JP3125996B2 - ゲート・アレイ集積回路 - Google Patents
ゲート・アレイ集積回路Info
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Description
集積回路装置に関する。
O)セグメントのためのアーキテクチャ(構造)を規定
する。他のクラスの応用特定集積回路(ASIC)装置に対
するこの発明のゲート・アレイ形集積回路チップの利点
は、機能的電子回路設計が形式化されたときと半導体チ
ップ製品が顧客/ユーザ評価のために使用しうるように
なったときとの間のサイクル・タイムが短いということ
である。この利点はゲート・アレイ製品に使用される独
特な製造技術によって得られるものである。すなわち、
実行するに重要な時間を要求するこれらの製造行為は多
くの接続されていない半導体トランジスタを合同する全
体的チップ・レイアウト(ベース・セット)を製造する
ことによって優先的に達成される。そのような部分的に
完成したチップは客先指定の機能設計を予想して半導体
ウエハとしてストックされる。客が指定した機能仕様に
より1組の個人化パターンを通し一般的チップに統合さ
れる。その個人化パターンは、少くとも1つの金属化パ
ターン層と、ほとんどの場合他の誘電体層を通す金属対
金属パターン接続の少くとも1つのパターンを介し、及
び第2の金属化層に通すパターンなど全体的誘電体僧を
通してすでに存在する半導体装置にコンタクトを規定す
るものである。最近の設計は3金属化層に接続を拡張し
ている。
ト・アレイ内部のロジック回路を規定するのみでなく、
チップ・ボンディング・パッドを作り、適当に可能性の
あるパッド入力出力ドライブ回路を形成するにちがいな
い。しかし、パッド寸法、パッド数及びパッド・ドライ
ブなどの要求は大きく異なり、ストックするウエハの種
類には限界がある。
と入力/出力ドライブの要求とが最も良く合致したベー
ス・セットを規定することである。例えば、ストックさ
れているゲート・アレイ製品が8ミリアンペア(代表的
値)まで供給することができる出力パッド・ドライブ要
素を基本とし、客の仕様が1出力パッドでさえ最大電流
以上ドライブすることを要求する場合、ゲート・アレイ
内の機能容量のすべては少いことになる。又、出力パッ
ド・ドライブ回路の能力が大き過ぎてチップ面積が大き
過ぎたり、パッドの数又は位置を不当に制限したりする
のも同様に問題である。又、設計者が何をストックして
おくかの考え方も複雑であり、例えば客は高い電流性能
を持ち、それに関連して多くの入力を必要とするか、低
い出力パッドを持つような1つ又は少いパッド数を要求
するかもれない。従って、ゲート・アレイ製品の概念が
金属化の速度を上げているにも拘わらず、更にゲート・
アレイ・ベース・セット(金属層による構成素子間相互
接続前のゲート・アレイ集積回路)の設計においてその
パッド数及びパッド・ドライブ能力に大きな多様性を表
わす必要性がいまだ存在する。
増加すると、客指定の動作電圧は公称5VVDDを越えるこ
とが予想される。より高い電圧レベルがゲート・アレイ
・チップ内部に流れることは予想されないが、ゲート・
アレイ・ベース・セットが入力/出力パッド・ドライバ
段においてそのようなより高い電圧を調整するよう構成
することができれば、それは大きな利点となる。高電圧
への傾向は、アナログ信号をインタフェースし、又は処
理する集積回路設計の数が増加していることによって特
に証明することができる。
って延びる入力/出力要素のアーキテクチャの改良であ
る。このアーキテクチャは金属化パターンを通して行わ
れる機能個人化中例外的自由度はあるが、ベース・セッ
ト設計に統合される。そのような客先指定の仕様はバッ
ドの出力ドライブ回路の選択性を可能にするだけではな
く、実際のパッド数と、高い電圧を処理するために特別
なドライブ回路構造とを含むように拡張することができ
る。
と半導体領域を相互接続する金属層とを使用するゲート
・アレイ集積回路であって、前記チップの第1端に沿っ
て置かれた第1行の連続隣接する第1の導電形のトラン
ジスタ・セルと、前記チップの第1端に沿い前記第1行
に並列に置かれた第2行の連続隣接する反対の第2の導
電形のトランジスタ・セルと、前記第1及び第2のセル
間にあるパッド規定領域とを含み、前記第1及び第2の
導電形のトランジスタのゲート電極を、その内部側をド
レイン領域に対応させた環状電極としたゲート・アレイ
集積回路を提供するものである。
の寸法を電流要求又は電圧予想に合致させるようにす
る。
ゲート・アレイ集積回路I/Oアーキテクチャを第1図の
セル及びパッド・レベルの指定によって表わす。第2図
はアーキテクチャのチップ14レベルを表わす。第1図に
おいては、公称幅2の個々のセル1は並列行3,4に連続
隣接するよう構成されることに注意を要する。パッド16
〜19は金属化によって規定されるから、パッドに使用さ
れるゲート・アレイ・ベース・セットの18の寸法は16及
び17の相対的寸法及びスペースのパッドを要求する高ピ
ン数軍需製品にも使用することができる。パッド16,17
について、各パッド・ドライブ回路に使用しうる入力/
出力セルの平均数は8に減じられる。パッド19の小さい
寸法でさえ、テープ自動接続のような高度な高ピン数包
装技術で相対的パッド寸法を表わす。
ース・セットを使用して客の特別なニーズに合致させる
必要性があるかもしれないので各種パッド・サイズの混
合が必要である。例えば、特別なドライブ機能用に大き
なパッドを使用するか、又は任意な場所で電源又は接地
線接続を行い又は加えることができることが望ましい。
ャの使用はセル・トランジスタの高度に特定化した分割
及び機能配置を容易にする。例えば、パッド16,17は相
互に1セル・スペース内に置くことができるが、I/O回
路構造のため少くとも8セル・トランジスタの等しい配
列に対して十分なアクセスをすることができる。このセ
ル使用の強調した効率は各セルのゲート分離の利用性に
寄与することができる。行3にあるようなn−チャンネ
ル・トランジスタのソース電極が接地バスに接続される
と、その後のI/O回路セルは隣接するかもしれない。そ
れに反映して、そのように接近するパッド及びそれらの
I/O回路を配置する能力は、比例した寸法の十分に集積
化した回路のセル機能を保持しながら、速い製造周期の
ゲート・アレイ半導体チップ製品の概念内でパッド及び
I/O回路の希望するフレキシビリティに合致させること
ができる。
ャに加えて、この発明はセル1内部に適した構造、すな
わちそのI/Oに適した構造を企図し、作ることができ
る。第3図はドライブ及び分離機能を提供するよう接続
した代表的セル1の3つの内部アーキテクチャを表わ
す。図のセルは第1図の行3にあるn−チャンネル電界
効果トランジスタ装置である。第3図拡大図はソース/
ドレイン領域、ゲート電極、ガード・リング領域、種々
のコンタクト及びバイアス及び代表的な第1及び第2の
金属化層パターンの構造の詳細を示す。
(“X"パターンと呼ぶ)を有する。同様に、重くドープ
したn形ドレイン領域23(“X"で示す)は半導体ゲート
・アレイ・チップのシリコン基板のその下にある大体同
一広さのチャンネル領域を持つポリシリコン・ゲート電
極24の環状リング・パターン内に置かれる。ゲート電極
の周囲により厚い線で区別される。第3図の上及び下に
沿って行3の突起と並列に延びる重くドープしたp型ガ
ード・リング拡散26,27を示す。重いn形ドーピングの
第2のガード・リング拡散28はパッド領域6の境界に沿
って存在する。
23電極は複数のコンタクト38(全部は図に示していな
い)を通して第1の金属化層29,31,32,33,34,36のパタ
ーンに接続される。第1の金属化層のパターンは選ばれ
たI/O回路機能を行うためにセル・トランジスタを接続
するということはすでに延べた。例えば、中央及び右セ
ル・トランジスタのゲート電極24は金属化パターン32,3
4に接続され、ゲート電極24、ガード・リング26,27及び
ソース領域22(金属化領域32,34の下にある)は電気的
に共通である。そのような構造で対応するセル・トラン
ジスタは上記のゲート分離機能の一形態を提供する。そ
れに反し、第1レベルの金属化37に接続されているトラ
ンジスタ・ゲート電極は金属化の信号に応答して左セル
の電界効果トランジスタを通して導通する電流を変調す
る。
金属化パターン29と第2レベルの金属化パターン39との
間の接続は1組のバイアス41を介して行われる。又、他
の例では、ガード・リング拡散28がその後に続くコンタ
クト38及びバイアス41を使用し、中間の第1の金属化層
パターン40を通して第2の金属化層39に接続されるよう
にする。
独特且つ望ましい特徴を表わす。例えば、ゲート電極の
環状配列は集積回路電界効果トランジスタ構造の典型的
に急な角に現われる電圧ストレス・レベルを減少する。
環状ゲート及びチャンネル構造は、又各ドレイン電極の
ための完全分離電位を与える。ソース拡散領域22を越え
る第3図の上下のゲート電極の延長は独立した接続及び
電位のゲート分離のための2つの電気分離されたソース
電極を与える。ゲート分離はこの複数及び接続的セル・
アーキテクチャを有するゲート・アレイ・チップの入力
/出力回路を構成するに特に有益である。単一セルのゲ
ート分離は電流ドライブの要求、パッド面積の要求及び
この形状の高電圧ドライブの要求に基づくセルを機能群
に選択的に分離することを可能にする。
セルを分離する能力は非常に高い電圧を処理するに適し
たカスケード構造を容易にする。セル・トランジスタは
電圧ストレスを分配するよう直列に接続される。それよ
って、従来のゲート・アレイ集積回路チップによって調
整されなかった電圧はゲート・アレイ・アーキテクチャ
の入力/出力・ドライバ段内で制御することができる。
で動作するよう設計された集積回路ゲート・アレイを使
用して出力パッドをドライブするよう調整される回路実
施例を示す。VDD5V以上を調整するゲート・アレイ集積
回路を形成する能力はアナログ・ドライブへの応用に特
に重要である。第3図のnチャンネル・トランジスタ・
セルがpウエルにあって負バイアス電圧を受ける場合、
このゲート・アレイの設計は接地電位を正負にスイング
するI/Oパッド電圧を調整するよう直接又はカスケード
構造に形成することができる。
ば、行3のn′チャンネル・トランジスタはp形ウエル
内に形成され、横方向のnpnバイポーラ・トランジスタ
はドレイン拡散23の1つに第1の金属層31,33,36を接続
することによって作ることができる。そのようなトラン
ジスタは米国特許第4.714,876号にあるようなテスト機
能のようにチップの接地電位以下の電圧を有する信号を
誘起するようゲート・アレイ製品に使用することができ
る。第3図の構造では、n+拡散28がバイポーラ・トラン
ジスタ電極として働き、pウエルがベース電極であり、
ドレイン23がエミッタ電極として作用する。バイポーラ
・トランジスタのゲインが1より相当低いが、それにも
拘わらず、そのトランジスタはセル・ドレイン(バイポ
ーラ・トランジスタ・エミッタ電極)を接地の負に引っ
ぱることによって、可能化する一方、pウエル(バイポ
ーラ・トランジスタ・ベース電極)を接地電位に保持さ
せる。
ッド寸法、入力/出力回路機能、出力回路電流ドライブ
能力及び出力回路電圧処理能力について相当大きなフレ
キシビリティを与える一方、ゲート・アレイ・タイプの
集積回路の製造周期を短く保持するゲート・アレイ設計
を提供する。これらの特徴は特定化した内部構造の隣接
セルがパッド特定領域を持つ相補形の並列行に配置され
るCMOS入力/出力セル・アーキテクチャの使用によって
得ることができる。
メントを表わす図、 第2図は、この発明に従って行われるチップI/Oパッド
・アーキテクチャの略図、 第3図は、代表的内部構造を示すI/Oアーキテクチャの
行の中から3セルをとった平面図、 第4図は、高電圧カスケード接続I/Oドライバ回路の略
図である。 図中、1……セル、3,4……並列行、16〜19……パッ
ド、22/23……n形ソース/ドレイン領域、24……ゲー
ト電極。
Claims (10)
- 【請求項1】入出力電気信号を伝送するパッドと半導体
領域を相互接続する金属層とを使用するゲート・アレイ
集積回路であって、前記チップの第1端に沿って置かれ
た第1行の連続隣接する第1の導電形のトランジスタ・
セルと、前記チップの第1端に沿い前記第1行に並列に
置かれた第2行の連続隣接する反対の第2の導電形のト
ランジスタ・セルと、前記第1及び第2のセル間にある
パッド規定領域とを含み、前記第1及び第2の導電形の
トランジスタのゲート電極を、その内部側をドレイン領
域に対応させた環状電極としたゲート・アレイ集積回
路。 - 【請求項2】前記第1及び第2行は、その両端に沿っ
て、関係する行のトランジスタの導電形と反対の導電形
の拡散層の境界が設けられている特許請求の範囲第1項
記載のゲート・アレイ集積回路。 - 【請求項3】前記第1及び第2行が、ゲート・アレイ集
積回路のチップの周囲に沿って存在する特許請求の範囲
第2項記載のゲート・アレイ集積回路。 - 【請求項4】前記パッド規定領域に沿ったパッドの幅は
境界行の個々のセルの幅の4倍乃至20倍の間にある特許
請求の範囲第3項記載のゲート・アレイ集積回路。 - 【請求項5】前記セルは2つのセル端においてソース領
域を共有する電解効果トランジスタから成る特許請求の
範囲第1項記載のゲート・アレイ集積回路。 - 【請求項6】前記2つの端部における共通するソース領
域は第1のゲート電極に応答するチャンネル領域で分離
される特許請求の範囲第5項記載のゲート・アレイ集積
回路。 - 【請求項7】前記電界効果トランジスタ・セルのドレイ
ン領域は第2のゲート電極に対して整列された環状チャ
ンネル領域がその境界となっている特許請求の範囲第6
項記載のゲート・アレイ集積回路。 - 【請求項8】前記第1及び第2の行は両端に沿い関連す
る行のトランジスタの導電形と反対導電形の拡散層の境
界が設けられている特許請求の範囲第7項記載のゲート
・アレイ集積回路。 - 【請求項9】前記ゲート・アレイ集積回路のチップの周
囲に沿って前記第1及び第2の行が存在する特許請求の
範囲第8項記載のゲート・アレイ集積回路。 - 【請求項10】前記パッド拡散領域に沿ったパッドの幅
は境界行の個々のセル幅の4倍乃至20倍である特許請求
の範囲第9項記載のゲート・アレイ集積回路。
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