JP2677611B2 - 紙葉類収容装置 - Google Patents

紙葉類収容装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば銀行に設置されて紙幣を自動的に仕
訳る自動仕訳装置などに用いられる紙葉類収容装置に関
する。
(従来の技術) 銀行等では紙幣を金額種類別に自動的に仕訳ける自動
仕訳装置が用いられている。この種の紙幣自動仕訳装置
について、従来の場合を第4図以下の図面にもとづき説
明する。
図において1は装置本体であり、この装置本体1に
は、異種金額紙幣をまぜこちゃにして積層した状態で投
入する取込み部2が設けられている。取込み部2に投入
された紙幣Aは搬送手段3により一枚ずつ送り出され
る。搬送手段3の途中には鑑査部4が設けられており、
この鑑査部4を通る過程で紙幣Aはその金額の種類が読
取られ、この読取りに応じてこの紙幣Aは一時保留部5
a、5b、5cのいづれかに仕訳して搬送される。一時保留
部5a、5b、5cにおいては、5aが万円券、5bが千円券、5c
が五千円券をそれぞれ貯える箇所となっている。
したがって、取込み部2に投入された紙幣Aは金種別
にしかも自動的に一時保留部5a、5b、5cに仕訳られる。
この場合、一時保留部5a、5b、5cに分配された金額の合
計が表示部6に表示される。つまり、鑑査部4ではここ
を通過する紙幣Aの金種を読取るとともに枚数も検出
し、これに応じて表示部6に合計金額を表示する。
各一時保留部5a、5b、5cは、第5図に1個を代表して
示すように、底部にシャッタ7、7を有し、これらシャ
ッタ7、7が閉じている場合に上記搬送手段3を通じて
送られてきた紙幣Aがシャッタ7、7上に慎重して貯え
られる。これら一時保留部5a、5b、5cには、ここに保管
した紙幣を慎重したまま下向きに押し込む押込板8がそ
れぞれ設けられており、この押込板8はモータ9および
チェーン10により所定ストローク範囲を上下動されるよ
うになっている。
各一時保留部5a、5b、5cの下方には、収納庫11a、11
b、11cが妄けられている。これら収納庫11a、11b、11c
は全て同じ構造であるから1つを代表して説明する。
収納庫11aは第6図に示すように、箱形をなし上面お
よび側面がそれぞれ上蓋12および横扉13にて開閉される
ようになっている。
収納庫11aを装置本体1の一時保留部5a直下に挿入し
た場合に上記収納庫11aの上蓋12が自動的に開かれて収
納庫11aは一時保留部5aに対向して開かれ、また上記収
納庫11aを装置本体1から取出した場合に上蓋12は自動
的に上面を閉止する。
横扉13はキーにより開閉されるようになっている。な
お、14は持ち運び用の取手である。
収納庫11aには、紙幣受け板15が設けられている。こ
の紙幣受け板15は上記一時保留部5aに保管された紙幣を
受け取って収納庫11a内に収容するものであり、この紙
幣受け板15は収納庫11a内で上下動可能となっている。
すなわち、収納庫11aには第7図および第8図に示すよ
うに、一側面にガイドレール16が上下方向に伸びて設置
されており、このガイドレール16にはスライダー17が上
下方向に摺動可能に取着されている。このスライダー17
には上記紙幣受け板15が略水平にして固定されており、
したがって紙幣受け板15はガイドレール16に沿って上下
方向に移動可能となっている。
スライダー17の一側には切欠部18が形成され、この切
欠部18には摩擦制動片19が回動可能に取付けられてい
る。この摩擦制動片19はスプリング20の力を受けてガイ
ドレール16の側面に押付けられており、したがって紙幣
受け板15は、上記摩擦制動片19がガイドレール16に摩擦
係合することによって係止される。
また、収納庫11aには、紙幣受け板15が所定の初期位
置以上に上昇するのを防止するための回動爪21…が設け
られている。
前述したように各一時保留部5a、5b、5cにそれぞれ紙
幣が仕訳分配されて貯えられると、これら一時保留部5
a、5b、5cに収容された金額の合計が表示部6に表示さ
れる。
この表示部6に表わされた金額が投入者の投入した金
額と一致する場合は、これを確認して確認ボタン22を押
すと、各一時保留部5a、5b、5cのシャッター7…が一斉
に開かれる。このため、これら一時保留部5a、5b、5cに
慎重されていた紙幣Aは慎重状態のまま、下方の収納庫
11a、11b、11cの開口部からこれら収納庫11a、11b、11c
内に落下する。
収納庫11a、11b、11c内に落下し積重状態の紙幣は、
回動爪21…に乗って一旦ここで停止される。
この状態になると、モータ9が起動してチェーン10を
介して押込板8を下降させる。この押込板8は上記回動
爪21…に乗っている紙幣の上面に当たってこれを押しさ
げる。このため回動爪21…は第5図に示すように下向き
に回動され紙幣を紙幣受け板15に載せる。
上記押込板8の押下げストロークlは一定とされてい
るので、紙幣Aおよび受け板15が所定量押下げられる。
この紙幣受け板15は、通常は摩擦制動片19がガイドレ
ール16に摩擦係合することによって停止されているが、
上記押込板8の押下げ力が摩擦制動片19の摩擦係合力に
勝ると押し下げられるものであり、上記所定量の押下げ
後は上記摩擦制動片19の摩擦係合力によってその位置に
停止する。
上記紙幣受け板15の下降により紙幣の上面が回動爪21
…を過ぎると回動爪21…は復帰回動し、これにより紙幣
の上面が回動爪21…を越えて浮き上がることが防止され
る。
上記受け板15が押下げられると、モータ9の逆転によ
り押込板8が上昇復帰し、シャッタ7…が閉じられる。
したがって一時保留部5a、5b、5cは空になっているので
次に送られて来る紙幣を保管すべく待機する。
上記のようにして収納庫11a、11b、11cにはそれぞれ
紙幣受け板15の上に紙幣が積み重ねられ、その都度紙幣
受け板15は下降して収容量を増してゆく。
各収納庫11a、11b、11cが満杯になったり、銀行業務
が終了するなどの場合には、各収納庫11a、11b、11cを
装置本体1から取出す。
この時、上蓋12が自動的に閉じられるようになってお
り、このように閉塞された収納庫11a、11b、11cは、持
ち運び用の取手14を持って運ぶことができる。
運ばれた収納庫11a、11b、11cはキーにより横扉13を
開ける。そして、この開口から紙幣受け板15に載置され
ている紙幣Aを取り出す。
空になった紙幣受け板15は手で押し上げることにより
初期上昇位置にセットし、横扉13を閉じる。
このように空になり、かつ閉塞された収納庫11a、11
b、11cを運んで、装置本体1に挿入する。すると、この
挿入時に、上蓋12が自動的に開かれ、一時保留部5a、5
b、5cから投入されて来る紙幣を保管すべく待機する。
(発明が解決しようとする課題) 上記のような紙幣自動仕訳装置の場合、収納庫11a、1
1b、11cに設けられた紙幣受け板15は紙幣の収容量が増
すに応じて下降するようになっている。しかしながら、
自重で下降すると載置した紙幣が移動する心配があるの
で、押込板8にて押された場合のみ下降し、この下降に
より紙幣の上面が絶えず回動爪21で押えられるようにし
てある。このため、紙幣受け板15は、摩擦制動片19のブ
レーキ作用で停止するように設定してある。
しかしながら、この摩擦制動片19のブレーキ作用は、
紙幣受け板15に最高枚数の紙幣、たとえば約2000枚(=
重さほぼ2Kg)が載せられても自重で下降しないように
設定されており、したがって紙幣の重さに対する制動力
の設定が難しいばかりでなく、このような制動力に打勝
って紙幣受け板15を押し下げる押込板8のモータ9は上
記制動力よりも大きな力を発揮しなければならず、モー
タに大きな出力を要し、大形化する不具合がある。
大きな力を得るために減速比を大きくとると、押込板
8の速度が低下し能率が低下する。
また、横扉13を開いて紙幣受け板15に載置されている
紙幣Aを取り出した後、この空になった紙幣受け板15を
初期上昇位置にセットする場合、手で押し上げている
が、この押上げ力は上記制動力よりも大きな力を必要と
し、作業性が良くない。そして、この場合紙幣受け板15
を直接手で押し上げるものであるが、紙幣受け板15はス
ライダー17により片持ち支持構造となっているから、紙
幣受け板15に応力集中が生じ、破損する心配がある。
本発明は、受け板を初期上昇位置にセットする場合、
小さな押上げ力でよく作業性が向上するとともに、押込
板の駆動力も小さくてすむ紙葉類収容装置を提供しよう
とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 紙幣を集積する紙幣受け部材と、この紙幣受け部材を
紙幣の集積方向に移動する際に、前記紙幣受け部材をガ
イドするもので、前記紙幣受け部材を係止するための複
数の係止部を有するガイド部材と、前記紙幣受け部材上
に集積された紙幣を押し込む押込み部材と、前記紙幣受
け部材に設けられ、前記ガイド部材に設けられた複数の
係止部のいずれかと係合することにより、この紙幣受け
部材を係止させるロック部材と、このロック部材による
前記紙幣受け部材の係止状態を解除するロック解除手段
と、前記紙幣受け部材を前記押込み部材による押し込む
方向とは逆方向に付勢する付勢部材と、前記紙幣受け部
材上に紙幣を収納する際には、前記押込み部材の押し込
み力を前記付勢部材の付勢力より大きな力で押し込むこ
とにより、前記ロック部材を前記ガイド部材の係止部と
の係止状態から開放して、前記紙幣受け部材を前記付勢
部材による付勢力に抗して移動させる第1の制御手段
と、前記紙幣受け部材を初期位置にセットさせる際に、
前記ロック解除手段により、前記紙幣受け部材に設けら
れた前記ロック部材を前記ガイド部材の係止部との係止
状態を解除することにより、前記付勢部材の付勢力によ
り前記紙幣受け部材を初期位置に移動させる第2の制御
手段とを具備したことを特徴とする。
(作用) ロック解除手段によりロックを解除すると、紙葉類受
け部材は付勢部材の付勢力を受けて容易に上昇する。し
たがって、この受け部材を初期上昇位置にセットする場
合、小さな押し上げ力もしくは押し上げ力が零でよく、
作業性が向上する。
また、付勢部材の付勢力は空の場合の受け部材を上昇
させるだけでよいから、付勢力は小さくてもよく、これ
に反する押込み部材の押し込み力を軽減することができ
る。
(実施例) 以下本発明について、第1図ないし第3図に示す一実
施例にもとづき説明する。
なお、本実施例では主要部の構成が第4図以下の場合
と同様であってよいから、異なる部分について説明し、
同一部分は同一番号を付してその説明を省略する。
収納庫30の一側面に取付けられた上下方向に伸びるガ
イドレール16にはスライダー17が上下方向に摺動可能に
取着されており、このスライダー17には紙幣受け板15が
略水平にして固定されている。したがって紙幣受け板15
はガイドレール16に沿って上下方向に移動可能となって
いる。なお、本実施例のスライダー17にはローラ31…が
取付けられており、これらローラ31…はガイドレール16
内を転接する。
ガイドレール16の一側には、係止レール32が固定され
ている。係止レール32には上下方向に所定の小間隔を存
して多数個の係止孔33…が形成されている。
なお、係止レール32に代わってラックであってもよ
い。
上記係止レール32に対向して上記紙幣受け板15にはロ
ック爪34が取着されている。ロック爪34はシャフト35の
一端に固定されており、このシャフト35は上記紙幣受け
板15の一端部に偏った位置で回動自在に掛け渡されてい
て、このシャフト35にはロック解除レバー36が固定され
ている。したがって、これらロック爪34、シャフト35お
よびロック解除レバー36は一体に回動する。
上記紙幣受け板15の一端部には上記ロック解除レバー
36を露出させるための切欠部37が形成されている。
上記シャフト35にはねじりコイルばねなどのスプリン
グ38が巻装されており、このスプリング38は、ロック解
除レバー36、シャフト35およびロック爪34を一方向に回
動付勢させている。これによりロック爪34は係止レール
32の係止孔33…の一個に進入して係合するようになって
いる。
上記紙幣受け板15の他端部には、本発明の付勢部材に
相当するコイルばね40の一端が連結されている。このコ
イルばね40の他端は途中をローラ41に巻かれて収納庫30
に連結されている。
したがって、紙幣受け板15はこのコイルばね40の付勢
力を受けて常時上向きに付勢されている。
この場合、上記ロック爪34が係止レール32の係止孔33
…に係合している限りにおいてはコイルばね40の付勢力
を受けても紙幣受け板15が上昇しないようになってい
る。
しかしながら、紙幣受け板15を下に押した場合にはロ
ック爪34が係止レール32の係止孔33…から自動的に外
れ、コイルばね40の付勢力に抗して下降できるようにな
っている。
なお、紙幣受け板15の最大上昇位置(初期上昇位置)
は、回動爪21…に当接することにより規制される。
このような構成による実施例について作用を説明す
る。
第4図に示す一時保留部5a、5b、5cにそれぞれ紙幣が
仕訳分配されて貯えられ、これら一時保留部5a、5b、5c
に収容された金額を確認して確認ボタン22を押すと、各
一時保留部5a、5b、5cのシャッタ7…が一斉に開かれ
る。このため、これら一時保留部5a、5b、5cに積重され
ていた紙幣Aは、下方の収納庫30…の開口部からこれら
収納庫収納庫30…内に落下する。
収納庫30内に落下した積重状態の紙幣は、回動爪21…
に乗って一旦ここで停止される。
この状態になると、モータ9が起動してチェーン10を
介して押込板8を下降させる。この押込板8は上記回動
爪21…に乗っている紙幣の上面を押しさげる。このため
回動爪21…は下向きに回動され紙幣を紙幣受け板15に移
す。
上記押込板8の押下げストロークlは一定とされてい
るので、紙幣Aおよび受け板15は所定量押下げられる。
この場合、紙幣受け板15はコイルばね40の付勢力を受
けて常時上向きに付勢されているが、上記押込板8の押
下げ力はコイルばね40の付勢力より大きく、したがっ
て、ロック爪34が係止レール32の係止孔33から脱してロ
ックが自動的に外れ、したがって紙幣受け板15は下降す
る。
そして押込板8の押下げが終了すると、スプリング38
の回動付勢力によりロック爪34が係止レール32の係止孔
33の一個に進入して係合し、これにより紙幣受け板15は
その位置に停止する。
上記紙幣受け板15の下降により紙幣の上面が回動爪21
…を過ぎると回動爪21…は復帰回動し、これにより紙幣
の上面が回動爪21…を越えて浮き上がることが防止され
る。
上記受け板15が押下げられると、モータ9の逆転によ
り押込板8は上昇復帰し、シャッタ7…が閉じられる。
したがって一時保留部5a、5b、5cは次の紙幣を保管すべ
く待機する。
上記のようにして収納庫30…にはそれぞれ紙幣受け板
15の上に紙幣が積み重ねられ、その都度紙幣受け板15は
下降して収容量を増してゆく。
各収納庫30が満杯になったり、銀行業務が終了するな
どの場合には、各収納庫30を装置本体1から取出す。
この時、上蓋12が自動的に閉じられるように、なって
おり、このように閉塞された収納庫30は、持ち運び用の
取手14を持って運ぶことができる。
運ばれた収納庫30はキーにより横扉13を開ける。そし
て、この開口から紙幣受け板15に載置されている紙幣A
を取り出す。
空になった紙幣受け板15は初期上昇位置にセットす
る。
この場合、紙幣受け板15に形成した切欠部37に露出し
ているロック解除レバー36を押すと、シャフト35を介し
てロック爪34がスプリング38の力に抗して回動され、こ
れによりロック爪34は係止レール32の係止孔33から外さ
れる。したがってロックが解除され、紙幣受け板15はコ
イルばね40の付勢により上昇する。
なお、紙幣受け板15は回動爪21に当たって上動が停止
される。
このようにセットした収納庫30は横扉13を閉じ、装置
本体1に挿入する。すると、この挿入時に、上蓋12が自
動的に開かれ、一時保留部5a、5b、5cから投入されて来
る紙幣を保管すべく待機する。
このような実施例の紙幣自動仕訳装置の場合、ロック
解除レバー36を押すことによりロック爪34を係止レール
32の係止孔33から外すと、紙幣受け板15はコイルばね40
の付勢力を受けて上昇するから、受け板15を格別に持上
げる力は必要でなく、紙幣受け板15を迅速にかつ容易に
上昇させることができる。
しかも、コイルばね40は紙幣受け板15のみを上昇させ
るに足りる付勢力を保有すればよく、この付勢力は小さ
くてすむとともに、コイルばね40の付勢力を設定するの
が容易である。
そして、このコイルばね40の付勢力に打勝って紙幣受
け板15を押し下げる押込板のモータ9は小さな出力でよ
く、小形化が可能である。
また、減速比を大きくする必要はないので、押込板8
の押下げ速度を高くすることができ作業能率が向上す
る。
なお、上記実施例は紙幣の自動仕訳装置について説明
したが、本発明はこれに制約されることはなく、自動入
金出金装置などの自動取引装置等にも実施可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によると、ロック解除手段
によりロック解除すると、紙葉類受け部材は付勢部材の
付勢力を受けて容易に上昇する。したがって、この受け
部材を初期上昇位置にセットする場合、小さな押し上げ
力もしくは押し上げ力が零でよく、作業性が向上する。
また、付勢部材の付勢力は空の場合の受け部材を上昇
させるだけでよいから、付勢力は小さくてもよく、これ
に反する押込み部材の押し込み力を軽減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は図面は本発明の一実施例を示し、
第1図は主要部の分解した構成図、第2図はその概略構
成図、第3図は横断面図、第4図以下は本発明の背景技
術を説明するためのもので、第4図は紙幣自動仕訳装置
の概略的構成図、第5図は主要部の構成図、第6図は収
納庫の斜視図、第7図は紙幣受け板部分の斜視図、第8
図はその縦断面図である。 1……装置本体、3……搬送手段、4……鑑査部、 5a,5b,5c……一時保留部、7……シャッター、 8……押込板、9……モータ、15……紙葉類受け板、 16……ガイドレール、17……スライダー、 30……収納庫、32……係止レール、33……係止孔、 34……ロック爪、36……ロック解除レバー、 38……スプリング、40……スプリング。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣を集積する紙幣受け部材と、 この紙幣受け部材を紙幣の集積方向に移動する際に、前
    記紙幣受け部材をガイドするもので、前記紙幣受け部材
    を係止するための複数の係止部を有するガイド部材と、 前記紙幣受け部材上に集積された紙幣を押し込む押込み
    部材と、 前記紙幣受け部材に設けられ、前記ガイド部材に設けら
    れた複数の係止部のいずれかと係合することにより、こ
    の紙幣受け部材を係止させるロック部材と、 このロック部材による前記紙幣受け部材の係止状態を解
    除するロック解除手段と、 前記紙幣受け部材を前記押込み部材による押し込む方向
    とは逆方向に付勢する付勢部材と、 前記紙幣受け部材上に紙幣を収納する際には、前記押込
    み部材の押し込み力を前記付勢部材の付勢力より大きな
    力で押し込むことにより、前記ロック部材を前記ガイド
    部材の係止部との係止状態から開放して、前記紙幣受け
    部材を前記付勢部材による付勢力に抗して移動させる第
    1の制御手段と、 前記紙幣受け部材を初期位置にセットさせる際に、前記
    ロック解除手段により、前記紙幣受け部材に設けられた
    前記ロック部材を前記ガイド部材の係止部との係止状態
    を解除することにより、前記付勢部材の付勢力により前
    記紙幣受け部材を初期位置に移動させる第2の制御手段
    と、 を具備したことを特徴とする紙幣収容装置。
JP15534388A 1988-06-23 1988-06-23 紙葉類収容装置 Expired - Lifetime JP2677611B2 (ja)

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JP2010122935A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体収容部および紙幣自動入金機

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