JP3125472B2 - 現金自動払出し装置 - Google Patents

現金自動払出し装置

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JP3125472B2
JP3125472B2 JP04288606A JP28860692A JP3125472B2 JP 3125472 B2 JP3125472 B2 JP 3125472B2 JP 04288606 A JP04288606 A JP 04288606A JP 28860692 A JP28860692 A JP 28860692A JP 3125472 B2 JP3125472 B2 JP 3125472B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行等の金融機関に設
置される現金自動払出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の現金自動払出し装置の構造
を示す模式的側断面図、図10は従来の現金カセットの構
造と構成部材の動作を説明するための模式的側断面図と
そのX−X線断面図である。
【0003】従来の現金自動払出し装置は、図9に示す
ように、本体部50と、この本体部50内に設けられている
カセット実装ゾーンαに実装される現金カセット60とに
よって構成される。
【0004】本体部50は、図9に示すように、現金カセ
ット60の紙幣収納部66に収納されている紙幣1を繰り出
す繰出しローラ2と、繰り出された紙幣1を搬送する搬
送ローラ88及び搬送ベルト99を具備してなる紙幣搬送機
構55と、搬送されてくる紙幣1中に不良券1bが混入して
いる時はこの不良券1bをそれ以前に既に一時収納部52に
収納済となっている正常券1aと一緒に現金カセット60側
に設けられているリジェクト収納部65に落とし込むリジ
ェクトゲート87を具備している。
【0005】また現金カセット60は、紙幣1を収納する
紙幣収納部66と、リジェクト収納部65と、紙幣収納部66
に収納されている紙幣1を矢印P方向に押圧してこれを
前記繰出しローラ2に圧接させるプレッシャ板6を装備
してなるカセット本体61と、リジェクト収納部65と紙幣
収納部66を開閉可能に覆う開閉蓋62を装備している。
【0006】この現金自動払出し装置は、本体部50側の
カセット実装ゾーンαに現金カセット60を矢印P方向か
ら実装することによって当該現金カセット60側に設けら
れている紙幣繰出口67が開いてスタンバイ状態(動作可
能状態)となる。
【0007】以下図10(a) と(b) に基づいて従来の現金
カセット60の構造と構成部材の動作を説明する。図10
(a) と(b) に示すように、従来の現金カセット60は、正
常券1aと不良券1bが混在する紙幣束1ab (図9を参照)
が投入される紙幣束投入口68を開閉するリジェクトシャ
ッタ71とその駆動機構を開閉蓋62側に装備し、紙幣収納
部66に収納されている紙幣1を繰り出す紙幣繰出口67を
開閉する繰出口シャッタ63とその駆動機構をカセット本
体61側に装備している。
【0008】この現金カセット60は、これを矢印A方向
から本体部50のカセット実装ゾーンα内に実装すること
によって開閉蓋62側に設けられている紙幣束投入口68と
カセット本体61側に設けられている紙幣繰出口67がそれ
ぞれ開放状態となるが、以下現金カセット60を本体部50
側のカセット実装ゾーンαに実装することによってこれ
ら構成部材がどのように動作するかについて説明する。
【0009】(1) 現金カセット60を矢印A方向から本体
部50のカセット実装ゾーンα内に挿入する。これによっ
て本体部50側に設けられている開閉レバー57が現金カセ
ット60の開閉蓋62側に設けられている開閉リンク72を矢
印B方向に押圧する。
【0010】(2) 前記開閉レバー57の押圧により、通常
時は復帰バネ(図示せず)によって矢印B’方向に付勢
されている開閉リンク72が矢印B方向に移動し、開閉蓋
62に固定されたクランク軸74によって回転可能に保持さ
れているクランク73が当該クランク軸74を回転中心とし
て矢印C方向に回転する。
【0011】(3) クランク73の矢印C方向回転によって
当該クランク73の一方の長穴内にピン75を係入させる形
で配置されているリジェクトシャッタ71が矢印A方向に
移動する。
【0012】(4) リジェクトシャッタ71が矢印A方向に
移動したことにより、当該リジェクトシャッタ71によっ
て閉鎖されている紙幣束投入口68は開放状態となる。 (5) 現金カセット60をさらにカセット実装ゾーンα内に
挿入して行くと現金自動払出し装置側に配置されている
マグネット56が作動して例えば鉄,ニッケル等の磁気材
料で構成されているシャッタロック64を吸引する。その
結果、シャッタロック64は矢印D方向に倒れる。
【0013】(6) 鎧戸状の繰出口シャッタ63をロックし
ていたシャッタロック64が矢印D方向に倒れたことによ
って繰出口シャッタ63は開放可能状態となる。 (7) 現金カセット60をさらに矢印A方向に挿入して行く
と、今度は本体部50側に設けられているシャッタ開部材
53が繰出口シャッタ63側に設けられている図示しないシ
ャッタ開部材係入部に係入し、通常時はバネ69の引っ張
り力によって矢印E’方向に閉じられている繰出口シャ
ッタ63を矢印E方向に開く。
【0014】(8) 現金カセット60の紙幣束投入口68と紙
幣繰出口67が上記操作によってそれぞれ開放されたこと
によって現金自動払出し装置はスタンバイ状態となる。
以上説明したように、この現金カセット60は、本体部50
のカセット実装ゾーンα内に実装されることによって始
めて紙幣束投入口68と紙幣繰出口67が開放されるように
構成されているが、これは盗難を防止するためである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図11(a) と(b) は従来
の現金カセットに対する紙幣収納方法とその際に発生す
る障害の一例を示す模式的側断面図とその“β”部分の
拡大図である。
【0016】図11(a) に示すように、この現金カセット
60は、蝶番77を回転中心として矢印U−U’方向に開閉
可能に設けられた開閉蓋62を矢印U方向に開いてオペレ
ータ(銀行等の特定の係員)が紙幣1を上方から手で紙
幣収納部66に収納するようになっている。なお、紙幣収
納部66に収納された紙幣1の束は、これを矢印P方向か
ら押圧するプレッシャ板6によってそれぞれ直立姿勢を
保つことになる。なお紙幣1を紙幣収納部66に収納する
(セットする)時はオペレータが手でこのプレッシャ板
6をリジェクト収納部65側へ矢印P’方向に引っ張って
退避させておくことになる。
【0017】従来の現金カセット60は紙幣1の束を上か
ら垂直に紙幣収納部66に収納する方式であることから、
収納された紙幣1の先端部分の状態をオペレータが視認
(自分の眼で確認する)し難い。このため、一部の紙幣
1が例えば図11(b) に示すように他の紙幣1に巻き込ま
れてその先端が曲がった状態になっていてもオペレータ
はそれに気付かない。紙幣収納部66に収納された紙幣1
がこのような状態になっていると、紙幣1の繰り出しが
正常に行われなくなって不良券1bが多発することにな
る。
【0018】また、この従来の現金カセット60は、前記
図10からも明らかなように、紙幣1を収納する紙幣収納
口(開閉蓋62)と紙幣1を繰り出す紙幣繰出口67がそれ
ぞれ異なる箇所に設けられていることから構造が極めて
複雑である。
【0019】本発明は、紙幣を繰り出す紙幣繰出口とリ
ジェクト収納部に紙幣束を投入する紙幣束投入口の両方
を一枚のシャッタによってワンタッチで開閉できるよう
にして構造を簡素化すると共にその操作性と防盗性(盗
難防止機能)を格段に向上させた現金自動払出し装置を
実現しようとするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明による現金自動払
出し装置は、図1に示すように、紙幣1を繰り出す繰出
しローラ2を装備した紙幣搬送機構5と、紙幣搬送機構
5を介して搬送されてきた紙幣1を一時的に収納する一
時収納部8と、搬送されてくる紙幣1中に不良券1bが混
入している時はこの不良券1bをそれ以前に既に一時収納
部8に収容されている正常券1aと一緒に現金カセット20
側に設けられているリジェクト収納部12に落とし込むリ
ジェクトゲート87を具備してなる本体部10と、前記紙幣
1を水平に積み重ねて収納する紙幣収納部11と、前記正
常券1aと不良券1bが混入した紙幣束1ab を収納するリジ
ェクト収納部12をそれぞれ並列的に配置すると共に、こ
れら紙幣収納部11側に設けられた紙幣繰出口13とリジェ
クト収納部12側に設けられた紙幣束投入口14をワンタッ
チで開閉するシャッタ15を装備してなる現金カセット20
と、によって構成されている。
【0021】
【作用】この現金自動払出し装置は、現金カセット20に
紙幣1を収容する時に当該紙幣1を水平に積み重ねて収
納するようになっていることから、紙幣1を現金カセッ
ト20に収納(セット)する際にオペレータが紙幣1の収
納状態を確認し易い。このため、収納された紙幣1の先
端部分が他の紙幣1の干渉によって折れ曲がるといった
障害が発生しにくい。また、この現金自動払出し装置に
装備される現金カセット20は、紙幣繰出口13と不良券投
入口14がそれぞれ並列的に配置されていることから、紙
幣繰出口13と不良券投入口14を一枚のシャッタ15によっ
てワンタッチで開閉することができるので操作性が良い
上、防盗性にも優れている。
【0022】
【実施例】以下実施例図に基づいて本発明を詳細に説明
する。図1は本発明の一実施例を示す模式的側断面図、
図2(a) と(b) は本発明による現金カセットの細部構造
を示す模式的側断面図と要部斜視図(その1)、図3
(a) と(b) は本発明による現金カセットの細部構造を示
す模式的側断面図(その2)、図4は本発明による現金
カセットに紙幣を収納する際の手順を説明するための模
式的側断面図(その1)、図5は本発明による現金カセ
ットに紙幣を収納する際の手順を説明するための模式的
側断面図(その2)、図6は本発明による現金カセット
に紙幣を収納する際の手順を説明するための模式的側断
面図(その3)、図7(a) と(b) は現金自動払出し装置
に装備される盗難防止機構の一実施例を示す模式的側断
面図と要部正面図(その1)、図8は現金自動払出し装
置に装備される盗難防止機構の一実施例を示す模式的側
断面図(その2)であるが、前記図9,図10,図11と同
一部分にはそれぞれ同一符号を付している。
【0023】図1に示すように、本発明による現金自動
払出し装置は、現金カセット20の紙幣収納部11に収納さ
れている紙幣1に接触してこれを矢印方向に繰り出す繰
出しローラ2を具備してなる紙幣搬送機構5と、紙幣搬
送機構5を介して搬送されてきた紙幣1を一時的に収納
する一時収納部8と、搬送されてくる紙幣1中に不良券
1bが混入している時はこの不良券1bをそれ以前に既に一
時収納部8に収容されている正常券1aと一緒に現金カセ
ット20側に設けられているリジェクト収納部12に落とし
込むリジェクトゲート87を具備してなる本体部10と、前
記紙幣1を水平に積み重ねて収納する紙幣収納部11と、
前記正常券1aと不良券1bが混入した紙幣束1ab を収納す
るリジェクト収納部12をそれぞれ並列的に配置すると共
に、これら紙幣収納部11側に設けられた紙幣繰出口13と
リジェクト収納部12側に設けられた紙幣束投入口14をワ
ンタッチで開閉するシャッタ15を装備してなる現金カセ
ット20と、によって構成されている。
【0024】この現金自動払出し装置は、本体部10に現
金カセット20を実装する時には、先ず一旦本体部10を図
1に示すように矢印U方向に持ち上げて現金カセット20
を所定位置に位置決めし、その後、当該現金カセット20
側に設けられているシャッタ15を矢印X方向に引き出し
て紙幣繰出口13と紙幣束投入口14を開放し、最後に前記
本体部10を矢印S方向に下降させて本体部10と現金カセ
ット20をドッキングさせる。図中、6は紙幣収納部11に
収納された紙幣1を押圧してこれを矢印P方向に押し上
げるプレッシャ板、18は現金カセット20の外筐、25は紙
幣収納部11が実装される紙幣収納部実装ゾーン(以下実
装ゾーン25と呼ぶ)、30は実装ゾーン25とリジェクト収
納部12を仕切る仕切板をそれぞれ示す。
【0025】以下図2(a) と(b) および図3(a) と(b)
に基づいて現金カセット20の細部構造と各構成部材の動
作について説明する。図中、32は外筐18側に配置されて
いるラッチであって、このラッチ32は紙幣収納部11を1
回だけ矢印S方向に押し下げてやるとこれを銜え込んで
外筐18に固定し、もう1回この紙幣収納部11を矢印S方
向に押し下げてやると今度は一旦銜え込んだ当該紙幣収
納部11を開放するように働く部材である。
【0026】この現金カセット20は、図2(a) と(b) に
示すように、外筐18と、この外筐18の内部を縦に仕切る
形で設けられた仕切板30と、この仕切板30によって仕切
られた実装ゾーン25とリジェクト収納部12をワンタッチ
で開閉する一枚のシャッタ15と、前記実装ゾーン25内に
挿抜可能な形で実装される紙幣収納部11を装備する。図
中、15a はシャッタ15の両側端部分に互いに対となる形
で設けられているスライダーであって、このスライダー
15a は外筐18の上端部分に互いに対となる形で設けられ
ているスライド溝31によって摺動可能に保持されてい
る。
【0027】図3(a) と(b) はシャッタ15を開く時の手
順を説明するための図である。このシャッタ15を開く時
は先ずこれを図3(a) に示すように矢印X方向に引き出
す。そして、スライド溝31内に係入状態になっているシ
ャッタ15側のスライダー15aが図3(a) に示す位置(こ
の位置はスライド溝31の前方側の端部である)に到達す
ると今度は当該シャッタ15を矢印Z方向に倒す。この操
作によって当初は紙幣繰出口13と紙幣束投入口14を覆っ
ていたシャッタ15は図3(b) に示す位置に移動して紙幣
繰出口13と紙幣束投入口14を開放する。
【0028】次は図4と図5と図6を用いて現金カセッ
ト20に紙幣1を収納する際の手順を説明する。 図4に示すように紙幣収納部11を手で矢印S方向に押
圧する。この操作を行うことによって紙幣収納部11はラ
ッチ32の拘束から解放されて矢印U方向に少しだけ飛び
上がる。
【0029】紙幣収納部11が矢印U方向に飛び上がる
と今度はこれを図5に示すように手(点線で示す)でさ
らに矢印U方向に引き上げてやる。この操作を行うこと
によって紙幣収納部11の前面部分がオープンになる。
【0030】この状態になった時、他方の手(実線で
示す)で紙幣1をプレッシャ板6の上に積み重ねるよう
にして収納する(図5参照)。紙幣1をこのような形で
紙幣収納部11に収納した場合はオペレータが紙幣1の収
納状態を確認し易いので収納された紙幣1の先端部分が
曲がる等の障害が減少して不良券1bが発生し難い。
【0031】紙幣1の収納が終了した時点で今度はこ
の紙幣収納部11を図6に示すように矢印S方向に押し込
んでやる。するとラッチ32が作動してこの紙幣収納部11
を銜え込む。
【0032】最後にこの現金自動払出し装置に装備され
る盗難防止機構について図7と図8を用いて説明する。
図7(a) と(b) と図8に示すように、この盗難防止機構
は、シャッタ15側に設けられた爪41と、この爪41に対応
するロック爪42を装備したシャッタロック部材43(以下
シリンダ錠43と呼ぶ)と、前記現金カセット20の外筐18
の一部に設けられた当該シリンダ錠43のキー孔44にキー
45を挿入することで前記ロック爪42によってロックされ
ている前記爪41を開放状態にするロック解除機構40とに
よって構成されている。
【0033】以下図7と図8に基づいてこの盗難防止機
構の動作を説明する。 先ず現金カセット20を所定位置(この所定位置という
のは本体部10と現金カセット20がドッキングされる位置
である)に位置決めする。この操作によって建屋100 側
に設けられている支持柱47によって保持されているロッ
ク解除機構40のキー45の位置と本体部10側に配置されて
いるシリンダ錠43のキー孔44の位置が一致する。
【0034】ロック解除機構40のキー45の位置とシリ
ンダ錠43の位置が一致した時点でロック解除機構40側の
ノブ48を矢印F方向に押圧してやるとキー45はシリンダ
錠43のキー孔44に挿入される。
【0035】この状態でノブ48を操作してキー45を作
動させてやるとシリンダ錠43のロック爪42は図7(a) と
図8に示すように矢印R方向に退避する。 爪41をロックしていたロック爪42が矢印R方向に退避
したことによってシャッタ15は解放状態となり、図8に
示すように矢印X方向に引き出し可能となる。
【0036】矢印X方向に引き出されたシャッタ15は
その後スライダー15a を回転中心として矢印Z方向に回
転してクリップ49によって係止される。 この盗難防止機構は、ロック状態になっているシャッタ
15を開放するに際して建屋100 側に配置されているロッ
ク解除機構40を使用するようになっていることから、現
金カセット20を取り扱うオペレータが当該現金カセット
20のシャッタ15を開閉するためのキーを常時所持してい
る必要が無いので盗難を予防する上で極めて有利であ
る。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による現金自動払出し装置は、紙幣を水平に積み重ねて
収納する現金カセットを装備していることから紙幣のセ
ットミスが発生し難い。また、この現金カセットは、紙
幣繰出口と紙幣束投入口がそれぞれ並列的に配置されて
いることから、これら紙幣繰出口と紙幣束投入口を覆う
シャッタを一枚板で構成することができるので、現金カ
セットの構造が著しく簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す模式的側断面図であ
る。
【図2】 本発明による現金カセットの細部構造を示す
模式的側断面図と要部斜視図(その1)である。
【図3】 本発明による現金カセットの細部構造を示す
模式的側断面図(その2)である。
【図4】 本発明による現金カセットに紙幣を収納する
際の手順を説明するための模式的側断面図(その1)で
ある。
【図5】 本発明による現金カセットに紙幣を収納する
際の手順を説明するための模式的側断面図(その2)で
ある。
【図6】 本発明による現金カセットに紙幣を収納する
際の手順を説明するための模式的側断面図(その3)で
ある。
【図7】 現金自動払出し装置に装備される盗難防止機
構の一実施例を示す模式的側断面図と要部正面図(その
1)である。
【図8】 現金自動払出し装置に装備される盗難防止機
構の一実施例を示す模式的側断面図(その2)である。
【図9】 従来の現金自動払出し装置の構造を示す模式
的側断面図である。
【図10】 従来の現金カセットの構造と構成部材の動作
を説明するための模式的側断面図とそのX−X線断面図
である。
【図11】 従来の現金カセットに対する紙幣収納方法と
その際に発生する障害の一例を示す模式的側断面図とそ
の“β”部分の拡大図である。
【符号の説明】
1 紙幣 1a 正常券 1b 不良券 1ab 紙幣束 2 繰出しローラ 5,55 紙幣搬送機構 6 プレッシャ板 8,52 一時収納部 10,50 本体部 11,66 紙幣収納部 12,65 リジェクト収納部 13,67 紙幣繰出口 14,68 紙幣束投入口 15 シャッタ 15a スライダー 18 外筐 20,60 現金カセット 25 実装ゾーン 30 仕切板 31 スライド溝 32 ラッチ 40 ロック解除機構 41 爪 42 ロック爪 43 シリンダ錠 44 キー孔 45 キー 46 復帰バネ 47 支持柱 48 ノブ 49 クリップ 53 シャッタ開部材 56 マグネット 57 開閉レバー 61 カセット本体 62 開閉蓋 63 繰出口シャッタ 64 シャッタロック 69 バネ 69a 支柱 71 リジェクトシャッタ 72 開閉リンク 73 クランク 74 クランク軸 75 ピン 77 蝶番 87 リジェクトゲート 88 搬送ローラ 99 搬送ベルト α カセット実装ゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−291370(JP,A) 特開 平4−291693(JP,A) 特開 平3−43884(JP,A) 実開 昭57−110670(JP,U) 実開 昭62−133544(JP,U) 実開 昭54−100791(JP,U) 実開 昭54−147292(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 1/00 G07D 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部(10)に現金カセット(20)を実装す
    ることによって作動する現金自動払出し装置であって、 紙幣(1) を繰り出す繰出しローラ(2) を装備した紙幣搬
    送機構(5) と、紙幣搬送機構(5) を介して搬送されてき
    た紙幣(1) を一時的に収納する一時収納部(8)と、搬送
    されてくる紙幣(1) 中に不良券(1b)が混入している時は
    この不良券(1b)をそれ以前に既に一時収納部(8) に収容
    されている正常券(1a)と一緒に現金カセット(20)側に設
    けられているリジェクト収納部(12)に落とし込むリジェ
    クトゲート(87)を具備してなる本体部(10)と、 前記紙幣(1) を水平に積み重ねて収納する紙幣収納部(1
    1)と、前記正常券(1a)と不良券(1b)が混入した紙幣束
    (1ab )を収納するリジェクト収納部(12)をそれぞれ並
    列的に配置すると共に、これら紙幣収納部(11)側に設け
    られた紙幣繰出口(13)とリジェクト収納部(12)側に設け
    られた紙幣束投入口(14)をワンタッチで開閉するシャッ
    タ(15)を装備してなる現金カセット(20)と、 によって構成したことを特徴とする現金自動払出し装
    置。
  2. 【請求項2】 前記シャッタ(15)の一部に設けられた爪
    (41)と、 この爪(41)に対応するロック爪(42)を装備したシャッタ
    ロック部材(43)と、 前記現金カセット(20)の外筐(18)の一部に設けられた当
    該シャッタロック部材(43)のキー孔(44)にキー(45)を挿
    入することで前記ロック爪(42)によってロックされてい
    る前記爪(41)を開放状態にするロック解除機構(40)と、 によって構成された盗難防止機構を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の現金自動払出し装置。
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