JPH08153237A - 紙幣識別装置 - Google Patents

紙幣識別装置

Info

Publication number
JPH08153237A
JPH08153237A JP6319250A JP31925094A JPH08153237A JP H08153237 A JPH08153237 A JP H08153237A JP 6319250 A JP6319250 A JP 6319250A JP 31925094 A JP31925094 A JP 31925094A JP H08153237 A JPH08153237 A JP H08153237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
banknote
bill
cabinet
paper money
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6319250A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3505247B2 (ja
Inventor
Yukio Kitazawa
由紀夫 北沢
Hideyuki Miwa
秀之 三和
Toshikatsu Kamoda
年勝 鴨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP31925094A priority Critical patent/JP3505247B2/ja
Publication of JPH08153237A publication Critical patent/JPH08153237A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3505247B2 publication Critical patent/JP3505247B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置ユニットをキャビネットから離脱させる
構造を執ることなく、メンテナンス性を向上させること
ができる紙幣識別装置を提供することを目的とする。 【構成】 内部装置を構成する装置ユニット17と、装
置ユニット17を収納したキャビネット2とを備え、装
置ユニット17を、キャビネット2に支持した状態で、
キャビネット2に対し前方に引出し可能に構成すると共
にこの引き出した状態から前倒し可能に構成したもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばリサイクルビル
バリデータなどの紙幣識別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の紙幣識別装置は、受け入
れた紙幣を識別すると共に保留していた紙幣を払い出す
紙幣処理部と、高額紙幣を保留する高額紙幣保留部と、
低額紙幣を保留する低額紙幣保留部とを、上下方向に重
ねるように備えており、これら内部装置は単独で或いは
組み合わされてユニット化され、装置ユニットとしてキ
ャビネットに収容されている。この場合、各装置ユニッ
トはメンテナンスを考慮して、キャビネットに対し、前
方に引出し自在或いは着脱自在に構成されている。した
がって、メンテナンスの際には、構成ユニットを、キャ
ビネットに支持した状態で前方に引き出し、上方または
両側方からメンテナンス作業を行う。或いは、構成ユニ
ットを、キャビネットから取り外してメンテナンス作業
を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、紙幣識別装
置の高額紙幣保留部および低額紙幣保留部には、前方か
ら着脱できる金庫が設けられている。このため、紙幣識
別装置の搬送路および搬送装置は、金庫を逃げた位置、
すなわち後部に配設され、紙幣詰まりの箇所やメンテナ
ンスの箇所は、後部に集中する。かかる場合、従来の紙
幣識別装置では、キャビネットから装置ユニットを引き
出しても、キャビネットの天板や上部の装置が邪魔にな
って、後部に対する作業が極めて行い難い問題があっ
た。しかも、紙幣識別装置が狭いスペースの奥まった位
置に設けられているような場合には、側方からの作業も
不可能となってしまう問題があった。一方、装置ユニッ
トをキャビネットから取り外す構造では、制御配線等を
外す必要もあり、大がかりなメンテナンス以外は、極め
て煩雑な作業となる不具合があった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、装置ユニットをキャビネットから離脱
させる構造を執ることなく、メンテナンス性を向上させ
ることができる紙幣識別装置を提供することをその目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、内部装置を構成する装置ユニットと、装置ユニ
ットを収納したキャビネットとを備え、装置ユニット
を、キャビネットに支持した状態で、キャビネットに対
し前方に引出し可能に構成すると共にこの引き出した状
態から前倒し可能に構成したことを特徴とする。
【0006】この場合、装置ユニットの前方への引出し
をロックアンロックする引出しラッチ機構と、装置ユニ
ットの前倒しをロックアンロックする前倒しラッチ機構
とを更に備えることが好ましい。
【0007】
【作用】請求項1の紙幣識別装置によれば、装置ユニッ
トを、キャビネットに支持した状態で、キャビネットに
対し前方に引出し可能に構成すると共にこの引き出した
状態から前倒し可能に構成することにより、メンテナン
スの際に、装置ユニットをキャビネットから前方に引き
出だせば、装置ユニットの上部および両側部のメンテナ
ンスが可能になる。この状態から、さらに装置ユニット
を前に引き倒せば、装置ユニットの後部を、キャビネッ
トから前方に外れた位置に、且つ上向きに露出させるこ
とができ、後部のメンテナンスが可能になる。したがっ
て、装置ユニットをキャビネットから取り外さなくて
も、上部、両側部はもとより、後部も前方から容易にメ
ンテナンスすることができる。
【0008】請求項2の紙幣識別装置によれば、装置ユ
ニットの前方への引出しをロックアンロックする引出し
ラッチ機構と、装置ユニットの前倒しをロックアンロッ
クする前倒しラッチ機構とを更に備えることにより、装
置ユニットが振動などで前方に出てきてしまったり、引
出した勢いで前に倒れたりすることがなく、装置ユニッ
トの引出しおよび前倒しを安全に行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の一実施
例に係る紙幣識別装置を、いわゆるリサイクルビルバリ
データに適用した場合について説明する。なお以降の説
明では、発明の理解を容易にするため、先にリサイクル
ビルバリデータの全体構成を説明し、その後、発明に該
当する要部を詳細に説明する。このリサイクルビルバリ
データは、千円札、五千円札および一万円札を受け入れ
る機能を有すると共に、千円札を払い出す機能を有し、
例えばパチンコ店の両替機や両替・玉貸機に搭載され
る。図1は紙幣受入れモードにあるリサイクルビルバリ
データの断面図であり、図2は紙幣払出しモードにある
リサイクルビルバリデータの断面図である。
【0010】両図に示すように、このリサイクルビルバ
リデータ1は、キャビネット2内に、上下方向に上側か
ら高額紙幣収納部3、紙幣識別部4、紙幣払出部5およ
び低額紙幣収納部6が配設されており、このうち、高額
紙幣収納部3は上部ユニットとして一体化され、紙幣識
別部4、紙幣払出部5および低額紙幣収納部6は下部ユ
ニットとして一体化されて、キャビネット2にそれぞれ
着脱可能に取り付けられている。また、低額紙幣収納部
6の下部は箱状に形成され、内部に回路基板7が収納さ
れている。紙幣識別部4の前部には紙幣Aを受け入れる
紙幣投入口8が形成され、また紙幣払出部5の前部には
紙幣Aを払い出す紙幣払出口9が形成されている。この
紙幣投入口8および紙幣払出口9は一体に形成され、キ
ャビネット2から前方に突出している。キャビネット2
の前側には、両図には図示していないが鍵付きの上ドア
(上部ユニットに対応)および下ドア(下部ユニットに
対応)が設けられ、これらドアの開口から紙幣投入口8
および紙幣払出口9が外部に臨むようになっている。
【0011】一方、高額紙幣収納部3、紙幣識別部4、
紙幣払出部5および低額紙幣収納部6を結ぶ紙幣搬送路
は、紙幣投入口8から紙幣Aを受入れ搬送する受入搬送
路10と、受入搬送路10の下流端から分岐して高額紙
幣収納部3に連なる高額紙幣搬送路11および低額紙幣
収納部6に連なる低額紙幣搬送路12と、低額紙幣搬送
路12から分岐して紙幣払出部5に連なる払出搬送路1
3とで構成されている。高額紙幣搬送路11と低額紙幣
搬送路12との分岐部には第1ゲート14が設けられ、
低額紙幣搬送路12と払出搬送路13との分岐部には第
2ゲート15が設けられている。これら第1ゲート14
および第2ゲート15は、図1に示す千円札を受け入れ
る状態を待機状態として、五千円札または一万円札を受
け入れた場合には、第1ゲート14が回動して、受け入
れた紙幣Aを受入搬送路10から高額紙幣搬送路11に
導く。また、千円札を払い出す場合には、第2ゲート1
5が回動して、低額紙幣収納部12から搬送されてきた
紙幣Aを、低額紙幣搬送路12から払出搬送路13に導
く。
【0012】高額紙幣収納部3は、高額紙幣搬送路11
の下流端に連なる待機通路21と、待機通路21を挟む
ように設けた紙幣送り込み装置22と、紙幣送り込み装
置22を挟むように設けた上側の五千円金庫23および
下側の一万円金庫24とを備えている。紙幣送り込み装
置22は高額紙幣スタック板25を有し、この高額紙幣
スタック板25により、高額紙幣搬送路11から待機通
路21に送り込まれてきた紙幣Aを、それが五千円札で
あれば五千円金庫23内に、一万円であれば一万円金庫
24内にそれぞれ送り込む。五千円金庫23および一万
円金庫24は、ユニット化された高額紙幣収納部3に対
し、それぞれ着脱自在に構成されており、それぞれ独自
に取り出して集金が行えるようになっている。
【0013】なお、図中の符号26は、紙幣送り込み装
置22を作動させる高額紙幣スタックモータであり、符
号27は、高額紙幣収納部3の高額紙幣搬送路11に臨
むローラなどの搬送装置、および紙幣識別部4の搬送装
置(いずれも図示省略)を作動させる上部搬送モータで
ある。また、図中の符号28は、待機通路21への紙幣
Aの送込み完了を検出する第1通過センサである。さら
に、符号29および30は、高額紙幣スタック板25の
上動端位置および下動端位置をそれぞれ検出する第1位
置センサおよび第2位置センサである。また、符号31
は、五千円金庫23および一万円金庫24の前面に位置
する上記の上ドアに設けた第1スイッチであり、この第
1スイッチ31により上ドアが開放されているときに、
リサイクルビルバリデータ1の運転を停止させるように
なっている。そして、両図では省略されているが、五千
円金庫23および一万円金庫24には、紙幣Aの満杯を
検出する第3位置センサおよび第4位置センサが、それ
ぞれ設けられている。
【0014】紙幣識別部4は、外部から紙幣Aを受け入
れる紙幣投入口8と、紙幣投入口8から受け入れた紙幣
Aの真偽および金種を識別する識別機構(図示省略)
と、受け入れた紙幣Aを受入搬送路10の待機位置まで
搬送した後、識別機構の識別結果を待って、先方への搬
送または返却のための逆搬送を行う搬送機構(図示省
略)とを備えている。なお、図中の符号35は、紙幣投
入口8からの紙幣Aの受入れ完了を検出する第2通過セ
ンサである。また、両図では省略されているが、第2通
過センサ35の上流側には、受入搬送路10に臨み、受
け入れた紙幣Aの引き抜きを防止する機構が組み込まれ
ている。
【0015】紙幣払出部5は、両替用などの紙幣Aを、
内部で所定枚数揃え、これを一括して払い出す機能を有
すると共に、紙幣Aを揃える際に、紙幣Aが重なって送
られてきたときに、これを払い出すことなく保留する機
能を有している。このため、紙幣払出部5は、払出搬送
路13の下流端から1枚ずつ送り込まれてきた紙幣Aを
順次重ねるようにして揃えるための一括保留部41と、
一括保留部41の下側に配設され、紙幣Aが重なって送
られてきたときにこれを保留するリジェクト保留部42
と、紙幣Aを一括して払い出す払出搬送ベルト43と、
一括保留部41およびリジェクト保留部42を仕切ると
共に、払出しに先立ち上動して一括保留部41内の紙幣
Aを払出搬送ベルト43に押し付けるガイド板44と、
一括保留部41内の紙幣Aをリジェクト保留部42内に
送り込むリジェクトスタック板45と、払出搬送ベルト
43の先方に位置する紙幣払出口9とを備えている。こ
の場合、紙幣払出口9、一括保留部41、払出搬送ベル
ト43およびガイド板44が紙幣Aの一括払出装置とし
て機能し、リジェクト保留部42、リジェクトスタック
板45およびガイド板44が紙幣Aのリジェクト装置と
して機能する。
【0016】すなわち、紙幣Aが1枚ずつ一括保留部4
1に送られてきて所定枚数に達すると、ガイド板44が
上動した後、払出搬送ベルト43が走行して、紙幣Aを
一括して紙幣払出口9に送り出す一方、紙幣Aが重なっ
て送られてきた場合には、ガイド板44が上動した後、
リジェクトスタック板45が下動し、紙幣Aを、ガイド
板44をすり抜けさせて、一括保留部41からリジェク
ト保留部42に送り込む。
【0017】図中の符号46は、ガイド板44およびリ
ジェクトスタック板45を上下動させる払出スタックモ
ータである。また、符号47は、紙幣Aの一括保留部4
1への送込み完了(兼枚数のカウント)を検出する第3
通過センサであり、符号48は、紙幣Aの一括払出しの
完了を検出する第4通過センサである。さらに、符号4
9は、払出搬送ベルト43の走行停止位置を検出する第
5位置センサ、符号50および符号51は、ガイド板4
4の上動端位置および下動端位置をそれぞれ検出する第
6位置センサおよび第7位置センサ、符号52および符
号53は、リジェクトスタック板45の上動端位置およ
び下動端位置を検出する第8位置センサおよび第9位置
センサである。また、符号54は、リジェクト保留部4
2内に紙幣Aが保留されているか否かを検出する第2ス
イッチである。
【0018】なお、払出搬送ベルト43の作動は、後述
する下部搬送モータ66により行われ、この下部搬送モ
ータ66から払出搬送ベルト43に至る動力伝達機構
は、両図では省略されている。同様に、上記の払出スタ
ックモータ46からガイド板44およびリジェクトスタ
ック板45に至る動力伝達機構も、省略されている。
【0019】低額紙幣収納部6は、紙幣識別部4から搬
送されてきた千円札を収納すると共に、収納した千円札
を紙幣払出部5に送り出す機能を有している。このた
め、低額紙幣収納部6は、千円金庫61と、低額紙幣搬
送路12から送り込まれてきた紙幣Aを千円金庫61内
に送り込む送込みスタック板(図示省略)と、千円金庫
61内の紙幣を押さえている低額紙幣スタック板62
と、千円金庫61から紙幣Aを紙幣払出部5に送り出す
低額紙幣搬送ベルト63とを備えている。千円金庫61
は、ユニット化された低額紙幣収納部6に対し、着脱自
在に構成されており、これを取り出すことにより、紙幣
Aの集金や両替用などの紙幣Aの補充ができるようにな
っている。
【0020】低額紙幣搬送路12から送り込まれてきた
紙幣Aは、低額紙幣搬送ベルト63と低額紙幣スタック
板62との間に導かれ、低額紙幣搬送ベルト63の走行
により収納待機位置まで搬送される。ここで、送込みス
タック板が下動し、紙幣Aを、低額紙幣スタック板62
をすり抜けさせて千円金庫61に送り込む。一方、紙幣
Aを送り出す場合には、低額紙幣スタック板62が低額
紙幣搬送ベルト63に隠れる位置まで上動し、低額紙幣
搬送ベルト63が、紙幣Aを最上位のものから1枚ずつ
低額紙幣搬送路12に送り出してゆく。図示しないが、
千円金庫61の出入口の近傍には分離ローラが設けられ
ており、この分離ローラで最上位の紙幣Aを低額紙幣搬
送ベルト63から受け渡されるようにして送ると共に、
次の紙幣Aを低額紙幣搬送ベルト63に並べて設けた分
離爪64で押さえ、紙幣Aを1枚ずつ低額紙幣搬送路1
2に確実に送り込んでゆく。
【0021】もっとも、2枚の紙幣A,Aが水分なとで
貼り付いている場合などでは、分離ローラおよび分離爪
64を用いても、この2枚の紙幣A,Aが重なって送ら
れたり、その一部が重なった状態で送られたりしてしま
う。かかる場合には、低額紙幣搬送路12に設けた識別
センサ65および後述する第12位置センサ(エンコー
ダ機能)71が、この状態を識別し、上記のリジェクト
装置を作動させる。
【0022】図中の符号66は、低額紙幣搬送ベルト6
3および上記の払出搬送ベルト43を作動させる下部搬
送モータであり、符号67は、低額紙幣スタック板62
および送込みスタック板を上下動させる低額紙幣スタッ
クモータである。また、符号68は、紙幣Aの千円金庫
61への送込み完了および送出し完了を検出して、低額
紙幣搬送ベルト63を起動・停止させる第5通過センサ
である。さらに、符号69および符号70は、低額紙幣
スタック板62の上動端位置および下動端位置を検出す
る第10位置センサおよび第11位置センサであり、符
号71は、下部搬送モータ66の回転角度を検出する第
12位置センサである。
【0023】この場合、第5通過センサ68により、低
額紙幣搬送ベルト63の起動・停止、すなわち下部搬送
モータ66に紙幣Aの1枚送り分の回転を行わせること
になるが、2枚の紙幣A,Aが一部重なった状態で送ら
れると、下部搬送モータ66が紙幣Aの1枚送り分以上
に回転する。そこで、第12位置センサ71により、こ
の2枚の紙幣A,Aが一部重なった状態を検出させ、上
記の識別センサ65の識別能力を補完させるようにして
いる。
【0024】なお、図中の符号72および73は、千円
金庫61の満杯およびエンプティをそれぞれ検出する第
13位置センサおよび第14位置センサである。また、
符号74は、千円金庫61の前面に位置する上記の下ド
アに設けた第3スイッチであり、この場合も、第3スイ
ッチ74により下ドアが開放されているときに、リサイ
クルビルバリデータ1の運転を停止させるようになって
いる。
【0025】次に、図1により、紙幣Aの受入れ動作
を、図2により、紙幣Aの払出し動作を、それぞれ順を
追って説明する。図1は、紙幣受入れモードにおける待
機状態を表しており、第1ゲート14および第2ゲート
15が千円札を受け入れる状態にある。この状態で、紙
幣投入口8に千円札(紙幣A)が投入されると、紙幣A
は紙幣識別部4で識別された後、受入搬送路10から低
額紙幣搬送路12を通って低額紙幣収納部6に送り込ま
れる。低額紙幣収納部6に送り込まれた紙幣Aは、ここ
で、低額紙幣搬送路12に連なる収納待機位置から、送
込みスタック板により、千円金庫61に送り込まれる。
【0026】一方、紙幣投入口8に五千円札または一万
円札(紙幣A)が投入されると、紙幣識別部4で五千円
札であることまたは一万円札であることが識別され、第
1ゲート14が回動して搬送路の切り替えが行われる。
紙幣識別部4を通過した紙幣Aは、受入搬送路10から
高額紙幣搬送路11を通って高額紙幣収納部3に送り込
まれる。高額紙幣収納部3では、高額紙幣スタック板2
5が上動端位置にあって、一万円札を受け入れる待機状
態にあり、一万円札が待機通路21に送り込まれてきた
場合には、この状態から高額紙幣スタック板25が下動
して、紙幣Aを一万円金庫24に送り込む。また、紙幣
Aが紙幣識別部4で五千円札と識別された場合には、紙
幣Aが待機通路21に送り込まれるまでに、高額紙幣ス
タック板25が下動端位置に移動し、紙幣Aを待機通路
21に受け入れたところで、高額紙幣スタック板25が
上動して、紙幣Aを五千円金庫23に送り込む。
【0027】図2は、紙幣払出しモードにおける待機状
態を表しており、第2ゲート15が回動して、低額紙幣
搬送路12と払出搬送路13とが連通すると共に、低額
紙幣収納部6の低額紙幣スタック板62が、上動端位置
に退避した状態にある。払出し指令により、低額紙幣搬
送ベルト63が走行を開始すると共に分離ローラが回転
を開始すると、千円金庫61から紙幣Aが、低額紙幣搬
送路12および払出搬送路13を通って、紙幣払出部5
に1枚ずつ送り込まれて行く。紙幣Aは、第3通過セン
サ47でカウントされながら、一括保留部41に積み重
ねるようにして蓄積されてゆく。一括保留部41内の紙
幣Aが所定枚数に達すると、低額紙幣搬送ベルト63お
よび分離ローラが停止すると同時に、紙幣払出部5のガ
イド板44が上動する。ガイド板44が紙幣Aを伴って
上動端位置に達すると、払出搬送ベルト43が走行を開
始し、紙幣Aを一括して一括保留部41から紙幣払出口
9に送り出してゆく。
【0028】一方、千円金庫61から一括保留部41へ
の搬送過程において、紙幣Aが重なって搬送されている
ことが識別される(識別センサ65および第12位置セ
ンサ71)と、この重なった紙幣Aが一括保留部41に
達するのを待って、千円金庫61からの紙幣Aの搬送を
一旦停止し、ガイド板44を上動させた後リジェクトス
タック板45を下動させて、一括保留部41内の紙幣A
を、リジェクト保留部42内に送り込む。そして、上記
と同じ手順で、新たに所定枚数の紙幣Aの搬送を行う。
【0029】この場合、他の制御方法を執ってもよい。
すなわち、重なった紙幣Aが一括保留部41に達する前
に、ガイド板44を上動させ、重なった紙幣Aを直接リ
ジェクト保留部42に導くようにする。このとき、紙幣
Aのカウントを1回パスし、つぎの紙幣Aからカウント
を上乗せしてゆく。このようにして、リサイクルビルバ
リデータ1の一連の動作が行われる。
【0030】次に、本実施例の要部について詳細に説明
する。上述したように、このリサイクルビルバリデータ
1は、内部装置を、高額紙幣収納部3と紙幣識別部4と
紙幣払出部5と低額紙幣収納部6とにブロック割りし、
これを上側から順に重ねるように配設した構成になって
いる。そして、図3に示すように、これら高額紙幣収納
部3、紙幣識別部4、紙幣払出部5および低額紙幣収納
部6のうち、高額紙幣収納部3が上部ユニット16とし
て一体化され、紙幣識別部4、紙幣払出部5および低額
紙幣収納部6が下部ユニット(装置ユニット)17とし
て一体化されている。
【0031】上部ユニット16および下部ユニット17
は、紙(紙幣A)詰まりやメンテナンスを考慮して、そ
れぞれ独立して、キャビネット2から引き出せる構造に
なっている。すなわち、上部ユニット16は、その下端
部に対応するキャビネット2の両側板に設けた左右のガ
イドレール81に案内されて、キャビネット2から前方
に引出し可能に構成され、同様に下部ユニット17は、
その下端部に対応するキャビネット2の両側板に設けた
左右のスライドレール82に案内されて、キャビネット
2から前方に引出し可能に構成され、かつ引倒し(前倒
し)可能に構成されている。
【0032】図4、図5および図6は、両ユニット1
6,17の引出しパターンと、これに対応するメンテナ
ンスの方法とを表している。図4は、下部ユニット17
を引き出した状態を表しており、下部ユニット17は、
後述する第1ラッチ機構(引出しラッチ機構)91を解
除した後、スライドレール82に案内させて引き出され
る。下部ユニット17が引き出されると、紙幣識別部4
が上部に露出し、この状態から、紙幣識別部4の上カバ
ー83を引き上げるように開放すれば、受入搬送路10
が開放される。これにより、受入搬送路10に詰まった
紙幣Aの除去が可能になると共に、搬送機構や各種セン
サなどのメンテナンスが可能になる。
【0033】図5は、下部ユニット17を引き倒した状
態および上部ユニット16を引き出した状態を表してい
る。下部ユニット17は、引き出した状態から後述する
第2ラッチ機構(前倒しラッチ機構)92を解除した
後、手前に引くことにより、引き倒される。下部ユニッ
ト17が引き倒されると、下部ユニット17の後部が上
部に露出し、この状態から、低額紙幣搬送路12の通路
板84を引き上げるように開放すれば、低額紙幣搬送路
12が開放される。これにより、低額紙幣搬送路12に
詰まった紙幣Aの除去が可能になると共に、搬送機構や
各種センサ、第2ゲート15などのメンテナンスが可能
になる。また、上部ユニット16は、後述する第3ラッ
チ機構93を解除した後、ガイドレール81に案内させ
て、引き出される。上部ユニット16が引き出される
と、上部ユニット16の下側から高額紙幣搬送路11の
通路板85が開放可能になり、高額紙幣搬送路11に詰
まった紙幣Aの除去や搬送機構、第1ゲート14などの
メンテナンスが可能になる。
【0034】図6は、上部ユニット16をキャビネット
2から取り外した状態を表しており、上部ユニット16
を取り外すことにより、図5に示す下側からの作業では
作業し難い細部のメンテナンスが可能になる。上部ユニ
ット16は、後述する第4ラッチ機構94を解除した
後、更に手前に引くことにより、取り外される。このよ
うに、引出しおよび引倒し可能に構成された下部ユニッ
ト17は、第1ラッチ機構91および第2ラッチ機構9
2の解除により、引出しおよび取外し可能に構成された
上部ユニット16は、第3ラッチ機構93および第4ラ
ッチ機構94の解除により、それぞれ安全性を考慮し
て、動作の開始および移行ができるようになっている。
【0035】第1ラッチ機構91は、下部ユニット17
の前部にあって、スライドレール82と千円金庫61と
の間に、左右一対配設されており、図7は各第1ラッチ
機構91のロック状態の構造図であり、図8は各第1ラ
ッチ機構91のロック解除状態の構造図である。両図に
示すように、各第1ラッチ機構91は、下部ユニット1
7のシャーシ101の下面に固定した支持板102と、
支持板102に回動自在に取り付けたロック爪103
と、ロック爪103に係合する解除レバー104とを備
えている。ロック爪103は、軸部に設けた捻りばね1
05により、下方に回動付勢されており、その先端が、
キャビネット2の底板に形成した係止突起106に掛け
止めされるようになっている(図7参照)。
【0036】解除レバー104は、中間部で支持板10
2に回動自在に軸支され、下部に設けた係合ピン107
で、ロック爪103の長孔103aに係合している。ま
た解除レバー104の上部は、シャーシ101の開口か
らシャーシ101の上側に臨んでおり、この解除レバー
104の上部を前方(手前)に引き上げると、解除レバ
ー104が図示の反時計方向に回動し、この回動によ
り、ロック爪103が捻りばね105に抗して上方に回
動され、ロック爪103の先端が係止突起106から外
れる(ロック解除)。このとき解除レバー104を介し
て、下部ユニット17は前方に引かれているため、この
ロック解除と同時に前方に引き出されてゆく(図8参
照)。
【0037】下部ユニット17をキャビネット2に収容
する場合には、下部ユニット17をキャビネット2内に
押し込むことにより、ロック爪103の先端の斜辺部
が、係止突起106を乗り越えてこれに掛け止めされ
て、自動的にロック状態となる(図7参照)。なお、図
中の符号108は、第1ラッチ機構91のロックおよび
ロック解除を検出するマイクロスイッチである。
【0038】第2ラッチ機構92は、図3および図5に
示すように、右側のスライドレール82にオーバーラッ
プするように配設されている。両図に示すように、第2
ラッチ機構92は、一方の端部を下部ユニット17の下
端部に回動自在に取り付けられ、長手方向に長孔111
aを形成した引倒し規制アーム111を有し、この長孔
111aに、スライドレール82の前段レール部82a
に設けたガイドピン112が係合した構成になってい
る。長孔111aの前端部は上側に屈曲しており、下部
ユニット17が引き出された状態では、長孔111aの
屈曲部分にガイドピン112が係合し、下部ユニット1
7を引き倒せないようにロックしている。
【0039】一方、下部ユニット17は、その下部前端
で前段レール部82aに回動自在に取り付けられてお
り、引倒し規制アーム111を上側に回動させて長孔1
11aの屈曲部分をガイドピン112から外した後、下
部ユニット17を手前に倒してゆくと、ガイドピン11
2に対して引倒し規制アーム111がスライドしてゆ
き、長孔111aの後端がガイドピン112に当たる位
置まで、下部ユニット17が引き倒される。また、引き
倒された状態から下部ユニット17を起立させてゆく
と、逆の手順で引倒し規制アーム111がスライドして
ゆき、下部ユニット17が起立すると、長孔111aの
屈曲部分がガイドピン112に係合して、下部ユニット
17がロック状態となる。
【0040】第3ラッチ機構93は、上部ユニット16
の下部前端に配設されており、図9は第3ラッチ機構9
3のロック状態の平面図であり、図10は第3ラッチ機
構93のロック解除状態の平面図である。両図に示すよ
うに、第3ラッチ機構93は、上部ユニット16のシャ
ーシ121にそれぞれ両持ちで左右方向にスライド自在
に取り付けられた左係止ロッド122aおよび右係止ロ
ッド122bと、左係止ロッド122aおよび右係止ロ
ッド122bを相互に逆方向にスライドさせる解除つま
み123と、キャビネット2の側板に固定した係止プレ
ート124とで構成されている。解除つまみ123は、
コイルばね125およびコイルばね125をガイドする
ストッパ126を挟んで左右に配設した、左つまみ片1
23aと右つまみ片123bとで構成され、左つまみ片
123aは左係止ロッド122aの右端部に固定され、
右つまみ片123bは右係止ロッド122bの左端部に
固定されている。ストッパ126は、シャーシ121か
ら延設され、コイルばね125を前後から挟み込むよう
に保持すると共に、左右両つまみ片123a,123b
が偏って移動するのを防止している。
【0041】上部ユニット16がキャビネット2内に収
容されている状態では、コイルばね125に付勢されて
左係止ロッド122aの先端および右係止ロッド122
bの先端が、それぞれ左右の係止プレート124の係止
孔124aに挿入され、上部ユニット16の引き出しが
ロックされている(右側のみ図示)。この状態から、左
右両つまみ片123a,123bをそれぞれ親指と人差
し指とで摘むことにより、コイルばね125に抗して左
右両つまみ片123a,123bが相互に引き寄せら
れ、同時に左右両係止ロッド122a,122bの先端
がそれぞれ係止孔124aから引き抜かれ、ロックが解
除される(図9参照)。ここで解除つまみ123を手前
に引くと、上部ユニット16がキャビネット2から引き
出されてくる(図10参照)。
【0042】第4ラッチ機構94は、図9および図10
に示すように、右側のガイドレール81に沿って設けら
れており、上部ユニット16のシャーシ121に回動自
在に取り付けられたフックアーム131と、フックアー
ム131を外側に回動付勢するコイルばね132と、上
記の係止プレート124とで構成されている。フックア
ーム131の先端には、係止プレート124の折曲げ部
124bに掛け止めされるフック部131aが形成さ
れ、基端側には、指当て部131bが形成されている。
【0043】上部ユニット16がキャビネット2に収容
されている状態では、フックアーム131のフック部1
31aがキャビネット2の側板に当たっており(図9参
照)、第3ラッチ機構93を解除して上部ユニット16
を引き出してゆくと、フック部131aが係止プレート
124の折曲げ部124bに引っ掛かって、上部ユニッ
ト16の引き出し位置が規制される。この状態から、指
当て部131bに指を当て、コイルばね132に抗して
フックアーム131を回動させると、折曲げ部124b
からフック部131aが外れる。ここで、上部ユニット
16を手前に引くと、上部ユニット16はガイドレール
81に案内されて更に引き出され、やがてキャビネット
2から離脱する。
【0044】以上のように、本実施例によれば、下部ユ
ニット17が、キャビネット2に支持した状態で、引出
し可能かつ引倒し可能に構成されているので、下部ユニ
ット17は、その上部、両側部および後部に至るまでメ
ンテナンスが可能となる。特に、紙幣詰まりや各種メン
テナンスの頻度の高い後部が、上側からの作業となるた
め、作業自体も行い易くなる。また、下部ユニット17
が前倒しになることにより、下部ユニット17の下側前
方が空き、上部ユニット16のメンテナンス作業も容易
になる。さらに、下部ユニット(上部ユニットも16含
め)17の引出し動作や、これに続く引倒し動作の際
に、各種ラッチ機構91,92,93,94の解除を前
提とする構造なので、これらの動作を安全に行うことが
できる。
【0045】なお、本実施例では、内部装置を上部ユニ
ットと下部ユニットとに2分割する構造になっている
が、これを3分割や4分割にする構造とし、各装置ユニ
ットを適宜に前倒しの構造にしてもよい。また内部装置
を一体としてユニット化し、これに前倒しの構造を適用
してもよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明の紙幣識別装置によ
れば、装置ユニットが、キャビネットに支持した状態
で、引出し可能かつ前倒し可能に構成されているので、
装置ユニットをキャビネットから離脱させることなく、
装置ユニットの後部まで、容易にメンテナンスを行うこ
とができ、メンテナンス性を格段に向上させることがで
きる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る紙幣識別装置であるリ
サイクルビルバリデータが紙幣受け入れモードにある状
態の断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る紙幣識別装置であるリ
サイクルビルバリデータが紙幣払出しモードにある状態
の断面図である。
【図3】上下両ユニットの構成を表したリサイクルビル
バリデータの側面図である。
【図4】下部ユニットを引き出した状態のリサイクルビ
ルバリデータの裁断断面図である。
【図5】下部ユニットを引き倒すと共に上部ユニットを
引き出した状態のリサイクルビルバリデータの裁断断面
図である。
【図6】上部ユニットを取り外した状態のリサイクルビ
ルバリデータの裁断断面図である。
【図7】第1ラッチ機構のロック状態を表した構造図で
ある。
【図8】第1ラッチ機構のロック解除状態を表した構造
図である。
【図9】第3ラッチ機構のロック状態および第4ラッチ
機構を表した平面図である。
【図10】第3ラッチ機構のロック解除状態および第4
ラッチ機構のロック状態を表した平面図である。
【符号の説明】
1 リサイクルビルバリデータ 2 キャビネット 16 上部ユニット 17 下部ユニット 81 ガイドレール 82 スライドレール 91 第1ラッチ機構 92 第2ラッチ機構 93 第3ラッチ機構 94 第4ラッチ機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部装置を構成する装置ユニットと、装
    置ユニットを収納したキャビネットとを備え、 前記装置ユニットを、前記キャビネットに支持した状態
    で、当該キャビネットに対し前方に引出し可能に構成す
    ると共にこの引き出した状態から前倒し可能に構成した
    ことを特徴とする紙幣識別装置。
  2. 【請求項2】 前記装置ユニットの前方への引出しをロ
    ックアンロックする引出しラッチ機構と、前記装置ユニ
    ットの前倒しをロックアンロックする前倒しラッチ機構
    とを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の紙幣
    識別装置。
JP31925094A 1994-11-29 1994-11-29 紙幣識別装置 Expired - Lifetime JP3505247B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31925094A JP3505247B2 (ja) 1994-11-29 1994-11-29 紙幣識別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31925094A JP3505247B2 (ja) 1994-11-29 1994-11-29 紙幣識別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08153237A true JPH08153237A (ja) 1996-06-11
JP3505247B2 JP3505247B2 (ja) 2004-03-08

Family

ID=18108099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31925094A Expired - Lifetime JP3505247B2 (ja) 1994-11-29 1994-11-29 紙幣識別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3505247B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002348020A (ja) * 2001-05-25 2002-12-04 Sanyo Electric Co Ltd 紙幣回収装置
JP2005259085A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Fujitsu Ltd 紙葉類取扱装置の構築方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002348020A (ja) * 2001-05-25 2002-12-04 Sanyo Electric Co Ltd 紙幣回収装置
JP2005259085A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Fujitsu Ltd 紙葉類取扱装置の構築方法
JP4571813B2 (ja) * 2004-03-15 2010-10-27 富士通株式会社 紙葉類取扱装置の構築方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3505247B2 (ja) 2004-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5642281B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP2004145600A (ja) 循環式紙幣入出金機
JP4979436B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP3600762B2 (ja) 循環式貨幣処理装置
JP3848640B2 (ja) 循環式貨幣入出金機
JP6564599B2 (ja) 紙幣処理装置
JPH08153237A (ja) 紙幣識別装置
JP3604603B2 (ja) 紙幣入出金装置
JPH08161580A (ja) 紙幣収納装置
JP6718548B2 (ja) 紙幣処理装置
JP6099441B2 (ja) 紙葉類集積装置および紙葉類集積方法
JP2001093019A (ja) 循環式貨幣処理装置
JP4768293B2 (ja) 紙葉類収納装置
JP2018081665A (ja) 紙葉類処理装置
JP2009128926A (ja) 硬貨処理機
JPH05324982A (ja) 紙幣処理装置
JP3490199B2 (ja) 紙幣出金機
JP3027865B2 (ja) 紙幣処理装置の一時保留部の開閉扉ロック構造
JPH11175800A (ja) 現金処理装置
JP5166089B2 (ja) 紙幣還流式運賃箱及び釣り銭用紙幣スタック部品
JPH08147530A (ja) 紙幣一括払出装置
JPH08153230A (ja) 紙幣識別装置
JP5033592B2 (ja) 硬貨処理機
JP5302609B2 (ja) 紙幣還流式運賃箱
JPH08147526A (ja) 紙幣識別装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031215

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 5

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20080606

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131219

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term