JPH08147526A - 紙幣識別装置 - Google Patents

紙幣識別装置

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JPH08147526A
JPH08147526A JP6314074A JP31407494A JPH08147526A JP H08147526 A JPH08147526 A JP H08147526A JP 6314074 A JP6314074 A JP 6314074A JP 31407494 A JP31407494 A JP 31407494A JP H08147526 A JPH08147526 A JP H08147526A
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bill
paper money
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check piece
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Keiji Kurihara
啓次 栗原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて単純かつコンパクトな構造で、紙幣の
引抜きを確実に阻止することができる紙幣識別装置を提
供することを目的とする。 【構成】 対向する壁面83,84間に構成され紙幣投
入口8に連なる紙幣搬送路10に、紙幣投入口8から投
入した紙幣Aの受入れを許容すると共にその引抜きを阻
止する逆止機構81を臨ませた紙幣識別装置4におい
て、逆止機構81は、搬送方向に直交し且つ壁面に平行
に紙幣搬送路10内に配設した支軸86と、中間部を支
軸86に取り付けられ、紙幣搬送路10内に斜めに寝か
せて配設した逆止片85と、支軸86を中心に逆止片8
5を、その両外端部が両壁面83,84にそれぞれ当接
するように回動付勢する付勢手段88と、を備えたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投入された紙幣の受入
れを許容すると共に、引抜きを阻止する逆止機構を備え
た紙幣識別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の紙幣識別装置として、例
えば図9および図10に示すものが知られている。図9
の紙幣識別装置は、紙幣搬送路102に突出する突出位
置と紙幣搬送路102から退避する退避位置との間で回
動自在に構成された引抜き阻止部材103と、引抜き阻
止部材103を突出位置と退避位置との間で回動させる
ソレノイド104とで、逆止機構101が構成されてい
る。この場合、ソレノイド104により、紙幣を受入れ
および返却する際には、引抜き阻止部材103を退避位
置に回動させておき、紙幣を完全に受け入れた後には、
紙幣の引き抜きを防止するために、引抜き阻止部材10
3を突出位置に回動させるようになっている。
【0003】同様に図10の紙幣識別装置は、紙幣搬送
路112に突出する突出位置と紙幣搬送路112から退
避する退避位置との間で進退自在に構成された引抜き阻
止部材113と、引抜き阻止部材113を突出位置と退
避位置との間で進退させる作動手段114とで、逆止機
構111が構成されている。作動手段114は、図外の
モータと、モータに接続されたピニオン115と、引抜
き阻止部材113に形成されたラック116とで構成さ
れ、モータの正逆回転により、上記の逆止機構101と
同様に適宜、引抜き阻止部材113を突出位置と退避位
置との間で進退させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の紙幣
識別装置では、受け入れた紙幣の引抜きを有効に阻止で
きるものの、ソレノイド104や作動手段114などの
引抜き阻止部材103,113の駆動装置が必要となる
ため、装置構成が複雑になり、コスト高になる問題があ
った。また、駆動装置の設置スペースが必要となり、装
置が大型化してしまう不具合があった。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、極めて単純かつコンパクトな構造で、
紙幣の引抜きを確実に阻止することができる紙幣識別装
置を提供することをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1の発明は、対向する壁面間に構成され紙幣投入口
に連なる紙幣搬送路に、紙幣投入口から投入した紙幣の
受入れを許容すると共にその引抜きを阻止する逆止機構
を臨ませた紙幣識別装置において、逆止機構は、搬送方
向に直交し且つ壁面に平行に紙幣搬送路内に配設した支
軸と、中間部を支軸に取り付けられ、紙幣搬送路内に斜
めに寝かせて配設した逆止片と、支軸を中心に逆止片
を、その両外端部が両壁面にそれぞれ当接するように回
動付勢する付勢手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】また請求項2の発明は、対向する壁面間に
構成され紙幣投入口に連なる紙幣搬送路に、紙幣投入口
から投入した紙幣の受入れを許容すると共にその引抜き
を阻止する逆止機構を臨ませた紙幣識別装置において、
逆止機構は、搬送方向に直交し且つ壁面に平行に紙幣搬
送路内に配設した支軸と、中間部を支軸に固定され、紙
幣搬送路内に斜めに寝かせて配設した逆止片とを備え、
逆止片はばね片で構成され、その両外端部が両壁面をそ
れぞれ押圧している状態で、支軸に固定されていること
を特徴とする。
【0008】これらの場合、各壁面に、逆止片の各外端
部が入り込む凹部を形成することが、好ましい。
【0009】
【作用】紙幣投入口に投入された紙幣は、紙幣搬送路に
沿って受け入れられ、逆止機構を通過して更に先方の待
機位置まで一旦搬送され、ここで、識別結果を待って、
先方への搬送動作または返却動作に移行する。この場
合、逆止機構が、搬送方向に直交し且つ壁面に平行に紙
幣搬送路内に配設した支軸と、中間部を支軸に取り付け
られ、紙幣搬送路内に斜めに寝かせて配設した逆止片
と、支軸を中心に逆止片を、その両外端部が両壁面にそ
れぞれ当接するように回動付勢する付勢手段とで、構成
されているため、投入された紙幣の先端が斜めに配設さ
れた逆止片に突き当たると、紙幣は逆止片の手前側の側
面に案内され、一方の壁面側に寄るようにして前進す
る。さらに紙幣が前進すると、紙幣の先端が一方の壁面
に添うようにして当たり、その反力により、付勢手段に
抗して逆止片の外端部を押し、これをわずかに回動させ
て、逆止片をくぐり抜けるようにして先方の待機位置に
搬送される。逆に、返却動作に移行した紙幣の尾端が逆
止片の奥側の側面に突き当たると、紙幣は他方の壁面側
に寄るようにして前進し、上記と同様に、付勢手段に抗
して逆止片をわずかに回動させ、逆止片をくぐり抜けて
紙幣投入口に搬送される。
【0010】すなわち、投入時の紙幣と返却時の紙幣
は、支軸を挟んで一方の壁面側と他方の壁面側とをそれ
ぞれ通過する。したがって、テープや紐を付けた紙幣が
投入された後テープを引くと、紙幣は支軸を挟んでテー
プと反対側に引き出されてくるため、支軸が邪魔になっ
て紙幣の引抜きが阻止される。
【0011】同様に請求項2の紙幣識別装置にあって
も、逆止機構の逆止片が、ばね片で構成され、その両外
端部が両壁面をそれぞれ押圧している状態で、支軸に固
定されているため、テープを付けた紙幣が投入されこれ
が引き出されると、紙幣は支軸を挟んでテープと反対側
に引き出され、支軸が邪魔になって紙幣の引抜きが阻止
される。
【0012】またこれらの場合、各壁面に、逆止片の各
外端部が入り込む凹部を形成すれば、投入時或いは返却
時に紙幣の先端を、逆止片の先端ではなく逆止片の側面
に確実に付き当てることができ、紙幣をその進行方向に
確実に案内することができる。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の一実施
例に係る紙幣収納装置を、いわゆるリサイクルビルバリ
データに適用した場合について説明する。なお以降の説
明では、発明の理解を容易にするため、先にリサイクル
ビルバリデータの全体構成を説明し、その後、発明に該
当する要部を詳細に説明する。このリサイクルビルバリ
データは、千円札、五千円札および一万円札を受け入れ
る機能を有すると共に、千円札を払い出す機能を有し、
例えばパチンコ店の両替機や両替・玉貸機に搭載され
る。図1は紙幣受入れモードにあるリサイクルビルバリ
データの断面図であり、図2は紙幣払出しモードにある
リサイクルビルバリデータの断面図である。
【0014】両図に示すように、このリサイクルビルバ
リデータ1は、キャビネット2内に、上下方向に上側か
ら高額紙幣収納部3、紙幣識別部4、紙幣払出部5およ
び低額紙幣収納部6が配設されており、このうち、高額
紙幣収納部3は上部ユニットとして一体化され、紙幣識
別部4、紙幣払出部5および低額紙幣収納部6は下部ユ
ニットとして一体化されて、キャビネット2にそれぞれ
着脱可能に取り付けられている。また、低額紙幣収納部
6の下部は箱状に形成され、内部に回路基板7が収納さ
れている。紙幣識別部4の前部には紙幣Aを受け入れる
紙幣投入口8が形成され、また紙幣払出部5の前部には
紙幣Aを払い出す紙幣払出口9が形成されている。この
紙幣投入口8および紙幣払出口9は一体に形成され、キ
ャビネット2から前方に突出している。キャビネット2
の前側には、両図には図示していないが鍵付きの上ドア
(上部ユニットに対応)および下ドア(下部ユニットに
対応)が設けられ、これらドアの開口から紙幣投入口8
および紙幣払出口9が外部に臨むようになっている。
【0015】一方、高額紙幣収納部3、紙幣識別部4、
紙幣払出部5および低額紙幣収納部6を結ぶ紙幣搬送路
は、紙幣投入口8から紙幣Aを受入れ搬送する受入搬送
路10と、受入搬送路10の下流端から分岐して高額紙
幣収納部3に連なる高額紙幣搬送路11および低額紙幣
収納部6に連なる低額紙幣搬送路12と、低額紙幣搬送
路12から分岐して紙幣払出部5に連なる払出搬送路1
3とで構成されている。高額紙幣搬送路11と低額紙幣
搬送路12との分岐部には第1ゲート14が設けられ、
低額紙幣搬送路12と払出搬送路13との分岐部には第
2ゲート15が設けられている。これら第1ゲート14
および第2ゲート15は、図1に示す千円札を受け入れ
る状態を待機状態として、五千円札または一万円札を受
け入れた場合には、第1ゲート14が回動して、受け入
れた紙幣Aを受入搬送路10から高額紙幣搬送路11に
導く。また、千円札を払い出す場合には、第2ゲート1
5が回動して、低額紙幣収納部12から搬送されてきた
紙幣Aを、低額紙幣搬送路12から払出搬送路13に導
く。
【0016】高額紙幣収納部3は、高額紙幣搬送路11
の下流端に連なる待機通路21と、待機通路21を挟む
ように設けた紙幣送り込み装置22と、紙幣送り込み装
置22を挟むように設けた上側の五千円金庫23および
下側の一万円金庫24とを備えている。紙幣送り込み装
置22は高額紙幣スタック板25を有し、この高額紙幣
スタック板25により、高額紙幣搬送路11から待機通
路21に送り込まれてきた紙幣Aを、それが五千円札で
あれば五千円金庫23内に、一万円であれば一万円金庫
24内にそれぞれ送り込む。五千円金庫23および一万
円金庫24は、ユニット化された高額紙幣収納部3に対
し、それぞれ着脱自在に構成されており、それぞれ独自
に取り出して集金が行えるようになっている。
【0017】なお、図中の符号26は、紙幣送り込み装
置22を作動させる高額紙幣スタックモータであり、符
号27は、高額紙幣収納部3の高額紙幣搬送路11に臨
むローラなどの搬送装置、および紙幣識別部4の搬送装
置(いずれも図示省略)を作動させる上部搬送モータで
ある。また、図中の符号28は、待機通路21への紙幣
Aの送込み完了を検出する第1通過センサである。さら
に、符号29および30は、高額紙幣スタック板25の
上動端位置および下動端位置をそれぞれ検出する第1位
置センサおよび第2位置センサである。また、符号31
は、五千円金庫23および一万円金庫24の前面に位置
する上記の上ドアに設けた第1スイッチであり、この第
1スイッチ31により上ドアが開放されているときに、
リサイクルビルバリデータ1の運転を停止させるように
なっている。そして、両図では省略されているが、五千
円金庫23および一万円金庫24には、紙幣Aの満杯を
検出する第3位置センサおよび第4位置センサが、それ
ぞれ設けられている。
【0018】紙幣識別部4は、外部から紙幣Aを受け入
れる紙幣投入口8と、紙幣投入口8から受け入れた紙幣
Aの真偽および金種を識別する識別機構(図示省略)
と、受け入れた紙幣Aを受入搬送路10の待機位置まで
搬送した後、識別機構の識別結果を待って、先方への搬
送または返却のための逆搬送を行う搬送機構(図示省
略)とを備えている。なお、図中の符号35は、紙幣投
入口8からの紙幣Aの受入れ完了を検出する第2通過セ
ンサである。また、両図では省略されているが、第2通
過センサ35の上流側には、受入搬送路10に臨み、受
け入れた紙幣Aの引き抜きを防止する機構が組み込まれ
ている。
【0019】紙幣払出部5は、両替用などの紙幣Aを、
内部で所定枚数揃え、これを一括して払い出す機能を有
すると共に、紙幣Aを揃える際に、紙幣Aが重なって送
られてきたときに、これを払い出すことなく保留する機
能を有している。このため、紙幣払出部5は、払出搬送
路13の下流端から1枚ずつ送り込まれてきた紙幣Aを
順次重ねるようにして揃えるための一括保留部41と、
一括保留部41の下側に配設され、紙幣Aが重なって送
られてきたときにこれを保留するリジェクト保留部42
と、紙幣Aを一括して払い出す払出搬送ベルト43と、
一括保留部41およびリジェクト保留部42を仕切ると
共に、払出しに先立ち上動して一括保留部41内の紙幣
Aを払出搬送ベルト43に押し付けるガイド板44と、
一括保留部41内の紙幣Aをリジェクト保留部42内に
送り込むリジェクトスタック板45と、払出搬送ベルト
43の先方に位置する紙幣払出口9とを備えている。こ
の場合、紙幣払出口9、一括保留部41、払出搬送ベル
ト43およびガイド板44が紙幣Aの一括払出装置とし
て機能し、リジェクト保留部42、リジェクトスタック
板45およびガイド板44が紙幣Aのリジェクト装置と
して機能する。
【0020】すなわち、紙幣Aが1枚ずつ一括保留部4
1に送られてきて所定枚数に達すると、ガイド板44が
上動した後、払出搬送ベルト43が走行して、紙幣Aを
一括して紙幣払出口9に送り出す一方、紙幣Aが重なっ
て送られてきた場合には、ガイド板44が上動した後、
リジェクトスタック板45が下動し、紙幣Aを、ガイド
板44をすり抜けさせて、一括保留部41からリジェク
ト保留部42に送り込む。
【0021】図中の符号46は、ガイド板44およびリ
ジェクトスタック板45を上下動させる払出スタックモ
ータである。また、符号47は、紙幣Aの一括保留部4
1への送込み完了(兼枚数のカウント)を検出する第3
通過センサであり、符号48は、紙幣Aの一括払出しの
完了を検出する第4通過センサである。さらに、符号4
9は、払出搬送ベルト43の走行停止位置を検出する第
5位置センサ、符号50および符号51は、ガイド板4
4の上動端位置および下動端位置をそれぞれ検出する第
6位置センサおよび第7位置センサ、符号52および符
号53は、リジェクトスタック板45の上動端位置およ
び下動端位置を検出する第8位置センサおよび第9位置
センサである。また、符号54は、リジェクト保留部4
2内に紙幣Aが保留されているか否かを検出する第2ス
イッチである。
【0022】なお、払出搬送ベルト43の作動は、後述
する下部搬送モータ66により行われ、この下部搬送モ
ータ66から払出搬送ベルト43に至る動力伝達機構
は、両図では省略されている。同様に、上記の払出スタ
ックモータ46からガイド板44およびリジェクトスタ
ック板45に至る動力伝達機構も、省略されている。
【0023】低額紙幣収納部6は、紙幣識別部4から搬
送されてきた千円札を収納すると共に、収納した千円札
を紙幣払出部5に送り出す機能を有している。このた
め、低額紙幣収納部6は、千円金庫61と、低額紙幣搬
送路12から送り込まれてきた紙幣Aを千円金庫61内
に送り込む送込みスタック板(図示省略)と、千円金庫
61内の紙幣を押さえている低額紙幣スタック板62
と、千円金庫61から紙幣Aを紙幣払出部5に送り出す
低額紙幣搬送ベルト63とを備えている。千円金庫61
は、ユニット化された低額紙幣収納部6に対し、着脱自
在に構成されており、これを取り出すことにより、紙幣
Aの集金や両替用などの紙幣Aの補充ができるようにな
っている。
【0024】低額紙幣搬送路12から送り込まれてきた
紙幣Aは、低額紙幣搬送ベルト63と低額紙幣スタック
板62との間に導かれ、低額紙幣搬送ベルト63の走行
により収納待機位置まで搬送される。ここで、送込みス
タック板が下動し、紙幣Aを、低額紙幣スタック板62
をすり抜けさせて千円金庫61に送り込む。一方、紙幣
Aを送り出す場合には、低額紙幣スタック板62が低額
紙幣搬送ベルト63に隠れる位置まで上動し、低額紙幣
搬送ベルト63が、紙幣Aを最上位のものから1枚ずつ
低額紙幣搬送路12に送り出してゆく。図示しないが、
千円金庫61の出入口の近傍には分離ローラが設けられ
ており、この分離ローラで最上位の紙幣Aを低額紙幣搬
送ベルト63から受け渡されるようにして送ると共に、
次の紙幣Aを低額紙幣搬送ベルト63に並べて設けた分
離爪64で押さえ、紙幣Aを1枚ずつ低額紙幣搬送路1
2に確実に送り込んでゆく。
【0025】もっとも、2枚の紙幣A,Aが水分なとで
貼り付いている場合などでは、分離ローラおよび分離爪
64を用いても、この2枚の紙幣A,Aが重なって送ら
れたり、その一部が重なった状態で送られたりしてしま
う。かかる場合には、低額紙幣搬送路12に設けた識別
センサ65および後述する第12位置センサ(エンコー
ダ機能)71が、この状態を識別し、上記のリジェクト
装置を作動させる。
【0026】図中の符号66は、低額紙幣搬送ベルト6
3および上記の払出搬送ベルト43を作動させる下部搬
送モータであり、符号67は、低額紙幣スタック板62
および送込みスタック板を上下動させる低額紙幣スタッ
クモータである。また、符号68は、紙幣Aの千円金庫
61への送込み完了および送出し完了を検出して、低額
紙幣搬送ベルト63を起動・停止させる第5通過センサ
である。さらに、符号69および符号70は、低額紙幣
スタック板62の上動端位置および下動端位置を検出す
る第10位置センサおよび第11位置センサであり、符
号71は、下部搬送モータ66の回転角度を検出する第
12位置センサである。
【0027】この場合、第5通過センサ68により、低
額紙幣搬送ベルト63の起動・停止、すなわち下部搬送
モータ66に紙幣Aの1枚送り分の回転を行わせること
になるが、2枚の紙幣A,Aが一部重なった状態で送ら
れると、下部搬送モータ66が紙幣Aの1枚送り分以上
に回転する。そこで、第12位置センサ71により、こ
の2枚の紙幣A,Aが一部重なった状態を検出させ、上
記の識別センサ65の識別能力を補完させるようにして
いる。
【0028】なお、図中の符号72および73は、千円
金庫61の満杯およびエンプティをそれぞれ検出する第
13位置センサおよび第14位置センサである。また、
符号74は、千円金庫61の前面に位置する上記の下ド
アに設けた第3スイッチであり、この場合も、第3スイ
ッチ74により下ドアが開放されているときに、リサイ
クルビルバリデータ1の運転を停止させるようになって
いる。
【0029】次に、図1により、紙幣Aの受入れ動作
を、図2により、紙幣Aの払出し動作を、それぞれ順を
追って説明する。図1は、紙幣受入れモードにおける待
機状態を表しており、第1ゲート14および第2ゲート
15が千円札を受け入れる状態にある。この状態で、紙
幣投入口8に千円札(紙幣A)が投入されると、紙幣A
は紙幣識別部4で識別された後、受入搬送路10から低
額紙幣搬送路12を通って低額紙幣収納部6に送り込ま
れる。低額紙幣収納部6に送り込まれた紙幣Aは、ここ
で、低額紙幣搬送路12に連なる収納待機位置から、送
込みスタック板により、千円金庫61に送り込まれる。
【0030】一方、紙幣投入口8に五千円札または一万
円札(紙幣A)が投入されると、紙幣識別部4で五千円
札であることまたは一万円札であることが識別され、第
1ゲート14が回動して搬送路の切り替えが行われる。
紙幣識別部4を通過した紙幣Aは、受入搬送路10から
高額紙幣搬送路11を通って高額紙幣収納部3に送り込
まれる。高額紙幣収納部3では、高額紙幣スタック板2
5が上動端位置にあって、一万円札を受け入れる待機状
態にあり、一万円札が待機通路21に送り込まれてきた
場合には、この状態から高額紙幣スタック板25が下動
して、紙幣Aを一万円金庫24に送り込む。また、紙幣
Aが紙幣識別部4で五千円札と識別された場合には、紙
幣Aが待機通路21に送り込まれるまでに、高額紙幣ス
タック板25が下動端位置に移動し、紙幣Aを待機通路
21に受け入れたところで、高額紙幣スタック板25が
上動して、紙幣Aを五千円金庫23に送り込む。
【0031】図2は、紙幣払出しモードにおける待機状
態を表しており、第2ゲート15が回動して、低額紙幣
搬送路12と払出搬送路13とが連通すると共に、低額
紙幣収納部6の低額紙幣スタック板62が、上動端位置
に退避した状態にある。払出し指令により、低額紙幣搬
送ベルト63が走行を開始すると共に分離ローラが回転
を開始すると、千円金庫61から紙幣Aが、低額紙幣搬
送路12および払出搬送路13を通って、紙幣払出部5
に1枚ずつ送り込まれて行く。紙幣Aは、第3通過セン
サ47でカウントされながら、一括保留部41に積み重
ねるようにして蓄積されてゆく。一括保留部41内の紙
幣Aが所定枚数に達すると、低額紙幣搬送ベルト63お
よび分離ローラが停止すると同時に、紙幣払出部5のガ
イド板44が上動する。ガイド板44が紙幣Aを伴って
上動端位置に達すると、払出搬送ベルト43が走行を開
始し、紙幣Aを一括して一括保留部41から紙幣払出口
9に送り出してゆく。
【0032】一方、千円金庫61から一括保留部41へ
の搬送過程において、紙幣Aが重なって搬送されている
ことが識別される(識別センサ65および第12位置セ
ンサ71)と、この重なった紙幣Aが一括保留部41に
達するのを待って、千円金庫61からの紙幣Aの搬送を
一旦停止し、ガイド板44を上動させた後リジェクトス
タック板45を下動させて、一括保留部41内の紙幣A
を、リジェクト保留部42内に送り込む。そして、上記
と同じ手順で、新たに所定枚数の紙幣Aの搬送を行う。
【0033】この場合、他の制御方法を執ってもよい。
すなわち、重なった紙幣Aが一括保留部41に達する前
に、ガイド板44を上動させ、重なった紙幣Aを直接リ
ジェクト保留部42に導くようにする。このとき、紙幣
Aのカウントを1回パスし、つぎの紙幣Aからカウント
を上乗せしてゆく。このようにして、リサイクルビルバ
リデータ1の一連の動作が行われる。
【0034】次に、本実施例の要部について詳細に説明
する。図3に示すように、紙幣識別部4は、紙幣投入口
8に連なる受入搬送路10に沿って、逆止機構81、識
別機構(図示省略)および搬送機構82(一部省略)を
配設して、構成されている。紙幣投入口8から投入され
た紙幣Aは、搬送機構82により受入搬送路10上を搬
送され、またこの搬送過程で、識別機構によりその真偽
および金種が識別され、その逆止機構81の下流側の待
機位置で待機する。ここで、その紙幣Aが偽紙幣と識別
されると、搬送機構82が逆転してその紙幣Aは直ちに
返却され、真紙幣と識別されると、搬送機構82が正転
して金庫への搬送が行われる。
【0035】逆止機構6は、紙幣Aにテープや紐などを
付けて装置4内に送り込み、識別後テープを引いて紙幣
Aを引き抜くなどの、いたずらを防止するものであり、
図4および図5に示すように、相互に平行に対向して受
入搬送路10を構成する上壁板83および下壁板84間
に配設した6個の逆止片85と、これら逆止片85を取
り付けた回動軸86と、回動軸86の一方の軸端に固定
された回動アーム87と、一端を回動アーム87に掛け
止めされこれを付勢するコイルばね88とで構成されて
いる。
【0036】回動軸86は、受入搬送路10の通路間隙
の中間位置に、搬送方向に直交し且つ両壁板83,84
に平行に配設されており、両端部を受入搬送路10を構
成する側壁板89,89に回動自在に軸支されている。
6個の逆止片85は、受入搬送路10の幅方向に対して
均等な間隔で配設されており(図5参照)、各逆止片8
5は、中間部で回動軸86に固定され、斜めに寝かせた
状態で受入搬送路10内に配設されている(図4参
照)。各逆止片85は、回動軸86を中心にコイルばね
88により、前側の外端部が上壁板83側に向かって、
後側の外端部が下壁板84側に向かって、それぞれ弱い
力で付勢されている。この場合、受入搬送路10の逆止
片85が配設されている部分は、拡幅形成され、また各
逆止片85の両外端部が当接する上壁板83および下壁
板84の部位には、それぞれ鋭利に形成された各逆止片
85の外端部が、わずかに入り込む角孔(凹部)90,
90が形成されている。
【0037】ここで、図6を参照して、逆止機構81の
作用について説明する。同図(a)に示すように、紙幣
投入口8から紙幣Aが差し込まれると、紙幣Aの先端は
逆止片85の下側の側面に当たり、この側面に案内され
て斜め下方に導かれる。さらに紙幣Aが送り込まれる
と、紙幣Aの先端が下壁板84に当たりその反力で、コ
イルばね88に抗して逆止片85をわずかに回動させ、
逆止片85の下側をくぐり抜けて待機位置に至る。同様
に、紙幣Aを待機位置から返却する場合には、同図
(b)に示すように、紙幣Aの尾端は逆止片85の上側
の側面に案内されて斜め上方に導かれ、コイルばね88
に抗して逆止片85をわずかに回動させ、逆止片85の
上側をくぐり抜けて紙幣投入口8に至る。
【0038】一方、紙幣AにテープTを取り付けて、待
機位置にある紙幣Aを引き抜く場合には、同図(c)に
示すように、紙幣Aの尾端は、逆止片85の上側の側面
に案内されて、逆止片85の上側をくぐり抜けようとす
るが、テープTは、逆止片85の下側から送り込まれて
いるため、紙幣AとテープTは回動軸86を挟んで上下
に分かれてしまう。したがって、さらにテープTを強く
引くとテープTが切れ、紙幣Aの引抜きが阻止される。
【0039】次に、第7図を参照して、紙幣識別部4の
第2実施例について説明する。この実施例では、逆止片
91自体をばね片、すなわち板ばねなどので構成し、こ
れを受入搬送路10の通路間隙の中間位置に配設した支
軸92に固定している。逆止片91は、前側の外端部が
角孔90に臨んで上壁板83を弱い力で押圧し、後側の
外端部が角孔90に臨んで下壁板84を弱い力で押圧す
るように、支軸92に固定されている。
【0040】このため、図8に示すように、紙幣Aが送
り込まれてくると、第1実施例と全く同様に、紙幣Aの
先端は、逆止片91の下側の側面に案内され、逆止片9
1のばね力に抗してその下側をくぐり抜ける。また、こ
こでは図示しないが、返却時における紙幣Aは、逆止片
91の上側をくぐり抜け、さらに、紙幣Aを引き抜こう
とすると、紙幣AとテープTが支軸92を挟んで上下に
分かれ、紙幣Aの引抜きが阻止される。また、この場合
には、複数設けられている逆止片91が独立してばね力
を発揮しているので、引抜きの際に、テープTが当たっ
ている逆止片91以外の逆止片91は定常状態にあり
(図7の状態)、より確実に紙幣Aの引抜きを阻止す
る。
【0041】以上のようにこれらの実施例によれば、回
動軸86または支軸92を中心に、逆止片91の両外端
部を、上壁板83および下壁板84に弱いばね力で押し
付けるようにしているので、この部分を通過する紙幣A
が、受入れ時および返却時で、回動軸86または支軸9
2を中心に上下に分かれることになり、紙幣Aを引き抜
く際に、テープTを取り付けて送り込んだ紙幣Aとテー
プTとが上下に分かれ、紙幣Aの引抜きを有効に防止す
ることができる。
【0042】なお、第1実施例において、逆止片を固定
軸に回動自在に取り付け、この逆止片に直接、回動アー
ムおよびコイルばねを取り付けるようにしてもよい。ま
た、逆止片の後部(逆止片を前下がりに取り付ける場合
には前部)に重錘を埋め込み、回動アームおよびコイル
ばねを省略するようにしてもよい。さらに、逆止片の個
数は任意である。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明の紙幣識別装置によ
れば、紙幣搬送路内に配設した逆止片の両外端部を、支
軸を中心に紙幣搬送路を構成する両壁面側に付勢して、
紙幣の出入りに対し、その通過経路を支軸を挟んで分け
るようにしているので、従来のもののように駆動装置が
必要なく、極めて単純かつコンパクトな構造で、紙幣の
引抜きを阻止することができ、紙幣の引抜きを有効に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る紙幣識別装置であるリ
サイクルビルバリデータが紙幣受入れモードにある状態
の断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る紙幣識別装置であるリ
サイクルビルバリデータが紙幣払出しモードにある状態
の断面図である。
【図3】実施例の紙幣識別部の拡大断面図である。
【図4】逆止機構廻りの断面図である。
【図5】逆止機構廻りの部分裁断平面図である。
【図6】逆止機構の作動状態を表した断面図である。
【図7】第2実施例に紙幣識別部の逆止機構廻りの断面
図である。
【図8】第2実施例の逆止機構の作動状態を表した断面
図である。
【図9】従来の紙幣識別装置(1)の逆止機構の断面図
である。
【図10】従来の紙幣識別装置(2)の逆止機構の断面
図である。
【符号の説明】
1 リサイクルビルバリデータ 4 紙幣識別部 8 紙幣投入口 10 受入搬送路 81 逆止機構 83 上壁板 84 下壁板 85 逆止片 86 回動軸 88 コイルばね 90 角孔 91 逆止片 92 支軸 A 紙幣 T テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する壁面間に構成され紙幣投入口に
    連なる紙幣搬送路に、当該紙幣投入口から投入した紙幣
    の受入れを許容すると共にその引抜きを阻止する逆止機
    構を臨ませた紙幣識別装置において、 前記逆止機構は、搬送方向に直交し且つ前記壁面に平行
    に前記紙幣搬送路内に配設した支軸と、 中間部を当該支軸に取り付けられ、前記紙幣搬送路内に
    斜めに寝かせて配設した逆止片と、 前記支軸を中心に当該逆止片を、その両外端部が前記両
    壁面にそれぞれ当接するように回動付勢する付勢手段
    と、を備えたことを特徴とする紙幣識別装置。
  2. 【請求項2】 対向する壁面間に構成され紙幣投入口に
    連なる紙幣搬送路に、当該紙幣投入口から投入した紙幣
    の受入れを許容すると共にその引抜きを阻止する逆止機
    構を臨ませた紙幣識別装置において、 前記逆止機構は、搬送方向に直交し且つ前記壁面に平行
    に前記紙幣搬送路内に配設した支軸と、 中間部を当該支軸に固定され、前記紙幣搬送路内に斜め
    に寝かせて配設した逆止片とを備え、 前記逆止片はばね片で構成され、その両外端部が前記両
    壁面をそれぞれ押圧している状態で、前記支軸に固定さ
    れていることを特徴とする紙幣識別装置。
  3. 【請求項3】 前記各壁面に、前記逆止片の各外端部が
    入り込む凹部を形成したことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の紙幣識別装置。
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