部

Claims (5)

  1. 四角筒状部及び蓋部を有する箱型に組立可能であり、1枚の段ボールシートから形成される箱用シートであって、
    左右方向に連接され、組立状態で上記四角筒状部を構成する4つの側面パネルと、
    組立状態で対向する一対の上記側面パネルの上縁に連接され、組立状態で先端同士が突き合わされ蓋部を構成する略方形状の一対の蓋フラップと、
    上記一対の蓋フラップの側縁に連接され、組立状態で蓋フラップの内側に折り返されると共に先端同士が突き合わされる少なくとも一対の折返し片と、
    上記蓋フラップが連接されていない他対の側面パネルの上縁に連接されると共に上記折返し片に谷折り線を介して連接される一対の内フラップと
    を備える箱用シート。
  2. 上記内フラップが連接される側面パネルの上縁に折り曲げ容易線が形成され、
    この折り曲げ容易線の左右方向中央部が、その両端部よりも下方側に位置しており、
    上記折り曲げ容易線の両端部がスリットから構成されている請求項1に記載の箱用シート。
  3. 上記折り曲げ容易線のスリットが下方に傾斜している請求項2に記載の箱用シート。
  4. 上記谷折り線の基端部がスリットから構成されている請求項1、請求項2又は請求項3に記載の箱用シート。
  5. 上記一対の内フラップが、上記谷折り線の先端よりも先端側に突出する突出部を有し、
    上記蓋フラップの側縁に対する上記突出部の折返し片側の先端及び上記谷折り線の基端を通る直線の傾斜角が5°以上20°以下である請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の箱用シート。
JP2015006042U 2015-11-27 2015-11-27 箱用シート Active JP3202577U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015006042U JP3202577U (ja) 2015-11-27 2015-11-27 箱用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015006042U JP3202577U (ja) 2015-11-27 2015-11-27 箱用シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3202577U true JP3202577U (ja) 2016-02-12

Family

ID=55300894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015006042U Active JP3202577U (ja) 2015-11-27 2015-11-27 箱用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3202577U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3207310U (ja) 箱用シート
JP3232968U (ja) 箱用シート
JP3202577U (ja) 箱用シート
JP3235008U (ja) 箱用シート
JP3220368U (ja) 箱用シート
JP3225319U (ja) 箱用シート
JP3211854U (ja) 箱用シート
JP3219043U (ja) 箱用シート
JP3213567U (ja) 箱用シート
JP3221010U (ja) 箱用シート
JP6974649B1 (ja) 箱用シート
JP6770163B1 (ja) 梱包用シート
JP6480631B1 (ja) 箱用シート
JP6988685B2 (ja) トレイ
JP3227878U (ja) 箱用シート
JP7369880B1 (ja) 箱用シート
JP3224539U (ja) 箱用シート
JP3234173U (ja) 箱用シート
JP7472855B2 (ja) トレイ
JP7398585B1 (ja) 箱用シート
JP3237290U (ja) 包装箱
JP3238478U (ja) 包装箱
JP3215763U (ja) 箱用シート
JP3237346U (ja) 箱用シート
JP7272311B2 (ja) 収容箱

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3202577

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250