JP3129410U - フレキシブル管用継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレキシブル管を接続するフレキシブル管用継手のシール性能を長期に亘って維持する。
【解決手段】蛇腹状の金属フレキシブル管92が内部に挿入される挿入孔22を有するフレキシブル管用継手1であって、挿入孔22には小径部22aが形成されており、所定以上の扁平の金属コルゲイト管92が挿入されたとき、金属コルゲイト管92の長径側が小径部22aに当接することによって、金属コルゲイト管92の接続を不可能とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、屋内のガス供給配管に用いられるフレキシブル管を接続するフレキシブル管用継手に関し、特に長期に亘るシール性能の改良に関する。
一般に都市ガス等のガス供給配管には、その施工性などの観点から蛇腹状の金属コルゲイト管からなるフレキシブル管と、これを接続するフレキシブル管用継手が広く用いられている。フレキシブル管用継手としては、例えば特許文献1には、コルゲイト管を受容する筒状本体と、この筒状本体の内面とコルゲイト管先端部外周との隙間をシールするリング状シール材とコルゲイト管外周の谷部に係りあう爪を有したリング状のリテーナと、リング状リテーナを筒状本体より抜け出ないように拘束する止輪とを備えたコルゲイト管用管継手において、止輪の内径がコルゲイト管の最大外径より大きくされ、コルゲイト管が、筒状本体内面とコルゲイト管外周との間に形成された隙間内を径方向へ移動可能とされてなるコルゲイト管用管継手が記載されている。
このように構成された特許文献1に記載のコルゲイト管用管継手は、コルゲイト管に振動などの外力が加えられてもこれらを緩和し、コルゲイト管の疲労による破壊・損傷を防止するとともに、コルゲイト管を挿入するだけで接続施工が完了するという利点を有している。
特開2005−16598号公報
しかしながら、特許文献1に記載のコルゲイト管用管継手は、筒状本体の内面とコルゲイト管先端部外周との隙間をリング状シール材でシールしているので、コルゲイト管先端部の真円度がシール性能に直接影響を与えてしまう。即ち、コルゲイト管先端部が例えば楕円状に扁平していると、短径部ではシール面圧低下により短期のシール性能が低下し、また長径部においてはシール面圧が必要以上に上昇するために長期に至ってはシール材が永久歪を起こしてしまい、シール材の弾性力の低下からシール性能を低下させる懸念がある。
しかも、特許文献1に記載の技術では、止輪の内径がコルゲイト管の最大外径より大きくされ、筒状本体内面とコルゲイト管外周との間に隙間を形成されているので、扁平変形しているコルゲイト管を容易に挿入することが可能で、施工現場においてコルゲイト管の扁平量を管理する必要を生じさせている。
即ち、本考案は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものであり、フレキシブル管を接続するフレキシブル管用継手のシール性能を長期に亘って維持することができるフレキシブル管用継手の供給を目的としている。
本考案は、蛇腹状の金属フレキシブル管が内部に挿入される挿入孔を有するフレキシブル管用継手であって、前記挿入孔には小径部が形成されており、所定以上の扁平の前記金属コルゲイト管が挿入されたとき、前記金属コルゲイト管の長径側が前記小径部に当接することによって、前記金属コルゲイト管の接続を不可能とするフレキシブル管用継手である。
このとき、前記小径部は、複数設けることができる。
本考案に係るフレキシブル管用継手によれば、所定以上の扁平の前記金属コルゲイト管が挿入されたとき、金属コルゲイト管の長径側が小径部に当接するので、金属コルゲイト管の接続を不可能とし、フレキシブル管用継手のシール部材からの漏れの発生を未然に防止することができる。
本考案の最良の形態を図1から図3を用いて説明する。図1は、本考案のフレキシブル管用継手の一実施例の断面図を、図2は、本考案のフレキシブル管用継手に引抜力が加わった時の断面図を示している。
図1に示すように、フレキシブル管用継手1は、一方に雄ねじ部14と、他方に挿入孔部16とを有した継手本体10と、一方にヘッド部21と他方に挿入部24とを有したナット20とから主になっている。
また、継手本体10の挿入孔部16には係止溝17が形成され、ナット20の挿入部24には係止溝25が形成されている。そして、係止溝17、25を跨ぐようにストップリング61が配置されており、継手本体10とナット20とは分解不能に連結されている。
ストップリング61は、弾性を有する金属製のC型形状のリングで、継手本体10の挿入孔部16にナット20の挿入部24を挿入する際に、係止溝25に縮径させて収納され、ナット20の挿入に伴って、係止溝17、25の位置が合致したときに拡径して係止溝17、25を跨ぎ、継手本体10とナット20とを分解不能に連結する。
継手本体10の挿入孔部16の奥側(図面向かって右方向)には、リング状の気密パッキン42が配置されている。この気密パッキン42は、外径側で継手本体10の内径突部18に係止されている。一方、内径側は、フレキシブル管90の金属コルゲイト管92の外径よりも小さく設けられるとともに、蛇腹状の金属コルゲイト管92の凹凸の略1.5ピッチ分の長さを有し、金属コルゲイト管92の外径を気密にシールする。また、気密パッキン42は、特に長期間にわたってシール性能を保持する必要性から、ニトリルブタジエンゴム(NBR)が最適である。
また、気密パッキン42には、断面L型のリング状のガイド46が一体に設けられている。また、ガイド46の保持部46aには、リング状の耐火パッキン44が保持されている。
耐火パッキン44は、例えば、原料ゴムと無発砲状態で熱膨張する黒鉛層間化合物と必要に応じ充填材、軟化材、加硫剤等を混練して得られたゴム配合物を、金型に充填して成形し、ついでプレス加硫することにより製造される。黒鉛層間化合物は、例えば黒鉛(六員環重合体層が層状に重なり合った炭素の六方晶系結晶体)に硫酸を反応させることにより得られる層間に硫酸根が結合した化合物であり、170度以上に加熱されると無発砲状態で体積が数倍乃至数十倍にも増加し、800度〜1000度に加熱すると見掛けの体積は100乃至250倍に増加する。原料ゴムとしては、天然ゴム(NR)、ニトリルブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、エチレン−プロピレンゴム(EPDM)、シリコーンゴム(Q)等を用い得る。また耐火パッキン44は、シール機能の点からショアーA硬度が50〜80度の範囲となるような組成、条件で製造することが望ましい。
即ち、フレキシブル管用継手1が火災等で高温にさらされた場合、気密パッキン42は焼失してしまうが、耐火パッキン44が熱膨張し、金属コルゲイト管92の外径をシールすることで、火災時にガス漏れが生じて被害を拡大させることを防止している。
特に、耐火パッキン44が熱膨張するときに、ガイド46は気密パッキン42が焼失した空間を埋めるように図面に向かって右方向に移動するが、ガイド46のプレート部46bが継手本体10の内径突部18に当接して、その移動が阻止される。これによって、耐火パッキン44は、図面に向かって右方向への膨張が阻止されるので、膨張力が金属コルゲイト管92の外径に加わることとなり、シール性を保つことができる。
また、ナット20の挿入部24には、Oリング溝23が形成され水密Oリングが装着されている。また、ナット20の挿通孔部22には、水密パッキン48が備えられている。従って、フレキシブル管用継手の内部に外部からの水分や粉塵等の進入を阻止している。
また、ナット20には、挿入孔部22から挿入部24へ貫通する通気穴26が設けられ、選択透過性部材60が設けられている。
選択透過性部材60は、四フッ化エチレン樹脂粉を押し固めたのち、延伸加工して成形した連続多孔質膜を含むシート材からなり、0.1〜5μmの連続した微細孔を有し、空気や水蒸気のような気体は通すが、水などの液体ははじくという特性を備えているものがあげられる。あるいはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルアクリレート、ポリスチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、四フッ化エチレン重合体等の熱可塑性樹脂粉体から成形した連続気孔を有する多孔質体であるとか、またポリビニルアルコールとホルムアルデヒドを酸触媒と共に反応させることで成形した連続気孔を有する多孔質シート材等を用いてもよい。
これらの選択透過性部材は、空気や水蒸気のような気体を透過する通気性、透湿性を有し、一方で水や薬液等の液体は透過させない防水性を兼ね備えるもので、他に防塵性、耐薬品性、耐熱性、耐候性等にも優れる。従って、外から継手内への固体(塵芥など)及び液体(水や露など)の透過、侵入は阻止して配管施工後長期にわたって外部からの水分や塵芥の侵入を防止し内部が腐食するなどの問題が生じない。
具体的には、フレキシブル管90の樹脂被覆層94の内面にはフレキシブル管90の長手方向に(図示しない)凹凸が設けられており、フレキシブル管90を施工されたときに誤って釘を打たれると、漏れ出たガスが凹凸に沿って選択透過性部材60まで導かれ、選択透過性部材60は、ガス、空気等の気体は透過するので、ガス漏れセンサ等を利用することによって、漏れの有無を検知し得るようにしている。
また、ナット20の挿通孔部には、係止溝28が形成され、リテーナ50の末端係止部52が係止されている。リテーナ50は、複数の金属片からなる引抜防止部56がリテーナ本体54に一体に成形され、引抜防止部56は、径方向に拡縮自在に設けられている。
即ち、フレキシブル管90を挿入する場合には、引抜防止部56が拡径して、フレキシブル管90の金属コルゲイト管92を挿入可能とし、挿入が完了すると、引抜防止部56の先端部58が、金属コルゲイト管92の谷部96に係止され、フレキシブル管90の引抜を不可能とする。
また、フレキシブル管90に引抜力が加わった場合には、図2に示すように、リテーナ50の末端係止部52は、係止溝28の一端側28aに当接し、またリテーナ本体54のテーパ面54aが、ナット20の先端に形成されたテーパ面29に当接する。従って、リテーナ50の先端部58は、さらに金属コルゲイト管92の谷部96に食い込むように作用するので、フレキシブル管90が引き抜けることがない。
さて、本考案のフレキシブル管用継手1は、挿通孔部22に小径部22aを設けている。この小径部22aは、フレキシブル管90の樹脂被覆層94の外径より小さく、また金属コルゲイト管92の外径より大きい内径寸法に形成されている。
従って、金属コルゲイト管92の外径が楕円状に扁平していた場合、扁平の長径方向が、この小径部22aに当接し、それ以上フレキシブル管90を挿入することが不可能となる。
よって、フレキシブル管90が、フレキシブル管用継手1に挿入できたものについては、気密パッキン42へのシール面圧が、周方向に亘って、ほぼ一定となり、短期的にも長期的にもシール性能を維持することができる。
なお、小径部22aに変わって、ガイド46の保持部46aの内径寸法をフレキシブル管90の樹脂被覆層94の外径より小さく、また金属コルゲイト管92の外径より大きい内径寸法に設けても同様の効果を得ることができ、また小径部22aと保持部46aとを同様の内径寸法とすることもできる。
特に小径部22aと保持部46aとの2箇所で楕円状の扁平したフレキシブル管90の挿入を阻止できるので、例えばフレキシブル管90の先端が曲がっているような場合においても。その挿入を阻止することができる。
本考案のフレキシブル管用継手の一実施例の断面図である。 本考案のフレキシブル管用継手に引抜力が加わった時の断面図である。
符号の説明
1:フレキシブル管用継手、
10:継手本体、14:雄ねじ部、16:挿入孔部、17:係止溝、18:内径突部
20:ナット、21:ヘッド部、22:挿通孔部、22a:小径部、23:Oリング溝、24:挿入部、25:係止溝、26:通気穴、28:係止溝、
42:気密パッキン、44:耐火パッキン、46:ガイド、46a:保持部、46b:プレート部、47:水密Oリング、48:水密パッキン、
50:リテーナ、52:末端係止部、54:リテーナ本体、56:引抜防止部、58:先端部、
60:選択透過性部材、61:ストップリング
90:フレキシブル管、92:金属コルゲイト管、94:樹脂被覆層、96:谷部

Claims (2)

  1. 蛇腹状の金属コルゲイト管が内部に挿入される挿入孔を有するフレキシブル管用継手であって、前記挿入孔には小径部が形成されており、所定以上の扁平の前記金属コルゲイト管が挿入されたとき、前記金属コルゲイト管の長径側が前記小径部に当接することによって、前記金属コルゲイト管の接続を不可能とすることを特徴とするフレキシブル管用継手。
  2. 前記小径部は、複数設けられることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル管用継手。
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