JP2002033723A - データ送受信装置 - Google Patents
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Abstract
間で行うことを可能にする。 【解決手段】 制御信号用バス32上でWRITE信号
が活性状態から不活性状態に変化したときスレーブ部4
0のフリップフロップ51,52がリセットされ、これ
によりREADY信号を直ちに不活性状態にする。これ
によりWRITE信号が不活性状態になってからREA
DY信号が不活性状態になるまでの時間を短縮する。
Description
が異なるマスタ部とスレーブ部間でハンドシェークによ
ってデータを送受信するデータ送受信装置に関する。
スレーブ部間でハンドシェークによってデータを送受信
する、従来のデータ送受信装置の構成を図6に示す。こ
の従来のデータ送受信装置は、マスタ部からスレーブ部
にデータを送信するものであって、マスタ側ライト制御
回路2およびフリップフロップ回路21〜24を有する
マスタ部と、スレーブ側ライト制御回路42およびフリ
ップフロップ回路61〜65を有するスレーブ部と、制
御信号用バス32,36と、データバス34と、を備え
ている。
作クロック信号でWRITE信号を同期化して制御信号
用バス32を介してフリップフロップ回路61に送出す
る。フリップフロップ回路61は制御信号用バス32を
介して送られてきたWRITE信号を、スレーブ側の動
作クロック信号で同期化してフリップフロップ回路62
に送出する。フリップフロップ回路62はフリップフロ
ップ回路61の出力を、スレーブ側の動作クロック信号
で同期化してスレーブ側ライト制御回路42に送出す
る。
WRITEDATAをマスタ側の動作クロック信号で同
期化してデータバス34を介してフリップフロップ回路
63に送出する。フリップフロップ回路63は、データ
バス34を介して送られてきたライトデータWRITE
DATAをスレーブ側の動作クロック信号で同期化して
フリップフロップ回路64に送出する。フリップフロッ
プ回路64は、フリップフロップ回路63の出力をスレ
ーブ側の動作クロック信号で同期化してスレーブ側ライ
ト制御回路42に送出する。
みを許可するREADY信号を、スレーブ側の動作クロ
ック信号で同期化して制御信号用バス36を介してフリ
ップフロップ回路23に送出する。フリップフロップ回
路23は制御信号用バス36を介して送られてくるRE
ADY信号をマスタ側の動作クロック信号で同期化して
フリップフロップ回路24に送出する。フリップフロッ
プ回路24はフリップフロップ回路23の出力を、マス
タ側の動作クロック信号で同期化してマスタ側ライト制
御回路2に送出する。
図7(a)を参照して説明する。
側ライト制御回路42からフリップフロップ回路65お
よび制御信号用バス36を介して送られてくるREAD
Y信号を2段のフリップフロップ回路23,24を用い
てマスタ側動作クロック信号で同期化している。そして
この同期化したREADY信号の値が「0」になってい
るときに書込み動作(ライト動作)を開始する。ライト
動作を開始するときは、マスタ側ライト制御回路2はラ
イトデータWRITEDATAをフリップフロップ22
を介してデータバス34に送出するとともにWRITE
信号の値を「1」にし、フリップフロップ回路21を介
して制御用バス32に送出する(図7(a)のタイミン
グT1参照)。
御用バス32を介して送られてきて2段のフリップフロ
ップ回路61,62で同期化されたWRITE信号の値
が「1」になっているのを検出すると、データバス34
を介して送られてきて2段のフリップフロップ63,6
4で同期化されたライトデータWRITEDATAを取
込む。そして、ライトデータWRITEDATAの取込
みが完了すると、READY信号の値を「1」にし、フ
リップフロップ回路65を介して制御信号用バス36に
送出する(図7(a)のタイミングT2参照)。
リップフロップ回路23,24で同期化されたREAD
Y信号の値が「1」になったのを検出すると、ライトデ
ータWRITEDATAが受信されたことを知り、WR
ITE信号の値を「0」にし、フリップフロップ回路2
1を介して制御信号用バス32に送出する(図7(a)
のタイミングT3参照)。
御信号用バス32およびフリップフロップ61,62を
介して受信したWRITE信号の値が「0」になってい
るのを検出すると、READY信号の値を「0」にし、
フリップフロップ回路65を介して制御信号用バス36
に送出する(図7(a)のタイミングT4参照)。
RITE信号とREADY信号の値は共に「0」になっ
ている(図7(a)のタイミングT5参照)。
り、1回の書込み動作が行われる。そして再び書込み動
作を行う場合は、1)〜5)の手順を繰り返す。
け取るとき、つまりリード動作を行うときの従来のデー
タ送受信装置の構成を図8に示す。この従来のデータ送
受信装置は、マスタ側リード制御回路3およびフリップ
フロップ回路25〜29を有するマスタ部と、スレーブ
側リード制御回路43およびフリップフロップ回路66
〜69を有するスレーブ部と、制御信号用バス33,3
7と、データバス35とを備えている。
をマスタ側動作クロック信号を用いてフリップフロップ
回路25で同期化し、制御信号用バス33に送出する。
この制御信号用バス33を介して送られてきたREAD
信号は、スレーブ側動作クロック信号を用いてフリップ
フロップ回路66,67において同期化され、スレーブ
側リード制御回路43に取り込まれる。
データREADDATAを、フリップフロップ回路68
においてスレーブ側動作クロック信号で同期化し、デー
タバス35に送出する。
ドデータREADDATAは、マスタ側動作クロック信
号を用いてフリップフロップ回路26,27において同
期化され、マスタ側リード制御回路3に取り込まれる。
ADY信号を、フリップフロップ回路69においてスレ
ーブ側動作クロック信号で同期化し、制御信号用バス3
7に送出する。
DY信号は、マスタ側動作クロック信号を用いてフリッ
プフロップ回路28,29において同期化され、マスタ
側リード制御回路3に取り込まれる。
動作を図7(b)を参照して説明する。
ブ側リード制御回路43から、フリップフロップ回路6
9,制御信号用バス37、およびフリップフロップ回路
28,29を介して送られてくるREADY信号の値が
「0」になっていることを確認し、READ信号の値を
「1」にしてリード動作を開始し、READ信号をフリ
ップフロップ回路25を介して制御信号用バス33に送
出する(図7(b)のタイミングT1参照)。
ップフロップ回路66,67を介して受信したREAD
信号の値が「1」になっている、すなわちリード要求が
あったことを検出し、リードデータの準備をする。リー
ドデータの用意が整うと、リードデータREADDAT
Aをフリップフロップ回路68を介してデータバス35
に送出するとともに、READY信号の値を「1」に
し、このREADY信号をフリップフロップ回路69を
介して制御信号用バス37に送出する(図7(b)のタ
イミングT2参照)。
プフロップ回路28,29を介して送られてきたREA
DY信号の値が「1」になっている、すなわちリードデ
ータREADDATAが送信されてきていることを確認
し、フリップフロップ回路26,27を介してリードデ
ータREADDATAの値を取り込み、この取り込みが
完了すると、READ信号の値を「0」にし、フリップ
フロップ回路25を介して制御信号用バス33に送出す
る(図7(b)のタイミングT3参照)。
リップフロップ回路66,67を介して受信したREA
D信号の値が「0」になっていることを確認し、REA
DY信号の値を「0」にし、このREADY信号をフリ
ップフロップ回路69を介して制御信号用バス37に送
出する(図7(b)のタイミングT4参照)。
EAD信号とREADY信号の値はともに「0」になっ
ている(図7(b)のタイミングT5参照)。
1回の読込み動作が行われる。そして再び読込み動作を
行う場合は、a)〜e)の手順を繰り返す。
す従来のデータ送受信装置においては、WRITE信号
やREAD信号などの制御信号を同期化するための期間
や、受信データを同期化するための期間が存在する。受
信データを同期化するための期間は、正しいデータを受
けとるために本質的に必要であるが、その後に制御信号
を同期化するための期間は、データ送受信が行われてい
ないので、無駄に時間を消費していることになる。複数
回のリード・ライトを繰り返す場合、その回数だけ多く
の時間を消費することになる。
であって、リード動作またはライト動作を可及的に短時
間で行うことのできるデータ送受信装置を提供すること
を目的をする。
信装置の第1の態様は、READY信号を第1のクロッ
ク信号で同期化して取り込み、前記READY信号が不
活性状態のときに書き込み要求を示すWRITE信号お
よびライトデータを前記第1のクロック信号で同期化し
て制御信号用バスおよびデータバスにそれぞれ送出し、
前記READY信号が不活性状態から活性状態に変化し
たことを検出した場合に前記WRITE信号を不活性状
態にしてこの不活性状態のWRITE信号を前記第1の
クロック信号で同期化して前記制御信号用バスに送出す
るマスタ側ライト制御回路を有するマスタ部と、前記W
RITE信号を前記第1のクロック信号と周波数が異な
る第2のクロック信号で同期化して取り込み、前記WR
ITE信号が活性状態のときに前記第2のクロック信号
で同期化された前記ライトデータを取り込み、前記ライ
トデータの取り込みが完了したときに前記READY信
号を活性状態にして出力するスレーブ側ライト制御回路
と、前記制御信号用バス上で前記WRITE信号が活性
状態から不活性状態に変化するときにリセットされ、か
つ前記スレーブ側ライト制御回路から出力された前記R
EADY信号を前記第2のクロック信号で同期化して取
り込みこの取り込んだREADY信号を制御信号用バス
を介して前記マスタ側ライト制御回路に送出するフリッ
プフロップ回路とを有するスレーブ部と、を備えたこと
を特徴とする。
送受信装置によれば、制御信号用バス上でWRITE信
号が活性状態から不活性状態に変化したときにスレーブ
部のフリップフロップ回路がリセットされ、これにより
READY信号が直ちに不活性状態になるため、従来の
場合に比べて、WRITE信号が不活性状態になってか
らREADY信号が不活性状態になるまでの期間を短縮
することが可能となり、ライト動作を可及的に短時間で
行うことができる。
2の態様は、READY信号を第1のクロック信号で同
期化して取り込み、前記READY信号が不活性状態の
ときにリード要求を示すREAD信号を前記第1のクロ
ック信号で同期化して制御信号用バスに送出し、前記R
EADY信号が不活性状態から活性状態に変化したこと
を検出した場合に前記第1のクロック信号で同期化され
たリードデータを取り込み、このリードデータの取り込
みが完了すると前記READ信号を不活性状態にしこの
不活性状態のREAD信号を前記第1のクロック信号で
同期化して前記制御信号用バスに送出するマスタ側リー
ド制御回路を有するマスタ部と、前記READ信号を前
記第1のクロック信号と周波数が異なる第2のクロック
信号で同期化して取り込み、前記READ信号が活性状
態のときに前記リードデータを前記第2のクロック信号
で同期化してデータバスに送出し、前記リードデータの
送信が完了したときに前記READY信号を活性状態に
して送出するスレーブ側リード制御回路と、前記制御信
号用バス上で前記READ信号が活性状態から不活性状
態に変化するときにリセットされ、かつ前記スレーブ側
リード制御回路から出力された前記READY信号を前
記第2のクロック信号で同期化して取り込みこの取り込
んだREADY信号を制御信号用バスを介して前記マス
タ側リード制御回路に送出するフリップフロップ回路と
を有するスレーブ部と、を備えたことを特徴とする。
送受信装置によれば、制御信号用バス上でREAD信号
が活性状態から不活性状態に変化したときにスレーブ部
のフリップフロップ回路がリセットされ、これによりR
EADY信号が直ちに不活性状態になるため、従来の場
合に比べて、READ信号が不活性状態になってからR
EADY信号が不活性状態になるまでの期間を短縮する
ことが可能となり、リード動作を可及的に短時間で行う
ことができる。
実施の形態を図面を参照して説明する。
送受信装置の第1の実施の形態の構成を図1に示す。こ
の実施の形態のデータ送受信装置は、マスタ部1と、ス
レーブ部40と、制御信号用バス32,36と、データ
バス34とを備え、マスタ部1からスレーブ部40にデ
ータを送信するものである。マスタ部1はマスタ側ライ
ト制御回路2と、フリップフロップ回路11〜14とを
有している。スレーブ部40はスレーブ側ライト制御回
路42と、フリップフロップ回路51〜55とを有して
いる。
を示すWRITE信号を、マスタ側動作クロック信号を
用いてフリップフロップ回路11で同期化し、制御信号
用バス32に送出する。この同期化されたWRITE信
号はスレーブ側動作クロック信号を用いてフリップフロ
ップ回路51,52において同期化され、スレーブ側ラ
イト制御回路42に取り込まれる。なお、フリップフロ
ップ回路51,52はフリップフロップ回路11によっ
て同期化された値が「0」のWRITE信号によってリ
セットされる。
データWRITEDATAをマスタ側動作クロック信号
を用いてフリップフロップ回路12において同期化し、
データバス34に送出する。この同期化されたライトデ
ータWRITEDATAは、スレーブ側動作クロック信
号を用いてフリップフロップ回路53,54において同
期化され、スレーブ側ライト制御回路42に取り込まれ
る。
54はフリップフロップ回路11によって同期化された
値が「0」のWRITE信号によってリセットされる。
DY信号を、スレーブ側動作クロック信号を用いてフリ
ップフロップ回路55において同期化し、制御信号用バ
ス36に送出する。このREADY信号はマスタ側動作
クロック信号を用いて2段のフリップフロップ回路1
3,14において同期化され、マスタ側ライト制御回路
2に取り込まれる。なお、フリップフロップ回路13,
14,55は、フリップフロップ回路11によって同期
化された値が「0」のWRITE信号によってリセット
される。
説明する。
フロップ回路13,14によって同期化されたREAD
Y信号の値が「0」になっていることを確認し、ライト
データWRITEDATAをフリップフロップ回路12
によって同期化し、データバス34に送出するととも
に、WRITE信号の値を「1」にし、フリップフロッ
プ回路11を介して制御信号用バス32に送出する(図
2(a)のタイミングt1参照)。
ップフロップ回路51,52によって同期化されたWR
ITE信号の値が「1」になったこと、すなわちライト
要求されていることを検出し、ライトデータWRITE
DATAをフリップフロップ回路53,54を介して取
り込む。そしてライトデータWRITEDATAの取り
込みが完了すると、READY信号の値を「1」にして
フリップフロップ回路55を介して制御信号用バス36
に送出する(図2(a)のタイミングt2参照)。
プフロップ回路13,14によって同期化されたREA
DY信号の値が「1」になること、すなわちライトデー
タWRITEDATAが受信されたことを検出すると、
WRITE信号の値を「0」にし、フリップフロップ回
路11に送出する(図2(a)のタイミングt3参
照)。
はマスタ側動作クロック信号を用いてフリップフロップ
回路11によって同期化され、制御信号用バス32に送
出される。そして、このWRITE信号によってスレー
ブ側のフリップフロップ回路51〜55が全てリセット
される。すなわちフリップフロップ回路55の出力であ
るREADY信号の値は「0」となる(図2(a)のタ
イミングt4参照)。
WRITE信号とREADY信号の値はともに「0」と
なっている(図2(a)のタイミングt5参照)。
〜t5に対応する従来のデータ送受信装置のライト動作
のタイミングT1〜T5を比較のために並記している。
かるように、本実施の形態のデータ送受信装置において
は、値が「0」のWRITE信号によってスレーブ側の
フリップフロップ51、52、55が同時にリセットさ
れるため、従来の場合に比べて、WRITE信号の値を
「0」にしてからREADY信号の値が「0」になるま
での期間を短縮することが可能となり、ライト動作を可
及的に短時間で行うことができる。
データ送受信装置の第2の実施の形態の構成を図3に示
す。この実施の形態のデータ送受信装置は、マスタ部1
Aと、スレーブ部40Aと、制御信号用バス33,37
と、データバス35とを備え、マスタ部1Aがスレーブ
部40Aからデータを受信するものである。マスタ部1
Aはマスタ側リード制御回路3と、フリップフロップ回
路15〜19とを有している。スレーブ部40Aはスレ
ーブ側リード制御回路43と、フリップフロップ回路5
6〜59とを有している。
を示すREAD信号を、マスタ側動作クロック信号を用
いてフリップフロップ回路15で同期化し、制御信号用
バス33に送出する。この同期化されたREAD信号は
スレーブ側動作クロック信号を用いてフリップフロップ
回路56,57において同期化され、スレーブ側リード
制御回路43に取り込まれる。なお、フリップフロップ
回路56,57はフリップフロップ回路15によって同
期化された、値が「0」のREAD信号によってリセッ
トされる。
ードデータREADDATAをスレーブ側動作クロック
信号を用いてフリップフロップ回路58において同期化
し、データバス35に送出する。この同期化されたリー
ドデータREADDATAは、マスタ側動作クロック信
号を用いてフリップフロップ回路16,17において同
期化され、マスタ側リード制御回路3に取り込まれる。
58はフリップフロップ回路15によって同期化され
た、値が「0」のREAD信号によってリセットされ
る。
DY信号を、スレーブ側動作クロック信号を用いてフリ
ップフロップ回路59において同期化し、制御信号用バ
ス37に送出する。このREADY信号はマスタ側動作
クロック信号を用いて2段のフリップフロップ回路1
8,19において同期化され、マスタ側リード制御回路
3に取り込まれる。なお、フリップフロップ回路18,
19,59は、フリップフロップ回路15によって同期
化された、値が「0」のREAD信号によってリセット
される。
説明する。
フロップ回路18,19によって同期化されたREAD
Y信号の値が「0」になっていることを確認し、リード
動作を開始する。このリード動作の開始はREAD信号
の値を「1」にすることによって行い、このREAD信
号をフリップフロップ回路15を介して制御信号用バス
33に送出する(図4(a)のタイミングt1参照)。
ップフロップ回路56,57によって同期化されたRE
AD信号の値が「1」になったこと、すなわちリード要
求されていることを検出し、リードデータREADDA
TAをフリップフロップ回路58によって同期化し、デ
ータバス35に送出するとともに、READY信号の値
を「1」にしてフリップフロップ回路59を介して制御
信号用バス37に送出する(図4(a)のタイミングt
2参照)。
プフロップ回路18,19によって同期化されたREA
DY信号の値が「1」になること、すなわちリードデー
タREADDATAが送信されたことを検出すると、リ
ードデータREADDATAを直ちに取り込み、このリ
ードデータの取り込みが完了するとREAD信号の値を
「0」にし、フリップフロップ回路15に送出する(図
4(a)のタイミングt3参照)。
マスタ側動作クロック信号を用いてフリップフロップ回
路15によって同期化され、制御信号用バス33に送出
される。そして、このREAD信号によってスレーブ側
のフリップフロップ回路56〜59が全てリセットされ
る。すなわちフリップフロップ回路59の出力であるR
EADY信号の値は「0」となる(図4(a)のタイミ
ングt4参照)。
READ信号とREADY信号の値はともに「0」とな
っている(図4(a)のタイミングt5参照)。
〜t5に対応する従来のデータ送受信装置のリード動作
のタイミングT1〜T5を比較のために並記している。
から分かるように、本実施の形態のデータ送受信装置に
おいては、値が「0」のREAD信号によってスレーブ
側のフリップフロップ56、57、58、59が同時に
リセットされるため、従来の場合に比べて、READ信
号の値を「0」にしてからREADY信号の値が「0」
になるまでの期間を短縮することが可能となり、リード
動作を可及的に短時間で行うことができる。
データ送受信装置の第3の実施の形態を説明する。この
第3の実施の形態のデータ送受信装置は、第1の実施の
形態のデータ送受信装置と、第2の実施の形態のデータ
送受信装置とを備えた構成となっている。この第3の実
施の形態のデータ送受信装置は、リード動作及びライト
動作を可及的に短時間で行うことができることは言うま
でもない。なお、この第3の実施の形態においては、ラ
イト用およびリード用それぞれにREADY信号が存在
している。これらの2つのREADY信号を、1つにま
とめた場合を第4の実施の形態として説明する。
送受信装置の第4の実施の形態の構成を図5に示す。こ
の第4の実施の形態のデータ送受信装置は、マスタ部1
Bと、スレーブ部40Bと、制御信号用バス32,3
3,36と、データバス34,35とを、備えている。
マスタ部1Bは、マスタ側制御部5と、フリップフロッ
プ回路11〜17と、OR回路20と、を備えている。
マスタ側制御部5は、マスタ側ライト制御回路2と、マ
スタ側リード制御回路3とを有している。スレーブ部4
0Bは、スレーブ側制御部45と、フリップフロップ回
路51〜58と、OR回路60とを備えている。スレー
ブ側制御部45は、スレーブ側ライト制御回路42と、
スレーブ側リード制御回路43と、OR回路44と、を
有している。
D信号との論理和をフリップフロップ回路13,14の
リセット端子に送出する。したがって、ライト動作のと
きには、WRITE信号が「1」から「0」に遷移する
ことによってフリップフロップ回路13,14がリセッ
トされ、リード動作のときには、READ信号が「1」
から「0」に遷移することによってフリップフロップ回
路13,14がリセットされ、第1および第2の実施の
形態の場合と同様な動作をするように構成されているこ
とになる。
路42またはスレーブ側リード制御回路43からREA
DY信号をフリップフロップ回路55に送出する。
D信号との論理和をフリップフロップ回路55のリセッ
ト端子に送出する。ライト動作のときには、WRITE
信号が「1」から「0」に遷移することによってフリッ
プフロップ回路55がリセットされ、リード動作のとき
には、READ信号が「1」から「0」に遷移すること
によってフリップフロップ回路55がリセットされ、第
1および第2の実施の形態の場合と同様な動作をするよ
うに構成されていることになる。
形態で説明したと同様な動作をする。
ト動作およびリード動作を可及的に短時間で行うことが
できる。また、READY信号を共通化したことによ
り、ハードウエア資源を節約することができる。
は、マスタ部およびスレーブ部のいずれも受信信号を、
それぞれの動作クロック信号の立ち上がりエッジを用い
て2個のフリップフロップ回路で同期化していたが、上
記2個のフリップフロップ回路のうち、1個のフリップ
フロップ回路を上記クロック信号の立ち上がりエッジで
動作させ、他のフリップフロップ回路を上記クロック信
号の立ち下がりエッジで動作させる(例えば上記他のフ
リップフロップ回路にインバータ回路を介して上記クロ
ック信号を入力する)ように、構成しても良い。このよ
うに構成すると同期化の期間を上記実施の形態の場合よ
り平均して0.5クロック期間短くすることができる。
イト動作またはリード動作を可及的に短時間で行うこと
ができる。
形態の構成を示すブロック図。
チャート。
形態の構成を示すブロック図。
チャート。
形態の構成を示すブロック図。
図。
ミングチャート。
図。
Claims (5)
- 【請求項1】READY信号を第1のクロック信号で同
期化して取り込み、前記READY信号が不活性状態の
ときに書き込み要求を示すWRITE信号およびライト
データを前記第1のクロック信号で同期化して制御信号
用バスおよびデータバスにそれぞれ送出し、前記REA
DY信号が不活性状態から活性状態に変化したことを検
出した場合に前記WRITE信号を不活性状態にしてこ
の不活性状態のWRITE信号を前記第1のクロック信
号で同期化して前記制御信号用バスに送出するマスタ側
ライト制御回路を有するマスタ部と、 前記WRITE信号を前記第1のクロック信号と周波数
が異なる第2のクロック信号で同期化して取り込み、前
記WRITE信号が活性状態のときに前記第2のクロッ
ク信号で同期化された前記ライトデータを取り込み、前
記ライトデータの取り込みが完了したときに前記REA
DY信号を活性状態にして出力するスレーブ側ライト制
御回路と、前記制御信号用バス上で前記WRITE信号
が活性状態から不活性状態に変化するときにリセットさ
れ、かつ前記スレーブ側ライト制御回路から出力された
前記READY信号を前記第2のクロック信号で同期化
して取り込みこの取り込んだREADY信号を制御信号
用バスを介して前記マスタ側ライト制御回路に送出する
フリップフロップ回路とを有するスレーブ部と、 を備えたことを特徴とするデータ送受信装置。 - 【請求項2】マスタ部は、前記制御信号用バスを介して
送られてくる前記READY信号を前記第1のクロック
信号で同期化して取り込みこの取り込んだREADY信
号を前記マスタ側ライト制御回路に送出する縦続接続さ
れた2個のフリップフロップ回路を有し、前記2個のフ
リップフロップ回路は前記WRITE信号が活性状態か
ら不活性状態に変化するときにリセットされることを特
徴とする請求項1記載のデータ送受信装置。 - 【請求項3】READY信号を第1のクロック信号で同
期化して取り込み、前記READY信号が不活性状態の
ときにリード要求を示すREAD信号を前記第1のクロ
ック信号で同期化して制御信号用バスに送出し、前記R
EADY信号が不活性状態から活性状態に変化したこと
を検出した場合に前記第1のクロック信号で同期化され
たリードデータを取り込み、このリードデータの取り込
みが完了すると前記READ信号を不活性状態にしこの
不活性状態のREAD信号を前記第1のクロック信号で
同期化して前記制御信号用バスに送出するマスタ側リー
ド制御回路を有するマスタ部と、 前記READ信号を前記第1のクロック信号と周波数が
異なる第2のクロック信号で同期化して取り込み、前記
READ信号が活性状態のときに前記リードデータを前
記第2のクロック信号で同期化してデータバスに送出
し、前記リードデータの送信が完了したときに前記RE
ADY信号を活性状態にして送出するスレーブ側リード
制御回路と、前記制御信号用バス上で前記READ信号
が活性状態から不活性状態に変化するときにリセットさ
れ、かつ前記スレーブ側リード制御回路から出力された
前記READY信号を前記第2のクロック信号で同期化
して取り込みこの取り込んだREADY信号を制御信号
用バスを介して前記マスタ側リード制御回路に送出する
フリップフロップ回路とを有するスレーブ部と、を備え
たことを特徴とするデータ送受信装置。 - 【請求項4】マスタ部は、前記制御信号用バスを介して
送られてくる前記READY信号を前記第1のクロック
信号で同期化して取り込みこの取り込んだREADY信
号を前記マスタ側リード制御回路に送出する縦続接続さ
れた2個のフリップフロップ回路を有し、前記2個のフ
リップフロップ回路は前記READ信号が活性状態から
不活性状態に変化するときにリセットされることを特徴
とする請求項3記載のデータ送受信装置。 - 【請求項5】READY信号を第1のクロック信号で同
期化して取り込み、前記READY信号が不活性状態の
ときに書き込み要求を示すWRITE信号およびライト
データを前記第1のクロック信号で同期化して制御信号
用バスおよびデータバスにそれぞれ送出し、前記REA
DY信号が不活性状態から活性状態に変化したことを検
出した場合に前記WRITE信号を不活性状態にしてこ
の不活性状態のWRITE信号を前記第1のクロック信
号で同期化して前記制御信号用バスに送出するマスタ側
ライト制御回路と、前記READY信号を前記第1のク
ロック信号で同期化して取り込み、前記READY信号
が不活性状態のときにリード要求を示すREAD信号を
前記第1のクロック信号で同期化して制御信号用バスに
送出し、前記READY信号が不活性状態から活性状態
に変化したことを検出した場合に前記第1のクロック信
号で同期化されたリードデータを取り込み、このリード
データの取り込みが完了すると前記READ信号を不活
性状態にしこの不活性状態のREAD信号を前記第1の
クロック信号で同期化して前記制御信号用バスに送出す
るマスタ側リード制御回路と、を有するマスタ部と、 前記WRITE信号を前記第1のクロック信号と周波数
が異なる第2のクロック信号で同期化して取り込み、前
記WRITE信号が活性状態のときに前記第2のクロッ
ク信号で同期化された前記ライトデータを取り込み、前
記ライトデータの取り込みが完了したときに前記REA
DY信号を活性状態にして出力するスレーブ側ライト制
御回路と、前記READ信号を前記第2のクロック信号
で同期化して取り込み、前記READ信号が活性状態の
ときに前記リードデータを前記第2のクロック信号で同
期化してデータバスに送出し、前記リードデータの送信
が完了したときに前記READY信号を活性状態にして
送出するスレーブ側リード制御回路と、前記制御信号用
バス上で前記READ信号が活性状態から不活性状態に
変化するときにリセットされ、かつ前記スレーブ側リー
ド制御回路から出力された前記READY信号を前記第
2のクロック信号で同期化して取り込みこの取り込んだ
READY信号を制御信号用バスを介して前記マスタ側
リード制御回路に送出するフリップフロップ回路とを有
するスレーブ部と、 備えたことを特徴とするデータ送受信装置。
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JP3580763B2 JP3580763B2 (ja) | 2004-10-27 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7590146B2 (en) | 2004-01-30 | 2009-09-15 | Panasonic Corporation | Information processing unit |
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- 2000-07-19 JP JP2000218564A patent/JP3580763B2/ja not_active Expired - Fee Related
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