JP2864483B2 - 紙幣自動入出金機の紙幣収納カセット - Google Patents
紙幣自動入出金機の紙幣収納カセットInfo
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- JP2864483B2 JP2864483B2 JP2316999A JP31699990A JP2864483B2 JP 2864483 B2 JP2864483 B2 JP 2864483B2 JP 2316999 A JP2316999 A JP 2316999A JP 31699990 A JP31699990 A JP 31699990A JP 2864483 B2 JP2864483 B2 JP 2864483B2
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- JP
- Japan
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- storage cassette
- upper lid
- bill
- bill storage
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D7/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Pile Receivers (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金融機関等で使用する紙幣自動入出金機に
おける紙幣収納カセットに関する。
おける紙幣収納カセットに関する。
第５図は紙幣入出金機の構成を示す概略側面図であ
り、これはテラーが入出金を行う窓口入出金機である。
り、これはテラーが入出金を行う窓口入出金機である。
図において、１は紙幣入金口と紙幣排出口を具備しテ
ラーに対する紙幣の受け渡しを行うテラー口ユニット、
２は紙幣鑑別部を具備し処理する紙幣の真偽，正損，金
種，金額，枚数等を認識する認識ユニット、３は入金紙
幣や出金紙幣の収納を行う紙幣収納カセットやリジェク
トカセットを所定位置に装着した金庫ユニット、４は紙
幣集積部や紙幣繰り出し部を具備し前記金庫ユニット３
の各カセットに対する紙幣の入出金を行う入出金ユニッ
トである。
ラーに対する紙幣の受け渡しを行うテラー口ユニット、
２は紙幣鑑別部を具備し処理する紙幣の真偽，正損，金
種，金額，枚数等を認識する認識ユニット、３は入金紙
幣や出金紙幣の収納を行う紙幣収納カセットやリジェク
トカセットを所定位置に装着した金庫ユニット、４は紙
幣集積部や紙幣繰り出し部を具備し前記金庫ユニット３
の各カセットに対する紙幣の入出金を行う入出金ユニッ
トである。
上記金庫ユニット３の紙幣収納カセットの紙幣充填や
紙幣回収等の現金の管理は行員により手作業で行われ
る。
紙幣回収等の現金の管理は行員により手作業で行われ
る。
第６図はこの種の紙幣収納カセットの従来例を示す斜
視図である。
視図である。
同図に示すように、紙幣収納カセット５は装置本体側
との紙幣の受け渡しを行う開口部６が開放型となってお
り、ここより紙幣７の充填や回収を行っていた。
との紙幣の受け渡しを行う開口部６が開放型となってお
り、ここより紙幣７の充填や回収を行っていた。
ここで、顧客が直接操作する自動取引装置（ATM）内
の紙幣自動入出金機では、銀行内のATMコーナーまで紙
幣を運搬したり、銀行以外の場所に設置されたATMまで
紙幣を運搬したりする必要がある。
の紙幣自動入出金機では、銀行内のATMコーナーまで紙
幣を運搬したり、銀行以外の場所に設置されたATMまで
紙幣を運搬したりする必要がある。
また休日運用においては、この紙幣運搬を外部委託で
行う必要性も生じている。
行う必要性も生じている。
しかしながら、上述した構成の従来技術によれば、紙
幣収納カセットの開口部が開放状態であるので、防盗性
が無いという問題があった。
幣収納カセットの開口部が開放状態であるので、防盗性
が無いという問題があった。
本発明は、以上の問題点に鑑み、通常は開口部を閉鎖
するとともに紙幣収納カセットを装置にセットしたとき
のみこれを開放するとともに、装置にセットされていな
い状態でも特定の係員のみは紙幣を充填，回収できる構
成を得て、特定の係員にとっては紙幣を充填，回収処理
が容易で、かつ防盗性の優れた紙幣収納カセットを提供
することを目的とする。
するとともに紙幣収納カセットを装置にセットしたとき
のみこれを開放するとともに、装置にセットされていな
い状態でも特定の係員のみは紙幣を充填，回収できる構
成を得て、特定の係員にとっては紙幣を充填，回収処理
が容易で、かつ防盗性の優れた紙幣収納カセットを提供
することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、開口部を開閉自
在に閉鎖し、かつこの閉鎖状態を紙幣収納カセットの単
体時においてはロックし、装置内セット時にはクロック
解除し、かつ上蓋開放時には紙幣収納カセット装置側へ
ロックするようにする。
在に閉鎖し、かつこの閉鎖状態を紙幣収納カセットの単
体時においてはロックし、装置内セット時にはクロック
解除し、かつ上蓋開放時には紙幣収納カセット装置側へ
ロックするようにする。
また、開口部が閉鎖状態でも、鍵により開閉自在な扉
を設けるようにする。
を設けるようにする。
すなわち、本発明は、装置本体側との紙幣の受け渡し
を行う開口部を有し、入金紙幣や出金紙幣の収納を行う
紙幣自動入出金機の紙幣収納カセットにおいて、紙幣装
填用の前扉と、鍵による前記前扉の施錠手段と、スライ
ド移動により開閉自在な前記開口部の上蓋と、前記上蓋
に嵌合部を設け、これにロックレバを嵌合して上蓋の閉
状態をロックする上蓋ロック手段と、前記上蓋ロック手
段の解除を阻止する補助ロック手段と、紙幣収納カセッ
トを装置側の装着位置にセットした時に、前記補助ロッ
ク手段を解除するキー手段と、該キー手段により補助ロ
ック手段を控除した状態において前記上蓋のスライド移
動により前記嵌合部の位置が移動してロックレバの嵌合
が阻止されると、装置側へ紙幣収納カセットをロックす
るカセットロック手段を設けたことを特徴とする。
を行う開口部を有し、入金紙幣や出金紙幣の収納を行う
紙幣自動入出金機の紙幣収納カセットにおいて、紙幣装
填用の前扉と、鍵による前記前扉の施錠手段と、スライ
ド移動により開閉自在な前記開口部の上蓋と、前記上蓋
に嵌合部を設け、これにロックレバを嵌合して上蓋の閉
状態をロックする上蓋ロック手段と、前記上蓋ロック手
段の解除を阻止する補助ロック手段と、紙幣収納カセッ
トを装置側の装着位置にセットした時に、前記補助ロッ
ク手段を解除するキー手段と、該キー手段により補助ロ
ック手段を控除した状態において前記上蓋のスライド移
動により前記嵌合部の位置が移動してロックレバの嵌合
が阻止されると、装置側へ紙幣収納カセットをロックす
るカセットロック手段を設けたことを特徴とする。
さらに、前記補助ロック手段を複数設けると良い。
以上の構成により、本発明は、紙幣収納カセットの単
体時においては、閉状態の上蓋に上蓋ロック手段のロッ
クレバが嵌合してこれをロックする。そして、補助ロッ
ク手段により前記上蓋ロック手段の解除を阻止すること
ができる。
体時においては、閉状態の上蓋に上蓋ロック手段のロッ
クレバが嵌合してこれをロックする。そして、補助ロッ
ク手段により前記上蓋ロック手段の解除を阻止すること
ができる。
この補助ロック手段を解除するキー手段は、紙幣収納
カセットを装置側の装着位置にセットした時のみに作用
するので、紙幣収納カセットの単体時においては上蓋の
ロックを開放することはできない。
カセットを装置側の装着位置にセットした時のみに作用
するので、紙幣収納カセットの単体時においては上蓋の
ロックを開放することはできない。
したがって、係員は紙幣収納カセットを装置側の装着
位置にセットすることで補助ロック手段を解除し、この
状態で上蓋を手によりスライド移動させて開放する。
位置にセットすることで補助ロック手段を解除し、この
状態で上蓋を手によりスライド移動させて開放する。
上蓋のスライド移動後は、前記嵌合穴の位置が移動す
るのでロックレバの嵌合が阻止されるので、カセットロ
ック手段により装置側へ紙幣カセットがロックされる。
したがって、上蓋が開放されているときは必ず紙幣収納
カセットは装置にセットされているので、不正工作をす
る余地が無い。このロックは上蓋を閉位置に戻して嵌合
穴へロックレバが嵌合できるようにしてやることで解除
される。すなわち、紙幣収納カセットを装置から取り出
すときは必ず上蓋は閉状態になる。
るのでロックレバの嵌合が阻止されるので、カセットロ
ック手段により装置側へ紙幣カセットがロックされる。
したがって、上蓋が開放されているときは必ず紙幣収納
カセットは装置にセットされているので、不正工作をす
る余地が無い。このロックは上蓋を閉位置に戻して嵌合
穴へロックレバが嵌合できるようにしてやることで解除
される。すなわち、紙幣収納カセットを装置から取り出
すときは必ず上蓋は閉状態になる。
これに加えて、上述の如く紙幣収納カセットは単体時
においては常に上蓋のロックが施錠された状態となるの
で、ここでも不正工作をする余地は無い。
においては常に上蓋のロックが施錠された状態となるの
で、ここでも不正工作をする余地は無い。
さらに、前記上蓋ロック手段の作動状態を複数の補助
ロック手段によりロックすれば、より安全となる。
ロック手段によりロックすれば、より安全となる。
なお、このようなロック状態である紙幣収納カセット
の紙幣装填，回収が特定の係員には鍵により前扉を開け
ることで容易にできる。
の紙幣装填，回収が特定の係員には鍵により前扉を開け
ることで容易にできる。
以下図面に従って実施例を説明する。
第１図は本発明の第１の実施例を示す側断面図、第２
図は本実施例の外観斜視図であり、まず第２図の外観斜
視図より説明する。
図は本実施例の外観斜視図であり、まず第２図の外観斜
視図より説明する。
図において、10は紙幣収納カセット、11は装置本体側
との紙幣の受け渡しを行う開口部、12は紙幣装填用の前
扉、13は前記前扉の錠であり、該錠13は鍵14により開閉
可能とする。
との紙幣の受け渡しを行う開口部、12は紙幣装填用の前
扉、13は前記前扉の錠であり、該錠13は鍵14により開閉
可能とする。
15は前記開口部11の上蓋であり、該上蓋15は支点15c
で本体15aと支持部15bに２分割されており、まず手によ
り矢印Ａ方向に引き出し、図示せぬリミッタが支持部15
bに掛かった時点で手を離すと本体15aが自重に下に下が
る。
で本体15aと支持部15bに２分割されており、まず手によ
り矢印Ａ方向に引き出し、図示せぬリミッタが支持部15
bに掛かった時点で手を離すと本体15aが自重に下に下が
る。
次に、前記上蓋15のロック機構を第１図を用いて説明
する。
する。
第１図は上述しないように本発明の第１の実施例のロ
ック機構を示す側面図であり、このロック機構は前扉12
と対向する内壁10a上に設置する。
ック機構を示す側面図であり、このロック機構は前扉12
と対向する内壁10a上に設置する。
このロック機構は、閉状態の上蓋にロックレバを嵌合
してこれをロックする上蓋ロック手段と、前記上蓋ロッ
ク手段の解除を阻止する補助ロック手段と、前記補助ロ
ック手段を解除するキー手段と、装置側へ紙幣収納カセ
ットをロックするカセットロック手段を連動式のロック
機構に仕上げたものである。
してこれをロックする上蓋ロック手段と、前記上蓋ロッ
ク手段の解除を阻止する補助ロック手段と、前記補助ロ
ック手段を解除するキー手段と、装置側へ紙幣収納カセ
ットをロックするカセットロック手段を連動式のロック
機構に仕上げたものである。
まず、紙幣収納カセット10内には、ローラ16を備えた
スライドレバ17が、紙幣収納カセット10に固定された軸
18a,18bと孔17a,17bにより装着され、図示せぬスプリン
グの力によって矢印Ｂ方向に引っ張られている。
スライドレバ17が、紙幣収納カセット10に固定された軸
18a,18bと孔17a,17bにより装着され、図示せぬスプリン
グの力によって矢印Ｂ方向に引っ張られている。
スライドレバ17の端には長孔17cがあり、その長孔17c
と係合されているレバ19は、リンク20を介してロックレ
バ21に連動している。ロックレバ21は上下に動くよう規
制されており、上端は、上蓋15の切欠15d（嵌合部）に
入り込み上蓋15を固定するようになっている（上蓋ロッ
ク手段）。
と係合されているレバ19は、リンク20を介してロックレ
バ21に連動している。ロックレバ21は上下に動くよう規
制されており、上端は、上蓋15の切欠15d（嵌合部）に
入り込み上蓋15を固定するようになっている（上蓋ロッ
ク手段）。
ローラ23を備えたスライドレバ24は、長孔24a,24bと
紙幣収納カセット10に固定されている軸25a,25bにより
上下方向のみ動くように固定されており、図示せぬスプ
リングの力によって矢印Ｃ方向に引っ張られている。
（補助ロック手段）。
紙幣収納カセット10に固定されている軸25a,25bにより
上下方向のみ動くように固定されており、図示せぬスプ
リングの力によって矢印Ｃ方向に引っ張られている。
（補助ロック手段）。
キー26は、金庫ユニットのフレーム27に固定されてお
り、紙幣収納カセット１が下部ユニットにセットされる
と紙幣カセット１内に入り込み、ローラ16及びローラ23
を作動するライン上に配置してある（キー手段）。
り、紙幣収納カセット１が下部ユニットにセットされる
と紙幣カセット１内に入り込み、ローラ16及びローラ23
を作動するライン上に配置してある（キー手段）。
前記キー26は、ローラ16及びローラ23に当接して移動
の軌跡を導く斜面26aとローラ16に嵌合する溝部26aを有
している。ここで、上蓋15がスライド移動して開放され
るとロックレバ21が上蓋15の切欠15cへの嵌合を阻止さ
れるので、これによりスライドレバ17の左へのスライド
を阻止され、一旦溝部26aに嵌合した前記ローラ16は溝
部26aより外れなくなる。（カセットロック手段）。
の軌跡を導く斜面26aとローラ16に嵌合する溝部26aを有
している。ここで、上蓋15がスライド移動して開放され
るとロックレバ21が上蓋15の切欠15cへの嵌合を阻止さ
れるので、これによりスライドレバ17の左へのスライド
を阻止され、一旦溝部26aに嵌合した前記ローラ16は溝
部26aより外れなくなる。（カセットロック手段）。
第３図（１）〜（３）は本実施例の作用を示す側断面
図である。
図である。
紙幣収納カセット10を第５図の金庫ユニット３にセッ
トするとまず、キー26の斜面26aにローラ16が突き当た
り、スライドレバ17は上方に持ち上げられる。次いでロ
ーラ23もキー26の斜面に突き当たりスライドレバ24も上
方に持ち上げられる。（第３図（１））。
トするとまず、キー26の斜面26aにローラ16が突き当た
り、スライドレバ17は上方に持ち上げられる。次いでロ
ーラ23もキー26の斜面に突き当たりスライドレバ24も上
方に持ち上げられる。（第３図（１））。
さらに奥に紙幣収納カセット10を押し込むと、ローラ
16はキー26の斜面26aを上がりきり、その後、溝部26bに
はまりこむ。ローラ16はキー26の溝部の端面におされ、
スライドレバ17は紙幣収納カセット10内の右方向へスラ
イドし、ローラ16を突き上げながらさらに右方向へスラ
イドする。この時、スライドレバ17は軸18aと孔17aの形
状より、左方向のみの移動に規制される（第３図
（２））。
16はキー26の斜面26aを上がりきり、その後、溝部26bに
はまりこむ。ローラ16はキー26の溝部の端面におされ、
スライドレバ17は紙幣収納カセット10内の右方向へスラ
イドし、ローラ16を突き上げながらさらに右方向へスラ
イドする。この時、スライドレバ17は軸18aと孔17aの形
状より、左方向のみの移動に規制される（第３図
（２））。
紙幣収納カセット10が図示せぬストッパに突き当た
り、セット位置に達するとスライドレバ17は紙幣収納カ
セット10内で最右端に達し、ロックレバ21は、リンク19
及びリンク20により最下位まで下がる。この時、上蓋15
の切欠15cからロックレバ21が外れ上蓋15はスライド移
動可能となる（第３図（３））。
り、セット位置に達するとスライドレバ17は紙幣収納カ
セット10内で最右端に達し、ロックレバ21は、リンク19
及びリンク20により最下位まで下がる。この時、上蓋15
の切欠15cからロックレバ21が外れ上蓋15はスライド移
動可能となる（第３図（３））。
この状態になったところで、手により上蓋15を引き出
して開口部11を開放する。
して開口部11を開放する。
次に、上蓋15を開放した状態で紙幣収納カセット10を
引き抜こうとすると上蓋15にロックレバ21が突き当たり
スライドレバ17は左にスライドできない。スライドレバ
17は軸18a及び18bにより、上下に対しては規制され、ロ
ーラ16はキー26の溝部26bからはずれなくなり、したが
って紙幣カセット10は引き抜けない。
引き抜こうとすると上蓋15にロックレバ21が突き当たり
スライドレバ17は左にスライドできない。スライドレバ
17は軸18a及び18bにより、上下に対しては規制され、ロ
ーラ16はキー26の溝部26bからはずれなくなり、したが
って紙幣カセット10は引き抜けない。
スライドレバー24は、紙幣収納カセット単体の時、ド
ライバ等を用いた不正工作が加えられてローラ16が第２
図の右方向に動くのを阻止するものであり、ローラ16を
右方向に押し込むには、このスライドレバ24を上方向に
逃がす必要がある。
ライバ等を用いた不正工作が加えられてローラ16が第２
図の右方向に動くのを阻止するものであり、ローラ16を
右方向に押し込むには、このスライドレバ24を上方向に
逃がす必要がある。
第４図は本発明の第２の実施例を示す側断面図であ
り、これは紙幣収納カセット10の単体時において、前記
上蓋ロック手段の作動状態をロックする第２の補助ロッ
ク手段を設けたものである。
り、これは紙幣収納カセット10の単体時において、前記
上蓋ロック手段の作動状態をロックする第２の補助ロッ
ク手段を設けたものである。
すなわち、31はラックを切ったキー、32は該ラックと
噛み合うギア、33は該ギア32に連結したリンク、34は該
リンク33に連結したロックレバ、35はロックレバー34と
オーバーラプするようにスライドレバ17に突出形成した
係合部である。これにより、紙幣収納カセット単体で
は、キー26の鍵穴をいたずらされてもスライドレバ17は
右側に移動しない。
噛み合うギア、33は該ギア32に連結したリンク、34は該
リンク33に連結したロックレバ、35はロックレバー34と
オーバーラプするようにスライドレバ17に突出形成した
係合部である。これにより、紙幣収納カセット単体で
は、キー26の鍵穴をいたずらされてもスライドレバ17は
右側に移動しない。
その作用は以下の如くである。
紙幣収納カセット10をセットすることによりギア32が
時計方向に回転する。回転されたギア32は、リンク33を
引っ張り、ロックレバ34を時計方向に回転させ、図中の
ハッチング部を下方に下げる。
時計方向に回転する。回転されたギア32は、リンク33を
引っ張り、ロックレバ34を時計方向に回転させ、図中の
ハッチング部を下方に下げる。
このロックレバ34のハッチング部はスライドレバー17
の係合部35とオーバーラップしているので、完全に下方
へ下げないとスライドレバ17も図中の右方向へスライド
出来ない。
の係合部35とオーバーラップしているので、完全に下方
へ下げないとスライドレバ17も図中の右方向へスライド
出来ない。
以上詳細に説明した如く、本発明は、装置本体側との
紙幣の受け渡しを行う開口部を有し、入金紙幣や出金用
紙幣の収納を行う紙幣自動入出金機の紙幣収納カセット
において、紙幣装填用の前扉と、鍵による前記前扉の施
錠手段と、スライド移動により開閉自在な前記開口部の
上蓋と、前記上蓋に嵌合部を設けこれにロックレバを嵌
合して上蓋の閉状態をロックする上蓋ロック手段と、前
記上蓋ロック手段の解除を阻止する補助ロック手段と、
紙幣収納カセットを装置側の装着位置にセットした時
に、前記補助ロック手段を解除するキー手段と、該キー
手段により補助ロック手段を解除した状態において前記
上蓋のスライド移動により前記嵌合部の位置が移動して
ロックレバの嵌合が阻止されると、装置側へ紙幣収納カ
セットをロックするカセットロック手段を設けたので、
開口部を開閉自在に閉鎖し、かつこの閉鎖状態を紙幣収
納カセットの単体時においてはロックし、装置内セット
時にはロック解除し、かつ上蓋開放時には紙幣収納カセ
ットを装置側へロックすることができる。、また、開口
部が閉鎖状態でも、鍵により開閉自在な前扉より紙幣の
充填，回収処理ができる。
紙幣の受け渡しを行う開口部を有し、入金紙幣や出金用
紙幣の収納を行う紙幣自動入出金機の紙幣収納カセット
において、紙幣装填用の前扉と、鍵による前記前扉の施
錠手段と、スライド移動により開閉自在な前記開口部の
上蓋と、前記上蓋に嵌合部を設けこれにロックレバを嵌
合して上蓋の閉状態をロックする上蓋ロック手段と、前
記上蓋ロック手段の解除を阻止する補助ロック手段と、
紙幣収納カセットを装置側の装着位置にセットした時
に、前記補助ロック手段を解除するキー手段と、該キー
手段により補助ロック手段を解除した状態において前記
上蓋のスライド移動により前記嵌合部の位置が移動して
ロックレバの嵌合が阻止されると、装置側へ紙幣収納カ
セットをロックするカセットロック手段を設けたので、
開口部を開閉自在に閉鎖し、かつこの閉鎖状態を紙幣収
納カセットの単体時においてはロックし、装置内セット
時にはロック解除し、かつ上蓋開放時には紙幣収納カセ
ットを装置側へロックすることができる。、また、開口
部が閉鎖状態でも、鍵により開閉自在な前扉より紙幣の
充填，回収処理ができる。
これにより、通常は開口部を閉鎖するとともに紙幣収
納カセットを装置にセットしたときのみこれを開放する
とともに、装置にセットされていない状態でも特定の係
員のみは紙幣を装填，回収可能となり、特定の係員にと
っては紙幣を装填，回収処理が容易で、かつ防盗性の優
れた紙幣収納カセットを提供するという効果がある。
納カセットを装置にセットしたときのみこれを開放する
とともに、装置にセットされていない状態でも特定の係
員のみは紙幣を装填，回収可能となり、特定の係員にと
っては紙幣を装填，回収処理が容易で、かつ防盗性の優
れた紙幣収納カセットを提供するという効果がある。
さらに、前記補助ロック手段を複数設ければ、さらに
高い防盗性を得ることが出来るという効果がある。
高い防盗性を得ることが出来るという効果がある。
第１図は本発明の第１の実施例を示す側断面図、第２図
は同実施例の外観斜視図、第３図（１）〜（３）は同実
施例の作用を示す側断面図、第４図は本発明の第２の実
施例を示す側断面図、第５図は紙幣入出金機の構成を示
す概略側断面図、第６図は従来例を示す斜視図である。 11……開口部 12……前扉 13……錠 15……上蓋 15c……切欠 16……ローラ 17……スライドレバ 21……ロックレバ 23……ローラ 24……スライドレバ 26……キー
は同実施例の外観斜視図、第３図（１）〜（３）は同実
施例の作用を示す側断面図、第４図は本発明の第２の実
施例を示す側断面図、第５図は紙幣入出金機の構成を示
す概略側断面図、第６図は従来例を示す斜視図である。 11……開口部 12……前扉 13……錠 15……上蓋 15c……切欠 16……ローラ 17……スライドレバ 21……ロックレバ 23……ローラ 24……スライドレバ 26……キー
Claims (2)
- 【請求項１】装置本体側との紙幣の受け渡しを行う開口
部を有し、入金紙幣や出金用紙幣の収納を行う紙幣自動
入出金機の紙幣収納カセットにおいて、 紙幣装填用の前扉と、 鍵による前記前扉の施錠手段と、 スライド移動により開閉自在な前記開口部の上蓋と、 前記上蓋に嵌合部を設け、これにロックレバを嵌合して
上蓋の閉状態をロックする上蓋ロック手段と、 前記上蓋ロック手段の解除を阻止する補助ロック手段
と、 紙幣収納カセットを装置側の装着位置にセットした時
に、前記補助ロック手段を解除するキー手段と、 該キー手段により補助ロック手段を解除した状態におい
て前記上蓋のスライド移動により前記嵌合部の位置が移
動してロックレバの嵌合が阻止されると、装置側へ紙幣
収納カセットをロックするカセットロック手段を設けた
ことを特徴とする紙幣自動入出金機の紙幣収納カセッ
ト。 - 【請求項２】前記補助ロック手段を複数設けたことを特
徴とする請求項１記載の紙幣自動入出金機の紙幣収納カ
セット。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2316999A JP2864483B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 紙幣自動入出金機の紙幣収納カセット |
| TW080107890A TW207016B (en) | 1990-11-21 | 1991-10-07 | Notes receiving case of automatic transaction machine |
| KR1019910019728A KR960011497B1 (ko) | 1990-11-21 | 1991-11-07 | 지폐자동 입출금기의 지폐수납 카세트 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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