JP3135196B2 - ナースコール装置の復旧方法 - Google Patents

ナースコール装置の復旧方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はナースコール装置に関
し、特にナースコール子機のポーリング処理アンサーデ
ータに異常がある場合に子機の中央処理装置にリセット
をかけるナースコール装置の復旧方法に係わる。
【0002】
【従来技術】従来から、ナースコール装置は、図4に示
すようにナースセンターに備えられたナースコール親機
40と、ナースコール親機に接続され病室毎に設けられ
た集合廊下アダプタ50(501〜503)と、各集合廊
下アダプタにバスラインでバス接続され、かつ病室内の
ベッド毎に設けられた複数のナースコール子機60(6
1〜604)とを備え、これら親機40、集合廊下アダ
プタ50及び子機60は、それぞれナースコール親機4
0と子機60との間の音声信号のやりとりをするための
音声送受信回路と、データのやりとりをするためのデー
タ送受信回路と、音声送受信回路及びデータ送受信回路
に電源を供給する電源回路と、これら回路を制御するた
めの中央処理装置(CPU)とを備えている。尚、図4
では説明を簡単にするために、各CPU41、51、6
1とデータ送受信回路52、62が記載されているが、
音声送受信回路は省略されている。またナースコール装
置は、子機60の状態が正常であるか否かを監視するた
めに集合廊下アダプタ50から絶えずポーリング処理デ
ータを子機60に送出し、子機60からはポーリング処
理アンサーデータを集合廊下アダプタ50に送出してい
る。
【0003】このポーリング機能のため、ナースコール
装置の集合廊下アダプタ501〜503は、ポーリング処
理データ(以下、Pデータという)を子機601〜604
に送出するポーリング処理データ送出回路52a、子機
からのポーリング処理アンサーデータ(以下、PAデー
タという)を受信するポーリング処理アンサーデータ受
信回路52b、いずれかの子機(例えば601)からの
PAデータに異常があった場合に子機の中央処理装置
(CPU)61にリセットをかけるための子機リセット
回路53、親機40の警報発報回路42を復旧させるた
めの呼出・復旧回路54及び中央処理装置(CPU)5
1をリセットするためのCPUリセット回路55が備え
られている。
【0004】一方、子機601〜604にはCPU61お
よび電源回路63に加え、集合廊下アダプタ501から
のPデータを受信するポーリング処理データ受信回路6
2a及びPAデータを集合廊下アダプタ501に送出す
るポーリング処理アンサーデータ送出回路62bを備え
ている。このような構成において、集合廊下アダプタ5
1のCPU51は、子機601に対してポーリング処理
データ送出回路52aから絶えずPデータを送出し、子
機601はそれをポーリング処理データ受信回路62a
で受信するとともにPAデータをポーリング処理アンサ
ーデータ送出回路62bから集合廊下アダプタ501
送出する。集合廊下アダプタ501のCPU51はこの
PAデータをポーリング処理アンサーデータ受信回路5
2bで受信することによって子機601の状態を感知し
ている。
【0005】そして何等かの原因で、例えば子機601
のCPU61が静電気等の外部ノイズにより暴走し、子
機601からのPAデータが送出されなくなると、集合
廊下アダプタ501はポーリング処理アンサーデータ受
信回路52bによってPAデータの欠落を認識し、集合
廊下アダプタ501のCPU51は子機601の異常を感
知する。
【0006】集合廊下アダプタ501のCPU51は、
図5のフロー図に示すように子機601の異常を感知す
ると(501)、20sタイマ処理プログラム(502)によ
ってタイマをカウントし、20秒後にまだポーリング処
理のPAデータが欠落していることを認識した場合に
は、脱落断線警報発報処理プログラム(503)を実行す
る。即ち親機40に脱落断線データを送出し、親機40
の警報回路42において脱落断線警報を発報する。
【0007】この警報に対応した後、ナースコール装置
を復旧させるには、まず集合廊下アダプタ501の呼出
・警報復旧回路54の復旧ボタンを押下する。これによ
り警報回路42が復旧されるが、この状態では子機60
1のCPU61の暴走は復旧していないので図5に示す
処理(501〜503)が繰り返されることなる。子機60 1
のCPU61の暴走を復旧するためには、集合廊下アダ
プタ501のCPUリセット回路55のリセットボタン
を押すことにより、集合廊下アダプタ501のCPU5
1をリセットする。これにより子機リセット回路53が
働き、子機601〜604への電源供給ラインのリレーを
開成させる。このリレーの開成により全ての子機への電
力供給が止められ、子機のCPUがリセットされ、暴走
が復旧される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
る従来の復旧方法においては、子機601が暴走した時
に、CPUリセット回路55のリセットボタンを押下す
るまで子機601は復旧しない。このためリセットボタ
ンを押し忘れた場合には、いつまでも暴走した子機を使
用できず、警報を発報し続ける。またいずれかの子機が
呼出中或いは通話中である場合にリセットボタンが押下
されると、その呼出状態或いは通話状態もリセットされ
てしまう。
【0009】
【発明の目的】本発明は、このような難点を解決するた
めにされたもので、子機のCPUが暴走した場合に集合
廊下アダプタのCPUリセット回路内にあるリセットボ
タンを押しに行く手間を省くとともに、押し忘れによる
使用不能状態を回避し自動的に子機プレートのCPUの
復旧が可能であるナースコール装置の復旧方法を提供す
ること目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のナースコール装置の復旧方法は、ナースコ
ール親機に接続され病室毎に設けられた集合廊下アダプ
タと、各集合廊下アダプタにバスラインでバス接続さ
れ、かつ病室内のベッド毎に設けられた複数のナースコ
ール子機とを備え、各集合廊下アダプタは、廊下アダプ
タ中央処理装置によって制御されるポーリング処理デー
タ送出回路、ポーリング処理アンサーデータ受信回路、
各ナースコール子機は、子機中央処理装置によって制御
されるポーリング処理データ受信回路、ポーリング処理
アンサーデータ送出回路をそれぞれ有し、集合廊下アダ
プタのポーリング処理データ送出回路からのポーリング
処理データをナースコール子機のポーリング処理データ
受信回路で受信し、ポーリング処理アンサーデータ送出
回路からのポーリング処理アンサーデータを集合廊下ア
ダプタのポーリング処理アンサーデータ受信回路で受信
し、廊下アダプタ中央処理装置でポーリング処理アンサ
ーデータに異常があると判断したとき子機中央処理装置
にリセットをかけるナースコール装置の復旧方法であっ
て、各廊下アダプタ中央処理装置は、この廊下アダプタ
中央処理装置に接続された総てのナースコール子機のう
ち1つのナースコール子機のポーリング処理アンサーデ
ータに異常があると判断してから所定時間経過後、他の
ナースコール子機が待受時状態か否かを判断し、待受時
状態のときは総てのナースコール子機の子機中央処理装
置にリセットをかけるものである。
【0011】
【作用】廊下アダプタ中央処理装置のソフト処理によっ
て、他のナースコール子機が待受時状態のときに全ての
ナースコール子機の中央処理装置にリセットをかけるよ
うにしたので、ある子機の中央処理装置の暴走時に廊下
アダプタの中央処理装置のリセット回路のリセットボタ
ンを押下することなく、その子機の中央処理装置の暴走
を復旧することができる。また他のナースコール子機が
待受時状態のときにリセットされるので、呼出状態や通
話状態までもリセットされるおそれがない。
【0012】
【実施例】以下、本発明によるナースコール装置の復旧
方法の一実施例を図面を参照して詳述する。図1は本発
明が適用されるナースコール装置の一実施例を示すもの
で、このナースコール装置は、送受器1を有するナース
コール親機Mにバスラインでバス接続された複数の集合
廊下アダプタ(以下、単に廊下アダプタという)RA1
〜RA3と、各廊下アダプタにバスラインでバス接続さ
れ、病室内のベッド毎に設けられた複数のナースコール
子機(以下、単に子機という)S1〜S4とを備えてい
る。尚、廊下アダプタ及び子機の数は図示するものに限
定されるものではない。
【0013】これらナースコール親機M、集合廊下アダ
プタRA1〜RA3及びナースコール子機S1〜S4は、そ
れぞれ音声信号を送受信するための音声送受信回路と、
データを送受信するためのデータ送受信回路と、これら
音声送受信回路及びデータ送受信回路とを制御するため
のCPUと、これら回路の電源回路とを備えている。図
1において1つの廊下アダプタRA1と1つの子機S1
みについて詳細な構成が示されているが他の廊下アダプ
タ及び子機についても全く同様の構成である。
【0014】ナースコール親機Mは、音声送受信回路と
して受話器及び送話器を有する送受器1、下りアンプ
2、上りアンプ3、下り線路トランス4及び上り線路ト
ランス5を備え、下り線路トランス4の1次側には下り
アンプ2の出力側が接続され、上り線路トランス5の1
次側には上りアンプ3の入力側が接続されている。また
下りアンプ2の入力側は送受器1の送話器に、上りアン
プ3の出力側は送受器1の受話器に接続されている。更
にナースコール親機Mは、電源回路6、廊下アダプタと
の間のデータのやりとりを行うためのデータ送受信回路
7及びCPU8を有し、例えば電源回路6からCPU8
へは5V、下りアンプ2、上りアンプ3及びデータ送受
信回路7へは12V、下り線路トランス4の中点には
(+)、上り線路トランス5の中点には(−)が常時給
電されている。また、図示しない選局釦がCPU8の制
御入力側と接続されており、下りアンプ2及び上りアン
プ3にはCPU8の制御出力側が接続され、データ送受
信回路7とCPU8との間には制御線が接続されてい
る。
【0015】また子機の脱落断線等の異常状態であるこ
とを警報するための警報回路9及びスピーカが備えら
れ、CPU8に接続されている。一方、集合廊下アダプ
タRA1は、音声送受信回路として、下り線路トランス
11、上り線路トランス12、下りアンプ13及び上り
アンプ14を備え、データ送受信回路として親機側デー
タ送受信回路16及び子機側データ送受信回路17を備
えており、更に設置時の初期設定においてCPU19を
リセットするためのCPUリセット回路20、親機Mの
警報回路9を復旧させるための呼出警報復旧回路21及
び子機のCPUをリセットするための子機リセット回路
22が備えられている。子機側データ送受信回路17に
は、後述するポーリング機能のためにPデータを送出す
るポーリング処理データ送出回路17aとPAデータを
受信するポーリング処理アンサーデータ受信回路17b
とが備えられている。
【0016】下り線路トランス11の2次側は下りアン
プ13の入力側に接続される。また下り線路トランス1
1の出力及びポーリング処理データ送出回路17aの出
力は下りデータ重畳器18aを介して子機側に送出され
る。上り線路トランス12の2次側には下りアンプ14
の出力側が接続されている。また下りアンプ14の入力
側とポーリング処理アンサーデータ受信回路17bの入
力側は、上りデータ分離器18bの出力側に接続されて
いる。
【0017】また電源回路15へは下り線路トランス1
1の中点と上り線路トランス12の中点から(+)と
(−)が給電される。電源回路15からは、例えばCP
Uリセット回路20を介してCPU19、子機側データ
送受信回路17及び呼出警報復旧回路21へ5V、下り
アンプ13、上りアンプ14及び親機側データ送受信回
路16へ12Vが給電されている。
【0018】CPU19の制御側は、下りアンプ13、
上りアンプ14及び子機リセット回路22に接続され、
またCPU19と親機側データ送受信回路16及び子機
側データ送受信回路17の間には制御線が接続されてい
る。子機側データ送受信回路17のポーリング処理デー
タ送出回路17aは子機毎に異なるポーリング処理デー
タを順次送出する。ポーリング処理データは、例えば図
2(a)、(b)に示すようにスタートビットに続く
「11100100」「11100010」のような8
ビット等のデータで、子機によって値が異なるように設
定されている。このポーリング処理データ送出回路17
aから送出されるPデータは、下りデータ重畳器18a
においてトランス11からの電源と重畳されて子機に送
出される。また子機からのPAデータは上りデータ分離
器18bを介してポーリング処理アンサーデータ受信回
路17bに入力される。
【0019】子機S1〜S4は、下り音声信号スイッチ3
1、スピーカ32、マイク33、上りアンプ34、下り
データ分離器35a、上りデータ重畳器35b、CPU
36、電源回路37、データ送受信回路38及び呼出釦
(図示せず)を有し、データ送受信回路38は、ポーリ
ング処理データ受信回路38aとポーリング処理アンサ
ーデータ送出回路38bとを備えている。
【0020】電源回路37へは集合廊下アダプタRA1
の下りデータ重畳器18aから(+)、廊下アダプタR
1の電源回路15から(−)が給電される。電源回路
37からは、例えばCPU36へ5V、上りデータ重畳
器35b及び下りアンプ34へ12Vが給電されてい
る。集合廊下アダプタRA1の下りデータ重畳器18a
は下りデータ分離器35aを介してスピーカ32の一端
と接続され、スピーカ32の他端は下り音声信号スイッ
チ31を介して集合廊下アダプタRA1の下りアンプ1
3と接続されている。一端が電源回路37に接続された
マイク33の他端は上りアンプ34を介して、上りデー
タ重畳器35bと接続され、上りデータ重畳器35bは
集合廊下アダプタRA1の上りデータ分離器18bと接
続されている。
【0021】図示しない呼出釦はCPU36の制御入力
側と接続され、CPU36の制御出力側は上りアンプ3
4、下り音声信号スイッチ31の制御側と接続されてい
る。またCPU36はデータ送受信回路38と制御線で
接続されている。データ送受信回路38のポーリング処
理データ受信回路38aは、下りデータ分離器35aの
出力側と、ポーリング処理アンサーデータ送出回路38
bは上りデータ重畳器35bの入力側と、それぞれ接続
されている。ポーリング処理アンサーデータ送出回路3
8bから送出されるPAデータは子機ごとに異なる信号
で、Pデータと同じでも異なっていてもよく、上りデー
タ重畳器35b、上りデータ分離器18bを介して廊下
アダプタRA1のポーリング処理アンサーデータ受信回
路17bに入力される。
【0022】次に上述のような構成における動作につい
て説明する。このような構成において、廊下アダプタR
1のCPU19は、子機S1〜S4に対して、ポーリン
グ処理データ送出回路17aからPデータを絶えず送出
する。このPデータは既に述べたように子機によって異
なる種類のデータであり、下りデータ重畳器18aを介
して各子機に入力される。子機はPデータを下りデータ
分離器35aを介してポーリング処理データ受信回路3
8aで受信するとともにPAデータをポーリング処理ア
ンサーデータ送出回路38bから廊下アダプタRA1
送出する。
【0023】廊下アダプタRA1のCPU19はこのP
Aデータをポーリング処理アンサーデータ受信回路17
bで受信することによって子機の状態が正常であること
を感知している。そしていずれかの子機(S1であると
する)のCPU36が静電気等の外部ノイズにより暴走
すると、子機S1はポーリング処理アンサーデータ送出
回路38bからPAデータを送出しなくなる。これによ
り廊下アダプタRA1はポーリング処理アンサーデータ
受信回路17bによって子機S1からのPAデータの欠
落を認識し、CPU19が子機S1の異常を感知する。
【0024】子機S1の異常を感知した廊下アダプタR
1のCPU19は、図3のフロー図に示すような処理
プログラムを実行する。即ち、子機S1の異常を感知す
ると(401)、タイマ処理プログラム(402)によってタ
イマ(20s)をカウントし、20秒後にまだポーリン
グ処理のPAデータが欠落しているか否かを認識する。
20秒後にPAデータが欠落している場合には、判断処
理プログラム(403)により他の子機S2〜S12が呼出中
或いは通話中であるか待受状態であるかを判断する。そ
して他の子機S2〜S12が呼出中或いは通話中である場
合には、他の子機S2〜S12全てが待受状態になるまで
待つ。待受状態である場合には、リセット命令処理プロ
グラム(404)を実行することによって子機リセット回
路22に制御信号を送出し、子機への電源供給ラインの
リレーを開成させ、全ての子機S 1〜S4への電源供給を
止める。これにより子機S1〜S4のCPU36はリセッ
トされ、子機S1の暴走が自動的に復旧される。従っ
て、この場合には親機において警報が発報されることな
く自動的に復旧される。
【0025】子機S1〜S4のCPU36をリセットした
後において、まだ子機S1からのPAデータが欠落して
いる場合には、子機S1プレートにCPUの暴走以外の
原因である子機の脱落断線が生じていると判断し(40
5)、廊下アダプタRA1のCPU19は、親機Mに脱落
断線データを送出し、親機MのCPU8により警報回路
9を駆動し、脱落断線警報を発報する(406)。この場
合には、廊下アダプタRA1の呼出警報復旧回路21の
復旧ボタンを押下することにより、脱落断線警報を復旧
させ、子機の脱落断線を処置した上で、廊下アダプタR
1のCPUリセット回路20によってCPU19をリ
セットし(407)、子機S1〜S4のCPUをリセットし
て、待受状態(400)に戻る。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のナースコール装置の復旧方法によれば、集合廊下アダ
プタのCPUはナースコール子機の1つのナースコール
子機のポーリング処理アンサーデータに異常があると判
断した場合、判断してから所定時間経過後、他のナース
コール子機が待受状態か否かを判断し、待受状態のとき
に全てのナースコール子機のCPUにリセットをかけて
ナースコール装置を復旧させるようにしたので、異常が
生じるたびに集合廊下アダプタに設けられた子機のCP
Uのリセット回路を復旧する手間が不要となり、リセッ
ト回路のリセットボタンの押下忘れによる子機の使用不
能状態を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるナースコール装置の一実施
例を示す構成図。
【図2】ポーリング処理データの一例を示す図。
【図3】本発明による集合廊下アダプタのCPUにおけ
るナースコール装置の復旧処理を示すフロー図。
【図4】従来のナースコール装置の一実施例を示す構成
図。
【図5】従来のナースコール装置の復旧処理を示すフロ
ー図。
【符号の説明】
M・・・・・・ナースコール親機 RA1〜RA3・・・・・・集合廊下アダプタ S1〜S12・・・・・・ナースコール子機 17a・・・・・・ポーリング処理データ送出回路 17b・・・・・・ポーリング処理アンサーデータ受信回路 19・・・・・・集合廊下アダプタのCPU 22・・・・・・子機リセット回路 36・・・・・・子機のCPU 38a・・・・・・ポーリング処理データ受信回路 38b・・・・・・ポーリング処理アンサーデータ送出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04M 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ナースコール親機(M)に接続され病室毎
    に設けられた集合廊下アダプタ(RA1〜RA3)と、各
    集合廊下アダプタにバスラインでバス接続され、かつ病
    室内のベッド毎に設けられた複数のナースコール子機
    (S1〜S4)とを備え、各集合廊下アダプタは、廊下ア
    ダプタ中央処理装置(19)によって制御されるポーリ
    ング処理データ送出回路(17a)、ポーリング処理ア
    ンサーデータ受信回路(17b)、各ナースコール子機
    は、子機中央処理装置(36)によって制御されるポー
    リング処理データ受信回路(38a)、ポーリング処理
    アンサーデータ送出回路(38b)をそれぞれ有し、前
    記集合廊下アダプタのポーリング処理データ送出回路か
    らのポーリング処理データを前記ナースコール子機のポ
    ーリング処理データ受信回路で受信し、前記ポーリング
    処理アンサーデータ送出回路からのポーリング処理アン
    サーデータを前記集合廊下アダプタのポーリング処理ア
    ンサーデータ受信回路で受信し、前記廊下アダプタ中央
    処理装置でポーリング処理アンサーデータに異常がある
    と判断したとき前記子機中央処理装置にリセットをかけ
    るナースコール装置の復旧方法であって、 各廊下アダプタ中央処理装置は、この廊下アダプタ中央
    処理装置に接続された総てのナースコール子機のうち1
    つのナースコール子機のポーリング処理アンサーデータ
    に異常があると判断してから所定時間経過後、他のナー
    スコール子機が待受時状態か否かを判断し、待受時状態
    のときは前記総てのナースコール子機の子機中央処理装
    置にリセットをかけることを特徴とするナースコール装
    置の復旧方法。
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