JP3127813B2 - オーディオ用アンプの保護回路 - Google Patents

オーディオ用アンプの保護回路

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JP3127813B2
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    • HELECTRICITY
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    • HELECTRICITY
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    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2200/00Indexing scheme relating to amplifiers
    • H03F2200/471Indexing scheme relating to amplifiers the voltage being sensed

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オーディオ用ア
ンプの保護回路に関し、パワーアンプの出力段に流れる
過大電流やパワーアンプの出力ラインにおける直流電圧
の発生に対して、回路素子やスピーカを確実に保護でき
るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】オーディオ用アンプで誤ってスピーカ端
子を短絡させると、パワーアンプの出力段に過大電流が
流れて出力トランジスタを破壊することがある。また、
回路部品が何らかの原因で故障してパワーアンプの出力
信号ラインに直流電圧が発生すると、スピーカを焼損す
ることがある。保護回路はオーディオ用アンプにおける
これらの不都合を解消するものである。従来の保護回路
は、過大電流や直流電圧の発生(中点電位の変動)を検
出して、電源部の二次側のパワーアンプ用電源ラインを
カットしたり、パワーアンプの出力信号ラインをカット
するものが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パワーアンプの出力段
の異常電流(過大電流)やパワーアンプの出力信号ライ
ンにおける直流電圧の発生が電源部の異常等によって生
じた場合には、電源部の二次側のパワーアンプ用電源ラ
インをカットしたり、スピーカ出力ラインをカットした
だけでは不充分な場合があり(例えばプリアンプ用電源
電圧も同時に異常に高くなって、そのままではプリアン
プが破壊されるおそれがある場合等)、その場合には電
源部の一次側自体をカットする必要がある。オーディオ
用アンプによっては、電源部の一次側にヒューズを配置
したものもあるが、一次側に異常電流を引き起こさない
ような異常の場合にはヒューズが切れることもなく異常
状態が継続し、回路素子を破壊に至らしめるおそれがあ
る。
【0004】この発明は、前記従来の技術における問題
点を解決して、パワーアンプの出力段の異常電流やパワ
ーアンプ出力信号ラインにおける直流電圧の発生等に対
して、電源部の一次側をカットできるようにして、回路
素子やスピーカを確実に保護できるようにしたオーディ
オ用アンプの保護回路を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、外部から商
用交流電源電圧を入力する商用電源入力端子と、この商
用電源入力端子から入力された商用交流電源電圧を機器
内で使用する直流電圧に変換する電源部と、前記商用電
源入力端子と前記電源部の一次側との間の電源ラインに
挿入されて、リレーコイルに通電されているとき当該電
源ラインをオンし、リレーコイルに通電されていない時
当該電源ラインをオフするパワーリレーと、電源のオ
ン、オフを指示操作するパワースイッチと、前記電源部
から供給される電源電圧を用いてオーディオ信号をスピ
ーカでの再生用に増幅するパワーアンプと、このパワー
アンプで増幅されたオーディオ信号をスピーカでの再生
用に出力するスピーカ出力端子と、前記パワーアンプの
出力と前記スピーカ出力端子との間の信号ラインに挿入
されて、リレーコイルに通電されているとき当該信号ラ
インをオンし、リレーコイルに通電されていない時当該
信号ラインをオフするスピーカリレーと、前記パワーア
ンプの出力段に流れる過大電流を検出する過大電流検出
回路と、前記パワーアンプの出力信号ラインにおける直
流電圧の発生を検出する直流電圧発生検出回路と、前記
パワースイッチの操作出力、前記過大電流検出回路およ
び前記直流電圧発生検出回路の検出出力を入力して前記
パワーリレーのリレーコイルおよび前記スピーカリレー
のリレーコイルへの通電、遮断を制御して当該パワーリ
レーおよびスピーカリレーのオン、オフをそれぞれ制御
する制御部と、前記パワーリレーがオフしている時に前
記制御部に動作用電源電圧を供給しまた当該パワーリレ
ーをオフからオンにする際の動作用電源電圧を供給する
補助電源とを具備し、前記制御部が、前記パワーリレー
がオフしている状態から前記パワースイッチがオン操作
されたことを検出した時に、前記補助電源から前記パワ
ーリレーのリレーコイルに通電して当該パワーリレーを
オンし、はじめに前記過大電流の有無を判断し、その後
前記パワーアンプの出力が安定する時間を待って前記直
流電圧の発生の有無を判断し、前記過大電流が検出され
た時は、前記直流電圧の発生の有無の判断を待たずに前
記パワーリレーをオフし、前記直流電圧が検出された時
は当該パワーリレーをオフし、過大電流状態および直流
電圧のいずれも検出されない時は前記スピーカリレーを
オンし、当該スピーカリ レーをオンした後に前記過大電
流あるいは直流電圧のいずれか少くとも一方が検出され
た時は当該スピーカリレーをオフしさらには前記パワー
リレーをオフするように制御したものである。これによ
れば、異常が生じた時に確実に電源部の一次側をカット
できるので、電源部等に異常が生じたときでも回路素子
やスピーカが破壊されるのを未然に防止することができ
る。
【0006】
【0007】また、パワースイッチをオンしてパワーリ
レーをオンした時に、はじめに過大電流の有無を検出
し、パワーアンプの出力が安定するのを待って直流電圧
の発生の有無を検出し、直流電圧の発生の有無の検出を
開始する前に過大電流が検出された時は、直流電圧の発
生の有無の検出を行なうことなくパワーリレーをオフす
ようにしたので、過大電流による回路素子の破壊を確
実に防止でき、しかもパワーアンプの出力の直流電位が
安定する前の状態を直流電圧の発生と誤検出するのを防
止することができる。
【0008】また、いずれかの異常が検出されてスピー
カリレーをオフした後、異常の有無を再度判断し、異常
が検出されてなくなればパワーリレーをオンし続け、異
常がひき続き検出されればパワーリレーをオフすること
により、回路素子の破壊を確実に防止できるとともに、
パワーリレーをオフする必要のない時にまでパワーリレ
ーがオフされるのを防止して、本体のセレクタ機能で別
のソースを録音しているなど他の機能を使っている場合
にその機能に影響を与えないようにすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1に示
す。オーディオ用プリメインアンプ10は、入力端子1
2から入力されるオーディオ信号をプリアンプ14で電
圧増幅および周波数特性調整等の信号処理をし、さらに
パワーアンプ16で電力増幅してスピーカ出力端子18
から出力し、スピーカ20に供給する。パワーアンプ1
6の出力とスピーカ出力端子18との間の出力信号ライ
ン22には、スピーカリレー24が配置されている。
【0010】コンセント26からは商用交流電源電圧が
入力され、電源ライン28を介して電源部30の電源ト
ランス32の一次側34に供給される。電源ライン28
の途中には、パワーリレー36が配置されている。電源
トランス32の二次側38の電圧は整流および平滑され
て、パワーアンプ用直流電源電圧V1が作成され、パワ
ーアンプ16に供給される。また、電源部30は、直流
電圧V1を安定化電源40(三端子レギュレータやDC
−DCコンバータ等)に入力して、プリアンプ用直流電
源電圧V2を作成し、プリアンプ14に供給する。な
お、プリアンプ用直流電源電圧V2は、安定化電源40
で作成するのに限らず、電源トランス32の二次側38
の別のタップから取り出した電圧を整流および平滑して
作成することもできる。
【0011】補助電源42は、電源ライン28のパワー
リレー36の手前の位置から補助電源ライン44を引き
出して、補助電源トランス46の一次側に供給し、その
二次側の電圧を整流および平滑して、パワーリレー動作
用直流電源電圧V3および制御部動作用直流電源電圧V
4を作成する。パワーリレー動作用直流電源電圧V3
は、スイッチ48を介してパワーリレー36のリレーコ
イル36aに供給される。制御部動作用直流電源電圧V
4は、制御部50に動作用電源として供給される。
【0012】電圧検出器52は安定化電源40の出力電
圧V2の異常を検出する。電圧検出器54は電源部30
の出力電圧V1の異常を検出する。電流検出器58は過
大電流検出回路に相当するもので、パワーアンプ16の
出力段に流れる過大電流を検出する。さらに、ここでは
パワーアンプ16の出力信号ライン22に流れる過大電
流を検出する電流検出器56(これもパワーアンプ16
の出力段に流れる過大電流を間接的に検出するので、過
大電流検出回路に相当すると言える。)も設けている。
電圧検出器60は直流電圧発生検出回路に相当するもの
で、パワーアンプ16の出力信号ライン22に所定レベ
ル以上の直流電圧(直流電位)が生じたことを検出す
る。なお、必要に応じて異常検出箇所、検出器を増設す
ることができる。
【0013】パワースイッチ68は、オーディオ用プリ
メインアンプ10の電源をオン、オフするための操作ス
イッチで、オーディオ用プリメインアンプ10の前面パ
ネル(あるいはリモコン送信機の操作パネル)に配設さ
れ、リスナが指で押している間接点が閉じ、指を離すと
接点が開く。
【0014】制御部50はマイクロコンピュータ等で構
成され、各検出器52,54,56,58,60の異常
検出出力およびパワースイッチ68の操作出力を入力
し、パワーリレー36のリレーコイル36aへの通電/
遮断を切換えるスイッチ48およびスピーカリレー24
のリレーコイル24aへの通電/遮断を切換えるスイッ
チ64をそれぞれオン、オフ制御する。パワーリレー3
6は、リレーコイル36aに通電されるとリレー接点3
6bがオンし、通電が遮断されるとリレー接点36bが
オフする。また、スピーカリレー24は、リレーコイル
24aに通電されるとリレー接点24bがオンし、通電
が遮断されるとリレー接点24bがオフする。なお、ス
ピーカリレー24のリレーコイル24aへの通電用電源
は、電源部30、補助電源42のいずれからとってもよ
い。また、制御部50は、異常を検出した時にその内容
を記憶して表示器66に表示する。表示器66の駆動用
電源は補助電源42から供給する。
【0015】制御部50による制御動作を説明する。電
源オフ状態からパワースイッチ68を押すと、スイッチ
48がオンされて、補助電源42から供給される動作用
電圧V3によってパワーリレー36のリレーコイル36
aが通電されて、リレー接点36bがオンし、商用交流
電源電圧(AC100V)が電源部30に供給される。
これにより、電源部30からプリアンプ14およびパワ
ーアンプ16に駆動用電源電圧V2,V1がそれぞれ供
給される。
【0016】プリアンプ14およびパワーアンプ16の
動作が開始されるのと同時に各検出器52,54,5
6,58,60は各部の異常状態の有無の検出を開始す
る。そして、異常が検出されなければ、制御部50はス
イッチ64をオンして、スピーカリレー24のリレーコ
イル24aに通電してリレー接点24bをオンする。こ
れにより、入力端子12から入力されたオーディオ信号
は、プリアンプ14およびメインアンプ16を介してス
ピーカ出力端子16から出力されて、スピーカ20にて
再生される。
【0017】スピーカリレー24がオンする前に異常が
検出された時は、スピーカリレー24をオンすることな
く即座にパワーリレー36をオフする。スピーカリレー
24がオンした後に異常が検出された時はスピーカリレ
ー24およびパワーリレー36をオフする。スピーカリ
レー24がオンした後に異常が検出された時に異常状態
の種類に応じてスピーカリレー24およびパワーリレー
36のオン、オフ動作を異ならせることもできる。例え
ば、電圧検出器52,54で異常を検出した場合は、電
源部30または負荷の異常と見て、パワーリレー36を
オフする(スピーカリレー24も同時にオフする。)。
このため、発煙等が起きにくく、安全に保護することが
できる。その他の部分の検出でも、異常が検出されれば
パワーリレー36をオフする同様の処理をしてもよい
が、例えばパワーアンプ16の出力信号ライン22の電
圧検出器60による直流電圧の発生検出では、過大入力
による誤検出も考えられるため、一旦スピーカリレー2
4をオフして待機し、所定時間(例えば数秒)内に異常
が収まらなければ回路の異常と見てパワーリレー36を
オフするような制御もできる。
【0018】また、パワーアンプ16の出力信号ライン
22の電流検出器56で異常電流(過大電流)が検出さ
れた時は、一旦スピーカリレー24をオフし、電流検出
器58でパワーアンプ16の出力段における電流値を直
接検出して、異常(過大)でなければスピーカ出力端子
18以降での短絡と見て、パワーリレー36はオンした
ままにして、表示器66にその旨の警告表示をする。ス
ピーカリレー24をオフした後も電流検出器58で異常
が検出されていれば回路の異常と見てパワーリレー36
をオフする。
【0019】なお、図1ではパワーアンプ16の出力に
スピーカリレー24を配置しているが、スピーカリレー
24を使わなくても、異常状態の検出器さえ備えていれ
ば、異常時にパワーリレー36をオフすることでスピー
カ20や回路素子を安全に保護することができる。ま
た、異常が発生した時その内容を制御部50内等のメモ
リに記憶し、パワーリレー36が強制オフされた後も補
助電源42のバックアップによって記憶を保持し、再度
パワースイッチ68を投入した時に記憶内容を表示器6
6に表示するように制御部50のプログラムを設定すれ
ば、サービスマン等にどこが異常であるかを知らせるこ
とができる。なお、補助電源42にニッカド電池やリチ
ウムイオン電池等の2次電池やバックアンプ用コンデン
サ等を内蔵して、コンセント26が商用交流電源に接続
されている時に充電しておくようにすれば、コンセント
26を商用電源から外した後も2次電池やバックアンプ
用コンデンサ等によってメモリをバックアップしておく
ことができる。
【0020】
【実施例1】図1のオーディオ用アンプの具体例を図2
に示す(左右片チャンネル側についてのみ示す。)、。
これは、図1の電流検出器58(過大電流検出回路)と
電圧検出器60(直流電圧発生検出回路)に応じてパワ
ーリレー36およびスピーカリレー24を制御するよう
にしたものである。パワーアンプ16の出力段72は、
パワーアンプ用電源電圧±B間にプッシュプルトランジ
スタ74,76が接続され、両トランジスタ74,76
のベースに前段からオーディオ信号が入力され、トラン
ジスタ74,76の出力はそれらのエミッタ間に直列接
続された抵抗78,80の接続点を介して、出力信号ラ
イン22上に配されたスピーカリレー24を経てスピー
カ20に供給される。
【0021】電流検出器58は、パワーアンプ16の出
力段に流れる過大電流を検出するもので、抵抗78の両
端間に抵抗82とトランジスタ84のベース・エミッタ
間の直列回路を接続し、トランジスタ84のコレクタと
+B電源ライン間に接続された抵抗86,88の接続点
をトランジスタ88のベースに接続し、トランジスタ8
8のエミッタを+B電源ラインに接続し、トランジスタ
88のコレクタをノイズ除去フィルタ94を構成する抵
抗90およびコンデンサ92を介してアースに接続し、
コンデンサ92の電圧をツェナダイオード96でリミッ
タをかけて取り出すようにしたものである。ノイズ除去
フィルタ94は一時的な過大出力を過大電流状態と誤検
出しないようにするためのものである。また、ツェナダ
イオード96はノイズ除去フィルタ94の出力の上限値
を5V(“H”レベル)に規定するためのものである。
【0022】これによれば、出力段72の電流が所定値
以上になると、抵抗78の両端間の電位差が大きくなっ
てトランジスタ84がオンし、これによりトランジスタ
88がオンし、ノイズ除去フィルタ94の出力が“H”
レベルになり過大電流状態が検出される。左右別チャン
ネル側にも抵抗82およびトランジスタ84に相当する
ものが存在し、トランジスタ84に相当するトランジス
タのコレクタが抵抗98を介してトランジスタ88のベ
ースに接続されている。これにより、左右片方のチャン
ネルだけでも出力段に過大電流が流れると、トランジス
タ88がオンし、ノイズ除去フィルタ94の出力が
“H”レベルになる。
【0023】電圧検出器60は、パワーアンプ16の出
力信号ライン22における直流電圧の発生を検出するも
ので、パワーアンプ16の出力を交流分除去フィルタ1
00に通して交流分を除去し、全波整流回路102で全
波整流する。この全波整流は、直流の発生が十でも一で
も検出できるようにするためである。全波整流回路10
2の出力はコンパレータ104に入力され、コンパレー
タ104に設定された所定の異常検出レベルよりも大き
くなると、コンパレータ104からは、“H”レベルの
信号が出力される。電流検出器58および電圧検出器6
0の出力は、ダイオード106,108を介して合成さ
れて論理和がとられ、信号PRTとして制御部50に入
力される。
【0024】制御部50の動作を図3に示す。パワーオ
フの状態からパワースイッチ68を押す(オンする)と
(S1)、パワーリレー36がオンし(S2)、パワー
アンプ16の出力の直流電位が安定する時間として例え
ば4秒間待って(S3)、信号PRTのレベルを検出す
る(S4)。そして、信号PRTが“H”レベルのとき
は、異常と判定し、パワーリレー36をオフする(S
5)。信号PRTが“L”レベルのときは、正常と判定
し、スピーカリレー24をオンする(S6)。その後、
信号PRTが“H”レベルになった時は(S7)、スピ
ーカリレー24をオフし(S8)、さらにパワーリレー
36をオフする(S5)。パワーオン状態からパワース
イッチ68を押す(オフする)と(S9)、スピーカリ
レー24がオフし(S8)、さらにパワーリレー36が
オフする。
【0025】
【実施例2】図1のオーディオ用アンプの別の具体例を
図4に示す。これは、前記図2の具体例の電流検出器5
8の出力と電圧検出器60の出力を論理和をとらずに、
それぞれ信号PRI、PRDとして制御部50に入力す
るようにしたものである。
【0026】制御部50の動作を図5に示す。パワーオ
フの状態からパワースイッチ68を押す(オンする)と
(S1)、パワーリレー36がオンし(S2)、その直
後に信号PRIにより過大電流の有無を判定し(S
3)、過大電流が検出されればすぐにパワーリレー36
をオフする(S4)。過大電流が検出されなければ、パ
ワーアンプ16の出力の直流電位が安定する時間(例え
ばパワーリレー36がオンしてから4秒後)を待って
(S5)パワーアンプ16の出力信号ライン22の直流
電圧の発生の有無を判定し(S6)、直流電圧の発生が
あればパワーリレー36をオフし(S4)、直流電圧の
発生がなければスピーカリレー24をオンする(S
7)。なお、ステップS5の待ち時間を短く(例えば2
秒)して、ステップS6の直後にも待ち時間(例えば2
秒)を入れて、直流電圧が発生した場合にすぐにパワー
リレー36をオフするように設定することもできる。
【0027】スピーカリレー24がオンした後は、信号
PRI、PRDにより過大電流の有無、直流電圧の発生
の有無を繰り返し判定し(S8,S9)、異常があれば
スピーカリレー24をオフする(S10)とともにパワ
ーリレー36をオフする(S4)。パワーオン状態から
パワースイッチ68を押す(オフする)と(S11)、
スピーカリレー24がオフし(S10)。さらにパワー
リレー36がオフする(S4)。
【0028】前記実施例1のように異常検出信号が1本
(PRT)しかない場合には、パワーリレー36をオン
した直後から過大電流が流れたとしても、パワーアンプ
16の出力の直流電位が安定するまでの時間(例えば4
秒)判断を待って(図3のステップS3)からでない
と、パワーリレー36をオフ(同ステップS5)するこ
とができず、その間に発煙等異常が進行するおそれがあ
る。これに対し、実施例2によれば、過大電流の検出信
号PRIと直流電圧発生の検出信号PRDを別々に制御
部50に入力するようにしたので、パワーリレー36を
オンした直後から過大電流が流れた場合に、即座にパワ
ーリレー36をオフ(図5のステップS3からS4への
ルート)することができ、異常の進行を防止することが
できる。
【0029】制御部50の別の動作例を図6に示す。こ
れは機器の異常か外部の異常かの判断を入れたものであ
る。パワーオフの状態からパワースイッチ68を押す
(オンする)と(S1)、パワーリレー36がオンし
(S2)、その直後に信号PRIにより過大電流の有無
を判定し(S3)、過大電流が検出されればすぐにパワ
ーリレー36をオフする(S4)。過大電流が検出され
なければ、パワーアンプ16の出力の直流電位が安定す
る時間(例えばパワーリレー36がオンしてから4秒
後)を待って(S5)パワーアンプ16の出力信号ライ
ンの直流電圧の発生の有無を判定し(S6)、直流電圧
の発生があればパワーリレー36をオフし(S4)、直
流電圧の発生がなければスピーカリレー24をオンする
(S7)。なお、ステップS5の待ち時間を短く(例え
ば2秒)して、ステップS6の後にも待ち時間(例えば
2秒)を入れて、直流電圧が異常の場合にすぐにパワー
リレー36をオフするように設定することもできる。
【0030】スピーカリレー24がオンした後は、信号
PRI、PRDにより過大電流の有無、直流電圧の発生
の有無を繰り返し判定する(S8,S9)。パワーオン
状態からパワースイッチ68を押す(オフする)と(S
10)、スピーカリレー24がオフし(S11)。さら
にパワーリレー36がオフする(S12)。
【0031】スピーカリレー24がオン状態で過大電流
が生じれば(S8)、スピーカリレー24をオフして
(S13)、再び過大電流の有無を判定し(S14)、
過大電流が解消されれば、スピーカ出力端子18の短絡
等外部要因と判断し、“外部要因”である旨の表示Bを
表示器66に行なう(S15)。この状態でパワースイ
ッチ68を押す(リセット操作に相当)と(S23)、
スピーカリレー24がオンして(S7)元の状態に戻
る。逆に、過大電流が解消されていなければ、機器の異
常と判断し、パワーリレー36をオフする(S4)とと
もに、“機器の異常”である旨の表示Aを表示器66に
行なう(S16)。
【0032】スピーカリレー24がオン状態で直流電圧
が発生すれば(S9)、スピーカリレー24をオフして
(S17)、過大電流の有無を判定し(S18)、過大
電流が生じていれば、機器の異常と判断し、パワーリレ
ー36をオフする(S4)とともに、“機器の異常”で
ある旨の表示Aを行なう(S16)。過大電流が検出さ
れなければ、所定の待ち時間(例えば2〜数秒)待って
(S19)、再び直流電圧の発生の有無を判定し(S2
0)、直流電圧の発生が解消されていれば、異常(過
大)入力など外部の要因と判断し、スピーカリレー24
をオフして(S7)、自動復帰する。逆に、直流電圧の
発生が解消されていなければ、機器の異常と判断し、パ
ワーリレー36をオフする(S4)とともに、“機器の
異常”である旨の表示Aを表示器に行なう(S16)。
なお、表示Aがなされた状態でパワースイッチ68を1
回押すと(S22)、元の状態にリセットされる。
【0033】図6の制御によれば、外部要因で異常が検
出された時は、パワーリレー36はオフされないので、
アンプ本体のセレクタ機能で別のソースを録音している
などほかの機能を使っている場合にそれに影響を与えず
にすむようになる。
【0034】
【実施例3】図1のオーディオ用アンプのさらに別の具
体例を図7に示す。これは、前記図4の実施例に加えて
パワーアンプ16の電源電圧±Bの異常や安定化電源4
0の電圧の異常、さらには電源部30の電源トランス3
2の二次側38の交流電圧の監視により電源トランス3
2のコイルの断線などの異常を監視してスピーカリレー
24やパワーリレー36をオフするようにしたものであ
る。すなわち、パワーアンプ16の電源ライン110,
112、安定化電源40の出力電源ライン114,11
6、電源部30の電源トランス32の二次側38の交流
電源ライン118,120の電圧は、抵抗122,12
4,126,128,130,132を介して合成され
て、信号PRVが作成される。信号PRVは、上記各電
源電圧が正常であればほぼ0ボルトであり、いずれか1
つでも異常があれば正または負のレベルが出る。
【0035】信号PRVはA/D変換器134でディジ
タル信号に変換されて制御部50に入力される。また、
この実施例では、パワーアンプ16の出力信号ライン2
2における直流電圧の検出出力もA/D変換器136で
ディジタル信号に変換して制御部50に入力するように
している。この場合制御部50内に設定した検出レベル
設定値により、直流電圧の発生の有無を判別する。ま
た、ノイズ除去フィルタ94および交流分除去フィルタ
100は、それらの機能を制御部50内の処理により実
現すれば、これらの両回路94,100を省くことがで
きる。
【0036】制御部50の動作は、例えば前記図6のフ
ローチャートにおいて、ステップS3,S8の手前(ス
テップS5,S10からの帰還点の後に、“信号PRV
が正常(ほぼ0ボルト)かどうか?”のブロックをそれ
ぞれ入れて、正常であれば、次のステップS3,S8に
それぞれ進み、正常でなければステップS4の“パワー
リレーオフ”のステップに進むようにプログラムを構成
することができる。
【0037】図7の実施例によれば、電源トランス32
まで含めた電源部30の異常に対しても確実に回路を保
護することができる。例えば、電源トランス32の二次
巻線の片側が一部でショートした場合に、一次側34の
ヒューズ(図示せず)が切れるほどの電流には達せずし
かもアンプはほぼ正常に動作することもあり得るが、そ
ういう場合に二次側38の電源ライン118,120の
電位がアンバランスになって信号PRVが異常を示すた
め、パワーリレー36をオフして異常の進行を防止する
ことができる。
【0038】なお、図7では、各種電源を抵抗で合成し
て信号PRVとしてまとめているが、電源種類ごとに別
々に監視して、保護時にどの電源の異常かを特定して、
記憶させてその履歴を後で表示器66に表示して見れる
ようにしておけば、サービス時などに有効である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パワーアンプの出力段における過大電流の発生やパワー
アップの出力信号ラインにおける直流電圧の発生さらに
は電源電圧の異常等に対して回路素子やスピーカを確実
に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】 図1のオーディオ用アンプの具体例を示す回
路図である。
【図3】 図2の制御部の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】 図1のオーディオ用アンプの他の具体例を示
す回路図である。
【図5】 図4の制御部の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】 図4の制御部の動作の別の例を示すフローチ
ャートである。
【図7】 図1のオーディオ用アンプのさらに別の具体
例を示す回路図である。
【符号の説明】
16 パワーアンプ 18 スピーカ出力端子 20 スピーカ 22 パワーアンプの出力信号ライン 24 スピーカリレー 24a リレーコイル 26 コンセント(商用電源入力端子) 28 電源部の一次側の電源ライン 30 電源部 34 電源部一次側 36 パワーリレー 36a リレーコイル 42 補助電源 50 制御部52,54 電圧検出器(異常電圧検出回路) 56,58 電流検出器(過大電流検出回路) 60 直流電圧発生検出回路122,124,126,128,130,132 抵
抗(異常電圧検出回路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 1/52 H04R 3/00 101

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から商用交流電源電圧を入力する商用
    電源入力端子と、 この商用電源入力端子から入力された商用交流電源電圧
    を機器内で使用する直流電圧に変換する電源部と、 前記商用電源入力端子と前記電源部の一次側との間の電
    源ラインに挿入されて、リレーコイルに通電されている
    とき当該電源ラインをオンし、リレーコイルに通電され
    ていない時当該電源ラインをオフするパワーリレーと、 電源のオン、オフを指示操作するパワースイッチと、 前記電源部から供給される電源電圧を用いてオーディオ
    信号をスピーカでの再生用に増幅するパワーアンプと、 このパワーアンプで増幅されたオーディオ信号をスピー
    カでの再生用に出力するスピーカ出力端子と、 前記パワーアンプの出力と前記スピーカ出力端子との間
    の信号ラインに挿入されて、リレーコイルに通電されて
    いるとき当該信号ラインをオンし、リレーコイルに通電
    されていない時当該信号ラインをオフするスピーカリレ
    ーと、 前記パワーアンプの出力段に流れる過大電流を検出する
    過大電流検出回路と、 前記パワーアンプの出力信号ラインにおける直流電圧の
    発生を検出する直流電圧発生検出回路と、 前記パワースイッチの操作出力、前記過大電流検出回路
    および前記直流電圧発生検出回路の検出出力を入力して
    前記パワーリレーのリレーコイルおよび前記スピーカリ
    レーのリレーコイルへの通電、遮断を制御して当該パワ
    ーリレーおよびスピーカリレーのオン、オフをそれぞれ
    制御する制御部と、 前記パワーリレーがオフしている時に前記制御部に動作
    用電源電圧を供給しまた当該パワーリレーをオフからオ
    ンにする際の動作用電源電圧を供給する補助電源とを具
    備し、 前記制御部が、前記パワーリレーがオフしている状態か
    ら前記パワースイッチがオン操作されたことを検出した
    時に、前記補助電源から前記パワーリレーのリレーコイ
    ルに通電して当該パワーリレーをオンし、はじめに前記
    過大電流の有無 を判断し、その後前記パワーアンプの出
    力が安定する時間を待って前記直流電圧の発生の有無を
    判断し、前記過大電流が検出された時は、前記直流電圧
    の発生の有無の判断を待たずに前記パワーリレーをオフ
    し、前記直流電圧が検出された時は当該パワーリレーを
    オフし、過大電流状態および直流電圧のいずれも検出さ
    れない時は前記スピーカリレーをオンし、当該スピーカ
    リレーをオンした後に前記過大電流あるいは直流電圧の
    いずれか少くとも一方が検出された時は当該スピーカ
    レーをオフしさらには前記パワーリレーをオフするよう
    に制御するものであるオーディオ用アンプの保護回路。
  2. 【請求項2】前記制御部が、前記スピーカリレーをオン
    した後に前記過大電流あるいは直流電圧のいずれか少く
    とも一方を検出して当該スピーカリレーをオフした後
    に、当該過大電流の有無および直流電圧の発生の有無を
    再度判断し、当該過大電流および直流電圧のいずれも検
    出されていない時は前記パワーリレーをそのままオンし
    続け、いずれか一方が検出された時は当該パワーリレー
    をオフするものである請求項記載のオーディオ用アン
    プの保護回路。
  3. 【請求項3】前記電源部の異常電圧を検出する異常電圧
    検出回路をさらに具備し、前記制御部が、前記電源部の
    異常電圧が検出された時に前記パワーリレーをオフする
    制御を行う請求項1または2記載のオーディオ用アンプ
    の保護回路。
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