JP3127891B2 - 情報応答方法、その装置および通信装置 - Google Patents
情報応答方法、その装置および通信装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタパッケージ
が複数のスレーブパッケージからの情報を収集する情報
応答方法、その装置および通信装置に関する。
が複数のスレーブパッケージからの情報を収集する情報
応答方法、その装置および通信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の情報応答方法としては、
例えば特開平４−２４２３４３号公報に記載の構成が知
られている。
例えば特開平４−２４２３４３号公報に記載の構成が知
られている。
【０００３】この特開平４−２４２３４３号公報に記載
の情報応答方法は、マスタパッケージとスレーブパッケ
ージとを、パッケージ選択情報線、フレームパルス信号
線、クロック信号線、選択応答線、情報応答線により接
続している。そして、スレーブパッケージは、マスタパ
ッケージから選択情報線を介して伝送されるパッケージ
選択情報をあらかじめ内部に設定されたアドレス情報と
比較する。次に、パッケージ選択情報とアドレス情報と
が一致した際には、一致するアドレス情報が設定された
いずれかのスレーブパッケージが選択応答線を介して選
択されたことをマスタパッケージに応答するとともに、
フレームパルス信号線とクロック信号線の信号のタイミ
ングにより時分割多重した情報を情報応答線を介してマ
スタパッケージに返答する。そして、スレーブパッケー
ジが応答する情報がなくなった時点で、選択応答線を介
して応答が終了した旨をマスタパッケージに通知し、こ
の通知により、マスタパッケージは他のスレーブパッケ
ージの呼び出しを実行している。
の情報応答方法は、マスタパッケージとスレーブパッケ
ージとを、パッケージ選択情報線、フレームパルス信号
線、クロック信号線、選択応答線、情報応答線により接
続している。そして、スレーブパッケージは、マスタパ
ッケージから選択情報線を介して伝送されるパッケージ
選択情報をあらかじめ内部に設定されたアドレス情報と
比較する。次に、パッケージ選択情報とアドレス情報と
が一致した際には、一致するアドレス情報が設定された
いずれかのスレーブパッケージが選択応答線を介して選
択されたことをマスタパッケージに応答するとともに、
フレームパルス信号線とクロック信号線の信号のタイミ
ングにより時分割多重した情報を情報応答線を介してマ
スタパッケージに返答する。そして、スレーブパッケー
ジが応答する情報がなくなった時点で、選択応答線を介
して応答が終了した旨をマスタパッケージに通知し、こ
の通知により、マスタパッケージは他のスレーブパッケ
ージの呼び出しを実行している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平４−２４２３４３号公報に記載の従来の情報応答方
法では、スレーブパッケージを活線挿抜した際、すなわ
ち電源を投入したままの状態で拡張ボードなどを挿入あ
るいは抜き取ることにより、マスターパッケージと複数
のスレーブパッケージとで応答する情報のうち、各スレ
ーブパッケージで共通に使用される各信号線であるパッ
ケージ選択情報線、フレームパルス信号線、クロック信
号線、選択応答線、情報応答線にノイズが生じ、他のパ
ッケージにもノイズが生じるおそれがあり、マスタパッ
ケージとスレーブパッケージとの応答途中で情報がエラ
ーとなり、情報の欠損を生じるおそれがあり、特にマル
チ接続されている場合には顕著である問題がある。
開平４−２４２３４３号公報に記載の従来の情報応答方
法では、スレーブパッケージを活線挿抜した際、すなわ
ち電源を投入したままの状態で拡張ボードなどを挿入あ
るいは抜き取ることにより、マスターパッケージと複数
のスレーブパッケージとで応答する情報のうち、各スレ
ーブパッケージで共通に使用される各信号線であるパッ
ケージ選択情報線、フレームパルス信号線、クロック信
号線、選択応答線、情報応答線にノイズが生じ、他のパ
ッケージにもノイズが生じるおそれがあり、マスタパッ
ケージとスレーブパッケージとの応答途中で情報がエラ
ーとなり、情報の欠損を生じるおそれがあり、特にマル
チ接続されている場合には顕著である問題がある。
【０００５】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、活線挿抜されても情報の欠損を防止できる情報応
答方法、その装置および通信装置を提供することを目的
とする。
ので、活線挿抜されても情報の欠損を防止できる情報応
答方法、その装置および通信装置を提供することを目的
とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の情報応答
方法は、マスタパッケージからあらかじめ設定されたパ
ッケージ選択情報を複数のスレーブパッケージに伝送
し、前記複数のスレーブパッケージにてあらかじめ設定
されているアドレス情報と前記パッケージ選択情報とを
比較し、前記パッケージ選択情報と前記アドレス情報と
が一致した前記いずれかのスレーブパッケージは、前記
マスタパッケージからエラーが生じていない旨の信号を
確認して選択された旨を前記マスタパッケージに伝送す
るとともに、前記マスタパッケージから伝送されるフレ
ームパルス信号およびクロック信号のタイミングにより
時分割多重した情報を前記マスタパッケージに伝送する
ものである。
方法は、マスタパッケージからあらかじめ設定されたパ
ッケージ選択情報を複数のスレーブパッケージに伝送
し、前記複数のスレーブパッケージにてあらかじめ設定
されているアドレス情報と前記パッケージ選択情報とを
比較し、前記パッケージ選択情報と前記アドレス情報と
が一致した前記いずれかのスレーブパッケージは、前記
マスタパッケージからエラーが生じていない旨の信号を
確認して選択された旨を前記マスタパッケージに伝送す
るとともに、前記マスタパッケージから伝送されるフレ
ームパルス信号およびクロック信号のタイミングにより
時分割多重した情報を前記マスタパッケージに伝送する
ものである。
【０００７】請求項２記載の情報応答方法は、請求項１
記載の情報応答方法において、複数のスレーブパッケー
ジは、各スレーブパッケージの単位毎に時分割多重した
情報をマスタパッケージに伝送するものである。
記載の情報応答方法において、複数のスレーブパッケー
ジは、各スレーブパッケージの単位毎に時分割多重した
情報をマスタパッケージに伝送するものである。
【０００８】請求項３記載の情報応答方法は、請求項１
または２記載の情報応答方法において、スレーブパッケ
ージは、時分割多重した情報の出力終了の際にマスタパ
ッケージに応答を終了した旨の信号を伝送し、マスタパ
ッケージは、この応答を終了した旨の信号の受信により
他のスレーブパッケージを呼び出すものである。
または２記載の情報応答方法において、スレーブパッケ
ージは、時分割多重した情報の出力終了の際にマスタパ
ッケージに応答を終了した旨の信号を伝送し、マスタパ
ッケージは、この応答を終了した旨の信号の受信により
他のスレーブパッケージを呼び出すものである。
【０００９】請求項４記載の情報応答方法は、請求項１
ないし３のいずれか一に記載の情報応答方法において、
スレーブパッケージは、マスタパッケージにマルチ接続
されるものである。
ないし３のいずれか一に記載の情報応答方法において、
スレーブパッケージは、マスタパッケージにマルチ接続
されるものである。
【００１０】請求項５記載の情報応答装置は、あらかじ
めパッケージ選択情報が設定されフレームパルス信号お
よびクロック信号を送出するマスタパッケージと、あら
かじめアドレス情報が設定されこのアドレス情報および
前記マスタパッケージのパッケージ選択情報を比較し前
記フレームパルス信号およびクロック信号のタイミング
により情報を時分割多重する複数のスレーブパッケージ
と、前記マスタパッケージおよび前記複数のスレーブパ
ッケージを接続し前記マスタパッケージのフレームパル
ス信号を前記複数のスレーブパッケージにそれぞれ伝送
するフレームパルス信号線と、前記マスタパッケージお
よび前記複数のスレーブパッケージを接続し前記マスタ
パッケージのクロック信号を前記スレーブパッケージに
それぞれ伝送するクロック信号線と、前記マスタパッケ
ージおよび前記複数のスレーブパッケージを接続し前記
マスタパッケージのパッケージ選択情報を前記スレーブ
パッケージにそれぞれ伝送するパッケージ選択情報線
と、前記マスタパッケージおよび前記複数のスレーブパ
ッケージを接続し前記フレーズパッケージの時分割多重
された情報を前記マスタパッケージに伝送する情報応答
線と、前記マスタパッケージおよび前記複数のスレーブ
パッケージを接続しマスタパッケージが受信した前記時
分割された情報のエラーの有無を前記スレーブパッケー
ジに伝送するエラーフラグ通知線とを具備したものであ
る。
めパッケージ選択情報が設定されフレームパルス信号お
よびクロック信号を送出するマスタパッケージと、あら
かじめアドレス情報が設定されこのアドレス情報および
前記マスタパッケージのパッケージ選択情報を比較し前
記フレームパルス信号およびクロック信号のタイミング
により情報を時分割多重する複数のスレーブパッケージ
と、前記マスタパッケージおよび前記複数のスレーブパ
ッケージを接続し前記マスタパッケージのフレームパル
ス信号を前記複数のスレーブパッケージにそれぞれ伝送
するフレームパルス信号線と、前記マスタパッケージお
よび前記複数のスレーブパッケージを接続し前記マスタ
パッケージのクロック信号を前記スレーブパッケージに
それぞれ伝送するクロック信号線と、前記マスタパッケ
ージおよび前記複数のスレーブパッケージを接続し前記
マスタパッケージのパッケージ選択情報を前記スレーブ
パッケージにそれぞれ伝送するパッケージ選択情報線
と、前記マスタパッケージおよび前記複数のスレーブパ
ッケージを接続し前記フレーズパッケージの時分割多重
された情報を前記マスタパッケージに伝送する情報応答
線と、前記マスタパッケージおよび前記複数のスレーブ
パッケージを接続しマスタパッケージが受信した前記時
分割された情報のエラーの有無を前記スレーブパッケー
ジに伝送するエラーフラグ通知線とを具備したものであ
る。
【００１１】請求項６記載の情報応答装置は、請求項５
記載の情報応答装置において、情報応答線は、複数のス
レーブパッケージに対応して複数設けられ前記各スレー
ブパッケージの単位毎に情報を伝送するものである。
記載の情報応答装置において、情報応答線は、複数のス
レーブパッケージに対応して複数設けられ前記各スレー
ブパッケージの単位毎に情報を伝送するものである。
【００１２】請求項７記載の情報応答装置は、請求項５
または６記載の情報応答装置において、マスタパッケー
ジおよび複数のスレーブパッケージを接続し、前記複数
のスレーブパッケージの時分割された情報の伝送終了後
に応答を終了した旨を前記マスターパッケージに伝送
し、前記マスタパッケージに他のスレーブパッケージの
呼び出しを実行させる選択応答線を具備したものであ
る。
または６記載の情報応答装置において、マスタパッケー
ジおよび複数のスレーブパッケージを接続し、前記複数
のスレーブパッケージの時分割された情報の伝送終了後
に応答を終了した旨を前記マスターパッケージに伝送
し、前記マスタパッケージに他のスレーブパッケージの
呼び出しを実行させる選択応答線を具備したものであ
る。
【００１３】請求項８記載の情報応答装置は、請求項５
ないし７のいずれか一に記載の情報応答装置において、
スレーブパッケージは、活線挿抜可能にマスタパッケー
ジにマルチ接続されたものである。
ないし７のいずれか一に記載の情報応答装置において、
スレーブパッケージは、活線挿抜可能にマスタパッケー
ジにマルチ接続されたものである。
【００１４】請求項９記載の通信装置は、請求項５ない
し８記載の情報応答装置を備えたものである。
し８記載の情報応答装置を備えたものである。
【００１５】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態の通
信装置における情報応答装置の回路構成を図面を参照し
て説明する。
信装置における情報応答装置の回路構成を図面を参照し
て説明する。
【００１６】図１は、本発明の一実施の形態の情報応答
装置の回路構成を示すブロック図である。
装置の回路構成を示すブロック図である。
【００１７】図１に示すように、通信装置には、マスタ
パッケージ（マスタＰＫＧ）１および複数のスレーブパ
ッケージ（スレーブＰＫＧ）２１，…，２ｎを備えてい
る。そして、マスタパッケージ１とスレーブパッケージ
２１，…，２ｎとは、パッケージ選択情報線（ＳＥＬ）
３と、フレームパルス信号線（ＦＰ）４と、クロック信
号線（ＣＬＫ）５と、スレーブパッケージ２１，…，２
ｎに対応した複数の選択応答線（ＡＣＫ）６１，…，６
ｎと、情報応答線（ＤＡＴＡ）７と、エラーフラグ通知
線８とにて接続されている。
パッケージ（マスタＰＫＧ）１および複数のスレーブパ
ッケージ（スレーブＰＫＧ）２１，…，２ｎを備えてい
る。そして、マスタパッケージ１とスレーブパッケージ
２１，…，２ｎとは、パッケージ選択情報線（ＳＥＬ）
３と、フレームパルス信号線（ＦＰ）４と、クロック信
号線（ＣＬＫ）５と、スレーブパッケージ２１，…，２
ｎに対応した複数の選択応答線（ＡＣＫ）６１，…，６
ｎと、情報応答線（ＤＡＴＡ）７と、エラーフラグ通知
線８とにて接続されている。
【００１８】また、マスタパッケージ１は、フレームパ
ルス信号線４を介してフレームパルス信号を、クロック
信号線５を介してクロック信号を、パッケージ選択情報
線３を介してパッケージ選択情報を各スレーブパッケー
ジ２１，…，２ｎに伝送する。
ルス信号線４を介してフレームパルス信号を、クロック
信号線５を介してクロック信号を、パッケージ選択情報
線３を介してパッケージ選択情報を各スレーブパッケー
ジ２１，…，２ｎに伝送する。
【００１９】一方、各スレーブパッケージは２１，…，
２ｎは、あらかじめ設定されたアドレス情報を有し、ア
ドレス情報とパッケージ選択情報線３を介してパッケー
ジ選択情報と比較して一致した場合に選択された旨の信
号を、それぞれに接続された選択応答線６１，…，６ｎ
を介してマスタパッケージ１に応答する。さらに、各ス
レーブパッケージ２１，…，２ｎは、選択された旨の信
号を応答する際に、マスタパッケージ１から伝送された
フレームパルス信号およびクロック信号のタイミングに
よって情報を時分割多重し、この時分割多重した情報を
情報応答線７を介してマスターパッケージ１に返答す
る。なお、スレーブパッケージ２１，…，２ｎは、選択
された旨の信号を応答する際に、マスタパッケージ１が
受信した情報にエラーがあったか否かをスレーブパッケ
ージ２１，…，２ｎに通知するエラーフラグ通信線８か
らのエラー情報を確認する。
２ｎは、あらかじめ設定されたアドレス情報を有し、ア
ドレス情報とパッケージ選択情報線３を介してパッケー
ジ選択情報と比較して一致した場合に選択された旨の信
号を、それぞれに接続された選択応答線６１，…，６ｎ
を介してマスタパッケージ１に応答する。さらに、各ス
レーブパッケージ２１，…，２ｎは、選択された旨の信
号を応答する際に、マスタパッケージ１から伝送された
フレームパルス信号およびクロック信号のタイミングに
よって情報を時分割多重し、この時分割多重した情報を
情報応答線７を介してマスターパッケージ１に返答す
る。なお、スレーブパッケージ２１，…，２ｎは、選択
された旨の信号を応答する際に、マスタパッケージ１が
受信した情報にエラーがあったか否かをスレーブパッケ
ージ２１，…，２ｎに通知するエラーフラグ通信線８か
らのエラー情報を確認する。
【００２０】また、スレーブパッケージ２１，…，２ｎ
は、応答する情報がなくなった際、すなわち情報の応答
の終了の際に、選択応答線６１，…，６ｎを介して終了
をマスタパッケージ１に通知する。この情報応答の終了
の通知により、マスタパッケージ１は、他のスレーブパ
ッケージ２１，…，２ｎの呼び出しを実行する。
は、応答する情報がなくなった際、すなわち情報の応答
の終了の際に、選択応答線６１，…，６ｎを介して終了
をマスタパッケージ１に通知する。この情報応答の終了
の通知により、マスタパッケージ１は、他のスレーブパ
ッケージ２１，…，２ｎの呼び出しを実行する。
【００２１】次に、上記一実施の形態の動作を図２を参
照して説明する。
照して説明する。
【００２２】図２は、上記情報応答装置の動作を示すタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【００２３】まず、マスタパッケージ１から応答を期待
するスレーブパッケージ２１，…，２ｎを選択するパッ
ケージ選択情報をパッケージ選択情報線３を介して全ス
レーブパッケージ２１，…，２ｎに伝送する。次に、各
スレーブパッケージ２１，…，２ｎは、あらかじめ設定
されたアドレス情報と伝送されたパッケージ選択情報と
を比較する。そして、アドレス情報とパッケージ選択情
報とが一致した場合、一致したいずれかのスレーブパッ
ケージ２１，…，２ｎは、選択された旨の信号であるＬ
レベル出力を対応する選択応答線６１，…，６ｎを介し
てマスタパッケージ１に出力し、選択された旨を応答す
る。
するスレーブパッケージ２１，…，２ｎを選択するパッ
ケージ選択情報をパッケージ選択情報線３を介して全ス
レーブパッケージ２１，…，２ｎに伝送する。次に、各
スレーブパッケージ２１，…，２ｎは、あらかじめ設定
されたアドレス情報と伝送されたパッケージ選択情報と
を比較する。そして、アドレス情報とパッケージ選択情
報とが一致した場合、一致したいずれかのスレーブパッ
ケージ２１，…，２ｎは、選択された旨の信号であるＬ
レベル出力を対応する選択応答線６１，…，６ｎを介し
てマスタパッケージ１に出力し、選択された旨を応答す
る。
【００２４】この後、選択されたいずれかのスレーブパ
ッケージ２１，…，２ｎは、エラーフラグ通知線８にて
伝送されるエラー情報の有無を確認しつつ、フレームパ
ルス信号線４から伝送されたフレームパルス信号のタイ
ミングでクロック信号線５から伝送されたクロック信号
に同期して、情報応答線７に応答する情報を時分割多重
して任意のフレーム通分の応答情報を返送する。
ッケージ２１，…，２ｎは、エラーフラグ通知線８にて
伝送されるエラー情報の有無を確認しつつ、フレームパ
ルス信号線４から伝送されたフレームパルス信号のタイ
ミングでクロック信号線５から伝送されたクロック信号
に同期して、情報応答線７に応答する情報を時分割多重
して任意のフレーム通分の応答情報を返送する。
【００２５】そして、マスタパッケージ１は、受信した
応答信号のフレームにエラーがあるか否かを認識し、エ
ラーがない場合にはエラーフラグ通知線８にエラーがな
い旨の信号であるＨレベル出力し、エラーがある場合に
はエラーフラグ通知線８にエラーがある旨の信号である
Ｌレベル出力する。
応答信号のフレームにエラーがあるか否かを認識し、エ
ラーがない場合にはエラーフラグ通知線８にエラーがな
い旨の信号であるＨレベル出力し、エラーがある場合に
はエラーフラグ通知線８にエラーがある旨の信号である
Ｌレベル出力する。
【００２６】この後、選択されたいずれかのスレーブパ
ッケージ２１，…，２ｎがマスタパッケージ１に応答す
る情報がなくなった際に選択応答線６１，…，６ｎに情
報の応答が終了した旨の信号であるＨレベル出力する。
そして、マスタパッケージ１は、選択応答線６１，…，
６ｎからのＨレベル出力の受信により、パッケージ選択
情報線３の内容を変更する。
ッケージ２１，…，２ｎがマスタパッケージ１に応答す
る情報がなくなった際に選択応答線６１，…，６ｎに情
報の応答が終了した旨の信号であるＨレベル出力する。
そして、マスタパッケージ１は、選択応答線６１，…，
６ｎからのＨレベル出力の受信により、パッケージ選択
情報線３の内容を変更する。
【００２７】上述したように、上記一実施の形態では、
マスタパッケージ１からのパッケージ選択情報と内部に
あらかじめ設定されたアドレス情報とが一致するいずれ
かのスレーブパッケージ２１，…，２ｎが、マスタパッ
ケージ１からエラーが生じていない旨の信号を確認して
選択された旨をマスタパッケージに伝送し、時分割多重
した情報を伝送するので、例えばスレーブパッケージ２
１，…，２ｎの活線挿抜時にノイズが生じて情報にエラ
ーが発生しても、エラーが発生した旨の信号の確認によ
り、情報を再送可能で、情報の欠損を防止でき、確実に
情報を伝送できる。
マスタパッケージ１からのパッケージ選択情報と内部に
あらかじめ設定されたアドレス情報とが一致するいずれ
かのスレーブパッケージ２１，…，２ｎが、マスタパッ
ケージ１からエラーが生じていない旨の信号を確認して
選択された旨をマスタパッケージに伝送し、時分割多重
した情報を伝送するので、例えばスレーブパッケージ２
１，…，２ｎの活線挿抜時にノイズが生じて情報にエラ
ーが発生しても、エラーが発生した旨の信号の確認によ
り、情報を再送可能で、情報の欠損を防止でき、確実に
情報を伝送できる。
【００２８】特に、複数のスレーブパッケージ２１，
…，２ｎで共通に使用される信号線にノイズが生じると
他のスレーブパッケージ２１，…，２ｎにもノイズが生
じるマルチ接続されるものでは、より確実な情報の伝送
ができる。
…，２ｎで共通に使用される信号線にノイズが生じると
他のスレーブパッケージ２１，…，２ｎにもノイズが生
じるマルチ接続されるものでは、より確実な情報の伝送
ができる。
【００２９】また、情報の再送後に応答する情報がなく
なった旨を送信して確実に情報を伝送した後、他のスレ
ーブパッケージ２１，…，２ｎの呼び出しを実行させる
ため、情報の欠損による通信装置の誤作動も防止でき
る。
なった旨を送信して確実に情報を伝送した後、他のスレ
ーブパッケージ２１，…，２ｎの呼び出しを実行させる
ため、情報の欠損による通信装置の誤作動も防止でき
る。
【００３０】なお、上記実施の形態において、特にマル
チ接続された通信装置について例示したが、いずれの情
報を応答するものにも適用できる。
チ接続された通信装置について例示したが、いずれの情
報を応答するものにも適用できる。
【００３１】
【発明の効果】本発明は、マスタパッケージからのパッ
ケージ選択情報と内部にあらかじめ設定されたアドレス
情報とが一致するいずれかのスレーブパッケージが、マ
スタパッケージからエラーが生じていない旨の信号を確
認して選択された旨をマスタパッケージに伝送し、時分
割多重した情報を伝送するので、例えばスレーブパッケ
ージの活線挿抜時にノイズが生じて情報にエラーが発生
しても、エラーが発生した旨の信号の確認により、情報
を再送可能で、情報の欠損を防止でき、確実に情報を伝
送できる。
ケージ選択情報と内部にあらかじめ設定されたアドレス
情報とが一致するいずれかのスレーブパッケージが、マ
スタパッケージからエラーが生じていない旨の信号を確
認して選択された旨をマスタパッケージに伝送し、時分
割多重した情報を伝送するので、例えばスレーブパッケ
ージの活線挿抜時にノイズが生じて情報にエラーが発生
しても、エラーが発生した旨の信号の確認により、情報
を再送可能で、情報の欠損を防止でき、確実に情報を伝
送できる。
【００３２】また、複数のスレーブパッケージで共通に
使用される信号線にノイズが生じると他のスレーブパッ
ケージにもノイズが生じるマルチ接続される構成に用い
ることにより、より確実な情報の伝送ができる。
使用される信号線にノイズが生じると他のスレーブパッ
ケージにもノイズが生じるマルチ接続される構成に用い
ることにより、より確実な情報の伝送ができる。
【００３３】さらに、情報の再送後に応答する情報がな
くなった旨を送信して確実に情報を伝送した後、他のス
レーブパッケージの呼び出しを実行させるため、例えば
通信装置に用いた場合でも、情報の欠損を防止でき、情
報の欠損による誤作動も防止できる。
くなった旨を送信して確実に情報を伝送した後、他のス
レーブパッケージの呼び出しを実行させるため、例えば
通信装置に用いた場合でも、情報の欠損を防止でき、情
報の欠損による誤作動も防止できる。
【図１】本発明の一実施の形態の情報応答装置の回路構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図２】同上情報応答装置の動作を示すタイミングチャ
ートである。
ートである。
１ マスタパッケージ ２１，…，２ｎ スレーブパッケージ ３ パッケージ選択情報線 ４ フレームパルス信号線 ５ クロック信号線 ６１，…，６ｎ 選択応答線 ７ 情報応答線 ８ エラーフラグ通知線
Claims (9)
- 【請求項１】 マスタパッケージからあらかじめ設定さ
れたパッケージ選択情報を複数のスレーブパッケージに
伝送し、 前記複数のスレーブパッケージにてあらかじめ設定され
ているアドレス情報と前記パッケージ選択情報とを比較
し、 前記パッケージ選択情報と前記アドレス情報とが一致し
た前記いずれかのスレーブパッケージは、前記マスタパ
ッケージからエラーが生じていない旨の信号を確認して
選択された旨を前記マスタパッケージに伝送するととも
に、 前記マスタパッケージから伝送されるフレームパルス信
号およびクロック信号のタイミングにより時分割多重し
た情報を前記マスタパッケージに伝送することを特徴と
する情報応答方法。 - 【請求項２】 複数のスレーブパッケージは、各スレー
ブパッケージの単位毎に時分割多重した情報をマスタパ
ッケージに伝送することを特徴とする請求項１記載の情
報応答方法。 - 【請求項３】 スレーブパッケージは、時分割多重した
情報の出力終了の際にマスタパッケージに応答を終了し
た旨の信号を伝送し、 マスタパッケージは、この応答を終了した旨の信号の受
信により他のスレーブパッケージを呼び出すことを特徴
とする請求項１または２記載の情報応答方法。 - 【請求項４】 スレーブパッケージは、マスタパッケー
ジにマルチ接続されることを特徴とする請求項１ないし
３のいずれか一に記載の情報応答方法。 - 【請求項５】 あらかじめパッケージ選択情報が設定さ
れフレームパルス信号およびクロック信号を送出するマ
スタパッケージと、 あらかじめアドレス情報が設定されこのアドレス情報お
よび前記マスタパッケージのパッケージ選択情報を比較
し前記フレームパルス信号およびクロック信号のタイミ
ングにより情報を時分割多重する複数のスレーブパッケ
ージと、 前記マスタパッケージおよび前記複数のスレーブパッケ
ージを接続し前記マスタパッケージのフレームパルス信
号を前記複数のスレーブパッケージにそれぞれ伝送する
フレームパルス信号線と、 前記マスタパッケージおよび前記複数のスレーブパッケ
ージを接続し前記マスタパッケージのクロック信号を前
記スレーブパッケージにそれぞれ伝送するクロック信号
線と、 前記マスタパッケージおよび前記複数のスレーブパッケ
ージを接続し前記マスタパッケージのパッケージ選択情
報を前記スレーブパッケージにそれぞれ伝送するパッケ
ージ選択情報線と、 前記マスタパッケージおよび前記複数のスレーブパッケ
ージを接続し前記フレーズパッケージの時分割多重され
た情報を前記マスタパッケージに伝送する情報応答線
と、 前記マスタパッケージおよび前記複数のスレーブパッケ
ージを接続しマスタパッケージが受信した前記時分割さ
れた情報のエラーの有無を前記スレーブパッケージに伝
送するエラーフラグ通知線とを具備したことを特徴とす
る情報応答装置。 - 【請求項６】 情報応答線は、複数のスレーブパッケー
ジに対応して複数設けられ前記各スレーブパッケージの
単位毎に情報を伝送することを特徴とした請求項５記載
の情報応答装置。 - 【請求項７】 マスタパッケージおよび複数のスレーブ
パッケージを接続し、前記複数のスレーブパッケージの
時分割された情報の伝送終了後に応答を終了した旨を前
記マスターパッケージに伝送し、前記マスタパッケージ
に他のスレーブパッケージの呼び出しを実行させる選択
応答線を具備したことを特徴とする請求項５または６記
載の情報応答装置。 - 【請求項８】 スレーブパッケージは、活線挿抜可能に
マスタパッケージにマルチ接続されたことを特徴とする
請求項５ないし７のいずれか一に記載の情報応答装置。 - 【請求項９】 請求項５ないし８記載の情報応答装置を
備えたことを特徴とする通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10183266A JP3127891B2 (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 情報応答方法、その装置および通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10183266A JP3127891B2 (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 情報応答方法、その装置および通信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000004245A JP2000004245A (ja) | 2000-01-07 |
| JP3127891B2 true JP3127891B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=16132665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10183266A Expired - Fee Related JP3127891B2 (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 情報応答方法、その装置および通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3127891B2 (ja) |
-
1998
- 1998-06-16 JP JP10183266A patent/JP3127891B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000004245A (ja) | 2000-01-07 |
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