JP3126018U - ダンボールケースの結束用掴み反転装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対辺の厚さが著しく異なるダンボールケースを積層して紐結束機に供給する場合、ケースを所定枚数毎に一括して高速反転して荷崩れなく非反転ケースと積み重ねて送給する。
【解決手段】固定板22に対して並行して進退する可動板25と、固定板と可動板を貫通する摺動反転軸24と、この摺動反転軸のケース走行路R側端部に反転回動板40が軸着されると共に可動板突出軸端に反転回動手段28が連結されてなり、反転回動板40は、内面にコロ体41とケース保持板43を有し、背面に前記コロ体の枢軸42に対して直角な正逆転回動軸46が設けられてケース押え回動アーム44が軸着され、ケースの反転動作後は、ケース走行路外に退避する。
【選択図】 図10

Description

この考案は、折り畳まれたフラップ付の包装用ケースなど対向辺部の厚さが異なる平板体を自動的に表裏反転して積層して結束機に送給する装置に関する。
フラップ付ダンボールケースは、梱包現場で箱体に展開されて使用されるもので通常、10枚1束で紐結束されて運搬される。 このようなケースは、ボトム部とフラップ部の厚さが異なるため同一方向で積重ね結束することは困難であるから2枚又は5枚ごとに反転して積重ね結束している。
本出願人は、ケース移送コンベアベルト上においてケースの走行力を利用してフック付の回動板羽によって自動的に反転させる装置を提案した(特許文献1)。 この装置によって作業人員を減少することはできたが、反転動作速度に限界があり、毎分40枚程度であったため高速化が求められていた。
特開2006−27739公報
本案は、ケースの反転を移送ベルトと関係なく、高速で行うと共に反転回動中にケースが遠心力によって飛び出したり位置ずれせずに確実な反転操作を実現し、後続の非反転ケースの通過を円滑にできる反転装置を提供するものである。
本案装置は、ケース移送ベルトと紐結束機の間に設置されるもので、ケース走行路を挟んで対面設置された固定板と、この固定板の外側に並行して設けられ固定板に対して進退する可動板と、固定板と可動板を貫通する摺動反転軸と、この摺動反転軸のケース走行路側端部に反転回動板が軸着されると共に可動板突出軸端には反転駆動手段が連結されてなり、反転回動板は、内面にコロ体とケース保持板を有し、背面に前記コロ体の枢軸に対して直角な回動軸が設けられてケース押え回動アームが軸着され、前記回動軸は正逆転手段に連結されて構成され、設定枚数の反転用ダンボールケースの整列及び180°掴み反転動作を行うと共にその後の非反転ケースの通過時は、ケース走行路外に退避し、所定のタイミングで整列待ち受け状態に復帰するものである。
コロ体と枢軸に替えて固定の盤状受体としてもよい。
また、可動板の固定板に対する進退手段は、可動板外面にエアシリンダを垂設固定すると共に該シリンダロッドを可動板を貫通させて固定板外面に連結して構成するのがよく、摺動反転軸の反転駆動手段及びケース押え回動アームの正逆転手段は、夫々ピニオンとエアシリンダロッドに連結されたラックによって構成するのがよい。
なお、固定板は、サイズの異なる種々なケースに対応させるため、巾方向に調節自在な一対の機枠に固定されるのが通常である。
本案装置は、大きな占有容積を必要とせずに設置でき、2〜5枚の任意枚数のダンボールケースを纏めて反転させるので高速であって従来機の2.5倍、即ち、毎分100枚のケースを結束機に供給できる。 また、本案装置は下顎となるコロ体の枢軸と上顎となる回動アームの枢軸が直交しているので積層ケースを強力且つ安定して掴むことができるから、反転回動板の回転中にケースの一部が遠心力によって抜け出すことがなく、表面印刷ケースでも高速反転できる。
図1は、ダンボールケースの斜視図であって、1はケース、2は容器部、3はフラップ、4はボトム、5はボトム側の隅部、6はフラップ側端縁である。
ケースは、適当枚数ごとに反転されて積み重ねて紐結束される。
図2においてケース1は、図示しない分離供給装置によってボトム側を先頭にしてA矢方向から供給され、移送装置のコンベアベルト10、11間に挟まれて毎秒2〜3mの速度で移送される。
移送装置における各種ケース寸法に対応する調節装置や巾案内及びケース押出し装置14は、公知であるので説明は省略する。
20は、本案掴み反転装置であって、移送ベルト11の先端12と前方に設置された受入バケット60の間に位置してフレーム21に支持されている。 Rはケース走行路である。
バケット内の積層ケースは、所定のタイミングでB矢方向に落下し、図示しない紐結束機のホッパーに導入される。
図4、図5において、22は、支持フレーム21に固定された固定板であり、上部に摺動回転軸受(ボールブッシュベアリング)23が固設されて摺動回転軸24を支持している。
25は、固定板22の外側に並行設置され、固定板に対して進退する可動板であって、可動板外面に固定板中央にロッド連結27した進退シリンダ26を立設すると共に摺動回転軸24の端部が貫通突出し、軸端にピニオン28を内蔵したピニオンボックス29が固定されている。 摺動回転軸24の他端、即ちケース走行路側の端部には反転回動板40が軸着固定されている。 以上の構成によって、反転回動板40と可動板25は、進退シリンダ26が作動する毎に固定板22に対して進退移動する。
30は、可動板の進退動作を円滑にするためのガイドロッドであり、基部31が固定板に固定されて可動板を貫通し、摺動軸受32によって軸承されている。
33は、可動板外面に取付けた反転駆動手段となる昇降シリンダであり、シリンダロッド先端側に摺動回転軸24のピニオン28と噛合するラック34を備えている。
180°反転回動板40は全体として方形であって下部先端側(図4、図5に於いては上部)にケース隅部5の受体としてのコロ体41が回転自在に軸支42されると共にコロ体の後方内壁にケースの隅部5を受ける保持板43が突設されている。 コロ体は、厚板の受け顎体として突設させてもよい。
44は、くの字に形成されて先端部に押え部45を有する回動押えアームである。 アームの回動軸46は、回動板40の外壁に、コロ体の枢軸42と直角に設けられて軸受47に支持され、軸端にピニオン48が固着されて回動シリンダ50のラック49によって正逆転される。 図7以下の図において、51は門型の昇降ゲートであって、前板部52は上昇位置において走行ケースのボトム中央部を受けるストッパとして機能し、これによって反転回動板40が待ち受け状態に完全に復帰しなくても後続の非反転ケースを受け入れることができ、装置全体の高速化が図れる。 後板部53は下降位置においてバケット60の後部開放部61を閉塞して積層ケースの脱落を防止する。 なお、ゲートの昇降手段は任意である。
35は、移送ベルト先端12とゲートの前板部52の間に固設した間隙調整を兼ねるケース先端案内である。
(作動説明)
ベルト11によって移送されてくるケース1は、先端4が跳ね上げ板13に当接して跳ね上げられてケース先端案内35を超えてゲートの前板部52に受け止められ、ケースの隅部5が反転回動板のコロ体41と保持板43に保持される。
2枚目以下の後続ケースは、同様にして積層ケースの下方にもぐり込むようにして順次積層されて整列される(図7、図8)。
図示しないセンサからのカウント出力により、反転回動板のアーム回動シリンダ50が作動してアーム44が回動し、積層ケースをコロ体41とアームの先端押え部45との間に挟持する、と同時にゲート51が下降する(図9)。
この直後、反転シリンダ33が摺動回動軸24を回動して積層ケースを掴んだまま反転回動板全体を後方に反転させる(図10)。
回動シリンダ50によって回動アーム44が原位置に逆転復帰して挟持していたケースを開放するのでケースはバケット60内に落下投入される。
このときは、ゲートの後板部53がバケットの開放部61を閉塞しているからケースは荷崩れすることなくバケット内に収容される(図11)。
その後、ゲート51が上昇して原位置に復帰して後続の非反転ケースを受け止める。
この間、反転シリンダ33が作動して反転回動板40を復帰回動させる。と同時に可動板の進退シリンダ26が作動して可動板25と可動板に軸着された反転回動板40を固定板22に対して後退させて、非反転ケースの走行路Rを確保し(図11)、非反転ケースが反転装置20を通過した後、可動板22と反転回動板40は図8の待機状態に戻る。
なお、積層された非反転ケースは、ゲート51の下降直後に作動する押出しシリンダ14によってバケット60内に押出されて積み上げられ、結束機のホッパーを経て結束される。ケースの積重ね順は、任意にできること勿論である。
ダンボールケースの斜視図 ケース移送装置の全体側面図 同上平面図 押えアーム開放時の本案装置の側面図 押えアームが開放され反転回動板が後退した片側正面図 反転回動板の内面図 ケースの移送状態を示す平面図 反転装置の待受け状態の正面及び側面図 積層ケースの掴み状態を示す正面及び側面図 反転後の状態を示す正面及び側面図 積層ケースの開放投入と反転回動板の退行動作を示す正面及び側面図
符号の説明
1 ケース
4 ボトム
5 隅部
6 フラップ端縁
10、11 ケース移送ベルト
12 ベルト先端
13 跳ね上げ板
14 押出しシリンダ
20 掴み反転装置
21 フレーム
22 固定板
23 軸受
24 摺動回動軸
25 可動板
26 進退シリンダ
27 連結ロッド
28 ピニオン
29 軸受兼ピニオンボックス
30 ガイドロッド
31 基部
32 摺動軸受
33 反転シリンダ
34 ラック
35 ケース先端案内
40 反転回動板
41 コロ体
42 枢軸
43 ケース保持板
44 回動押えアーム
45 先端押え部
46 枢軸
47 軸受
48 ピニオン
49 ラック
50 アーム回動シリンダ
51 昇降ゲート
52 前板(ストッパ)部
53 後板部
60 バケット
61 バケットの開放部

Claims (2)

  1. ケース走行路を挟んで対面設置された固定板と、該固定板の外側に並行して設けられ固定板に対して進退する可動板と、前記固定板と可動板を貫通する摺動反転軸と、該摺動反転軸のケース走行路側端部に反転回動板が軸着されると共に可動板側の突出軸端は該可動板に固定した反転駆動手段が連結されてなり、前記反転回動板は内面にコロ体とケース保持板を有し、裏面に前記コロ体の枢軸に対して直角な回動軸に軸着されたケース押え回動アームとその正逆転手段を備えてなるダンボールケースの結束用掴み反転装置。
  2. コロ体とその枢軸が固定の盤状受体でなる請求項1記載の装置。
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