JPH0734567B2 - データ通信処理機能付き電話端末 - Google Patents
データ通信処理機能付き電話端末Info
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- JPH0734567B2 JPH0734567B2 JP22634587A JP22634587A JPH0734567B2 JP H0734567 B2 JPH0734567 B2 JP H0734567B2 JP 22634587 A JP22634587 A JP 22634587A JP 22634587 A JP22634587 A JP 22634587A JP H0734567 B2 JPH0734567 B2 JP H0734567B2
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- function
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電話通信機能とデータ通信機能を合わせ持ち
複数の回線を同時に制御可能であり、特に長時間AC停電
時にデータ通信中断理由を受信側に通知し、データ通信
機能を停止するのに好適なデータ通信処理機能付き電話
端末に関する。
複数の回線を同時に制御可能であり、特に長時間AC停電
時にデータ通信中断理由を受信側に通知し、データ通信
機能を停止するのに好適なデータ通信処理機能付き電話
端末に関する。
従来の電話機では、ハンドセットによる通話のみを実現
できればよく、電話線からの局給電で十分であった。今
日では、課金や電話番号の表示，再ダイアル・スピーカ
受話等の高度な電話機能を持ち、データ通信も可能な複
合機能を持つ電話機が出現してきた。これら複合機能を
持つ電話機は局給電では不十分なため、一般のAC給電に
より動作している。従って、このような複合機能を持つ
電話機においてAC停電時の処理は通信の信頼性向上の見
地からも重要な問題である。従来の通信装置における停
電処理方式は特開昭57−212852号に記載のように、AC断
の検出，非常用電源への切換え時に通信を禁止して停電
情報を送出し、停電情報送出後通信再開する方式であ
り、AC断発生時に受信側に対して停電発生の通知を行っ
ていた。
できればよく、電話線からの局給電で十分であった。今
日では、課金や電話番号の表示，再ダイアル・スピーカ
受話等の高度な電話機能を持ち、データ通信も可能な複
合機能を持つ電話機が出現してきた。これら複合機能を
持つ電話機は局給電では不十分なため、一般のAC給電に
より動作している。従って、このような複合機能を持つ
電話機においてAC停電時の処理は通信の信頼性向上の見
地からも重要な問題である。従来の通信装置における停
電処理方式は特開昭57−212852号に記載のように、AC断
の検出，非常用電源への切換え時に通信を禁止して停電
情報を送出し、停電情報送出後通信再開する方式であ
り、AC断発生時に受信側に対して停電発生の通知を行っ
ていた。
複合機能を持つ電話端末においては、長期AC停電を検出
し、長期AC停電時も局給電により、電話機能を、使用可
能にするために必要な処理を行う事が要求される。とこ
ろが、上記従来技術は、電話通信機能とデータ通信機能
とを同一の装置で行うこと及び、長期AC停電への対処の
点について配慮がされておらず、長期AC停電時に電話機
能、データ通信機能ともに突然停止してしまうため、通
信中に長期AC停電が発生した場合、異常中断となり、本
来ならばAC停電時でも局給電で動作可能な音声通話も不
可能となり、また、瞬断のような場合にも停電メッセー
ジが送出されてしまうという課題を有していた。
し、長期AC停電時も局給電により、電話機能を、使用可
能にするために必要な処理を行う事が要求される。とこ
ろが、上記従来技術は、電話通信機能とデータ通信機能
とを同一の装置で行うこと及び、長期AC停電への対処の
点について配慮がされておらず、長期AC停電時に電話機
能、データ通信機能ともに突然停止してしまうため、通
信中に長期AC停電が発生した場合、異常中断となり、本
来ならばAC停電時でも局給電で動作可能な音声通話も不
可能となり、また、瞬断のような場合にも停電メッセー
ジが送出されてしまうという課題を有していた。
データ通信においても、実際の中断点に異常中断の理由
が付加されないので、AC断後非常用電源に切換ってから
開始した通信に対しては、中断理由が受信側に全く不明
であるという課題を有していた。
が付加されないので、AC断後非常用電源に切換ってから
開始した通信に対しては、中断理由が受信側に全く不明
であるという課題を有していた。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決すべく、電
話通信機農とデータ通信機能との複合機能を持つデータ
通信処理機能付き電話端末において、長時間AC停電が生
じてもデータ通信受信側への異常中断の状態が明示でき
るようにし、更に瞬断のような場合停電メッセージが送
出されるのを防止し、AC停電時に通話可能にしたデータ
通信処理機能付き電話端末を提供することにある。
話通信機農とデータ通信機能との複合機能を持つデータ
通信処理機能付き電話端末において、長時間AC停電が生
じてもデータ通信受信側への異常中断の状態が明示でき
るようにし、更に瞬断のような場合停電メッセージが送
出されるのを防止し、AC停電時に通話可能にしたデータ
通信処理機能付き電話端末を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、通話手段と、デ
ータ通信手段と、AC給電をし、該AC給電が断の状態にな
ったAC給電断通知と該AC給電が断の状態から回復したAC
給電回復通知とを出力するAC給電電源装置と、前記AC給
電電源装置からAC給電断通知が出力されたときからAC給
電断状態を時間監視し、該時間監視を前記AC給電電源装
置からAC給電回復通知が出力されたとき前記時間監視を
回復する時間監視機能を備え、前記AC給電電源装置から
AC給電断通知が出力されたとき前記データ通信手段を介
しての新たなデータ通信呼の受付を禁止し、前記時間監
視機能により所定の長時間以前に回復したとき前記デー
タ通信手段を介しての新たなデータ通信呼の受付を回復
し、前記時間監視機能により前記所定の長時間経過した
とき前記データ通信手段を介して各呼毎の送信受信を管
理する制御テーブルに基づき通信中のデータ通信呼があ
ればデータ通信処理機能のうちのデータ送信機能を再開
させて、前記データ通信呼が受信中のものであれば該受
信呼を切断したのち異常中断のメッセージをデータ通信
処理部へ送出し、前記データ通信呼が送信中のものであ
れば異常中断メッセージを送信先へ送信したのち該送信
呼を切断し、前記時間監視機能により前記所定の長時間
経過したとき各呼毎の送信受信を管理する制御テーブル
に基づき通信中のデータ通信呼がなくなった時点でデー
タ通信処理機能を停止させて前記通話手段による電話機
能のみを活かす制御処理手段とを備えたことを特徴とす
るデータ通信処理機能付き電話端末である。また本発明
は、通話手段と、データ通信手段と、AC給電をし、該AC
給電が断の状態になったAC給電断通知と該AC給電が断の
状態から回復したAC給電回復通知とを出力するAC給電電
源装置と、停電時にバックアップ給電し、該バックアッ
プ給電が能力不足に陥った能力不足通知を出力する停電
時給電用電源装置と、局より給電される局給電電源装置
と、前記AC給電電源装置からAC給電断通知が出力された
とき前記AC給電電源装置から前記停電時給電用電源装置
に切り換え、前記停電時給電用電源装置から能力不足通
知が出力されたとき前記停電時給電用電源装置から前記
局給電電源装置に切り換え、前記AC給電電源装置からAC
給電回復通知が出力されたとき前記給電時給電用電源装
置または前記局給電電源装置から前記AC給電電源装置に
切り換える切り換え手段と、前記AC給電電源装置からAC
給電断通知が出力されたときからAC給電断状態を時間監
視し、該時間監視を前記AC給電電源装置からAC給電回復
通知が出力されたとき前記時間監視を回復する時間監視
機能を備え、前記AC給電電源装置からAC給電断通知が出
力されたとき前記データ通信手段を介しての新たなデー
タ通信呼の受付を禁止し、前記時間監視機能により所定
の長時間以前に回復したとき前記データ通信手段を介し
ての新たなデータ通信呼の受付を回復し、前記時間監視
機能により前記所定の長時間経過したとき前記データ通
信手段を介して各呼毎の送信受信を管理する制御テーブ
ルに基づき通信中のデータ通信呼があればデータ通信処
理機能のうちのデータ送信機能を再開させて、前記デー
タ通信呼が受信中のものであれば該受信呼を切断したの
ち異常中断のメッセージをデータ通信処理部へ送出し、
前記データ通信呼が送信中のものであれば異常中断メッ
セージを送信先へ送信したのち該送信呼を切断し、前記
時間監視機能により前記所定の長時間経過したとき各呼
毎の送信受信を管理する制御テーブルに基づき通信中の
データ通信呼がなくなった時点でデータ通信処理機能を
停止させて前記通話手段による電話機能のみを活かす制
御処理手段とを備えたことを特徴とするデータ通信処理
機能付き電話端末である。
ータ通信手段と、AC給電をし、該AC給電が断の状態にな
ったAC給電断通知と該AC給電が断の状態から回復したAC
給電回復通知とを出力するAC給電電源装置と、前記AC給
電電源装置からAC給電断通知が出力されたときからAC給
電断状態を時間監視し、該時間監視を前記AC給電電源装
置からAC給電回復通知が出力されたとき前記時間監視を
回復する時間監視機能を備え、前記AC給電電源装置から
AC給電断通知が出力されたとき前記データ通信手段を介
しての新たなデータ通信呼の受付を禁止し、前記時間監
視機能により所定の長時間以前に回復したとき前記デー
タ通信手段を介しての新たなデータ通信呼の受付を回復
し、前記時間監視機能により前記所定の長時間経過した
とき前記データ通信手段を介して各呼毎の送信受信を管
理する制御テーブルに基づき通信中のデータ通信呼があ
ればデータ通信処理機能のうちのデータ送信機能を再開
させて、前記データ通信呼が受信中のものであれば該受
信呼を切断したのち異常中断のメッセージをデータ通信
処理部へ送出し、前記データ通信呼が送信中のものであ
れば異常中断メッセージを送信先へ送信したのち該送信
呼を切断し、前記時間監視機能により前記所定の長時間
経過したとき各呼毎の送信受信を管理する制御テーブル
に基づき通信中のデータ通信呼がなくなった時点でデー
タ通信処理機能を停止させて前記通話手段による電話機
能のみを活かす制御処理手段とを備えたことを特徴とす
るデータ通信処理機能付き電話端末である。また本発明
は、通話手段と、データ通信手段と、AC給電をし、該AC
給電が断の状態になったAC給電断通知と該AC給電が断の
状態から回復したAC給電回復通知とを出力するAC給電電
源装置と、停電時にバックアップ給電し、該バックアッ
プ給電が能力不足に陥った能力不足通知を出力する停電
時給電用電源装置と、局より給電される局給電電源装置
と、前記AC給電電源装置からAC給電断通知が出力された
とき前記AC給電電源装置から前記停電時給電用電源装置
に切り換え、前記停電時給電用電源装置から能力不足通
知が出力されたとき前記停電時給電用電源装置から前記
局給電電源装置に切り換え、前記AC給電電源装置からAC
給電回復通知が出力されたとき前記給電時給電用電源装
置または前記局給電電源装置から前記AC給電電源装置に
切り換える切り換え手段と、前記AC給電電源装置からAC
給電断通知が出力されたときからAC給電断状態を時間監
視し、該時間監視を前記AC給電電源装置からAC給電回復
通知が出力されたとき前記時間監視を回復する時間監視
機能を備え、前記AC給電電源装置からAC給電断通知が出
力されたとき前記データ通信手段を介しての新たなデー
タ通信呼の受付を禁止し、前記時間監視機能により所定
の長時間以前に回復したとき前記データ通信手段を介し
ての新たなデータ通信呼の受付を回復し、前記時間監視
機能により前記所定の長時間経過したとき前記データ通
信手段を介して各呼毎の送信受信を管理する制御テーブ
ルに基づき通信中のデータ通信呼があればデータ通信処
理機能のうちのデータ送信機能を再開させて、前記デー
タ通信呼が受信中のものであれば該受信呼を切断したの
ち異常中断のメッセージをデータ通信処理部へ送出し、
前記データ通信呼が送信中のものであれば異常中断メッ
セージを送信先へ送信したのち該送信呼を切断し、前記
時間監視機能により前記所定の長時間経過したとき各呼
毎の送信受信を管理する制御テーブルに基づき通信中の
データ通信呼がなくなった時点でデータ通信処理機能を
停止させて前記通話手段による電話機能のみを活かす制
御処理手段とを備えたことを特徴とするデータ通信処理
機能付き電話端末である。
電源部は局給電電源,AC電源，バッグアップ用電源の３
系統から成り、AC給電中はAC電源により給電する。ま
た、電源部から処理装置にAC電源の状態を通知する信号
が出ており、処理装置上で動作する呼制御プログラムが
定期的にこの信号を監視することによりAC電源の状態を
監視する。
系統から成り、AC給電中はAC電源により給電する。ま
た、電源部から処理装置にAC電源の状態を通知する信号
が出ており、処理装置上で動作する呼制御プログラムが
定期的にこの信号を監視することによりAC電源の状態を
監視する。
そして、AC断時、AC電源部の電圧低下に伴い高電位のバ
ックアップ用電源に切換わり給電電位は保たれる。ま
た、呼制御プログラムでもAC電源の状態を示す信号の変
化を検出することによりAC断状態を認識する。呼制御プ
ログラムでは、AC断状態を検出すると長期AC停電を検出
するためのタイマを起動する。
ックアップ用電源に切換わり給電電位は保たれる。ま
た、呼制御プログラムでもAC電源の状態を示す信号の変
化を検出することによりAC断状態を認識する。呼制御プ
ログラムでは、AC断状態を検出すると長期AC停電を検出
するためのタイマを起動する。
そして、新たにデータ通信呼を受け付けないようにする
ため、データ通信処理機能を休止する。こうして、AC回
復もしくは前述のタイマのタイムアウトまで、AC状態を
定期的に監視する。前述のタイマのタイムアウト以前に
AC回復を検知した場合、先程休止したデータ通信機能を
回復し、通常の状態に戻る。ACの回復以前に前述のタイ
マがタイムアウトした場合、長期AC停電と認識し、通信
中のデータ通信呼の存在する場合は受信側端末が停電し
た電話端末に接続していない場合、通信呼の切断の前に
その受信側に対して停電による通話の異常中断である旨
のメッセージを送出した後、通信呼の切断手順に入る。
受信端末が停電した電話端末に接続している場合は、通
信呼を切断した後、その端末に対して異常中断のメッセ
ージを送出する。異常通知用のメッセージの送出を終了
するとデータ通信機能を停止し、電話機能のみを残す。
こうして、局給電のみとなっても電話通話は可能にな
る。以上説明したように、前記構成により、電話通信機
能とデータ通信機能とを同一の装置で行うことができ、
しかも長時間AC停電が生じてもデータ通信受信側への異
常中断の状態が明示できるようにし、更に瞬断のような
場合停電メッセージが送出されるのを防止し、AC停電時
に通話可能にすることができる。
ため、データ通信処理機能を休止する。こうして、AC回
復もしくは前述のタイマのタイムアウトまで、AC状態を
定期的に監視する。前述のタイマのタイムアウト以前に
AC回復を検知した場合、先程休止したデータ通信機能を
回復し、通常の状態に戻る。ACの回復以前に前述のタイ
マがタイムアウトした場合、長期AC停電と認識し、通信
中のデータ通信呼の存在する場合は受信側端末が停電し
た電話端末に接続していない場合、通信呼の切断の前に
その受信側に対して停電による通話の異常中断である旨
のメッセージを送出した後、通信呼の切断手順に入る。
受信端末が停電した電話端末に接続している場合は、通
信呼を切断した後、その端末に対して異常中断のメッセ
ージを送出する。異常通知用のメッセージの送出を終了
するとデータ通信機能を停止し、電話機能のみを残す。
こうして、局給電のみとなっても電話通話は可能にな
る。以上説明したように、前記構成により、電話通信機
能とデータ通信機能とを同一の装置で行うことができ、
しかも長時間AC停電が生じてもデータ通信受信側への異
常中断の状態が明示できるようにし、更に瞬断のような
場合停電メッセージが送出されるのを防止し、AC停電時
に通話可能にすることができる。
以下、本発明の一実施例を図を用いて説明する。
第２図は、本発明に係る端末アダプタのシステム構成例
を示すものである。システムは、処理装置10,表示器11,
回線インタフェース12,電話機能13,記憶装置14,データ
端末インタフェース回路15,電源16,ACコンセント18など
から構成される。
を示すものである。システムは、処理装置10,表示器11,
回線インタフェース12,電話機能13,記憶装置14,データ
端末インタフェース回路15,電源16,ACコンセント18など
から構成される。
第４図は第２図の処理装置10上で動作するプログラムの
構成を示すものである。プログラムは、回線入出力イン
タフェース12の制御を行う回線入出力処理430,通信の単
位である呼の設定，受付，切断，解放等を行う呼制御処
理400,データ通信呼の場合、データ端末インタフェース
回路15の制御を行うデータ通信処理410及び表示器11,電
話機能13の制御等を行う電話機能処理420から構成さ
れ、それぞれの処理が独立しており、処理要求が発生し
た時のみ動作する。
構成を示すものである。プログラムは、回線入出力イン
タフェース12の制御を行う回線入出力処理430,通信の単
位である呼の設定，受付，切断，解放等を行う呼制御処
理400,データ通信呼の場合、データ端末インタフェース
回路15の制御を行うデータ通信処理410及び表示器11,電
話機能13の制御等を行う電話機能処理420から構成さ
れ、それぞれの処理が独立しており、処理要求が発生し
た時のみ動作する。
第３図は、第２図の電源16の内部構造を示すものであ
る。電源16は局給電線17からの局給電による局給電電源
装置300,ACコード18からのAC給電によるAC給電電源装置
310,バッテリーによる停電時給電用電源装置320の３系
統から構成されている。AC給電時は、AC給電電源装置31
0から給電し、AC断の際にはAC給電電源装置310からの電
圧が低下するので、停電時給電用電源装置320から給電
する。そして、長期間AC断状態が継続し、停電時給電用
電源装置320の給電電圧が低下した際には、局給電電源
装置300から給電する。また、AC給電電源装置310からは
AC給電の状態を示す信号線（PDN）19が出ており、これ
は電話機能13及び、局給電電源装置310,停電時給電用電
源装置320に接続されている。そして、処理装置10上で
胴上する呼制御処理400は、電話機能13からの信号を示
すレジスタを周期的に見ることにより、ACの給電状態を
知る事ができる。
る。電源16は局給電線17からの局給電による局給電電源
装置300,ACコード18からのAC給電によるAC給電電源装置
310,バッテリーによる停電時給電用電源装置320の３系
統から構成されている。AC給電時は、AC給電電源装置31
0から給電し、AC断の際にはAC給電電源装置310からの電
圧が低下するので、停電時給電用電源装置320から給電
する。そして、長期間AC断状態が継続し、停電時給電用
電源装置320の給電電圧が低下した際には、局給電電源
装置300から給電する。また、AC給電電源装置310からは
AC給電の状態を示す信号線（PDN）19が出ており、これ
は電話機能13及び、局給電電源装置310,停電時給電用電
源装置320に接続されている。そして、処理装置10上で
胴上する呼制御処理400は、電話機能13からの信号を示
すレジスタを周期的に見ることにより、ACの給電状態を
知る事ができる。
第１図は、本発明を端末アダプタに適用した場合の一実
施例を示すフローチャートであり、これに基いて詳細な
動作の説明をする。
施例を示すフローチャートであり、これに基いて詳細な
動作の説明をする。
まず、ACコンセント18抜け、停電等により生じたAC断を
PDN19の変化により呼制御処理400が認識する（ステップ
100）と、呼制御処理400は、長期AC停電を検出するため
のタイマを起動し（101）新しくデータ通信呼を受付け
ないようにするため、データ通信処理410を休止する。
そして、タイマがタイムアウトするまで（104）ACが回
復したか否かの監視を続ける。ここで、タイマのタイム
アウト以前にAC断の原因が改善され、復電した場合、PD
N19の変化により呼制御処理400はこれを認識する。そし
て、AC断以前の状態にシステムを戻すため、先程起動し
たタイマを停止（105）、また、データ通信呼の受付け
を許可するため、休止していたデータ通信処理410を再
開する（106）。
PDN19の変化により呼制御処理400が認識する（ステップ
100）と、呼制御処理400は、長期AC停電を検出するため
のタイマを起動し（101）新しくデータ通信呼を受付け
ないようにするため、データ通信処理410を休止する。
そして、タイマがタイムアウトするまで（104）ACが回
復したか否かの監視を続ける。ここで、タイマのタイム
アウト以前にAC断の原因が改善され、復電した場合、PD
N19の変化により呼制御処理400はこれを認識する。そし
て、AC断以前の状態にシステムを戻すため、先程起動し
たタイマを停止（105）、また、データ通信呼の受付け
を許可するため、休止していたデータ通信処理410を再
開する（106）。
AC断の状態が続き、先程起動したタイマがタイムアウト
した場合、長期AC停電状態と認識し、局給電線17からの
局給電電源300のみでシステムが動作可能とするための
処理を行う。
した場合、長期AC停電状態と認識し、局給電線17からの
局給電電源300のみでシステムが動作可能とするための
処理を行う。
すなわち、局給電のみの状態では、表示器11,データ通
信回線インタフェース回路15は機能を停止する。そこ
で、これ以後は通信中のデータ通信呼の受信側へのメッ
セージ送出及び、データ通信処理410を停止のための処
理を行う。先ず、データ通信中の呼の有無を調べ（10
7）、データ通信中のものがなければデータ通信処理410
を停止するメッセージをデータ通信処理に送出する（11
7）。データ通信中のものが有る場合、データ通信中の
呼が有る場合は、その通信呼の切断や異常中断メッセー
ジの送出を可能にするために、データ通信処理部410の
データ送信機能だけを再開（動作）させる。そして、停
電した端末アダプタに接続しているデータ通信端末が受
信側となっている呼の有無を判断し（109）、ある場合
はデータ送信側に対して呼切断メッセージを送出する
（110）。そして、それに対する呼解放メッセージが返
って来るまで待ち（111）、呼解放メッセージを受け取
りその呼が消滅すると、解放した呼で通信していた受信
端末に対して停電による通信中断である旨のエラーメッ
セージを送出するようにデータ通信処理410に対して要
求する（112）。
信回線インタフェース回路15は機能を停止する。そこ
で、これ以後は通信中のデータ通信呼の受信側へのメッ
セージ送出及び、データ通信処理410を停止のための処
理を行う。先ず、データ通信中の呼の有無を調べ（10
7）、データ通信中のものがなければデータ通信処理410
を停止するメッセージをデータ通信処理に送出する（11
7）。データ通信中のものが有る場合、データ通信中の
呼が有る場合は、その通信呼の切断や異常中断メッセー
ジの送出を可能にするために、データ通信処理部410の
データ送信機能だけを再開（動作）させる。そして、停
電した端末アダプタに接続しているデータ通信端末が受
信側となっている呼の有無を判断し（109）、ある場合
はデータ送信側に対して呼切断メッセージを送出する
（110）。そして、それに対する呼解放メッセージが返
って来るまで待ち（111）、呼解放メッセージを受け取
りその呼が消滅すると、解放した呼で通信していた受信
端末に対して停電による通信中断である旨のエラーメッ
セージを送出するようにデータ通信処理410に対して要
求する（112）。
データ通信処理410では、呼制御処理400からメッセージ
を受け取ると（500、先ずそれが機能停止命令か否か判
別し（501）、機能停止でなければエラーメッセージの
種類を判別する（502）。この場合、受け取ったエラー
メッセージは受信端末へのエラー送出であったので、受
信端末へ停電エラーのメッセージを送出する（503）。
を受け取ると（500、先ずそれが機能停止命令か否か判
別し（501）、機能停止でなければエラーメッセージの
種類を判別する（502）。この場合、受け取ったエラー
メッセージは受信端末へのエラー送出であったので、受
信端末へ停電エラーのメッセージを送出する（503）。
以上、ここまでのAC断−タイマタイムアウト−停電端末
接続側へのエラー送出の一連の処理について、縦軸を時
間として、処理の流れを時系列的に表わしたのが第６図
である。このステップ110〜112の処理を停電した端末ア
ダプタに接続しているデータ通信端末が受信側となって
いる呼がなくなるまで続ける。
接続側へのエラー送出の一連の処理について、縦軸を時
間として、処理の流れを時系列的に表わしたのが第６図
である。このステップ110〜112の処理を停電した端末ア
ダプタに接続しているデータ通信端末が受信側となって
いる呼がなくなるまで続ける。
上記の呼がなくなると、さらにデータ通信呼が有るかど
うか判別する（113）。存在する場合は、その呼は停電
した端末アダプタに接続している端末が送信側である。
そこで、データ通信処理410へ端末からのデータ送信停
止要求のメッセージを送出する（114）。そのメッセー
ジを受け取ったデータ通信処理410では（502）、端末か
らの受信の受付けを停止する（504）。そして、データ
送信先に対して、停電によるデータ通信断のエラーメッ
セージを送出する（505）。これが終了すると、データ
通信側に対して呼切断メッセージを送出し（115）、呼
解放を受け取ると（116）、一つの呼に対する処理が終
了する。ステップ114〜116の処理をデータ通信呼が無く
なるまで行う。以上、AC断−タイマタイムアウト−相手
側端末へのエラー送出の一連の処理について、縦軸を時
間として処理の流れを時系列的に表わしたのが第７図で
ある。
うか判別する（113）。存在する場合は、その呼は停電
した端末アダプタに接続している端末が送信側である。
そこで、データ通信処理410へ端末からのデータ送信停
止要求のメッセージを送出する（114）。そのメッセー
ジを受け取ったデータ通信処理410では（502）、端末か
らの受信の受付けを停止する（504）。そして、データ
送信先に対して、停電によるデータ通信断のエラーメッ
セージを送出する（505）。これが終了すると、データ
通信側に対して呼切断メッセージを送出し（115）、呼
解放を受け取ると（116）、一つの呼に対する処理が終
了する。ステップ114〜116の処理をデータ通信呼が無く
なるまで行う。以上、AC断−タイマタイムアウト−相手
側端末へのエラー送出の一連の処理について、縦軸を時
間として処理の流れを時系列的に表わしたのが第７図で
ある。
そして、データ通信呼が無くなれば、データ通信処理停
止のメッセージをデータ通信処理410へ送出し（117）、
データ通信処理410では、機能停止メッセージを受け取
ると（501）自らその機能を停止する（506）。
止のメッセージをデータ通信処理410へ送出し（117）、
データ通信処理410では、機能停止メッセージを受け取
ると（501）自らその機能を停止する（506）。
以上の長期AC停電に対する処理終了後、AC回復を検出し
た場合は、停電時に停止した機能を再度立上げる事によ
りその機能を回復する。
た場合は、停電時に停止した機能を再度立上げる事によ
りその機能を回復する。
本実施例によれば、データ通信中に長期AC停電となった
場合、その受信側に対して停電による異常中断の通知が
可能で、かつ、長期AC停電時でも局給電電源により電話
としての機能を保障できる。
場合、その受信側に対して停電による異常中断の通知が
可能で、かつ、長期AC停電時でも局給電電源により電話
としての機能を保障できる。
本発明によれば、電話通信とデータ通信を同一装置上で
行う電話端末において、長期AC停電によるデータ通信処
理機能停止によるデータ転送の異常中断という事をデー
タ受信者に明示可能で、かつ、長期AC停電時も電話機能
は使用可能な方式を提供できるという効果がある。
行う電話端末において、長期AC停電によるデータ通信処
理機能停止によるデータ転送の異常中断という事をデー
タ受信者に明示可能で、かつ、長期AC停電時も電話機能
は使用可能な方式を提供できるという効果がある。
第１図は本発明の一実施例の呼制御処理における処理手
順を示すフローチャート，第２図，第３図は本発明に係
る端末アダプタのシステム構成例を示す図，第４図は上
記端末アダプタの処理装置上で動作するプログラム構成
例を示す図，第５図は本発明の一実施例のデータ通信処
理における処理手順を示すフローチャート，第６図はAC
断−タイマタイムアウト−停電端末接続側へのエラー送
出の一連の処理の流れを時系列的に表わした図，第７図
はAC断−タイマタイムアウト−相手側端末へのエラー送
出の一連の処理の流れを時系列的に表わした図である。 10……処理装置,13……電話機能， 16……電源,17……局給電線， 18……ACコンセント， 19……AC状態表示信号線， 300……局給電電源装置， 310……AC給電電源装置， 320……停電時給電用電源装置。
順を示すフローチャート，第２図，第３図は本発明に係
る端末アダプタのシステム構成例を示す図，第４図は上
記端末アダプタの処理装置上で動作するプログラム構成
例を示す図，第５図は本発明の一実施例のデータ通信処
理における処理手順を示すフローチャート，第６図はAC
断−タイマタイムアウト−停電端末接続側へのエラー送
出の一連の処理の流れを時系列的に表わした図，第７図
はAC断−タイマタイムアウト−相手側端末へのエラー送
出の一連の処理の流れを時系列的に表わした図である。 10……処理装置,13……電話機能， 16……電源,17……局給電線， 18……ACコンセント， 19……AC状態表示信号線， 300……局給電電源装置， 310……AC給電電源装置， 320……停電時給電用電源装置。
Claims (2)
- 【請求項１】通話手段と、データ通信手段と、AC給電を
し、該AC給電が断の状態になったAC給電断通知と該AC給
電が断の状態から回復したAC給電回復通知とを出力する
AC給電電源装置と、前記AC給電電源装置からAC給電断通
知が出力されたときからAC給電断状態を時間監視し、該
時間監視を前記AC給電電源装置からAC給電回復通知が出
力されたとき前記時間監視を回復する時間監視機能を備
え、前記AC給電電源装置からAC給電断通知が出力された
とき前記データ通信手段を介しての新たなデータ通信呼
の受付を禁止し、前記時間監視機能により所定の長時間
以前に回復したとき前記データ通信手段を介しての新た
なデータ通信呼の受付を回復し、前記時間監視機能によ
り前記所定の長時間経過したとき前記データ通信手段を
介して各呼毎の送信受信を管理する制御テーブルに基づ
き通信中のデータ通信呼があればデータ通信処理機能の
うちのデータ送信機能を再開させて、前記データ通信呼
が受信中のものであれば該受信呼を切断したのち異常中
断のメッセージをデータ通信処理部へ送出し、前記デー
タ通信呼が送信中のものであれば異常中断メッセージを
送信先へ送信したのち該送信呼を切断し、前記時間監視
機能により前記所定の長時間経過したとき各呼毎の送信
受信を管理する制御テーブルに基づき通信中のデータ通
信呼がなくなった時点でデータ通信処理機能を停止させ
て前記通話手段による電話機能のみを活かす制御処理手
段とを備えたことを特徴とするデータ通信処理機能付き
電話端末。 - 【請求項２】通話手段と、データ通信手段と、AC給電を
し、該AC給電が断の状態になったAC給電断通知と該AC給
電が断の状態から回復したAC給電回復通知とを出力する
AC給電電源装置と、停電時にバックアップ給電し、該バ
ックアップ給電が能力不足に陥った能力不足通知を出力
する停電時給電用電源装置と、局より給電される局給電
電源装置と、前記AC給電電源装置からAC給電断通知が出
力されたとき前記AC給電電源装置から前記停電時給電用
電源装置に切り換え、前記停電時給電用電源装置から能
力不足通知が出力されたとき前記停電時給電用電源装置
から前記局給電電源装置に切り換え、前記AC給電電源装
置からAC給電回復通知が出力されたとき前記停電時給電
用電源装置または前記局給電電源装置から前記AC給電電
源装置に切り換える切り換え手段と、前記AC給電電源装
置からAC給電断通知が出力されたときからAC給電断状態
を時間監視し、該時間監視を前記AC給電電源装置からAC
給電回復通知が出力されたとき前記時間監視を回復する
時間監視機能を備え、前記AC給電電源装置からAC給電断
通知が出力されたとき前記データ通信手段を介しての新
たなデータ通信呼の受付を禁止し、前記時間監視機能に
より所定の長時間以前に回復したとき前記データ通信手
段を介しての新たなデータ通信呼の受付を回復し、前記
時間監視機能により前記所定の長時間経過したとき前記
データ通信手段を介して各呼毎の送信受信を管理する制
御テーブルに基づき通信中のデータ通信呼があればデー
タ通信処理機能のうちのデータ送信機能を再開させて、
前記データ通信呼が受信中のものであれば該受信呼を切
断したのち異常中断のメッセージをデータ通信処理部へ
送出し、前記データ通信呼が送信中のものであれば異常
中断メッセージを送信先へ送信したのち該送信呼を切断
し、前記時間監視機能により前記所定の長時間経過した
とき各呼毎の送信受信を管理する制御テーブルに基づき
通信中のデータ通信呼がなくなった時点でデータ通信処
理機能を停止させて前記通話手段による電話機能のみを
活かす制御処理手段とを備えたことを特徴とするデータ
通信処理機能付き電話端末。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22634587A JPH0734567B2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | データ通信処理機能付き電話端末 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22634587A JPH0734567B2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | データ通信処理機能付き電話端末 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6471262A JPS6471262A (en) | 1989-03-16 |
| JPH0734567B2 true JPH0734567B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=16843710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22634587A Expired - Lifetime JPH0734567B2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | データ通信処理機能付き電話端末 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734567B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5182223A (en) * | 1990-12-19 | 1993-01-26 | Texas Instruments Incorporated | Method of making an integrated circuit with capacitor |
| JPH0593156U (ja) * | 1992-05-12 | 1993-12-17 | 五郎 松田 | 多目的電話機 |
| JP3747702B2 (ja) | 1999-08-24 | 2006-02-22 | 日本電気株式会社 | Ｄｓｌ給電方法、ｄｓｌ給電システム、加入者側網終端装置及び局側回線終端装置 |
| JP3611205B2 (ja) * | 2001-11-12 | 2005-01-19 | 船井電機株式会社 | テレビジョン、バックアップ電源装置および電源バックアップ方法 |
| CN113269334A (zh) * | 2021-05-14 | 2021-08-17 | 国网上海市电力公司 | 一种重要活动客户侧保电过程准备方法 |
-
1987
- 1987-09-11 JP JP22634587A patent/JPH0734567B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6471262A (en) | 1989-03-16 |
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