JPH0585940B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0585940B2
JPH0585940B2 JP20725183A JP20725183A JPH0585940B2 JP H0585940 B2 JPH0585940 B2 JP H0585940B2 JP 20725183 A JP20725183 A JP 20725183A JP 20725183 A JP20725183 A JP 20725183A JP H0585940 B2 JPH0585940 B2 JP H0585940B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
cassettes
banknotes
conveyance path
machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP20725183A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60100282A (ja
Inventor
Akito Tanaka
Hidetoshi Tatsuta
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glory Ltd filed Critical Glory Ltd
Priority to JP58207251A priority Critical patent/JPS60100282A/ja
Publication of JPS60100282A publication Critical patent/JPS60100282A/ja
Publication of JPH0585940B2 publication Critical patent/JPH0585940B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、受入れた入金紙幣を各種類毎に種類
別収納カセツト内に収納し、これら収納カセツト
の少くとも1つのカセツト内の紙幣を出金紙幣と
して繰出す循環式入出金機に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
上記のように入金紙幣を出金紙幣として使用す
る循環式入出金機は、従来入金紙幣を金種、正
損、表裏等の種類毎に分別して収納する収納カセ
ツトが機械前面に対する幅方向に配列かつ個々に
機体に対し着脱される構成であつた。
ところが収納カセツトから繰出される紙幣の搬
送路は機体側に設けられているため、搬送路の保
守点検がやりにくい。また、最近この種の機械
は、銀行の係員が使用する場合には事務机間に設
置することが要望され、また顧客が直接操作する
場合は外壁やカウンタに埋設することが望まれ、
特に幅狭な空間への設置が可能な機械が強く要求
されるようになつてきた。ところが従来の機械
は、機械の前面幅が広すぎるため、前述の要望を
叶えることができず、そのうえ、もし上述の従来
の機械がそうした場所に設置されたとすると、保
守点検時または紙幣搬送中の搬送紙幣の詰り等の
発生時には機械本体を脇机間または外壁から引出
して点検作業を行なわなければならず、作業が非
常にやりにくいという欠点があつた。
また、収納カセツトは、機械から取出されると
きには収納紙幣に触れることができないよう紙幣
受入口にシヤツタが設けられ、収納カセツトの取
出し時にシヤツタが閉鎖されてロツクされるよう
になされる。ところが従来のように収納カセツト
が機械本体から個々に抜取る構成であるため各収
納カセツト毎にシヤツタの開閉およびロツク機構
を設置する必要があり、そのため構成が著しく複
雑になるという欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明はこれに鑑み、上記従来技術の欠点を除
去することを目的としてなされたものである。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため、第1番目の発明の循
環式入出金機は、機体に対し前面側に引出し可能
とすることもに引出し方向内部に収納カセツトを
配列装填し、これら各収納カセツトを個別に着脱
可能とした引出庫体と、この引出庫体に前記収納
カセツトの下部にそつて前面側に向け配設される
水平搬送路、およびこの搬送路の前端から上方へ
向う上昇搬送路からなる繰出紙幣類搬送路と、前
記引出庫体の前面に設けられる前面扉と、この前
面扉の開閉移動に連動し各収納カセツトの受入口
のシヤツタの開閉を行なうシヤツタ開閉機構とを
具備することを特徴とするものであり、第2番目
の発明は、引出庫体の機体からの引出し時に前面
扉を開放状態に維持する前面扉閉止阻止機構を付
加したものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例を参照して説
明する。
第1図は本発明による循環式入出金機の一実施
例の正面を、第2図は同略示縦断側面を示してお
り、機体1の上部から紙幣受入れ払出し機構2、
一時保留部3、収納カセツト4の順に配設されて
いる。
上記紙幣受入れ払出し機構2は、機体1の前面
側上部に払出口5が、その下部に受収口6が設け
られ、この受収口6の近傍には、挿入された紙幣
Pを1枚ずつ取込む繰込みローラ7群があつて、
機体1内の搬送路8に紙幣Pを送り込むようにな
されている。この搬送路8中には、紙幣Pの真
偽、金種、表裏、正損、2枚重ね、異常搬送等を
識別する識別器9と、表裏を揃えるため表裏いず
れかの紙幣Pを反転させる反転機構10が設けら
れている。
払出口5には、前記搬送軌器の末端に切換部材
11を介して連続する搬送路12が設けられてい
る。
前記一時保留部3は、前記受収口6から受入れ
た紙幣Pを金種別その他に分類してそれぞれ一時
保留部31,32,33,34を有し、これら一時保
留部31〜34の上部には前記識別器9による識別
信号によつて各金種別等に振分けて各保留部31
〜34へ送入するための搬送路13,14,15,
16が設けられ、一時保留部31〜34の底部は下
方に観音開きとなる可動底板17,17で構成さ
れ、さらに前部側内部には後述する収納カセツト
4から投出される払出し用紙幣を搬出する払出し
搬送路18およびリジエクト用搬送路19がそれ
ぞれ配設されていて、これらは機体1に対し一括
して引出させるようになつており、保守を容易と
している。
前記収納カセツト4は、機体1に対し引出し可
能とされた庫体20に奥行方向に配列して挿脱自
在に構成されている。
この収納カセツト4自体の構成は、第3図に縦
断側面を、第4図に平面をそれぞれ示すように、
上部に紙幣Pを受入れるための受入口21を有
し、下部には紙幣Pを繰出口22から1枚ずつ繰
出す繰出し手段23が設けられ、この繰出し手段
23の上に紙幣Pが堆積して収納される収納部2
4とされている。
前記繰出し手段23は、紙幣繰出し方向最前位
に軸支されるフイードローラ25と、このローラ
25の後部において軸支されるキツカローラ26
と、最後部において軸支される自由回転ローラ2
7とで構成され、その配置数は第4図に示すよう
にフイードローラ25をキツカローラ26とは左
右一対ずつとされ、自由回転ローラ27は3個と
されている。そしてキツカローラ26は周面の一
部に弾性を有するキツカ部26Aが突出されてお
り、このキツカ部26Aはローラの半径方向に撓
み得るよう例えば図示のように側面形状がコ字形
をなすゴム板で構成される。またキツカローラ2
6の周面はフイードローラ25と自由回転ローラ
27との上部周面間を結ぶ線よりやや下位におか
れ、キツカ部26Aは上記線と交叉するよう配設
されている。
前記フイードローラ25の上部にはゲート部材
28 が対置され、このゲート部材28とフイー
ドローラ25との周面間で紙幣1枚のみの通過を
許容するゲート間〓Lを形成し、このゲート部材
28は矢印方向へのみ自由回転し得るよう一方向
クラツチを内蔵してその周囲が紙幣Pの繰出し側
を規制する規制壁29とほぼ同一面におかれてい
る。
前記繰出し口22に続き、ベルト、ローラ等か
らなる搬送体30,31が設けられ、カセツト4
の下端の送出口32から紙幣Pを送り出すように
なつている。またカセツト4の収納部24の左右
両側の壁部内には揃え部材33,33が該収納部
24の高さ方向ほど全域に延びて回動自在に設け
られ、図示しない作動機構により水平面内で揺動
させることにより重積状態に収納される紙幣Pの
繰出し方向両側を揃えて繰出し時に詰りを生じな
いようになされている。さらにカセツト4の規制
壁29の内側には押圧部材34のアーム35の基
部が軸支され、紙幣収納後収納部24内に進出回
動して紙幣P群の上面を押圧し、前面繰出し手段
23が紙幣Pに繰出しに必要な摩擦力を与え得る
ようになつている。
一方、収納カセツト4の受入口21はシヤツタ
36により開閉されるようになつている。このシ
ヤツタ36は、図示実施例では3枚のシヤツタ板
36A,36B,36Cからなつており、下位の
シヤツタ板36Cを引出すことにより順次上位の
シヤツタ板の36B,36Aが係合縁36C′,3
6B′,36Aの係合により引出され、閉じるこ
とによりすべて規制壁29の内側に格納されるよ
うなつている。そして1つのシヤツタ板36Cに
はロツク用のピン37が突設されている。
上記構成を有する収納カセツト4は、庫体20
の上部開放部から落し込みにより装填されるよう
になつており、実施例においては4個の収納カセ
ツト41,42,43,44が装填され、各カセツト
の紙幣の種類は、41が千円正券用、42が5千円
正券用、43が万円正券用、そして44が千円、5
千円、万円の損券、5百円券とされ、このカセツ
ト44にはリジエクトボツクス45が付設され、2
枚重ね券等のリジエクト券回収用とされている。
このリジエクトボツクス45の入口部には、第
9図に示すように一対のローラ38,39が対設
され、一方のローラ38には一方向クラツチ40
が介装されて矢印方向(紙幣繰込み方向)へのみ
回転し得るようになされており、他方のローラ3
9の軸41には紙幣の戻り止め部材42が枢支さ
れている。この戻り止め部材42は、バネ43に
より図示の状態に付勢しておかれ、紙幣が矢印の
ようにローラ38,39間を通過してリジエクト
ボツクス45内に送り込まれるときバネ43を撓
ませて回動退避し、通過後復元して紙幣の戻りを
阻止するようになつている。
前記各収納カセツト41〜44が装填される庫体
20の内部には、各カセツト41〜44の送出口3
2から投出される紙幣Pを前記一時保留部3の払
出し用搬送路18に受渡すため、庫体20の下部
にそつて水平方向に配設される水平搬送路44
と、庫体20の前部に垂直方向に配設される上昇
搬送路45とを有し、この上昇搬送路45を覆う
よう下端が軸46により枢支された前面扉47を
有している。そして庫体20は、機体1に前後方
向に配設されたレール48(一部のみ図示)と、
庫体20の側面に軸支されたローラ49,49と
で引出し自在に支持されている。
つぎに第5図乃至第8図により収納カセツト4
〜44の受入口のシヤツタ36を開閉するシヤツ
タ開閉機構、庫体20の機体1に対するロツク機
構、引出庫体20の機体1から引出し時、扉を開
放状態に保持する前面扉閉止阻止機構について説
明する。
収納カセツト4の外側壁部内にはシヤツタピン
ロツクレバー50がその中間部を軸51により枢
支して設けられ、バネ52により常時図において
時計方向に付勢されている。このロツクレバー5
0の庫体前面側の端部には上向きのロツク用段部
53が形成されており、他端部にはピン54が穿
設されている。
前面扉47の下部には、長孔55を有するレバ
ー56の一端が枢着され、、このレバー56の長
孔55には、中間部が庫体20により枢支されか
つバネ58により反時計方向に付勢された中間レ
バー59の一端のピン60が嵌合され、他端には
庫体20に軸61により枢支されたロツク片62
の先端レバー63を介して連結されており、前面
扉47が開かれたとき長孔55の末端でピン60
を引き、中間レバー59を回動させてロツク片6
2を引き、庫体20の係止部64からロツク片6
2を外して庫体20を引出せるようになつてい
る。庫体20を押入したときは、ロツク片62が
機体1側の部材1Aにより押されて係止部64に
至つたときバネ58の付勢により自動的に係合さ
れる。
前面扉47の上方部には、長孔65を有する連
結レバー66の一端が軸67により枢支され、そ
の他端はシヤツタピン作動レバー68にレバー6
9を介して連結されている。
上記連結レバー66の長孔65には、庫体20
側のピン70が嵌合されてガイドとされ、該レバ
ー66の先端部下面には係止爪71が形成されて
いる。
前記シヤツタピン作動バー68の上面には、収
納カセツト41〜44の間隔に合わせて凹部72,
72…が形成されており、この凹部72,72…
にシヤツタピン37,37…が嵌合されていて、
前面扉47が第6図示のように開かれたときシヤ
ツタピン作動バー68の移動によりシヤツタピン
37,37…を一斉に移動させ、収納カセツト4
〜44のシヤツタ36を全閉状態にするようにな
つている。
またシヤツタピン作動バー68の下面側には、
前記凹部72,72…と対応して後述する解除レ
バー73を動作させる突部74,74…が設けら
れている。
前記解除レバー73は中間部が軸75により庫
体20側に枢支されてるもので、その一端にはピ
ン76があつてバネ77の付勢によりシヤツタピ
ン作動バー68の下面に当接され、他端は収納カ
セツト4側の前記シヤツタピンロツクレバー50
のピン54の下側に当接自在に配設されている。
そして上記解除レバー73のピン76がシヤツタ
ピン作動バー68の下面の突部74により押し下
げられるとき、バネ77に抗し回動して前記シヤ
ツタピンロツクレバー50のピン54に当つてこ
れを押し上げ、該ロツクレバー50のロツク用段
部53がシヤツタピン37に係合しないようにす
る。これは庫体20を押込むときシヤツタピン3
7がロツクレバー50の段部53に干渉せずに開
くようにするためである。
庫体20の前面寄りには前面扉係止片78が軸
79により枢支して設けられ、この係止片78は
バネ80により図において時計方向に付勢されて
いて、庫体20が押入されるときはその上端が機
体1側のストツパ81に当り、庫体20が完全に
押入されると第5図および第6図図示の状態にお
かれて連結レバー66の係止爪71の通過を許容
し、庫体20が引出されるとストツパ81から離
間して第7図示のようにバネ80により回動し、
連結レバー66の係止爪71に引掛つて前面扉4
7の係止を阻止するようになる。
図において82は収納カセツト4に設けられた
鍵で、収納カセツト4を庫体20から抜き外した
のち鍵により錠82を開けたときその突片83で
シヤツタピンロツクレバー50を反時計方向に揺
動してロツク用段部53をシヤツタピン37から
外し、人為的にシヤツタ36を開いて紙幣Pの取
出しや装入ができるようになつている。
なお、第5図乃至第8図においては、前記水平
搬送路44、上昇搬送路45は図示を省略してあ
る。
つぎに上記実施例の作用を説明する。
各収納カセツト41〜44を装填した庫体20が
機体1に装入されているときは、各収納カセツト
1〜44は一時保留部31〜44の直下にそれぞれ
対応しておかれ、左右の揃え部材33,33、押
圧部材34はいずれも収納部24外に退避した位
置におかれている。そして第5図示のように前面
扉47はロツク片62が機体1側の係止部64に
係合していて庫体20を移動不能にロツクしてお
り、これとともに連結レバー66を介してシヤツ
タピン作動バー68は押込まれているのでシヤツ
タピン37,37…が図において右方へ押されて
いてシヤツタ36は全開状態におかれている。
ここで、例えば顧客が預金のために受収口6に
紙幣Pを置き、取込み信号により取込み動作に入
ると、その紙幣Pは繰込みローラ7群により1枚
ずつ取込まれて搬送路8を搬送される間に識別器
9により種類が識別され、その識別結果により各
紙幣種類毎に一時保留部31〜34へ振分けて収納
される。
受収口からの取込みが終り、一時保留部31
4内に一定量の紙幣Pが貯留された状態となつ
て取込み信号により可動底板17,17が開く
と、その紙幣Pは一括して収納カセツト41〜44
の受収口6から収納部24内に落入する。
収納部24に入つた紙幣Pは繰出し手段23上
に堆積され、揃え部材33,33が図示しない作
動機構により一時的に収納部24内に進出揺動し
て堆積紙幣の繰出し幅方向の側端が揃えられる。
収納カセツト41〜44内から紙幣Pを投出する
場合は、投出指令により押圧部材34が収納部2
4内に進入回動して紙幣Pの上面を押圧し、繰出
し態勢がおかれるとともに、その投出指令により
キツカローラ26、フイードローラ25が第3図
矢印方向に回動し、そのキツカ部26Aにより紙
幣Pを1枚ずつ繰出してフイードローラ25とゲ
ート部材28との間を通り、搬送体30,31に
より送出口32から繰り出され、水平搬送路4
4、上昇搬送路45を通つて一時保留部3の払出
し用搬送路18から払出し機構2の搬送路8、反
転機構10、搬送路12を経て払出口5に投出さ
れる。
上記繰出し時には、収納部26内の紙幣Pの大
半は自由回転ローラ27とフイードローラ25と
で支えられ、キツカローラ26へは前進した数枚
の紙幣のみが接するので、キツカローラ26に紙
幣の全量の荷重が掛らず、過剰な摩擦力が生じな
いで1枚ずつの確実な繰出しがなされる。
一方、収納カセツト41〜44を他部へ運搬する
ために庫体20の前面扉47を開けると、レバー
56,59,63を介してロツク片62が引上げ
られ、機体1の係止部64から外れて庫体20の
ロツクが解かれる。
さらに前面扉47を開けることにより連結レバ
ー66を介してシヤツタピン作動バー68が図に
おいて左方に引かれるので、その凹部72,72
…によりシヤツタピン37,37…が移動されて
各収納カセツト41〜44のシヤツタ36が閉じら
れる(第6図示)。
この状態で収納カセツト4側のシヤツタピンロ
ツクレバー50のロツク用段部53がシヤツタピ
ン37に係合し得る位置になり、係止片78は機
体1側のストツパ81に当つているので連結レバ
ー66の係止爪71には係合し得ない位置におか
れている。
ついで庫体20を引出すと、第7図のように係
止片78はストツパ81から離れるので、バネ8
0により回動し、連結レバー66に当つて停止す
る。
もし仮に、庫体20の引出し状態においてシヤ
ツタ36の開放を意図して前面扉47を閉止させ
ようとしても、連結レバー66の係止爪71が係
止片78に当つて前面扉47の閉止を阻止するの
で、前面扉47は閉止できず、シヤツタ36の開
放は行なえない(第7図二点鎖線図示)。
こうして収納カセツト41〜44を上方へ引抜く
と、シヤツタピン37はシヤツタピン作動バー6
8の凹部72,72…から抜け出るが、収納カセ
ツト4側のシヤツタピンロツクレバー50の段部
53に係合するので、シヤツタ36は閉鎖状態に
保たれたままにおかれ、外部から開けることがで
きない状態におかれる。
所定の場所において収納カセツト4内の紙幣P
を取出すときは、錠82に鍵を差込んで突片83
を図において反時計方向に回動させることにより
シヤツタピンロツクレバー50が反時計方向に揺
動し、その段部53がシヤツタピン37から外れ
るのでシヤツタ36を人為的に開けることができ
る。
再び収納カセツト41〜44を庫体20に装填
し、庫体20を押入し、庫体20の押入移動が終
端近くに至ると、第8図示のように係止片78が
ストツパ81に当つて反時計方向に回動し、庫体
20が完全に押入されるとその係止片78は連結
レバー66の係止爪71の係止域から退避する
(第6図示)。つぎに前面扉47を閉じはじめる
と、シヤツタピン作動レバー68は図において右
方へ移動され、その途上でシヤツタピン作動レバ
ー68の下面の突部74が解除レバー73のピン
76を押下げるので該レバー73は反時計方向に
回動してシヤツタピンロツクレバー50を反時計
方向に揺動させ、シヤツタピン37が段部53に
係合しないようになる。
前面扉47の閉止移動は、シヤツタピン作動バ
ー68を図においてさらに右方へ移動され、これ
により凹部72でシヤツタピン37が右行され、
シヤツタ36が全開されて紙幣の受入れ態勢が整
う。前面扉47が完全に閉じられると、ロツク片
62が機体1側の係止部64に係合し、庫体20
もロツクされる。
なお、上記庫体20の機体1に対するロツク機
構、収納カセツト4の受入口のシヤツタを開閉す
るシヤツタ開閉機構、引出庫体20の機体1から
の引出し時扉を開放状態に保持する前面扉閉止阻
止機構等に関しては図示実施例に限られるもので
はなく、他に適宜設計変更し得ることは任意であ
り、その他の構成に関しても同様である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、複数の収納カセ
ツトを機体に対し引出し可能とした庫体に装脱自
在とし、かつこの庫体の引出し方向に各カセツト
を配列し、この庫体に各カセツトから投出される
紙幣を搬出する搬送路を設置したので、機械の幅
が非常に狭くでき、幅狭な空間部への機械の設置
が可能となり、また紙幣詰り等の発生時における
搬送路の点検も庫体を引出すことによつて容易に
できるという効果がある。特に前面扉の開閉に連
動して各収納カセツトの受入口のシヤツタの開閉
を行なうので、機構上の簡略化、コンパクト化を
図ることができる。さらに前面扉を開けた時点で
各収納カセツトの受入口がシヤツタにより閉じら
れるので、引出庫体が引出されたときに収納カセ
ツト内の現金が露出することがなく、係員による
抜きとり等の防止が確実にでき、防犯性の向上を
図ることができるなどの種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2
図は同略示断面図、第3図は第2図における収納
カセツトの一例を示す縦断側面図、第4図は同平
面図、第5図乃至第8図は庫体のロツク機構およ
び収納カセツトのシヤツタ開閉機構、前面扉閉止
阻止機構の一例を示す動作説明図、第9図はリジ
エクトボツクスの受入口部の一例を示す拡大説明
図である。 1…機体、2…受入れ払出し機構、3(31
4)…一時保留部、4(41〜44)…収納カセ
ツト、5…払出口、6…受収口、9…識別器、2
0…庫体、21…受入口、23…繰出し手段、3
6…シヤツタ、37…シヤツタピン、44…水平
搬送路、45…上昇搬送路、47…前面扉、50
…シヤツタピンロツクレバー、62…ロツク片、
66…連結レバー、68…シヤツタピン作動バ
ー、73…解除レバー、78…前面扉係止片、8
1…ストツパ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 受入れた入金紙幣を各種類毎に種類別カセツ
    ト内に収納し、これら収納カセツトの少くとも1
    つのカセツト内の紙幣を出金紙幣として繰出す循
    環式入出金機において、機体に対し前面側に引出
    し可能とするとともに引出し方向内部に収納カセ
    ツトを配列装填し、これら各収納カセツトを個別
    に着脱可能とした引出庫体と、この引出庫体に前
    記収納カセツトの下部にそつて前面側に向け配設
    される水平搬送路、およびこの搬送路の前端から
    上方へ向う上昇搬送路からなる繰出紙葉類搬送路
    と、前記引出庫体の前面に設けられる前面扉と、
    この前面扉の開閉移動に連動し各収納カセツトの
    受入口のシヤツタの開閉を行なうシヤツタ開閉機
    構とを具備することを特徴とする循環式入出金
    機。 2 受入れた入金紙幣を各種類毎に種類別カセツ
    ト内に収納し、これら収納カセツトの少くとも1
    つのカセツト内の紙幣を出金紙幣として繰出す循
    環式入出金機において、機体に対し前面側に引出
    し可能とするとともに引出し方向内部に収納カセ
    ツトを配列装填し、これら各収納カセツトを個別
    に着脱可能とした引出庫体と、この引出庫体に前
    記収納カセツトの下部にそつて前面側に向け配設
    される水平搬送路、およびこの搬送路の前端から
    上方へ向う上昇搬送路からなる繰出紙葉類搬送路
    と、前記引出庫体の前面に設けられる前面扉と、
    この前面扉の開閉移動に連動し各収納カセツトの
    受入口のシヤツタの開閉を行なうシヤツタ開閉機
    構と、引出庫体の機体から引出し時に前面扉を開
    放状態に維持する前面扉閉止阻止機構とを具備す
    ることを特徴とする循環式入出金機。
JP58207251A 1983-11-04 1983-11-04 循環式入出金機 Granted JPS60100282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58207251A JPS60100282A (ja) 1983-11-04 1983-11-04 循環式入出金機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58207251A JPS60100282A (ja) 1983-11-04 1983-11-04 循環式入出金機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60100282A JPS60100282A (ja) 1985-06-04
JPH0585940B2 true JPH0585940B2 (ja) 1993-12-09

Family

ID=16536709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58207251A Granted JPS60100282A (ja) 1983-11-04 1983-11-04 循環式入出金機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60100282A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS624143A (ja) * 1985-06-28 1987-01-10 Oki Electric Ind Co Ltd 窓口現金処理装置
JPH0219888Y2 (ja) * 1985-11-01 1990-05-31
JPH0511236Y2 (ja) * 1986-07-25 1993-03-19
JPS63127926A (ja) * 1986-11-18 1988-05-31 Hitachi Ltd 現金自動取引装置
JPH063492Y2 (ja) * 1988-03-02 1994-01-26 グローリー工業株式会社 紙幣処理機
JP2581805B2 (ja) * 1989-08-17 1997-02-12 ローレルバンクマシン株式会社 紙幣入出金機
JP2002329231A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58134388A (ja) * 1982-04-28 1983-08-10 ロ−レルバンクマシン株式会社 自動入出金機における収納紙幣の支持機構
JPS58186894A (ja) * 1982-04-23 1983-10-31 富士通株式会社 紙幣取扱装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5773767U (ja) * 1980-10-20 1982-05-07

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58186894A (ja) * 1982-04-23 1983-10-31 富士通株式会社 紙幣取扱装置
JPS58134388A (ja) * 1982-04-28 1983-08-10 ロ−レルバンクマシン株式会社 自動入出金機における収納紙幣の支持機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60100282A (ja) 1985-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0585940B2 (ja)
US3464530A (en) Coin controlled vending mechanism utilizing a plurality of coins of different denominations
JPH0330938Y2 (ja)
JP3290863B2 (ja) 硬貨出金処理機のカルトンロック装置
JPH0755652Y2 (ja) 紙幣識別装置
JPH0330937Y2 (ja)
JPH061572Y2 (ja) 紙幣入金処理装置
CN212460706U (zh) 自助金融设备
JP2680339B2 (ja) 自動取引装置
JP3027865B2 (ja) 紙幣処理装置の一時保留部の開閉扉ロック構造
JPS624144A (ja) 紙葉類収納装置
JP2543951B2 (ja) 循環式紙幣入出金機
JPS61141091A (ja) 循環式紙幣入出金機
JPH03276385A (ja) 自動取引装置
JP2613923B2 (ja) シート搬送装置
JP3490199B2 (ja) 紙幣出金機
JPS61277523A (ja) 紙葉類収納装置
JPH0319018Y2 (ja)
JP3844697B2 (ja) 紙幣入出金機
JP3333073B2 (ja) 硬貨入金処理機の入金硬貨一時保留装置
JPH08153237A (ja) 紙幣識別装置
JPH089817Y2 (ja) 紙幣入出金機における紙幣受け渡し機構
JPH0110686Y2 (ja)
JPH089819Y2 (ja) 紙幣処理装置
JPH0525021Y2 (ja)