JPH0525021Y2 - - Google Patents
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- JPH0525021Y2 JPH0525021Y2 JP9993986U JP9993986U JPH0525021Y2 JP H0525021 Y2 JPH0525021 Y2 JP H0525021Y2 JP 9993986 U JP9993986 U JP 9993986U JP 9993986 U JP9993986 U JP 9993986U JP H0525021 Y2 JPH0525021 Y2 JP H0525021Y2
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- coins
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 18
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、硬貨処理機本体に対し装着されその
装着時に硬貨処理機本体側への硬貨の補充と硬貨
処理機本体からの硬貨の受入れを可能とするとと
もに硬貨処理機本体から取外すことにより硬貨の
運搬を可能とする硬貨処理機の硬貨カセツト装置
に関する。
装着時に硬貨処理機本体側への硬貨の補充と硬貨
処理機本体からの硬貨の受入れを可能とするとと
もに硬貨処理機本体から取外すことにより硬貨の
運搬を可能とする硬貨処理機の硬貨カセツト装置
に関する。
(従来の技術)
出金用に硬貨を収納筒に金種別に収納しておい
て、出金の指示に従つて各金種の硬貨を投出する
硬貨処理機が金融機関等で使用されている。そし
て、このような硬貨処理機に硬貨を補充する方法
としては、硬貨カセツト装置を用いた方法が採用
されている。まず、硬貨処理機から取外した硬貨
カセツト装置に複数金種の硬貨が混在した状態で
投入し、これを硬貨処理機に装着する。次に、硬
貨カセツト装置から硬貨処理機内に硬貨を繰出し
て識別した後、金種別に収納筒に収納する。この
収納筒への収納動作は、始業時や収納筒内の硬貨
が所定量以下になつたとき等に行なわれる。ま
た、各収納筒に収納されている全ての硬貨を投出
し、硬貨カセツト装置に送り込んでからこの硬貨
カセツト装置を取外すことにより、硬貨カセツト
装置は硬貨の回収作業にも利用される。
て、出金の指示に従つて各金種の硬貨を投出する
硬貨処理機が金融機関等で使用されている。そし
て、このような硬貨処理機に硬貨を補充する方法
としては、硬貨カセツト装置を用いた方法が採用
されている。まず、硬貨処理機から取外した硬貨
カセツト装置に複数金種の硬貨が混在した状態で
投入し、これを硬貨処理機に装着する。次に、硬
貨カセツト装置から硬貨処理機内に硬貨を繰出し
て識別した後、金種別に収納筒に収納する。この
収納筒への収納動作は、始業時や収納筒内の硬貨
が所定量以下になつたとき等に行なわれる。ま
た、各収納筒に収納されている全ての硬貨を投出
し、硬貨カセツト装置に送り込んでからこの硬貨
カセツト装置を取外すことにより、硬貨カセツト
装置は硬貨の回収作業にも利用される。
この種の硬貨処理機の硬貨カセツト装置として
は、例えば実開昭60−131081号公報に記載された
装置がある。これは、上面に硬貨受入口が形成さ
れるとともに一側面下部位置に硬貨繰出口が形成
される硬貨収納空間部と、この硬貨収納空間部の
下面に設けられ硬貨収納空間部に収納された硬貨
を硬貨繰出口から繰出す硬貨繰出コンベアと、上
記硬貨繰出口から繰出される硬貨を硬貨処理機本
体内へ放出する放出シユート部とを備えている。
は、例えば実開昭60−131081号公報に記載された
装置がある。これは、上面に硬貨受入口が形成さ
れるとともに一側面下部位置に硬貨繰出口が形成
される硬貨収納空間部と、この硬貨収納空間部の
下面に設けられ硬貨収納空間部に収納された硬貨
を硬貨繰出口から繰出す硬貨繰出コンベアと、上
記硬貨繰出口から繰出される硬貨を硬貨処理機本
体内へ放出する放出シユート部とを備えている。
そして、硬貨カセツト装置へ硬貨を補充する際
には、硬貨受入口から硬貨を投入し、硬貨受入口
の蓋材を閉じて運搬および硬貨処理機本体への装
着を行なう。その後、硬貨繰出コンベアが作動
し、硬貨繰出口および放出シユート部を通じて硬
貨を放出する。
には、硬貨受入口から硬貨を投入し、硬貨受入口
の蓋材を閉じて運搬および硬貨処理機本体への装
着を行なう。その後、硬貨繰出コンベアが作動
し、硬貨繰出口および放出シユート部を通じて硬
貨を放出する。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記従来の技術では、硬貨カセ
ツト装置を使つて硬貨の補充を行なつた後に、さ
らに追加補充を行なおうとすると、硬貨処理機本
体から硬貨カセツト装置を取出し、硬貨を投入し
てから再び硬貨処理機本体に装着することになり
手間がかかる。このことは、特に営業時間中に硬
貨の追加補充が必要になつた場合に、硬貨処理機
の停止時間が長くなつてしまい利用者に多大な迷
惑をかけることになる。
ツト装置を使つて硬貨の補充を行なつた後に、さ
らに追加補充を行なおうとすると、硬貨処理機本
体から硬貨カセツト装置を取出し、硬貨を投入し
てから再び硬貨処理機本体に装着することになり
手間がかかる。このことは、特に営業時間中に硬
貨の追加補充が必要になつた場合に、硬貨処理機
の停止時間が長くなつてしまい利用者に多大な迷
惑をかけることになる。
なお、追加補充のために新たな搬送機構等を設
けることはコスト高を招くので、通常の補充処理
に使用する機構と兼用することが望ましい。
けることはコスト高を招くので、通常の補充処理
に使用する機構と兼用することが望ましい。
そこで、本考案は、複雑な機構を追加すること
なしにカセツト装置を硬貨処理機に装着したまま
で硬貨の追加補充が行なえる硬貨処理機の硬貨カ
セツト装置を提供することを目的とするものであ
る。
なしにカセツト装置を硬貨処理機に装着したまま
で硬貨の追加補充が行なえる硬貨処理機の硬貨カ
セツト装置を提供することを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、多量の硬貨を受入れることができる
硬貨収納空間部45と、この硬貨収納空間部45
の上面に開口されシヤツター56を備えた硬貨受
入口44と、上記硬貨収納空間部45の一側面上
方に開口される硬貨繰出口47と、上記硬貨収納
空間部45の底部域から硬貨繰出口47に向けて
設けられた硬貨収納空間部45に収納された硬貨
を硬貨繰出口47から繰出す硬貨繰出コンベア4
6と、上記硬貨繰出口47の外側に形成されて硬
貨繰出口47から繰出される硬貨を硬貨処理機本
体側へ放出する放出シユート部48とを備えてな
り、硬貨処理機本体に対し装着されその装着時に
硬貨処理機本体側への硬貨の補充と硬貨処理機本
体からの硬貨の受入れを可能とするとともに硬貨
処理機本体から取外すことにより硬貨の運搬を可
能とする硬貨処理機の硬貨カセツト装置におい
て、硬貨カセツト装置の外板であつて上記放出シ
ユート部48の側板を構成する位置に開口され、
硬貨処理機本体への装着状態において硬貨カセツ
ト装着外部から放出シユート部48内への硬貨の
投入を可能とする硬貨投入用開口部49と、この
硬貨投入用開口部49の位置に設けられ硬貨投入
用開口部49を閉塞する第1位置と上記放出シユ
ート部48へ進出して放出シユート部48を閉塞
する第2位置との間を移動可能とするゲート部材
50とを具備したものである。
硬貨収納空間部45と、この硬貨収納空間部45
の上面に開口されシヤツター56を備えた硬貨受
入口44と、上記硬貨収納空間部45の一側面上
方に開口される硬貨繰出口47と、上記硬貨収納
空間部45の底部域から硬貨繰出口47に向けて
設けられた硬貨収納空間部45に収納された硬貨
を硬貨繰出口47から繰出す硬貨繰出コンベア4
6と、上記硬貨繰出口47の外側に形成されて硬
貨繰出口47から繰出される硬貨を硬貨処理機本
体側へ放出する放出シユート部48とを備えてな
り、硬貨処理機本体に対し装着されその装着時に
硬貨処理機本体側への硬貨の補充と硬貨処理機本
体からの硬貨の受入れを可能とするとともに硬貨
処理機本体から取外すことにより硬貨の運搬を可
能とする硬貨処理機の硬貨カセツト装置におい
て、硬貨カセツト装置の外板であつて上記放出シ
ユート部48の側板を構成する位置に開口され、
硬貨処理機本体への装着状態において硬貨カセツ
ト装着外部から放出シユート部48内への硬貨の
投入を可能とする硬貨投入用開口部49と、この
硬貨投入用開口部49の位置に設けられ硬貨投入
用開口部49を閉塞する第1位置と上記放出シユ
ート部48へ進出して放出シユート部48を閉塞
する第2位置との間を移動可能とするゲート部材
50とを具備したものである。
(作用)
本考案の硬貨カセツト装置は、硬貨処理機に装
着した状態では、硬貨受入口44のシヤツター5
6は開放位置にあり、硬貨処理機本体から送り込
まれてくる硬貨を受け入れられるようになつてい
る。また、ゲート部材50は硬貨投入用開口部4
9を閉塞するとともに放出シユート部48を開放
する第1位置に位置しており、硬貨繰出コンベア
46によつて繰出された硬貨が放出シユート部4
8を通つて硬貨処理機本体側に放出できるととも
に、この放出シユート部48を通過する硬貨が誤
つて硬貨投入用開口部49から飛び出すことが避
けられる。
着した状態では、硬貨受入口44のシヤツター5
6は開放位置にあり、硬貨処理機本体から送り込
まれてくる硬貨を受け入れられるようになつてい
る。また、ゲート部材50は硬貨投入用開口部4
9を閉塞するとともに放出シユート部48を開放
する第1位置に位置しており、硬貨繰出コンベア
46によつて繰出された硬貨が放出シユート部4
8を通つて硬貨処理機本体側に放出できるととも
に、この放出シユート部48を通過する硬貨が誤
つて硬貨投入用開口部49から飛び出すことが避
けられる。
硬貨処理機本体から取出して運搬する際には、
ゲート部材50を第2位置へ移動させて放出シユ
ート部48を閉塞する。かつ、シヤツター56を
手動で移動させて硬貨受入口44を閉塞し、硬貨
カセツト装置を硬貨処理機本体から取出す。ゲー
ト部材50によつて放出シユート部48が閉塞さ
れているので、運搬途中に硬貨が飛び出したり不
正に抜き取られることが避けられる。
ゲート部材50を第2位置へ移動させて放出シユ
ート部48を閉塞する。かつ、シヤツター56を
手動で移動させて硬貨受入口44を閉塞し、硬貨
カセツト装置を硬貨処理機本体から取出す。ゲー
ト部材50によつて放出シユート部48が閉塞さ
れているので、運搬途中に硬貨が飛び出したり不
正に抜き取られることが避けられる。
硬貨カセツト装置を硬貨処理機本体に装着した
ままで硬貨を追加補充する場合には、ゲート部材
50を移動させることにより硬貨投入用開口部4
9を開き、ここから放出シユート部48内へ硬貨
を投入する。投入された硬貨は、硬貨収納空間部
45から繰出された硬貨と同様に放出シユート部
48を通つて硬貨処理機本体に供給される。これ
により、容易に硬貨の追加補充を行なえる。
ままで硬貨を追加補充する場合には、ゲート部材
50を移動させることにより硬貨投入用開口部4
9を開き、ここから放出シユート部48内へ硬貨
を投入する。投入された硬貨は、硬貨収納空間部
45から繰出された硬貨と同様に放出シユート部
48を通つて硬貨処理機本体に供給される。これ
により、容易に硬貨の追加補充を行なえる。
(実施例)
以下、本考案の一実施例の構成を図面を参照し
て説明する。
て説明する。
第6図および第7図において、1は硬貨の入金
処理および出金処理を可能とした硬貨処理機で、
この硬貨処理機1の機体2の前面(第6図中左
側)上部にシヤツター3によつて開閉される受入
払出口4が開口形成され、この受入払出口4の内
側に、多金種混在状態で一括投入された入金硬貨
または機内から出金された出金硬貨等を受取る横
長筒状の受取ドラム5が配設され、この受取ドラ
ム5の下面開口5aをシヤツター6が受取ドラム
5の外周に沿つて回動して開閉するように設けら
れている。
処理および出金処理を可能とした硬貨処理機で、
この硬貨処理機1の機体2の前面(第6図中左
側)上部にシヤツター3によつて開閉される受入
払出口4が開口形成され、この受入払出口4の内
側に、多金種混在状態で一括投入された入金硬貨
または機内から出金された出金硬貨等を受取る横
長筒状の受取ドラム5が配設され、この受取ドラ
ム5の下面開口5aをシヤツター6が受取ドラム
5の外周に沿つて回動して開閉するように設けら
れている。
受取ドラム5の下方に位置して硬貨繰出部7が
配設され、受取ドラム5から放出される硬貨およ
び後述する繰出コンベア41から放出される硬貨
を受取るとともに、この受取つた硬貨を1枚ずつ
連続的に下方へ繰出すようになつている。
配設され、受取ドラム5から放出される硬貨およ
び後述する繰出コンベア41から放出される硬貨
を受取るとともに、この受取つた硬貨を1枚ずつ
連続的に下方へ繰出すようになつている。
硬貨繰出部7の下部位置から機体2の上部位置
に渡つて一対の搬送ベルト8a,8bが複数のプ
ーリ9により架け渡され、硬貨繰出部7から繰出
された硬貨を搬送ベルト8aが受取るとともに、
両搬送ベルト8a,8bによつて挟持して機体2
の上部に配設された硬貨通路10へ搬送するよう
になつている。
に渡つて一対の搬送ベルト8a,8bが複数のプ
ーリ9により架け渡され、硬貨繰出部7から繰出
された硬貨を搬送ベルト8aが受取るとともに、
両搬送ベルト8a,8bによつて挟持して機体2
の上部に配設された硬貨通路10へ搬送するよう
になつている。
硬貨通路10は、通路底板11上に処理する最
大径金種硬貨の幅よりも広い間隔で配置された一
対の通路側壁12,12の間に構成され、そし
て、この硬貨通路10上に各プーリー13に架け
渡された一対の搬送ベルト14a,14bによつ
て、上記搬送ベルト8a,8bにより1枚ずつ送
込まれる硬貨を通路底板11上に押付けながら硬
貨通路10の終端方向へ搬送するようになつてい
る。
大径金種硬貨の幅よりも広い間隔で配置された一
対の通路側壁12,12の間に構成され、そし
て、この硬貨通路10上に各プーリー13に架け
渡された一対の搬送ベルト14a,14bによつ
て、上記搬送ベルト8a,8bにより1枚ずつ送
込まれる硬貨を通路底板11上に押付けながら硬
貨通路10の終端方向へ搬送するようになつてい
る。
硬貨通路10の終端位置に識別部15が設けら
れ、この識別部15は、磁気センサからなり、硬
貨通路10へ送込まれる硬貨の材質を識別して、
金種、真偽等の識別をするようになつている。
れ、この識別部15は、磁気センサからなり、硬
貨通路10へ送込まれる硬貨の材質を識別して、
金種、真偽等の識別をするようになつている。
識別部15の後流位置に偽貨排除部16が設け
られ、この偽貨排除部16は、通路底板11に偽
貨排出孔17が開口形成され、この偽貨排出孔1
7を図示しないソレノイドによつてスライド移動
される可動通路底面部材によつて開閉するように
なつており、その可動通路底面部材の偽貨排出孔
17の閉塞位置で真貨を硬貨通路10の後流へ移
送可能とするとともに偽貨排出孔17の開放位置
で偽貨を偽貨排出孔17から排出するようになつ
ている。なお、この偽貨排出孔17の上部に臨む
搬送ベルト14aには、その搬送ベルト14aを
偽貨排出孔17へ付勢支持して偽貨を偽貨排出孔
17へ落し込む分類ローラ18が配設されてい
る。
られ、この偽貨排除部16は、通路底板11に偽
貨排出孔17が開口形成され、この偽貨排出孔1
7を図示しないソレノイドによつてスライド移動
される可動通路底面部材によつて開閉するように
なつており、その可動通路底面部材の偽貨排出孔
17の閉塞位置で真貨を硬貨通路10の後流へ移
送可能とするとともに偽貨排出孔17の開放位置
で偽貨を偽貨排出孔17から排出するようになつ
ている。なお、この偽貨排出孔17の上部に臨む
搬送ベルト14aには、その搬送ベルト14aを
偽貨排出孔17へ付勢支持して偽貨を偽貨排出孔
17へ落し込む分類ローラ18が配設されてい
る。
また、偽貨排出孔17の下部には、リジエクト
シユート19が配設されて偽貨を繰出コンベア2
0へ導くようになつており、この繰出コンベア2
0は、一端の下部側がリジエクトシユート19の
下方に位置するとともに他端の上部側が上記受取
ドラム5に進入配置され、ベルト20aの表面に
設けられた突起20bにより引掛けてリジエクト
シユート19から放出される偽貨および後述する
一時保留部28からの真貨を受取ドラム5に繰出
すようになつている。なお、この繰出コンベア2
0の両側に側壁21が設けられているとともに、
一端の下部側に臨んで繰出コンベア20上に硬貨
を支持する支持部材22が設けられ、その繰出コ
ンベア20、両側壁21,21および支持部材2
2によつてリジエクトシユート19および一時保
留部28から放出される硬貨の受収空間23が構
成されている。
シユート19が配設されて偽貨を繰出コンベア2
0へ導くようになつており、この繰出コンベア2
0は、一端の下部側がリジエクトシユート19の
下方に位置するとともに他端の上部側が上記受取
ドラム5に進入配置され、ベルト20aの表面に
設けられた突起20bにより引掛けてリジエクト
シユート19から放出される偽貨および後述する
一時保留部28からの真貨を受取ドラム5に繰出
すようになつている。なお、この繰出コンベア2
0の両側に側壁21が設けられているとともに、
一端の下部側に臨んで繰出コンベア20上に硬貨
を支持する支持部材22が設けられ、その繰出コ
ンベア20、両側壁21,21および支持部材2
2によつてリジエクトシユート19および一時保
留部28から放出される硬貨の受収空間23が構
成されている。
上記偽貨排除部16の後流に真貨排除部24が
設けられ、この真貨排除部24は、通路底板11
に真貨排出孔25が開口形成され、この真貨排出
孔25を図示しない駆動手段によつてスライド移
動される可動通路底面部材によつて開閉するよう
になつており、そして、その可動通路底面部材の
真貨排出孔25の閉塞位置で真貨を硬貨通路10
の後流へ移送可能とするとともに真貨排出孔25
の開放位置で真貨を真貨排出孔25から排出する
ようになつている。なお、この真貨排出孔25の
上部に臨む搬送ベルト14a,14bには、その
搬送ベルト14a,14bを真貨排出孔25へ付
勢支持して真貨を真貨排出孔25へ落し込む分類
ローラ26が配設されている。
設けられ、この真貨排除部24は、通路底板11
に真貨排出孔25が開口形成され、この真貨排出
孔25を図示しない駆動手段によつてスライド移
動される可動通路底面部材によつて開閉するよう
になつており、そして、その可動通路底面部材の
真貨排出孔25の閉塞位置で真貨を硬貨通路10
の後流へ移送可能とするとともに真貨排出孔25
の開放位置で真貨を真貨排出孔25から排出する
ようになつている。なお、この真貨排出孔25の
上部に臨む搬送ベルト14a,14bには、その
搬送ベルト14a,14bを真貨排出孔25へ付
勢支持して真貨を真貨排出孔25へ落し込む分類
ローラ26が配設されている。
また、真貨排出孔25の下部には、硬貨通路1
0と直交する方向に沿つて排出コンベア27が配
置され、この排出コンベア27は、真貨排出孔2
5から排出される硬貨を硬貨通路10の一側部下
方の一時保留部28に排出するようになつてい
る。
0と直交する方向に沿つて排出コンベア27が配
置され、この排出コンベア27は、真貨排出孔2
5から排出される硬貨を硬貨通路10の一側部下
方の一時保留部28に排出するようになつてい
る。
また、一時保留部28は、上下に貫通開口する
箱枠状に設けられ、排出コンベア27の放出側先
端の下方に臨む位置で下部が底面部材29により
閉塞されて排出コンベア27から放出される硬貨
を一括保留し、また、図示しない駆動手段によつ
て前後方向へ移行可能になつており、前方へ移行
したことによつてその保留した硬貨を上記繰出コ
ンベア20に一括して放出し、後方へ移行したこ
とによつて後述する硬貨収納カセツト42にその
保留した硬貨を一括して放出するようになつてい
る。
箱枠状に設けられ、排出コンベア27の放出側先
端の下方に臨む位置で下部が底面部材29により
閉塞されて排出コンベア27から放出される硬貨
を一括保留し、また、図示しない駆動手段によつ
て前後方向へ移行可能になつており、前方へ移行
したことによつてその保留した硬貨を上記繰出コ
ンベア20に一括して放出し、後方へ移行したこ
とによつて後述する硬貨収納カセツト42にその
保留した硬貨を一括して放出するようになつてい
る。
上記真貨排除部24の後流に硬貨分類通路部3
0が設けられ、この硬貨分類通路部30は、通路
底板11に、上流側から1円、50円、5円、100
円、10円、500円の順に硬貨を各金種毎に通路底
板11上から落下させて分離する分類孔31が開
口形成され、そして、この各分類孔31の上部に
臨む搬送ベルト14a,14bには、その搬送ベ
ルト14a,14bを分類孔31へ付勢支持して
硬貨を分類孔31へ落し込む分類ローラ32が配
設され、また、各分類孔31に臨む通路底板11
上の一側には、各金種硬貨を対応する分類孔31
に落し込む基準ローラ33が回転自在に配置され
ている。
0が設けられ、この硬貨分類通路部30は、通路
底板11に、上流側から1円、50円、5円、100
円、10円、500円の順に硬貨を各金種毎に通路底
板11上から落下させて分離する分類孔31が開
口形成され、そして、この各分類孔31の上部に
臨む搬送ベルト14a,14bには、その搬送ベ
ルト14a,14bを分類孔31へ付勢支持して
硬貨を分類孔31へ落し込む分類ローラ32が配
設され、また、各分類孔31に臨む通路底板11
上の一側には、各金種硬貨を対応する分類孔31
に落し込む基準ローラ33が回転自在に配置され
ている。
硬貨分類通路部30の下部に収納筒ブロツク体
34が機体2に対して着脱自在に設けられ、この
収納筒ブロツク体34は、各分類孔31の下部に
仕切板35によつて仕切られたシユート36が配
置され、この各シユート36の途中に各金種毎の
収納筒37の上端が開口しており、分類孔31か
ら落下しシユート36を滑り落ちる硬貨が収納筒
37の上端開口から進入落下して各金種毎に重積
収納されるようになつている。なお、収納筒37
が硬貨で満杯になると、続けてシユート36を滑
り落ちる硬貨は、重積された硬貨によつて収納筒
37内に進入せずにそのまま通過してシユート3
6の下端から後述する硬貨収納カセツト42へ放
出されるようになつている。また、各収納筒37
の下部には、投出手段38がそれぞれ設けられ、
図示しないモータの回転により回転される投出ベ
ルト39aの表面に設けられた突起39bが収納
筒37内の最下位の硬貨を1枚ずつ押出して投出
するようになつている。
34が機体2に対して着脱自在に設けられ、この
収納筒ブロツク体34は、各分類孔31の下部に
仕切板35によつて仕切られたシユート36が配
置され、この各シユート36の途中に各金種毎の
収納筒37の上端が開口しており、分類孔31か
ら落下しシユート36を滑り落ちる硬貨が収納筒
37の上端開口から進入落下して各金種毎に重積
収納されるようになつている。なお、収納筒37
が硬貨で満杯になると、続けてシユート36を滑
り落ちる硬貨は、重積された硬貨によつて収納筒
37内に進入せずにそのまま通過してシユート3
6の下端から後述する硬貨収納カセツト42へ放
出されるようになつている。また、各収納筒37
の下部には、投出手段38がそれぞれ設けられ、
図示しないモータの回転により回転される投出ベ
ルト39aの表面に設けられた突起39bが収納
筒37内の最下位の硬貨を1枚ずつ押出して投出
するようになつている。
各収納筒37の硬貨投出側の側部に沿つて搬送
コンベア40が配置され,この搬送コンベア40
は、各収納筒37から投出される硬貨および後述
する硬貨収納カセツト42からの補給用の硬貨を
機体2の前方方向へ搬送するとともに、その搬出
コンベア40の先端の搬出側に臨んで配置された
繰出コンベア41に搬出するようになつており、
そして、その繰出コンベア41のベルト41aの
表面に設けられた突起41bにより硬貨を引掛け
て上記繰出部7へ繰出すようになつている。
コンベア40が配置され,この搬送コンベア40
は、各収納筒37から投出される硬貨および後述
する硬貨収納カセツト42からの補給用の硬貨を
機体2の前方方向へ搬送するとともに、その搬出
コンベア40の先端の搬出側に臨んで配置された
繰出コンベア41に搬出するようになつており、
そして、その繰出コンベア41のベルト41aの
表面に設けられた突起41bにより硬貨を引掛け
て上記繰出部7へ繰出すようになつている。
上記各収納筒37の硬貨投出側の側部には、硬
貨収納カセツト42が配置され、この硬貨収納カ
セツト42は、第1図ないし第5図にも示すよう
に、上下に開口し側板43a,43b,43c,
43dで周囲を構成した箱枠状に設けられ、収納
筒37が硬貨で満杯になりその収納筒37内に進
入せずにそのまま通過しシユート36の下端から
放出される硬貨および補充用硬貨を、上面の硬貨
受入口44から受入れて内部の硬貨収納空間部4
5に収納するようになつている。この硬貨収納カ
セツト42の内部には、側面43bに臨む後端側
を斜めに立ち上げた硬貨繰出コンベア46が配置
され、この硬貨繰出コンベア46は、硬貨収納空
間部45の下面を構成するとともに後面を構成
し、そして、硬貨繰出コンベア46のベルト46
aの表面に突設された突起46bにより引掛けて
硬貨収納カセツト42の側板43bとの間の硬貨
繰出口47から繰出し、この硬貨繰出口47の下
方に位置する放出シユート部48を介して上記搬
出コンベア40上に放出するようになつている。
貨収納カセツト42が配置され、この硬貨収納カ
セツト42は、第1図ないし第5図にも示すよう
に、上下に開口し側板43a,43b,43c,
43dで周囲を構成した箱枠状に設けられ、収納
筒37が硬貨で満杯になりその収納筒37内に進
入せずにそのまま通過しシユート36の下端から
放出される硬貨および補充用硬貨を、上面の硬貨
受入口44から受入れて内部の硬貨収納空間部4
5に収納するようになつている。この硬貨収納カ
セツト42の内部には、側面43bに臨む後端側
を斜めに立ち上げた硬貨繰出コンベア46が配置
され、この硬貨繰出コンベア46は、硬貨収納空
間部45の下面を構成するとともに後面を構成
し、そして、硬貨繰出コンベア46のベルト46
aの表面に突設された突起46bにより引掛けて
硬貨収納カセツト42の側板43bとの間の硬貨
繰出口47から繰出し、この硬貨繰出口47の下
方に位置する放出シユート部48を介して上記搬
出コンベア40上に放出するようになつている。
また、硬貨収納カセツト42の側板43bに
は、放出シユート部48に開口して硬貨投入用開
口部49が設けられ、この硬貨投入用開口部49
を側板43bの内側に配置されたゲート部材50
が開閉するようになつており、このゲート部材5
0は、上端を両側板43c,43d間に架設され
た支軸51によつて揺動可能に軸支され、そし
て、硬貨投入用開口部49を閉塞する第1位置
(第1図に示す位置)と、放出シユート部48へ
進出してその放出シユート部48を密閉する第2
位置(第2図に示す位置)との間を移動可能にな
つている。また、このゲート部材50の支軸51
の一端には、リンク片52が固定され、このリン
ク片52の先端に設けられた係合部52aが側板
43cに後述する手動操作レバー66の支軸65
を中心として形成された円弧状の溝孔53に臨ん
でいる。
は、放出シユート部48に開口して硬貨投入用開
口部49が設けられ、この硬貨投入用開口部49
を側板43bの内側に配置されたゲート部材50
が開閉するようになつており、このゲート部材5
0は、上端を両側板43c,43d間に架設され
た支軸51によつて揺動可能に軸支され、そし
て、硬貨投入用開口部49を閉塞する第1位置
(第1図に示す位置)と、放出シユート部48へ
進出してその放出シユート部48を密閉する第2
位置(第2図に示す位置)との間を移動可能にな
つている。また、このゲート部材50の支軸51
の一端には、リンク片52が固定され、このリン
ク片52の先端に設けられた係合部52aが側板
43cに後述する手動操作レバー66の支軸65
を中心として形成された円弧状の溝孔53に臨ん
でいる。
また、硬貨受入口44の両縁部の側板43aお
よび側板43bの外側に設けられた枠部54に
は、側板43c方向に開口するシヤツターガイド
溝55,55が設けられ、このシヤツターガイド
溝55,55に沿つて硬貨受入口44を開閉する
シヤツター56が開閉移動するようになつてい
る。このシヤツター56は、シヤツターガイド溝
55,55の開口端位置でその開口方向への移動
が規制されるストツパー板57にヒンジ58によ
つて回動可能に連結され、そして、硬貨受入口4
4の開放位置(第1図の位置)への移動は、シヤ
ツター56を引出すとともにストツパー板57が
シヤツターガイド溝55の開口端まで移動した時
点でシヤツター56を下方へ回動させて側板43
cの外面に位置させ、また、硬貨受入口44の閉
塞位置(第2図の位置)への移動は、シヤツター
56を水平に持上げるとともにシヤツターガイド
溝55内に押込むようになつている。また、シヤ
ツター56の側板43bに臨む縁部には、ストツ
パー板57に臨む側から逃げ溝59、ロツク溝6
0が切欠き形成されているとともに縁部先端に係
止突片61が突設され、さらに、シヤツター56
の先端上面には取手62が取付けられている。
よび側板43bの外側に設けられた枠部54に
は、側板43c方向に開口するシヤツターガイド
溝55,55が設けられ、このシヤツターガイド
溝55,55に沿つて硬貨受入口44を開閉する
シヤツター56が開閉移動するようになつてい
る。このシヤツター56は、シヤツターガイド溝
55,55の開口端位置でその開口方向への移動
が規制されるストツパー板57にヒンジ58によ
つて回動可能に連結され、そして、硬貨受入口4
4の開放位置(第1図の位置)への移動は、シヤ
ツター56を引出すとともにストツパー板57が
シヤツターガイド溝55の開口端まで移動した時
点でシヤツター56を下方へ回動させて側板43
cの外面に位置させ、また、硬貨受入口44の閉
塞位置(第2図の位置)への移動は、シヤツター
56を水平に持上げるとともにシヤツターガイド
溝55内に押込むようになつている。また、シヤ
ツター56の側板43bに臨む縁部には、ストツ
パー板57に臨む側から逃げ溝59、ロツク溝6
0が切欠き形成されているとともに縁部先端に係
止突片61が突設され、さらに、シヤツター56
の先端上面には取手62が取付けられている。
また、側板43cの側板43b側上部に手動操
作部材64が配置され、この手動操作部材64
は、上端を支軸65によつて回動可能に軸支され
た手動操作レバー66を備え、そして、この手動
操作レバー66の下端内面に突設されたピン67
が上記溝孔53から側板43cの内側に進入して
上記リンク片52の係合部52aの側板43bに
対向する側に当接しており、この手動操作レバー
66の下端表面に突設された操作片68を持つて
第1図および第2図中時計回り方向に回動操作す
ることにより、ゲート部材50を放出シユート部
48を閉塞する第2位置へ移動させることができ
る。なお、この手動操作レバー66の第1図およ
び第2図中時計回り方向への回動は、シヤツター
56を水平に持上げた際のみ行なえる。また、こ
の手動操作レバー66の上端には、係止片69が
設けられ、この係止片69は、第1図に示す硬貨
受入口44が開口された状態で、シヤツター56
の逃げ溝59に入り込んでシヤツターガイド溝5
5の開口端を閉塞しており、そして、シヤツター
56を水平に持上げた状態で手動操作レバー66
を回動させる。ことにより、係止片69がシヤツ
ターガイド溝55から外れてシヤツターガイド溝
55の開口端が開口し、シヤツター56の挿入を
可能としている。従つて、この係止片69を備え
た手動操作レバー66がシヤツター56の硬貨受
入口44の閉塞移動を可能とする閉塞許容部材7
0としても構成される。また、シヤツター56が
硬貨受入口44を閉塞した位置では、第2図に示
すように、係止片69がシヤツター56の係止突
片61に載り、手動操作レバー66が回動状態に
保持されすなわちゲート部材50が放出シユート
部48を閉塞した状態で保持されるようになつて
いる。
作部材64が配置され、この手動操作部材64
は、上端を支軸65によつて回動可能に軸支され
た手動操作レバー66を備え、そして、この手動
操作レバー66の下端内面に突設されたピン67
が上記溝孔53から側板43cの内側に進入して
上記リンク片52の係合部52aの側板43bに
対向する側に当接しており、この手動操作レバー
66の下端表面に突設された操作片68を持つて
第1図および第2図中時計回り方向に回動操作す
ることにより、ゲート部材50を放出シユート部
48を閉塞する第2位置へ移動させることができ
る。なお、この手動操作レバー66の第1図およ
び第2図中時計回り方向への回動は、シヤツター
56を水平に持上げた際のみ行なえる。また、こ
の手動操作レバー66の上端には、係止片69が
設けられ、この係止片69は、第1図に示す硬貨
受入口44が開口された状態で、シヤツター56
の逃げ溝59に入り込んでシヤツターガイド溝5
5の開口端を閉塞しており、そして、シヤツター
56を水平に持上げた状態で手動操作レバー66
を回動させる。ことにより、係止片69がシヤツ
ターガイド溝55から外れてシヤツターガイド溝
55の開口端が開口し、シヤツター56の挿入を
可能としている。従つて、この係止片69を備え
た手動操作レバー66がシヤツター56の硬貨受
入口44の閉塞移動を可能とする閉塞許容部材7
0としても構成される。また、シヤツター56が
硬貨受入口44を閉塞した位置では、第2図に示
すように、係止片69がシヤツター56の係止突
片61に載り、手動操作レバー66が回動状態に
保持されすなわちゲート部材50が放出シユート
部48を閉塞した状態で保持されるようになつて
いる。
また、側板43bの枠部54の内部には、シヤ
ツターロツク機構71が設けられ、このシヤツタ
ーロツク機構71は、支軸72を中心として回動
自在に設けられたロツク部材73を有し、このロ
ツク部材73には、一端に略コ字状の押動部74
が側板43bの両側面をまたぐようにして設けら
れ、その押動部74の側板43b内側に進入する
先端にロツク片75が設けられ、このロツク片7
5が硬貨受入口44を閉塞するシヤツター56の
ロツク溝60に進入係合してシヤツター56の開
放を阻止するようになつている。なお、このロツ
ク部材73の他端には、スプリング76が連結さ
れロツク片75がロツク溝60に進入する方向に
回動付勢されている。また、このロツク部材73
の側板43c側の側部に錠体77が設けられ、こ
の錠体77の錠舌78がロツク部材73の押動部
74の下側に位置し、そして、この錠体77の錠
操作で、錠舌78により押動部74を押し上げて
ロツク片75がロツク溝60から抜け外れたロツ
ク部材73のシヤツターロツク解除位置に移動さ
せることができる。
ツターロツク機構71が設けられ、このシヤツタ
ーロツク機構71は、支軸72を中心として回動
自在に設けられたロツク部材73を有し、このロ
ツク部材73には、一端に略コ字状の押動部74
が側板43bの両側面をまたぐようにして設けら
れ、その押動部74の側板43b内側に進入する
先端にロツク片75が設けられ、このロツク片7
5が硬貨受入口44を閉塞するシヤツター56の
ロツク溝60に進入係合してシヤツター56の開
放を阻止するようになつている。なお、このロツ
ク部材73の他端には、スプリング76が連結さ
れロツク片75がロツク溝60に進入する方向に
回動付勢されている。また、このロツク部材73
の側板43c側の側部に錠体77が設けられ、こ
の錠体77の錠舌78がロツク部材73の押動部
74の下側に位置し、そして、この錠体77の錠
操作で、錠舌78により押動部74を押し上げて
ロツク片75がロツク溝60から抜け外れたロツ
ク部材73のシヤツターロツク解除位置に移動さ
せることができる。
また、この硬貨収納カセツト42の側板43b
の側板43c側下部に錠用の係合孔79が設けら
れ、両側板43a,43b間に運搬用の取手80
が回動自在に取付けられ設けられている。
の側板43c側下部に錠用の係合孔79が設けら
れ、両側板43a,43b間に運搬用の取手80
が回動自在に取付けられ設けられている。
また、この硬貨収納カセツト42が着脱される
機体12には、支持軸81に回転自在にカセツト
ロツク部材82が回動自在に軸支され、このカセ
ツトロツク部材82の先端のロツク片83が側板
43dの内縁部に係合して硬貨収納カセツト42
の機体2からの引出し移動を阻止し、そして、シ
ヤツター56の硬貨受入口44の閉塞移動によ
り、ストツパー板57で押し上げられて側板43
dからロツク片83の係合が外れ、硬貨収納カセ
ツト42を機体2から引出すことができる。な
お、このカセツトロツク部材82の他端には、ロ
ツク片83が側板43dに係合する方向に回動付
勢するスプリング84が連設されている。
機体12には、支持軸81に回転自在にカセツト
ロツク部材82が回動自在に軸支され、このカセ
ツトロツク部材82の先端のロツク片83が側板
43dの内縁部に係合して硬貨収納カセツト42
の機体2からの引出し移動を阻止し、そして、シ
ヤツター56の硬貨受入口44の閉塞移動によ
り、ストツパー板57で押し上げられて側板43
dからロツク片83の係合が外れ、硬貨収納カセ
ツト42を機体2から引出すことができる。な
お、このカセツトロツク部材82の他端には、ロ
ツク片83が側板43dに係合する方向に回動付
勢するスプリング84が連設されている。
さらに、硬貨収納カセツト42が着脱される機
体2には、シヤツターロツク解除機構85が設け
られ、このシヤツターロツク解除機構85は、錠
体86を備え、この錠体86の錠操作で、押圧片
87が水平方向に回動する略L字状のリンク88
の一端を押圧し、このリンク88の他端が垂直方
向に回動する略L字状のリンク89の一端を移動
させ、さらに、このリンク89の他端に回転自在
に結合されて上下方向に移動するリンク90を下
げるようになつている。そして、そのリンク90
の上端は、硬貨収納カセツト42の機体2への装
着によりロツク部材73の押動部74の下部に進
入する揺動片91に回動自在に連結されており、
そして、リンク90が下げられることにより揺動
片91が揺動し、揺動片91の先端が押動部74
を押し上げてロツク片75がロツク溝60から抜
け外れたロツク部材73のシヤツターロツク解除
位置に移動する。なお、この揺動片91の他端に
は、押動部74の押し上げを解除する方向に回動
付勢するスプリング92が連設されている。ま
た、錠体86には、押圧片87とともに錠舌93
が設けられ、錠体86の錠操作で、錠舌93が上
記係合孔79に進入して硬貨収納カセツト42の
機体2からの引出し移動を阻止するようになつて
いる。
体2には、シヤツターロツク解除機構85が設け
られ、このシヤツターロツク解除機構85は、錠
体86を備え、この錠体86の錠操作で、押圧片
87が水平方向に回動する略L字状のリンク88
の一端を押圧し、このリンク88の他端が垂直方
向に回動する略L字状のリンク89の一端を移動
させ、さらに、このリンク89の他端に回転自在
に結合されて上下方向に移動するリンク90を下
げるようになつている。そして、そのリンク90
の上端は、硬貨収納カセツト42の機体2への装
着によりロツク部材73の押動部74の下部に進
入する揺動片91に回動自在に連結されており、
そして、リンク90が下げられることにより揺動
片91が揺動し、揺動片91の先端が押動部74
を押し上げてロツク片75がロツク溝60から抜
け外れたロツク部材73のシヤツターロツク解除
位置に移動する。なお、この揺動片91の他端に
は、押動部74の押し上げを解除する方向に回動
付勢するスプリング92が連設されている。ま
た、錠体86には、押圧片87とともに錠舌93
が設けられ、錠体86の錠操作で、錠舌93が上
記係合孔79に進入して硬貨収納カセツト42の
機体2からの引出し移動を阻止するようになつて
いる。
また、機体2の後側面には、第6図に示すよう
に、硬貨収納カセツト42の硬貨投入用開口部4
9に臨んで開口部94が設けられ、さらに、機体
2の右側面には、第7図に示すように、扉体95
によつて開閉される開口部96が設けられてお
り、この開口部96を通じて硬貨収納カセツト4
2および上記収納筒ブロツク体34を機体2の内
部に着脱できるようになつている。
に、硬貨収納カセツト42の硬貨投入用開口部4
9に臨んで開口部94が設けられ、さらに、機体
2の右側面には、第7図に示すように、扉体95
によつて開閉される開口部96が設けられてお
り、この開口部96を通じて硬貨収納カセツト4
2および上記収納筒ブロツク体34を機体2の内
部に着脱できるようになつている。
次に、本実施例の作用を説明する。
まず、硬貨収納カセツト42の機体2への装着
は、第2図に示す状態で運搬された硬貨収納カセ
ツト42を機体2内の所定位置に配置すると、揺
動片91の先端がロツク部材73の押動部74の
下部に進入するとともにカセツトロツク部材82
のロツク片83が硬貨受入口44を閉塞するシヤ
ツター56の上面に載る。そして、錠体86の錠
操作によつて、錠舌93が係合孔79内に進入し
て硬貨収納カセツト42を機体2内にロツクする
とともに、各リンク88,89,90を介して揺
動した揺動片91によりロツク部材73のロツク
片75がロツク溝60から抜け外れてシヤツター
56のロツクが解除される。
は、第2図に示す状態で運搬された硬貨収納カセ
ツト42を機体2内の所定位置に配置すると、揺
動片91の先端がロツク部材73の押動部74の
下部に進入するとともにカセツトロツク部材82
のロツク片83が硬貨受入口44を閉塞するシヤ
ツター56の上面に載る。そして、錠体86の錠
操作によつて、錠舌93が係合孔79内に進入し
て硬貨収納カセツト42を機体2内にロツクする
とともに、各リンク88,89,90を介して揺
動した揺動片91によりロツク部材73のロツク
片75がロツク溝60から抜け外れてシヤツター
56のロツクが解除される。
そして、シヤツター56を引抜いて硬貨受入口
44を開放する。このシヤツター56の開放に伴
つて、カセツトロツク片82のロツク片83が側
板43dの内縁部に係合して硬貨収納カセツト4
2をロツクし、また、シヤツター56の逃げ溝5
9が手動操作レバー66の係止片69に臨むこと
により手動操作レバー66およびゲート部材50
が回動し、このゲート部材50が放出シユート部
48を開放するとともに硬貨投入用開口部49を
閉塞するようになつている。
44を開放する。このシヤツター56の開放に伴
つて、カセツトロツク片82のロツク片83が側
板43dの内縁部に係合して硬貨収納カセツト4
2をロツクし、また、シヤツター56の逃げ溝5
9が手動操作レバー66の係止片69に臨むこと
により手動操作レバー66およびゲート部材50
が回動し、このゲート部材50が放出シユート部
48を開放するとともに硬貨投入用開口部49を
閉塞するようになつている。
続いて、各種処理動作を説明する。
入金処理
入金時には、シヤツター3が開放され、顧客ま
たはテラーによる受取ドラム5内への入金硬貨の
投入を可能とする。
たはテラーによる受取ドラム5内への入金硬貨の
投入を可能とする。
硬貨が投入された受取ドラム5のシヤツター3
が開放されて受取ドラム5内の硬貨が繰出部7に
一括して放出され、その繰出部7から1枚ずつ連
続的に硬貨が放出されて搬送ベルト8a,8bに
より硬貨通路10へ送り込まれる。
が開放されて受取ドラム5内の硬貨が繰出部7に
一括して放出され、その繰出部7から1枚ずつ連
続的に硬貨が放出されて搬送ベルト8a,8bに
より硬貨通路10へ送り込まれる。
硬貨通路10を搬送される硬貨は、識別部15
によつて金種、真偽等の識別がなされ、真偽と識
別されれば偽貨排出孔17を閉塞している可動通
路底面部材上を通過し、また、偽貨と識別される
と、可動通路底面部材がソレノイドによつて開放
移動されて、開口した偽貨排出孔17からその偽
貨のみが排出される。その排出された偽貨は、シ
ユート19を通じて繰出コンベア20へ放出さ
れ、その繰出コンベア20により受取ドラム5に
繰出されて顧客またはテラーに返却される。この
とき、受取ドラム5のシヤツター6は既に閉鎖さ
れている。
によつて金種、真偽等の識別がなされ、真偽と識
別されれば偽貨排出孔17を閉塞している可動通
路底面部材上を通過し、また、偽貨と識別される
と、可動通路底面部材がソレノイドによつて開放
移動されて、開口した偽貨排出孔17からその偽
貨のみが排出される。その排出された偽貨は、シ
ユート19を通じて繰出コンベア20へ放出さ
れ、その繰出コンベア20により受取ドラム5に
繰出されて顧客またはテラーに返却される。この
とき、受取ドラム5のシヤツター6は既に閉鎖さ
れている。
また、識別部15で真と識別された硬貨は、偽
貨排出孔17を閉塞する可動通路底面部材上を通
過し、駆動手段によつて可動通路底面部材が開放
移動されて開口している真貨排出孔25から排出
され、真貨排出孔25の下部の排出コンベア27
により一時保留部28へ放出され、その一時保留
部28内で真と識別された全ての硬貨が一括保留
される。
貨排出孔17を閉塞する可動通路底面部材上を通
過し、駆動手段によつて可動通路底面部材が開放
移動されて開口している真貨排出孔25から排出
され、真貨排出孔25の下部の排出コンベア27
により一時保留部28へ放出され、その一時保留
部28内で真と識別された全ての硬貨が一括保留
される。
そして、識別部15による識別結果(金種毎の
枚数、合計金額等)の表示確認後に、入金収納指
令が出されると、一時保留部18が前方に移動し
て保留していた硬貨を繰出コンベア20上に放出
し、その繰出コンベア20によつて受取ドラム5
に繰出すとともに繰出部7および搬送ベルト8
a,8bを通じて再び硬貨通路10に送り込まれ
る。その送り込まれて硬貨通路10を搬送される
硬貨は、識別部15、偽貨排除部16および真貨
排除部24を通過して硬貨分類通路部30に搬送
され、金種別に各分類孔31から分離落下すると
ともに各シユート36を介して各収納筒37内に
重積収納される。この各収納筒37に硬貨が収納
される間に、収納筒37が満杯になると、続けて
シユート36を滑り落ちてくる硬貨は、そのシユ
ート36の先端から放出されて硬貨収納カセツト
42の硬貨収納空間部45内に収納される。
枚数、合計金額等)の表示確認後に、入金収納指
令が出されると、一時保留部18が前方に移動し
て保留していた硬貨を繰出コンベア20上に放出
し、その繰出コンベア20によつて受取ドラム5
に繰出すとともに繰出部7および搬送ベルト8
a,8bを通じて再び硬貨通路10に送り込まれ
る。その送り込まれて硬貨通路10を搬送される
硬貨は、識別部15、偽貨排除部16および真貨
排除部24を通過して硬貨分類通路部30に搬送
され、金種別に各分類孔31から分離落下すると
ともに各シユート36を介して各収納筒37内に
重積収納される。この各収納筒37に硬貨が収納
される間に、収納筒37が満杯になると、続けて
シユート36を滑り落ちてくる硬貨は、そのシユ
ート36の先端から放出されて硬貨収納カセツト
42の硬貨収納空間部45内に収納される。
また、入金硬貨を一括して一時保留部28で保
留し、識別部15による識別結果(金種毎の枚
数、合計金額等)の表示確認後に、返却指令が出
されると、一時保留部28が前方に移動して保留
していた硬貨を繰出コンベア20上に放出すると
ともに、その繰出コンベア20によつて受取ドラ
ム5に繰出し、入金硬貨が返却される。
留し、識別部15による識別結果(金種毎の枚
数、合計金額等)の表示確認後に、返却指令が出
されると、一時保留部28が前方に移動して保留
していた硬貨を繰出コンベア20上に放出すると
ともに、その繰出コンベア20によつて受取ドラ
ム5に繰出し、入金硬貨が返却される。
出金処理
入力された出金データに基づいて各収納筒37
の投出手段38により硬貨が搬出コンベア40上
に投出され、その投出された硬貨は、搬出コンベ
ア40および繰出コンベア41に繰出部7に繰出
され、その繰出部7から搬送ベルト8a,8bを
通じて硬貨通路10へ送り込まれ、その硬貨通路
10の識別部15により識別されるとともに偽貨
排除部16を通過して可動通路底面部材が開放移
動して開口されている真貨排出孔25から排出さ
れ、排出コンベア27を通じて一時保留部28に
一括保留される。
の投出手段38により硬貨が搬出コンベア40上
に投出され、その投出された硬貨は、搬出コンベ
ア40および繰出コンベア41に繰出部7に繰出
され、その繰出部7から搬送ベルト8a,8bを
通じて硬貨通路10へ送り込まれ、その硬貨通路
10の識別部15により識別されるとともに偽貨
排除部16を通過して可動通路底面部材が開放移
動して開口されている真貨排出孔25から排出さ
れ、排出コンベア27を通じて一時保留部28に
一括保留される。
そして、識別部15による識別結果と出金デー
タとが一致した場合には、一時保留部28が前方
に移動されて保留された出金硬貨を繰出コンベア
20に放出し、繰出コンベア20を通じて受取ド
ラム5内に出金される。なお、識別部15による
識別結果と出金データとが一致しなかつた場合に
は、保留した硬貨を一度各収納筒37に収納し
て、再び各収納筒37から出金データに応じた投
出をするようにする。
タとが一致した場合には、一時保留部28が前方
に移動されて保留された出金硬貨を繰出コンベア
20に放出し、繰出コンベア20を通じて受取ド
ラム5内に出金される。なお、識別部15による
識別結果と出金データとが一致しなかつた場合に
は、保留した硬貨を一度各収納筒37に収納し
て、再び各収納筒37から出金データに応じた投
出をするようにする。
内部補充処理
収納筒37内の硬貨が投出によつて無くなつた
場合および少なくなつた場合、硬貨収納カセツト
42の繰出コンベア46が回動され、その繰出コ
ンベア46によつて硬貨収納空間部45内に予め
収納されていた硬貨(および収納筒37が満杯に
なつて硬貨収納空間部45内に収納された硬貨)
が繰出口47から放出シユート部48を通じて搬
出コンベア40上に繰出される。このとき、ゲー
ト部材50によつて硬貨投入用開口部49が閉塞
されているので、放出シユート部48を通過する
硬貨が誤つて硬貨投入用開口部49から飛び出す
ことが避けられる。
場合および少なくなつた場合、硬貨収納カセツト
42の繰出コンベア46が回動され、その繰出コ
ンベア46によつて硬貨収納空間部45内に予め
収納されていた硬貨(および収納筒37が満杯に
なつて硬貨収納空間部45内に収納された硬貨)
が繰出口47から放出シユート部48を通じて搬
出コンベア40上に繰出される。このとき、ゲー
ト部材50によつて硬貨投入用開口部49が閉塞
されているので、放出シユート部48を通過する
硬貨が誤つて硬貨投入用開口部49から飛び出す
ことが避けられる。
そして、繰出された硬貨は、搬出コンベア40
から繰出コンベア41、繰出部7、搬送ベルト8
a,8bを経て硬貨分類通路部30に送り込ま
れ、各分類孔31を通じて各収納筒37内に補充
収納される。なお、この内部補充処理は、他の処
理が行われていないことを条件に自動またはテラ
ーによる手動操作によつて行われる。
から繰出コンベア41、繰出部7、搬送ベルト8
a,8bを経て硬貨分類通路部30に送り込ま
れ、各分類孔31を通じて各収納筒37内に補充
収納される。なお、この内部補充処理は、他の処
理が行われていないことを条件に自動またはテラ
ーによる手動操作によつて行われる。
外部補充
出金処理が続いて各収納筒37および硬貨収納
カセツト42内の硬貨量が少なくなつた場合には
外部から硬貨を補充する。この外部補充は、テラ
ーにより、機体2の後面の開口部94を通じてゲ
ート部材50を揺動させて開口させた硬貨収納カ
セツト42の硬貨投入用開口部49から放出シユ
ート部48に補充用の硬貨を投入する。そして、
テラーによつて補充操作がなされると、放出シユ
ート部48を通じて搬出コンベア40上に投入さ
れた硬貨が、搬出コンベア40から繰出コンベア
41、繰出部7、搬送ベルト8a,8bを経て硬
貨分類通路部30に送り込まれ、各分類孔31を
通じて各収納筒37内に補充されるとともに収納
筒37の満杯によつて硬貨収納カセツト42に収
納される。したがつて、硬貨投入用開口部49か
ら投入された硬貨は、硬貨収納空間部45から繰
出された硬貨と同様に放出シユート48を通つて
硬貨処理機本体に供給され、容易に硬貨の追加補
充を行なえるとともに、追加補充を可能とするた
めに新たな搬送機構を設ける必要がない。
カセツト42内の硬貨量が少なくなつた場合には
外部から硬貨を補充する。この外部補充は、テラ
ーにより、機体2の後面の開口部94を通じてゲ
ート部材50を揺動させて開口させた硬貨収納カ
セツト42の硬貨投入用開口部49から放出シユ
ート部48に補充用の硬貨を投入する。そして、
テラーによつて補充操作がなされると、放出シユ
ート部48を通じて搬出コンベア40上に投入さ
れた硬貨が、搬出コンベア40から繰出コンベア
41、繰出部7、搬送ベルト8a,8bを経て硬
貨分類通路部30に送り込まれ、各分類孔31を
通じて各収納筒37内に補充されるとともに収納
筒37の満杯によつて硬貨収納カセツト42に収
納される。したがつて、硬貨投入用開口部49か
ら投入された硬貨は、硬貨収納空間部45から繰
出された硬貨と同様に放出シユート48を通つて
硬貨処理機本体に供給され、容易に硬貨の追加補
充を行なえるとともに、追加補充を可能とするた
めに新たな搬送機構を設ける必要がない。
回収処理
機体2の扉体95を開放して、硬貨が収納され
た硬貨収納カセツト42および収納筒ブロツク体
34を機体2内からそのまま取出して回収する
か、あるいは、収納筒37内の硬貨を全て投出
し、一時保留部28へ搬送して保留するとともに
この一時保留部28を後方へ移行させてその保留
した硬貨を硬貨収納カセツト42へ回収すること
によつて、その硬貨収納カセツト42のみを機体
2内から取出して回収することができる。
た硬貨収納カセツト42および収納筒ブロツク体
34を機体2内からそのまま取出して回収する
か、あるいは、収納筒37内の硬貨を全て投出
し、一時保留部28へ搬送して保留するとともに
この一時保留部28を後方へ移行させてその保留
した硬貨を硬貨収納カセツト42へ回収すること
によつて、その硬貨収納カセツト42のみを機体
2内から取出して回収することができる。
なお、硬貨収納カセツト42の機体2からの取
出しは、錠体86を解錠操作してその錠舌93を
係合孔79から抜き外した後にシヤツター56で
硬貨受入口44を閉塞してカセツトロツク片82
の係合を解除するか、あるいは、シヤツター56
を閉塞してカセツトロツク片82の係合を解除し
た後に錠体86を解錠操作して錠舌93を係合孔
79から抜き出すことによつて、硬貨収納カセツ
ト42を機体2から取出すことができる。
出しは、錠体86を解錠操作してその錠舌93を
係合孔79から抜き外した後にシヤツター56で
硬貨受入口44を閉塞してカセツトロツク片82
の係合を解除するか、あるいは、シヤツター56
を閉塞してカセツトロツク片82の係合を解除し
た後に錠体86を解錠操作して錠舌93を係合孔
79から抜き出すことによつて、硬貨収納カセツ
ト42を機体2から取出すことができる。
また、そのシヤツター56により硬貨受入口4
4を閉塞する際には、シヤツター56を水平位置
まで持上げ、手動操作レバー66を回動操作して
係止片69をシヤツターガイド溝55の開口端か
ら外し、開口させたシヤツターガイド溝55にシ
ヤツター56を挿入して硬貨受入口44を閉塞す
る。また、このシヤツター56が硬貨受入口44
を閉塞した位置では、シヤツター56の係止突片
61上に係止片69が載つて手動操作レバーー6
6が回動位置で保持され、従つて、ゲート部材5
0が放出シユート部48を閉塞した第2位置で保
持され、さらに、ロツク部材73のロツク片75
がロツク溝60に係入してシヤツター56の開放
移動を阻止している。
4を閉塞する際には、シヤツター56を水平位置
まで持上げ、手動操作レバー66を回動操作して
係止片69をシヤツターガイド溝55の開口端か
ら外し、開口させたシヤツターガイド溝55にシ
ヤツター56を挿入して硬貨受入口44を閉塞す
る。また、このシヤツター56が硬貨受入口44
を閉塞した位置では、シヤツター56の係止突片
61上に係止片69が載つて手動操作レバーー6
6が回動位置で保持され、従つて、ゲート部材5
0が放出シユート部48を閉塞した第2位置で保
持され、さらに、ロツク部材73のロツク片75
がロツク溝60に係入してシヤツター56の開放
移動を阻止している。
そうして、硬貨収納カセツト42の運搬時に
は、硬貨受入口44がロツク部材73でロツクさ
れているシヤツター56により閉塞されていると
ともに、放出シユート部48がシヤツター56お
よび手動操作レバー66で保持されたゲート部材
50によつて閉塞されているため、硬貨を落下噴
出することがなく、しかも、運搬者による不正も
防止できる。
は、硬貨受入口44がロツク部材73でロツクさ
れているシヤツター56により閉塞されていると
ともに、放出シユート部48がシヤツター56お
よび手動操作レバー66で保持されたゲート部材
50によつて閉塞されているため、硬貨を落下噴
出することがなく、しかも、運搬者による不正も
防止できる。
そして、運搬した硬貨収納カセツト42から硬
貨を取出す場合には、錠体77を解錠操作してロ
ツク部材73のロツク片75をロツク溝60から
抜き外すことにより、シヤツター56のロツクが
解除され、シヤツター56を引抜いて硬貨受入口
44を開放するようになつている。
貨を取出す場合には、錠体77を解錠操作してロ
ツク部材73のロツク片75をロツク溝60から
抜き外すことにより、シヤツター56のロツクが
解除され、シヤツター56を引抜いて硬貨受入口
44を開放するようになつている。
本考案によれば、運搬時には密閉状態となつて
硬貨の飛び出しや不正な抜き取りが防止されると
ともに、硬貨処理機本体に装着したままでも硬貨
の追加補充を行なえる硬貨カセツト装置を提供す
ることができる。しかも、追加補充された硬貨
が、硬貨セツト装置内から繰出される通常の補充
硬貨がたどる経路を通るので、追加補充を可能と
するために新たな搬送機構を設ける必要がない。
硬貨の飛び出しや不正な抜き取りが防止されると
ともに、硬貨処理機本体に装着したままでも硬貨
の追加補充を行なえる硬貨カセツト装置を提供す
ることができる。しかも、追加補充された硬貨
が、硬貨セツト装置内から繰出される通常の補充
硬貨がたどる経路を通るので、追加補充を可能と
するために新たな搬送機構を設ける必要がない。
第1図は本考案の硬貨処理機の硬貨カセツト装
置の一実施例を示す装着時の斜視図、第2図はそ
の運搬時の斜視図、第3図ないし第5図はそれぞ
れそのシヤツター開閉動作を示す説明図、第6図
はその硬貨処理機の縦断面図、第7図はその−
視断面図である。 44……硬貨受入口、45……硬貨収納空間
部、46……硬貨繰出コンベア、47……硬貨繰
出部、48……放出シユート部、49……硬貨投
入用開口部、50……ゲート部材、56……シヤ
ツター。
置の一実施例を示す装着時の斜視図、第2図はそ
の運搬時の斜視図、第3図ないし第5図はそれぞ
れそのシヤツター開閉動作を示す説明図、第6図
はその硬貨処理機の縦断面図、第7図はその−
視断面図である。 44……硬貨受入口、45……硬貨収納空間
部、46……硬貨繰出コンベア、47……硬貨繰
出部、48……放出シユート部、49……硬貨投
入用開口部、50……ゲート部材、56……シヤ
ツター。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 多量の硬貨を受入れることができる硬貨収納空
間部と、この硬貨収納空間部の上面に開口されシ
ヤツターを備えた硬貨受入口と、上記硬貨収納空
間部の一側面上方に開口される硬貨繰出口と、上
記硬貨収納空間部の底部域から硬貨繰出口に向け
て設けられ硬貨収納空間部に収納された硬貨を硬
貨繰出口から繰出す硬貨繰出コンベアと、上記硬
貨繰出口の外側に形成されて硬貨繰出口から繰出
される硬貨を硬貨処理機本体側へ放出する放出シ
ユート部とを備えてなり、硬貨処理機本体に対し
装着されその装着時に硬貨処理機本体側への硬貨
の補充と硬貨処理機本体からの硬貨の受入れを可
能とするとともに硬貨処理機本体から取外すこと
により硬貨の運搬を可能とする硬貨処理機の硬貨
カセツト装置において、 硬貨カセツト装置の外板であつて上記放出シユ
ート部の側板を構成する位置に開口され、硬貨処
理機本体への装着状態において硬貨カセツト装置
外部から放出シユート部内への硬貨の投入を可能
とする硬貨投入用開口部と、 この硬貨投入用開口部の位置に設けられ硬貨投
入用開口部を閉塞する第1位置と上記放出シユー
ト部へ進出して放出シユート部を閉塞する第2位
置との間を移動可能とするゲート部材と を具備したことを特徴とする硬貨処理機の硬貨カ
セツト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9993986U JPH0525021Y2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9993986U JPH0525021Y2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS635567U JPS635567U (ja) | 1988-01-14 |
JPH0525021Y2 true JPH0525021Y2 (ja) | 1993-06-24 |
Family
ID=30969283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9993986U Expired - Lifetime JPH0525021Y2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525021Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-30 JP JP9993986U patent/JPH0525021Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS635567U (ja) | 1988-01-14 |
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