JP3130088U - フレキシブル管、及びフレキシブル管とフレキシブル管用継手との接続構造 - Google Patents

フレキシブル管、及びフレキシブル管とフレキシブル管用継手との接続構造 Download PDF

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Abstract

【課題】フレキシブル管がフレキシブル管用継手に所定の長さ挿入されていることが容易に確認する。
【解決手段】蛇腹状の金属コルゲイト管93と、金属コルゲイト管93の外表面を被覆する樹脂被覆層95とからなるフレキシブル管91において、樹脂被覆層95の外表面に所定の長さのマーク98を所定のピッチで設け、フレキシブル管91をフレキシブル管用継手1に所定の位置にまで挿入したとき、マーク98がフレキシブル管用継手1の挿入孔22に隠れるようにする。
【選択図】図2

Description

本考案は、屋内のガス供給配管に用いられるフレキシブル管と、これに接続するフレキシブル管用継手に関し、特に長期に亘るシール性能の改良に関する。
一般に都市ガス等のガス供給配管には、その施工性などの観点から蛇腹状の金属コルゲイト管からなるフレキシブル管と、これを接続するフレキシブル管用継手が広く用いられている。フレキシブル管用継手としては、コルゲイト管を受容する筒状本体と、この筒状本体の内面とコルゲイト管先端部外周との隙間をシールするリング状シール材とコルゲイト管外周の谷部に係りあう爪を有したリング状のリテーナと、リング状リテーナを筒状本体より抜け出ないように拘束する止輪とを備えたフレキシブル管用継手が実用化されている(特許文献1の図5参照)。このようなフレキシブル管用継手は、フレキシブル管を挿入するだけでワンタッチに施工ができるので作業性に優れるものとされている。
しかしながら、フレキシブル管用継手に対してフレキシブル管を所定の位置にまで確実に挿入されない場合には、その接続部のシール性が十分保持できないという課題があり、一般的には、金属コルゲイト管の先端から所定の挿入長さに相当する距離の位置に、フエルトペンなどを用いてマーキングを施す作業が必要となっている。
これに対して、特許文献1には、金属コルゲイト管の先端部に掛かり合う掛かり合い部と、フレキシブル管の外面に沿ってこのフレキシブル管の長さ方向に配置される本体部とを有し、本体部には軸方向と周方向へL字状に曲折する貫通孔部が形成され、この貫通孔部を通してフレキシブル管の表面に、軸方向と周方向のマーキングを施すことが可能なようなマーキング治具が提案されている。
特開2002−276865号公報
しかしながら、特許文献1に記載のマーキング治具は、マーキングの作業を簡便にかつ確実にさせるものの、所詮マーキング作業を必要とするものでしかなく、フレキシブル管とフレキシブル管用継手との接続作業性を根本的に解決するものではなかった。
即ち、本考案は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものであり、フレキシブル管用継手にフレキシブル管を容易に接続することができるとともに、フレキシブル管用継手の所定の位置に確実に挿入されることをもって、管と継手とのシール性能を長期に亘って維持することができるフレキシブル管の供給を目的としている。
本考案は、蛇腹状の金属コルゲイト管と、金属コルゲイト管の外表面を被覆する樹脂被覆層とからなるフレキシブル管において、前記樹脂被覆層の外表面に所定の長さのマークを所定のピッチで設けたフレキシブル管である。
また、前記マークは、前記コルゲイト管の蛇腹のピッチに関連して、その所定長さと所定のピッチを規定することが好ましく、前記コルゲイト管の蛇腹の3ピッチ分を所定の長さとし、前記コルゲイト管の蛇腹の6ピッチ分を所定のピッチとすることができる。
また、本考案は、蛇腹状の金属コルゲイト管が内部に挿入される挿入孔を有するフレキシブル管用継手と、請求項1乃至3に記載のフレキシブル管との接続構造であって、前記フレキシブル管を前記フレキシブル管用継手に所定の位置にまで挿入したとき、前記マークが前記フレキシブル管用継手の前記挿入孔に隠れるように位置してなるフレキシブル管とフレキシブル管用継手との接続構造である。
本考案に係るフレキシブル管によれば、樹脂被覆層の外表面に所定の長さのマークを所定のピッチで設けているので、フレキシブル管がフレキシブル管用継手に所定の長さ挿入されていることが容易に確認することができ、フレキシブル管とフレキシブル管用継手とが適正にシールすることができる。
本考案の最良の形態を図1から図2を用いて説明する。図1は、本考案のフレキシブル管の一実施例の正面図を、図2は、本考案のフレキシブル管をフレキシブル管用継手に挿入されるときの断面図を示している。なお、図2において、中心線より図面向かって上半分は、フレキシブル管を挿入途中の図、下半分はフレキシブル管の挿入が完了した図を示している。
まず、一般にフレキシブル管は、金属コルゲイト管の谷部でその長手方向に垂直となるように切断される。また、フレキシブル管の樹脂被覆層は、フレキシブル管用継手の製造メーカ毎に決められた所定の長さを、フレキシブル管の端部から除去される。これらは、気密パッキンのシール性能を保証したり、水密パッキンでの水密性を保証したりするために必要な基準で、厳格に施工されている。
図1に示すフレキシブル管91は、蛇腹状の金属コルゲイト管93と、金属コルゲイト管93の外表面に被覆された樹脂被覆層95と、樹脂被覆層95に印刷されたマーク98とからなる。
図示するように、マーク98は、金属コルゲイト管93の谷部96から3ピッチ分離れた谷部96にまで設けられ、また3ピッチ分マーク98のない個所が設けられ、以後これを繰り返している。また、マーク98は、樹脂被覆層95を設けた後に、例えばインクジェット方式などで容易に印刷することができる。
そして、フレキシブル管91は、金属コルゲイト管93の先端のマーク98の印刷が始まる谷部96aで長手方向に垂直に切断され、また被覆樹脂層95は、谷部96aより6ピッチ分離れた位置まで除去される。即ち、フレキシブル管91は、マーク98の始まりで切断され、その次のマーク98の始まりまで被覆樹脂層95が除去される。
一方、図2に示すように、フレキシブル管91に接続されるフレキシブル管継手1は、一方に雄ねじ部14と、他方に挿入孔部16とを有した継手本体10と、一方にヘッド部21と他方に挿入部24と、内部にフレキシブル管91を受容する挿通孔部22を有したナット20とから主になっている。
また、継手本体10の挿入孔部16には係止溝17が形成され、ナット20の挿入部24には係止溝25が形成されている。そして、係止溝17、25を跨ぐようにストップリング61が配置されており、継手本体10とナット20とは分解不能に連結されている。
継手本体10の挿入孔部16の奥側(図面向かって右方向)には、リング状の気密パッキン42が配置されている。この気密パッキン42は、外径側で継手本体10の内径突部18に係止されている。一方、内径側は、フレキシブル管91の金属コルゲイト管93の外径よりも小さく設けられるとともに、蛇腹状の金属コルゲイト管93の山谷の略1.5ピッチ分の長さを有し、金属コルゲイト管93の外径を気密にシールする。また、気密パッキン42は、特に長期間にわたってシール性能を保持する必要性から、ニトリルブタジエンゴム(NBR)が最適である。
また、気密パッキン42には、断面L型のリング状のガイド46が一体に設けられている。また、ガイド46の保持部46aには、リング状の耐火パッキン44が保持されている。耐火パッキン44は、例えば、原料ゴムと無発砲状態で熱膨張する黒鉛層間化合物と必要に応じ充填材、軟化材、加硫剤等を混練して得られたゴム配合物を材料とし、800度〜1000度に加熱すると見掛けの体積は100乃至250倍に増加するものである。
即ち、フレキシブル管用継手1が火災等で高温にさらされた場合、気密パッキン42は焼失してしまうが、耐火パッキン44が熱膨張し、金属コルゲイト管93の外径をシールすることで、火災時にガス漏れが生じて被害を拡大させることを防止している。
また、ナット20の挿入部24には、Oリング溝23が形成され水密Oリング47が装着されている。また、ナット20の挿通孔部22には、水密パッキン48が備えられている。従って、フレキシブル管91の樹脂被覆層95の外周面を水密パッキン48でシールしてフレキシブル管用継手1の内部に外部からの水分や粉塵等の進入を阻止している。
また、ナット20の挿通孔部には、係止溝28が形成され、リテーナ50の末端係止部52が係止されている。リテーナ50は、複数の金属片からなる引抜防止部56がリテーナ本体54に一体に成形され、引抜防止部56は、径方向に拡縮自在に設けられている。
即ち、フレキシブル管91を挿入する場合には、引抜防止部56が拡径して、フレキシブル管91の金属コルゲイト管93を挿入可能とし、挿入が完了すると、引抜防止部56の先端が、金属コルゲイト管93の谷部96に係止され、フレキシブル管91の引抜を不可能とする。
このフレキシブル管91をフレキシブル管用継手1に挿入すると、リテーナ50が金属コルゲイト管93の山谷の通過ごとに拡縮を繰り返し、断続的な手応えを感じる(図2の中心線より図の上半分を参照)。この状態では、マーク98がナット20から見える状態であり、フレキシブル管91は、まだ所定の位置にまで到達していないことを認識することができる。
さらにフレキシブル管91を挿入すると、気密パッキン42のシール面圧によって、挿入力を大きく必要とし、最後にフレキシブル管用継手1の当接面19に金属コルゲイト管93の先端が到達する。しかして、フレキシブル管91がフレキシブル管用継手1の所定の位置に挿入されるとマーク98がナット20の内部に隠れるように位置することとなる。(図2の中心線より下半分を参照)
従って、マーク98の位置を確認するだけで、フレキシブル管91の挿入量を確認することができるので、確実にフレキシブル管91をフレキシブル管用継手1へ接続施工することができ、気密パッキン42が金属コルゲイト管93の外周面をシールするので、長期に亘ってシール性能を維持することができる。
本考案のフレキシブル管の一実施例の正面図である。 本考案のフレキシブル管をフレキシブル管用継手に挿入されるときの断面図である。
符号の説明
1:フレキシブル管用継手、
10:継手本体、14:雄ねじ部、16:挿入孔部、17:係止溝、18:内径突部、19:当接面、
20:ナット、21:ヘッド部、22:挿通孔部、23:Oリング溝、24:挿入部、25:係止溝、28:係止溝、
42:気密パッキン、44:耐火パッキン、46:ガイド、46a:保持部、47:水密Oリング、48:水密パッキン、
50:リテーナ、52:末端係止部、54:リテーナ本体、56:引抜防止部、
61:ストップリング
91:フレキシブル管、93:金属コルゲイト管、95:樹脂被覆層、96、96a:谷部、98:マーク、

Claims (4)

  1. 蛇腹状の金属コルゲイト管と、金属コルゲイト管の外表面を被覆する樹脂被覆層とからなるフレキシブル管において、前記樹脂被覆層の外表面に所定の長さのマークを所定のピッチで設けたことを特徴とするフレキシブル管。
  2. 前記マークは、前記コルゲイト管の蛇腹のピッチに関連して、その所定長さと所定のピッチを規定することを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル管。
  3. 前記マークは、前記コルゲイト管の蛇腹の3ピッチ分を所定の長さとし、前記コルゲイト管の蛇腹の6ピッチ分を所定のピッチとしたことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル管。
  4. 蛇腹状の金属コルゲイト管が内部に挿入される挿入孔を有するフレキシブル管用継手と、
    請求項1乃至3に記載のフレキシブル管との接続構造であって、前記フレキシブル管を前記フレキシブル管用継手に所定の位置にまで挿入したとき、前記マークが前記フレキシブル管用継手の前記挿入孔に隠れるように位置してなることを特徴とするフレキシブル管とフレキシブル管用継手との接続構造。
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