JP3134171B2 - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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JP3134171B2 JP04333367A JP33336792A JP3134171B2 JP 3134171 B2 JP3134171 B2 JP 3134171B2 JP 04333367 A JP04333367 A JP 04333367A JP 33336792 A JP33336792 A JP 33336792A JP 3134171 B2 JP3134171 B2 JP 3134171B2
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英明 小林
満興 前田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として一般家庭やオ
フイスなどで使用される電気湯沸かし器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発光ダイオードの取付基板および
制御基板を一つにまとめた調理器の表示装置として図4
に示すようなものがあった。図4において、筒状のボデ
ィ1は液体を収容する容器2を内装し、容器2底部には
発熱体3を有し、基台4は容器2の下方に位置して概略
円筒状の外周壁5で構成されて内方に天面6と側壁7と
外周壁5の一部を共通側面8として水密的に構成し、か
つ底面9の中心寄りの一部を開口して開口部10を構成
した収納部11を有した合成樹脂などで成形加工して形
成されており、収納部11内には制御回路を形成する制
御基板12を略水平に配設している。共通側面8には透
過部である貫通孔13が水平方向に複数個形成されてい
る。操作部14は、基台4の共通側面8を形成する外周
壁5の外面の一部を凹状に形成してあり、樹脂フィルム
で形成された操作板15は操作部14に貼りつけられて
いる。基台4の成形加工はボディ1との合わせ部を金型
の基本パーティングラインとして収納部11をスライド
コアで成形するとともに底面9の開口部10よりスライ
ドコアを離型させる構成とする。容器2の上端開口部周
縁の外方に設けた係止部16を、ボディ1上部に配設さ
れて中央部を略周状に開口して設けた上枠17の周状段
部18に係止して収納し、さらに、ボディ1を支持する
基台4の底部に裏板19を備えて、この裏板19と容器
2の底部に固着して設けた取り付け金具20とを止めね
じ21により締結することで、裏板19は容器2を引っ
張ることとなり、容器2は上枠17を介してボディ1を
基台4側に引っ張ることとなる。従って、ボディ1は上
枠17と基台4とで挟持される状態で組み立てられるこ
ととなる。蓋22は上枠17の一端に開閉自在に取り付
けられるとともに容器2の上端開口部を覆っている。導
水パイプ23は、一端を容器2の底面近傍に連通し、他
端を吐出口24と連通して外方に開放している。制御基
板12は容器2の底部略中央下側に感熱のために備えら
れた温度検出素子25からの信号を受けて発熱体3によ
る湯沸し状態を検知して発熱体3への通電を制御し、さ
らに、湯沸かし完了後は保温状態を制御して、電気湯沸
かし器の機能を維持し続ける。
【0003】蓋22は、蛇腹状のエアーポンプ26を内
蔵し、このエアーポンプ26の上部に備えた押し板27
と、一端を容器2内上部に開口し他端を外方に開口した
蒸気通路28とを備えている。
【0004】制御基板12の端部には、発光部本体29
と平行な導電部30とから成り光を導電部30の長手方
向に放射する発光ダイオード31を、導電部30で直角
に曲げて形成した表示部材32を貫通孔13を光が通過
するようにはんだ付けしている。制御基板12にはスイ
ッチ33もはんだ付けしてある。
【0005】この構成において、容器2に水を入れて通
電すると、やがて沸騰して温度検知素子25により沸騰
を検知し、制御基板12により保温状態が維持制御され
る。沸騰時に発生した蒸気は蒸気通路28を通過して外
方へ放出される。保温状態では、制御基板12が温度検
知素子25を介して容器2内の温度を検知しながら発熱
体3への通電を制御して、容器2内の湯温を一定に保
つ。沸騰状態と保温状態は各々操作板15を介して発光
ダイオード31の放射する光で表示される。また、保温
時に沸騰させたいときは操作板15を介してスイッチ3
3を押して操作すると制御基板12により発熱体3へ通
電し、容器2内の水が沸騰する。やがて温度検知素子2
5が容器2を介して水温を検知し、発熱体3への通電を
停止する。湯を所望のときは、押し板27を押す。押し
板27を押すとエアーポンプ26内の空気が容器2の上
方に圧送されて水面を押し下げ、容器2内の湯は導水パ
イプ23を通って吐出口24より放出される。所望の湯
が得られるまで繰り返し押し板27を押す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、発光ダイオード31の導電部3
0を直角に折り曲げる必要があり、加工コストが高くな
るとともに折り曲げ時に曲げ角度のばらつきが発生して
基台4の貫通孔13との位置関係がずれるといった問題
があった。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、加工上経済的でかつ精度の良い電気湯沸かし器を提
供するもので特に位置決めがより簡単で確実な組立と、
より明るい表示部を構成することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の電気湯沸かし器は、筒状のボディと、ボ
ディ内に収納した有底状の容器と、容器の底部に配設し
容器内に収容された液体を加熱する発熱体と、ボディ下
部に位置して外周壁を有する基台と、基台内に側壁と天
面と共通側面とを一体に構成し、底面の一部を開口した
収納部と、前記収納部内に水平方向に制御基板を固定し
て設けた電気湯沸かし器において、前記 共通側面の内壁
に前記制御基板の一端部を係止する溝を水平方向に設
け、かつ前記共通側面に前記溝と一定間隔をもって光の
透過部となる貫通孔を形成し、前記制御基板の前記一端
部の下方に位置する側面放射型発光ダイオードの直線状
の導体の先端を前記制御基板に対して直角方向に固定
し、その制御基板を前記共通側面の溝に係止するととも
前記側面放射型発光ダイオードの発光部本体を前記共
通側面の前記貫通孔に臨ませたものである。
【0009】
【作用】上記した手段により、加工上経済的で均一な表
示機能の電気湯沸かし器を提供することができ、位置決
めがより簡単でかつ確実な組立を行なうことができると
とともに、より明るい表示部を構成することができる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の一実施例の電気湯沸かし器
を図1から図3に基づいて説明する。
【0011】本実施例において、側面放射型発光ダイオ
ード40は、発光部本体41と発光部本体41から伸設
した2本の平行な導体42から成り、導体42に直角方
向に発光部本体41から光を放射するものであり、制御
回路を形成する制御基板43端部に外方に光を放射する
位置に導体42が制御基板43に対して直角に位置する
とともに制御基板43の外方に光を放射するようにはん
だ付けされている。溝44は成形加工時にスライドコア
のスライドにより基台4の共通側面8の内壁の貫通孔1
3近傍に略水平に形成され、制御基板43の一端が係
止されることにより、側面放射型発光ダイオード40が
光の透過部である貫通孔13に臨む所定のところに位置
することとなる。固定ねじ45は制御基板43を収納部
11のボス46に固定している。防水カバー47は概略
全周に設けた防水リブ48により開口部10を水密的に
閉塞しており、給水時や本体の洗浄時に本体内に浸水し
た水の収納部11への浸水を防止する。上記以外の構成
については従来例と同一のため同一部材には同一符号を
つけて詳細な説明を省略する。
【0012】また、上記構成において、基本操作は従来
例と同じであるためその説明を省略する。側面放射型発
光ダイオード40は導体42を折り曲げることなく制御
基板43にはんだづけされるので加工工程が簡素化でき
るとともに、従来折り曲げにより発生していた発光部本
体41の制御基板43に対する位置のばらつきが発生し
なくなり、より正確に貫通孔13に光を放射することが
でき、側面放射型発光ダイオード40はその導体42が
折り曲げられないことにより、制御基板43に対する占
有面積つまり投影面積が小さいので、耐熱性に乏しい制
御基板43を小さくすることができ信頼性のより高い電
気湯沸器を実現することができる。また、組立加工時に
底面9側から開口部10を通して制御基板43を収納部
11に挿入し、共通側面8の内壁に設けた溝44に制御
基板43の一端を係止することで制御基板43の位置
決めが容易に可能であるとともに、制御基板43を共通
側面8の内壁に溝44を設けて係止することで制御基板
43をより外方へ位置させることができ、従って発光部
本体41をより外方へ位置させて共通側面8に設けた貫
通孔13に側面放射型発光体40の発光部本体41を正
確に臨ませることができることとなり、発光部本体41
で発生する光をより多く外方へ放射させることができ
る。これにより電気湯沸かし器の通電の有無を明所にお
いても確実に覗認することができる。
【0013】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように本発明の
電気湯沸かし器、筒状のボディと、ボディ内に収納し
た有底状の容器と、前記容器の底部に配設し容器内に収
容された液体を加熱する発熱体と、ボディ下部に位置し
て外周壁を有する基台と、基台内に側壁と天面と共通側
面とを一体に構成し底面の一部を開口した収納部と、収
納部内に水平方向に制御基板を固定して設け、前記共通
側面の内壁に前記制御基板の一端部を係止する溝を水平
方向に設け、かつ前記共通側面に前記溝と一定間隔をも
って光の透過部となる貫通孔を形成し、前記制御基板の
前記一端部の下方に位置する側面放射型発光ダイオード
の直線状の導体の先端を前記制御基板に対して直角方向
に固定し、その制御基板と前記共通側面の溝に係止する
とともに前記側面放射型発光ダイオードの発光部本体を
前記共通側面の前記貫通孔に臨ませた構成である。
【0014】従って、(1)組立加工時に制御基板を収
納部に挿入し共通側面の内壁に設けた溝に制御基板の一
端部を係止することにより制御基板の位置決めが容易で
ある。
【0015】(2)前記共通側面に溝とは一定間隔で光
の透過部となる貫通孔が設けられているため、溝と貫通
孔との間隔に合致させて側面放射型発光ダイオードの導
体長さを決定することにより側面放射型発光ダイオード
の発光部本体は正確に前記貫通孔に臨むこととなり正確
な組立てができる。
【0016】(3)側面放射型発光ダイオードの導体は
折曲げることなく直線状の儘配設されるので加工工程は
簡単である。
【0017】(4)折り曲げによる発生する制御基板な
らびに共通側面の貫通孔に対する位置ズレの危惧がなく
て側面放射型発光ダイオードの位置決めが容易かつ正確
である。
【0018】(5)制御基板に対する側面放射型発光ダ
イオードの専有面積となる投影面積が小さいので、耐熱
性に乏しい制御基板を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気湯沸かし器の要部
断面図
【図2】同要部の分解斜視図
【図3】同外観斜視図
【図4】従来の電気湯沸かし器の断面図
【符号の説明】
1 ボディ 2 容器 3 発熱体 4 基台 5 外周壁 6 天面 7 側壁 8 共通側面 9 底面 10 開口部 11 収納部 13 貫通孔(透過部) 40 側面放射型発光ダイオード 41 発光部本体 42 導体 43 制御基板44 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−140111(JP,A) 実開 昭59−37020(JP,U) 実開 平1−175627(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のボディと、ボディ内に収納した有底
    状の容器と、前記容器の底部に配設し容器内に収容され
    た液体を加熱する発熱体と、ボディ下部に位置して外周
    壁を有する基台と、前記基台内に側壁と天面と共通側面
    とを一体に構成し、底面の一部を開口した収納部と、前
    記収納部内に水平方向に制御基板を固定して設けた電気
    湯沸かし器において、前記共通側面の内壁に前記制御基
    板の一端部を係止する溝を水平方向に設け、かつ前記共
    通側面に前記溝と一定間隔をもって光の透過部となる貫
    通孔を形成し、前記制御基板の前記一端部の下方に位置
    する側面放射型発光ダイオードの直線状の導体の先端を
    前記制御基板に対して直角方向に固定し、その制御基板
    を前記共通側面の溝に係止するとともに前記側面放射型
    発光ダイオードの発光部本体を前記共通側面の前記貫通
    孔に臨ませたことを特徴とする電気湯沸かし器。
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