JPS6215711B2 - - Google Patents

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JPS6215711B2
JPS6215711B2 JP54080818A JP8081879A JPS6215711B2 JP S6215711 B2 JPS6215711 B2 JP S6215711B2 JP 54080818 A JP54080818 A JP 54080818A JP 8081879 A JP8081879 A JP 8081879A JP S6215711 B2 JPS6215711 B2 JP S6215711B2
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JP
Japan
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safe
lock
blocking
locking
bolt shaft
Prior art date
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Application number
JP54080818A
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English (en)
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JPS559994A (en
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Kooruhaage Heruman
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Nixdorf Computer AG
Original Assignee
Nixdorf Computer AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Nixdorf Computer AG filed Critical Nixdorf Computer AG
Publication of JPS559994A publication Critical patent/JPS559994A/ja
Publication of JPS6215711B2 publication Critical patent/JPS6215711B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F9/00Details other than those peculiar to special kinds or types of apparatus
    • G07F9/06Coin boxes
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/10Mechanical details
    • G07D11/12Containers for valuable papers
    • G07D11/125Secure containers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S70/00Locks
    • Y10S70/63Multiple locks
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T70/00Locks
    • Y10T70/50Special application
    • Y10T70/5009For portable articles
    • Y10T70/5031Receptacle
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T70/00Locks
    • Y10T70/70Operating mechanism
    • Y10T70/7441Key
    • Y10T70/7446Multiple keys

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金庫ふた及びかぎによつて作動可能
な閉塞装置を備えている、特に、機械的又は自動
的な有価証券交付装置用の運搬可能な有価証券金
庫に関するものである。
ある金額の引出しの目的のために、例えば、特
開昭53−1093号公報などに記載にように銀行顧客
による電子的制御装置によつて作動されることの
できる機械的又は自動的な紙幣交付装置において
は、鎖錠装置によつて閉塞可能な紙幣金庫を使用
し、その中に、種々の紙幣の類が積重ねられ、そ
れが交付装置の受入れわくの中に差入れ可能であ
り、その中に鎖錠されることのできるようになつ
ていることは公知である。金庫のハウジングの前
側には、取出しスリツトが設けられ、これに交付
装置の取出しローラが係合し、希望された紙幣を
順々に積み重方向において捕え、例えば、交付装
置の中の輸送ベルトに引渡すことができ、この輸
送ベルトは、取出された紙幣を交付ステーシヨン
まで輸送する。今や、有価証券交付装置は、銀行
等の内部領域内において使用されるだけではな
く、そこで有価証券金庫が有価証券を詰められる
金銭取扱い箇所から、より大きな空間的距離にあ
る交付箇所においても使用される。詰める箇所
(金銭取扱い箇所)から交付箇所までの有価証券
金庫の輸送のために、金銭取扱い箇所の保証され
た人間が指定されることができる。しかしなが
ら、紙幣ないしは一般的に有価証券の運搬並びに
有価証券交付装置の詰込みを、特別な取扱い者に
よつて世話させることが望ましい。しかし、この
ことから、著しく困難な問題が生ずる。成る程、
有価証券金庫の中に鎖錠装置を取付け、有価証券
金庫が交付装置の中に強固に取付けられているか
ぎによつて押してあけられた時にだけ、鎖錠装置
が金庫のふたの開放を許し、有価証券金庫の開放
後は、金庫は交付装置からもはや取去られること
はできず、取扱い者は有価証券金庫の内容物に何
ら手の届くことのできないようにすることは、公
知である。しかしながら、有価証券金庫の運搬及
び交付装置の充てんを委任された人間が、交付装
置の中に強固に取付けられたかぎを模造すること
に成功すると、彼は有価証券金庫を運搬の間に開
放し、例えば、紙幣を金庫から、この振舞を証明
されることのできることなしに、取出すことがで
きる。
本発明は、今や、有価証券金庫の権限の無い開
放が困難であり、特に、有価証券金庫の模造かぎ
によるこのような開放を識別しやすくさせる予防
手段が準備されるように、運搬可能な有価証券金
庫を形成するという課題に、基礎を置くものであ
る。
この課題は、本発明によると、閉塞装置が第一
のかぎによつて作動可能な鎖錠装置を有している
ことと、第二のかぎによつて作動されることので
きる、鎖錠装置と連結されるかんぬき掛け金を設
けられることとによつて解決されるが、この掛け
金は、鎖錠の開放の際には、自動的に作動可能な
状態から表示及び(又は)阻止位置に変移される
ようになつている。この場合、好適には、手によ
つて回転可能な鎖錠装置のかんぬき軸に連結され
たかんぬき掛け金が阻止装置を有し、これが、鎖
錠装置ないしはかんぬき軸の作動可能な位置から
の開放運動によつて自動的に、第二のかぎに附属
されたかぎの作動が有価証券金庫の第二の開放を
何ら実施可能であることのないように、鎖錠装置
に係合するようにすると、特に、有利となる。鎖
錠装置に連結されたかんぬき掛け金の存在によつ
て、有価証券金庫の権限の無い開放によつて自動
的に表示及び(又は)阻止要素が、これが金銭取
扱い箇所における有価証券金庫の充てんの後に作
動可能とされ、すなわち、光学的に知覚し得る表
示が現われるか、又は、しかしながら、交付装置
の中への有価証券金庫の差し込みがもはや不可能
であるか、あるいは、例えば、交付装置の中への
他の開口過程がもはや実施不能となるかして、権
限の無い開放過程を「武装された」要素が表示す
る位置にもたらされる。表示及び(又は)阻止位
置へのかんぬき掛け金の移動は、操作者が第二の
かぎをも持つていない限りは、操作者によつて阻
止されることはできない。この第二のかぎの助け
によつて始めて、かんぬき掛け金は再び解放さ
れ、ないしは、かんぬき掛け金の阻止要素は、有
価証券金庫の第二の開放が、例えば、有価証券交
付装置の中への押し進めの後に可能であるような
位置に、再びもたらされることができる。
自動的に作用するかんぬき掛け金における操作
は、本発明の他の実施形態によると、かんぬき掛
け金が金庫の内部に包囲されて配置されるように
することによつて閉め出される。
本発明による有価証券金庫の他の有利な実施形
態は、第一の錠の中への第一のかぎの差し込みの
後にだけ手によつて回転可能なかんぬき軸が設け
られ、この軸に有価証券金庫の鎖錠及び開放に対
する鎖錠要素が連結され、また、この軸に、かん
ぬき軸の開放位置への回転によつて好適には、ば
ね負荷された、第二のかぎによつて作動可能な第
二の錠が、自動的に表示及び阻止位置の外部にも
たらされた阻止要素が表示及び阻止位置に移動す
る解放機構が連結されることによつて与えられ
る。この場合、有価証券金庫の開放のために絶対
に必要とされるかんぬき軸の回転と共に自動的に
前記の「武装された」かんぬき掛け金が表示及び
(又は)阻止位置に降下することが確実にされる
が、このことは、権限が無いのに開放しようとす
る者によつて、阻止されることはできない。この
場合、かんぬき掛け金は、機械的要素から形成さ
れることができる。しかしながら、それはまた、
電気機械的、電磁的及び(又は)電子的解放及び
表示要素から成立つこともできる。いずれの場合
においても、かんぬき掛け金の「武装すること」
のため、ないしは、その表示及び阻止位置の外部
までへの移動のためには、第二のかぎが必要とさ
れるかんぬき掛け金の作動によつて、標示による
にせよ、あるいは、有価証券金庫が交付装置の中
に差込まれることのできることを阻止する、ある
いは、この交付装置の中において作動されること
のできることを阻止する機械的阻止要素によるに
せよ、権限の無い金庫への干渉が指示される。第
一のかぎは、好適には、金銭取扱い箇所の充てん
テーブルの中及び交付装置の中に固定して取付け
られ、一方、第二のかぎは金銭取扱い箇所によつ
て確実に保管され、外部にある者が何ら近附くこ
とはできないようにすることが望ましい。上記の
かんぬき掛け金は、その都度、只一つの閉塞過程
を許すだけである。このことは、有価証券金庫
は、一度行なわれた権限の無い開放及び閉塞の後
には、交付装置においても、かんぬき掛け金のも
どしが行なわれる前には、もはや、開放されるこ
とはできないことを意味する。それ故、証明し得
ることはなく有価証券金庫の中へ手を届かすこと
は、不可能である。従つて、しかしながら、かぎ
の模造の安全性についても、余りにも高い要求の
置かれなければならないことは、決してない。同
様に、「4個の目の原理」、すなわち、2人の人間
だけが有価証券金庫の鎖錠装置を取り扱うことが
でき、また、各人が、安全確保の役割を演じ、相
互に相手を監視するという原理の利用に対する必
要性は無くなり、従つて、価格も節域されること
ができる。
かんぬき掛け金の推奨すべき、構造的に簡単で
且つ機能の確実な形態は、かんぬき掛け金がかん
ぬき軸の上に回転自在に軸承された、ばね負荷さ
れた解放レバーを有しており、このレバーは、か
んぬき軸と連結されている解放ピンによつて、ば
ねの力に抗して軸の開放位置へ移動されることが
可能であり、また、軸の中心に対して偏心的に阻
止つめが回転自在に軸承され、これが第二のかぎ
の解放レバーの阻止カムにおけるばねの力に抗す
る作動によつて、表示及び阻止位置の外部に静止
し、解放レバーの移動によつて表示及び阻止装置
へ降下するようにして与えられる。
本発明の一つの他の実施形態によると、かんぬ
き軸の上に歯車円板が軸承され、これに解放ピン
が固着され、その阻止歯によつて、対向阻止歯を
装備された阻止つめがその表示及び阻止位置に、
かんぬき軸が開放回転方向を阻止されるように、
静止する。それ故、有価証券金庫を、例えば、金
銭取扱い箇所において充てんの後に、交付場所ま
で運搬の前の間に、かんぬき掛け金が「武装され
る」ことなしに、また、権限のない人間が第二の
かぎを所有していない限りは、かんぬき軸が開放
位置に回転されることのできることなしに、保管
するという可能性が生ずる。このようにして、有
価証券金庫は、運搬者に引渡す直前に始めて、従
つて、運搬を実施する人間に関して「武装する」
ことができ、従つて、破壊の場合に、この人間の
確認が可能となるようにする。
本発明の他の実施形態によると、かんぬき軸に
鎖錠レバーが回転不能に軸承され、これがかんぬ
き軸の開放位置への回転によつて、金庫ハウジン
グ内の開口を経て外部へ回転可能であり、有価証
券金庫は、有価証券交付装置又は有価証券充てん
テーブルによつて拘束される。この鎖錠レバーに
よつて、金庫のハウジングが、金銭取扱い箇所又
は交付位置における充てんの際に盗まれ、ないし
は、有価証券へ手の届くことを阻止している充て
ん装置又は取出し装置から外に動かされることの
できることが阻止される。
本発明の推奨実施形態によると、有価証券の規
定どおりの取出しのために必要とされる取り出し
スリツトを貫通して、例えば、ピンセツトなどに
よつて有価証券が盗まれることのできることが、
取出しスリツトを有している及び(又は)境界と
している金庫の壁が、回転軸の回りに旋回可能な
揚げぶたとして形成され、これがクランク駆動装
置を介して、かんぬき軸に連結され、かんぬき軸
の閉塞運動によつてハウジングの内部に旋回可能
となつていることによつて、阻止される。
権限の無い人間による第一のかぎの使用を阻止
するために、かんぬき軸の鎖錠ないしは解放のた
めに設けられている第一の錠のかぎが、有価証券
交付装置の中及び有価証券充てんテーブルに取付
けられる時は、有利である。
交付装置の中又は金銭取扱い箇所の充てんテー
ブルにおける金庫の内容物に対する権限の無い手
の届きを確実に阻止するために、本発明のなお他
の実施形態によると、第二のかぎは、金庫のハウ
ジングに、それが有価証券金庫の有価証券交付装
置の中への押し進めの後には、手の届くことの不
能な受入れわくの内部の場所にあるように、位置
決めされる。
以下、本発明をその実施例を示す添附図面に基
づいて詳細に説明する。
第1〜4図に示された本発明による有価証券金
庫は、長方形容器の形状に形成され、底1、後壁
2、2個の側壁3及び4、ちよう番5の回りに開
閉自在の金庫ふた6並びに後になお詳細に説明さ
れる前側の境界7を有している。有価証券金庫の
内部には、特別に詳細に図示されていない内部容
器が差込み可能となつているが、その中に、例え
ば、紙幣のような有価証券が積み重ねられて詰め
られる。有価証券金庫の後方領域の中には、側壁
3,4の中にかんぬき軸8が軸承されているが、
この軸8は、外部にハンドル9を設けられてい
る。有価証券金庫の側壁3の中には、第一の錠1
0が軸支されており、これは第一のかぎ11によ
つて作動可能となつている。かぎ11は、符号で
示されるように、金銭取扱い箇所に存在する有価
証券詰め込みテーブルの中及び(又は)有価証券
交付装置の中にある受入れわくの側壁の中に静止
して取付けられている。特に、第2図に示すよう
に、錠10の錠シリンダ13には歯車円板15が
軸承されており、この円板15は、第2図におい
ては、その周辺の歯によつて、かんぬき軸8に回
転不能に固着された歯車円板16とかみ合つてい
る。錠10の中へのかぎ11の差込みによつて、
錠シリンダ13は解放され、それ故、第3図で見
て、反時計方向の90゜の回転に対して自由にされ
る。従つて、錠シリンダ13に回転不能に強固に
連結されている歯車円板15並びにかんぬき軸8
に回転不能に強固に連結された歯車円板16を介
して、かんぬき軸8は、ハンドル9によつて、第
3図で見て、時計方向に180゜回転することが可
能となる。この場合、歯車円板15と歯車円板1
6との伝導比を2:1に選ぶと有利である。同様
に、歯車円板16と一諸に共通の軸受ブツシユ1
7を介して回転不能にかんぬき軸8に、かんぬき
レバー18が連結されているが、このレバー18
は、第6図には、ユニツトとして示されている。
この円形でないかんぬきレバー18は、かんぬき
軸8の回転の際に金庫の底1の中の開口19を貫
通して外方に旋回され、しかも、かんぬき軸8の
開放運動の際に外方に旋回され、そこで、詰め込
みテーブルの中、又は、有価証券交付装置の中の
対応する開口2(第12図をも参照のこと)の中
に降下することができ、従つて、有価証券金庫を
拘束し、矢印A(第6図)並びに矢印B(第12
図)の方向における権限のない取出しを予防する
ことができる。
第1,2,3及び4図から、金庫のふた6の鎖
錠及び金庫の内容物の安全に対して役立つ鎖錠装
置の構造的形態が明らかとなる。第3図には、か
んぬき軸8の上に、好適には、金庫の側壁3及び
4のすぐ近くにクランク円板22が回転不能に軸
承されているが、この円板22に連結棒23が連
結されていることが示されている。金庫ハウジン
グの前側において各連結棒23は、阻止かんぬき
24に連結されているが、このかんぬき24はそ
れ自体、軸受ブツシユ25に回転可能に軸承され
ている。クランク円板22、連結棒23及び阻止
かんぬき24は、クランク駆動機構を形成してい
る。かんぬき軸8の時計方向、従つて、鎖錠位置
への回転によつて、連結棒23及び阻止かんぬき
24は、鎖線に示す位置に到達し、この場合、鎖
錠掛け金26は、鎖錠ピン27の背後に降下し、
掛け金26は金庫のふた6に固定される。
第4図に示すように、金庫のハウジングの前側
の境界7は、例えば、3個の引出し開口38を設
けられたハウジングに固着された前壁81及び第
4図に明らかに示されている旋回軸28の回りに
旋回可能な揚げぶた29によつて形成されてい
る。このため、実際上ハウジングの全幅の上に延
びている揚げぶた29は、湾曲された軸受部材3
1を有しており、また、この部材31は、旋回軸
28を収容している側壁3及び4の軸受部材32
に、回転可能に軸承されている。揚げぶた29の
ハウジングの中への、従つて、鎖線によつて示さ
れた位置への変移のために、前に述べた、クラン
ク円板22及び連結棒34から成立つているクラ
ンク駆動機構が役立つが、この機構は、長穴35
によつて揚げぶた29の連結ピン36に連結され
ている。第4図が明らかに示すように、かんぬき
軸8の時計方向、従つて、鎖錠位置への回転によ
つて、揚げぶた29は内方に旋回され、従つて、
前側の上かどと、金庫のふた6の曲げられた端部
との間に形成された取出しスリツト37を経る有
価証券の権限の無い取出しは、実際上、もはや不
可能となるようになる。揚げぶた29は、本実施
例における前壁81と同様に、3個の前側の引出
し開口38を有しており、それらを経て有価証券
の引き出しの際ないしはその分離の際に、有価証
券交付装置のモータによつて駆動可能な引出しロ
ーラが、有価証券の積重ねに隣接するに至るま
で、進入することができるようにする。有価証券
金庫が閉塞されている時に、引出し開口38を経
て有価証券の権限の無い取出しを閉め出すため
に、第4及び5図に示すように、前側の被覆板3
9が設けられているが、これは、側方の軸受スリ
ツト40を有しており、また、被覆板39は、側
方の軸受部材41を介して、少なくとも1個の2
本腕状の、回転自在にハウジング側部に軸承され
たクランク要素42に連結されると共に連結棒2
3(第3図)の軸承にも役立つているクランク円
板22の軸受ピン80に軸承された対応する連結
棒43を介して、クランク円板22に連結されて
いる。かんぬき軸8の第4図で見て時計方向の回
転によつて、被覆板39は、引出し開口38の高
さにまで上昇し、開口38を閉鎖する。第4及び
第5図から、静止した前壁81、揚げぶた29及
び被覆板39の構造と、機能とは明らかであり、
また、金庫の開放状態においては、揚げぶた29
及び前壁81は相接して横たわり、その引き出し
開口38は相互に同列になつており、手の届く準
備状態にあり、一方、閉塞状態においては、引き
出し開口38は、第一に、被覆板39によつて閉
鎖され、第二に、揚げぶた29が内方に動かさ
れ、有価証券の積重ねを圧縮し、取出しスリツト
37から遠ざけるという状態も明らかである。
有価証券金庫は、その他に、輸送のため及び有
価証券金庫の有価証券交付装置の中への押し進め
のために、ハンドル44を有している。
第14図に示す変形実施例においては、揚げぶ
た29′に対する旋回軸受として金庫の壁3及び
4の近くに配置された条片状の2個のばね板82
が役立ち、それらのばね板82は、それぞれ、一
方では、ハウジングに固着され、他方では、揚げ
ぶた29′の図において下端に連結されて、揚げ
ぶた29′は、価格的に好都合に形成されてい
る。このようにして、揚げぶた29′の十分な旋
回性が保証され、また、この揚げぶた29′は、
第4図に示す旋回軸28、軸受部材31及び軸受
部材32を省略されることができる。
第7図には、第8〜11図に一層詳細に説明さ
れるかんぬき掛け金が示されている。このかんぬ
き掛け金の本質的な要素は、第二の錠45、かん
ぬき軸8の上に回転自在に軸承され且つばね47
によつて図において上方に引かれている解放レバ
ー46、かんぬき軸8に回転不能に連結され且つ
解放ピン49を有している歯車円板48並びにか
んぬき軸8の軸心に対して偏心的に自由に回転可
能に軸承され且つばね51によつて歯車円板48
に向かつて押圧されている阻止つめ50である。
かんぬき軸8に固着されていないかんぬき掛け金
の要素がわく52に軸承されているが、このわく
52それ自体は、ハウジングの底1に固着ないし
は支持されている。他の図示されていない第二の
かぎによつて回転可能な錠45の錠シリンダに
は、調節レバー53(第2及び11図)が固着さ
れているが、このレバー53は、錠の作動の際に
は、2本腕の阻止つめ50の一つのレバー腕54
(第7及び8図)を押圧し、一方、他方のレバー
腕55は、対向阻止歯56を有しているが、これ
は歯車円板48の阻止歯57に係合可能となつて
いる。
第8〜11図に基づいて、かんぬき掛け金と、
全体の鎖錠装置の機能とを説明する。図は、解放
レバー46が阻止カム58を有していること及び
阻止つめ50が阻止ピン59を設けられており、
このピン59が、阻止カム58の後方に突出可能
であることを示している。第8図においては、か
んぬき掛け金は、金庫のふた6が閉塞されて「武
装された」位置にある。有価証券金庫の、例え
ば、金銭取扱い箇所のある特別の詰め込みテーブ
ルの上における充てんの後、金庫のふたが閉塞さ
れ、かんぬき軸8がハンドル9によつて時計方向
に、既に説明されたように、鎖錠要素が金庫のふ
たを鎖錠し、同様に、既に説明されたように、金
庫の前側が有価証券の権限の無い取り去りに対し
て安全とされるまで回転される。今や、第一のか
ぎ11が第一の錠10から取去られ、これによつ
て、かんぬき軸8は回転を阻止される。第二の錠
45の第二のかぎによる作動によつて、錠45の
調節レバー53は阻止つめ50の方向に動かされ
(第7図)、この場合、阻止つめ50は時計方向
に、阻止ピン59が阻止カム58の上を越えて第
8図に示された「武装された」位置に降下するま
で回転される。阻止ピン59は、この位置に確実
に保持される。なぜならば、阻止つめ54及び解
放レバー46は、それらのばね51ないしは47
によつて相互に弾性的に張力を加えられているか
らである。第二のかぎは、今や、取除かれ、有価
証券金庫は運搬者に引渡され、有価証券交付装置
まで運搬されることができる。今や、運搬者は、
第一のかぎ11の模造品を有していると、彼はか
んぬき軸8を解放し、反時計方向に開放位置に回
転することができる。しかしながら、この回転に
よつて、歯車円板48の解放ピン49は、解放レ
バー46の上を走行し、レバー46を阻止位置の
外部まで押圧し、従つて、阻止つめ50は、第1
0図に示された位置に、阻止カム58を越えて降
下する。それ故、対向阻止歯56は、回転方向に
従つて阻止する、歯車円板48ののこ歯状の阻止
歯57に係合する。それ故、阻止つめ50は表示
及び阻止位置にあり、この位置は、例えば、色彩
によつて識別された阻止レバーが、金庫のハウジ
ングの表示開口60において見えるようにして表
示される。運搬者は、今や、かんぬき軸8を再び
時計方向に閉塞位置に回転することはできるが、
しかしながら、彼は、かんぬき掛け金をもはや
「武装する」ことはできない。このことを、特殊
な工具によつても不可能とさせるために、かんぬ
き掛け金は、金庫のハウジングの内部に、すべて
の側を包囲されているが、このことは、図面に
は、特別に示されていない。有価証券金庫の閉塞
後には、開放過程は、第二の錠45の作動無しに
は、2回行なうことはできない。それ故、運搬者
が権限無く開放された有価証券金庫を引渡す時
は、純粋に光学的に直ちに権限の無い開放が認め
られるか、又は、この開放過程が、有価証券金庫
が、今や、もはや有価証券交付装置の中に差し込
まれることのできないことによつて、表示される
かする。この場合にも、阻止つめ50は、これ
が、例えば、交付装置の中に取付けられた検知器
の引出し行程を阻止するようにして、阻止要素と
して関係されることができる。阻止つめ50を
「再び武装すること」によつて始めて、有価証券
金庫の新たな開放が可能となる。この場合、第二
の錠45によつて阻止つめ50は、阻止カム58
を越えて動かされ、阻止カム58の後部に「武装
された」位置において止まる。
第15図に示す変形実施形態においては、調節
レバー53′は、錠45の錠シリンダに対して本
質的に同心の、三日月状の延長部53″を有して
おり、これが金庫のふた6の鎖錠ピン71を阻止
して静止し、錠45の第二のかぎによる閉塞位置
への回転の後に始めて、鎖錠ピン71を自由にす
る。このようにして、かんぬき掛け金を「武装す
ること」の忘れることが阻止される。錠10の中
へのかぎ11の差込みの後に、鎖錠ピン27は解
放されることができるが、しかしながら、鎖錠ピ
ン71は、それにもかかわらず金庫の開放を阻止
する。錠45の約45゜の閉鎖の後、それ故、同時
に、「武装する」過程が作用して始めて、金庫の
ふた6は開放されることができる。
第12及び13図には、有価証券交付装置の中
に固着される受入れわく65が示されている、こ
のわく65の中に、矢印66によつて明らかにさ
れた側から、鎖線によつて示された有価証券金庫
の押し進めが可能であり、これに対して垂直な運
動によつて(相互に直角な矢印を参照)、取去り
位置に移動可能である。受入れわく65の1側に
はスライダ67が、ピン又はローラ68の上に、
この側壁に沿つて移動可能に軸承されており、ま
た、このスライダ67は、わく65の室内に突出
する第一のかぎ11を支持している。スライダ6
7は、フオーク状の板ばね69に強固に連結され
ているが、このばね69は、一方では受入れわく
65に、他方では、スライダ67に一諸にピン6
8の頭部において支承されており、これによつ
て、ある程度のブレーキ作用が達成される。それ
故、有価証券金庫の取り去り位置への横移動の可
能性が、第一のかぎ11が有価証券金庫の第一の
錠10と一諸に連結過程の後に横方向に移動され
ることのできるようにして、考慮に入れられてい
る。取り去り位置へ揚げぶた29の移動の後及び
引き出し開口38の開放後に、モータ駆動される
取去りローラ70が有価証券の積重ねと接触する
ことができる。有価証券の取去りが始まることが
できる。受入れわく65の中においても有価証券
金庫を安全にするために、受入れわく65は、差
し込まれた状態において、金庫のハウジングの第
二の錠並びに、好適には、金庫のハウジング6
も、手が届かれることのないように形成される。
本発明は、上記のような構成及び作用を有してお
り、従来公知のものにおけるように、電子的制御
装置により制御されること無く、機械的手段だけ
により制御されるようにしたので、従来公知のこ
の種の装置における構造の複雑などの欠点を除去
し、また、万一、金庫の運搬の途中において、運
搬責任者が模造かぎなどにより金庫を開放した場
合にも、その事実を容易に且つ確実に識別するこ
とが可能である運搬可能な有価証券金庫を提供す
るという優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明の1実施例の異なつた箇所
における断面図、第5図は正面図、第6及び7図
はその鎖錠装置の詳細図、第8〜11図は、特
に、第7図に示されたかんぬき掛け金の異なつた
方向から見た図(第9図)並びに異なつた作動位
置において示す図(第8〜11図)、第12及び
13図は有価証券交付装置の受入れ容器の平面図
及び側面図、第14図は第4図と同様の有価証券
金庫の閉鎖部分の変更実施例を示す図、第15図
は第11図と同様の金庫錠の他の実施例を示す図
である。 6・・ふた、8・・かんぬき軸、10・・第一
の錠、11・・第一のかぎ、12・・詰め込みテ
ーブル、13・・錠シリンダ、18・・鎖錠レバ
ー、20・・開口、23,34,43・・・連結
棒、29,29′・・揚げぶた、37・・取出し
スリツト、38・・開口、39・・被覆板、4
0・・軸受スライダ、42・・2本腕クランク、
48・・歯車円板、45・・第二の錠、46・・
解放レバー、47・・ばね、49・・解放ピン、
50・・阻止つめ、51・・ばね、53,5
3′・・調節レバー、54,55・・レバー腕、
56・・対向阻止歯、57・・阻止歯、58・・
阻止カム、59・・阻止ピン、65・・受入れわ
く、67・・スライダ、71・・鎖錠ピン、8
1・・壁、82・・板ばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金庫のふた6と、かぎ11により作動可能な
    閉鎖装置とを有しており、この閉鎖装置は、第一
    の錠10により解錠されることができる鎖錠機構
    から成り立つている運搬可能な有価証券金庫にお
    いて、鎖錠機構の手動により回転可能なかんぬき
    軸8に連結されると共に第二の錠45により作動
    されるかんぬき掛け金が設けられており、このか
    んぬき掛け金は、かんぬき軸8の上に自由に回転
    可能に軸受けされた、ばね47により弾性的に張
    力を加えられている解放レバー46と、かんぬき
    軸8と連結されており且つ解放レバー46を、ば
    ね47の力に抗してかんぬき軸8が開放位置へ変
    位されることを可能とする解放ピン49と、かん
    ぬき軸8の軸心に対して偏心的に回転可能に軸受
    けされていると共にばね51により弾性的に張力
    を加えられている阻止つめ50とから成り立つて
    おり、この阻止つめ50は、ばね51の力に抗す
    る第二の錠45の作動により、表示及び阻止位置
    の外部において開放レバー46の阻止カム58と
    係合し、また、解放レバー46の変位により、表
    示及び阻止位置に変位するようになつており、こ
    のようにして、阻止つめ50は、鎖錠機構が解放
    された時に、鎖錠機構のかんぬき軸8の作動位置
    からの解放運動により、その作動位置から、権限
    の無い者による金庫への干渉を表示及び阻止する
    位置へぱちんと外れるように、鎖錠機構に自動的
    に係合するようになつていることを特徴とする金
    庫。 2 鎖錠機構の手動により回転可能なかんぬき軸
    8に連結されているかんぬき掛け金の阻止つめ5
    0が、鎖錠機構のかんぬき軸8の作動位置からの
    解放運動により、第二のかぎにより作動される第
    二の錠45により、金庫のふた6の開放が行なわ
    れるように鎖錠機構と自動的に係合するようにな
    つている特許請求の範囲第1項記載の金庫。 3 かんぬき掛け金が、金庫の内部において、す
    べての側を包囲されて配置されている特許請求の
    範囲第1又は2項記載の金庫。 4 かんぬき掛け金の阻止つめ50が、それが表
    示及び阻止位置へ移動した後には、金庫の挿入が
    不可能となるように、かんぬき軸8にかんぬきレ
    バー18が連結されており、このレバー18が、
    かんぬき軸8の回転の際に、金庫の底1の中の開
    口19に貫通自在となつている特許請求の範囲第
    1,2又は3項記載の金庫。 5 阻止つめ50が、レバー腕54を有してお
    り、このレバー腕54は、かんぬき掛け金の表示
    及び阻止位置への移動の後には、金庫のハウジン
    グの外部から見ることができるようになつている
    特許請求の範囲第1,2,3又は4項記載の金
    庫。 6 かんぬき軸8の上に歯車円板48が、単独回
    転が不能であるように軸受けされており、この歯
    車円板48には、解放ピン49が固着されてお
    り、また、歯車円板48の阻止歯57には、対抗
    阻止歯56を装備された阻止つめ50が、次のよ
    うに、すなわち、その表示及び阻止位置におい
    て、かんぬき軸8が解放方向へ回転されることを
    阻止するように係合している特許請求の範囲第4
    又は5項記載の金庫。 7 阻止つめ50が、2本腕レバーとして形成さ
    れており、この場合、その一つのレバー腕55
    は、係合可能な阻止ピン59を有しており、ま
    た、その他のレバー腕54は、かんぬき掛け金の
    表示及び阻止要素を形成していると共に第二の錠
    45の調節レバー53により移動をするようにな
    つている特許請求の範囲第1〜6項のいずれかに
    記載の金庫。 8 第二の錠45の調節レバー53′が、錠シリ
    ンダに対して本質的に同軸の三日月状の延長部5
    3″を有しており、この延長部が、金庫のふた6
    の鎖錠ピン71を阻止して捕らえ、錠45の閉鎖
    位置への回転の後に始めて、鎖錠ピン71を解放
    するようにした特許請求の範囲第7項記載の金
    庫。 9 かんぬき軸8にかんぬきレバー18が回転不
    能に軸受けされており、このかんぬきレバー18
    が、かんぬき軸8の解放位置への回転により金庫
    のハウジングの中の開口20を貫いて旋回可能で
    あり、有価証券交付装置又は有価証券詰め込みテ
    ーブルによつて拘束されるようにした特許請求の
    範囲第1〜8項のいずれかに記載の金庫。 10 かんぬき軸8がクランク駆動装置を介し
    て、かんぬき軸8に対向している金庫のハウジン
    グの側に軸受けされた鎖錠要素24に連結される
    ようにした特許請求の範囲第1〜9項のいずれか
    に記載の金庫。 11 金庫のハウジングの中に1個又はそれ以上
    の有価証券取り出しスリツト37が設けられてお
    り、取り出しスリツト37を設けられた金庫の壁
    81の前に旋回可能な揚げぶた29が配置されて
    おり、この揚げぶた29がクランク駆動装置を介
    してかんぬき軸8に連結されると共にかんぬき軸
    8の閉鎖運動によつてハウジングの内部に旋回可
    能とされた特許請求の範囲第10項記載の金庫。 12 揚げぶた29′に対する旋回軸受として少
    なくとも1個の、一方では、金庫のハウジングに
    固着された、他方では、揚げぶた29′に連結さ
    れた板ばね82が役立つようにした特許請求の範
    囲第11項記載の金庫。 13 取り出しスリツト37に対して軸受スライ
    ダ20の中に軸受けされた被覆板39が設けら
    れ、これが2本腕クランク要素42を有している
    クランク駆動装置を介してかんぬき軸8の閉鎖運
    動によつて金庫のふた6の方向に移動可能である
    ようにした特許請求の範囲第11項記載の金庫。 14 かんぬき軸8と、ハウジングの対向する側
    の上に配置された鎖錠要素42、揚げぶた29及
    びクランク要素42との間に、連結棒23,3
    4,43が相互に対向している金庫の側壁に沿つ
    て延びるようにした特許請求の範囲第10,1
    1,12又は13項記載の金庫。 15 第一の錠10の中への第一のかぎ11の導
    入により、この第一の錠10の錠シリンダ13が
    解放され、従つて、かんぬき軸8が回転のために
    自由とされるようにした特許請求の範囲第1〜1
    4項のいずれかに記載の金庫。 16 かんぬき軸8の解放のために備えられた第
    一の錠10の第一のかぎ11が、固定して有価証
    券交付装置又は有価証券詰め込みテーブル12に
    組み込みまれるようにした特許請求の範囲第1〜
    15項のいずれかに記載の金庫。 17 有価証券交付装置に固着されたかぎ11
    が、交付装置の受け入れわく65の側壁に沿つて
    移動可能なスライダ67の上に取り付けられてお
    り、また、有価証券金庫は、受け入れわく65の
    中への差し込みの際に、その第一の錠10により
    第一のかぎ11に連結可能であり、差し込み方向
    に対して直角で方向である横方向に、第一のかぎ
    11と一緒に有価証券取り出し位置に移動可能で
    あるようにした特許請求の範囲第16項記載の金
    庫。 18 第二の錠45が、有価証券金庫の交付装置
    の中への差し込みの後には、錠45が受け入れわ
    く65の内部の手に届くことが不可能な場所にあ
    るように位置決めされた特許請求の範囲第1〜1
    7項のいずれかに記載の金庫。
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